JP4218454B2 - ワイヤレススイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレススイッチに関するものである。
従来より、図14に示すように、押操作に応じて操作信号を発生する押釦スイッチの押釦(図示せず)が前面に露設されたスイッチ本体100と、スイッチ本体100の内部に収納され、押釦スイッチの操作信号に応じて内部の接点をオン/オフさせる負荷開閉部(図示せず)と、スイッチ本体100の前面に取り付けられてピアノタッチ操作で押釦を押圧するピアノハンドル101とを備え、内部の接点をオン/オフさせることで、接点間に接続された負荷への電源供給をオンオフする所謂ピアノハンドル式のスイッチ装置が提供されている。このスイッチ装置はスイッチボックスなどに取り付けられる取付枠(図示せず)を介して造営面に埋設固定され、取付枠の前面側にはプレート枠102を介して化粧プレート103が取り付けられており、化粧プレート103に設けた窓孔からピアノハンドル101が前面に露出している。
また、このようなピアノハンドル式のスイッチ装置に、ワイヤレスリモコンからワイヤレス信号で送信された切替信号を受信するワイヤレス受信部を設け、ワイヤレスリモコンからの切替信号又は押釦スイッチの操作信号の何れかで負荷をオン/オフするスイッチ装置も提供されている(例えば特許文献1)。
特開平11−25822号公報
ところで、上述のスイッチ装置に用いるワイヤレスリモコンは、壁に固定される壁掛け式ホルダーで保持されるようになっているので、壁掛け式ホルダーが別途必要になり、また壁に固定された壁掛け式ホルダーが配線器具よりも前方に突出することから、ワイヤレスリモコンと既存の埋込型の配線器具とのデザインを統一するには限界があった。
そこで、ワイヤレスリモコンの不使用時にはピアノハンドルの前面側にワイヤレスリモコンを取り付けておくようにしたものも提案されているが、ピアノハンドル101の操作性を良好にするために、ピアノハンドル101の押操作側は化粧プレート103の表面よりも前方に突出しているので、このピアノハンドル101の前面側にワイヤレスリモコンを取り付けると、化粧プレート103の表面からの突出量が大きくなって、既存の埋込型の配線器具とのデザインの統一性がとれなくなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ピアノハンドルを薄型化して化粧プレートの表面からの突出量を減らしたワイヤレススイッチを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、赤外線のような光信号よりなるワイヤレス信号で送信された切替信号を受信するワイヤレス受信部が表面に設けられるとともに、押操作に応じて操作信号を発生する押釦スイッチの押釦が前面に露設されたスイッチ本体と、スイッチ本体の内部に収納されて、ワイヤレス受信部が受信した切替信号及び押釦スイッチの操作信号に応じて内部の接点をオン/オフする接点切替部と、スイッチ本体の前面に回動自在に取着され、操作者による押し操作を受ける側には他の部位よりも薄肉の取付部が設けられるとともに、操作者によるピアノタッチ操作に応じて裏面で押釦を押圧するピアノハンドルと、表面にリモコン操作部が設けられ当該リモコン操作部をピアノハンドル側に向けた状態で前記取付部に着脱自在に取り付けられるリモコン本体およびリモコン操作部の操作に応じて上記切替信号をワイヤレス信号で送信するワイヤレス送信部を具備したワイヤレスリモコンと、ワイヤレスリモコンとピアノハンドルとを磁力で結合する結合手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ピアノハンドルの前面に薄肉の取付部を設けて、この取付部にワイヤレスリモコンを装着しているので、ワイヤレスリモコンの壁面からの突出量をできるだけ小さくでき、また取付部を薄肉に形成することで、磁力で吸着する側と吸着される側との間隔を小さくして、磁力による結合力を高めることができ、ワイヤレスリモコンの取付強度が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記結合手段は、上記結合手段は、ワイヤレスリモコンに取り付けられた永久磁石と、該永久磁石に対応するピアノハンドルの部位に取り付けられた磁性体とで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、ワイヤレスリモコンをスチール製の机や冷蔵庫など磁性体でできたものに取り付けて使用できるので、使い勝手が向上する。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一端側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されるとともに、他端部の裏面に中央部から両側部にかけてスイッチ本体の前面から遠ざかる向きに傾斜するテーパ面が形成されたことを特徴とする。
ところでピアノハンドルの取付部を薄肉にした場合は、樹脂成型時に発生する応力などによってピアノハンドルの端が多少反ることも考えられるが、この発明によれば、ピアノハンドルの対向する2辺の内、枢支部を形成した側と反対側の端部の裏面に、中央部から両側部にいくほど、スイッチ本体から遠ざかる向きに傾斜するテーパ面が形成されているので、ピアノハンドルの両側部が多少反っていたとしても、ピアノハンドルの両側付近でピアノハンドルの裏側面とスイッチ本体の前面との間の隙間(ストローク)を確実に確保でき、ピアノハンドル4の両側部を押してスイッチ操作を行うことができる。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されており、上記リモコン本体は直方体状であって、対向する2つの側壁がピアノハンドルの上記対向2辺と略並行するようにピアノハンドルの前面に取り付けられ、リモコン本体の前面は上記2つの側壁の対向する方向における中間部が両側部に比べて前方に突出するような曲面形状に形成されており、リモコン本体の対向する他の2つの側壁の内の一方にワイヤレス送信部の発光素子を配置するとともに、他方にワイヤレス送信部に動作電源を供給する釦電池を保持した電池ホルダーが挿抜自在に挿入される挿入口を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ピアノハンドルの対向する2辺の内の一側に枢支部が形成されており、この対向2辺とリモコン本体の対向する2つの側壁とが略平行するようにリモコン本体がピアノハンドルの前面に取り付けられており、リモコン本体の前面は2つの側壁の対向する方向における中間部が両側部に比べて前方に突出するような曲面形状に形成されているので、ピアノハンドルの操作性を良好にできる。またピアノハンドルの対向2辺に並行するリモコン本体の対向する2つの側壁に電池ホルダーの挿入口を設けたり、発光素子を配置すると、リモコン本体の2つの側壁が対向する方向の中間部の厚みが厚くなって、壁面からの突出量が大きくなり、またリモコン本体の対向する他の2つの側壁の内の一方に電池ホルダーと発光素子を共に配置すると、電池の収納スペースを確保するためにリモコン本体の厚みが厚くなるが、リモコン本体の対向する他の2つの側壁の内の一方に発光素子を配置し、他方に電池ホルダーの挿入口を設けているので、リモコン本体の厚み寸法を小さくして、壁面からの突出量を少なくでき、他の配線器具とデザインの統一性を図ることができる。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一端側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されており、他端側の両側部に対向するスイッチ本体の部位に、ピアノハンドルの背面とそれぞれ当接してピアノハンドルを前方に押圧する一対の弾性付勢片を樹脂製のスイッチ本体と一体に形成したことを特徴とする。
ところでピアノハンドルの取付部を薄肉にした場合は、樹脂成型時に発生する応力などによってピアノハンドルの端が多少反ることも考えられるが、この発明によれば、
ピアノハンドルの対向する2辺の内、枢支部を設けた側と反対側の両側部に対向するスイッチ本体の部位に、ピアノハンドルの背面と当接してピアノハンドルを前方に押圧する一対の弾性付勢片を設けているので、一対の弾性付勢片でピアノハンドルの両側部を前方に押圧することによって、ピアノハンドルの裏側面とスイッチ本体の前面との間の隙間(ストローク)を確実に確保でき、ピアノハンドルの両側部を押してスイッチ操作を行うことができる。
以上説明したように、本発明では、ピアノハンドルの前面に薄肉の取付部を設けて、この取付部にワイヤレスリモコンを装着しているので、ワイヤレスリモコンの壁面からの突出量をできるだけ小さくでき、また取付部を薄肉に形成することで、磁力で吸着する側と吸着される側との間隔を小さくして、磁力による結合力を高めることができ、ワイヤレスリモコンの取付強度が向上するという効果がある。
以下に本発明の実施の形態を図1〜図13に基づいて説明する。本実施形態のワイヤレススイッチは、ボディ2及びカバー3からなるスイッチ本体1と、スイッチ本体1に枢着されるピアノハンドル4と、ピアノハンドル4の片側に取着される受光カバー5と、ピアノハンドル4に着脱自在に取り付けられるワイヤレスリモコン6と、スイッチ本体1の内部に収納される2枚のプリント基板7とを主要な構成として有する。
先ず本実施形態の回路構成を図12及び図13に基づいて説明する。なお図12はスイッチ本体1側の回路構成を示す回路図であり、図13はワイヤレスリモコン6側の回路構成を示す回路図である。
スイッチ本体1は、商用電源ACが接続される接続端子T1,T2と、照明器具や換気扇などの負荷Lが接続される接続端子T3,T4とを有し、接続端子T1,T3は共通接続されている。またスイッチ本体1側の回路は、接続端子T2,T4間に接続されて負荷への電源供給をオン/オフするトライアックのようなスイッチ素子Q1と、フォトダイオードなどの受光素子を具備した受光モジュール72aを有し、ワイヤレスリモコン6から赤外線のような光信号で送信された切替信号を受信するワイヤレス受信部72と、マイクロコンピュータからなりワイヤレス受信部72の受信した切替信号或いは押釦スイッチSW1の操作信号に基づいて負荷のオン/オフを制御するための制御信号を発生する制御回路部70と、フォトトライアックQ2などからなり制御回路部70の制御信号に応じてスイッチ素子Q1を開閉駆動する負荷開閉部71と、接続端子T1,T2間に入力端子間が接続されて商用電源ACの電源電圧を整流するダイオードブリッジのような整流回路部73と、整流回路部73の整流出力を平滑して制御部回路70やワイヤレス受信部72などの動作電源を生成する電源部74とを備えている。尚、図中のLD1は負荷Lの停止時に点灯して位置表示を行うための発光ダイオードであり、SW2はチャンネル切替のための切替スイッチである。
一方、ワイヤレスリモコン6内に収納される回路は、マイクロコンピュータからなり操作スイッチSW3の操作入力に応じて負荷をオン/オフするための制御信号を発生する制御回路部80と、赤外線のような光信号からなるワイヤレス信号で切替信号を送信する発光ダイオードLD2と、制御回路部80の制御信号に応じて発光ダイオードLD2を駆動することによって切替信号を送信する送信回路部81と、釦電池のような電池Bを電源として制御回路部80及び送信回路部81に電源を供給する電源回路部82とを備える。尚、図中のSW4はチャンネル切替のための切替スイッチである。
ワイヤレスリモコン6では、操作スイッチSW3が押操作されると操作スイッチSW3の操作信号が制御回路部80に入力され、この操作信号に応じて制御回路部80が制御信号を発生する。そして、送信回路部81が制御回路部80の制御信号に応じて発光ダイオードLD2を駆動し、赤外線のような光信号からなるワイヤレス信号で負荷の切替信号を送信する。一方、スイッチ本体1の内部回路では、制御回路部70がワイヤレス受信部72からの信号入力及び押釦スイッチSW1からの操作入力を監視しており、ワイヤレス受信部72の受信した切替信号が入力されるか、押釦スイッチSW1が押操作されて操作信号が入力されると、これらの切替信号及び操作信号に基づいてスイッチ素子Q1のオン/オフを反転させる制御信号を発生し、この制御信号に基づいて負荷開閉部71がスイッチ素子Q1を開閉駆動し、負荷Lへの電源供給をオン/オフする。また制御回路部80は、負荷Lへの電源供給をオフする間、発光ダイオードLD1に電流を供給して、発光ダイオードLD2を点灯させ、位置表示を行う。尚、ワイヤレスリモコン6からワイヤレス信号で送信される切替信号には、切替スイッチSW4によって設定されたチャンネルのデータが含まれており、制御回路部70では、切替スイッチSW4によって設定されたチャンネルと、切替スイッチSW2で設定された自己のチャンネルとが一致する場合のみ、ワイヤレスリモコン6からの切替信号を受け付けるようにしている。
次に本実施形態のワイヤレススイッチの構造を図1〜図11に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りがない限り、図1に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図4中の左側を前側、同図中の右側を後側とする。
ボディ2は合成樹脂により前面が開口した箱状に形成され、上下の両側面には各一対の係止突起10が突設されている。ボディ2の内部は、底部から立設された隔壁2bによって2つの収納室に仕切られており、上側の収納室には一方のプリント基板7に実装されたスイッチ素子Q1などの回路部品が収納され、下側の収納室にはプリント基板7に実装された図示しない端子板及び鎖錠ばねからなる所謂速結端子構造の接続端子T1〜T4が収納されている。ボディ2の背面には、下側の収納室に連通する電線挿通孔(図示せず)が開口しており、この電線挿通孔を通して被覆が剥かれた電線を挿入することによって、電線を接続端子T1〜T4に容易に接続できるようになっている。また上側の収納室にはスイッチ素子Q1に熱結合された放熱板(図示せず)が収納されており、ボディ2の上壁及び左側壁には放熱性を高めるための複数の透孔2aが貫設されている。
一方、カバー3は合成樹脂により背面が開口した箱状に形成され、上下の両側面の後縁からは係止孔12を有する係止脚片11が2個ずつ突設されている。而して、ボディ2とカバー3とは、カバー3に突設された係止脚片11の係止孔12にボディ2の係止突起10を係止させることにより結合されており、結合時には係止脚片11の弾性と係止突起10の前端の傾斜面10aとを利用して簡単に係止できるようになっている。
またスイッチ本体1の表面側の部材であるカバー3には、既製の埋込式の配線器具を埋設する場合に用いる取付枠60に着脱自在に取付可能とするために、左側の端面の上下に各一対の取付爪13が突設され、右側の端面の上下方向における中央部に一対の取付爪13が突設されている。なお右側の端面の後縁には、一対の取付爪13が表面に突設された撓み片15の上下両側にスリット14,14を形成してあり、撓み片15が内側へ弾性的に撓むようにしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠60に取付爪13,13を係止させてスイッチ本体1を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにしてある。
図1に示すように取付枠60は縦長の窓孔60aを有し、窓孔60aの左右両側の側片61,61には、スイッチ本体1の取付爪13がそれぞれ係止される2個1組の器具取付孔62が等間隔に3組ずつ設けてあり、窓孔60a内で配線器具の取付位置を3箇所選択できるようになっている。そして、この取付枠60にスイッチ本体1を取り付ける際には、カバー3の左側の端面に形成された取付爪13を、取付枠60の左側の側片61の上下に形成された器具取付孔62に係止させた後、スイッチ本体1の右側部を取付枠60側に押し込むと、カバー3の右側の端面に形成された取付爪13が右側の側片61で押されて撓み片15が内側に撓み、撓み片15の取付爪13が右側の側片61に形成された器具取付孔62に係止することで、スイッチ本体1が取付枠60に取着されるようになっている。なおスイッチ本体1を取付枠60から取り外す際には、撓み片15を内側に押して、撓み片15の取付爪13と、右側の側片61に設けた器具取付孔62との係止状態を解除することによって、スイッチ本体1を取付枠60から容易に取り外すことができるようになっている。尚、取付枠60の上下の側片には、それぞれ、埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじ用の長孔63と、壁を構成する石膏ボードなどに取り付けるための従来周知のはさみ金具(図示せず)が取着される取着孔64と、プレート枠(図示せず)を固定するためのプレートねじ用のねじ孔65とが設けられている。
またカバー3の前面には、上下方向における中央部の左側部に、横向となった軸部16,16が所定間隔を開けて2つ突設してあり、これらの軸部16,16は上部が横向きの略円柱形状をしている。カバー3前面の軸部16,16が形成された側と反対側(右側)の部位には、後述するピアノハンドル4の係止脚片27,27がそれぞれ挿入される係止孔17,17が貫設されている。またカバー3の前面には上下両側部に横長の透孔がそれぞれ形成され、これらの透孔内に一端部がカバー3に片持ち支持された矩形板状の弾性ばね片(弾性付勢片)18,18がカバー3と連続一体に形成されており、各弾性ばね片18,18の自由端側は前方に突出して、ピアノハンドル4裏面の右側部の上下にそれぞれ当接し、ピアノハンドル4を前方に押圧している。
またカバー3内には押釦スイッチSW1、切替スイッチSW2、発光ダイオードLD1受光モジュール72aなどの部品が実装されたもう1枚のプリント基板(図示せず)が納装されており、このプリント基板とボディ2内に収納されるプリント基板7との間はフレキシブルフラットケーブルなどの配線を介して電気的に接続されている。そしてカバー3の前面には、係止孔17,17の中間部の左側にタクトスイッチのような押釦スイッチSW1の押釦51を露出させる丸孔19が、この丸孔19の下方には切替スイッチSW2を構成するスライドスイッチの摘み52を露出させる窓孔20がそれぞれ貫設され、さらに軸部16,16の中間部の右側に発光ダイオードLD1を露出させる丸孔21が、この丸孔21の下方には受光モジュール72aの受光面を露出させる丸孔22がそれぞれ貫設されている。
一方ピアノハンドル4は合成樹脂により前面視の形状が略矩形状に形成されており、左側部の裏面には軸部16,16に対向する部位に、後側に開口した穴23とこの穴23内に取着される金属製の軸受け用ばね24とで構成される枢支部が設けられており、穴23内に挿入された軸部16に軸受け用ばね体24が弾接することによって、軸部16に対し回動自在に軸支されている。またピアノハンドル4の裏面には、押釦51に対向する部位に押釦51を押圧する押圧突起39が突設されており、この押圧突起39の周りにはカバー3の丸孔19の周りに設けたボス19aを逃がす凹部39aが形成されている。また更にピアノハンドル4の裏面における枢支部と反対側の端部(右端部)には、図4に示すように上下方向における中央部から両側部に行くにつれて、カバー3(スイッチ本体1)の前面から遠ざかる向きに傾斜するテーパ面4a,4aが形成されている。
またピアノハンドル4前面の左端部からは上下方向に沿って延びる細幅の突台25が前方に向かって突設されており、前面の突台25以外の部位には突台25よりも薄肉であってワイヤレスリモコン6が着脱自在に取り付けられる取付部26を形成してある。また、ピアノハンドル4の右側部の裏面には、カバー3の係止孔17,17に対向する部位に、係止孔17と係止する爪27aが先端に突設された一対の係止脚片27がそれぞれ突設されており、これらの係止脚片27,27の近傍に希土類磁石(例えばネオジウム磁石やコバルト磁石など)からなる短冊状の永久磁石8が貼着されている。
受光カバー5は、赤外光に対して透光性を有するとともに可視光に対して遮光性を有するような合成樹脂により帯板状に形成されており、受光カバー5の背面に突設されたかしめ突起(図示せず)をピアノハンドル4に貫設された孔29に通し、ピアノハンドル4の裏面側に突出した先端部を潰すことによってピアノハンドル4にかしめ固定される。ところでピアノハンドル4には、スイッチ本体1の前面に露設された発光ダイオードLD1及び受光モジュール72aにそれぞれ対向する部位にピアノハンドル4を貫通する貫通孔30,31が貫設されており、貫通孔30には発光ダイオードLD1の発光を外部に導くためのほたる表示片9が取り付けられる。ほたる表示片9は、貫通孔30内に挿入される矩形板状の導光部34と、導光部34の上下両側面からそれぞれ上下に突出するかしめ片35,35とを有し、導光部34を貫通孔30内に挿入した状態で、ピアノハンドル4の裏面に突設したかしめ突起36をかしめ片35の孔に通し、その先端を潰すことによってピアノハンドル4に取り付けられる。この時、ほたる表示片9の導光部34の先端は貫通孔30から前方に突出し、受光カバー5に設けた切欠溝33を通して前面に露出している。また受光カバー5には、貫通孔31に臨む部位にワイヤレスリモコン6から送信される光信号を受光モジュール72aに集光するためのレンズ部32が形成されている。
而して、受光カバー5、ほたる表示片9、及び永久磁石8が取着されたピアノハンドル4の枢支部をカバー3の軸部16,16に軸支させるとともに、係止脚片27,27をカバー3の係止孔17,17に挿入すると、ピアノハンドル4がカバー3に対して回動自在に軸支され、枢支部を構成する軸受け用ばね24などによって操作方向と反対側に付勢されて、復帰位置まで移動する。この時、係止脚片27の爪27aが係止孔17の孔縁と係止することで、ピアノハンドル4の抜け止めが為されている。また発光ダイオードLD1にほたる表示片9の導光部34が対向するとともに、受光モジュール72aの受光面に受光カバー5のレンズ部32が対向しており、発光ダイオードLD1の発光がほたる表示片9を通して外部に導かれ、ワイヤレスリモコン6から送信された光信号がレンズ部32により受光モジュール72aに集光されるのである。この状態からピアノハンドル4の操作側を押操作すると、ピアノハンドル4が軸部16を中心に回転し、ピアノハンドル4裏面の押圧突起39によって押釦スイッチSW1の押釦51が押操作される。なおピアノハンドル4の凹部39aがボス19と当接することによって、それ以上のピアノハンドル4の押し込みができないようになっている。その後ピアノハンドル4の操作側を押す力をなくすと、押釦スイッチSW1の押釦51に発生する復帰力と軸受け用ばね24及び弾性ばね片18に発生する復帰力とを受けてピアノハンドル4が復帰位置まで移動する。なお、ピアノハンドル4前面の右端部には、操作位置を表示するための突起37が突設されており、突起37に触れることで暗闇でも操作位置が容易に判別でき、また視覚障害者や高齢者なども操作位置を容易に判別できるようにしている。
次にワイヤレスリモコン6の構造について説明する。ワイヤレスリモコン6は、ケース40と、プリント基板41と、メンブレンシート42と、電池ホルダー43と、鉄片44(磁性体)と、摘み45とを主たる構成として有する。
ケース40は合成樹脂により背面及び下面が開口した扁平な直方体状に形成され、ケース40の前面は幅方向における中間部が両側部よりも前方に突出するような曲面に形成され、全体として蒲鉾型に形成されている。ケース40の下部には、左右の側壁の後縁間を連結する連結片46が一体に形成されており、ケース40の上側壁と左右の側壁と連結片46とで囲まれる収納凹部40aにプリント基板41と鉄片44とが収納される。また、ケース40の前壁と左右の側壁と連結片46とで囲まれる空間は電池ホルダー43を挿入する挿入口となり、この挿入口から挿入された電池ホルダー43の後部を収納する収納凹部40bが連結片46の下側に形成されている。また、ケース40の長手方向に沿う両側壁の内、ピアノハンドル4に装着した際に突台25の端面と対向する側壁の上下両側部には、突台25の端面の上下両端部に形成した位置決めリブ38,38と係止する係止凹部57,57が上下両端部に形成されており、突台25と反対側の側壁にはワイヤレスリモコン6を外す際に指で引っ掛けるための突条59が上下方向に沿って突設されている。またケース40の側壁の後縁には、ピアノハンドル4の突起37と対向する部位にこの突起37と係止する係止溝40cが形成され、さらにケース40の前面における係止溝40cの裏側部付近には操作位置を表示するための突起58が突設されている。
一方電池ホルダー43は合成樹脂成型品からなり、円板の上部を切り欠いたような形状に形成されて釦電池よりなる電池Bの底面に当接する底壁47a、及び、底壁47aの周縁部から立設された前面視略C字状の側壁47bからなる電池保持部47と、電池保持部47の下側部に連続一体に突設された略直方体状の基台部48と、側壁47bの周面に撓み片49aを介して連続一体に連結された嵌合部49とを有する。基台部48の表面にはホルダー外し時に手の爪を引っ掛けるための引掛凹部48aが形成され、さらに基台部48における嵌合部49と反対側の端部には、ケース40の係止凹部55と係止する爪48cが先端部に形成された弾性係止片48bが突設されている。また嵌合部49には手の爪を引っ掛けるための外し溝49bが後面及び下面に形成され、ケース40の側壁と対向する面には側壁に設けた係止凹部56と係止する係止爪49cが突設されている。
プリント基板41は矩形板状であって、ピアノハンドル4に装着した際に永久磁石8と対向する部位に鉄片44を収めるための矩形状の切欠部41aが形成されている。またプリント基板41の部品実装面には上述した制御回路部80、送信回路部81、および電源回路部82を構成する回路部品や電池ホルダー43に保持された釦電池の正極及び負極にそれぞれ接触する接触ばね片(図示せず)が実装されており、スライドスイッチよりなる切替スイッチSW4に被せた摘み45とプリント基板41と鉄片44とをケース40の収納凹部40aに収納すると、プリント基板41に実装された発光ダイオードLD2がケース40の上側壁の孔53に臨むように配置され、さらにケース40の側壁に設けた孔54から摘み45の操作部45aが露出するようになっている。
このプリント基板41の表面には合成樹脂により形成された可撓性を有する板状のメンブレンシート42が貼り付けられ、このメンブレンシート42によってケース40の開口が閉塞される。メンブレンシート42に側縁には係止溝40cに対向する部位に凹溝42cが形成されている。またメンブレンシート42の表面の上側部にはドーム状に突出する操作凸部42aが形成されており、この操作凸部42aの裏側には導電性インクを円形領域に塗布することによって導電部42bが形成されている。一方、プリント基板41には、導電部42bに対向する部位に、略一定の間隔をおいて互いに噛合するように配置された一対の櫛歯状の接点部50a,50bがカーボンペーストを印刷することによって形成されている。ここに、接点部50a,50bと導電部42bとで上述の操作スイッチSW3が構成され、タクトスイッチなどの既存のスイッチを用いる場合に比べてワイヤレスリモコン6を薄型化でき、またコストダウンが図れる。而して、メンブレンシート42に設けたリモコン操作部としての操作凸部42aを押操作すると、メンブレンシート42が撓んで導電部42bが接点部50a,50bに接触し、接点部50a,50b間が導電部42bを介して導通することにより、制御回路部80に操作入力が与えられ、送信回路部81が制御回路部80の制御信号に応じて発光ダイオードLD2を駆動し、ワイヤレス信号で切替信号を送信するようになっている。
以上のようなワイヤレスリモコン6を組み立てるに当たっては、ケース40の収納凹部40a内に、切替スイッチSW4に被せた摘み45と、プリント基板41と、鉄片44とを挿入した後、ケース40の開口側からメンブレンシート42を貼り付ければ良い。ここに、ケース40とメンブレンシート42とでリモコン本体が構成される。そして、釦電池を収めた電池ホルダー43を正しい向きに向けて挿入口から挿入すると、弾性係止片48bの爪48c及び嵌合部49の係止爪49cがそれぞれケース40の係止凹部55,56に係止することによって、電池ホルダー43がケース40に取り付けられる。一方、電池ホルダー43を取り外す際には、電池ホルダー43の嵌合部49に設けた外し溝49bに手の爪を引っ掛けて、撓み片49aを撓ませて、係止爪49cと係止凹部56との係止状態を解除した後、引掛凹部48aに手の爪を引っ掛けて、電池ホルダー43を引き出せば良い。
このワイヤレスリモコン6はピアノハンドル4の取付部26に取り付けられる。すなわちワイヤレスリモコン6とピアノハンドル4の向きを合わせて、ワイヤレスリモコン6をピアノハンドル4の取付部26に前面側から取り付けると、ワイヤレスリモコン6のケース40内に納装された鉄片44がピアノハンドル4に取着した永久磁石8によって吸着され、ワイヤレスリモコン6がピアノハンドル4に取り付けられる。この時、ワイヤレスリモコン6のケース40に設けた係止凹部57とピアノハンドル4の位置決めリブ38が係止するとともに、ケース40の係止溝40cにピアノハンドル4の突起37が係止することで、ワイヤレスリモコン6がピアノハンドル4に対して位置決めされ、ワイヤレスリモコン6の位置ずれが起こりにくくなっている。そして、この状態でワイヤレスリモコン6の前面の操作側(突起58側)を押すと、ワイヤレスリモコン6の押力をピアノハンドル4が受けて、軸部16を中心に回転し、ピアノハンドル4裏面の押圧突起39によって押釦スイッチSW1の押釦51が押操作される。その後ワイヤレスリモコン6の操作側を押す力をなくすと、押釦スイッチSW1の押釦51に発生する復帰力と軸受け用ばね24及び弾性ばね片18に発生する復帰力とを受けてワイヤレスリモコン6(ピアノハンドル4)が復帰位置まで移動する。
一方、ワイヤレスリモコン6をピアノハンドル4から外してリモコン操作を行う場合は、ワイヤレスリモコン6のケース40に設けた突条59に手を掛けて、ケース40を前側に引っ張ると、ケース40を容易に取り外すことができ、上述のようにしてリモコン操作が行えるのである。
ここで、本実施形態ではピアノハンドル4の前面に薄肉の取付部26を設けて、この取付部26にワイヤレスリモコン6を装着しているので、ワイヤレスリモコン6の壁面からの突出量をできるだけ小さくでき、また取付部26を薄肉(約0.5mm)に形成することで、ピアノハンドル4に取り付けた永久磁石8とワイヤレスリモコン6の内部に収納した鉄片44との間の距離が短くなり、磁力によるワイヤレスリモコン6の取付強度を高めることができる。
またワイヤレスリモコン6が装着されるピアノハンドル4の部位(取付部26)を薄肉にすることで、樹脂成型時に発生する外力によってピアノハンドル4の端が多少反ることも考えられるが、本実施形態ではピアノハンドル4の裏面における枢支部と反対側の端部(右端部)に、上下方向における中央部から両側部に行くにつれて、カバー3の前面から遠ざかる向きに傾斜するテーパ面4a,4aが形成されているので、ピアノハンドル4の両側部が多少反っていたとしても、ピアノハンドル4の両側付近でピアノハンドル4の裏側面とカバー3の前面との間の隙間(ストローク)を確実に確保でき、ピアノハンドル4の両側部を押してスイッチ操作を行うことができる。また更に、ピアノハンドル4の裏面における枢支部と反対側の部位の上下両側部をそれぞれ前方に押圧する押圧ばね片18,18がカバー3と一体に形成されており、ピアノハンドルにおける枢支部と反対側の部位の上下両側部をそれぞれ押圧ばね片18,18で前方に押圧しているので、上述と同様にピアノハンドル4の両側部が多少反っていたとしても、ピアノハンドル4の両側付近でピアノハンドル4の裏側面とカバー3の前面との間の隙間(ストローク)を確実に確保でき、ピアノハンドル4の両側部を押してスイッチ操作を行うことができる。
またワイヤレスリモコン6のケース40は直方体状であって、短幅方向に対向する2つの側壁が、ピアノハンドル4の短幅方向に対向する2つの辺に略平行するようにしてピアノハンドル4の前面に取り付けられており、ケース40の前面は短幅方向における中間部が両側部に比べて前方に突出するような曲面形状に形成されているので、操作性を良好にできる。またケース40は短幅方向の中央部に比べて両側部の厚みが小さくなっているので、内部の回路に動作電源を供給する釦電池を保持した電池ホルダー43が挿抜自在に挿入される挿入口が、ケース40の短幅方向に対向する2つの側壁の何れかに開口していると、ケース40の両側部の厚みが厚くなって壁面からの突出量が大きくなり、また長手方向に対向する2つの側壁の内、発光ダイオードLD2が配設された側壁は発光ダイオードLD2のために電池の収納スペースが確保できなくなるが、本実施形態ではケース40の長手方向に対向する2つの側壁の内の一方(上側壁)に発光ダイオードLD2を配置するとともに、他方(下側壁)に電池ホルダー43の挿入口を設けてあり、厚みが最も厚くなるケース40の短幅方向中央部に電池ホルダー43を配置しているので、ケース40(ワイヤレスリモコン6)の厚みをできるだけ薄くでき、壁面からのワイヤレスリモコン6の突出量を小さくして、他の配線器具とのデザインの統一性を確保することができる。
なお本実施形態では、ワイヤレスリモコン6のケース40に取り付けた鉄片44と、この鉄片44に対応するピアノハンドル4の部位に取り付けられた永久磁石8とで、ワイヤレスリモコン6とピアノハンドル4とを磁力で結合する結合手段を構成しているが、ワイヤレスリモコン6のケース40に永久磁石を取り付けるとともに、この永久磁石に対応するピアノハンドル4の部位に磁性体を取り付けて、ワイヤレスリモコン6とピアノハンドル4とを磁力で結合するようにしても良く、この場合はワイヤレスリモコン6のケース40に永久磁石を取り付けているので、ワイヤレスリモコン6をスチール製の机や冷蔵庫など磁性体でできたものに取り付けて使用することができ、使い勝手が向上する。
本実施形態のワイヤレススイッチの分解斜視図である。 同上の外観斜視図である。 同上の一部省略せる分解斜視図である。 同上を示し、ワイヤレスリモコンを外した状態の側面図である。 同上を示し、ワイヤレスリモコンを装着したピアノハンドルをカバーに付けた状態を下側から見た断面図である。 同上を示し、ピアノハンドルをカバーに付けた状態を下側から見た図である。 同上に用いるピアノハンドルの背面図である。 同上に用いるワイヤレスリモコンの分解斜視図である。 同上に用いるワイヤレスリモコンを示し、メンブレンシートを外した状態の斜視図である。 同上に用いるワイヤレスリモコンのプリント基板を示し、(a)は部品面側のパターン図、(b)は半田面側のパターン図である。 同上に用いるワイヤレスリモコンのメンブレンシートを示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同上を示し、スイッチ本体に収納される回路の回路図である。 同上を示し、ワイヤレススイッチに収納される回路の回路図である。 従来のスイッチ装置を下側から見た図である。
符号の説明
1 スイッチ本体
4 ピアノハンドル
6 ワイヤレスリモコン
8 永久磁石
26 取付部

Claims (5)

  1. 赤外線のような光信号よりなるワイヤレス信号で送信された切替信号を受信するワイヤレス受信部が表面に設けられるとともに、押操作に応じて操作信号を発生する押釦スイッチの押釦が前面に露設されたスイッチ本体と、スイッチ本体の内部に収納されて、ワイヤレス受信部が受信した切替信号及び押釦スイッチの操作信号に応じて内部の接点をオン/オフする接点切替部と、スイッチ本体の前面に回動自在に取着され、操作者による押し操作を受ける側には他の部位よりも薄肉の取付部が設けられるとともに、操作者によるピアノタッチ操作に応じて裏面で押釦を押圧するピアノハンドルと、表面にリモコン操作部が設けられ当該リモコン操作部をピアノハンドル側に向けた状態で前記取付部に着脱自在に取り付けられるリモコン本体およびリモコン操作部の操作に応じて上記切替信号をワイヤレス信号で送信するワイヤレス送信部を具備したワイヤレスリモコンと、ワイヤレスリモコンとピアノハンドルとを磁力で結合する結合手段とを備えることを特徴とするワイヤレススイッチ。
  2. 上記結合手段は、ワイヤレスリモコンに取り付けられた永久磁石と、該永久磁石に対応するピアノハンドルの部位に取り付けられた磁性体とで構成されることを特徴とする請求項1記載のワイヤレススイッチ。
  3. 上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一端側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されるとともに、他端部の裏面に中央部から両側部にかけてスイッチ本体の前面から遠ざかる向きに傾斜するテーパ面が形成されたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレススイッチ。
  4. 上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されており、上記リモコン本体は直方体状であって、対向する2つの側壁がピアノハンドルの上記対向2辺と略並行するようにピアノハンドルの前面に取り付けられ、リモコン本体の前面は上記2つの側壁の対向する方向における中間部が両側部に比べて前方に突出するような曲面形状に形成されており、リモコン本体の対向する他の2つの側壁の内の一方にワイヤレス送信部の発光素子を配置するとともに、他方にワイヤレス送信部に動作電源を供給する釦電池を保持した電池ホルダーが挿抜自在に挿入される挿入口を設けたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレススイッチ。
  5. 上記ピアノハンドルは前面視の形状が略矩形状であって、対向する2辺の内の一端側にスイッチ本体に枢支される枢支部が形成されており、他端側の両側部に対向するスイッチ本体の部位に、ピアノハンドルの背面とそれぞれ当接してピアノハンドルを前方に押圧する一対の弾性付勢片を樹脂製のスイッチ本体と一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のワイヤレススイッチ。
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