JP4209682B2 - 密封及び補給シールを備えたマスターシリンダ - Google Patents
密封及び補給シールを備えたマスターシリンダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4209682B2 JP4209682B2 JP2002564358A JP2002564358A JP4209682B2 JP 4209682 B2 JP4209682 B2 JP 4209682B2 JP 2002564358 A JP2002564358 A JP 2002564358A JP 2002564358 A JP2002564358 A JP 2002564358A JP 4209682 B2 JP4209682 B2 JP 4209682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- master cylinder
- seal
- pressure chamber
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/236—Piston sealing arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
より厳密には、本発明は、以下の形式の自動車用ブレーキマスターシリンダに関しており、そのマスターシリンダとは、基本的に軸方向に延びる本体を備えており、本体の内孔の中には少なくとも1つの軸方向に動くピストンが滑動可能に取り付けられていて、このピストンは、車両の運転者が操作して、非作動状態である後方位置と制動力を働かせている状態の前方位置との間を移動させることができるようになっており、且つ本体に形成されたストッパに向けて非作動状態である後方位置まで弾性的に戻されるようになっている型式のマスターシリンダであり、前記内孔には、ピストンと内孔の間に挿間されている前方及び後方の2つのシール手段が設けられていて、前方シール手段が、内孔内で、後方供給室と前方圧力室の境界を定めている型式のマスターシリンダであり、前記本体は、作動油の外部リザーバを前記後方供給室に接続し、前記2つのシール手段の間に開口している半径方向供給孔を備えている型式のマスターシリンダであり、前記本体には、前記前方圧力室に開口している制動回路に油圧を供給するための穿孔が設けられている型式のマスターシリンダであり、前方圧力室と後方供給室を連通させるための手段を備えており、前記手段は、前記ピストンが制動位置に向けて軸方向前方に動かされるときには、前記前方圧力室を前記後方供給室から切り離して前方圧力室内に制動圧が立ち上がるようにするために、前記ピストンによって抑止できるようになっている型式のマスターシリンダである。
この型式の殆どのマスターシリンダでは、2つのシール手段の内の少なくとも1つはピストンに取り付けられている。従って、このシール手段は、繰り返し行われる制動操作の間にブースタ本体の内孔内でこのピストンが往復運動を行うために、相当な摩耗を被る。
この摩擦は、ブースタの供給室と圧力室のシール性を危うくする恐れがあり、大部分の最近のマスターシリンダは、高い制動圧を生成するために、ピストンの断面が大きくなるように設計されているので、重大な結果を引き起こしかねない。
この欠点を改善するために、本発明は、本体の内孔に取り付けられた少なくとも1つのシールを備えている、上記形式のブレーキマスターシリンダを提案している。
前記本体は、ピストンを内孔内で案内するために前記前方シールの各側に配置されている一対の前方環状支承面を備えており、前記環状支承面には、作動油が流れる少なくとも1つの流路が設けられており、
前記一対の前方環状支承面は、複数の螺旋状流路を備えており、
前記ピストンは、一体部品、具体的には管状の一体部品で、第1端部が前記前方圧力室に開口し第2端部が前記ピストンの外周部に開口している少なくとも1つの孔を有しており、前記孔は、ピストンが非作動位置に在るときは供給室と連通して連通手段を形成するように、ピストンが作動位置に在るときは前方圧力室と連通して前記連通手段を抑止するように配置されており、
前記シールは、ピストンが孔の第2端部を通過するときに、シールが押し出されないようにするための内側補強リングを備えており、
前記リングは、相当に弾性的な材料で作られていて、円錐台形状の支承面と、その周辺に配置されている軸方向スロットとを備えており、それらは嵌め込み易くするためのものであり、
前記リングは、周辺の内側面に配置されている少なくとも1つの軸方向スロットを備えており、
前記リングは、エラストマー材料で作られており、
前記ピストンは、管状で同じ外径を有する前方部分と後方部分とを備えており、前記前方部分の後部支承面は前記後方部分の内孔内を滑動し、前記前方部分の後面と前記後方部分の内孔の閉じている端部との間に、保持手段と弾性付勢手段が挿間されており、
前記前方部分は、少なくとも1つの孔を備えており、その第1端部は、前記前方圧力室に開口し、その第2端部は、前記前方部分のショルダー後面と前記後方部分のショルダー前面との間で、前記後部支承面の外周部に開口して可動弁を形成していて、前記可動弁は、ピストンが非作動位置に在るときには、供給室に開口して連通手段を形成しており、
前記後方部分のショルダー前面は、環状シールを有しており、
後方シール手段は、前記本体の溝に取り付けられていて内周リップがピストンと接触するように配置されている後方シールから成り、
前記本体は、ピストンを内孔内で案内するために前記後方シールの各側に配置されている一対の後方環状支承面を備えており、
前記ピストンは、ピストンが非作動位置に在るときには、ストッパを形成している前記一対の前方環状支承面の前方の環状支承面の前方ショルダー面と接触することができる外側弾性リングを、端部に備えており、
前記ピストンは、ばねによって、後方の非作動位置まで弾性的に戻され、
前記マスターシリンダは、後方から前方に向かって、2つのピストン、即ちプライマリピストンとセカンダリピストンを備えた「タンデム」型式のマスターシリンダであり、前記2つのピストンは、本体の内孔内に、第1及び第2供給室と、第1及び第2圧力室の境界を定め、前記プライマリピストンは、前記セカンダリピストンの後面と前記プライマリピストンの前面の間のばね支承体によって、その後方の非作動位置まで弾性的に戻されるようになっている。
「前」及び「後」という用語は、それぞれ慣例に従って、図面で左側、及び右側の要素又は位置を示している。
本発明の好適な実施形態では、マスターシリンダ10は「タンデム」型のマスターシリンダであって、基本的に軸線Aに沿い軸方向に延びる本体12と、その内孔14の内側に滑動可能に取り付けられている2つの軸方向ピストン16及び18とを備えている。
しかし、この構成は本発明に限定を加えるものではなく、マスターシリンダ10は、滑動ピストンを1つだけ備えた簡単なマスターシリンダであってもよい。
プライマリピストン16は、車両の運転者が直接作動させることができる。例えば、プライマリピストン16の後端部19は、車両のブレーキペダルに加えられる力を増幅させるブースタ(図示せず)に接続することができる。
従って、プライマリピストン16又はセカンダリピストン18は、それぞれ、図1a及び図5aに示す非作動の後方位置と、図3a及び図7aに示す制動力を掛けている前方位置との間を、後に説明する中間位置を通過して動くことができる。
プライマリピストン16又はセカンダリピストン18は、それぞれ、既知の方法で、本体14内に形成されている後に説明するストッパに向けて非作動の後方位置まで弾性的に戻される。
具体的には、セカンダリピストン18は、内孔14の横断前端面22とセカンダリピストン18を押すばね20によって後方へ戻され、プライマリピストン16は、セカンダリピストン18の横断後面61とプライマリピストン16を押すばね24によって後方へ弾性的に戻される。より厳密には、ばね24については、長い状態のばねを滑動ラム23の周囲に取り付けて、セカンダリピストン18の横断後面61とプライマリピストン16の間に挟む。
その結果、前方第1シール手段28は、内孔14内に、後方供給室34と前方圧力室36の境界を定める。同様に、前方第2シール手段26は、内孔14内に、後方供給室38と前方圧力室40の境界を定める。
具体的には、第1半径方向孔42は、例えば、中間の長手方向孔44を通してオリフィス46に接続されており、オリフィス46は、本体14の外側に開口して、関係する第1リザーバの出口(図示せず)となるよう作られている。
本体12は、作動油の第2外部リザーバ(図示せず)を第2後方供給室38に接続し、2つの第2シール手段26と30の間に開口する第2半径方向供給孔48を備えている。
本体は、関連する第1及び第2前方圧力室36及び40へと開口している関連する第1及び第2制動回路に作動油を供給するための2つの穿孔、即ち第1穿孔50及び第2穿孔52を有している。
図1aから図4aまでと、図1bから図4bまでに記載されている本発明の第1実施形態によれば、プライマリピストン16とセカンダリピストン18は、それぞれ管状で、同じ外径「D」を有する関連する前方部分54、56と関連する後方部分58、60を含んでおり、後方部分58、60の内孔66、68内を滑動する前方部分54、56の後部支承面62、64を備えている。
具体的には、各後方部分58、60は、例えば、案内のための円筒形支承面78、80を有しており、円筒形支承面78、80は、関連前方部分の後面と関連する壁を貫通しており、その前端部にはストッパ手段82、84が装着され、保持手段を形成している。
更に、各前方部分54、56の各後面70、72と、後方部分58、60の内孔の閉じている端部74、76との間には、ばね86、88が挿間されている。
各後方部分58、60のショルダ前面98、100は、この弁を密封できるようにする弾性材料で作られた環状領域102、104を備えている。
従って、各後方部分58、60の前方移動によって、関連する弁が閉じられ、関連する前方室36、40が切り離され、作動油の圧力が上昇するようになる。
連通手段を形成するために、各ピストン16、18は、少なくとも1つの孔106、108を有しており、その第1端部は前方圧力室36、40内に開口し、その第2端部はピストン16、18の外周部に開口しており、ピストン16、18が非作動位置に在るときは、供給室34、38と連通し、ピストンが作動位置に在るときは、前方圧力室36、40と連通するようになっている。この様に、孔106、108は、各ピストン16、18が非作動位置に在るときには、軸線方向に後方供給室34、38に位置しており、ピストン16、18が図7aに具体的に示されている前進位置に在るときには、軸線方向に前方圧力室に位置しており、つまり、ピストン16、18の非作動位置に対して前方シール手段28、26とは別の側に位置しているので、関連する前方圧力室36、40を切り離して、従って、作動油の圧力を上昇させることができるようになる。
例として、図1bから8bに、セカンダリピストン18と関連付けられた前方シール26のリップ114を示している。
次に、プライヤーを、本体10の内孔14内に、シール26、28が軸線方向で溝110、112の領域に達する位置まで挿入し、次いで、顎部25を操作してシール26、28を解放し、シール26、28が、元の形状に戻って、自然に溝110、112の中に配置されるようにする。
図5aから8aと図5bから8bに示す第2実施形態では、各シール26、28は、そのリップの後方に配置されている、内部補強リング27を収容するための凹部を備えている。この内部補強リング27は、後に説明するが、シール26、28が押し出されるのを防ぐためのものである。
好都合なことに、リングは、相当に弾性のある材料で作られており、後に図12から14を参照しながら述べるように、円錐台形状の支承面29と、その周辺部33に配置されている軸方向スロット31とを含んでおり、それらは嵌合し易くするためのものである。
好都合なことに、リングは、その周辺部33の内側面37に軸方向流路が設けられている。
好都合なことに、本発明の好適な実施形態では、リング27はエラストマー材料で作られている。
本発明の第2実施形態では、図5aを見れば分かるように、シール26の内側後面118はリング27に接触していないので、作動油を流すことができる。
図2a及び図6aは、連通手段が抑止されている状態を示している。
第1実施形態によれば、図2aに示すように、プライマリピストン16が前方に移動すると、環状シール102を、ピストン16の前方部分54のショルダー後面94に押し付けることによって、ピストン16に関連する孔90が閉ざされる。これによって、前方圧力室36内の油圧ブレーキ作動油の圧力が僅かに上昇し、そのことがセカンダリピストン18を押し戻し、環状シール104を、ピストン18の前方部分56のショルダー後面96に強く押し付けることによって、ピストン18と関連する孔92を閉ざすことになる。
このような構成では、シール28、26の前面は、シール28、26を、各ピストン16、18の外周に対して強く押し付ける圧力を受ける。図3bの矢印は、シール26のリップ114の前面116への圧力の作用を示している。
これによって、前方圧力室36内の油圧ブレーキ作動油の圧力が僅かに上昇し、そのことがセカンダリピストン18を押し戻し、ピストン18と関連する孔108を閉ざすことになる。そして、ピストン18に関連する孔108は、前方シール26に対して、以前ピストン18が非作動位置に在ったときに占めていた位置とは反対側の位置まで前進する。このような構成では、シール28、26の前面は、シール28、26を、各ピストン16、18の外周に対して強く押し付ける圧力を受ける。
図3a及び7aは、ピストン16及び18により制動力が掛けられている場合の位置を示している。
プライマリピストン16及びピストン18が前進すると、第1実施形態では孔90、92が、第2実施形態では孔106、108が閉ざされる。これら各孔は、各前方シール26、28に対して、以前非作動位置に在ったときに占めていた位置とは反対側の位置まで前進する。油圧ブレーキ油には、2つの前方室36及び40内で圧力が働いている。
このような構成では、シール28及び26の前面は、シール28及び26を、各ピストン16及び18の外周に対して強く押し付ける圧力を受ける。図3bの矢印は、第1実施形態に関連するシール26のリップ114の前面116への圧力の作用を示している。図7bは、第2実施形態に関連するシール26のリップ114の前面116への圧力の作用を、矢印で示している。これらの圧力は、シール26のリップ116をピストン18に対して強く押し付け、シール26の内側後面118をリング27に対して強く押しつけて、良好な密封性を保証している。
このような構成では、2つのピストン16及び18は、急速に後退し、第1及び第2前方圧力室36及び40内は減圧される。この減圧によって、シール26及び28のリップは持ち上げられる。
例えば図4b及び図8bに示すように、矢印で示されている減圧力は、シール26のリップ114を持ち上げるように働き、それによって、作動油は、孔48から第2前方圧力室40へ向かって流れるようになり、内孔14とピストン18の外周の間を流れる。
本発明の2つの実施形態では、図1aから9aに示すように、本体12は、ピストン18に関連する前方シール26の各側に1つずつ配置されている一対の前方環状支承面120、122と、ピストン16に関連する前方シール28の各側に1つずつ配置されている一対の前方環状支承面124、126とを備えているのが望ましい。
これらの支承面120、122、124、126によって、ピストン16、18が内孔14内を案内されるようになっている。これらの環状支承面120、122、124、126は、それぞれ、作動油が流れるための少なくとも1つの流路128を備えている。この構造によって、ピストン16、18を正確に案内しながら同時に、半径方向孔42、48に十分な補給ができるようになっている。
図9bに詳しく示すように、環状支承面120、122は、複数の螺旋状流路124を備えているのが望ましい。
更に、図1aから8aに示すように、後方シール手段30、32は、本体12の溝130、132内に取り付けられている後方シール30、32で構成されており、その内周リップは、関連するピストン16、18と接触して配置されている。
更に、図1aから9aに示すように、本体は、ピストン18と関連する後方シール30の各側に1つずつ配置されている一対の後方環状支承面134、136と、ピストン16と関連する後方シール32の各側に1つずつ配置されている一対の後方環状支承面138、140とを備えている。これらの支承面134、136、138、140は、関連するピストン16、18が内孔14内を案内されるようにする。
嵌め込むために、3つの工具150、160及び170を使用する。
工具150は管状であり、内孔14と基本的に同じ直径の前方部分152と、圧縮された状態の補強リング27の内径と基本的に直径が等しい後方部分154とを備えている。工具150は、前方部分152の後端に円錐台形状の面取り部156を有している。前方部分152の長さは、前方部分152の後端が、溝112と軸方向でほぼ一致するように設計されている。
工具160は基本的に管状であり、基本的に、圧縮された状態の補強リング27の平均直径を有する前方部分162を有している。工具160は、前方部分162の前端に円錐台形状の面取り部166を有している。工具160は、更に、保持ノブを形成する後方部分164を備えており、前方部分162よりも直径が大きくなっている。
工具170は基本的に管状であり、内径が、圧縮された状態の補強リング27の外径と基本的に等しい前方部分172を有している。工具170は、更に、保持ノブを形成する後方部分174を備えてしており、前方部分172よりも直径が大きくなっている。
最後に、図14に示すように、3つの工具150、160、170の集合体を、本体12の内孔14から取り出すが、前方部分152の後端には円錐台形状面取り部156が設けられているので、工具150は、補強リング27を傷つけることなく通過することができる。
従って、本発明により、密封性に関する信頼性の高いマスターシリンダを有することができるようになる。
Claims (14)
- 自動車用ブレーキマスターシリンダ(10)であって、基本的に軸方向に延びる本体(12)を備えた形式であり、前記本体の内孔(14)の中には少なくとも1つの軸方向に動くピストン(16、18)が滑動可能に取り付けられていて、前記ピストンは、車両の運転者が操作して、非作動状態である後方位置と制動力を働かせている前方位置との間を移動させることができるようになっており、且つ本体(12)に形成されているストッパに向けて、前記非作動状態である後方位置まで弾性的に戻されるようになっており、前記内孔(14)には、前記ピストン(16、18)と前記内孔(14)の間に挿間されている前方(26、28)及び後方(30、32)の2つのシール手段が設けられていて、前記前方シール手段(26、28)が、前記内孔(14)内で、後方供給室(34、38)と前方圧力室(36、40)の境界を定めている型式であり、前記本体(12)は、作動油の外部リザーバを前記後方供給室(34、38)に接続し、前記2つのシール手段(26、28、30、32)の間に開口している半径方向供給孔(42、48)を備えている型式であり、前記本体(12)には、前記前方圧力室(36、40)に開口している制動回路に油圧を供給するための穿孔(50、52)が設けられている型式であり、且つ、前記前方圧力室(36、40)と前記後方供給室(34、38)を連通させるための手段を備えており、前記手段は、前記ピストン(16、18)が前記制動位置に向けて軸方向前方に動かされるときには、前記前方圧力室(36、40)を前記後方供給室(34、38)から切り離して、前記前方圧力室(36、40)内に制動圧が立ち上がるようにするために、前記ピストン(16、18)によって抑止できるようになっている型式であるブレーキマスターシリンダ(10)において、
前記前方シール手段(26、28)は、前記本体(12)の溝(110、112)内に取り付けられている前方シール(26、28)を備えており、その内周リップは、前記ピストン(16、18)と接触するように配置されていて、前記ピストンがその制動位置からその非作動位置まで戻るときにはピストンから離れて持ち上がり、作動油が、前記内孔(14)と前記ピストン(16、18)の間を流れ、前記半径方向供給孔(42、48)及び前記リザーバから前記前方圧力室(36、40)に補給されるようになっており、
前記本体(12)は、前記ピストン(16、18)を前記内孔(14)内で案内するために前記前方シール(26、28)の各側に配置されている一対の前方環状支承面(120、122、124、126)を備えており、前記環状支承面には、作動油が流れる少なくとも1つの流路が設けられ、
前記一対の前方環状支承面(120、122、124、126)は、複数の螺旋状流路(128)を備えていることを特徴とするブレーキマスターシリンダ(10)。 - 前記ピストン(16、18)は一体部品、具体的には管状の一体部品で、第1端部が前記圧力室(36、40)に開口し第2端部が前記ピストン(16,18)の外周部に開いている少なくとも1つの孔(106、108)を有しており、前記孔は、前記ピストン(16、18)が非作動位置に在るときは前記供給室(34、38)と連通して前記連通手段を形成するように、前記ピストン(16、18)が制動位置に在るときは前記前方圧力室(36、40)と連通して前記連通手段を抑止するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記シール(26、28)は、シール(26、28)が押し出されないようにするための内側補強リング(27)を備えていることを特徴とする、請求項2に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記リング(27)は、相当に弾性的な材料で作られていて、円錐台形状の支承面(29)と、その周辺(33)に配置されている軸方向スロット(31)とを備えており、それらは、嵌め込み易くするためのものであることを特徴とする、請求項3に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記リング(27)は、その周辺(33)の内側面(37)に設けられている少なくとも1つの軸方向流路を備えていることを特徴とする、請求項4に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記リング(27)は、エラストマー材料で作られていることを特徴とする、請求項3から5の何れか一項に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記ピストン(16、18)は、管状で同じ外径(D)を有する前方部分(54、56)と後方部分(58、60)を備えており、前記前方部分(54、56)の後部支承面(62、64)は、前記後方部分(58、60)の内孔(66、68)内を滑動し、前記前方部分(54、56)の後面(70、72)と、前記後方部分(58、60)の前記内孔(66、68)の閉じている端部(74、76)との間に、保持手段(78、80、82、84)と弾性付勢手段(86、88)が挿間されていることを特徴とする、請求項1に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記前方部分(54、56)は、少なくとも1つの孔(90、92)を備えており、その第1端部は前記前方圧力室(36、40)に開口し、その第2端部は、前記前方部分(54、56)のショルダー後面(94,96)と、前記後方部分(58、60)のショルダー前面との間で前記後方支承面(62、64)の外周部に開口して可動弁を形成しており、前記可動弁は、前記ピストン(16、18)が非作動位置に在るときには、前記供給室(34、38)に開口して、連通手段を形成することを特徴とする、請求項7に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記後方部分の前記ショルダー前面(98、100)は、環状シール(102、104)を有していることを特徴とする、請求項8に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記後方シール手段(30、32)は、前記本体(12)の溝(130、132)に取り付けられていて内周リップが前記ピストン(16、18)と接触するように配置されている後方シール(30、32)から成ることを特徴とする、請求項1から9の何れか一項に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記本体(12)は、前記ピストン(16、18)を前記内孔(14)内で案内するために前記後方シール(30、32)の各側に1つずつ配置されている一対の後方環状支承面(134、136、138、140)を備えていることを特徴とする、請求項10に記載のブレーキマスターシリンダ(10)。
- 前記ピストン(16、18)は、前記ピストン(16、18)が非作動位置に在るときには、ストッパを形成している前記一対の前方環状支承面の前方の環状支承面(120、124)の前方ショルダー面と接触することができる外側弾性リング(142、144)を、端部に備えていることを特徴とする、請求項1から11の何れか一項に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記ピストン(16、18)は、ばね(20、24)によって、前記後方の非作動位置まで弾性的に戻されることを特徴とする、請求項1から12の何れか一項に記載のマスターシリンダ(10)。
- 前記マスターシリンダ(10)は、後方から前方に向かって、2つのピストン、即ちプライマリピストン(16)とセカンダリピストン(18)を備えた「タンデム」型式のマスターシリンダーであり、前記2つのピストンは、前記本体の前記内孔内に、第1供給室(34)及び第2供給室(38)と、第1圧力室(36)及び第2圧力室(40)の境界を定め、前記プライマリピストン(16)は、前記セカンダリピストン(18)の後面(61)と前記プライマリピストン(16)の前面との間のばね(24)支承体によって、前記後方の非作動位置まで弾性的に戻されることを特徴とする、請求項1から13の何れか一項に記載のマスターシリンダ(10)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0101897A FR2820701B1 (fr) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | Maitre cylindre comportant un joint d'etancheite et de realimentation |
PCT/FR2002/000324 WO2002064410A1 (fr) | 2001-02-09 | 2002-01-25 | Maitre-cylindre comportant un joint d'etancheite et de realimentation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004521799A JP2004521799A (ja) | 2004-07-22 |
JP4209682B2 true JP4209682B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=8859920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002564358A Expired - Fee Related JP4209682B2 (ja) | 2001-02-09 | 2002-01-25 | 密封及び補給シールを備えたマスターシリンダ |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6848257B2 (ja) |
EP (1) | EP1360100B1 (ja) |
JP (1) | JP4209682B2 (ja) |
KR (1) | KR20020089567A (ja) |
CN (1) | CN1288017C (ja) |
AT (1) | ATE472448T1 (ja) |
BR (1) | BR0204176B1 (ja) |
DE (1) | DE60236847D1 (ja) |
FR (1) | FR2820701B1 (ja) |
WO (1) | WO2002064410A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4233907B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2009-03-04 | 株式会社日立製作所 | マスタシリンダ |
JP2005104333A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Hitachi Ltd | マスタシリンダ装置 |
JP4645097B2 (ja) | 2003-12-01 | 2011-03-09 | 株式会社アドヴィックス | マスタシリンダ |
FR2869557B1 (fr) * | 2004-04-29 | 2006-07-07 | Bosch Gmbh Robert | Dispositif d'usinage de rainures dans un alesage cylindrique en particulier d'un maitre-cylindre de frein |
US7044566B1 (en) * | 2004-11-29 | 2006-05-16 | Robert Bosch Gmbh | Caging arrangement for a spring |
JP4637595B2 (ja) * | 2005-01-21 | 2011-02-23 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | マスタシリンダ |
FR2891230B1 (fr) * | 2005-09-26 | 2009-02-20 | Bosch Gmbh Robert | Maitre-cylindre d'un vehicule automobile. |
JP4694445B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2011-06-08 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | マスタシリンダおよびその製造方法 |
CN100447442C (zh) * | 2006-10-31 | 2008-12-31 | 杨理林 | 联动制动油缸 |
US20080269085A1 (en) | 2007-04-30 | 2008-10-30 | Chevron U.S.A. Inc. | Lubricating oil composition containing alkali metal borates with improved frictional properties |
FR2916402B1 (fr) * | 2007-05-21 | 2009-08-21 | Bosch Gmbh Robert | Maitre-cylindre comportant une rainure helicoidale de realimentation |
FR2920730B1 (fr) * | 2007-09-07 | 2010-02-19 | Bosch Gmbh Robert | Maitre-cylindre pour un systeme de freinage de vehicule automobile |
FR2923198B1 (fr) * | 2007-11-06 | 2010-03-12 | Bosch Gmbh Robert | Maitre-cylindre d'un vehicule relie a un dispositif de freinage annexe. |
JP5158137B2 (ja) * | 2010-06-16 | 2013-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | マスタシリンダ装置 |
FR2969096B1 (fr) | 2010-12-17 | 2012-12-28 | Bosch Gmbh Robert | Procede de detection d'une erreur de montage d'un joint d'etancheite dans un maitre-cylindre |
FR2969084B1 (fr) * | 2010-12-21 | 2013-05-10 | Bosch Gmbh Robert | Piston secondaire de maitre-cylindre tandem et maitre-cylindre equipe d'un tel piston secondaire |
FR2969085B1 (fr) * | 2010-12-21 | 2013-04-12 | Bosch Gmbh Robert | Piston primaire plastique a insert pour maitre-cylindre tandem a penetration et maitre-cylindre muni d'un tel piston |
DE102011081872A1 (de) * | 2011-08-31 | 2013-02-28 | Robert Bosch Gmbh | Hauptbremszylinder für eine hydraulische Fahrzeugbremsanlage |
JP5836018B2 (ja) | 2011-08-31 | 2015-12-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | マスタシリンダのシール組付方法およびシール組付装置 |
KR102372396B1 (ko) * | 2017-08-30 | 2022-03-08 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 브레이크 장치 |
DE102017220206A1 (de) | 2017-11-14 | 2019-05-16 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Hydraulisches Aggregat zum Erzeugen von Bremsdruck für eine hydraulische Bremsanlage |
CN110803146A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-18 | 浙江亚太机电股份有限公司 | 柱塞主缸皮碗装配工装 |
JP2022150500A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 株式会社Subaru | ブレーキ装置 |
CN118043576A (zh) * | 2021-07-30 | 2024-05-14 | 曼斯普林能源股份有限公司 | 抗摩擦密封环 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3111411A1 (de) * | 1981-03-24 | 1982-10-07 | FAG Kugelfischer Georg Schäfer & Co, 8720 Schweinfurt | Ausbildung eines hauptzylinders fuer hydraulische brems- oder kupplungsanlagen |
ES517453A0 (es) * | 1982-11-05 | 1983-11-01 | Bendiberica Sa | Perfeccionamiento en cilindros maestros para al menos un circuito de frenado. |
FR2561320B1 (fr) * | 1984-03-19 | 1986-09-19 | Wabco Freinage Vehicules Sa | Emetteur de pression hydraulique et son joint annulaire d'etancheite |
ES532679A0 (es) * | 1984-05-22 | 1985-04-01 | Bendiberica Sa | Perfeccionamientos en cilindros maestros tandem hidraulicos |
US4945728A (en) * | 1989-06-26 | 1990-08-07 | General Motors Corporation | Center compensating tandem master cylinder with seals in cylinder wall |
FR2739076B1 (fr) * | 1995-09-27 | 1998-02-13 | Alliedsignal Europ Services | Maitre-cylindre a reglage simplifie |
DE19652486A1 (de) * | 1996-12-17 | 1998-06-18 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Unterdruckausgleich für einen Geberzylinder eines hydraulischen Kupplungsausrücksystems |
FR2770475B1 (fr) * | 1997-10-30 | 1999-12-17 | Bosch Syst Freinage | Maitre-cylindre a clapets a course morte reduite |
-
2001
- 2001-02-09 FR FR0101897A patent/FR2820701B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-01-25 DE DE60236847T patent/DE60236847D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-25 CN CNB028006828A patent/CN1288017C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2002-01-25 EP EP02704796A patent/EP1360100B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-25 JP JP2002564358A patent/JP4209682B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-01-25 BR BRPI0204176-6A patent/BR0204176B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2002-01-25 KR KR1020027013526A patent/KR20020089567A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-01-25 WO PCT/FR2002/000324 patent/WO2002064410A1/fr active Application Filing
- 2002-01-25 AT AT02704796T patent/ATE472448T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-01-25 US US10/469,460 patent/US6848257B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR0204176A (pt) | 2003-01-14 |
JP2004521799A (ja) | 2004-07-22 |
WO2002064410A1 (fr) | 2002-08-22 |
KR20020089567A (ko) | 2002-11-29 |
US6848257B2 (en) | 2005-02-01 |
FR2820701B1 (fr) | 2003-04-18 |
CN1458890A (zh) | 2003-11-26 |
ATE472448T1 (de) | 2010-07-15 |
US20040079078A1 (en) | 2004-04-29 |
FR2820701A1 (fr) | 2002-08-16 |
EP1360100B1 (fr) | 2010-06-30 |
CN1288017C (zh) | 2006-12-06 |
BR0204176B1 (pt) | 2010-10-19 |
DE60236847D1 (de) | 2010-08-12 |
EP1360100A1 (fr) | 2003-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4209682B2 (ja) | 密封及び補給シールを備えたマスターシリンダ | |
US4433543A (en) | Power-operated boosters | |
US20070157613A1 (en) | Cup seal and master cylinder employing the same | |
WO2006126619A1 (ja) | マスタシリンダ | |
US7293413B2 (en) | Vehicle braking device | |
JPH0536267B2 (ja) | ||
JP5777851B2 (ja) | デッドストローク低減弁 | |
JP4280497B2 (ja) | 再供給溝を持つマスターシリンダ | |
US4435960A (en) | Hydraulic power boosters for vehicle hydraulic systems | |
US7360360B2 (en) | Vehicle braking device | |
US7607300B2 (en) | Fluid pressure booster | |
JP2001301603A (ja) | マスタシリンダ | |
US7121094B2 (en) | Center valve for master cylinder | |
EP1451481B1 (en) | Actuator | |
GB2077375A (en) | Improvements in power- operated boosters | |
JP2660264B2 (ja) | 油圧式ブレーキ装置 | |
JP2001146157A (ja) | マスタシリンダ | |
RU2254248C2 (ru) | Главный гидравлический цилиндр | |
KR200285907Y1 (ko) | 차량용 브레이크장치의 마스터실린더 | |
JP2001239933A (ja) | マスタシリンダ | |
KR100945776B1 (ko) | 기압식 배력 장치 | |
JP2642444B2 (ja) | マスタシリンダ | |
JPH0353950Y2 (ja) | ||
JPS6142664B2 (ja) | ||
JPH01289752A (ja) | 油圧式倍力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080418 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080425 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080516 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081010 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |