JP4218970B2 - 二段階開放型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

二段階開放型扉用ロックハンドル装置 Download PDF

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Description

本発明は、業務用スチームオーブン等において扉の開閉に使用される扉用ロックハンドル
装置に関するものである。
従来の扉用ロックハンドル装置では、扉の正面側に装着してあるハンドルを手前に引くこ
とによって固定枠体に対する扉の錠止が完全に解除され、扉が直ちに全面開放される機構
になっている。そのため、スチームオーブンの扉に装着し、加熱調理の終了直後に扉を全
開した場合、オーブン内の蒸気がオーブンの前面開口部から一気に噴出して調理者の顔面
に直接的に吹き当たり、熱傷などの事故を招く危険性がある。
このような問題点を解決するために、扉の開放操作を二段階に分けて行ない、扉を少しだ
け開いた最初の段階で蒸気を扉の周辺部から逃がし、その後に扉を全面開放するようにし
た二段階開放型扉用ロックハンドル装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、この二段階開放型ロックハンドル装置は、固定枠体に固着される受金具と
;扉に固着される固定ケースと;扉前面に対して直角な面内において引起し回転されるよ
うに第1枢軸によって中間部を前記固定ケースに枢着され、第1バネ部材によって倒伏一
へ復帰付勢されたハンドルと;前記固定ケースに固設され、軸受板部を扉前面に向かって
突設したベース板と;扉前面に対して直角な面内において揺動回転するように第2枢軸に
よって基端部を前記軸受板部に枢着され、第2バネ部材によって復帰付勢されたロックレ
バーと;前記ハンドルの先端部に固設され、前記ロックレバーを押圧する駆動突起とから
成り、前記ロックレバーの先端部には第1フック部と第2フック部を設けてあり、前記第
1フック部は、前記ハンドルが倒伏位置にあるとき、前記受金具のロック棒に係合して前
記扉を前記固定枠体に対して錠止する一方、前記第2フック部は、前記ハンドルが引起さ
れたとき、前記ロック棒の背後に入り込むものであり、前記第2フック部は前記第1フッ
ク部よりも前記扉側に突出し、両者間に遊び空間が設けられているものである。
このように構成されている従来装置では、機構的に複雑であり、構成部品点数が多いため
製作加工コストの節減が困難であるとともに、扉全閉時の錠止、錠止解除後の扉の部分開
放、部分開放位置における扉の一時拘束、一時拘束の解錠後の扉の全面開放といった一連
の作動は、厳密に特定されている構成部品間の位置関係と構成部品の特有の形状設定に依
拠してなされるものであるため、扉や固定枠体に各構成部品を装着するに当たっては、各
構成部品間の位置関係を正確に調整する必要があり、装着作業に手間取るものであり、ま
た、乱暴な使用によって第1フック部や第二フック部あるいはロック棒が一定限度以上に
歪曲変形したときには、ハンドル操作に連動した扉の錠止と解除が円滑になされないとい
う問題がある。
特許第2869060号公報
本発明の課題は、簡略化された構成により構成部品点数が減少し、製作加工のコストを節
減できると共に、装着作業が比較的簡単になされ、多少乱暴な使用にも耐え得る堅牢性を
備えたな二段階開放型扉ロックハンドル装置を提供することである。
本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置は、開位置と閉位置の間で回転するハンドル2を扉1の正面側に装着し、前記ハンドル2に連結されて前記扉2の前後方向に伸びるロックシャフト3の中間部側面に錠止部材4を突設し、固定枠体5に装着したロック受座6に前記ロックシャフト3が出入りするロック孔7を設け、前記ロック孔7の孔縁部に前記錠止部材4が通り抜ける切欠部8を設け、ラッチ体9を前記切欠部8とは反対側において前記ロック孔7と一部重なるように前記ロック受座6の裏面側に装備し、前記ラッチ体9をバネ部材10によって前記切欠部8の方向に移動付勢し、前記ロックシャフト3の中間部側面を円弧面部3aと平坦面部3bとで構成し、前記平坦面部3bの先端部にストッパー壁11を立ち上げ、前記ハンドル2を前記錠止部材4が前記切欠部8と整列する開位置に向けて別のバネ部材12によって回転付勢してあり、
前記錠止部材4が前記ロック受座6の裏面に係合することによって、前記扉1を前記固定
枠体5に対して密閉状態にロックしているとき、前記ラッチ体9を前記ロックシャフト3
の前記円弧面部3aによって押しており、
前記ハンドル2を開位置に回したとき、前記錠止部材4が前記ロック受座6の裏面側において前記切欠部8と整列する位置まで回転移動する一方、前記ラッチ体9が前記ロックシャフト3の前記平坦面部3bに当接して、前記ストッパー壁11と係合可能な待機位置に移動しており、
当該待機位置において前記ハンドル2を前方に引くことによって、前記ロックシャフト3
が前記ロック孔7から一定長さ引き出されて、前記錠止部材4が前記切欠部8を抜け出る
一方、前記ラッチ体9が前記ストッパー壁11に係合することによって、前記扉1が部分
的に開放された位置に保持する部分開放段階と
前記ハンドル2を前記閉位置に戻し回転させて、前記ラッチ体9と前記ロックシャフト3との接触箇所を前記平坦面部3aより前記円弧面部3bに移行させてから、前記ロックシャフト3の全長を前記ロック孔7から引出すことによって、前記扉1が全面的に開放された全面開放段階とをとるものである。
以上のように本発明の二段階開放型扉用ロックハンドル装置は、ハンドル2、ロックシャ
フト3、錠止部材4、ロック受座6、ラッチ体9、バネ部材10といったように比較的少
数の構成部品によって簡略化された機構に構成されているため、製作加工のコストを節減
できると共に、ロックシャフト3の中間部側面の円弧面部3aと平坦面部3bによってロ
ック受座6のラッチ体9が錠止位置または非錠止位置に駆動されるものであり、また、前記平坦面部3bの先端に立ち上げたストッパー壁11に前記ラッチ体9が係合することによって、扉1が部分開放状態に保持され、この部分開放段階の後、ハンドル2を閉位置に戻し回転させて、ラッチ体9とロックシャフト3との接触箇所を平坦面部3aより円弧面部3bに移行させてから、ロックシャフト3の全長をロック孔7から引出すことによって、扉1が全面的に開放された全面開放段階に移るものであるから、操作者が少し乱暴な操作をしても重要な機構部分が歪曲変形して作動の障害を来たすことがなく、堅牢性に優れた扉用ロックハンドル装置が提供される。
図示の実施例では、錠止部材4は、ロックシャフト3の中間部に設けた半径方向の受孔に
挿入された固定支軸と、該固定支軸に回転可能に嵌着されたローラ体とによって構成され
ている。固定枠体5はスチームオーブン本体であり、金属板製のロック受座6はスチーム
オーブン本体の前面開口部の縁枠板にビスで締付け固着されている。
ハンドル2を回転可能に支持するハンドル受座13は、図1に示したように扉1の裏面側
から挿入されたビス14によって、扉1の前面に締付け固着されている。図4に示したよ
うにハンドル2の基端筒部15の外周面から打ち込んだ制止ピン16は、ハンドル受座1
3の外周面に設けた円弧状の制止溝17に挿入されている。制止ピン16が制止溝17の
各端面18,19に当接することによって、ハンドル2は開位置と閉位置の間で90度回
転するように設定されている。
図1に示したようにハンドル受座13の軸受孔20に嵌挿されたロックシャフト3は、断
面円形の中間部に形成した環状溝21に嵌めたC−リング22によって、ハンドル受座1
3からの抜取りを阻止されている。ロックシャフト3の前方端部は、ハンドル2の基端筒
部15に挿入され、基端筒部15の側面方向から打ち込んだセットピン23によって、ハ
ンドル2に対して回転不能かつ抜取り不能に連結されている。
図4に示したようにロックシャフト3の断面円形の中間部には受動ピン24が突設され、
受動ピン24は前記軸受孔20の内周面に形成した弧状受溝25に挿入されている。弧状
受溝25には別のバネ部材12として圧縮コイルバネが収容されており、このバネ部材1
2が前記受動ピン24の側面と弧状受溝25の一方端面27との間で圧縮されることによ
って、ロックシャフト3及びハンドル2は開位置に向けて回転付勢されている。組立に当
たって、受動ピン25は前記軸受孔20の内周面に軸方向に形成され、ハンドル受座13
の裏面に開口した縦溝40を通って前記弧状受溝25に挿入される。
図3に示したようにラッチ体9は垂直に配置される金属製の棒材で構成されており、ラッ
チ体9の上端小径部28は、ロック受座6の背面に固着される上位ガイド部材29のガイ
ド孔30に挿入され、ラッチ体9の下端小径部31はロック受座6の背面に固着された下
位ガイド部材32のガイド孔33に挿入されている。前記ガイド孔30,33は金属板製
のロック受座6の裏面と平行であり、ラッチ体9はロック受座6の裏面と平行に直線移動
する。
上位ガイド部材29の左端部にはバネ受けピン34が固着されており、線状のバネ部材1
0の一方端の環曲部35がバネ受ピン34に嵌められている。バネ部材10の他方端の環
曲部36がラッチ体9の上端小径部28に嵌められている。バネ受ピン34と上端小径部
28の先端は圧潰され、バネ部材10の環曲部35,36が抜脱しないようになっている
。下位ガイド部材32の左端部にはバネ受けピン37が固着されており、線状のバネ部材
10の一方端の環曲部41がバネ受ピン37に嵌められている。バネ部材10の他方端の
環曲部42がラッチ体9の下端小径部31に嵌められている。バネ受ピン37と下端小径
部31の先端は圧潰され、バネ部材10の各端の環曲部が抜脱しないようになっている。
ラッチ体9の上端小径部28と下端小径部31が前記ガイド孔30,33の右端部に位置
しているとき、ラッチ体9はロック受座6のロック孔7の裏面側に重なるように大きく突
出している。ハンドル2を閉位置に回すことによって、ロックシャフト3の中間側面部の
円弧面部3aをラッチ体9の側面に当接させ、円弧面部3aによってラッチ体9の側面を
押したとき、ラッチ体9の上端小径部28と下端小径部31は前記ガイド孔30,33内
を左方向に移動する。この移動によって上下2本の線状のバネ部材10,10は、前記バ
ネ受けピン34,37を支点として撓み変形する。この湾曲した変形状態から直線状態に
伸長しようとする弾性復元力によって、ラッチ体9は右向き方向に移動付勢されている。
ハンドル受座13に対するハンドル2の回転角度制御の方法、ロックシャフト3とハンド
ル2の回転付勢の方法、及びラッチ体9の移動案内と移動付勢の方法としては、上記した
ものに限定されず、公知の機構、方法を適宜選択して利用することができる。
例えば、ハンドル2の回転付勢の方法としては、ハンドル受座13の軸受孔20の内径を
拡大してバネ収容空間を形成し、トーションバネとしてロックシャフト3に嵌合したコイ
ルバネを前記バネ収容空間に収容し、前記コイルバネの一方の端部をロックシャフト3の
直径方向に形成したバネ係止孔に挿入固定し、前記コイルバネの他方の端部をハンドル受
座13に形成したバネ係止孔に挿入固定し、ハンドル2の回転によって前記コイルバネを
巻き締めるものであり、そのときの弾性復元力がハンドル2を開位置に回転付勢する力と
して利用される。
図5から図9に基づいて本実施例の二段階開放型扉用ロックハンドル装置の作動順序を説
明すると、次の通りである。
図5は、閉鎖された扉1が固定枠体5に対して締付け錠止されている状態の斜視図であり
、図示の簡略化のために扉1と固定枠体5は省略してある。この扉閉鎖状態では、閉位置
にあるハンドル2は、その握り部分が垂直状態に配置されており、図1に示したようにロ
ックシャフト3は固定枠体5の逃げ孔38を通ってロック受座6のロック孔7に深く挿入
されている。ロックシャフト3の半径方向に突設された錠止部材4は下向きに配置されて
、ロック孔7の孔縁部であるロック受座6の裏面に係合しており、ラッチ体9はロックシ
ャフト3の円弧面部3aに押されて左方向に移動している。
図6は、図5の扉閉鎖状態からハンドル2を開位置に向けて90度回転させた後、ハン
ドル2を少し手前に引いた部分開放段階の斜視図であり、図示の簡略化のために扉1と固定枠体5は省略してある。
このようにハンドル2を閉位置から開位置に回転して前記握り部を水平に配置したとき、
ロックシャフト3の中間部側面とラッチ体9の接触箇所は、円弧面部3aから平坦面部3
bに切り替わる。そして、ハンドル2を手前に引くことによって、ロックシャフト3がロ
ック受座6のロック孔7から抜き出され、この過程でラッチ体9と平坦面部3bとの接触
点は基端側から先端側に移動する。この部分開放段階では、ラッチ体9にストッパー壁11が衝突することによって、ロックシャフト3の抜取りは一定長さに抑制され、扉1の開放は一定角度に限定され、オーブン本体内の蒸気は、扉1の周辺部と固定枠体5の間に画定された横向きの空間から外部に逃げる。そのため、調理者の顔面に蒸気が直接吹き付けられて、熱傷事故などを招くことがない。
前記のようにハンドル2を開位置に回転させたとき、ロックシャフト3も一体に回転する
ため、ロックシャフト3の錠止部材4はロック受座6の裏面側においてロック孔7の切欠部8に整列した位置に回転移動しており、この後、ハンドル2を手前に引いたとき、錠止部材4は切欠部8から前面側に抜け出ることになる。
図7は、前記部分開放段階において蒸気を扉1の周辺空間に漏出させた後、ハンドル2を
閉位置に戻し回転させたときの斜視図であり、図示の簡略化のために扉1と固定枠体5は
省略してある。
前記部分開放段階においてハンドル2を戻し回転させると、その回転終端において、ラッチ体9とロックシャフト3の中間部側面との接触箇所は、平坦面部3bから円弧面部3aに移行しており、バネ部材10の付勢に抗してラッチ体9が左方向に押されている。また、錠止部材4はロック受座6の前面側において下向きに配置されており、錠止部材4は切欠部8から完全に遮断された位置にある。
図8は、図7の部分開放段階からハンドル2を更に手前に引いて、ロックシャフト3の全
長さをロック受座6のロック孔7から引き出したときの斜視図であり、図示の簡略化のた
めに扉1と固定枠体5は省略してある。
ロックシャフト3の円弧面部3aによる押圧から解放されたラッチ体9は、バネ部材10
の付勢によって右方向に移動し、ロック受座6のロック孔7の背面側に大きく突出してい
る。
図9は、図8の状態から扉1を所要角度まで全面開放させた後、ハンドル2から手を離し
ときの斜視図であり、図示の簡略化のために扉1と固定枠体5は省略してある。
この全面開放段階において前記握り部から手を離した瞬間に、ハンドル2は内蔵のバネ部材12の付勢によって開位置に回転し、ロックシャフト3の錠止部材4は、扉1を閉鎖回転したとき、ロック受座6の前面側において切欠部8に整列する位置に移動している。そのため、調理者などの操作者が扉1のどこかを押して扉1を勢い良く閉めたとしても、錠止部材4が前記ロック孔7の周縁部であるロック受座6の前面、あるいは前記逃げ孔38の周縁部である固定枠体5の前面に衝突して、錠止部材4やロック受座6等が歪曲変形したり損傷することがない。
図9の状態から扉1を閉鎖すると、ロックシャフト3がロック受座6のロック孔7に挿入
され、この挿入過程で錠止部材4が前記切欠部8を通ってロック受座6の裏面側に到達す
る。この挿入の当初段階で、ラッチ体9を左方向に押し退けるために、ロックシャフト3
の先端部にはテーパー状のカム部39が設けられている。
ロックシャフト3の挿入が進行して、ラッチ体9とロックシャフト3との接触箇所が前記
カム部39を乗り越えると、ラッチ体9はバネ部材10の付勢によって右方向に復帰移動
し、ロックシャフト3の平坦面部3bに接触する。
扉1を全閉鎖した後、ハンドル2を閉位置に回転させると、図5に示したように錠止部材
4がロック受座6の裏面と係合し、パッキング部材26を圧縮して、扉1を密閉状態に錠
止する。
本発明の一実施例に係る二段階開放型扉用ロックハンドル装置の扉閉鎖状態における要部水平断面図であり、ハンドルは閉位置にある。 図1の状態からハンドルを開位置へと90度回転させたときの要部水平断面図であり、ロックシャフトの錠止部材はロック受座の裏面側においてロック孔の切欠部と整列している。 図1の扉用ロックハンドル装置に使用したロック受座におけるラッチ体とガイド部材の斜視図である。 図1の扉用ロックハンドル装置の要部縦断面図である。 図1の扉用ロックハンドル装置の扉閉鎖状態の斜視図であり、扉と固定枠体の図示は省略してあり、ハンドルは閉位置にあり、ロックシャフトの錠止部材はロック受座の裏面に係合しており、ラッチ体はロックシャフトの円弧面部に押されている。 図5の扉閉鎖状態からハンドルを開位置に回転させ、ハンドルを少し手前に引いた部分開放段階の斜視図であり、ロックシャフトの一定長さがロック受座から引き出され、ラッチ体はロックシャフトの平坦面部とストッパー壁に係合している。 図6の部分開放段階においてハンドルを閉位置に戻し回転させたときの斜視図であり、ラッチ体はロックシャフトの円弧面部に押されており、錠止部材はロック孔の切欠部とは整列していない 図7の部分開放状態からハンドルを更に手前に引いて、ロックシャフトの全長さをロック受座から引き出したときの斜視図であり、ラッチ体はロック受座のロック孔の背面側において切欠部に向かって大きく突出している。 図8の状態から扉を所定角度まで全面開放させた全面開放段階において、ハンドルから手を離した後の斜視図であり、ハンドルは内蔵のバネ部材の付勢によって開位置に回転している。
符号の説明
1 扉
2 ハンドル
3 ロックシャフト
3a ロックシャフトの円弧面部
3b ロックシャフトの平坦面部
4 錠止部材
5 固定枠体
6 ロック受座
7 ロック受座のロック孔
8 ロック孔の切欠部
9 ロック受座のラッチ体
10 ラッチ体の付勢用バネ部材
11 ロックシャフトのストッパー壁
12 ハンドルの付勢用バネ部材
13 ハンドル受座
14 ハンドル受座の固着用ビス
15 ハンドルの基端筒部
16 基端筒部の制止ピン
17 ハンドル受座の制止溝
18 制止溝の端面
19 制止溝の端面
20 ハンドル受座の軸受孔
21 ロックシャフトの環状溝
22 C−リング
23 セットピン
24 ロックシャフトの受動ピン
25 ハンドル受座の弧状受溝
26 パッキング部材
27 弧状受溝の一方端面
28 ラッチ体の上端小径部
29 上位ガイド部材
30 上位ガイド部材のガイド孔
31 ラッチ体の下端小径部
32 下位ガイド部材
33 下位ガイド部材のガイド孔
34 上位ガイド部材のバネ受けピン
35 上位側のバネ部材の一方端の環曲部
36 上位側のバネ部材の他方端の環曲部
37 下位ガイド部材のバネ受けピン
38 固定枠体の逃げ孔
39 ロックシャフトのテーパー状カム部
40 縦溝
41 下位側のバネ部材の一方端の環曲部
42 下位側のバネ部材の他方端の環曲部

Claims (1)

  1. 開位置と閉位置の間で回転するハンドル2を扉1の正面側に装着し、前記ハンドル2に連
    結されて前記扉2の前後方向に伸びるロックシャフト3の中間部側面に錠止部材4を突設
    し、固定枠体5に装着したロック受座6に前記ロックシャフト3が出入りするロック孔7
    を設け、前記ロック孔7の孔縁部に前記錠止部材4が通り抜ける切欠部8を設け、ラッチ
    体9を前記切欠部8とは反対側において前記ロック孔7と一部重なるように前記ロック受座6の裏面側に装備し、前記ラッチ体9をバネ部材10によって前記切欠部8の方向に移動付勢し、前記ロックシャフト3の中間部側面を円弧面部3aと平坦面部3bとで構成し、前記平坦面部3bの先端部にストッパー壁11を立ち上げ、前記ハンドル2を前記錠止部材4が前記切欠部8と整列する開位置に向けて別のバネ部材12によって回転付勢してあり、
    前記錠止部材4が前記ロック受座6の裏面に係合することによって、前記扉1を前記固定
    枠体5に対して密閉状態にロックしているとき、前記ラッチ体9を前記ロックシャフト3
    の前記円弧面部3aによって押しており、
    前記ハンドル2を開位置に回したとき、前記錠止部材4が前記ロック受座6の裏面側において前記切欠部8と整列する位置まで回転移動する一方、前記ラッチ体9が前記ロックシャフト3の前記平坦面部3bに当接して、前記ストッパー壁11と係合可能な待機位置に移動しており、
    当該待機位置において前記ハンドル2を前方に引くことによって、前記ロックシャフト3
    が前記ロック孔7から一定長さ引き出されて、前記錠止部材4が前記切欠部8を抜け出る
    一方、前記ラッチ体9が前記ストッパー壁11に係合することによって、前記扉1が部分
    的に開放された位置に保持する部分開放段階と
    前記ハンドル2を前記閉位置に戻し回転させて、前記ラッチ体9と前記ロックシャフト3との接触箇所を前記平坦面部3aより前記円弧面部3bに移行させてから、前記ロックシャフト3の全長を前記ロック孔7から引出すことによって、前記扉1が全面的に開放された全面開放段階とをとる二段階開放型扉用ロックハンドル装置。
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