JP4283008B2

JP4283008B2 - Vehicle sun visor

Info

Publication number: JP4283008B2
Application number: JP2003063633A
Authority: JP
Inventors: 雄樹野々山
Original assignee: Kyowa Sangyo Co Ltd
Current assignee: Kyowa Sangyo Co Ltd
Priority date: 2003-03-10
Filing date: 2003-03-10
Publication date: 2009-06-24
Anticipated expiration: 2023-03-10
Also published as: JP2004268780A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に取付けられる車両用サンバイザに関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両用サンバイザは、従来様々の構造を有するものが知られていた。
例えば、特許文献１にかかる車両用サンバイザは、バイザ本体から突出する円柱軸状の係止軸を有し、その係止軸が車室天井面に設けられたフックに軸径方向に係脱可能に取付けられる構造であった。また係止軸は、フックを弾性変形させながらフックに取付けられており、フックの弾性力を利用してフックに保持される構造であった。
そのため係止軸をフックに取付ける場合、フックを弾性変形させるために大きな力が必要であった。
また下記の特許文献２にかかる車両用サンバイザも知られていた。特許文献２にかかる車両用サンバイザによると、係止軸は、バイザ本体に対して軸方向に移動可能に取付けられており、バイザ本体に対して出没する構造であった。そして係止軸は、軸方向に移動することでフックの穴に差込まれ、フックに係脱可能に取付けられていた。したがって係止軸は、フックを弾性変形することなく、小さな力でフックに取付けられる得る構造であった。
【０００３】
【特許文献１】
実開平３−７８６２４号公報
【特許文献２】
実開昭６３−２５６２７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし特許文献２にかかる係止軸は、軸方向にフックに取付けられる構造である。そのため係止軸をフックに取付ける際には、係止軸の軸先端をフックの穴に位置合わせする必要があり、取付け操作が容易でなかった。
そこで本発明は、係止軸をフックに対して容易に取付けることができる構成を備える車両用サンバイザを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
請求項１に記載の発明によると、係止軸はフックに対して軸径方向に係脱可能に係脱される。そして係止軸は、フックに保持される大径部と、その大径部の片側または両側に設けられた大径部よりも軸径が細い小径部とを有する。さらに係止軸は、バイザ本体に対して軸方向に移動可能に取付けられており、大径部がフックに保持される第一位置と、大径部がフックから外れ、小径部がフックに対して軸径方向に挿脱できる第二位置とに移動できる構成になっている。
【０００６】
すなわち係止軸は、軸径が異なる大径部と小径部を有する。そして係止軸は、バイザ本体に対して軸方向に移動可能に取付けられ、小径部をフックに対して軸径方向に挿脱できる。そして小径部は、大径部に比較して軸径が細い。
したがって小径部をフックに対して挿脱させる場合は、フックを弾性変形させることなく、あるいは小さな弾性変形のみによってフックに対して小径部を挿脱できる。そのため小さな力で係止軸をフックに対して挿脱することができる。
そして係止軸を移動させることで、大径部をフックに保持させることができる。そのため係止軸は、大径部によって安定良くフックに保持され得る。
また係止軸は、フックに対して軸径方向に係脱される。そのため、前記した特許文献２のように係止軸の先端をフックの穴に位置合わせを必要とする形態に比べて容易にフックに取付けられ得る。
【０００７】
請求項２に記載の発明によると、係止軸の大径部と小径部は、どちらもフックに対して軸径方向に挿脱できる構成になっている。
したがって大径部をフックに挿入することで、大径部を直接フックに保持させることができる。また小径部をフックに挿入して、その後に、係止軸を軸方向に移動させることで大径部をフックに保持させることもできる。
そのため力が強い人であれば、係止軸を軸方向に移動させることなく、大径部を直接フックに保持させることで、少ない操作数で係止軸をフックに取付けることができる。
そして力が弱い人であれば、係止軸を軸方向に移動させて小径部をフックに挿入し、その後に大径部をフックに保持させることで、小さな力で係止軸をフックに取付けることができる。したがって利用者に合わせた取付方法を選択でき、容易に係止軸をフックへ取付けることができる。
【０００８】
請求項３に記載の発明によれば、大径部がフックから外れた第二位置から大径部がフックに保持される第一位置に向けて係止軸を付勢する付勢手段と、その付勢手段の付勢方向と逆方向に係止軸を移動させる操作手段とがバイザ本体に設けられている。
したがって小径部をフックに挿入し、操作手段を解除して付勢手段によって係止軸を付勢させた場合は、大径部が付勢手段によって軸方向に移動し、フックに保持される第一位置に移動する。これにより係止軸は、容易にフックに保持される。
また大径部は、付勢手段によって第一位置へ付勢されることで安定して第一位置に維持される。そのため大径部がフック４から外れにくく、係止軸は、安定良くフックに保持される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
実施の形態１を図１〜７にしたがって説明する。
車両用サンバイザ１は、図１に示すように板状のバイザ本体２と、バイザ本体２を回動可能に支持する支軸１３と、車室天井面１０に取付けられたフック４に対して係脱可能に取付けられる係止軸３を有する。
【００１０】
支軸１３は、図１に示すように略Ｌ字状に形成され、縦軸１３ｂと横軸１３ａを有する。そして横軸１３ａにバイザ本体２が回動可能に取付けられ、縦軸１３ｂには、軸周りに回動可能にブラケット１４が取付けられている。そしてブラケット１４が車室天井面１０に取付けられることで、バイザ本体２は、支軸１３とブラケット１４を介して車室天井面１０に取付けられる。
したがってバイザ本体２は、横軸１３ａ周りに回動されることで車室天井面１０に沿った収納位置と、フロントガラス１１に沿ったフロント位置に回動する。そして支軸１３を縦軸１３ｂ周りに回動させることで、バイザ本体２は、フロント位置からサイドガラス１２に沿ったサイド位置に移動する。
【００１１】
係止軸３は、図１に示すように略円柱状に形成され、支軸１３の横軸１３ａの軸線延長線上に軸中心を有する。そして係止軸３は、図４に示すようにフック４に対して軸径方向（矢印Ｄ方向）に取付けられる。
そして係止軸３は、図１に示すようにフック４によって軸周り方向に回動可能に保持される。したがって係止軸３は、フック４に保持されることで、横軸１３ａとともにバイザ本体２の回動軸を構成し、バイザ本体２は、係止軸３と横軸１３ａを回動軸として収納位置とフロント位置との間を回動する。
そして係止軸３をフック４から外すことで、バイザ本体２をフロント位置からサイド位置へ回動させることもできる。
【００１２】
係止軸３は、図２に示すようにバイザ本体２の上端縁の一部を切込んだ切込み部２０を横架する。そして係止軸３の左端３ａは、バイザ本体２の支持部２１に移動可能に支持され、右端３ｂは、バイザ本体２の支持部２２に移動可能に支持される。したがって係止軸３は、図２，３に示すようにバイザ本体２に対して軸方向に移動可能に取付けられる。
支持部２１，２２は、切込み部２０の左側縁位置または右側縁位置におけるバイザ本体２を開口する構造になっている。したがって係止軸３の左端３ａと右端３ｂの一部は、支持部２１，２２を通過することでバイザ本体２内を軸方向に移動する。
【００１３】
また係止軸３は、図２に示すように切込み部２０の中央位置に軸径の太い大径部３１を有する。そして大径部３１の両端には、大径部３１よりも軸径の細い小径部３０を有する。
大径部３１は、図２，３に示すように切込み部２０の中央位置から左右一端寄り（例えば右端寄り）まで移動する。一方、小径部３０は、図２に示すように大径部３１から支持部２１，２２を貫通してバイザ本体２の内部まで延出している。
【００１４】
そして図２に示すように係止軸３の右側には、係止軸３を付勢する付勢手段５が設けられている。また係止軸３の左側には、係止軸３を軸方向に移動させる操作手段６が設けられている。
付勢手段５は、コイルバネなどから形成された弾性部材５０と、弾性部材５０の一端を支持する基部５１を有する。
基部５１は、バイザ本体２を形成する殻体に一体状に設けられ、バイザ本体２内を厚み方向に立設する。そして基部５１に弾性部材５０の一端が当接され、弾性部材５０の他端に弾性部材５０の右端３ｂ先端部が当接されている。
したがって弾性部材５０は、図３に示すように係止軸３を軸方向の一方向（矢印Ｃ方向、左方向）へ付勢する。これにより係止軸３は、図３に示す第二位置から図２に示す第一位置に向けて付勢されている。
【００１５】
操作手段６は、図２に示すようにバイザ本体２に対して移動可能に取付けられた本体部６０と、本体部６０と係止軸３を連結する連結部６１を有する。
本体部６０は、バイザ本体２の左側縁に設けられた開口部２３の開口壁面によって移動可能に支持されている。そして本体部６０は、開口部２３を貫通することでその一部がバイザ本体２の左縁から出没する。
連結部６１は、バイザ本体２内において本体部６０と係止軸３の左端３ａを連結する。したがって本体部６０と係止軸３は、一体になって移動する。なお係止軸３と連結部６１と本体部６０は、一体成形により成形されている。
【００１６】
したがって本体部６０を図２の状態からバイザ本体２へ押し込むことで、操作手段６は、係止軸３を付勢手段５の付勢方向と逆方向に移動させる。そして係止軸３は、図２の位置から図３の位置に移動する。また弾性部材５０は、係止軸３によって弾性変形の変形量が大きくなる。
したがって操作手段６に加えていた力を解除した場合、付勢手段５の弾性部材５０が係止軸３を矢印Ｃ方向へ（図２の第一位置へ向けて）付勢する。
【００１７】
また操作手段６の本体部６０には、図２に示すように本体部６０がバイザ本体２から抜け出てしまうこと防止するストッパ６２が設けられている。したがってストッパ６２は、図２に示すように本体部６０の移動量を規制し、本体部６０を規制することで係止軸３の移動量も規制する。
したがって係止軸３は、操作手段６を操作しない自由状態において付勢手段５により付勢され、ストッパ６２によって図２に示す第一位置に位置決めされる。
【００１８】
フック４は、図４に示すように車室天井面１０に取付けられる取付部４２と、係止軸３を保持する保持部４０を有する。またフック４は、保持部４０に挿入された係止軸３を下側から支持する張出片４３と、保持部４０へ張出す弾性片４１を有する。
弾性片４１は、係止軸３の大径部３１を保持部４０に挿入する際に弾性変形され、大径部３１を張出片４３側へ付勢する。このため大径部３１は、弾性片４１と張出片４３によって弾性的に保持される。
したがって係止軸３は、大径部３１をフック４に保持させることでフック４に保持される。
【００１９】
また係止軸３は、図３に示すように操作手段６を操作することで第二位置へ移動する。これにより大径部３１は、切込み部２０の中央位置から外れ、図６に示すようにフック４から外れる。そして小径部３０が図３に示すように大径部３１に代わってフック４の中央位置に移動する。このため係止軸３は、図５に示すように小径部３０をフック４に対して軸径方向に移動させることでフック４に対して挿脱することができる。
【００２０】
またフック４は、図５に示すように係止軸３が挿入される開口部４４を有する。そして開口部４４の開口径４４ａは、張出片４３と弾性片４１の間隔によって決定される。そして小径部３０は、開口径４４ａよりも軸径が細いことが好ましい。一方、大径部３１は、開口径４４ａよりも軸径が太い。
【００２１】
以上のようにして車両用サンバイザ１が形成される。
すなわち係止軸３は、軸径が異なる大径部３１と小径部３０を有する。そして係止軸３は、バイザ本体２に対して軸方向に移動可能に取付けられ、小径部３０をフック４に対して軸径方向に挿脱できる。そして小径部３０は、大径部３１に比較して軸径が細い。
したがって小径部３０をフック４に対して挿脱させる場合は、フック４を弾性変形させることなく、あるいは小さな弾性変形のみによってフック４に対して小径部３０を挿脱できる。そのため小さな力で係止軸３をフック４に対して挿脱することができる。
【００２２】
そして係止軸３を移動させることで、大径部３１をフック４に保持させることができる。そのため係止軸３は、大径部３１によって安定良くフック４に保持さまた係止軸３は、フック４に対して軸径方向に係脱される。そのため、前記した特許文献２のように係止軸の先端をフックの穴に位置合わせする形態に比べて容易にフックに取付けられ得る。
【００２３】
また係止軸３の大径部３１と小径部３０は、どちらもフック４に対して軸径方向に挿脱できる構成になっている。
したがって大径部３１をフック４に挿入することで、大径部３１を直接フック４に保持させることができる。また小径部３０をフック４に挿入して、その後に、係止軸３を軸方向に移動させることで大径部３１をフック４に保持させることもできる。
【００２４】
そのため力が強い人であれば、係止軸３を軸方向に移動させることなく、大径部３１を直接フック４に保持させることで、少ない操作数で係止軸３をフック４に取付けることができる。
そして力が弱い人であれば、係止軸３を軸方向に移動させて小径部３０をフック４に挿入し、その後に大径部３１をフック４に保持させることで、小さな力で係止軸３をフック４に取付けることができる。したがって利用者に合わせた取付方法を選択でき、容易に係止軸３をフック４へ取付けることができる。
【００２５】
また係止軸３は、図３に示すように付勢手段５によって矢印Ｃ方向へ付勢されている。そのため操作手段６に加えていた力を解除した場合は、係止軸３は、付勢手段５によって図６に示す第二位置から図７に示す第一位置に付勢される。
したがって小径部３０をフック４に挿入し、操作手段６を解除して付勢手段５によって係止軸３を付勢させた場合は、大径部３１が付勢手段５によって軸方向に移動し、フック４に保持される第一位置に移動する。これにより係止軸３は、容易にフック４に保持される。
また大径部３１は、付勢手段５によって第一位置へ付勢されることで安定して第一位置に維持される。そのため大径部３１がフック４から外れにくく、係止軸３は、安定良くフック４に保持される。
【００２６】
（実施の形態２）
実施の形態２を図８にしたがって説明する。
実施の形態２は、実施の形態１とフックの構造が異なる形態であり、他の部分は、実施の形態１と同じ構造を有する。
実施の形態２にかかるフック４５は、図８に示すように車室天井面１０に取付けられる取付部４５ｃと、係止軸３を軸周り方向に回動可能に保持する保持部４５ａを有する。
またフック４５は、係止軸３を下側から支持する張出片４５ｂを有する。
【００２７】
係止軸３の小径部３０は、フック４５の開口部よりも軸径が細いことが好ましい。そして大径部３１は、フック４５の開口部よりも軸径が太い。
したがって大径部３１をフック４５に取付ける場合は、張出片４５ｂが弾性変形され、張出片４５ｂが大径部３１を弾性的に保持する。
一方、小径部３０をフック４５に対して挿脱する場合は、フック４５を弾性変形させることなく、あるいは小さな弾性変形のみで小径部３０がフック４５に対して挿脱される。
【００２８】
（実施の形態３）
実施の形態３を図９，１０にしたがって説明する。
実施の形態３は、実施の形態１とほぼ同様に形成されるが、図２に示す操作手段６に代えて図９に示す操作手段７を有する形態である。
操作手段７は、中空板状に形成されたバイザ本体２の表面側の一部を開口する開口窓２４の外周を覆うように取付けられたフレーム７０と、フレーム７０に移動可能に取付けられたスライド部７１を有する。
スライド部７１は、係止軸３の軸方向に移動可能な構成であって、フレーム７０内を移動する。
【００２９】
また操作手段７は、スライド部７１と係止軸３を連結する連結部７２を有し、連結部７２は、バイザ本体２内に設けられている。
したがって操作手段７は、スライド部７１を図９に示すように矢印Ｆ方向に移動させることで、係止軸３を図９に示す第一位置から図１０に示す第二位置へ移動させる。
なお係止軸３の構造は、実施の形態１と同じであって、第一位置および第二位置における係止軸３の状態、および係止軸３のフック４への係脱方法も実施の形態１と同じである。したがってここでは、それらの説明を割愛する。
【００３０】
（実施の形態４）
実施の形態４を図１１，１２にしたがって説明する。
実施の形態４は、実施の形態１とほぼ同様に形成されるが、図２に示す係止軸３に代えて図１１に示す係止軸８を有する形態である。
係止軸８は、左右両側のいずれか一側に軸径の太い大径部８１を有する。そして係止軸８の他側であって大径部８１の片側には、大径部８１よりも軸径の細い小径部８０を有する。
そして係止軸８は、図１１に示すように係止軸８が操作手段６によって操作されず、付勢手段５によって付勢されている状態によると、バイザ本体２の切込み部２０の中央位置に大径部８１が位置する（第一位置）。
【００３１】
そして操作手段６を操作して係止軸８を押した場合には、図１２に示すように小径部８０がバイザ本体２の切込み部２０の中央位置に移動する（第二位置）。
したがって係止軸８を第二位置にすることで、大径部８１がフックから外れた位置に移動し、小径部８０がフックに対して挿脱できる位置に移動する。そして小径部８０をフックに挿入し、操作手段６を解除して付勢手段５によって係止軸８を付勢させた場合は、大径部８１が付勢手段５によって軸方向に移動し、フックに保持される第一位置に移動する。これにより大径部８１は、フックに弾性的に保持される。
また係止軸８を図１１に示す第一位置にした状態のまま、係止軸８をフックに対して挿脱することもでき、この場合は、大径部８１がフックに対して軸径方向に直接挿脱される。
【００３２】
（他の実施の形態）
また本発明は、実施の形態１〜４に限定されず、以下の形態であってもよい。
（１）実施の形態１〜４では、係止軸の移動量を規制するストッパ構造が設けられている。例えば図２に示すように操作手段６の本体部６０に設けられたストッパ６２によってストッパ構造が形成されている。
しかしストッパ構造が他の形態で構成される形態であってもよい。例えば、係止軸のバイザ本体に対する移動量を規制するために、係止軸とバイザ本体の間にストッパ構造を設ける形態であってもよい。あるいは係止軸と付勢手段の弾性部材とを接続することで、係止軸の移動量を弾性部材の弾性変形量に規制する形態などであってもよい。
（２）また実施の形態１〜４のバイザ本体は、殻状に形成されている。しかし、その構造は、熱可塑性樹脂からなる半割体を厚み方向に重ねて構成される分割構成のタイプのものであってもよいし、ブロー成形することで一体状に成形した一体構成のものであってもよい。
さらにバイザ本体は、中実タイプのものであっても良い。
（３）また実施の形態１〜４のバイザ本体は、厚みがほぼ一定の略板状の構成である。しかし中央に開口部を有し、バイザ本体が枠状に構成されたトリムタイプのものであってもよい。
（４）また実施の形態１〜４の車両用サンバイザは、バイザ本体の外表面に表皮を有していないタイプのものである。しかしバイザ本体の外表面に表皮を有するタイプのがあっても構わない。
【００３３】
【発明の効果】
本発明に係る車両用サンバイザによれば、係止軸をフックに対して容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両用サンバイザを車室天井に取付けた状態を示す斜視図である。
【図２】車両用サンバイザの係止軸近傍における正面拡大図である。
【図３】係止軸が第二位置における図２に相当する車両用サンバイザの正面図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線断面矢視図であって、フックと係止軸の断面図である。
【図５】係止軸が第二位置における図４に相当するフックと係止軸の断面図である。
【図６】図５のＥ−Ｅ線断面矢視図であって、係止軸とフックの断面図である。
【図７】係止軸が第一位置における図６に相当する係止軸とフックの断面図である。
【図８】実施の形態２にかかるフックと係止軸の断面図である。
【図９】実施の形態３にかかる車両用サンバイザの係止軸近傍の正面拡大図である。
【図１０】係止軸が第二位置における図９に相当する車両用サンバイザの正面図である。
【図１１】実施の形態４にかかる車両用サンバイザの係止軸近傍の正面拡大図である。
【図１２】係止軸が第二位置における図１１に相当する車両用サンバイザの正面図である。
【符号の説明】
１…車両用サンバイザ
２…バイザ本体
３，８…係止軸
４，４５…フック
５…付勢手段
６，７…操作手段
２０…切込み部
３０，８０…小径部
３１，８１…大径部
４０，４５ａ…保持部
４１…弾性片
４４ａ…開口径
６２…ストッパ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle sun visor attached to a vehicle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, vehicular sun visors have various structures.
For example, a vehicle sun visor according to Patent Document 1 has a cylindrical shaft-shaped locking shaft protruding from a visor body, and the locking shaft can be engaged and disengaged in a shaft radial direction on a hook provided on a ceiling surface of a passenger compartment. It was a structure that can be mounted on. The locking shaft is attached to the hook while elastically deforming the hook, and has a structure that is held by the hook using the elastic force of the hook.
Therefore, when attaching the locking shaft to the hook, a large force is required to elastically deform the hook.
Further, a vehicle sun visor according to Patent Document 2 below is also known. According to the vehicle sun visor according to Patent Document 2, the locking shaft is attached to the visor main body so as to be movable in the axial direction, and has a structure that appears and disappears from the visor main body. The locking shaft is inserted in the hole of the hook by moving in the axial direction and is detachably attached to the hook. Therefore, the locking shaft has a structure that can be attached to the hook with a small force without elastically deforming the hook.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 3-78624 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 63-25627 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the locking shaft according to Patent Document 2 has a structure that is attached to the hook in the axial direction. For this reason, when the locking shaft is attached to the hook, the shaft tip of the locking shaft needs to be aligned with the hole of the hook, and the mounting operation is not easy.
Then, this invention makes it a subject to provide the sun visor for vehicles provided with the structure which can attach a latching shaft with respect to a hook easily.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is a vehicle sun visor having a configuration as described in the above claims.
According to the first aspect of the present invention, the locking shaft is engaged and disengaged with respect to the hook so as to be disengageable in the axial diameter direction. The locking shaft has a large-diameter portion held by the hook and a small-diameter portion whose shaft diameter is smaller than the large-diameter portion provided on one side or both sides of the large-diameter portion. Furthermore, the locking shaft is attached to the visor body so as to be movable in the axial direction, the first position where the large diameter portion is held by the hook, the large diameter portion is detached from the hook, and the small diameter portion is relative to the hook. Thus, it can be moved to a second position where it can be inserted and removed in the axial direction.
[0006]
That is, the locking shaft has a large diameter portion and a small diameter portion having different shaft diameters. The locking shaft is attached to the visor body so as to be movable in the axial direction, and the small diameter portion can be inserted into and removed from the hook in the axial radial direction. The small diameter portion has a smaller shaft diameter than the large diameter portion.
Therefore, when the small diameter portion is inserted into and removed from the hook, the small diameter portion can be inserted into and removed from the hook without elastically deforming the hook or only by small elastic deformation. Therefore, the locking shaft can be inserted into and removed from the hook with a small force.
The large diameter portion can be held by the hook by moving the locking shaft. Therefore, the locking shaft can be stably held on the hook by the large diameter portion.
The locking shaft is engaged and disengaged with respect to the hook in the axial diameter direction. Therefore, it can be easily attached to the hook as compared with a configuration in which the end of the locking shaft needs to be aligned with the hole of the hook as in Patent Document 2 described above.
[0007]
According to the second aspect of the present invention, both the large-diameter portion and the small-diameter portion of the locking shaft can be inserted into and removed from the hook in the axial diameter direction.
Therefore, the large diameter portion can be directly held by the hook by inserting the large diameter portion into the hook. Further, the large-diameter portion can be held by the hook by inserting the small-diameter portion into the hook and then moving the locking shaft in the axial direction.
Therefore, if the person has a strong force, the locking shaft can be attached to the hook with a small number of operations by directly holding the large diameter portion on the hook without moving the locking shaft in the axial direction.
If the force is weak, the locking shaft is moved in the axial direction, the small diameter portion is inserted into the hook, and then the large diameter portion is held by the hook, so that the locking shaft is attached to the hook with a small force. be able to. Therefore, the attachment method according to the user can be selected, and the locking shaft can be easily attached to the hook.
[0008]
According to the invention described in claim 3, the urging means for urging the locking shaft from the second position where the large diameter portion is disengaged from the hook toward the first position where the large diameter portion is held by the hook; Operating means for moving the locking shaft in a direction opposite to the biasing direction of the biasing means is provided on the visor body.
Therefore, when the small diameter portion is inserted into the hook, the operating means is released and the locking shaft is urged by the urging means, the large diameter portion is moved in the axial direction by the urging means and is held by the hook. Move to one position. Thereby, the locking shaft is easily held by the hook.
The large-diameter portion is stably maintained at the first position by being urged to the first position by the urging means. Therefore, the large-diameter portion is difficult to come off from the hook 4, and the locking shaft is stably held by the hook.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
The first embodiment will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the vehicle sun visor 1 is engaged with a plate-like visor main body 2, a support shaft 13 that rotatably supports the visor main body 2, and a hook 4 attached to the ceiling surface 10 of the passenger compartment. It has the latching shaft 3 attached removably.
[0010]
The support shaft 13 is formed in a substantially L shape as shown in FIG. 1, and has a vertical axis 13b and a horizontal axis 13a. The visor body 2 is rotatably attached to the horizontal shaft 13a, and the bracket 14 is attached to the vertical shaft 13b so as to be rotatable around the axis. The visor body 2 is attached to the passenger compartment ceiling surface 10 via the support shaft 13 and the bracket 14 by attaching the bracket 14 to the passenger compartment ceiling surface 10.
Therefore, the visor body 2 is rotated about the horizontal axis 13 a to be rotated to the storage position along the vehicle compartment ceiling surface 10 and the front position along the windshield 11. And the visor main body 2 moves to the side position along the side glass 12 from the front position by rotating the support shaft 13 around the vertical axis 13b.
[0011]
As shown in FIG. 1, the locking shaft 3 is formed in a substantially cylindrical shape, and has an axial center on an axial extension line of the horizontal shaft 13 a of the support shaft 13. The locking shaft 3 is attached to the hook 4 in the axial diameter direction (arrow D direction) as shown in FIG.
As shown in FIG. 1, the locking shaft 3 is held by a hook 4 so as to be rotatable around the shaft. Accordingly, the locking shaft 3 is held by the hook 4 to constitute a rotating shaft of the visor body 2 together with the horizontal shaft 13a, and the visor body 2 is stored with the locking shaft 3 and the horizontal shaft 13a as the rotating shaft. Rotate between position and front position.
The visor body 2 can be rotated from the front position to the side position by removing the locking shaft 3 from the hook 4.
[0012]
As shown in FIG. 2, the locking shaft 3 horizontally spans a cut portion 20 in which a part of the upper edge of the visor body 2 is cut. The left end 3 a of the locking shaft 3 is movably supported by the support portion 21 of the visor body 2, and the right end 3 b is movably supported by the support portion 22 of the visor body 2. Therefore, the locking shaft 3 is attached to the visor body 2 so as to be movable in the axial direction as shown in FIGS.
The support portions 21 and 22 have a structure that opens the visor body 2 at the left edge position or right edge position of the cut portion 20. Therefore, a part of the left end 3 a and the right end 3 b of the locking shaft 3 moves in the visor body 2 in the axial direction by passing through the support portions 21 and 22.
[0013]
The locking shaft 3 has a large-diameter portion 31 having a large shaft diameter at the center position of the cut portion 20 as shown in FIG. At both ends of the large-diameter portion 31, there are small-diameter portions 30 having a smaller shaft diameter than the large-diameter portion 31.
As shown in FIGS. 2 and 3, the large-diameter portion 31 moves from the center position of the cut portion 20 to the left and right ends (for example, the right end). On the other hand, as shown in FIG. 2, the small diameter portion 30 extends from the large diameter portion 31 through the support portions 21 and 22 to the inside of the visor body 2.
[0014]
As shown in FIG. 2, a biasing means 5 that biases the locking shaft 3 is provided on the right side of the locking shaft 3. On the left side of the locking shaft 3, operating means 6 for moving the locking shaft 3 in the axial direction is provided.
The biasing means 5 includes an elastic member 50 formed from a coil spring or the like, and a base 51 that supports one end of the elastic member 50.
The base 51 is provided integrally with a shell that forms the visor body 2, and stands in the thickness direction in the visor body 2. One end of the elastic member 50 is in contact with the base 51, and the tip of the right end 3 b of the elastic member 50 is in contact with the other end of the elastic member 50.
Therefore, the elastic member 50 urges the locking shaft 3 in one axial direction (arrow C direction, left direction) as shown in FIG. Accordingly, the locking shaft 3 is biased from the second position shown in FIG. 3 toward the first position shown in FIG.
[0015]
As shown in FIG. 2, the operating means 6 includes a main body portion 60 that is movably attached to the visor main body 2, and a connecting portion 61 that connects the main body portion 60 and the locking shaft 3.
The main body 60 is movably supported by the opening wall surface of the opening 23 provided at the left edge of the visor main body 2. And the main-body part 60 penetrates the opening part 23, and the one part protrudes from the left edge of the visor main body 2. FIG.
The connecting portion 61 connects the main body portion 60 and the left end 3 a of the locking shaft 3 in the visor main body 2. Therefore, the main body 60 and the locking shaft 3 move together. The locking shaft 3, the connecting portion 61, and the main body portion 60 are formed by integral molding.
[0016]
Therefore, when the main body 60 is pushed into the visor main body 2 from the state of FIG. 2, the operation means 6 moves the locking shaft 3 in the direction opposite to the urging direction of the urging means 5. Then, the locking shaft 3 moves from the position of FIG. 2 to the position of FIG. The elastic member 50 has a large amount of elastic deformation due to the locking shaft 3.
Therefore, when the force applied to the operation means 6 is released, the elastic member 50 of the biasing means 5 biases the locking shaft 3 in the direction of arrow C (toward the first position in FIG. 2).
[0017]
The main body 60 of the operation means 6 is provided with a stopper 62 for preventing the main body 60 from coming out of the visor main body 2 as shown in FIG. Accordingly, the stopper 62 restricts the movement amount of the main body 60 as shown in FIG. 2, and restricts the movement amount of the locking shaft 3 by restricting the main body 60.
Therefore, the locking shaft 3 is urged by the urging means 5 in a free state in which the operation means 6 is not operated, and is positioned at the first position shown in FIG.
[0018]
As shown in FIG. 4, the hook 4 has an attachment portion 42 that is attached to the passenger compartment ceiling surface 10 and a holding portion 40 that holds the locking shaft 3. The hook 4 has a protruding piece 43 that supports the locking shaft 3 inserted into the holding portion 40 from below and an elastic piece 41 that protrudes to the holding portion 40.
The elastic piece 41 is elastically deformed when the large-diameter portion 31 of the locking shaft 3 is inserted into the holding portion 40 and urges the large-diameter portion 31 toward the protruding piece 43 side. For this reason, the large-diameter portion 31 is elastically held by the elastic piece 41 and the overhanging piece 43.
Therefore, the locking shaft 3 is held on the hook 4 by holding the large diameter portion 31 on the hook 4.
[0019]
Further, the locking shaft 3 is moved to the second position by operating the operating means 6 as shown in FIG. Thereby, the large diameter part 31 comes off from the center position of the notch part 20, and comes off from the hook 4 as shown in FIG. And the small diameter part 30 moves to the center position of the hook 4 instead of the large diameter part 31, as shown in FIG. Therefore, the locking shaft 3 can be inserted into and removed from the hook 4 by moving the small diameter portion 30 relative to the hook 4 in the axial radial direction as shown in FIG.
[0020]
Further, the hook 4 has an opening 44 into which the locking shaft 3 is inserted as shown in FIG. The opening diameter 44 a of the opening 44 is determined by the distance between the protruding piece 43 and the elastic piece 41. The small diameter portion 30 preferably has a smaller shaft diameter than the opening diameter 44a. On the other hand, the large-diameter portion 31 has a larger shaft diameter than the opening diameter 44a.
[0021]
The vehicle sun visor 1 is formed as described above.
That is, the locking shaft 3 has a large diameter portion 31 and a small diameter portion 30 having different shaft diameters. The locking shaft 3 is attached to the visor body 2 so as to be movable in the axial direction, and the small-diameter portion 30 can be inserted into and removed from the hook 4 in the axial radial direction. The small diameter portion 30 has a smaller shaft diameter than the large diameter portion 31.
Therefore, when inserting / removing the small diameter portion 30 with respect to the hook 4, the small diameter portion 30 can be inserted / removed with respect to the hook 4 without elastically deforming the hook 4 or only by small elastic deformation. Therefore, the locking shaft 3 can be inserted into and removed from the hook 4 with a small force.
[0022]
The large diameter portion 31 can be held by the hook 4 by moving the locking shaft 3. Therefore, the locking shaft 3 is stably held by the hook 4 by the large diameter portion 31 and the locking shaft 3 is engaged and disengaged with respect to the hook 4 in the axial diameter direction. Therefore, it can be easily attached to the hook as compared with a configuration in which the tip of the locking shaft is aligned with the hole of the hook as in Patent Document 2 described above.
[0023]
Further, both the large-diameter portion 31 and the small-diameter portion 30 of the locking shaft 3 can be inserted into and removed from the hook 4 in the axial radial direction.
Therefore, the large-diameter portion 31 can be directly held by the hook 4 by inserting the large-diameter portion 31 into the hook 4. Alternatively, the large diameter portion 31 can be held by the hook 4 by inserting the small diameter portion 30 into the hook 4 and then moving the locking shaft 3 in the axial direction.
[0024]
Therefore, if the force is strong, the locking shaft 3 can be attached to the hook 4 with a small number of operations by holding the large diameter portion 31 directly on the hook 4 without moving the locking shaft 3 in the axial direction. Can do.
If the person has a weak force, the locking shaft 3 is moved in the axial direction, the small diameter portion 30 is inserted into the hook 4, and then the large diameter portion 31 is held by the hook 4, so that the locking can be performed with a small force. The shaft 3 can be attached to the hook 4. Therefore, the attachment method according to the user can be selected, and the locking shaft 3 can be easily attached to the hook 4.
[0025]
The locking shaft 3 is urged in the direction of arrow C by the urging means 5 as shown in FIG. Therefore, when the force applied to the operation means 6 is released, the locking shaft 3 is urged from the second position shown in FIG. 6 to the first position shown in FIG.
Therefore, when the small-diameter portion 30 is inserted into the hook 4, the operating means 6 is released and the locking shaft 3 is urged by the urging means 5, the large-diameter portion 31 is moved in the axial direction by the urging means 5. , Move to the first position held by the hook 4. Thereby, the locking shaft 3 is easily held by the hook 4.
The large-diameter portion 31 is stably maintained at the first position by being urged to the first position by the urging means 5. Therefore, the large diameter portion 31 is not easily detached from the hook 4, and the locking shaft 3 is stably held by the hook 4.
[0026]
(Embodiment 2)
The second embodiment will be described with reference to FIG.
The second embodiment is different from the first embodiment in the structure of the hook, and the other parts have the same structure as the first embodiment.
As shown in FIG. 8, the hook 45 according to the second embodiment includes a mounting portion 45 c that is attached to the passenger compartment ceiling surface 10 and a holding portion 45 a that holds the locking shaft 3 so as to be rotatable about the axis.
The hook 45 has an overhanging piece 45b that supports the locking shaft 3 from below.
[0027]
The small diameter portion 30 of the locking shaft 3 is preferably thinner than the opening of the hook 45. The large diameter portion 31 has a larger shaft diameter than the opening of the hook 45.
Therefore, when attaching the large diameter part 31 to the hook 45, the overhanging piece 45b is elastically deformed, and the overhanging piece 45b elastically holds the large diameter part 31.
On the other hand, when the small diameter portion 30 is inserted into and removed from the hook 45, the small diameter portion 30 is inserted into and removed from the hook 45 without elastically deforming the hook 45 or only by small elastic deformation.
[0028]
(Embodiment 3)
The third embodiment will be described with reference to FIGS.
The third embodiment is formed in substantially the same manner as the first embodiment, but has an operation means 7 shown in FIG. 9 instead of the operation means 6 shown in FIG.
The operating means 7 includes a frame 70 attached so as to cover the outer periphery of the opening window 24 that opens a part of the surface side of the visor body 2 formed in a hollow plate shape, and a slide attached to the frame 70 so as to be movable. Part 71.
The slide portion 71 is configured to be movable in the axial direction of the locking shaft 3 and moves within the frame 70.
[0029]
The operating means 7 has a connecting portion 72 that connects the slide portion 71 and the locking shaft 3, and the connecting portion 72 is provided in the visor body 2.
Therefore, the operating means 7 moves the locking shaft 3 from the first position shown in FIG. 9 to the second position shown in FIG. 10 by moving the slide portion 71 in the direction of arrow F as shown in FIG.
Note that the structure of the locking shaft 3 is the same as that of the first embodiment, and the state of the locking shaft 3 in the first position and the second position and the method of engaging and disengaging the locking shaft 3 with the hook 4 are also implemented. It is the same as Form 1. Therefore, those descriptions are omitted here.
[0030]
(Embodiment 4)
The fourth embodiment will be described with reference to FIGS.
The fourth embodiment is formed in substantially the same manner as the first embodiment, but has a locking shaft 8 shown in FIG. 11 instead of the locking shaft 3 shown in FIG.
The locking shaft 8 has a large-diameter portion 81 having a large shaft diameter on either one of the left and right sides. On the other side of the locking shaft 8 and on one side of the large-diameter portion 81, a small-diameter portion 80 having a smaller shaft diameter than the large-diameter portion 81 is provided.
As shown in FIG. 11, when the locking shaft 8 is not operated by the operating means 6 and is biased by the biasing means 5 as shown in FIG. 11, the center position of the cut portion 20 of the visor main body 2. The large-diameter portion 81 is located at (first position).
[0031]
When the operating means 6 is operated and the locking shaft 8 is pushed, the small diameter portion 80 moves to the center position of the cut portion 20 of the visor body 2 as shown in FIG. 12 (second position).
Therefore, by setting the locking shaft 8 to the second position, the large diameter portion 81 moves to a position where it is removed from the hook, and the small diameter portion 80 moves to a position where it can be inserted into and removed from the hook. When the small diameter portion 80 is inserted into the hook, the operation means 6 is released, and the locking shaft 8 is biased by the biasing means 5, the large diameter portion 81 is moved in the axial direction by the biasing means 5, Move to the first position held by the hook. Thereby, the large diameter part 81 is elastically held by the hook.
Further, the locking shaft 8 can be inserted into and removed from the hook while the locking shaft 8 is in the first position shown in FIG. 11, and in this case, the large diameter portion 81 has a shaft diameter with respect to the hook. Directly inserted and removed in the direction.
[0032]
(Other embodiments)
Moreover, this invention is not limited to Embodiment 1-4, The following forms may be sufficient.
(1) In the first to fourth embodiments, a stopper structure that restricts the amount of movement of the locking shaft is provided. For example, as shown in FIG. 2, a stopper structure is formed by a stopper 62 provided on the main body 60 of the operation means 6.
However, the stopper structure may be configured in other forms. For example, in order to restrict the amount of movement of the locking shaft relative to the visor body, a form in which a stopper structure is provided between the locking shaft and the visor body may be used. Or the form etc. which regulate the movement amount of a latching shaft to the elastic deformation amount of an elastic member by connecting a latching shaft and the elastic member of an urging | biasing means may be sufficient.
(2) Moreover, the visor main body of Embodiment 1-4 is formed in the shell shape. However, the structure may be of a split configuration type in which halves made of thermoplastic resin are stacked in the thickness direction, or an integrated configuration that is integrally formed by blow molding It may be.
Further, the visor body may be a solid type.
(3) Moreover, the visor main body of Embodiments 1-4 is a substantially plate-shaped structure with substantially constant thickness. However, it may be a trim type having an opening at the center and the visor body having a frame shape.
(4) In addition, the vehicle sun visor according to the first to fourth embodiments is of a type that does not have a skin on the outer surface of the visor body. However, there may be a type having an outer skin on the outer surface of the visor body.
[0033]
【The invention's effect】
According to the vehicle sun visor of the present invention, the locking shaft can be easily attached to the hook.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a vehicle sun visor is attached to a vehicle compartment ceiling.
FIG. 2 is an enlarged front view in the vicinity of a locking shaft of a vehicle sun visor.
FIG. 3 is a front view of the vehicle sun visor corresponding to FIG. 2 with the locking shaft in a second position.
4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 and is a cross-sectional view of a hook and a locking shaft.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the hook and the locking shaft corresponding to FIG. 4 when the locking shaft is in the second position.
6 is a cross-sectional view taken along the line E-E in FIG. 5 and is a cross-sectional view of the locking shaft and the hook.
7 is a cross-sectional view of the locking shaft and hook corresponding to FIG. 6 when the locking shaft is in the first position. FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a hook and a locking shaft according to a second embodiment.
FIG. 9 is an enlarged front view of the vicinity of a locking shaft of a vehicle sun visor according to a third embodiment;
FIG. 10 is a front view of the vehicle sun visor corresponding to FIG. 9 in which the locking shaft is in the second position.
FIG. 11 is an enlarged front view of the vicinity of a locking shaft of a vehicle sun visor according to a fourth embodiment;
12 is a front view of the vehicle sun visor corresponding to FIG. 11 with the locking shaft in the second position. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vehicle sun visor 2 ... Visor main body 3, 8 ... Locking shaft 4, 45 ... Hook 5 ... Biasing means 6, 7 ... Operation means 20 ... Notch part 30, 80 ... Small diameter part 31, 81 ... Large diameter part 40 45a ... Holding part 41 ... Elastic piece 44a ... Opening diameter 62 ... Stopper

Claims

車室天井面に設けられたフックに係脱可能に取付けられる係止軸を有し、該係止軸が前記フックに対して軸径方向に係脱される車両用サンバイザであって、
前記係止軸は、前記フックに保持される大径部と、その大径部の片側または両側に設けられ、かつ前記大径部よりも軸径が細い小径部とを有し、
さらに、前記係止軸は、前記バイザ本体に対して軸方向に移動可能に取付けられており、前記大径部が前記フックに保持される第一位置と、前記大径部が前記フックから外れ、前記小径部が前記フックに対して軸径方向に挿脱できる第二位置とに移動できる構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。A vehicle sun visor having a locking shaft removably attached to a hook provided on a ceiling surface of the passenger compartment, the locking shaft being engaged and disengaged in an axial radial direction with respect to the hook,
The locking shaft has a large-diameter portion that is held by the hook, and a small-diameter portion that is provided on one or both sides of the large-diameter portion and has a smaller shaft diameter than the large-diameter portion,
Further, the locking shaft is attached to the visor body so as to be movable in the axial direction, the first position where the large diameter portion is held by the hook, and the large diameter portion is detached from the hook. The vehicle sun visor is configured such that the small-diameter portion can move to a second position where the small-diameter portion can be inserted into and removed from the hook in the axial radial direction.

請求項１に記載の車両用サンバイザであって、
係止軸の大径部と小径部は、どちらもフックに対して軸径方向に挿脱できる構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。The vehicle sun visor according to claim 1,
A vehicular sun visor characterized in that both the large-diameter portion and the small-diameter portion of the locking shaft can be inserted into and removed from the hook in the axial radial direction.

請求項１または２に記載の車両用サンバイザであって、
大径部がフックから外れた第二位置から前記大径部が前記フックに保持される第一位置に向けて係止軸を付勢する付勢手段と、その付勢手段の付勢方向と逆方向に前記係止軸を移動させる操作手段とがバイザ本体に設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。The vehicle sun visor according to claim 1 or 2,
An urging means for urging the locking shaft from a second position where the large diameter portion is disengaged from the hook toward a first position where the large diameter portion is held by the hook; and an urging direction of the urging means; An operating means for moving the locking shaft in the reverse direction is provided on the visor body.