JP4207757B2 - 電子部品実装用装置の直動機構 - Google Patents

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本発明は、電子部品搭載装置などの電子部品実装用装置に配設されリニアモータによって搭載ヘッドなどの被駆動体を直線駆動する直動機構に関するものである。
電子部品搭載装置などの電子部品実装用装置には、搭載ヘッドなどの作業ヘッドを移動させるヘッド移動機構にを構成する要素機構として直動機構が多用される。この直動機構として、従来より用いられていたモータの回転運動をボールねじによって直線運動に変換するタイプの直動機構に替えて、近年高速動作が可能で高位置精度の直動機構が実現可能なリニアモータによって直接直線動作を行わせる方式の直動機構が用いられるようになっている。
このようなリニアモータとして、搭載ヘッドなどの被駆動体とともに移動する可動子を両側から固定子によって挟み込んだ構成のものが知られている(例えば特許文献1、2,3参照)。この構成により、固定子と対向した可動子に駆動方向と直交する方向に作用する吸引力を、両側の固定子からの吸引力によってお互いに相殺することができるという利点がある。
特開2001−69744号公報 特開2002−299897号公報 特開2003−189678号公報
しかしながら、上述のような吸引力を相殺させるタイプ(相殺型)のリニアモータには、リニアモータを継続して稼働させる上で次のような問題がある。すなわち、前述の各先行技術例に示すように、相殺型のリニアモータの断面は、駆動方向に固定子を2列配設し、これらの固定子の間に位置する可動子の上方側が被駆動体と連結される構成となっており、列状に配置された固定子の上面側は常に開放された形態となっている。
このため、リニアモータを連続して稼働する過程において、落下した電子部品やその他の異物がリニアモータの内部に進入し、固定子と可動子との間に噛み込む不具合を発生しやすい。特に異物が磁性体である場合には、吸引力によって固定子の間の隙間に異物が引き込まれ動作異常の原因となる。
そこで本発明は、吸引力を相殺させる相殺型のリニアモータを用いた直動機構において、異物進入による動作不具合を防止することができる電子部品実装用装置の直動機構を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装用装置の直動機構は、電子部品を基板に実装する実装作業に使用される電子部品実装用装置に配設されリニアモータによって被駆動体を基板に対して平行な第1方向に直線駆動する直動機構であって、前記被駆動体を第1方向にガイドするガイド部と、前記リニアモータを構成し前記第1方向に沿って垂直姿勢で2列に配列された固定子と、前記2列の固定子の間に配置され、その両側の全てが前記第1方向に沿って固定子により挟み込まれた可動子と、前記可動子に結合され可動子の第1方向の駆動力を前記被駆動体に伝達する駆動伝達部とを備え、前記2列の固定子を保持する固定子保持部は上面側が閉塞され下面側が開放された断面形状であり、前記駆動伝達部は前記下面側から前記可動子と連結されている。
本発明によれば、上面側が閉塞され下面側が開放された断面形状で2列に配列された固定子の間に可動子を配置した構成の相殺型のリニアモータを用い、可動子に結合され可動子の第1方向の駆動力を前記被駆動体に伝達する連結駆動部を可動子と下面側から連結することにより、上面側から落下する異物がリニアモータ内に進入するのを防止して、異物進入による動作不具合を防止することができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の平面図、図2、図4は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図、図3、図5は本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の移動ビームの駆動伝達部の構造説明図である。
まず図1,図2を参照して電子部品搭載装置の構造を説明する。図1において、電子部品搭載装置の架台1上には、X方向に搬送路2が配設されている。搬送路2は電子部品が実装される基板3を搬送し、搬送路2上に設定された2つの実装ステージS1,S2において基板3を位置決めする。実装ステージS1,S2は、それぞれ両側に複数のパーツフィーダ5を並設した部品供給部4と、部品供給部4から電子部品を取り出して基板3に搭載する搭載機構とを備えている。
搭載機構について説明する。実装ステージS1,S2の中間には、2基のY直動機構6がY方向に配設されている。Y直動機構6は後述するようにリニアモータによって駆動される直動機構であり、この直動機構によって、2つのガイドレール14(図2参照)によって両端部をガイドされたX直動機構8をY方向に移動させる。X直動機構8は同様にリニアモータによって駆動される直動機構であり、この直動機構によって搭載ヘッド9をX方向に移動させる。
図2に示すように、搭載ヘッド9は複数の単位搭載ヘッド9aを備えたマルチタイプの搭載ヘッドであり、各単位搭載ヘッド9aに備えられた吸着ノズル12によって電子部品を吸着保持する。また搭載ヘッド9には一体的に移動する基板認識カメラ13が設けられており、基板認識カメラ13は搭載ヘッド9とともに基板3上に移動してその位置を認識する。
Y直動機構6、X直動機構8を駆動することにより、搭載ヘッド9はXY方向に移動し、これにより部品供給部4のパーツフィーダ5から電子部品をピックアップし、基板3に移送搭載する。部品供給部4と搬送路2との間には、ラインカメラ10およびノズルストッカ11が配設されている。部品供給部4から電子部品を取り出した搭載ヘッド9がラインカメラ10の上方を通過することにより、搭載ヘッド9に保持された電子部品が認識される。ノズルストッカ11には、各単位搭載ヘッド9aに装着される吸着ノズル12を電子部品の種類毎に収納しており、搭載ヘッド9がノズルストッカ11にアクセスすることにより、吸着ノズル12の交換が自動的に行われる。
次に図3を参照して、Y直動機構6について説明する。Y直動機構6は、上述の電子部品搭載装置など電子部品を基板に実装する実装作業に使用される電子部品実装用装置に配設され、リニアモータによって被駆動体であるX直動機構8をY方向(第1方向)に直線駆動する機能を有し、X直動機構8へリニアモータの駆動を伝達する駆動伝達部を備えている。
図3において、架台1上にはX直動機構8をY方向にガイドするためのガイドレール1
4が配設されており、ガイドレール14にスライド自在に嵌合したスライダ15は、X直動機構8に結合されたL字形状の連結部材16の下面に固着されている。ガイドレール14、スライダ15および連結部材16は、被駆動体を第1方向にガイドするガイド部となっている。
架台1上にはブラケット17が立設されており、ブラケット17にはX直動機構8をY方向に直線駆動するリニアモータが固定されている。このリニアモータは、被駆動体とともに移動する可動子20を2つの固定子19によって両側から挟み込んだ構成となっており、可動子20に駆動方向と直交する方向に作用する吸引力を、両側の固定子19からの吸引力によってお互いに相殺することができるという利点を有している。
ブラケット17には固定子19を保持する固定子保持部18が結合されており、固定子保持部18は上面側が上部18bによって連結され下面側に開口下部18cを有する逆U字型の断面形状となっている。固定子保持部18の両側部18aの内側にはリニアモータを構成する固定子19が垂直姿勢で2列配列されている。すなわち、2列の固定子19を保持する固定子保持部18は、上面側が閉塞され下面側が開放された断面形状となっている。
2列の固定子19の間には、可動子20が配置されており、可動子20は連結ブロック21を介して連結部材16に結合されている。リニアモータの駆動時には可動子20は固定子19の間をY方向に移動し、このときの可動子20の駆動力は連結ブロック21、連結部材16を介してX直動機構8に伝達される。したがって、連結ブロック21、連結部材16は、可動子20に結合され可動子20の第1方向の駆動力を被駆動体であるX直動機構8に伝達する駆動伝達部となっている。
そしてこのY直動機構6の構成において、駆動伝達部は固定子保持部18の下面側から可動子20と連結されており、固定子19および可動子20の上面側は、リニアモータの上方の空間とは完全に遮断されている。これにより、電子部品搭載動作時にリニアモータを連続して駆動する過程において、上方から落下した電子部品やその他の異物がリニアモータの内部に進入することがなく、固定子と可動子との間に異物が噛み込むことによる不具合が発生しない。したがって、吸引力を相殺させる相殺型のリニアモータを用いた直動機構において、異物進入による動作不具合を防止することができる。
なお上述のY直動機構におけるリニアモータの配置については、多様な設計変更例が可能であり、例えば図4,図5に示すY直動機構6Aのように、リニアモータをX直動機構8の下方に配置してもよい。この例では、架台1のガイドレール14の内側近傍に設けられた垂直面に固定子保持部18と同様形状の固定子保持部24を固定し、両側部24aの内側に固定子25が垂直姿勢で2列配列されている。
そして固定子25の間に配置された可動子26は、L字形状の連結部材23および連結ブロック22を介してX直動機構8に連結されており、可動子26のY方向の駆動力は、連結部材23、連結ブロック22を介してX直動機構8に伝達される。この構成においても、上方から落下した電子部品やその他の異物がリニアモータの内部に進入することがなく、固定子と可動子との間に異物が噛み込むことによる不具合が発生しない。
上記例では、Y直動機構6について説明したが、搭載ヘッド9を移動させるX直動機構8についても、同様の構成が適用される。すなわち、X直動機構8への適用例では、X方向が第1方向であり、搭載ヘッド9が被駆動体となる。なお本実施の形態では、電子部品実装用装置として電子部品を基板に搭載する電子部品搭載装置の例を示したが、スクリーン印刷装置など電子部品実装ラインを構成する実装用装置にも本発明を適用することがで
きる。
本発明の電子部品搭載装置における直動機構は、上面側から落下する異物がリニアモータ内に進入するのを防止して、異物進入による動作不具合を防止することができるという効果を有し、電子部品搭載装置などの電子部品実装用装置に配設され搭載ヘッドなどの被駆動体を直線駆動する直動機構に有用である。
本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の平面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の移動ビームの駆動伝達部の構造説明図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の断面図 本発明の一実施の形態の電子部品搭載装置の移動ビームの駆動伝達部の構造説明図
符号の説明
1 電子部品搭載装置
2 搬送路
3 基板
4 部品供給部
6 Y直動機構
8 X直動機構
9 搭載ヘッド
18、24 固定子保持部
19、25 固定子
20、26 可動子

Claims (1)

  1. 電子部品を基板に実装する実装作業に使用される電子部品実装用装置に配設されリニアモータによって被駆動体を基板に対して平行な第1方向に直線駆動する直動機構であって、
    前記被駆動体を第1方向にガイドするガイド部と、
    前記リニアモータを構成し前記第1方向に沿って垂直姿勢で2列に配列された固定子と、
    前記2列の固定子の間に配置され、その両側の全てが前記第1方向に沿って固定子により挟み込まれた可動子と、
    前記可動子に結合され可動子の第1方向の駆動力を前記被駆動体に伝達する駆動伝達部とを備え、
    前記2列の固定子を保持する固定子保持部は上面側が閉塞され下面側が開放された断面形状であり、前記駆動伝達部は前記下面側から前記可動子と連結されていることを特徴とする電子部品実装用装置の直動機構。
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