JP4214355B2 - 運動用シャツ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バレーボールその他スポーツための運動用シャツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
試合時間の長いスポーツ競技では、競技者は運動量の多さから全身が汗で濡れ、汗を吸った運動用シャツが上体に密着した状態になってしまう。
【0003】
このため、例えばバレーボールのような前屈、後屈等の激しい動きを必要とするスポーツの場合、上体に密着した運動用シャツが身体の動きの妨げになったり、運動用シャツの裾等がずり上がって着崩れするなどの問題が生じていた。
【0004】
したがって、スポーツ業界においては汗をかいた状態でも、身体の動きの妨げになりにくく、着崩れしにくい運動用シャツが開発されることを待ち望んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、汗をかいた状態でも、身体の動きの妨げになりにくく、着崩れしにくい運動用シャツを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明の運動用シャツは、前後見頃部1,2は、前後の上下生地1a,1b,2a,2bにより構成され、前後の上下生地1a,1b,2a,2bはそれぞれ左右の脇見頃部4,4相互間に掛け渡す態様で縫着されており、前後生地の下縁10,20は上側に向って凹む略円弧状に、前後生地の上縁11,21は下側に向って凹む略円弧状に、それぞれ形成してあり、前後の上記生地1a,1b,2a,2bの下部と上部とをそれぞれ左右縁部及びその付近のみで重なった状態にして、前屈時における身体の折れ曲がり位置に横長の孔H1,H2が形成されるようにしてある
(請求項2記載の発明)
この発明の運動用シャツは、上記請求項 1 記載の発明に関し、前身頃部1の生地1a、後身頃部2の生地2aは、綿、綿/ポリエステル混紡、綿/ナイロン混紡、ポリエステル、ポリウレタンの素材が用いられ、天竺編み、鹿子編み、丸編みである伸縮性を有する編地である。
(請求項3記載の発明)
この発明の運動用シャツは、上記請求項 1 又は2記載の発明に関し、前身頃部1の生地1b、後身頃部2の生地2b及び脇身頃部4,4は、ポリエステルやナイロンといった吸水性の低い素材で構成されている。
【0007】
なお、この発明の運動用シャツの機能は以下の発明の実施形態の欄で説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の運動用シャツの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
図1はこの発明の実施形態の運動用シャツSの正面図、図2は前記運動用シャツSの側面図、図3は前記運動用シャツSの背面図である。
(この運動用シャツSの基本的構成について)
この運動用シャツSは、図1〜図3に示すように、バレーボール用のシャツであり、前身頃部1と、後身頃部2と、後身頃続き前身頃上部3と、左右一対の脇身頃部4,4を縫着するようにして形成されている。なお図1中、符号NHで示したものはネックホール、符号AHで示したものはアームホール、符号Mで示したものはマチ部である。
【0009】
上記前身頃部1は、図1や図4に示すように、上下二枚の生地1a,1bにより構成されており、前記生地1a,1bはそれぞれ左右の脇身頃部4,4相互間に掛け渡す態様で縫着されている。ここでこの実施形態では、図1や図2に示すように、生地1aの下縁10は上側に向かって凹む略円弧状に、生地1bの上縁11は下側に向かって凹む略円弧状に、それぞれ形成してあり、生地1aの下部と生地1bの上部とは左右縁部及びその付近でのみで重なった状態、つまり前屈時における身体の折れ曲がり位置に横長の孔H1が形成された状態になっている。
【0010】
後身頃部2は上記した前身頃部1と同様に、図2や図3に示すように、上下二枚の生地2a,2bを左右の脇身頃部4,4相互間に掛け渡す態様で縫着されており、前屈及び後屈時における身体の折れ曲がり位置には生地2aの下縁20と生地2bの上縁21により横長の孔H2が形成されている。
【0011】
なお、この実施形態の運動用シャツSでは、図1や図3に示す部分が上部体U及び下部体Dになる。
(この運動用シャツSを構成する生地について)
前身頃部1の生地1a、後身頃部2の生地2a及び後身頃続き前身頃上部3は、競技中の競技者の運動を阻害しないように適度な伸縮性を有するニット等の生地から構成されている。これら部分の生地としては、綿、綿/ポリエステル混紡、綿/ナイロン混紡、ポリエステル、ポリウレタン等の素材が用いられ、天竺編み、鹿子編み、丸編み等伸縮性を有する編地が好適である。
【0012】
前身頃部1の生地1b、後身頃部2の生地2b及び脇身頃部4,4は、ポリエステルやナイロンといった比較的吸水性の低い素材であって、軽量の素材が好適であり、肌との接触面積が小さくなるよう、開口率の比較的大きいメッシュ生地を用いてある。
(前身頃部1、後身頃部2を上下二枚の生地で構成等したことによる機能)
この運動用シャツSでは、後身頃部2を構成する生地2a,2bは脇身頃部4,4にのみ縫着されており、生地1a,1b対して生地2a,2bは所謂縁切りされた状態となっている。
【0013】
したがって、この運動用シャツSを着た状態で汗をかくと、前屈時における身体の折れ曲がり位置を基準として、上側に生地1a,2a(上部体U)が、下側に生地1b,2b(下部体D)が、それぞれ密着することとなるが、前屈又は後屈(腕を上げた場合を含む)した場合には、図5や図6に示すように、生地1a,2a(上部体U)の下縁10,20と生地1b,2b(下部体D)の上縁11,21が相対移動することから、突っ張り感はほとんどなく、また、生地1b,2bの裾が上方に引き上げられるようなことはない。つまり、この運動用シャツSは、汗をかいた状態でも、身体の動きの妨げになりにくく、着崩れしにくい。
(その他の機能)
この運動用シャツSは、前身頃部1及び後身頃部2に孔H1,H2が形成されているから、暑いとき等にはクーリング(COOLING) 機能を有する。
【0014】
従来の運動用シャツにおいて皺ができる部分には孔H1,H2が形成されているから、この運動用シャツSでは皺はできにくい。
〔実施形態2〕
図7はこの発明の実施形態の運動用シャツSの正面図、図8は前記運動用シャツSの側面図、図9は前記運動用シャツSの背面図である。
【0015】
この運動用シャツSは、図7〜図9に示すように、バレーボール用のシャツであり、前身頃部1と、後身頃部2を縫着するようにして形成されている。
【0016】
この運動用シャツSでは、図7〜図9に示すように、上記前身頃部1は上下二枚の生地1a,1bにより、後身頃部2は前記生地2a,2bにより、それぞれ構成されており、前記生地1a,2aによりシャツの上部体Uを、生地1b,2bによりシャツの下部体Dを、それぞれ形成すると共に前記上部体Uと下部体Dとを脇部で連結(縫着)してある。
【0017】
ここで、この実施形態では、図7〜図9に示すように、生地1a,2aの下縁10は上側に向かって凹む略円弧状に、生地1b,2bの上縁11は下側に向かって凹む略円弧状に、それぞれ形成してあり、前記上部体Uと下部体Dとを脇部で縫着した状態では、前屈時における身体の折れ曲がり位置に横長の孔H1,H2が形成されている。
【0018】
なお、この運動用シャツSにおいても上記実施形態1と同様に、汗をかいた状態でも、身体の動きの妨げになりにくく且つ着崩れしにくく、また、皺ができにくい共にクーリング機能も有している。
〔他の実施形態〕
▲1▼.上記実施形態1,2にかえて、図10に示すように、シャツの前後面に横長の孔H1(後面の孔は図示せず)を穿設してあるものでもよく、この場合においても前記孔を穿設する位置を前屈したときに身体が折れ曲がる位置又はその付近に設定したものであれば上記実施形態1,2と同様の機能を有する。
▲2▼.上記実施形態1では、生地1aの下部と生地1bの上部とは左右縁部及びその付近で重なるようにしているが、これに限定されることなく、図11に示すように、生地1aの下部の左右縁と生地1bの上部の左右縁が一致する態様でもよく、図12に示すように、生地1aの下部の左右縁と生地1bの上部の左右縁が離れている態様でもよい。また、生地1aの下縁と生地1bの上縁とが全域で重なり、孔H1が見えないようになる態様でもよい。
【0019】
なお、生地2aと生地2bの関係も、上記した生地1aと生地1bの関係と同じ態様を採ることができる。
▲3▼.上記実施形態2では、上部体Uと下部体Dとを脇部で縫着する態様で連結しているが、これに限定されるものではなく、テープ、紐、金具(リング等)で連結するようにしてもよい。
▲4▼.運動用シャツを構成する生地の材質やメッシュであるか否かは上記実施形態に限定されず、目的に応じて自由に選択できる。
▲5▼.運動用シャツの形状は、上記実施形態の如きノースリーブに限定されず、スリーブ付きのシャツでもよい。
▲6▼.上記実施形態の運動用シャツはバレーボール用のシャツであるが、これに限定されることなく、その他のスポーツに使用されるシャツにもこの発明を施すことができる。
【0020】
【発明の効果】
この発明は上記のような構成であるから次の効果を有する。
【0021】
発明の実施の形態の欄に記載した内容から、汗をかいた状態でも、身体の動きの妨げになりにくく、着崩れしにくい運動用シャツを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の運動用シャツの正面図。
【図2】前記運動用シャツの側面図。
【図3】前記運動用シャツの背面図。
【図4】前記運動用シャツの斜視図。
【図5】前記運動用シャツを着て前屈した状態を示す図。
【図6】前記運動用シャツを着て両手を伸ばした状態を示す図。
【図7】この発明の実施形態2の運動用シャツの正面図。
【図8】前記運動用シャツの側面図。
【図9】前記運動用シャツの背面図。
【図10】他の実施形態の運動用シャツの正面図。
【図11】他の実施形態の運動用シャツの正面図。
【図12】他の実施形態の運動用シャツの正面図。
【符号の説明】
S シャツ
U 上部体
D 下部体
H1 孔
H2 孔
1 前身頃部
1a 生地
1b 生地
2 後身頃部
2a 生地
2b 生地
3 後身頃続き前身頃上部
4 脇身頃部

Claims (3)

  1. 前後見頃部(1,2)は、前後の上下生地(1a,1b,2a,2b)により構成され、前後の上下生地(1a,1b,2a,2b)はそれぞれ左右の脇見頃部(4,4)相互間に掛け渡す態様で縫着されており、前後生地の下縁(10,20)は上側に向って凹む略円弧状に、前後生地の上縁(11,21)は下側に向って凹む略円弧状に、それぞれ形成してあり、前後の上記生地(1a,1b,2a,2b)の下部と上部とをそれぞれ左右縁部及びその付近のみで重なった状態にして、前屈時における身体の折れ曲がり位置に横長の孔(H1,H2)が形成されるようにしてあることを特長とする運動用シャツ。
  2. 前身頃部(1)の生地(1a)、後身頃部(2)の生地(2a)は、綿、綿/ポリエステル混紡、綿/ナイロン混紡、ポリエステル、ポリウレタンの素材が用いられ、天竺編み、鹿子編み、丸編みである伸縮性を有する編地であることを特徴とする請求項1記載の運動用シャツ。
  3. 前身頃部(1)の生地(1b)、後身頃部(2)の生地(2b)及び脇身頃部(4)(4)は、ポリエステルやナイロンといった吸水性の低い素材で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の運動シャツ。
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