JP4207659B2 - 固体撮像装置およびその駆動方法、ならびにカメラ装置 - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法、ならびにカメラ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置およびその駆動方法、ならびにカメラ装置に関し、特にMOS型固体撮像装置に代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置およびその駆動方法、ならびにこれを撮像デバイスとして用いたカメラ装置(撮像装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
X−Yアドレス型固体撮像装置、例えばMOS型固体撮像装置では、単位画素の微細化を図るために、画素を選択する選択トランジスタを省略し、フローティングディフュージョン部(以下、「FD部」と記す)をリセットするリセットトランジスタによる当該FD部の電位の制御によって画素の選択を行うようにすることで、単位画素を3つのトランジスタ(以下、「3トランジスタ」と記す)で実現するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−51263号公報(特に、段落0010〜0012および図1)
【0004】
3トランジスタの画素回路の構成を図15に示す。同図から明らかなように、単位画素100は、光電変換素子(ここでは、フォトダイオード)101、転送トランジスタ102、増幅トランジスタ103およびリセットトランジスタ104を有する構成となっている。そして、この単位画素100が多数半導体基板上に行列状に2次元配列される。
【0005】
上記の構成から明らかなように、3トランジスタの画素回路では、選択トランジスタが存在せず、リセットトランジスタ104によるFD部105の電位の制御によって画素の選択が行われる。すなわち、非選択画素についてはFD部105の電位を低レベル(以下、「“L”レベル」と記す)にしておき、選択画素についてはFD部105の電位を高レベル(以下、「“H”レベル」と記す)にすることで、選択画素の信号を垂直信号線107に出力する。その後、選択画素のFD部105の電位を“L”レベルに戻すことで非選択状態に復帰させる。この操作は1行分の画素に対して同時に行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の3トランジスタの画素回路では、増幅トランジスタ103のドレイン側は単に電源配線につながり、リセットトランジスタ104のドレイン側は行方向(横方向)に延びたドレイン配線108につながっている。これに対して、図16に示すように、増幅トランジスタ103およびリセットトランジスタ104の各ドレイン側を共通にドレイン配線につなぐ構成を採ることにより、単位画素100の中のコンタクト、拡散層、配線を削減できるため、単位画素100をさらに微細化する上で有利となる。
【0007】
ここで、図16にはドレイン配線を示していないが、図15の場合と同様に、行方向に延びたドレイン配線とした場合に、行方向に延びる配線が3本、列方向(縦方向)に延びる配線が1本となるため、画素内に入射光を取り込む開口部を正方形に近い形状に形成するのが難しくなる。また、全ての垂直信号線107の電流を1本のドレイン配線から供給することになり、ドレイン配線には大きな電流が流れることになるため、配線抵抗や配線信頼性が問題になる。これらの問題については、ドレイン配線を縦方向または格子状の配線とすることで回避することができる。
【0008】
以下に、図16の画素構成の固体撮像装置を駆動する場合について説明する。画素の読出し以外の期間(非読出し期間)では、ドレイン配線を“H”レベルにする場合も、“L”レベルにする場合もあるが、“L”レベルにしておくと、ドレイン配線からリセットトランジスタ104および転送トランジスタ102を介して光電変換素子101まで電子がリークしてしまうという問題がある。したがって、画素の読出し以外の期間では、ドレイン配線を“H”レベルにする駆動方法を採ることが多い。
【0009】
このように、画素読出し以外の期間ではドレイン配線を“H”レベルにする駆動方法を採る場合において、画素読出し期間における選択行の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFのタイミング関係を図17に示す。図17のタイミングチャートにおいて、時刻t101がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t102が信号レベルの取り込みタイミングとなる。
【0010】
非選択行では、ドレイン電圧DRNは共通に与えられるが、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFは与えられない。ドレイン電圧DRNは通常“H”レベル(電源電圧)になっている。FD部105の電位は全行“L”レベルになっている。選択行にリセットパルスRSTを与えると、リセットトランジスタ104がオンすることによって選択行のFD部105の電位が“H”レベルになるので、選択行のリセット時のレベル、即ちリセットレベルが増幅トランジスタ103を通して垂直信号線107に出力される。このリセットレベルは次段の回路に取り込まれる。
【0011】
次に、転送パルスTRFを与えると、転送トランジスタ102がオンすることによって選択行のFD部105に光電変換素子101から光電子が転送される。そして、当該光電子に応じたFD部105のレベル、即ち信号レベルが増幅トランジスタ103を通して垂直信号線107に出力される。この信号レベルは次段の回路に取り込まれる。
【0012】
その後、ドレイン配線を0Vにし、リセットパルスRSTを与えて選択行のFD部105を“L”レベルに復帰させてからドレイン配線を“H”レベルに戻す(以下、「埋め戻し動作」と呼ぶ)。このようにして画素を動作させる一連の期間を、ここでは読出し期間と呼ぶ。この読出し期間において、次段の回路でリセットレベルと信号レベルの差を取ることで、光電変換素子101が受光した光量に対応する信号(画素信号)を得ることができる。
【0013】
本願発明の発明者は、図2の画素構成の固体撮像装置を試作した。そして、このタイプの固体撮像装置においては、撮像画像上で暗電流の多い画素が多く現れることを発見した。さらにそれを解析し、その多くが以下のように説明されるものであることを明らかにした。
【0014】
垂直信号線107には、画素の読出し期間以外でもある期間でバイアス電流が流れる。図4はその説明図である。図4において、水平無効期間は、主に、画素を動作させ、信号を次段の回路に取り込む期間である。水平有効期間は、主に、次段の回路から画素信号を順に出力する期間である。
【0015】
ある行の画素を読み出すためには、バイアス電流を流す必要がある。図4において、n行読出期間とは、第n行に対する上記の読出し期間である。期間A,Bはその前後の、どの行も読み出されていない状態で、バイアス電流が流れる期間である。第n行の画素信号を次段の回路に読み出してから、バイアス電流の供給されるのを遮断し、その後、次段の回路から1行分の信号を順番に出力する水平有効期間を経てから、次の行の読出しを同様に行う。
【0016】
ここで、期間A,Bではどの行も読出し状態にないが、このときバイアス電流は、垂直信号線107につながっている多数の画素のうち、増幅トランジスタ103とリセットトランジスタ104のしきい値のばらつきの関係で、1列中で最も増幅トランジスタ103のチャネル電圧の低い画素(以下、これを「低チャネル画素」と呼ぶ)に流れる。ちなみに、増幅トランジスタ103やリセットトランジスタ104は、動作マージンを確保するためにしきい値を下げているので、少なくともばらつきの中に電流を完全にカットできない画素が存在する。
【0017】
画素部における、各列の低チャネル画素の分布例を図18に示す。期間A,Bにおいては、これらの低チャネル画素に電流が流れる。その画素の増幅トランジスタ103のポテンシャルを図19に示す。増幅トランジスタ103のゲート電位は“L”レベルとなっている。このとき、垂直信号線107からドレイン配線に電子が流れ込むが、増幅トランジスタ103のゲート電位が“L”レベルなので、そのドレイン端でポテンシャル差が大きく、高電界がかかっている。
【0018】
電子がこの大きなポテンシャル差を流れる際に大きなエネルギーを獲得し(この電子は一般に「ホットキャリア」と呼ばれる)、その一部がPウェルに放出されたり、光子を生成したりする。この電子や光子が、近傍の光電変換素子101に飛び込み、暗電流となる。つまり、図18に対応する画素の暗電流が大きく、この暗電流が撮像画面上で白い点となって表示されてしまう。実際には、ばらつきの分布や界面の状態により、複数の白い点が出る列や、目立った白点の無い列も存在する。
【0019】
画素の読出しは1行ずつ順に走査しながら全部の行について行われることになるが、そのどの行に対しても、期間A,Bでは各列の低チャネル画素に上述したことが起こるので、低チャネル画素の暗電流が特に大きくなる。つまり、低チャネル画素にとっては、自分が選択行でないときにもこの現象が起こるので暗電流が大きくなる。以上の理由によって生ずる白点を、以降では「非選択ホットキャリア白点」と呼ぶ。
【0020】
増幅トランジスタ103に直列に選択トランジスタが接続されたタイプの画素では、期間A,Bも当該選択トランジスタによって電流の供給が完全に遮断されるので非選択ホットキャリア白点の問題は起こらなかった。換言すれば、この非選択ホットキャリア白点の問題は、選択トランジスタが無い3トランジスタタイプの画素構成の固体撮像装置に特有のものである。
【0021】
そこで、本発明は、選択トランジスタを持たない3トランジスタタイプの画素構成を採用するに当たって、非選択ホットキャリア白点を無くすことを可能にした固体撮像装置およびその駆動方法、並びにカメラ装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
光電変換素子の信号をフローティングディフュージョン部に転送する転送トランジスタ、前記フローティングディフュージョン部の信号を信号線に出力する増幅トランジスタおよび前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタの3つのトランジスタを有する単位画素が配列されてなる画素部を備え、前記リセットトランジスタのドレインとゲートの電圧を制御することによって各画素を選択する固体撮像装置において、本発明では、前記信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に流す
【0023】
画素が3トランジスタ構成の固体撮像装置またはこれを撮像デバイスとして用いたカメラ装置において、信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に流すことで、各画素には1行分の暗電流だけが発生することになり、また1行分の暗電流そのものについても劇的に少なくできる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、MOS型固体撮像装置に代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置の構成の概略を示すブロック図である。図1から明らかなように、X−Yアドレス型固体撮像装置は、単位画素11が多数行列状に2次元配列されてなる画素部12の周辺に、垂直デコーダ13、垂直駆動回路14、カラム回路15、水平デコーダ16、水平駆動回路17、出力回路18およびタイミング生成回路(TG)19を配置した構成となっている。
【0026】
垂直デコーダ13は、垂直方向(縦方向)に走査することにより画素部12の各画素11を行単位で選択するとともに、電子シャッタ用の行なども選択する。垂直駆動回路14は、垂直デコーダ13によって選択された行の各画素11を駆動する。カラム回路15は、画素部12の各垂直画素列に対応して設けられており、垂直デコーダ13によって選択された行の各画素11からリセットレベルと信号レベルとを取り込み、これらレベルの差を取ることによって1行分の画素信号を得るとともに、画素11の固定パターンノイズを除去する処理やAD変換などの各種の信号処理も行う。
【0027】
水平デコーダ16は、水平方向(横方向)に走査することによりカラム回路15の各々を順番に選択する。水平駆動回路17は、カラム回路15の各々で得られる1行分の画素信号を水平デコーダ16によって順番に選択されるカラム回路15から水平信号線20に読み出す。出力回路18は、1行分の画素信号を水平信号線20に読み出される順番で出力する。この出力回路18において、AD変換を行うことも可能であり、また信号増幅処理、色信号関係処理、信号圧縮処理などの各種の信号処理を行うこともある。
【0028】
タイミング生成回路19は、垂直デコーダ13、垂直駆動回路14、カラム回路15、水平デコーダ16および水平駆動回路17等の各部の動作に必要な駆動パルスを生成するとともに、画素部12の各画素11を駆動する際に用いる後述する各種の駆動パルス(ドレイン電圧DRN、リセットパルスRST、転送パルスTRF等)を生成する。すなわち、タイミング生成回路19は、画素部12の各画素11を駆動する駆動手段としての機能を持っている。
【0029】
図2は、単位画素11の画素回路の一例を示す回路図である。図2から明らかなように、本例に係る単位画素11は、光電変換素子(ここでは、フォトダイオード)21、転送トランジスタ22、増幅トランジスタ23およびリセットトランジスタ24を有する3トランジスタの画素構成となっている。転送トランジスタ22、増幅トランジスタ23およびリセットトランジスタ24は、MOSトランジスタによって構成されている。リセットトランジスタ24としては、ディプレション型のトランジスタが用いられる。
【0030】
この画素回路において、転送トランジスタ22は、ソースが光電変換素子21のカソードに、ドレインがFD部25に、ゲートが転送配線26にそれぞれ接続されており、光電変換素子21で光電変換して得られる光電子をFD部25に転送する。ここで、FD部25は、寄生容量を持った拡散層である。増幅トランジスタ23は、ゲートがFD部25に、ドレインが図示しないドレイン配線に、ソースが垂直信号線27にそれぞれ接続されており、FD部25の電位に対応した信号(リセットレベル/信号レベル)を垂直信号線27に出力する。リセットトランジスタ24は、ソースがFD領域25に、ドレインが増幅トランジスタ23のドレインと共通にドレイン配線に、ゲートがリセット配線28にそれぞれ接続されており、FD部25の電位を制御する。
【0031】
増幅トランジスタ23およびリセットトランジスタ24の各ドレイン側が共通に接続されるドレイン配線は、画素部12の大部分の画素11に共通に配線される。そして、列方向(縦方向)に延びて画素部12の端で共通になっているか、または光電変換素子21の上では孔が開いた格子状の配線になっている。なお、ダミーの画素等、有効画素(画を写すのに使う画素)とはドレイン配線が別になっている画素が一部あっても良い。ドレイン配線にはドレイン電圧DRNが、転送配線26には転送パルスTRFが、リセット配線28にはリセットパルスRSTがそれぞれ与えられる。
【0032】
上述した3トランジスタ構成の画素11が行列状に2次元配列されてなり、リセットトランジスタ24のドレインとゲートの電圧を制御することによって各画素11の選択を行う構成のMOS型固体撮像装置において、3トランジスタタイプ特有の非選択ホットキャリア白点の問題を解消するために、本発明では、以下に説明する各実施例に係る駆動方法を採用することを特徴としている。これら各実施例に係る駆動方法は、画素部12の各画素11を駆動する駆動手段としての機能を持つタイミング生成回路19によるタイミング制御の下に実現される。以下、各実施例に係る駆動方法について具体的に説明する。
【0033】
[第1実施例]
第1実施例に係る固体撮像装置では、図1の構成においてその駆動方法を特徴としている。図3は、第1実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、画素読出し期間における選択行(第n行とする)の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFのタイミング関係を示している。図3のタイミングチャートにおいて、時刻t11がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t12が信号レベルの取り込みタイミングとなる。
【0034】
非選択行では、ドレイン電圧DRNは共通に与えられるが、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFは与えられない。通常、“H”レベルにあるドレイン配線に対して負極性(“L”レベル)のパルスを与えると、全行のFD部25が“L”レベルにリセットされる。つまり、全行のFD部25が埋め戻される。ここで、FD部25の“L”レベルはリセットトランジスタ24のしきい値で決まり、必ずしも0Vではない。リセットトランジスタ24がディプレション型の場合、0.5V等の電位になる。
【0035】
次に、選択行にリセットパルスRSTを与えると、リセットトランジスタ24がオンすることによって選択行のFD部25が“H”レベルになるので、選択行のリセット時のレベル、即ちリセットレベルが増幅トランジスタ23を通して垂直信号線27に出力される。ここで、FD部25の“H”レベルは、電源電圧ではなく、しきい値オフセット等の影響でそれより低い値、例えば電源電圧−0.5V等の電位になる。このリセットレベルは、時刻t11のタイミングでカラム回路15に取り込まれる。
【0036】
次に、選択行に転送パルスTRFを与えると、転送トランジスタ22がオンすることにより選択行のFD部25に光電変換素子21から光電子が転送される。そして、当該光電子に応じたFD部25のレベル、即ち信号レベルが増幅トランジスタ23を通して垂直信号線27に出力される。この信号レベルは、時刻t12のタイミングでカラム回路15に取り込まれる。
【0037】
カラム回路14は、時刻t11,t12の各タイミングで取り込んだリセットレベルと信号レベルとの差をとり、その差分をノイズ成分の除去された実際の信号レベル、即ち画素信号レベルとして1行分の画素について保持する。その後、図4に示すように、期間Bや、各列のカラム回路14に保持した信号を順番に水平信号線20を通して出力する水平有効期間を経て、次の行の駆動に入る。
【0038】
ここで、前述した従来技術と違う点は、埋め戻し動作を読出しの直前にすることである。よって、画素の読出し後、期間B、水平有効期間、次の行の期間Aまでは、第n行のFD部25が埋め戻しされない。よって、この期間B,Aでは、バイアス電流がそのまま第n行に流れる。従来例に係る3トランジスタ画素の駆動方法では、このバイアス電流が各列ごとに常に決まった低チャネル画素に流れていたので、画素部12に例えば1,000行ある場合には、1,000画素分の暗電流が各列の低チャネル画素で発生していた。
【0039】
これに対して、本実施例に係る固体撮像装置の駆動方法では、各画素が自分が選択されたときの1行分(実際には、列単位であるから1画素分)の暗電流を被るだけである。本実施例に係る固体撮像装置の駆動方法の場合の第n行の増幅トランジスタ23のポテンシャルを図5に示す。同図から明らかなように、FD部25が埋め戻されてないので、増幅トランジスタ23のゲート電位は“L”レベルになっていない。したがって、バイアス電流の電子がドレイン配線に流れ込むときの電位差が従来技術の場合よりも小さい。よって、ホットキャリアが生まれにくい。ホットキャリアの生成確率はこの電位差の指数関数で増大するので、電位差が小さいことによってホットキャリア起因の暗電流も劇的に減少する。
【0040】
上述したように、第1実施例に係る固体撮像装置では、垂直信号線25に供給されるバイアス電流を、画素の非読出し期間に直前の選択画素に関連する画素、例えば直前の選択画素自身に流すことにより、各画素は自分が選択されたときの1行分(1画素分)の暗電流を被るだけであり、また1行分の暗電流そのものについても劇的に少なくすることができるため、非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【0041】
なお、本実施例では、好ましい例として、リセットトランジスタ24としてディプレション型トランジスタを用いるとしたが、ディプレション型トランジスタを用いない場合は、図6に示すように、“L”レベルのドレイン電圧DRNを与える期間に、少なくとも前の行にリセットパルスRSTを与えるようにすれば良いことは、同業者なら容易に理解できる。
【0042】
また、信号レベルの読出し直後に、選択行に再びリセットパルスRSTを与えるようにすれば、選択行のFD部25のレベルが入射光量によらず必ず“H”レベルになり、また画素によらずほぼ一定になるので好ましい。また、信号レベル取り込み後、選択行を埋め戻しても、代わりにそれと関連する別の行(例えば、次の行)にリセットパルスRSTを与えてFD部25を“H”レベルにし、当該別の行にバイアス電流を流すようにしても良いことは明らかである。
【0043】
また、複数行の信号をまとめて読み出す複数行読出し構成のものもあるが、その場合は、例えば図7に示すように、第n行の読出し、第n+1行の読出しの順になる。ここで、第n行の読出しは“埋め戻し→読出し”の順であり、第n+1行の読出しも“埋め戻し→読出し”の順なので、その後第n+2行の読出しまでの期間B,Aは第n+1行に電流が流れ、上記と同様にホットキャリア起因の暗電流は問題にならなくなる。
【0044】
このように、複数行読出し構成のものに適用するのは、ここまでの説明から同業者であれば容易に理解できる。電子シャッタ動作も同様であり、電子シャッタを含めた実施の方法にはいろいろなバリエーションがあり、これらについても同業者には明らかなものである。
【0045】
[第2実施例]
図8は、第2実施例に係る固体撮像装置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施例に係る固体撮像装置では、画素部12の有効画素(画を写すのに使う画素)領域以外の領域に、垂直信号線27に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に画素部12の各画素11以外に流す手段、例えば垂直信号線27の各々に付加されたダミー画素(1行分でダミー行)31を設けることを特徴としている。
【0046】
図8において、ダミー画素31は、単一のMOSトランジスタ32によって構成されている。MOSトランジスタ32は、ソースが垂直信号線27に、ゲートがダミー配線33に、ドレインが電源Vddにそれぞれ接続されている。このように、垂直信号線27の各々にダミー画素31を付加してなる第2実施例に係る固体撮像装置において、その駆動は次のようにして行われる。
【0047】
図9は、第2実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、画素読出し期間における選択行(第n行とする)の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRST、転送パルスTRFおよびダミーパルスDMYのタイミング関係を示している。ここで、ダミーパルスDMYは、ダミー配線33を介してダミー画素31、即ちMOSトランジスタ32のゲートに与えられる駆動パルスである。
【0048】
図9のタイミングチャートにおいて、ドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFの各タイミング関係は、従来技術に係る場合(図17参照)と基本的に同じであり、時刻t21がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t22が信号レベルの取り込みタイミングとなる。そして、選択行の読出し期間以外では、ダミー画素31をオン状態にし、当該ダミー画素31にバイアス電流を流すようにしている点で従来技術の場合と相違している。
【0049】
具体的には、選択行の読出し期間では、ダミーパルスDMYを“L”レベルにすることによってダミー画素31のMOSトランジスタ32をオフ状態にする一方、選択行の読出し期間以外の期間(非読出し期間)では、ダミーパルスDMYを“H”レベルにすることによってMOSトランジスタ32をオン状態にする。MOSトランジスタ32がオン状態になることで、非読出し期間では、バイアス電流源34から供給されるバイアス電流はダミー画素31を通して電源Vdd側に流れる。
【0050】
上述したように、第2実施例に係る固体撮像装置では、画素部12の有効画素領域以外の領域に、垂直信号線27に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に画素部12の各画素11以外に流す手段、例えば垂直信号線27の各々に付加されたダミー画素31を設けたことにより、画素部12の各画素11、特に低チャネル画素にはバイアス電流が流れ込まず、非選択ホットキャリア白点の発生がダミー画素31に集中するため、有効画素についての非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【0051】
なお、本実施例では、ダミー画素31を単一のMOSトランジスタ32によって構成するとしたが、有効画素領域の画素11と同じ構成、即ち3トランジスタの画素構成にして、どの行においても読出しが行われていないときに、当該ダミー画素を選択し、ここにバイアス電流が流れ込むように駆動することで、非選択ホットキャリア白点による不良画素を無くすことができる。
【0052】
ダミー画素31を有効画素領域の画素11と同じ構成とすることで、当該画素11と同じプロセスでダミー画素31を作製できるという利点がある。ただし、ダミー画素31を単一のMOSトランジスタで構成した方が、ダミー画素31を極微細に形成できるため、ダミー画素31を画素11と同じ構成にする場合に比べて画素部12の面積を拡大することなく、非選択ホットキャリア白点による不良画素を無くすことができるという利点がある。
【0053】
[第3実施例]
図10は、第3実施例に係る固体撮像装置の主要部の構成を示すブロック図である。本実施例に係る固体撮像装置では、バイアス電流源34に対して直列に、画素の非読出し期間に当該バイアス電流の供給を遮断する手段、例えばスイッチ素子35を設けることを特徴としている。
【0054】
図10において、バイアス電流源34(図8のバイアス電流源34と同じ)は、ソースが接地され、ゲートが負荷配線36に接続された負荷MOSトランジスタ37によって構成されている。負荷MOSトランジスタ37は、ゲートに負荷配線36を通して1V程度の電圧が与えられることにより、垂直信号線27に流すバイアス電流の電流値を決める。
【0055】
バイアス電流の供給を遮断するスイッチ素子35は、バイアス電流源34に対して直列に、例えばソースが負荷MOSトランジスタ37のドレインに、ドレインが垂直信号線27に、ゲートがスイッチ配線38にそれぞれ接続されたMOSトランジスタ39によって構成されている。MOSトランジスタ39は、ゲート電位が0Vと電源電圧との間でスイングすることによってスイッチング動作を行い得る程度に十分大きくチャネル幅Wが設定されている。
【0056】
図11は、第3実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、画素読出し期間における選択行(第n行とする)の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRST、転送パルスTRFおよびスイッチパルスLSWのタイミング関係を示している。ここで、スイッチパルスLSWは、スイッチ配線38を介してスイッチ素子35、即ちMOSトランジスタ39のゲートに与えられる駆動パルスである。
【0057】
図11のタイミングチャートにおいて、ドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFの各タイミング関係は、従来技術に係る場合(図17参照)と基本的に同じであり、時刻t31がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t32が信号レベルの取り込みタイミングとなる。そして、選択行の読出し期間だけスイッチ素子35をオン(閉)状態にして垂直信号線27にバイアス電流を供給し、選択行の読出し期間以外の期間(非読出し期間)ではスイッチ素子35をオフ(開)状態にしてバイアス電流の供給を遮断するようにしている。これにより、図4における期間A,Bを無くす、又は十分短くする。
【0058】
上述したように、第3実施例に係る固体撮像装置では、画素の非読出し期間に垂直信号線27へのバイアス電流の供給を遮断する手段を設けて当該バイアス電流を読み出しの前後にカットすることにより、低チャネル画素に非選択ホットキャリア白点の発生の原因となるバイアス電流が流れ込むことがないため、非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【0059】
なお、本実施例では、バイアス電流の供給を遮断する手段として、負荷MOSトランジスタ37と垂直信号線27との間に接続されたMOSトランジスタ39を用いているが、負荷MOSトランジスタ37そのものを当該手段として兼用することも可能である。すなわち、画素の非読出し期間に負荷MOSトランジスタ37のゲート電圧を0Vにし、当該MOSトランジスタ37をオフ状態にすることによってバイアス電流の供給を遮断することができる。負荷MOSトランジスタ37を、バイアス電流の供給を遮断する手段として兼用することにより、当該手段を専用に設ける場合に比べて素子数を削減できる利点がある。ただし、この手法を採る場合、バイアス電流の供給を開始する際に当該バイアス電流が安定化するのに要する時間を確保できるだけの動作スピードが要求される。
【0060】
[第4実施例]
第4実施例に係る固体撮像装置では、図2の画素構成においてその駆動方法を特徴としている。図12は、第4実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、画素読出し期間における選択行(第n行とする)の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFのタイミング関係を示している。図12のタイミングチャートにおいて、時刻t41がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t42が信号レベルの取り込みタイミングとなる。
【0061】
図12のタイミングチャートから明らかなように、本実施例に係る固体撮像装置の駆動方法では、リセットトランジスタ24のドレイン電圧DRNを“H”レベル(=電源電圧)にするのは読出し期間だけとし、それ以外は0Vに近い中間電圧(電源電圧レベルとグランドレベルとの間の電圧)とする。中間電圧とするのは、ドレイン配線から光電変換素子21へ電子がリークしないようにするためである。また、0Vに近い中間電圧としては、0.2〜0.7V程度の電圧値のものが望ましい。このとき、図4の期間A,B共にドレイン電圧DRNが“H”レベルではない、又は“H”レベルの時間が十分短くなるので、ホットキャリアの生成が抑えられ、暗電流が十分小さくなる。
【0062】
上述したように、第2本実施例に係る固体撮像装置では、画素の非読出し期間にリセットトランジスタ24のドレイン電圧DRNを中間電圧、好ましくは0.2〜0.7Vにすることにより、ホットキャリアの生成を抑え、暗電流を十分小さくすることができるため、非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【0063】
[第5実施例]
第5実施例に係る固体撮像装置では、図2の画素構成においてその駆動方法を特徴としている。図13は、第5実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、画素読出し期間における選択行(第n行とする)の駆動パルス、即ちドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFのタイミング関係を示している。
【0064】
図13のタイミングチャートにおいて、ドレイン電圧DRN、リセットパルスRSTおよび転送パルスTRFの各タイミング関係は、従来技術に係る場合(図17参照)と基本的に同じであり、時刻t51がリセットレベルの取り込みタイミング、時刻t52が信号レベルの取り込みタイミングとなる。
【0065】
そして、本実施例に係る固体撮像装置の駆動方法では、リセットパルスRSTの“H”レベル側の電圧値をドレイン電圧DRNの“H”レベル側の電圧値(=電源電圧の電圧)よりも高く設定することで、増幅トランジスタ23とリセットトランジスタ24のしきい値を下げずに動作マージンを確保し、かつ非選択時の電流を確実にオフ状態するようにしている。この場合、全画素について電流をオフ状態にするので、垂直信号線27の電位は0Vなど、バイアス電流源34(図8参照)がバイアス電流を流さない電圧になる。
【0066】
増幅トランジスタ23とリセットトランジスタ24のしきい値がいずれも0.2V以上、好ましくは0.4〜0.5V程度であれば、電流をオフ状態にすることができる。また、リセットパルスRSTの“H”レベル側の電圧値をドレイン電圧DRNの“H”レベル側の電圧値よりも高く設定するに当たっては、固体撮像装置内部において、昇圧回路を用いて電源電圧の電圧値を昇圧することによって生成しても良いし、また外部から供給するようにしても良い。
【0067】
上述したように、第5実施例に係る固体撮像装置では、増幅トランジスタ23とリセットトランジスタ24のしきい値を0.2V以上に設定し、かつリセットパルスRSTの“H”レベル側の電圧値をドレイン電圧DRNの“H”レベル側の電圧値よりも高く設定することにより、非選択時の電流が確実にオフ状態となり、垂直信号線27にはバイアス電流が流れなくなるため、非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【0068】
なお、上記各実施例では、単位画素が3トランジスタ構成の固体撮像装置において、図2に示す画素構成、即ち増幅トランジスタおよびリセットトランジスタの各ドレイン側を共通にドレイン配線につなぐ構成の画素に適用する場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、図15に示す画素構成、即ち増幅トランジスタのドレイン側を電源配線につなぎ、リセットトランジスタのドレイン側をドレイン配線につなぐ構成の画素に適用することも可能である。
【0069】
すなわち、このタイプの画素においても、従来技術に係る駆動方法(図17のタイミングチャートに基づく駆動方法)による駆動では、増幅トランジスタおよびリセットトランジスタの各ドレイン側を共通にドレイン配線につなぐ構成の画素の場合と同様の理由で非選択ホットキャリア白点が発生することになるが、上記各実施例に係る駆動方法を適用することにより、非選択ホットキャリア白点の発生を抑えることができる。
【0070】
増幅トランジスタのドレイン側を電源配線につなぎ、リセットトランジスタのドレイン側をドレイン配線につなぐタイプの画素は、図2に示す構成のものよりも画素サイズは大きくなるが、画素部全面に亘る配線を駆動する必要が無くなるため、画素数を増やす上で有利である。この画素に適用する場合も、上記各実施例に係る駆動方法と同じ駆動方法によって駆動することができる。すなわち、リセットトランジスタとのみつながって行方向に延びるドレイン配線に対して、図2の画素におけるドレイン電圧DRNと同じパルス電圧を与えるようにすれば良い。ただし、ドレイン配線にドレイン電圧を与えるのは選択行だけとなる。
【0071】
図14は、本発明に係るカメラ装置(撮像装置)の構成の概略を示すブロック図である。図14から明らかなように、本カメラ装置は、撮像デバイス41と、この撮像デバイス41の画素領域に入射光を導く光学系、例えば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ42と、撮像デバイス41の制御や、当該撮像デバイス41からの信号の処理を行うカメラIC43などを具備する構成となっている。
【0072】
このカメラ装置において、撮像デバイス41として、上記第1〜第5実施例に係る固体撮像装置、即ち単位画素11が光電変換素子(例えば、フォトダイオード)21の外に、転送トランジスタ22、増幅トランジスタ23およびリセットトランジスタ24を有する3トランジスタ構成のMOS型固体撮像装置が用いられる。
【0073】
カメラIC43は、撮像デバイス41と通信し、当該撮像デバイス43の制御を行う。例えば、電子シャッタの制御や、読出しモードの制御を行う。また、カメラIC43は、撮像デバイス41からの信号を処理する。例えば、ホワイトバランス等の色関係の処理や、信号の圧縮などを行う。この例では、画像処理に使うフレームメモリやROMがカメラIC43に含まれている構成であるが、別チップになっていても良い。
【0074】
このように、本カメラ装置によれば、先述した第1〜第5実施例に係るMOS型固体撮像装置を撮像デバイス41およびそれを駆動する駆動回路43として用いることにより、当該MOS型固体撮像装置では非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができるため、高画質の撮像画像を得ることができる。
【0075】
なお、上記構成の本発明に係るカメラ装置は、携帯電話、PC(パーソナルコンピュータ)などの電気機器に組み込まれるカメラモジュールとして用いられる場合が考えられる。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、3トランジスタ構成の画素を有し、リセットトランジスタのドレインとゲートの電圧を制御することによって各画素を選択する固体撮像装置において、信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に関連する画素に流すことにより、各画素に発生するのは1行分の暗電流だけとなり、また1行分の暗電流そのものについても劇的に少なくすることができるため、非選択ホットキャリア白点による不良画素を事実上無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X−Yアドレス型固体撮像装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】単位画素の画素回路の一例を示す回路図である。
【図3】第1実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】固体撮像装置の動作説明図である。
【図5】第1実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を採る場合の増幅トランジスタのポテンシャル図である。
【図6】リセットトランジスタとしてディプレション型トランジスタを用いない場合のタイミングチャートである。
【図7】1水平無効期間に2行を読み出す場合の動作説明図である。
【図8】第2実施例に係る固体撮像装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】第3実施例に係る固体撮像装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【図11】第3実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】第4実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】第5実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】本発明に係るカメラ装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図15】3トランジスタ構成の画素回路の第1例を示す回路図である。
【図16】3トランジスタ構成の画素回路の第2例を示す回路図である。
【図17】従来例に係る駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図18】低チャネル画素の分布例を示す図である。
【図19】従来例に係る固体撮像装置の駆動方法を採る場合の増幅トランジスタのポテンシャル図である。
【符号の説明】
11…単位画素、12…画素部、13…垂直デコーダ、14…垂直駆動回路、15…カラム回路、16…水平デコーダ、17…水平駆動回路、18…出力回路、19…タイミング生成回路、20…水平信号線、21…光電変換素子、22…転送トランジスタ、23…増幅トランジスタ、24…リセットトランジスタ、25…フローティングディフュージョン(FD)部、27…垂直信号線、31…ダミー画素、34…バイアス電流源、35…スイッチ素子、41…撮像デバイス、43…カメラIC

Claims (7)

  1. 光電変換素子の信号をフローティングディフュージョン部に転送する転送トランジスタ、前記フローティングディフュージョン部の信号を信号線に出力する増幅トランジスタおよび前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタの3つのトランジスタを有する単位画素が配列されてなる画素部と、
    前記画素部の各画素を前記リセットトランジスタのドレインとゲートの電圧を制御することによって選択するとともに、前記信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に流す駆動手段と
    を備えた固体撮像装置。
  2. 前記駆動手段は、画素の非読出し期間では前記リセットトランジスタのドレイン電圧を高レベルにする場合において、選択画素の信号読み出しの直前に、前記画素のフローティングディフュージョン部を低レベルにし、読み出しの直後に、読み出した画素のフローティングディフュージョン部を低レベルに戻さない
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記駆動手段は、読み出しの直後に、読み出した画素のフローティングディフュージョン部を高レベルにする
    請求項記載の固体撮像装置。
  4. 光電変換素子の信号をフローティングディフュージョン部に転送する転送トランジスタ、前記フローティングディフュージョン部の信号を信号線に出力する増幅トランジスタおよび前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタの3つのトランジスタを有する単位画素が配列されてなる画素部を備えた固体撮像装置の駆動に当たって
    前記画素部の各画素を前記リセットトランジスタのドレインとゲートの電圧を制御することによって選択するとともに、前記信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に流す
    固体撮像装置の駆動方法。
  5. 選択画素の信号読み出しの直前に、前記画素のフローティングディフュージョン部を低レベルにし、読み出しの直後に、読み出した画素のフローティングディフュージョン部を低レベルに戻さない
    請求項記載の固体撮像装置の駆動方法。
  6. 選択画素の信号読み出しの直前に、前記画素のフローティングディフュージョン部を低レベルにし、読み出しの直後に、読み出した画素のフローティングディフュージョン部を高レベルにする
    請求項記載の固体撮像装置の駆動方法。
  7. 光電変換素子の信号をフローティングディフュージョン部に転送する転送トランジスタ、前記フローティングディフュージョン部の信号を信号線に出力する増幅トランジスタおよび前記フローティングディフュージョン部をリセットするリセットトランジスタの3つのトランジスタを有する単位画素が配列されてなる画素部を有する固体撮像素子と、
    前記固体撮像装置の前記画素部に入射光を導く光学系と、
    前記画素部の各画素を前記リセットトランジスタのドレインとゲートの電圧を制御することによって選択するとともに、前記信号線に供給されるバイアス電流を画素の非読出し期間に直前の選択画素に流す駆動手段と
    を備えたカメラ装置。
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