JPH0330013Y2 - - Google Patents

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JPH0330013Y2
JPH0330013Y2 JP6176785U JP6176785U JPH0330013Y2 JP H0330013 Y2 JPH0330013 Y2 JP H0330013Y2 JP 6176785 U JP6176785 U JP 6176785U JP 6176785 U JP6176785 U JP 6176785U JP H0330013 Y2 JPH0330013 Y2 JP H0330013Y2
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JP
Japan
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rice
rice bowl
hook
main body
bowl
Prior art date
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JP6176785U
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JPS61179926U (ja
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は野営等に用いる飯盒に関するものであ
る。 (従来技術) 従来、野営等に用いる飯盒として種々の形態の
ものが知られているが、特に中盒に熱物(煮物、
スープ類等)を入れてこれを持つ時に素手で持つ
ことができ、そのため防熱用の手袋を用いると
か、あるいは中盒に把手を付けるとか別に用具を
備えなければならず、甚だ不便なるものであつ
た。 また飯盒本体を吊持するための把手も単にその
両端を飯盒本体に設けた突起に回動自在に係着し
ただけのものであるから、飯盒本体を吊持した時
に飯盒本体がぐらぐらして安定性が悪く使用しづ
らい等の欠点があつた。 従つて本出願人はさきに中盒に熱物(煮物、ス
ープ類等)を入れた場合でも特に防熱用の手袋等
を用いたり、別に用具を使用したりすることな
く、これを素手で持つことができる鈎体を飯盒本
体の蓋体に設けるとともに使用条件によつて飯盒
本体をぐらぐらすることなく安定的に吊持するこ
とができる吊持用把手の取付体を飯盒本体に設け
た飯盒(実願昭59−14463号)を開発したが、上
記飯盒における鈎体は金属板製であるため、重量
が重く、しかも材料費が高価となる欠点があり、
また吊持用把手の取付体は加工が面倒であるばか
りでなく、非使用時に吊持用把手が飯盒本体の外
側面に大きく突出し、これが邪魔になる欠点があ
つた。 (目的) 本考案は上記欠点を除去し、鈎体を金属線材製
とすることにより、重量を著しく軽減するととも
に材料費を安価なものとなし、また吊持用把手の
取付体を加工容易なものとなすとともに非使用時
には吊持用把手が飯盒本体の外側面に大きく突出
しないようにして携帯に便で、しかも安価で、か
つ利用範囲の大なる飯盒を提供するにある。 (構成) 本考案は上記目的を達成するため、飯盒本体の
上縁に中盒を掛止し、かつ該飯盒本体を覆う蓋体
と、飯盒本体を吊持し得る把手を設けてなる飯盒
において、金属線材を折曲して形成せる鈎体の上
部を回動自在に係止するとともに前記鈎体の下端
に前記飯盒本体の底部に係止し得る折曲鈎部を形
成し、さらに前記中盒の周壁部の所定個所に折曲
鈎部係合孔を設けるとともに前記飯盒本体の両側
部に前記吊持用把手の取付用耳金を設け、前記耳
金の長孔遊嵌部に吊持用把手の両端長孔部を上下
にスライドかつ回動自在に遊嵌するとともに前記
長孔部の下端に係止用狭縮孔部を形成してなるこ
とを特徴とするものである。以下実施例に基づい
て詳細に説明する。 は飯盒本体であつて、平面略楕円形にしてか
つ一方の長辺側が内方に少し凹弧状に彎曲して形
成されている。は前記飯盒本体の上縁3に掛
止し得る突状の掛止縁4を胴部全周に亘り形成し
た中盒であつて、前記飯盒本体と略同形に形成
され、かつ前記突状掛止縁4を飯盒本体の上縁
3に掛止した状態で前記飯盒本体内に嵌合され
るように形成されている。5は前記中盒の突状
掛止縁4の上部の周壁部6の所要位置に設けられ
た折曲鈎部係合孔であつてその数は任意である。
7は飯盒本体を覆う蓋体であつて、前記飯盒本
と略同形に形成され、かつその一外側部に下
端を折曲鈎部8とせる金属線材製鈎体の上部折
曲端10,10が回動自在に係止されている。即
ち、前記飯盒本体には第8〜9図示のような当
て板11a、支え板11bからなる取手取付金具
11が取付けられており、前記支え板11bの隆
起部11cによつて形成された孔11d部に前記
上部折曲端10,10がバネ力を利用して両側か
ら回動自在に挿入係止されているのである。12
は前記鈎体の折曲鈎部8に近接して形成された
ストツパーであつて、前記鈎体の折曲鈎部8を
中盒の折曲鈎部係合孔5に挿入した際に、前記
中盒の周壁部6に当接して前記鈎体の突抜け
を防止するものである。13,13は前記飯盒本
の両側部に取付けられた吊持用把手取付用の
耳金であつて、第11〜13図示のように金属薄
板を折曲げて飯盒本体取付部13a、吊持用把手
長孔遊嵌部13b、吊持用把手抜出防止用耳部1
3cを形成してなるものである。14は金属線材
をもつて形成された吊持用把手であつて、両端の
長孔部15,15を前記耳金13の吊持用把手長
孔遊嵌部13bに上下にスライドかつ回動自在に
遊嵌するとともに前記長孔部15,15の下端に
は前記長孔遊嵌部13bに係止し得る狭縮孔部1
6,16を設けてなるものである。 (作用) 携帯に際しては、第1図示の如く飯盒本体
上部内に中盒を嵌合掛止し、さらに蓋体で覆
い、前記蓋体の鈎体の下部折曲鈎部8を飯盒
本体の底部に係合して携帯するものである。ま
た米飯、喫食に際しては鈎体の下端折曲鈎部8
を飯盒本体の底部から外し、蓋体を除き飯盒
本体から中盒を外し、飯盒本体は炊飯に使
用し、炊き上つた米飯はそのまま喫食し、また中
または蓋体は第14図示の如き状態にして
副食品を盛りつき、あるいは味噌汁等スープ類を
入れる等して用いるものである。 (効果) 本考案によれば上記喫食に際し、中盒あるいは
蓋体に熱物を入れて使用する場合、第14図示の
如く前記蓋体に設けた鈎体の折曲鈎部を前記中盒
の周壁部の所要位置に設けた折曲鈎部係合孔に係
合することにより防熱手段その他の用具を用いる
ことなく前記鈎体を素手で持つて熱物を喫食する
ことができるので、避地等において用いるのに甚
だ便なるものであるとともに前記折曲鈎部係合孔
は所要数所要位置に設けることにより使用に際
し、所要の孔を選ぶことにより中盒の向きを使用
し易い向きにして用いることもできるものであ
り、また炊飯に際しては第1図示の如く吊持用把
手の両端係止用狭縮孔部を耳金の長孔遊嵌部に係
止することにより、飯盒本体をぐらぐらさせるこ
となく安定した状態で吊持して炊飯を行うことが
できるものであり、また炊上つたばかりの熱い米
飯を喫食するに際しては前記吊持用把手の長孔部
を利用して前記吊持用把手を第2図の一点鎖線示
の位置まで回動し、前記長孔部を前記耳金の上下
縁部に係止して、この状態で前記吊持用把手を持
つことにより、熱い飯盒本体に触れずに前記吊持
用把手を素手で持つて熱い米飯を喫食することが
できるものであるとともに前記吊持用把手を使用
しない場合は第2〜3図の二点鎖線示の如く引下
げておくことにより、前記吊持用把手が邪魔にな
らないようにすることもできるものである。 さらにまた本考案においては鈎体は金属線材製
であるから軽量で安価に製作でき、しかも弾性を
利用して飯盒本体の底部に折曲鈎部を容易に係脱
かつ確実に係止できるものであり、その結果、飯
盒本体の底部に鈎体係止用のための凹部をわざわ
ざ設ける必要がなく加工工数を簡略化し得る等
種々の優れた実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は全体を収納した状態の一部切欠正面図、第
2図は同一部切欠側面図、第3図は蓋体と中盒を
取外した飯盒本体の一部切欠正面図、第4図は同
平面図、第5図は蓋体の一部切欠正面図、第6図
は鈎体の正面図、第7図は同側面図、第8図は取
手取付金具の正面図、第9図は同右側面図、第1
0図は中盒の一部切欠正面図、第11図は耳金の
正面図、第12図は同平面図、第13図は同右側
面図、第14図は中盒と蓋体の使用状態の一例を
示す斜視図である。 ……飯盒本体、……中盒、3……上縁、4
……突状掛止縁、5……折曲鈎部係合孔、6……
周壁部、……蓋体、8……折曲鈎部、……鈎
体、11……取手取付金具、12……ストツパ
ー、13……耳金、14……吊持用把手、15…
…長孔部、16……狭縮孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飯盒本体の上縁に中盒を掛止し、かつ該飯盒本
    体を覆う蓋体と、飯盒本体を吊持し得る把手を設
    けてなる飯盒において、金属線材を折曲して形成
    せる鈎体の上部を回動自在に係止するとともに前
    記鈎体の下端に前記飯盒本体の底部に係止し得る
    折曲鈎部を形成し、さらに前記中盒の周壁部の所
    要個所に折曲鈎部係合孔を設けるとともに前記飯
    盒本体の両側部に前記吊持用把手の取付用耳金を
    設け、前記耳金の長孔遊嵌部に吊持用把手の両端
    長孔部を上下にスライドかつ回動自在に遊嵌する
    とともに前記長孔部の下端に係止用狭縮孔部を形
    成してなる飯盒。
JP6176785U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0330013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6176785U JPH0330013Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP6176785U JPH0330013Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Publications (2)

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JPS61179926U JPS61179926U (ja) 1986-11-10
JPH0330013Y2 true JPH0330013Y2 (ja) 1991-06-26

Family

ID=30590346

Family Applications (1)

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JP6176785U Expired JPH0330013Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575095Y2 (ja) * 1993-12-21 1998-06-25 リンナイ株式会社 ハンドル付炊飯器
KR101005917B1 (ko) 2008-06-19 2011-01-06 주식회사 비 에프 엘 반합
JP6072135B2 (ja) * 2015-05-20 2017-02-01 株式会社スノーピーク アウトドア用調理鍋

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JPS61179926U (ja) 1986-11-10

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