JP4218713B2 - 液状体配置方法、カラーフィルタの製造方法、有機el表示装置の製造方法 - Google Patents

液状体配置方法、カラーフィルタの製造方法、有機el表示装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出法を用いた液状体配置方法と、それを用いたカラーフィルタの製造方法、有機EL表示装置の製造方法に関する。
近年、液滴吐出法を用いた成膜技術が注目されており、例えば、特許文献1には、液滴吐出法を用いた液晶表示装置のカラーフィルタの製造方法が示されている。この製造方法では、基板に対して走査する液滴吐出ヘッド(以下、ヘッドとする)の微細ノズルから色材を含む液状体(液滴)を吐出させて、当該基板上の区画領域内に液状体を配置(描画)し、さらに配置された液状体を乾燥等により固化させて画素に対応した着色膜を形成するようになっている。
特開2003−159787号公報
ところで、基板に対する液滴の配置パターンは、いわゆるドットパターン(ドットマトリクスパターン)として表すことができ、このドットパターンを基板に対する各ノズルの相対位置(以下、走査位置とする)に対応した吐出のON/OFFデータ(吐出データ)に変換して、吐出制御を行っている。このようなドットパターンは、基板上に形成しようとする液状体のパターン(カラーフィルタ製造の場合は対応する画素構造による)や、ノズル(ヘッド)の配列構成等のハードウェア条件に応じてあらかじめ生成される。
しかしながら、ノズル(ヘッド)の特性は個体ごとにわずかなばらつきを有しており、また後発的な要因等によって特性が変化することもあり、ハードウェア条件が必ずしも理想モデルに一致しない場合がある。そして、高精度な液状体配置を行うためには、様々なハードウェア条件に合わせて改めてドットパターンを生成しなおすことが望まれる。例えば、あるノズルからの吐出量に著しい異常がある場合に当該ノズルを使用しないようなドットパターンを生成したり、液滴の着弾アライメントに応じて着弾位置が補正されるようなドットパターンを生成したりするケースが考えられる。
しかしながら、上述のような様々なケースに応じてドットパターンをその都度生成することは、非常に手間のかかることである。区画領域内に配置すべきドットの数や各走査における各ノズルの走査位置、各ノズルの使用頻度などを考慮しつつ、それぞれの条件に応じた適切なドットの配置を考える必要があるからである。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、簡易な処理の下で多様な条件に対応して液状体を配置することができる液状体配置方法、および当該液状体配置方法を用いたカラーフィルタの製造方法、有機EL表示装置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、ノズルと基板とを相対的に走査し、ドットパターンに基づき前記ノズルから液状体を吐出することにより、前記基板上の所定領域に前記液状体を配置する液状体配置方法であって、前記所定領域に対応して所定数aのドットが設定された第1のドットパターンを生成するAステップと、前記所定数aのドットから所定数bのドットを消去して第2のドットパターンを生成するCステップと、前記第2のドットパターンに基づいて前記液状体を配置するDステップと、を有し、前記Cステップにおいて、あらかじめ知られた前記ノズルの吐出情報に基づいて判定される禁則ドットを優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法では、所定領域に対応して設定された所定数aのドットを有する第1のドットパターンから、所定数bのドットを消去して第2のドットパターンを生成し、当該第2のドットパターンに基づいて液状体を配置する。この際、ノズルの吐出情報に基づいて、上記所定数aのドットについて禁則ドットの当否を判定し、禁則ドットと判定されたドットを優先的に消去して第2のドットパターンを生成するため、不具合を生じそうな液状体の吐出を避けて液状体配置を行うことができる。また、実質的には、与えられた条件(吐出情報)の下で、複数(所定数a)のドットの中から消去するドットを「選択」することで第2のドットパターンを生成しているため、複雑な条件であっても簡単に処理を行うことができる。また、消去するドットの総数を所定数bに規定することで、所定領域に対する液状体の配置量の定量管理を簡単に行うことができる。
また好ましくは、前記液状体配置方法において、少なくとも前記所定数aのドットに対応する前記ノズルの吐出情報を取得するBステップを有し、前記Bステップおよび前記Cステップを、前記基板の1つないし複数単位毎に対応して行うことを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、ノズルの吐出情報の変化に迅速に対応して、適切な条件の下で液状体の配置を行うことができる。
また好ましくは、前記液状体配置方法において、前記所定領域は、バンクにより区画されていることを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、バンクによって、所定領域外への液状体のはみ出しを好適に防ぐことができる。
また好ましくは、前記液状体配置方法において、前記Bステップにおいて、少なくとも前記液状体の配置位置の精度を取得し、前記Cステップにおいて、前記液状体が前記所定領域外にはみ出す虞のある配置位置に対応するドットを前記禁則ドットとして優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、液状体が所定領域外にはみ出す虞のある配置位置に対応するドットを優先的に消去するので、所定領域外への液状体のはみ出しを好適に防ぐことができる。
また好ましくは、前記所定領域の走査に係る前記ノズルを複数有する前記液状体配置方法において、前記Bステップにおいて、少なくとも吐出異常の有無を取得し、前記Cステップにおいて、吐出異常のある前記ノズルに対応するドットを禁則ドットとして優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、吐出異常のあるノズルに対応するドットを優先的に消去するので、吐出異常に起因する液状体の量や配置位置に関する精度低下を抑えることができる。
本発明は、複数のノズルと基板とを相対的に走査し、ドットパターンに基づき前記ノズルから液状体を吐出することにより、前記基板上の所定領域に前記液状体を配置する液状体配置方法であって、前記所定領域に対応して所定数aのドットが設定された第1のドットパターンを生成するAステップと、前記複数のノズルのうち、使用を禁止する禁則ノズルを指定するEステップと、前記所定数aのドットから所定数bのドットを消去して第2のドットパターンを生成するCステップと、前記第2のドットパターンに基づいて前記液状体を配置するDステップと、を有し、前記Cステップにおいて、前記禁則ノズルに対応するドットを優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法では、所定領域の形状、大きさに対応して設定された所定数aのドットを有する第1のドットパターンから、所定数bのドットを消去して第2のドットパターンを生成し、当該第2のドットパターンに基づいて液状体を配置する。この際、上記所定数aのドットのうちあらかじめ指定した禁則ノズルに対応するドットを優先的に消去して第2のドットパターンを生成するため、禁則ノズルを使用しないで液状体配置を行うことができる。また、実質的には、与えられた条件(禁則ノズルの指定)の下で、複数(所定数a)のドットの中から消去するドットを「選択」することで第2のドットパターンを生成しているため、複雑な条件であっても簡単に処理を行うことができる。また、消去するドットの総数を所定数bに規定することで、所定領域に対する液状体の配置量の定量管理を簡単に行うことができる。
また好ましくは、前記所定領域に対する前記液状体の配置を複数の走査に分けて行う前記液状体配置方法において、前記Cステップにおいて、前記所定数aのドットに前記禁則ドットが含まれない場合、または前記所定数aのドットに含まれる前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、前記複数の走査のうちの最後の走査に係るドットを優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法では、最後の走査に係るドットを優先的に消去して、最後の走査において所定領域内に配置する液状体の量を相対的に少なくする。最後の走査では、それ以前の走査に係る液状体が既に所定領域内に一定量満たされているところに液状体を吐出することになるため、所定領域からの液状体のはみ出し(オーバーフロー)を引き起こしやすいという問題があるが、かかる走査における液状体の配置量を減らすことでこのような問題の回避を図ることができる。
また好ましくは、前記所定領域に対する前記液状体の配置を複数の前記ノズルを用いて行う前記液状体配置方法において、前記Cステップにおいて、前記所定数aのドットに前記禁則ドットが含まれない場合、または前記所定数aのドットに含まれる前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、前記複数のノズルのそれぞれに対応するドットが略均等な割合で残るように、ドットを消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、複数のノズルのそれぞれに対応するドットを略均等な割合で消去するので、ノズルの利用頻度が好適に分散される。これにより、ノズル間の吐出量ばらつきに起因した所定領域間の液状体の量のばらつきを好適に抑えることができる。
また好ましくは、前記液状体配置方法において、前記Cステップにおいて、前記所定数aのドットに前記禁則ドットが含まれない場合、または前記所定数aのドットに含まれる前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、前記所定領域の境界により近い配置位置に対応するドットを優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法によれば、所定領域の境界により近い配置位置に対応するドットを優先的に消去するので、所定領域からの液状体のはみ出しを好適に抑えることができる。
また好ましくは、前記液状体配置方法において、前記Cステップにおいて、前記所定数aのドットに前記禁則ドットが含まれない場合、または前記所定数aのドットに含まれる前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、前記所定領域の境界から、より離れた配置位置に対応するドットを優先的に消去することを特徴とする。
この発明の液状体配置方法では、所定領域の境界から、より離れた配置位置に対応するドットを優先的に消去する。消去されるドットに対応する配置位置は所定領域内において液状体の濡れの欠陥を相対的生じ易い箇所となるが、このような箇所が所定領域の中央寄りとなるので、当該欠陥の発生を相対的に抑えることができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法は、前記液状体配置方法を用いて、前記基板上に設定された複数の前記所定領域のそれぞれに、色材を含む前記液状体を配置するステップと、前記配置された液状体を固化して、前記複数の領域をそれぞれ画素の対応領域とする着色部を形成するステップと、を有することを特徴とする。
この発明のカラーフィルタの製造方法によれば、上記液状体の配置方法を用いて着色部を形成しているので、高品質なカラーフィルタを簡易な処理で製造することができる。
本発明の有機EL表示装置の製造方法は、前記液状体配置方法を用いて、前記基板上に設定された複数の前記所定領域のそれぞれに、有機EL材料を含む前記液状体を配置するステップと、前記配置された液状体を固化して前記複数の領域をそれぞれ画素の対応領域とする発光素子を形成するステップと、を有することを特徴とする。
この発明の有機EL表示装置の製造方法によれば、上記液状体の配置方法を用いて発光素子を形成しているので、高品質な有機EL表示装置を簡易な処理で製造することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。また、以下の説明で参照する図では、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
(第1実施形態)
(カラーフィルタの構成)
まずは、図1および図2を参照して、本発明に係るカラーフィルタの構成について説明する。図1はカラーフィルタの構成を示す平面図である。図2は、カラーフィルタの構造を示す断面図である。
図1、図2に示すカラーフィルタ1はカラー用表示パネルに用いられるものであり、表示パネルにおけるR(赤)、G(緑)、B(青)の各色の画素に対応して形成された着色部2と、着色部2の間の領域に形成された遮光部3とを有している。尚、本実施形態の着色部2は、いわゆるストライプ型の画素構造に対応する配列ないし形状を有しているが、このような画素構造以外のもの、例えば、R,G,B以外の色要素を含むものやデルタ型構造のものに対応した構成とすることもできる。
カラーフィルタ1は、ガラスの透光性の基板4を備えており、基板4上にはクロム等の遮光性材料で遮光部3がパターン形成され、さらに遮光部3上には感光性樹脂等を用いてバンク5がパターン形成されている。着色部2は、バンク5で区画された区画領域6内に形成されており、また着色部2の形成面側には、表面を平滑化するためのオーバーコート層7が樹脂等で形成されている。
(液状体吐出装置の機械的構成)
次に、図3、図4を参照して、本発明の液状体配置方法に用いる液状体吐出装置の機械的構成について説明する。
図3は、液状体吐出装置の要部構成を示す斜視図である。図4は、ヘッドユニットにおけるヘッドの配置構成を示す平面図である。
図3に示す液状体吐出装置200は、直線的に設けられた1対のガイドレール201と、ガイドレール201の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)により主走査方向に移動する主走査移動台203を備えている。また、ガイドレール201の上方においてガイドレール201に直交するように直線的に設けられた1対のガイドレール202と、ガイドレール202の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)により副走査方向に沿って移動する副走査移動台204を備えている。
主走査移動台203上には、吐出対象物となる基板Pを載置するためのステージ205が設けられている。ステージ205は基板Pを吸着固定できる構成となっており、また、回転機構207によって基板P内の基準軸を主走査方向、副走査方向に正確に合わせることができるようになっている。
副走査移動台204は、回転機構208を介して吊り下げ式に取り付けられたキャリッジ209を備えている。また、キャリッジ209は、複数のヘッド11,12(図4参照)を備えるヘッドユニット10と、ヘッド11,12に液状体を供給するための液状体供給機構(図示せず)と、ヘッド11,12の電気的な駆動制御を行うための制御回路基板211(図5参照)とを備えている。
図4に示すように、ヘッドユニット10は、R,G,Bに対応した液状体をノズル20から吐出するヘッド11,12を備えており、ヘッド11,12における複数のノズル20はノズル群21A,21Bを構成している。ノズル群21A,21Bは、それぞれ所定のピッチ(例えば180DPI)のライン配列をなしており、さらに合わせて千鳥配列をなす関係となっている。また、ノズル群21A,21Bの配列の方向は副走査方向に一致するようにされている。
ヘッド11,12内におけるノズル20に連通する液室(キャビティ)は、圧電素子16(図6参照)の駆動によって容量が可変するように構成されている。そして、圧電素子16から電気信号(駆動信号)を供給してキャビティ内の液圧を制御することにより、ノズル20から液状体(液滴)を吐出させることが可能となっている。
かくして、主走査移動台203の移動によりノズル群21A,21Bを基板Pに対して主走査方向に走査させると共に、ノズル20毎の吐出のON/OFF制御(以下、吐出制御とする)を行うことにより、基板P上におけるノズル20の走査軌跡に沿った位置に液状体を配置することができる。尚、ヘッド11とヘッド12とは互いに副走査方向に位置をずらして配置され、それぞれのノズル群21A,21Bが、互いに吐出可能範囲を補完して連続した定ピッチの走査軌跡を描くように構成されている。また、ノズル群21A,21Bの端部の数個分のノズル20は、その特性の特異性に鑑みて使用しないようになっている。
尚、液状体描画装置の構成は上述の態様に限定されるものではない。例えば、ノズル群21A,21Bの配列方向を副走査方向から傾けて、ノズル20の走査軌跡のピッチがノズル群21A,21B内におけるノズル20間のピッチに対して狭くなるように構成することもできる。また、ヘッドユニット10におけるヘッド11,12の数やその配置構成なども適宜変更することができる。また、ヘッド11,12の駆動方式として、例えば、キャビティに加熱素子を備えたいわゆるサーマル方式などを採用することもできる。
(吐出制御方法)
次に、図5、図6を参照して液状体吐出装置における吐出制御方法について説明する。
図5は、液状体吐出装置の電気的構成を示す図である。図6は、ドットパターンとノズルの位置との関係を示す図である。
図5において、液状体吐出装置200は、装置全体の統括制御を行う制御コンピュータ210と、ヘッド11,12の電気的な駆動制御を行うための制御回路基板とを備えている。制御回路基板211は、フレキシブルケーブル212を介して各ヘッド11,12と電気的に接続されている。また、ヘッド11,12は、ノズル20(図2参照)毎に設けられた圧電素子16に対応して、シフトレジスタ(SL)50、ラッチ回路(LAT)51、レベルシフタ(LS)52、スイッチ(SW)53を備えている。
液状体吐出装置200における吐出制御は次のように行われる。すなわち、まず制御コンピュータ210が基板P(図1参照)における液状体の配置パターンをデータ化したドットパターンデータ(詳しくは後述する)を制御回路基板211に伝送する。そして、制御回路基板211は、ドットパターンデータをデコードしてノズル20毎のON/OFF(吐出/非吐出)情報であるノズルデータを生成する。ノズルデータは、シリアル信号(SI)化されて、クロック信号(CK)に同期して各シフトレジスタ50に伝送される。
シフトレジスタ50に伝送されたノズルデータは、ラッチ信号(LAT)がラッチ回路51に入力されるタイミングでラッチされ、さらにレベルシフタ52でスイッチ53用のゲート信号に変換される。すなわち、ノズルデータが「ON」の場合にはスイッチ53が開いて圧電素子16に駆動信号(COM)が供給され、ノズルデータが「OFF」の場合にはスイッチ53が閉じられて圧電素子16に駆動信号(COM)は供給されないことになる。そして、「ON」に対応するノズル20からは液状体が液滴化されて吐出され、吐出された液状体が基板Pに配置される。
上述したように、液状体の吐出制御はドットパターン(データ)に基づいて行われる。このドットパターンは、図6に示すように、主走査方向、副走査方向の成分を有するマトリクスMTにおいて、液状体の吐出(配置)位置となる区画にドットDを配したものとして表すことができる。ドットDは、単に吐出の有無を示すだけでなく、階調性を有するものとすることも可能であり、例えば、階調性に応じて液状体の吐出量や吐出タイミングを変化させることもできる。
ここで、マトリクスMTの主走査方向のピッチ:p1は、液状体の吐出制御周期と走査速度によって決められるようになっている。また、マトリクスMTの副走査方向のピッチ:p2は、1走査におけるノズル20の走査軌跡のピッチ:p0の自然数分の1倍に設定することが可能である。本実施形態では、p2がp0の3分の1に設定されており、3回に分けられた各走査間で、ノズル20の副走査方向における位置を互いにずらすことにより、マトリクスMTの全てのドットDにノズル20に対応させて液状体を配置するようになっている。
尚、図中において互いに隣接するドットd1,d2,d3は、それぞれ第1走査、第2走査、第3走査に係るものである。これらは互いに同じノズルに対応させることも可能であるが、ノズル間における特性(例えば吐出量)のばらつきを空間的に分散させるため、走査間でヘッドを大きく副走査方向に移動させて、互いに異なるノズル20に対応させるようにすることが好ましい。複数の走査間におけるノズル20(ヘッド)の位置のずらし方には多様な方法があり、ノズル間やヘッド間の特性ばらつきの分散やサイクルタイムなどに鑑みて適切なものを採用することができる。また、本実施形態では採用していないが、複数の走査間でノズル20の副走査方向における位置を互いに重ねるような方法とすることで、一の列(主走査方向の並び)内におけるドットDを複数のノズル20に分けて対応させることも可能である。
(カラーフィルタの製造方法(液状体配置方法))
次に、図7〜図9を参照して、本発明に係るカラーフィルタの製造方法(液状体)について説明する。
図7は、カラーフィルタにおける着色部の形成に係る工程を示すフローチャートである。図8は、液状体配置を行う際の基板の状態を示す平面図である。図9は、第1のドットパターンを示す図である。
カラーフィルタ1(図1,2参照)の着色部2(図1,2参照)の形成は、R,G,Bにそれぞれ対応した色材を含む液状体を用意し、液状体吐出装置200(図3参照)を用いて当該液状体を基板上に配置することで行われる。図8に示すように、液状体を配置するための基板4にはあらかじめバンク5が形成されており、本実施形態では、区画領域6の長辺方向を副走査方向、短辺方向を主走査方向として基板4をステージ205(図3参照)上に載置する。
ここで、液状体はバンク5で区画された所定領域としての区画領域6に対して配置されるが、液状体が区画領域6に合わせて正確にパターニングされるように、区画領域6内における基板4の露出面に親液化処理を、バンク5の表面に撥液化処理をあらかじめ施しておくことが好ましい。このような処理は、例えば、酸素やフッ化炭素のプラズマ処理により行うことができる。尚、バンク5の形成は、液状体のパターニングを高精度に行うための好ましい実施形態であり、区画領域を設定するためにこのような物理的な区画が必ずしも必要というわけではない。
液状体の配置に先立ち、まずは第1のドットパターンを生成しておく(図7のAステップS1)。この第1のドットパターンは、吐出制御のためのドットパターン(第2のドットパターン)を生成するための基礎となるものであり、図9に示すような構成となっている。図において、白抜きの丸は1つ1つのドットを表しており、仮想区画領域AはマトリクスMTを基板4上に重ねた場合における区画領域6の対応領域を、仮想境界Bはその境界を表している。また、図中のL1〜L9およびR1〜R9は、説明の便宜のために付したマトリクスMTの行および列を表す記号である。
本実施形態の液状体配置では、マトリクスの各列の区画に対し、3回の走査に分けて複数のノズルが割り当てられるようになっている。図示の例では、R1,R4,R7列のドットが第1の走査に係るノズルn11,n12,n13に、R2,R5,R8列のドットが第2の走査に係るノズルn21,n22,n23に、R3,R6,R9列のドットが第3の走査に係るノズルn31,n32,n33に、それぞれ対応する。尚、ノズルn11〜n33は、それぞれ互いに異なるノズルである。
第1のドットパターンでは、1つの仮想区画領域Aに対応して、30個(所定数a)のドットが5行×6列の配列で設定されている。ここで、各ドットに対応して吐出される液状体(液滴)は、実際には図中に示すドットよりも大きな径を有している。このため、仮想区画領域A内のドットに対応して理想的に液状体(液滴)が配置された場合であっても、例えば仮想境界Bに近いL8行のドットについては、吐出された液状体が区画領域6からはみ出して配置される虞がある。また、30個のドット全てに対応して液状体が吐出されるとなると、その総量は区画領域6の容量を上回ることになり、オーバーフローが発生することになる。このように、第1のドットパターンには現実に液状体を配置するには不適切なドットも多く含まれているため、これをそのまま吐出制御に用いることはできず、第2のドットパターンへの変換が必要となる。
詳しくは後述するが、第2のドットパターンの生成にはノズルの吐出情報に基づいた禁則ドットの判定処理が必要となる。このため第2のドットパターンの生成に先立ち、ノズルの吐出情報を取得するためのノズル検査が行われる(図7のBステップS2)。ここで、ノズルの吐出情報には、大きく吐出異常の有無と液状体の配置位置(着弾位置)精度に関するものがある。吐出異常としては、例えば、吐出不能、吐出量の著しい多寡、ミストの飛散を伴うなどの液滴形成の異常などの現象が挙げられる。
本実施形態のノズル検査は、ノズルから用紙に対して液滴を吐出させ、用紙上に形成された着弾痕を撮像、画像解析することにより行われる。すなわち、吐出異常の有無の判断情報として当該着弾痕の形状、大きさ(面積)が、配置位置精度として当該着弾痕の理想位置からのズレ量が取得されるようになっている。尚、配置位置精度に関しては、主走査方向成分:Δ1と副走査方向成分:Δ2とがそれぞれ取得される。
ノズル検査(ステップS2)が終了したら、取得されたノズルの吐出情報に基づいて第1のドットパターンに対して処理を行い、吐出制御のための第2のドットパターンを生成する(図7のCステップS3)。この処理は、各仮想区画領域Aに対応して設定された30個のドット単位ごとに行われるものであり、これにより、30個(所定数a)のドットから18個(所定数b)のドットが消去され、12個のドットを有する第2のドットパターンが生成される(例えば、図14参照)。
第2のドットパターンが生成されたら、第2のドットパターンに基づいて区画領域6に液状体を配置し(図7のDステップS4)、さらに配置された液状体を乾燥させて、着色部2(図1,2参照)を形成する(図7のステップS5)。詳しくは後述するが、第2のドットパターンはノズルの吐出情報に基づいて適性化された構成となっており、各区画領域6に対応する着色部2は精度良く形成される。
ステップS4において、各区画領域6には12個のドット(液滴)に相当する量の液状体が配置されることになる。液状体の配置量は、着色部2における色度を左右する重要な因子であるため厳密に定量管理される必要があり、本実施形態では、ステップS3において消去するドットの総数(所定数b)を規定することにより、間接的に液状体の配置量を定量管理するようになっている。
尚、ノズル検査(ステップS2)とその結果に基づく第2のドットパターンの生成(ステップS3)は、基板4の個体を入れ替えるタイミングなどにおいて、定期的に行うようにすることが望ましい。ノズルの吐出情報は、後天的な事情、例えば流路内への気泡の混入やノズルメンテナンスの実行履歴等によっても変化し得るものであり、このような変化に迅速に対応するためである。
(第2のドットパターンの生成について)
次に、図9〜図14を参照して、第2のドットパターンの生成についての詳細な説明を行う。
図10は、第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャートである。図11は、禁則ドットの判定条件を示す図である。図12は、消去ドットの選択条件を示す図である。図13は、第2のドットパターンの生成過程の例を示す図である。図14は、生成された第2のドットパターンの例を示す図である。
第2のドットパターンの生成の処理は、図9に示す第1のドットパターンを基礎として、各仮想区画領域Aに対応して設定された30個のドット単位ごとに、図10のフローチャートに沿って行われる。この処理は、実際にはコンピュータを用いて自動的に行われるものであり、コンピュータは、あらかじめ入力されていた第1のドットパターンとノズルの吐出情報を読み出して図10に示す処理を実行する。尚、以下では説明の煩雑さを避けるため、一つの仮想区画領域Aに着目して処理の内容を説明する。
最初のステップS11では、30個のドット全てを対象として禁則ドットであるか否かの判定が行われ、禁則ドットに該当する場合は優先的にそのドットが消去される。ここで、禁則ドットとは、そのドットについて液状体の吐出駆動がなされた場合に不具合を生じる虞がある不適切なドットのことであり、図11に示す判定表に基づいてその判定が行われる。
まず、吐出異常のノズルに対応するドットは、全て禁則ドットと判定される。このようなドットに基づいて吐出駆動が行われると、区画領域6に対する液状体の配置量の精度が低下することになるからである。例えば、図13(a)に示す例では、ノズルn12に吐出異常があるため、ノズルn12に対応するR4列のドットが禁則ドットとして消去されている(網掛けで塗り潰された丸印が消去されたドットを示す)。
また、主走査方向の配置位置精度:Δ1が所定量未満であるノズルに対応するドットのうち、主走査方向側の仮想境界B(を含む区画)の第1隣接ドットと、Δ1が所定量以上のノズルに対応するドットのうち、ズレの方向側の仮想境界Bの第1、第2隣接ドットは禁則ドットと判定される。このようなドットに基づいて吐出駆動が行われると、吐出された液状体が区画領域6外にはみ出し、隣接する他の色の領域との混色や、パターニングの不良を招く虞があるからである。例えば、図13(a)に示す例では、正常な配置位置精度を有するノズルn31,n22,n32,n23について、対応するL4行およびL8行のドットが、また、配置位置精度について大きく上寄りの特性を有するノズルn13について、対応するL4行およびL5行のドットが、それぞれ禁則ドットとして消去されている。
このように、本実施形態の例では、主走査方向の配置位置精度の良否に関わらず、各ノズルに対応する5つのドットのうちの少なくとも2つが必ず消去されるようになっている。これは、配置位置精度のばらつきを考慮した広い範囲にあらかじめドットを設定しておき、ノズルの配置位置精度に応じて不適切なドットを消去することによって、液状体の配置位置を制御しようという思想に基づくものである。
また、副走査方向の配置位置精度:Δ2が所定量以上であるノズルに対応するドットのうち、ズレの方向側の仮想境界Bの第1隣接ドットは禁則ドットと判定される。このようなドットに基づいて吐出駆動が行われると、吐出された液状体が区画領域6外にはみ出し、パターニングの不良を招く虞があるからである。例えば、ノズルn23が、液状体の配置位置精度について大きく右寄りの特性を有する場合、R8列のドットは全て禁則ドットと判定される。但し、吐出異常の場合と異なり、対応するドットと仮想境界Bとの位置関係、およびズレの方向が考慮されて禁則ドットか否かの判定がなされるので、ズレの方向が逆の場合には禁則ドットとは判定されない。また、他の走査において、他の仮想区画領域の中央寄りの区画にこのノズルn23が割り当てられるような場合にも、対応するドットが禁則ドットと判定されることはない。
上述の説明からわかるように、配置位置精度の異常に関しては、そのような異常のあるノズルの使用を単に禁止して吐出を行うのではなく、区画領域6(仮想区画領域A)との関係で不適切なドットの使用を禁止するという思想の下で第2のドットパターンの生成を行っている。このため、単にノズルの使用を禁止する態様の方法と比べて、ノズルの利用効率において優れている。
ステップS11が終了したら、次のステップS12において消去されたドットの総数:Nが18より大きいか否かの判定を行う。区画領域6に対する液状体の配置量を定量管理するためにはNを18に規定する必要があり、18を超える数のドット数を消去することは許容できないからである。例えば、図13(b)は、ノズルn31,n12,n23が異常ノズルのため、ステップS11において24個の禁則ドットが消去された例を示しており、このようにNが18より大きい場合(Yes)には、ステップS13において警告の表示が行われる。すなわち、この警告は、禁則ドットを消去して第2のドットパターンを生成することができないというエラーメッセージに対応するものである。
ステップS12においてNが18以下であると判定された場合(No)、次のステップS14においてNが18に達しているか否かの判定を行う。ここで、Nが18に達していない場合(No)には、次のステップS15においてさらにドットの消去を行う。区画領域6に対する液状体の配置量を定量管理するためにはNを18に規定する必要があり、Nが18に満たない状態で第2のドットパターンを完成することは許容できないからである。
ステップS15でドットを消去したら、再びステップS14においてNが18に達しているか否かの判定を行う。これにより、Nが18に達するまでドットの消去(ステップS15)が連続して行われることになり、Nが18に達したところで(Yes)、一連の処理が終了して第2のドットパターンが完成する。
ステップS15において消去されるドット(消去ドット)は、図12の表に示す条件に基づいて選択される。すなわち、残っているドットのうち第3走査に係るドットがまず優先的に選択される(第1条件)。第1条件で選択されるドットが複数ある場合は、その複数のドットのうち副走査方向側の仮想境界Bから、より離れたドットが選択され(第2条件)、さらに第2条件で選択されるドットが複数ある場合は、その複数のドットのうち主走査方向側の仮想境界Bから、より離れたドットが選択される(第3条件)。尚、第3条件で選択されるドットが複数ある場合は、その複数のドットの中からランダムに1つのドットが選択される。
第3走査はその区画領域6に係る最後の走査であるが、このような最後の走査では、それ以前の走査において吐出された液状体が既に所定領域内に一定量満たされているところに液状体を吐出することになるため、区画領域6からの液状体のはみ出し(オーバーフロー)を引き起こしやすいという問題がある。第1条件において第3走査に係るドットを消去ドットとして優先的に選択するようにしたのは、かかる走査における液状体の配置量を減らすことでこのような問題の回避を図るためである。
また、消去されるドットに対応する配置位置は区画領域6内において液状体の濡れの欠陥を相対的に生じ易い箇所となる。第2、第3条件において仮想境界Bから、より遠いドットを消去ドットとして選択するようにしたのは、このような箇所を区画領域6の中央寄りに設定することで、欠陥の発生を相対的に抑えようとしたものである。すなわち、区画領域6の中央寄りの箇所は、その箇所の周囲に配置された液状体の濡れ広がりを期待できるため、液状体が配置されなくても欠陥が発生する可能性が十分に低いと考えることができる。
例えば、ステップS11において15個の禁則ドットが消去された図13(a)の例の場合、ステップS14でNが18に満たないと判定され、ステップS15においてドットの消去が行われる。このとき、第1条件で選択される対象となるのはノズルn31、ノズルn32に対応する6つのドットである。このうち第2条件でさらに選択されるのはノズルn32に対応する3つのドットであり、さらに第3条件によってL6行のドットが選択され、このドットが消去される(N=16)。
Nが18に満たないため(ステップS14)、さらにドットの消去が行われる(ステップS15)。この際、第1、第2条件により、ノズルn32に対応するドットのうち先に選択されなかったL5行、L7行のドットが選択されるが、これらは共に仮想境界Bの第2隣接ドットに当たるため、第3条件では一つに選択できない。従って、ランダムに選ばれた一方のドットが消去される(N=17)。尚、L5行、L7行のドットと仮想境界Bとの距離をマトリクスMTの区画単位でなく実距離レベルとして比較することにより、より厳密に消去ドットの選択を行うようにすることも可能である。
Nが18に満たないため(ステップS14)、さらにドットの消去が行われる(ステップS15)。このステップS15では、第1、第2条件により、ノズルn32に対応するドットのうち先に選択されなかった1つのドットが選択され、このドットが消去される(N=18)。かくして、第1のドットパターンにおける30個のドットのうち18個のドットが消去され、図14に示す第2のドットパターンが生成される。
以上の説明のように、第2のドットパターンの生成の処理では、ノズルの吐出情報に基づいて判定される禁則ドットが優先的に消去されることになる(ステップS11)ため、区画領域6に対する液状体の配置量やパターニングの精度などに関する不具合の発生を好適に抑えることができる。また実質的には、与えられた条件(図11、図12)の下で、複数(所定数a)のドットの中から消去するドットを「選択」することによって第2のドットパターンを生成しているため、複雑な条件であっても比較的簡単に処理を行うことができる。また、消去されるドットの総数(所定数b)を規定する(ステップS12,S14)ことにより、区画領域6に対する液状体の配置量を簡単に定量管理することができる。
(変形例1)
次に、図10、図13(a)、図15、図16を参照して、変形例1について、先の実施形態との相違点を中心に説明する。
図15は、変形例1に係る消去ドットの選択条件を示す図である。図16は、変形例1に係る第2のドットパターンの例を示す図である。
この変形例1では、ステップS15における消去ドットの選択が、図15の表に示す条件に基づいてなされる。すなわち、第1条件では、ステップS15で既に消去の対象となったドットに対応するノズル以外のノズルに対応するドットが選択されるようになっている。このような条件を設定することにより、各ノズルのそれぞれに対応するドットが略均等な割合で消去されることになるので、一の区画領域6に対する各ノズルの利用頻度が好適に分散される。かくして、ノズル間の吐出量ばらつきに起因する区画領域6間の液状体の量のばらつきを好適に抑えることができる。
例えば、ステップS11において15個の禁則ドットが消去された図13(a)の例では、ステップS15において消去されることになる3つのドットは、それぞれ互いに異なるノズルに対応するものとなる。また、第2条件、第3条件は先の実施形態と同じであるため、仮想境界Bから離れたドットから優先的に消去されることになり、結果として、図16に示す第2のドットパターンが生成される。
(変形例2)
次に、図10、図13(a)、図17、図18を参照して、変形例2について、先の実施形態との相違点を中心に説明する。
図17は、変形例2に係る消去ドットの選択条件を示す図である。図18は、変形例2に係る第2のドットパターンの例を示す図である。
この変形例2では、ステップS15における消去ドットの選択が、図17の表に示す条件に基づいてなされる。すなわち、第1条件では、ステップS15で既に消去の対象となったドットに対応するノズル以外のノズルに対応するドットが選択され、さらに第2条件では、第3走査に係るドットが選択される。このような条件を設定することにより、各ノズルのそれぞれに対応するドットを略均等な割合で消去してノズルの利用頻度の分散を図ると共に、最後の走査に係る液状体の配置量を減らしてオーバーフローの防止を図ることができる。
また、第3、第4条件では、先の実施形態の場合と異なり、仮想境界Bにより近いドットが優先的に選択されるようになっている。このような条件を設定することにより、区画領域6の境界に近い位置に対する液状体の配置が優先的に行われなくなるので、区画領域6からの液状体のはみ出しを好適に抑えることができる。
例えば、ステップS11において15個の禁則ドットが消去された図13(a)の例では、ステップS15において消去されることになる3つのドットは、それぞれ互いに異なるノズルに対応するものとなる。また、第3走査に係るノズルであるノズルn31,n32に対応するドットが、さらに、仮想境界Bに近い位置のドットが優先的に消去されることになり、結果として、図18に示す第2のドットパターンが生成される。
(第2実施形態)
次に、図19、図20、図21、図22を参照して、本発明の第2実施形態について、先の実施形態との相違点を中心に説明する。
図19は、第1のドットパターンを示す図である。図20は、第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャートである。図21は、第2のドットパターンの例を示す図である。
この第2実施形態における第1のドットパターンでは、図19に示すように、各仮想区画領域Aに対応して15個(所定数a)のドットが設定される。また、図20のステップS11において、液状体の配置位置精度が考慮されることがなく、吐出異常のノズルに対応するドットのみが禁則ドットとして消去される。また、ステップS12,S14では、消去されたドットの総数について3個(所定数b)を基準とした判定が行われ、第2のドットパターンにおいて残されるドットの数が、適正数である12個となるようにされている。
例えば、ステップS11において、吐出異常のノズルn12に対応するR4列のドットが禁則ドットとして消去された場合(N=3)、ステップS12における「No」の判定、ステップS14における「Yes」の判定を経て、図21(a)に示す第2のドットパターンが生成される。
また、ステップS11において、吐出異常のノズルn13に対応するR7列のドットが禁則ドットとして消去された場合(N=2)、ステップS12における「No」の判定、ステップS14における「No」の判定を経て、ステップS15でドットが1個消去される。この際、例えば、図17の表に示す条件に基づいて消去ドットが選択されるとすると、第3走査に係るノズルn32に対応するドットのうちL7行のドットが消去されることとなり、結果として、図21(b)に示す第2のドットパターンが生成されることになる。
この第2実施形態のように、第1のドットパターンにおいて仮想区画領域A毎に設定されるドットの数(所定数a)や配列は、様々な態様とすることが可能である。例えば、第1のドットパターンにおいて、仮想境界Bを含む区画やその外側の区画にドットを配置した構成とすることもできる。
尚、第1のドットパターンにおけるドットの数、配列を設定するにあたっては、どのノズルが吐出異常となった場合であっても、少なくとも適正数(この実施形態では12個)のドットが残るように配慮しておく必要がある。例えば、特定の列に集中してドットを設定しておくと、その列に対応するノズルが吐出異常となった場合に残りのドットの数が適正数を下回ってしまうことになるため、このような設定は不適切である。
図22は、変形例に係る第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャートである。この変形例では、第2のドットパターンの生成に先立って、あらかじめ使用を禁止したい禁則ノズルを指定(リスト化)しておく(本発明のEステップ)。そして、ステップS11’では、指定された禁則ノズルに対応するドットを優先して消去するようになっている。この変形例によれば、ノズルの吐出情報とは関わりなく、ノズルの使用条件を変えて液状体の配置を行うことができる。
(第3実施形態)
次に、図23を参照して、本発明の第3実施形態について、先の実施形態との相違点を中心に説明する。
図23は、有機EL表示装置の要部構成を示す断面図である。
図23に示すように、有機EL表示装置100は、素子基板111と、素子基板111上に形成された駆動回路部112と、駆動回路部112上に形成された発光素子部113と、駆動回路部112および発光素子部113を封止するための封止基板114と、を備えている。封止基板114によって封止された封止空間115には、不活性ガスが充填されている。
発光素子部113は、バンク120で区画された複数の区画領域119を有しており、この区画領域119内には発光素子125が形成されている。発光素子125は、駆動回路部112の出力端子であるセグメント電極(陽極)121と、共通電極(陰極)124との間に、正孔輸送層122、有機EL材料層123が積層されて構成されている。また、バンク120と駆動回路部112との間には、階調要素間の干渉を防ぐための遮光膜126が、クロムやその酸化物等で形成されている。
正孔輸送層122は、有機EL材料層123に正孔を注入するための機能層であり、ポリチオフェン誘導体のドーピング体(PEDOT)などの高分子導電体で形成されている。有機EL材料層123は、蛍光あるいは燐光を発光することが可能な公知の有機EL材料、例えば、ポリフルオレン誘導体、(ポリ)パラフェニレンビニレン誘導体、ポリフェニレン誘導体などで形成されている。正孔輸送層122、有機EL材料層123は、第1実施形態で説明した液状体配置方法を用い、所定領域としての区画領域119に対応する機能性材料(PEDOT/有機EL材料)を含む液状体を配置して製造されたものである。
本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば、ステップS15において、実施形態で説明したような優先条件(図12、図15など)を設けることなく、ランダムに選択したドットを消去するようにしてもよい。
また、上述した液状体配置方法を用いた別の例として、例えば、プラズマディスプレイ装置における蛍光膜の形成、あるいは、電気回路における導電配線や抵抗素子の形成などが挙げられる。
また、実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略したり、図示しない他の構成と組み合わせたりすることができる。
カラーフィルタの構成を示す平面図。 カラーフィルタの構造を示す断面図。 液状体吐出装置の要部構成を示す斜視図。 ヘッドユニットにおけるヘッドの配置構成を示す平面図。 液状体吐出装置の電気的構成を示す図。 ドットパターンとノズルの位置との関係を示す図。 カラーフィルタにおける着色部の形成に係る工程を示すフローチャート。 液状体配置を行う際の基板の状態を示す平面図。 第1のドットパターンを示す図。 第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャート。 禁則ドットの判定条件を示す図。 消去ドットの選択条件を示す図。 (a),(b)は、第2のドットパターンの生成過程の例を示す図。 生成された第2のドットパターンの例を示す図。 変形例1に係る消去ドットの選択条件を示す図。 変形例1に係る第2のドットパターンの例を示す図。 変形例2に係る消去ドットの選択条件を示す図。 変形例2に係る第2のドットパターンの例を示す図。 第1のドットパターンを示す図。 第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャート。 (a),(b)は、第2のドットパターンの例を示す図。 変形例に係る第2のドットパターン生成に係る処理を示すフローチャート。 有機EL表示装置の要部構成を示す断面図。
符号の説明
1…カラーフィルタ、2…着色部、4…基板、5…バンク、6…所定領域としての区画領域、20…ノズル、100…有機EL表示装置、119…所定領域としての区画領域、120…バンク、122…正孔輸送層、123…有機EL材料層、125…発光素子、200…液状体吐出装置、MT…マトリクス。

Claims (6)

  1. 基板と複数のノズルとを相対的に走査し、ドットパターンに基づき前記複数のノズルから液状体を吐出することにより、前記基板上の所定領域に所定量の前記液状体を配置する液状体配置方法であって、
    前記所定領域に前記所定量より多いドット数が設定された所定数aの第1のドットパターンを生成するAステップと、
    前記所定数aのドットに対応する前記複数のノズルの吐出情報を取得するBステップと、
    前記吐出情報に基づいて、前記所定数aのドットから所定数bの禁則ドットを消去して、前記所定量のドット数となる第2のドットパターンを生成するCステップと、
    前記第2のドットパターンに基づいて、前記複数のノズルから前記液状体を配置するDステップと、
    を有し、
    前記Bステップにおいて、前記吐出情報は前記複数のノズルから吐出される前記液状体の着弾位置精度であり、
    前記Cステップにおいて、前記着弾位置精度に基づいて、前記複数のノズルから吐出される前記液状体が前記所定領域外にはみ出す虞のある配置位置に対応するドットを、前記禁則ドットとすることを特徴とする液状体配置方法。
  2. 前記Cステップにおいて、前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、正常な前記複数のノズルのそれぞれに対応するドットを略均等な割合で前記禁則ドットとして加え、前記所定数bとすることを特徴とする請求項1に記載の液状体配置方法。
  3. 前記Cステップにおいて、前記禁則ドットの数が前記所定数bに満たない場合に、正常な前記複数のノズルのそれぞれに対応するドットの中から、前記所定領域の境界に、より近い配置位置に対応するドットを前記禁則ドットとして加え、前記所定数bとすることを特徴とする請求項1に記載の液状体配置方法。
  4. 前記所定領域は、バンクにより区画されていることを特徴とする請求項に記載の液状体配置方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液状体配置方法を用いて、前記基板上に設定された複数の前記所定領域のそれぞれに、色材を含む前記液状体を配置するステップと、
    前記配置された液状体を固化して、前記複数の領域をそれぞれ画素の対応領域とする着色部を形成するステップと、を有するカラーフィルタの製造方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液状体配置方法を用いて、前記基板上に設定された複数の前記所定領域のそれぞれに、有機EL材料を含む前記液状体を配置するステップと、
    前記配置された液状体を固化して前記複数の領域をそれぞれ画素の対応領域とする発光素子を形成するステップと、を有する有機EL表示装置の製造方法。
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