JP4213600B2 - 光記録媒体への情報記録方法及び情報記録装置 - Google Patents

光記録媒体への情報記録方法及び情報記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、光記録媒体への情報記録方法に関し、特に、追記型の光記録媒体への情報記録方法に関する。また、本発明は、光記録媒体に情報を記録するための情報記録装置に関し、特に、追記型の光記録媒体に情報を記録するための情報記録装置に関する。
近年、従来に比べて非常に大きな記録容量を有し、且つ、非常に高いデータ転送レートを達成可能な次世代型の光記録媒体が提案され、そのいくつかはすでに実用化されている(特許文献1参照)。このような次世代型の光記録媒体では従来の光記録媒体とは異なり、データの記録や再生に波長約405nmのレーザービームが用いられるとともに、開口数が約0.85の対物レンズが用いられる。これによりレーザービームのビームスポット径は記録面において約0.39μmまで絞られ、約25GB/面の記録容量と、基準線速度(約4.9m/sec)において約36Mbpsのデータ転送レートが達成されている。
次世代型の光記録媒体においても、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のような現行の光記録媒体と同様、再生専用型、追記型及び書き換え型の各タイプの光記録媒体が提案されているが、このうち追記型のものは、目的とする記録線速度を高くするに連れて、データの記録に必要な単位時間当たりの熱量が増大することが知られている。単位時間当たりの熱量を増大させるためには、より高出力の半導体レーザを使用するか、或いは、オンパルスパターンの長さ、つまりレーザービームの強度を記録パワーレベルに設定する時間をより長くする必要がある。
特開2003−203383号公報
しかしながら、次世代型の光記録媒体に使用されるレーザービームは上述の通り青色波長領域の光であり、このようなレーザービームを高出力で発生可能な半導体レーザは非常に高価である。このため、単位時間当たり投入する熱量を増大させ、これにより4倍速といった非常に高い線速度での記録を可能とするためには、オンパルスパターンの長さ、つまりレーザービームの強度を記録パワーレベルに設定する時間をできるだけ長くすることが有効である。したがって、1つの記録マークの形成に1個のオンパルスパターンを用いるパルス列パターン、いわゆる「ベタパターン」を採用すれば、記録パワーレベルに設定する時間が最も長くなるが、このようなパルス列パターンを用いると、長い記録マークの形成時に記録層に不要な熱溜まりが生じ、これによる熱干渉によって記録特性が悪化するという問題が生じてしまう。
したがって、本発明の目的は、追記型の光記録媒体への情報記録方法であって、高い線速度でデータを記録するのに適した情報記録方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、追記型の光記録媒体に情報を記録するための情報記録装置であって、高い線速度でデータを記録することが可能な情報記録装置を提供することである。
本発明による情報記録方法は、基板上に少なくとも一つの記録層を有する追記型光記録媒体に、少なくとも記録パワーレベル、基底パワーレベル及びこれらの間のパワーを持つ中間パワーレベルを含むパルス列パターンに従って変調されたレーザービームを照射し、記記録層に記録マークを形成することによって情報を記録する情報記録方法であって、前記パルス列パターンは、前記基底パワーレベル又は前記中間パワーレベルから前記記録パワーレベルへ遷移し、続いて、前記記録パワーレベルから前記基底パワーレベルへ遷移するオンパルスパターン、並びに、前記オンパルスパターンに続く基底パワーレベルを含むオフパルスパターンをそれぞれ少なくとも一つ含み、規定長さよりも長い記録マークを形成する場合には2個のオンパルスパターンを用い、最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、形成すべき記録マークの長さにかかわらず一定とする。
また、本発明による情報記録装置は、基板上に少なくとも一つの記録層を有する追記型光記録媒体に、少なくとも記録パワーレベル、基底パワーレベル及びこれらの間のパワーを持つ中間パワーレベルを含むパルス列パターンに従って変調されたレーザービームを照射し、前記記録層に記録マークを形成することによって情報を記録する情報記録装置であって、前記パルス列パターンは、前記基底パワーレベル又は前記中間パワーレベルから前記記録パワーレベルへ遷移し、続いて、前記記録パワーレベルから前記基底パワーレベルへ遷移するオンパルスパターン、並びに、前記オンパルスパターンに続く基底パワーレベルを含むオフパルスパターンをそれぞれ少なくとも一つ含み、規定長さよりも長い記録マークを形成する場合には2個のオンパルスパターンを用い、最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、形成すべき記録マークの長さにかかわらず一定とするよう構成されたことを特徴とする。
このように、本発明によれば、長マークを形成する場合にはオンパルスパターンの数を2個に分割していることから、記録層に不要な熱溜まりが生じにくくなり、その結果、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。しかも、最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを一定としていることから、次に形成する記録マークへの熱干渉の度合いが記録マークの種類にかかわらずほぼ一定となり、その結果、当該記録マークと次に記録する記録マークとの間のスペース領域の長さにずれが生じにくくなる。
本発明では、前記規定長さよりも短い記録マークを形成する場合は、オンパルスパターンの数を1個とすることが好ましい。このように、短マークを形成する場合にはオンパルスパターンの数を1個、つまり「ベタパターン」とすれば、目的とする記録線速度が高い場合であっても単位時間当たりの熱量を十分に確保することが可能となり、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。
本発明では、前記所定の長さよりも長い記録マークを形成する場合、形成すべき記録マークの長さが長いほど、前記2個のオンパルスパターン間に挿入されるオフパルスパターンの長さを長くすることが好ましい。これにより、熱溜まりの生じやすい長マークの形成において、これを効果的に防止することが可能となる。
本発明では、前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンの長さの和をttotalとし、形成すべき記録マークの長さをnT(Tはクロック周期)とした場合、
nT×0.70≦ttotal≦nT×0.85
とすることが好ましい。これにより投入する熱量が最適となることから、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。
本発明では、前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンのうち、最初に印加するオンパルスパターンの長さをttopとした場合、
total×0.45≦ttop≦ttotal×0.65
とすることが好ましい。これは、2個のオンパルスパターン長の差が大きすぎると、短い方のオンパルスパターンによる加熱が有効に寄与せず、その結果ジッタが悪化するからである。
本発明では、前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる前記2個のオンパルスパターンのうち、前記最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、0.4T以上、0.5T以下とすることが好ましい。これは、2回目のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンを長くしすぎると、その分、1回目のオフパルスパターンを短くせざるを得ず、結果的に2個のオンパルスパターンを用いて形成する記録マークの種類が少なくなりすぎるからであり、逆に、2回目のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンを短くしすぎると1回目のオフパルスパターンが長くなり、1回目のオフパルスパターンによって記録マークが***するおそれがあるからである。
本発明では、前記レーザービームの波長をλとし、前記レーザービームを集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合、前記規定長さを0.82×λ/NAとすることが好ましい。0.82×λ/NAで与えられる長さはビームスポットの直径に相当し、これにより、ある地点をビームスポットが通過する際、レーザービーム50の強度が全期間に亘って記録パワーレベルPwとなることがなくなり、その結果、過剰な熱溜まりの発生を防止することが可能となる。
本発明では、前記レーザービームの波長をλとし、前記レーザービームを集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合、
λ/NA≦640nm
の条件を満たすことが好ましい。これは、このような光学系が用いられるシステムでは非常に高いデータ転送レートが求められることから、記録線速度を高く設定する必要があるからである。
このように、本発明によれば、目的とする記録線速度が高い場合であっても単位時間当たりの熱量を十分に確保することが可能となるばかりでなく、長マークを形成する場合においても記録層に不要な熱溜まりが生じにくいことから、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。しかも、次に形成する記録マークへの熱干渉の度合いが記録マークの種類にかかわらずほぼ一定であることから、当該記録マークと次に記録する記録マークとの間のスペース領域の長さにずれが生じにくくなる。
したがって、本発明によれば、高い線速度でデータを記録する場合であっても良好な信号特性を得ることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の好ましい実施形態にかかる光記録媒体10の外観を示す切り欠き斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示すA部を拡大した部分断面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態による光記録媒体10は、外径が約120mm、厚みが約1.2mmである円盤状の光記録媒体であり、図1(b)に示すように、支持基板11と、光透過層12と、支持基板11と光透過層12の間に設けられた記録層13とを備えている。本実施形態による光記録媒体10は、波長λが380nm〜450nm、好ましくは約405nmであるレーザービーム50を光透過層12の表面である光入射面12aより照射することによってデータの記録及び再生を行うことが可能な追記型の光記録媒体である。光記録媒体10に対するデータの記録及び再生においては、開口数が0.65以上、好ましくは0.85程度の対物レンズ51が用いられ、これによって、レーザービーム50の波長をλ、対物レンズ51の開口数をNAとした場合、λ/NA≦640nmに設定される。
支持基板11は、光記録媒体10に求められる厚み(約1.2mm)を確保するために用いられる厚さ約1.1mmの円盤状の基板であり、その一方の面には、レーザービーム50をガイドするためのランド11a及びグルーブ11bが中心部近傍から外縁部に向けて又は外縁部から中心部近傍に向けて螺旋状に、或いは、同心円状に形成されている。支持基板11の材料としては種々の材料を用いることが可能であり、例えば、ガラス、セラミックス、あるいは樹脂を用いることができる。これらのうち、成形の容易性の観点から樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリカーボネート樹脂、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。中でも、加工性などの点からポリカーボネート樹脂やオレフィン樹脂が特に好ましい。但し、支持基板11は、レーザービーム50の光路とはならないことから、高い光透過性を有している必要はない。
支持基板11の作製は、スタンパを用いた射出成形法を用いることが好ましいが、フォトポリマー(2P)法等、他の方法によってこれを作製することも可能である。
光透過層12は、レーザービーム50の光路となる層であり、その厚さとしては10〜200μmに設定することが好ましく、100μm程度に設定することが特に好ましい。光透過層12の材料としては、使用されるレーザービーム50の波長領域において光透過率が十分に高い材料である限り特に限定されないが、アクリル系又はエポキシ系の紫外線硬化性樹脂を用いることが好ましい。また、紫外線硬化性樹脂を硬化させてなる膜のかわりに、光透過性樹脂からなる光透過性シートと各種接着剤や粘着剤を用いて光透過層12を形成することも可能である。
記録層13は、レーザービーム50の照射によって不可逆的な記録マークが形成される層である。記録層13の材料としては種々の材料を用いることが可能であるが、ZnSとSiOの混合物又はLaSiON(La,SiO及びSiの混合物)を主成分とする誘電体母材にマグネシウム及び/又はアルミニウムが添加された材料を用いることが好ましい。
記録層13の構成する誘電体母材の主成分としてZnSとSiOの混合物を用いる場合には、ZnSとSiOのモル比を50:50〜90:10の範囲に設定することが好ましく、約80:20に設定することが最も好ましい。また、誘電体母材の主成分としてLaSiONを用いる場合には、SiOとSi及びLaの和とのモル比を10:90〜50:50に設定することが好ましい。ここで、「主成分」とは、誘電体母材中における当該材料(ZnSとSiOの混合物又はLaSiON)の割合が50原子%以上であることを意味し、特に、80原子%以上であることが好ましい。また、誘電体母材に添加するマグネシウム及び/又はアルミニウムの量としては、18〜55原子%に設定することが好ましく、20〜35原子%に設定することが特に好ましく、約25原子%に設定することが最も好ましい。
以上が本実施形態による光記録媒体10の構造であり、光入射面12a側から強度変調されたレーザービーム50を照射することによって、記録層13に記録マークを形成することができる。各記録マークの長さ及び記録マーク間(スペース)の長さ(すなわち、エッジ間)は、クロック周期であるTの倍数、つまりnT(n=整数)に設定される。例えば、(1,7)RLLの変調方式が採用される場合、記録マーク及びスペースの長さは2T〜8Tのいずれかに設定される。
しかしながら、このような光記録媒体10に対して高い線速度での記録を行うためには、単位時間当たり必要な熱量が増大する。単位時間当たりの熱量を増大させるためには、1つの記録マークの形成に1個のオンパルスパターンを用いるパルス列パターン(ベタパターン)を用いることが有効であるが、すでに説明したとおり、このようなパルス列パターンを用いると、長い記録マークを形成する際に記録層13に不要な熱溜まりが生じ、これによる熱干渉によって記録特性が悪化してしまう。特に、本実施形態による光記録媒体10は、図1(b)に示すように反射層を備えていないことからレーザービーム50による熱が拡散しにくく、熱溜まりが非常に生じやすい。
以上を考慮して、本発明では、規定長さ(=X)よりも短い記録マークを形成する場合には1個のオンパルスパターン及びこれに続く1個のオンパルスパターンを用い、規定長さよりも長い記録マークを形成する場合には2個のオンパルスパターン及びこれらそれぞれに続く2個のオンパルスパターンを用いている。
図2は、記録時におけるレーザービーム50の具体的なパルス列パターンを示す図であり、(a)は規定長さXよりも短い記録マークを形成する場合のパルス列パターンを示し、(b)は規定長さXよりも長い記録マークを形成する場合のパルス列パターンを示している。
図2(a)に示すように、形成する記録マークが規定長さXよりも短い場合(nT<X)、レーザービームの強度50aをまず中間パワーレベルPmに設定し、その後、時刻t11において中間パワーレベルPmから記録パワーレベルPwに変化させ、さらに時刻t12において記録パワーレベルPwから基底パワーレベルPbに変化させる。但し、レーザービームの強度変化にはある程度の遷移時間が必要であることから、本明細書において「時刻」とは、遷移前のレベルと遷移後のレベルの中間値に達したタイミングを指す。
レーザービーム50の強度50aが記録パワーレベルPwに設定されている期間は、記録マークの形成に必要な熱が印加されている期間であり、「オンパルスパターン」とはこのような波形部分を指す。より詳細には、レーザービーム50の強度50aが基底パワーレベルPb又は中間パワーレベルPmから記録パワーレベルPwへ遷移し、続いて、記録パワーレベルPwから基底パワーレベルPbへ遷移する波形部分を指す。オンパルスパターンの長さは、レーザービーム50の強度50aが上昇前のレベル(基底パワーレベルPb又は中間パワーレベルPm)と上昇後のレベル(記録パワーレベルPw)の中間値に達してから、降下前のレベル(記録パワーレベルPw)と降下後のレベル(基底パワーレベルPb)の中間値に達するまでの期間によって定義される。
図2(a)に示すパルス列パターンでは、時刻t11から時刻t12までの期間ttopの波形がオンパルスパターンであり、したがってオンパルスパターンの数は1個である。また、レーザービームの強度50aが基底パワーレベルPbに設定されている期間は、記録層13を冷却している期間であり、「オフパルスパターン」とはこのような波形部分を指す。図2(a)に示すパルス列パターンでは、時刻t12から時刻t13までの期間tclの波形がオフパルスパターンである。より詳細には、レーザービーム50の強度50aが記録パワーレベルPwから基底パワーレベルPbへ遷移し、続いて、基底パワーレベルPwから記録パワーレベルPw又は中間パワーレベルPmへ遷移する波形部分を指す。オフパルスパターンの長さは、レーザービーム50の強度50aが降下前のレベル(記録パワーレベルPw)と降下後のレベル(基底パワーレベルPb)の中間値に達してから、上昇前のレベル(基底パワーレベルPb)と上昇後のレベル(記録パワーレベルPw又は中間パワーレベルPm)の中間値に達するまでの期間によって定義される。
このように、形成する記録マークが規定長さXよりも短い場合(nT<X)には、オンパルスパターンの数が1個、つまり「ベタパターン」を用いていることから、目的とする記録線速度が高い場合であっても単位時間当たりの熱量を十分に確保することが可能となり、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。
一方、図2(b)に示すように、形成する記録マークが規定長さXよりも長い場合(nT>X)には、レーザービームの強度50aをまず中間パワーレベルPmに設定し、その後、時刻t21において中間パワーレベルPmから記録パワーレベルPwに変化させ、時刻t22において記録パワーレベルPwから基底パワーレベルPbに変化させ、時刻t23において再び基底パワーレベルPbから記録パワーレベルPwに変化させた後、時刻t24において記録パワーレベルPwから基底パワーレベルPbに変化させる。
図2(b)に示すパルス列パターンでは、時刻t21から時刻t22までの期間ttop及び時刻t23から時刻t24までの期間tlastの波形がオンパルスパターンであり、したがってオンパルスパターンの数は2個である。また、これらオンパルスパターン間においてレーザービームの強度50aが基底パワーレベルPbに設定されている期間は、記録層13を冷却している期間であり、すなわち、1回目のオフパルスパターンである。図2(b)に示すパルス列パターンでは、時刻t22から時刻t23までの期間toffの波形が2回目のオフパルスパターンである。2回目のオフパルスパターンは、時刻t24から時刻t25までの期間tclの波形であり、図2(b)に示すパルス列パターンでは、形成すべき記録マークの長さにかかわらず2回目のオフパルスパターンの長さtclが一定とされる。
このように、形成する記録マークが規定長さXよりも長い場合(nT>X)には、オンパルスパターンの数が2個であり、これらオンパルスパターン間にオフパルスパターンが挿入されていることから、単位時間当たりの熱量を十分に確保しつつ、記録層に不要な熱溜まりが生じにくくなり、その結果、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。しかも、2回目のオフパルスパターンの長さtclを一定としていることから、次に形成する記録マークへの熱干渉の度合いが記録マークの種類にかかわらずほぼ一定となり、その結果、当該記録マークと次に記録する記録マークとの間のスペース領域の長さにずれが生じにくくなる。つまり、スペース領域のジッタ(スペースジッタ)を改善することが可能となる。
また、図2(b)に示すパルス列パターンでは、形成すべき記録マークの長さが長いほど、これら2個のオンパルスパターン間に挿入する1回目のオフパルスパターンの長さtoffを長く設定することが好ましい。これにより、熱溜まりの生じやすい長マークの形成において、これを効果的に防止することが可能となる。
さらに、これら2個のオンパルスパターンの長さの和、つまり、期間ttopと期間tlastの和をttotalとした場合、
nT×0.70≦ttotal≦nT×0.85
に設定することが好ましく、
nT×0.75≦ttotal≦nT×0.80
に設定することがより好ましい。これにより投入する熱量が最適となることから、良好な形状を有する記録マークを形成することが可能となる。
さらに、最初に印加するオンパルスパターンの長さttopと最後に印加するオンパルスパターンの長さtlastとの関係については、上述の通り、期間ttopと期間tlastの和をttotalとした場合、
total×0.45≦ttop≦ttotal×0.65
に設定することが好ましく、
total×0.50≦ttop≦ttotal×0.60
に設定することがより好ましい。これは、これら2個のオンパルスパターン長の差が大きすぎると、短い方のオンパルスパターンによる加熱が有効に寄与せず、その結果ジッタが悪化するからである。
さらに、2個のオンパルスパターンを用いて記録マークを形成する場合に用いる2回目のオフパルスパターンの長さtclについては、0.4T以上、0.5T以下に設定することが好ましい。これは、2回目のオフパルスパターンの長さtclを長くしすぎると、その分、1回目のオフパルスパターンの長さtoffを短くせざるを得ず、結果的に2個のオンパルスパターンを用いて形成する記録マークの種類が少なくなりすぎるからであり、逆に、2回目のオフパルスパターンの長さtclを短くしすぎると、1回目のオフパルスパターンの長さtoffが長くなり、1回目のオフパルスパターンによって記録マークが***するおそれがあるからである。
尚、規定長さXとしては、レーザービーム50の波長をλとし、レーザービーム50を集光するための対物レンズ51の開口数をNAとした場合、0.82×λ/NAで与えられる長さ、すなわち、ビームスポットの直径に相当する長さに設定することが好ましい。これは、記録パワーレベルPwのレーザービーム50を連続的に照射した場合、ビームスポットの後縁部において記録層13の温度が最も高くなり、この部分の加熱が過剰となる点を考慮したものである。このことは、ある地点をビームスポットが通過する際、レーザービーム50の強度が全期間に亘って記録パワーレベルPwであると、過剰な熱溜まりが発生することを意味する。したがって、ビームスポットの直径を「規定長さX」として定義すれば、このような熱溜まりの発生を防止することが可能となる。
以上が本実施態様の具体的なパルス列パターンである。
このようなパルス列パターンを特定するための情報は、「記録条件設定情報」として当該光記録媒体10内に保存しておくことが好ましい。このような記録条件設定情報を光記録媒体10内に保存しておけば、ユーザが実際にデータの記録を行う際に、情報記録装置によってこの記録条件設定情報が読み出され、これに基づいてパルス列パターンを決定することが可能となる。
記録条件設定情報としては、パルス列パターンのみならず、光記録媒体10に対してデータの記録を行う場合に必要な各種条件(記録線速度等)を特定するために必要な情報を含んでいることがより好ましい。記録条件設定情報は、ウォブルやプレピットとして記録されたものでもよく、記録層13にデータとして記録されたものでもよい。また、データの記録に必要な各条件を直接的に示すもののみならず、情報記録装置内にあらかじめ格納されている各種条件のいずれかを指定することによりパルス列パターンの特定を間接的に行うものであっても構わない。
本発明は、以上の実施態様に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施態様による光記録媒体10では、記録層13が支持基板11と光透過層12に直接挟まれた構成を有しているが、記録層13の一方又は両方の面に誘電体層を設け、これにより記録層13を物理的及び化学的に保護しても構わない。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
[テストサンプルの作製]
以下の方法により、図1に示した光記録媒体10と同じ構造を有するテストサンプルを作製した。
まず、射出成型法により、厚さ約1.1mm、直径約120mmであり、表面にランド11a及びグルーブ11bが形成されたポリカーボネートからなるディスク状の支持基板11を作製した。グルーブ11bの深さについては約21nmに設定し、グルーブ11bの幅については約169nmに設定した。トラックピッチは約320nmに設定した。
次に、この支持基板11をスパッタリング装置にセットし、ZnSとSiOの混合ターゲット(モル比=80:20)とマグネシウムからなるターゲットの両方を用いて、ランド11a及びグルーブ11bが形成されている側の表面に厚さ36nmの記録層13をスパッタリング法により成膜した。記録膜13中に含まれるZn、Si、Mg、O、Sの組成は、それぞれ22.6、9.3、25.0、18.6、24.5原子%であった。
そして、記録層13上に、アクリル系紫外線硬化性樹脂をスピンコート法によりコーティングし、これに紫外線を照射して厚さ約100μmの光透過層12を形成した。このようにしてテストサンプルを複数枚作製した。
[特性の評価1]
作製したテストサンプルを光ディスク評価装置(パルステック工業株式会社製光ディスク評価装置 DDU−1000)にセットし、約19.7m/sの線速度で回転させながら、開口数が約0.85である対物レンズを介して波長が約405nmであるレーザービームを光入射面12aから記録層13に照射することによって、1,7RLL混合信号(2T〜8T)を記録した。
パルス列パターンとしては、2T〜4Tマークについては図2(a)に示すパルス列パターンを用い、5T〜8Tマークについては図2(b)に示すパルス列パターンを用いた。また、中間パワーレベルPmを5.0mW、基底パワーレベルPbを2.5mWに設定し、記録パワーレベルPwについては、11.0mW〜12.6mWの範囲で種々に設定した。また、ttop,tlast,toff及びtclの長さは、各記録マークについて表1に示すとおりに設定した。
Figure 0004213600
そして、記録した信号を約4.9m/sの線速度で再生し、イコライザにより波形等価を行った後、横河電機株式会社製タイムインターバルアナライザTA720を用いてジッタを測定した。
測定の結果を図3に示す。図3に示すように、記録パワーレベルPwを高く設定するに連れてジッタは良好となり、記録パワーレベルPwを12.6mWに設定した場合には約6.1%という非常に低い値が得られた。
[特性の評価2]
全ての記録マーク(2T〜8T)の形成において図2(a)に示したパルス列パターン(ベタパターン)を用い、ttop及びtclの長さを表2に示すとおりに設定した他は、特性の評価1と同様にして信号の記録及び再生を行い、ジッタの測定を行った。
Figure 0004213600
結果は図3に併せて示されている。図3に示すように、ジッタ特性の評価1よりも劣っていることが確認された。
[特性の評価3]
記録パワーレベルPwを12.6mWに固定する一方、5T〜8Tマークの形成においてそれぞれttotalを一定とし、ttopとtlastの割合を種々に設定した他は、特性の評価1と同様にして信号の記録及び再生を行い、ジッタの測定を行った。
測定の結果を図4に示す。図4に示すように、
total×0.45≦ttop≦ttotal×0.65
の範囲ではジッタが6.5%以下となり、
total×0.50≦ttop≦ttotal×0.60
の範囲でジッタが最も良好となることが確認された。
[特性の評価4]
固定すべきオフパルスパターン、つまり、2個のオンパルスパターンを用いる際の2回目のオフパルスパターンの長さtclを種々に設定して信号の記録及び再生を行った。tclを0.4Tに固定した場合には表3に示す条件で記録を行い、tclを0.6Tに固定した場合には表4に示す条件で記録を行い、tclを0.7Tに固定した場合には表5に示す条件で記録を行った。
Figure 0004213600
Figure 0004213600
Figure 0004213600
そして、記録した信号を再生し、スペースジッタを測定した。測定の結果を図5に示す。図5には、表1に示す条件で記録を行った場合(tcl=0.5T)のジッタも併せて示されている。
図5に示すように、スペースジッタは2回目のオフパルスパターンの長さtclが0.5Tである場合(特性の評価1)に最も良好であった。2回目のオフパルスパターンの長さtclが0.4Tである場合においても、比較的良好なスペースジッタが得られたが、2回目のオフパルスパターンの長さtclが0.6T、0.7Tと長くなるに連れてスペースジッタの悪化が確認された。以上より、2個のオンパルスパターンを用いる際の2回目のオフパルスパターンの長さtclは0.4T〜0.5Tに設定することが好ましく、特に、0.5T程度に設定することが最も好ましいことが確認された。
本発明の好ましい実施形態にかかる光記録媒体10の構造を示す図であり、(a)は切り欠き斜視図、(b)は(a)に示すA部を拡大した部分断面図である。 記録時におけるレーザービーム50の具体的なパルス列パターンを示す図であり、(a)は規定長さXよりも短い記録マークを形成する場合のパルス列パターンを示し、(b)は規定長さXよりも長い記録マークを形成する場合のパルス列パターンを示している。 特性の評価1,2の結果を示すグラフである。 特性の評価3の結果を示すグラフである。 特性の評価4の結果を示すグラフである。
符号の説明
10 光記録媒体
11 支持基板
11a ランド
11b グルーブ
12 光透過層
12a 光入射面
13 記録層
50 レーザービーム
50a レーザービームの強度
51 対物レンズ

Claims (12)

  1. 板上に少なくとも一つの記録層を有する追記型光記録媒体に、少なくとも記録パワーレベル、基底パワーレベル及びこれらの間のパワーを持つ中間パワーレベルを含むパルス列パターンに従って変調されたレーザービームを照射し、前記記録層に記録マークを形成することによって情報を記録する情報記録方法であって、
    前記パルス列パターンは、前記基底パワーレベル又は前記中間パワーレベルから前記記録パワーレベルへ遷移し、続いて、前記記録パワーレベルから前記基底パワーレベルへ遷移するオンパルスパターン、並びに、前記オンパルスパターンに続く基底パワーレベルを含むオフパルスパターンをそれぞれ少なくとも一つ含み、
    規定長さよりも短い記録マークを形成する場合は、オンパルスパターンの数を1個とし
    前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合には2個のオンパルスパターンを用い、最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、形成すべき記録マークの長さにかかわらず一定とし、
    前記レーザービームの波長をλとし、前記レーザービームを集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合、前記規定長さが0.82×λ/NAであることを特徴とする情報記録方法。
  2. 前記波長λが380nm〜450nmであり、前記開口数NAが0.65以上であり、前記波長λ及び前記開口数NAがλ/NA≦640nmの条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  3. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合、形成すべき記録マークの長さが長いほど、前記2個のオンパルスパターン間に挿入されるオフパルスパターンの長さを長くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録方法。
  4. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンの長さの和をttotalとし、形成すべき記録マークの長さをnT(Tはクロック周期)とした場合、
    nT×0.70≦ttotal≦nT×0.85
    とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報記録方法。
  5. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンのうち、最初に印加するオンパルスパターンの長さをttopとした場合、
    total×0.45≦ttop≦ttotal×0.65
    とすることを特徴とする請求項4に記載の情報記録方法。
  6. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる前記2個のオンパルスパターンのうち、前記最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、0.4T以上、0.5T以下(Tはクロック周期)とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報記録方法。
  7. 板上に少なくとも一つの記録層を有する追記型光記録媒体に、少なくとも記録パワーレベル、基底パワーレベル及びこれらの間のパワーを持つ中間パワーレベルを含むパルス列パターンに従って変調されたレーザービームを照射し、前記記録層に記録マークを形成することによって情報を記録する情報記録装置であって、
    前記パルス列パターンは、前記基底パワーレベル又は前記中間パワーレベルから前記記録パワーレベルへ遷移し、続いて、前記記録パワーレベルから前記基底パワーレベルへ遷移するオンパルスパターン、並びに、前記オンパルスパターンに続く基底パワーレベルを含むオフパルスパターンをそれぞれ少なくとも一つ含み、
    規定長さよりも短い記録マークを形成する場合は、オンパルスパターンの数を1個とし
    前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合には2個のオンパルスパターンを用い、最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、形成すべき記録マークの長さにかかわらず一定とし、
    前記レーザービームの波長をλとし、前記レーザービームを集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合、前記規定長さが0.82×λ/NAであるよう構成されたことを特徴とする情報記録装置。
  8. 前記波長λが380nm〜450nmであり、前記開口数NAが0.65以上であり、前記波長λ及び前記開口数NAがλ/NA≦640nmの条件を満たすことを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  9. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合、形成すべき記録マークの長さが長いほど、前記2個のオンパルスパターン間に挿入されるオフパルスパターンの長さを長くするよう構成されたことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報記録装置。
  10. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンの長さの和をttotalとし、形成すべき記録マークの長さをnT(Tはクロック周期)とした場合、
    nT×0.70≦ttotal≦nT×0.85
    とするよう構成されたことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の情報記録装置。
  11. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる2個のオンパルスパターンのうち、最初に印加するオンパルスパターンの長さをttopとした場合、
    total×0.45≦ttop≦ttotal×0.65
    とするよう構成されたことを特徴とする請求項10に記載の情報記録装置。
  12. 前記規定長さよりも長い記録マークを形成する場合に用いる前記2個のオンパルスパターンのうち、前記最後のオンパルスパターンの後に続くオフパルスパターンの長さを、0.4T以上、0.5T以下(Tはクロック周期)とするよう構成されたことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の情報記録装置。
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