JP4211075B2 - Bearing device for supporting shaft of vehicle sun visor, etc., and supporting device for supporting sun visor equipped with the same - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のサンバイザー等の車両内装品を支持するＬ字状の支持軸を相対的に回動自在に支持するための軸受装置及びこれを具備したサンバイザー等を支持するための支持装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
例えば自動車の車内に設けられるサンバイザーは、日除けとしない場合には、自動車の走行振動等により回動して視界妨害を回避するために、車内の天井面に沿う方向に保持される。
【０００３】
かかるサンバイザーを支持するための支持装置は、実公昭５８−１０５７号公報又は実公平２−３９３１号公報等に記載されており、例えば実公平２−３９３１号公報に記載の支持装置は、水平軸部を有した金属製の支軸と、この支軸を相対的に回動自在に支持するための軸受装置とを具備しており、軸受装置は、合成樹脂材の軸受部材と、この軸受部材に形成された切欠き状の開口部に配設された係止筒部を有した金属製ばね板材の係止部材と、この係止部材を軸受部材に取り付けるばねクリップとを具備しており、サンバイザーを車室天井面に沿う格納位置まで回動したときに、水平軸部の係止面と係止筒部の係合面との係合力によってサンバイザーを係止保持し、サンバイザーを日除けとして使用するためにサンバイザーを回動する際には、水平軸部の外周面に押圧されながら係止筒部の係合面が弾性拡開されるようになっている。
【０００４】
ところで上記の軸受装置では、軸受部材と係止部材とばねクリップとの３部品を必要とするため、装置の原価アップを招来すると共に、部品管理及び組み立てに多くの時間を必要とし、しかも、軸受部材が合成樹脂材であって、支軸及び係止部材が金属製であるため、廃車時におけるリサイクル性が極めて悪いという問題を本質的に有している。
【０００５】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、部品点数を削減することができる上に、部品管理の手間と組み立て工数とを低減することができ、その結果、大幅なコスト低減を図ることができ、しかも、リサイクル性に極めて優れた車両用サンバイザー等の支持軸の軸受装置及びこれを具備したサンバイザー等の車両内装品の支持装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
サンバイザー等の車両内装品を支持するＬ字状の支持軸を相対的に回動自在に支持するための、樹脂により一体形成されてなる本発明の軸受装置は、サンバイザー等の車両内装品又は車体に取り付けるための取り付け部と、この取り付け部に一体形成された筒部とを具備しており、この軸受装置において、支持軸の一部位が挿入される筒部の内周面には、当該一部位に一体形成された係止部に係合して、当該支持軸を所与の回動位置で相対的に保持することができる被係止部が一体形成されてなり、係止部の被係止部からの係合解除が樹脂製の筒部の弾性変形によってなされるようになっている。
【０００７】
本発明では、筒部は、挿入されたＬ字状の支持軸の一部位を所定の締め代をもって締め付けるような内周面径を有して形成されていても、また、特に、所与の回動位置以外で、挿入されたＬ字状の支持軸の一部位を所定の締め代をもって締め付けるような内周面径を有して形成されていてもよい。
【０００８】
本発明の被係止部は、平坦面、突起又は凹所等からなり、好ましい例では、係止部の形状に対して相補的な形状を有している。
【０００９】
本発明における車両内装品としては、一つの好ましい例では、サンバイザーであり、この場合、取り付け部は、好ましくはサンバイザーに固定的に取り付けられ、他の好ましい例では、アシストグリップであり、この場合には、取り付け部は、好ましくは車体に固定的に取り付けられる。
【００１０】
本発明のサンバイザー等の車両内装品を支持するための支持装置は、上記の軸受装置及び支持軸を具備しており、支持軸の少なくとも一部位が、軸受装置と同様に樹脂製である。
【００１１】
本発明の軸受装置を形成する樹脂として、エラストマー樹脂を、好ましくはポリエステルエラストマー樹脂又はポリウレタンエラストマー樹脂を挙げることができ、また、本発明の支持軸を形成する樹脂として、繊維強化樹脂を、好ましくはガラス繊維強化ポリアミド樹脂を挙げることができが、本発明は、これらに限定されない。
【００１２】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されないのである。
【００１３】
【実施例】
図１から図３において、サンバイザー等の車両内装品、本例ではサンバイザー１（図４参照）を支持するＬ字状の支持軸２を相対的に回動自在に支持するための、樹脂により一体形成されてなる軸受装置３は、サンバイザー１に取り付けるための取り付け部４と、取り付け部４に一体形成された筒部５とを具備している。
【００１４】
軸受装置３の筒部５は、Ｌ字状の支持軸２の円柱状の一部位１１が挿入される貫通孔１２を有しており、貫通孔１２を規定する筒部５の円筒状の内周面１３には、一部位１１に一体形成された係止部としての平坦面１４に係合して、支持軸２を、所与の回動位置、本例では、後述するようにサンバイザー１を車室天井面に沿う格納位置に回動させた場合の回動位置で保持することができる被係止部としての平坦面１５が一体形成されてなる。平坦面１４と平坦面１５とは、互いに相補的な形状をもって形成されている。
【００１５】
内周面１３は、小径内周面１６と、小径内周面１６よりも大径であって、小径内周面１６を挟んで筒部５の軸方向の両端側に配された拡径内周面１７及び１８とを具備しており、本例では、平坦面１５は、小径内周面１６にのみ形成されているが、小径内周面１６並びに拡径内周面１７及び１８のうちの少なくとも一つに形成されていてもよい。小径内周面１６は、上記の回動位置以外で、振動等による意図しない相対的な回動が支持軸２に生じないように、当該小径内周面１６に挿入された支持軸２の一部位１１を、所定の締め代をもって締め付けるような内周面径を有して形成されている。なお、このような締め付けが上記の回動位置においても行われるように、所与の径を有して小径内周面１６を形成してもよい。
【００１６】
取り付け部４には、両面、両側に夫々切欠き２１〜２４が形成されており、取り付け部４の軸方向の一端側は、筒部５に対して段部２５を介して横長に伸びている。
【００１７】
取り付け部４及び取り付け部４に一体形成された筒部５からなる軸受装置３は、本例では、ポリエステルエラストマー樹脂から形成されている。
【００１８】
軸受装置３は、図４に示すように、取り付け部４を介してサンバイザー１に取り付けられる。サンバイザー１は、通常、周縁部に骨枠３１が内蔵されたクッション材３２と、クッション材３２を被覆した外装材３３とを具備して、骨枠３１の両端が夫々切欠き２１〜２４に固着されて、軸受装置３の取り付け部４に取り付けられる。支持軸２は、軸受装置３と同様に樹脂からなり、支持軸２の他の部位３５には、同じく樹脂からなる取付部材３６が固着されている。
【００１９】
以上の軸受装置３と支持軸２とからなるサンバイザー１の支持装置４０は、取付部材３６を介して自動車の車体（図示せず）に取り付けられる。そして、サンバイザー１が車室天井面に沿う格納位置まで回動された際には、軸受装置３の平坦面１５が支持軸２の平坦面１４に係合して、支持軸２に対して軸受装置３が係止保持され、而して、この保持力によりサンバイザー１もまた車室天井面に沿う格納位置に係止保持されることになる。
【００２０】
サンバイザー１を日除けとして使用するためにサンバイザー１が回動される際には、平坦面１４からの平坦面１５の係合解除が樹脂製の筒部５の弾性変形、貫通孔１２の拡径、樹脂製の支持軸２の一部位１１の弾性変形、縮径等によってなされ、この係合解除後においては、小径内周面１６による支持軸２の一部位１１の締め付けにより、支持軸２に対して軸受装置３には、振動等による意図しない相対的な回動が生じないようにされて、サンバイザー１は、日除けとして使用する所定の回動位置で保持されることになる。
【００２１】
軸受装置３では、一体形成された取り付け部４と筒部５とからなるため、部品点数が少なく、このため部品管理の工数と支持装置４０として組み立てる際の工数とを大幅に低減でき、しかも、樹脂から一体形成されているため、廃車時におけるリサイクル性に極めて優れている。
【００２２】
被係止部は、平坦面１５に代えて、図５に示すように、凹所４１から構成してもよく、この場合、当該凹所４１に係合する支持軸２の一部位の係止部としては、凹所４１に相補的な形状をもった突起４２として形成するとよく、また、これらに代えて、逆に、被係止部を突起で構成して、係止部として凹所で構成してもよい。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、部品点数を削減することができる上に、部品管理の手間と組み立て工数とを低減することができる結果、大幅なコスト低減を図ることができ、しかも、リサイクル性に極めて優れた車両用サンバイザー等の支持軸の軸受装置及びこれを具備したサンバイザー等の支持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の好ましい実施例の正面図である。
【図２】図１に示す例の側面図である。
【図３】図１に示す例の軸受装置とこの軸受装置に相対的に回動自在に支持される支持軸との組み合わせの説明図である。
【図４】図１に示す例をサンバイザーの支持装置に用いた例の説明図である。
【図５】本発明の他の好ましい実施例の側面図である。
【符号の説明】
１ サンバイザー
２ 支持軸
３ 軸受装置
４ 取り付け部
５ 筒部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention supports a bearing device for relatively rotatably supporting an L-shaped support shaft that supports a vehicle interior such as a sun visor of a vehicle such as an automobile, and a sun visor provided with the bearing device. The present invention relates to a support device.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
For example, a sun visor provided in the interior of an automobile is held in a direction along the ceiling surface in the interior of the vehicle in order to rotate due to traveling vibrations of the automobile and avoid disturbance of visibility when not being shaded.
[0003]
Such a support device for supporting the sun visor is described in Japanese Utility Model Publication No. 58-1057, Japanese Utility Model Publication No. 2-3931, and the like. A metal support shaft having a shaft portion and a bearing device for rotatably supporting the support shaft are provided. The bearing device includes a bearing member made of a synthetic resin material, and the bearing device. A metal spring plate locking member having a locking cylinder disposed in a notch-shaped opening formed in the member, and a spring clip for attaching the locking member to the bearing member. The sun visor is locked and held by the engaging force between the locking surface of the horizontal shaft portion and the engaging surface of the locking cylinder portion when the sun visor is rotated to the storage position along the ceiling surface of the passenger compartment. When rotating the sun visor to use as a sunshade The engagement surface of the locking tube portion is adapted to be elastically expanded while being pressed against the outer peripheral surface of the horizontal axis portion.
[0004]
By the way, the above bearing device requires three parts, ie, a bearing member, a locking member, and a spring clip. This increases the cost of the device and requires a lot of time for parts management and assembly. Since the member is a synthetic resin material and the support shaft and the locking member are made of metal, there is essentially a problem that the recyclability at the time of scrap is extremely poor.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is to reduce the number of parts, as well as to reduce the labor and assembly man-hours for parts management. As a result, it is possible to provide a bearing device for a support shaft such as a vehicle sun visor and the like and a support device for a vehicle interior such as a sun visor equipped with the same, which can achieve a significant cost reduction and is extremely recyclable. It is in.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The bearing device of the present invention, which is integrally formed of resin, for supporting an L-shaped support shaft for supporting a vehicle interior product such as a sun visor relatively rotatably, is a vehicle interior product such as a sun visor. Alternatively, it includes an attachment portion for attachment to the vehicle body, and a cylindrical portion integrally formed with the attachment portion, and in this bearing device, the inner peripheral surface of the cylindrical portion into which one portion of the support shaft is inserted, A locked portion that can be engaged with the locking portion integrally formed at the partial position and can relatively hold the support shaft at a given rotational position is integrally formed. The engagement from the locked portion is released by elastic deformation of the resin cylinder portion.
[0007]
In the present invention, the cylindrical portion may be formed to have an inner peripheral surface diameter such that one portion of the inserted L-shaped support shaft is tightened with a predetermined tightening allowance. Other than the rotation position, the inner peripheral surface diameter may be formed so that one portion of the inserted L-shaped support shaft is tightened with a predetermined tightening allowance.
[0008]
The to-be-latched part of this invention consists of a flat surface, a processus | protrusion, or a recessed part, and has a complementary shape with respect to the shape of a latching | locking part in a preferable example.
[0009]
As a vehicle interior product in the present invention, in one preferred example, it is a sun visor. In this case, the attachment portion is preferably fixedly attached to the sun visor, and in another preferred example, is an assist grip. In some cases, the attachment is preferably fixedly attached to the vehicle body.
[0010]
A support device for supporting a vehicle interior such as a sun visor according to the present invention includes the bearing device and the support shaft described above, and at least a part of the support shaft is made of resin in the same manner as the bearing device.
[0011]
The resin forming the bearing device of the present invention may be an elastomer resin, preferably a polyester elastomer resin or a polyurethane elastomer resin, and the resin forming the support shaft of the present invention is preferably a fiber reinforced resin, preferably Although glass fiber reinforced polyamide resin can be mentioned, this invention is not limited to these.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in more detail based on preferred examples shown in the drawings. The present invention is not limited to these examples.
[0013]
【Example】
1 to 3, a resin for rotatably supporting a vehicle interior product such as a sun visor, in this example, an L-shaped support shaft 2 that supports a sun visor 1 (see FIG. 4). The bearing device 3 integrally formed by the above-described configuration includes an attachment portion 4 for attachment to the sun visor 1 and a cylindrical portion 5 integrally formed with the attachment portion 4.
[0014]
The cylindrical portion 5 of the bearing device 3 has a through hole 12 into which a cylindrical portion 11 of the L-shaped support shaft 2 is inserted, and the cylindrical inner portion of the cylindrical portion 5 that defines the through hole 12. The peripheral surface 13 is engaged with a flat surface 14 as a locking portion integrally formed at the partial position 11, and the support shaft 2 is placed at a given rotational position, in this example, a sun visor as described later. A flat surface 15 is integrally formed as a locked portion that can be held at a rotation position when 1 is rotated to a storage position along the vehicle compartment ceiling surface. The flat surface 14 and the flat surface 15 are formed with complementary shapes.
[0015]
The inner peripheral surface 13 has a smaller-diameter inner peripheral surface 16 and a larger-diameter inner diameter than the small-diameter inner peripheral surface 16, and is disposed on both ends in the axial direction of the cylindrical portion 5 with the small-diameter inner peripheral surface 16 interposed therebetween. In this example, the flat surface 15 is formed only on the small-diameter inner peripheral surface 16, but of the small-diameter inner peripheral surface 16 and the enlarged-diameter inner peripheral surfaces 17 and 18. It may be formed in at least one of the above. The small-diameter inner peripheral surface 16 is a part of the support shaft 2 inserted into the small-diameter inner peripheral surface 16 so that unintended relative rotation due to vibration or the like does not occur in the support shaft 2 except for the above-described rotation position. The portion 11 is formed with an inner peripheral surface diameter that can be tightened with a predetermined tightening allowance. Note that the small-diameter inner peripheral surface 16 having a given diameter may be formed so that such tightening is also performed in the above-described rotation position.
[0016]
Notches 21 to 24 are formed on both sides and both sides of the attachment portion 4, and one end side in the axial direction of the attachment portion 4 extends horizontally through the step portion 25 with respect to the cylindrical portion 5. .
[0017]
The bearing device 3 including the attachment portion 4 and the cylindrical portion 5 integrally formed with the attachment portion 4 is made of a polyester elastomer resin in this example.
[0018]
As shown in FIG. 4, the bearing device 3 is attached to the sun visor 1 via the attachment portion 4. The sun visor 1 normally includes a cushion material 32 having a bone frame 31 built in at a peripheral edge thereof, and an exterior material 33 covering the cushion material 32, and both ends of the bone frame 31 are cut into 21 to 24, respectively. It is fixed and attached to the attachment portion 4 of the bearing device 3. The support shaft 2 is made of resin similarly to the bearing device 3, and an attachment member 36 made of resin is also fixed to the other portion 35 of the support shaft 2.
[0019]
The support device 40 of the sun visor 1 including the bearing device 3 and the support shaft 2 described above is attached to a vehicle body (not shown) of an automobile via an attachment member 36. When the sun visor 1 is rotated to the retracted position along the vehicle compartment ceiling surface, the flat surface 15 of the bearing device 3 engages with the flat surface 14 of the support shaft 2 and The bearing device 3 is latched and held, and the sun visor 1 is also latched and held at the retracted position along the ceiling surface of the passenger compartment by this holding force.
[0020]
When the sun visor 1 is rotated in order to use the sun visor 1 as an awning, the disengagement of the flat surface 15 from the flat surface 14 causes the elastic deformation of the resin-made cylindrical portion 5 and the expansion of the through hole 12. After the engagement is released, the support shaft 2 is tightened by the small-diameter inner peripheral surface 16 and the support shaft 2 is tightened. On the other hand, the bearing device 3 is prevented from unintentional relative rotation due to vibration or the like, and the sun visor 1 is held at a predetermined rotation position used as an awning.
[0021]
Since the bearing device 3 includes the integrally formed mounting portion 4 and the cylindrical portion 5, the number of components is small, so that the man-hour for component management and the man-hour for assembling as the support device 40 can be greatly reduced, Since it is integrally formed from resin, it is extremely excellent in recyclability when scrapped.
[0022]
As shown in FIG. 5, the locked portion may be composed of a recess 41 as shown in FIG. 5, and in this case, a portion of the support shaft 2 that engages with the recess 41 is locked. The portion may be formed as a protrusion 42 having a shape complementary to the recess 41. Instead, instead, the portion to be locked is formed by a protrusion, and the recess is a recess. It may be configured.
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to reduce the number of parts and reduce the labor and assembly man-hours of parts management, resulting in significant cost reduction and extremely excellent recyclability. Further, it is possible to provide a bearing device for a support shaft such as a vehicle sun visor and a support device such as a sun visor equipped with the bearing device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a preferred embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the example shown in FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a combination of the bearing device of the example shown in FIG. 1 and a support shaft that is rotatably supported by the bearing device.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an example in which the example shown in FIG. 1 is used for a support device of a sun visor.
FIG. 5 is a side view of another preferred embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sun visor 2 Support shaft 3 Bearing apparatus 4 Mounting part 5 Tube part

Claims (2)

車両内装品としてのサンバイザーを支持するＬ字状の支持軸を相対的に回動自在に支持するための、ポリエステルエラストマー樹脂又はポリウレタンエラストマー樹脂により一体形成されてなる軸受装置であって、サンバイザーに取り付けるための取り付け部と、この取り付け部に一体形成された筒部とを具備しており、筒部は、Ｌ字状の支持軸のガラス繊維強化ポリアミド樹脂から形成された円柱状の一部位が挿入される貫通孔を有しており、貫通孔を規定する筒部の円筒状の内周面には、当該Ｌ字状の支持軸の円柱状の一部位に一体形成された係止部としての平坦面に係合して、支持軸を所与の回動位置で保持することができる被係止部としての平坦面が一体形成されてなり、係止部としての平坦面と被係止部としての平坦面とは、互いに相補的な形状をもって形成されており、係止部の被係止部からの係合解除がポリエステルエラストマー樹脂又はポリウレタンエラストマー樹脂製の筒部の弾性変形によってなされるようになっており、貫通孔を規定する筒部の円筒状の内周面は、小径内周面と、小径内周面よりも大径であって、小径内周面を挟んで筒部の軸方向の両端側に配された拡径内周面とを具備しており、被係止部としての平坦面は、小径内周面にのみ形成されており、筒部の小径内周面は、挿入されたＬ字状の支持軸の一部位を所与の回動位置及び所与の回動位置以外で所定の締め代をもって締め付けるような内周面径を有しており、取り付け部の軸方向の両側の両面には、サンバイザーの骨枠の両端の夫々を固着する切欠きが形成されており、取り付け部の軸方向の一端側は、筒部に対して段部を介して横長に伸びており、取り付け部は、その切欠きにおいてサンバイザーの骨枠の両端に取り付けられるようになっている車両用サンバイザーの支持軸の軸受装置。  A bearing device integrally formed of a polyester elastomer resin or a polyurethane elastomer resin for relatively rotatably supporting an L-shaped support shaft that supports a sun visor as a vehicle interior product. And a cylindrical portion formed integrally with the mounting portion, and the cylindrical portion is a cylindrical part formed from a glass fiber reinforced polyamide resin of an L-shaped support shaft. Is a locking portion formed integrally with a cylindrical portion of the L-shaped support shaft on the cylindrical inner peripheral surface of the cylindrical portion defining the through-hole. The flat surface as the locked portion that can be engaged with the flat surface and hold the support shaft at a given rotational position is integrally formed, and the flat surface as the locking portion and the engaged surface are integrally formed. The flat surface as a stop It is formed with a complementary shape, and the disengagement from the locked portion of the locking portion is made by elastic deformation of the tube portion made of polyester elastomer resin or polyurethane elastomer resin, and the through hole is formed. The cylindrical inner peripheral surface of the cylindrical portion to be defined is smaller in diameter than the inner peripheral surface of the small diameter and the inner peripheral surface of the small diameter, and is arranged on both ends in the axial direction of the cylindrical portion with the small inner peripheral surface in between The flat surface as the locked portion is formed only on the small-diameter inner peripheral surface, and the small-diameter inner peripheral surface of the cylindrical portion is inserted into the L-shaped support. It has an inner peripheral surface diameter such that one part of the shaft is tightened with a predetermined tightening margin at a given rotational position and other than the given rotational position. A notch that secures both ends of the bone frame of the sun visor is formed, and the axial direction of the attachment part One end side of the vehicle extends horizontally through the stepped portion with respect to the cylindrical portion, and the attachment portion supports the sun visor for a vehicle that is attached to both ends of the bone frame of the sun visor at the notch. Shaft bearing device. サンバイザーを支持するための支持装置であって、請求項１に記載の軸受装置と前記のＬ字状の支持軸とを具備している支持装置。  A support device for supporting a sun visor, comprising the bearing device according to claim 1 and the L-shaped support shaft.

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