JP4207184B2 - プレート型熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の帯状金属板の幅方向両縁部を接合して内部に第1の流体を流通させ、外部に第2の流体を流通させるプレート型熱交換器およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプレート型熱交換器は、一対の皿状に曲折された金属板を互いに逆向きに重ね合わせその周縁部を液密にろう付け固定してエレメントを構成すると共に、複数のエレメントを重ね合わせ、その各プレートの長手方向両端に形成された連通孔どうしを互いに液密に連通して熱交換器コアを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレート型熱交換器は、多数のプレートを必要とし、部品点数が多くなりその組立てが面倒である欠点があった。
そこで本発明は、製造が容易で且つコンパクトにできるプレート型熱交換器およびその製造方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、夫々、帯状金属板の幅方向の両側部を立ち上げて長手方向に細長い一対のマニホールド部(1) が形成されると共に、その縁に接合用の小フランジ(2) が連続的に形成され且つ、両マニホールド部(1) 間の平面が波形に曲折形成された一対のプレート(3) (4) を有し、
一対のプレート(3) (4) を互いに前記マニホールド部(1) が対向し、且つ夫々の波形が互いに交差するように重ね合わせて、前記小フランジ(2) で連続的に両プレート間を接合すると共に、その幅方向に平行な仮想線(22a) で一以上折り返し曲折されてコア(5) が形成され、
そのコア(5) の折り返し曲折部(5a)または端部(5b)において、一方のプレート(3) および/または他方のプレート(4) の一対の前記マニホールド部(1) に、夫々その幅方向に細長い出入口(6) が形成されると共に、その出入口(6) の孔縁部を立ち上げたバーリング加工部(7) が形成され、
夫々の前記出入口(6) が一対のヘッダ(8) の夫々の偏平孔(9) に接合固定され、夫々のヘッダ(8) を介して第1の流体(10)が一対のプレート(3) (4) の内面側に流通し、その外面側を前記幅方向に第2の流体(11)が流通するプレート型熱交換器である。
【0005】
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
前記コア(5) は、互いに離間した複数の仮想線(22a) で、つづら折りに折り返し曲折され、
そのコア(5) の折り返し曲折部(5a)に、前記出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項2において、
づづら折りの一方側のみの折り返し曲折部(5a)で、前記一対のマニホールド部(1) に夫々出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器である。
【0006】
請求項4に記載の本発明は、請求項2において、
づづら折りの両方の折り返し曲折部(5a)で、前記一対のマニホールド部(1) に夫々出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器である。
請求項5に記載の本発明は、請求項3において、
コア(5) の前記つづら折りの両折り返し曲折部(5a)が、同心の小径管(20)と大径管(21)とに近接または接触し、大径管(21)に一対の偏平孔(9) が形成され、そこに前記出入口(6) が接合されたプレート型熱交換器である。
【0007】
請求項6に記載の本発明は、請求項1において、
断面U字状に折り返し曲折され、そのU字の開口側の両端部に前記出入口(6) が形成された複数のコア(5) を有し、
複数のコア(5) が同心の小径管(20)と大径管(21)との間に放射状に配置され、夫々の出入口(6) が大径管(21)の一対の偏偏平孔(9) に接合されたプレート型熱交換器である。
【0008】
請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請求項6のいずれかの熱交換器を製造する方法において、
夫々、帯状金属板の幅方向の両側部を立ち上げて長手方向に細長い一対のマニホールド部(1) を形成すると共に、その縁に接合用の小フランジ(2) を連続的に形成し且つ、両マニホールド部(1) 間の平面を波形に曲折形成し、一方の前記帯状金属板および/または他方の帯状金属板の一対の前記マニホールド部(1) に、夫々その幅方向に細長い出入口(6) を形成すると共に、その出入口(6) の孔縁部を立ち上げてバーリング加工部(7) を施し、一対のプレート(3) (4) を製造する工程と、
一対のプレート(3) (4) を互いに前記マニホールド部(1) が対向し、且つ夫々の前記波形が互いに交差するように重ね合わせて、前記小フランジ(2) で連続的に両プレート間を接合する工程と、
次いで、その幅方向に平行な仮想線(22a) で一以上折り返し曲折してコア(5) を形成する工程と、
そのコア(5) の夫々の前記出入口(6) を一対のヘッダ(8) の夫々の偏平孔(9) に接合固定する工程とを有するプレート型熱交換器の製造方法である。
【0009】
請求項8に記載の本発明は、請求項7において、
前記小フランジ(2) で連続的に両プレート(3) (4) 間を接合する工程の後に、その幅方向に平行な仮想線(22a) の一以上の位置で、前記波形の曲折部を板厚方向に挟持するようにして潰す工程を設け、
その潰し部(22)で、折り返し曲折してコア(5) を形成するプレート型熱交換器の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の各実施の形態につき説明する。
図1は本発明のプレート型熱交換器の要部分解斜視図であり、図2はその組立て状態を示す斜視略図、図3はその熱交換器コアの製造工程を示す説明図、図4は図3におけるプレス工程の後の状態を示し、図5は図3における両端シーム溶接の説明図である。
また、図6はコア5の他の例を示す部分横断斜視図である。さらに図7は本発明の他の実施の形態を示す要部分解斜視図、図8は同組立て図、図9は本発明のさらに他の実施の形態を示す要部側面図、図10はその全体的斜視略図、図11はさらに本発明の他の実施の形態を示す要部側面図である。
【0011】
先ず、図1及び図2に示す熱交換器は、コア5と、そのコア5の外周を被嵌するケーシング13と、コア5の内部に連通する一対のヘッダ8とを有する。コア5は、図4に示す一対のプレート3,4を互いに重ね合わせ、その幅方向両縁に設けられた小フランジ2をシーム溶接等によって接合した後に、図4の仮想線22aの位置でつづら折り状に曲折蛇行したものである。
プレート3,4は、夫々帯状金属板の幅方向両縁部を立ち上げて長手方向に細長い一対のマニホールド部1を形成すると共に、その縁に接合用の小フランジ2を連続的に形成し且つ、両マニホールド部1間の平面が波形に曲折形成されたものである。
【0012】
このような成形は、図3において材料コイル18を連続的にプレス機17に供給し、そのプレス機17によって行う。この例では、図4において上側に位置するプレート3のマニホールド部1に夫々一対づつの出入口6を帯状金属板の長手方向に定間隔に配置する。そして夫々の出入口6の孔縁部を僅かに立ち上げて、バーリング加工部7を形成する。次いで一対のプレート3,4を互いに逆向きに重ね合わせて、夫々の小フランジ2どうしを整合させる。このときプレート3の平面の波形成形部19aとプレート4の波形成形部19bとは、互いにどの部分においても接触しかつ、その稜線どうしが交差する。即ち、プレート3は図4の状態において波形成形部19aの各稜線が逆V字状に形成されており、プレート4はその波形成形部19bの稜線がV字状に形成されている。
【0013】
このような状態において、一対の互いに回転する電極を有するシーム溶接機14によって、プレート3,4の夫々の小フランジ2を一体的に且つ連続的に電気的な抵抗溶接をして固定する。次いで、ウェブ潰しプレス16において図4の仮想線22a上で波形成形部19a,19bのみを板厚方向に挟持圧着して、その波の部分を平坦に押し潰す。次いで、その押し潰された仮想線22a上でつづら折り状に曲折形成してコアを構成する。また、帯状のコアのつづら折り状の最上端および最下端の両端縁は、マニホールド部1を含めて押し潰され閉塞され且つ、その部分が一体に溶接固定されて閉塞される。なお、折り返し曲折部5aにおいて潰し部22はマニホールド部1部分には及ばない。
【0014】
このようにしてなるコア5は、つづら折りの一側面の幅方向両側にバーリング加工部7が並列される。そこで図1の如く、ヘッダプレート8aの偏平孔9に夫々のバーリング加工部7を嵌着し、その嵌着部を一体に溶接またはろう付け固定する。それと共に、細長い箱状に形成されたヘッダ8の開口部を偏平孔9が並列された位置に整合し、ヘッダプレート8aとヘッダ8の縁部との間を溶接等の手段により一体に接合する。また、コア5のヘッダプレート8a以外の部分はケーシング13を被嵌し、それとヘッダプレート8aとを一体に接合する。
このようにしてなる熱交換器は、一方のヘッダ8から第1の流体10が流入し、コア5の内部を図1の如く流通し、他方のヘッダ8から外部にそれが流出する。そしてコア5の外面側に第2の流体11が流通し、第2の流体11と第1の流体10との間に熱交換が行われるものである。
【0015】
図6はコア5の他の例を示す要部斜視図であり、プレート3,4のマニホールド部1における外面側にアウターフィン23を配置し、そのアウターフィン23の頂部と波形成形部19a,19bの頂部とが一致するようにしたものである。
なお、このアウターフィン23は取り除くこともできる。
次に図7は本発明のプレート型熱交換器の他の例を示す要部分解斜視図である。この例は、コア5の一方側側面と他方側側面とに夫々バーリング加工部7を突設したものである。そしてコア5の両側にヘッダプレート8aを配置し、夫々のヘッダプレート8aに一列の偏平孔9が形成され、その偏平孔9とバーリング加工部7とを一体的にろう付けまたは溶接固定するものである。図8はその組立て斜視図である。
【0016】
次に、図9及び図10は本発明の他の実施の形態を示し、この例はコア5がつづら折り状に曲折蛇行されると共に、それが放射状に曲折されたものである。即ち、小径管20と大径管21との間にコア5が配置され、そのコア5の一方側の折り返し端面が大径管21に、他方側の折り返し端面が小径管20に配置される。そして大径管21側の折り返し曲折部5aの出入口6にバーリング加工部7が突設形成され、それが大径管21の偏平孔9に整合し両者間が接合されるものである。
なお、大径管21の軸線方向両端位置には図10の如くヘッダ8が配置される。そして一方のヘッダ8から第1の流体10がコア5の内部に流通し、それを軸方向に流通して他方のヘッダ8からそれが流出する。また、コア5の軸線方向外面側には第2の流体11が流通する。そして第1の流体10と第2の流体11との間に熱交換が行われるものである。
【0017】
次に、図11は本発明のさらに他の実施の形態を示し、この例は、夫々U字状に曲折された多数のコア5が大径管21と小径管20との間に放射状に配置され、各コア5の両端位置の出入口6にバーリング加工部7が突設形成されたものである。
なお、各コア5の両端縁は閉塞される。
【0018】
【発明の作用・効果】
本発明のプレート型熱交換器は、一対のプレート3,4の両側部にマニホールド部1が形成され、そこに設けられた出入口6の孔縁が立ち上げられてバーリング加工部7が形成され、一対のプレート3,4の両縁部の小フランジ2が連続的に接合固定されると共に、その幅方向に平行な仮想線22aで一以上折り返し曲折されてコア5が形成されたものである。そのためコア5自体の製造が容易であると共に、そのコア5とヘッダ8とをバーリング加工部7を介して確実に接合固定することができる。それにより、伝熱面積が大きな信頼性の高いプレート型熱交換器を提供できる。
【0019】
上記構成において、コア5は互いに離間した複数の仮想線22aでつづら折りに折り返し曲折され、そのコア5の折り返し曲折部5aに出入口6を形成することができる。このように構成することにより、コンパクトでさらに伝熱面積の大きな性能の良いプレート型熱交換器を提供できる。
上記構成において、つづら折りの一方側のみの折り返し曲折部5aで一対のマニホールド部1に夫々出入口6を形成することができる。この場合には、コア5の一方側のみに一対のヘッダ8を集中させることができ、配管の取付性の良い熱交換器となり得る。
【0020】
上記構成において、つづら折りの両方の折り返し曲折部5aで一対の出入口6を形成することもできる。この場合には、コア5の各部においてより均一に内部流体を流通し得る。
上記構成において、コア5をつづら折り状に形成すると共に、全体として同心の小径管20と大径管21との間にドーナツ型に配置することができる。この場合には、コンパクトで取扱い易い熱交換器となり得る。
上記構成において、夫々断面U字状に折り返し曲折した複数のコア5を設け、そのコア5を同心の小径管20と大径管21との間に放射状に配置することができる。この場合にも、コンパクトで取扱い易い熱交換器となり得る。
【0021】
上記いずれかの熱交換器を製造する方法において、帯状金属板から一対のプレート3,4を曲折形成し、次いで一対のプレート3,4の幅方向両縁部に存在する小フランジ2で連続的に両プレート間を接合する工程を設け、次いで、その幅方向に平行な仮想線22aで一以上折り返し曲折してコア5を形成することができる。このようにすることにより、折り返し曲折してなるコア5を容易に且つ迅速に製造することが可能となる。
【0022】
上記製造方法において、小フランジ2で連続的にプレート3,4間を接合する工程の後に、その幅方向に平行な仮想線22aの一以上の位置で波形の曲折部を板厚方向に挟持するように潰す工程を設け、その潰し部22で折り返し曲折してコア5を形成することができる。このようにすることにより、コア5の曲折部の曲率半径を小さくしさらにコンパクトで製造し易い熱交換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレート型熱交換器の第1の実施の形態を示す要部分解説明図。
【図2】同組立て状態を示す斜視図。
【図3】同熱交換器に用いられるコア5の製造工程を示す説明図。
【図4】プレス機17によって形成された一対のプレート3,4の重ね合わせ状態を示す説明図。
【図5】図3における両端シーム溶接の要部説明図。
【図6】本発明の熱交換器のコア5の要部を示す説明的斜視図。
【図7】本発明の熱交換器の他の例を示す要部分解斜視図。
【図8】同組立て状態を示す斜視図。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態を示す要部側面図。
【図10】同組立て状態を示す斜視図。
【図11】本発明のプレート型熱交換器のさらに他の実施の形態を示す要部説明図。
【符号の説明】
1 マニホールド部
2 小フランジ
3,4 プレート
5 コア
5a 折り返し曲折部
6 出入口
7 バーリング加工部
8 ヘッダ
8a ヘッダプレート
9 偏平孔
10 第1の流体
11 第2の流体
13 ケーシング
14 シーム溶接機
15 ガイドローラ
16 ウェブ潰しプレス
17 プレス機
18 材料コイル
19a,19b 波形成形部
20 小径管
21 大径管
22 潰し部
22a 仮想線
23 アウターフィン

Claims (8)

  1. 夫々、帯状金属板の幅方向の両側部を立ち上げて長手方向に細長い一対のマニホールド部(1) が形成されると共に、その縁に接合用の小フランジ(2) が連続的に形成され且つ、両マニホールド部(1) 間の平面が波形に曲折形成された一対のプレート(3) (4) を有し、
    一対のプレート(3) (4) を互いに前記マニホールド部(1) が対向し、且つ夫々の波形を互いに交差するように重ね合わせて、前記小フランジ(2) で連続的に両プレート間を接合すると共に、その幅方向に平行な仮想線(22a) で一以上折り返し曲折されてコア(5) が形成され、
    そのコア(5) の折り返し曲折部(5a)または端部において、一方のプレート(3) および/または他方のプレート(4) の一対の前記マニホールド部(1) に、夫々その幅方向に細長い出入口(6) が形成されると共に、その出入口(6) の孔縁部を立ち上げたバーリング加工部(7) が形成され、
    夫々の前記出入口(6) が一対のヘッダ(8) の夫々の偏平孔(9) に接合固定され、夫々のヘッダ(8) を介して第1の流体(10)が一対のプレート(3) (4) の内面側に流通し、その外面側を前記幅方向に第2の流体(11)が流通するプレート型熱交換器。
  2. 請求項1において、
    前記コア(5) は、互いに離間した複数の仮想線(22a) で、つづら折りに折り返し曲折され、
    そのコア(5) の折り返し曲折部(5a)に、前記出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器。
  3. 請求項2において、
    づづら折りの一方側のみの折り返し曲折部(5a)で、前記一対のマニホールド部(1) に夫々出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器。
  4. 請求項2において、
    づづら折りの両方の折り返し曲折部(5a)で、前記一対のマニホールド部(1) に夫々出入口(6) が形成されたプレート型熱交換器。
  5. 請求項3において、
    コア(5) の前記つづら折りの両折り返し曲折部(5a)が、同心の小径管(20)と大径管(21)とに近接または接触し、大径管(21)に一対の偏平孔(9) が形成され、そこに前記出入口(6) が接合されたプレート型熱交換器。
  6. 請求項1において、
    断面U字状に折り返し曲折され、そのU字の開口側の両端部に前記出入口(6) が形成された複数のコア(5) を有し、
    複数のコア(5) が同心の小径管(20)と大径管(21)との間に放射状に配置され、夫々の出入口(6) が大径管(21)の一対の偏平孔(9) に接合されたプレート型熱交換器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかの熱交換器を製造する方法において、
    夫々、帯状金属板の幅方向の両側部を立ち上げて長手方向に細長い一対のマニホールド部(1) を形成すると共に、その縁に接合用の小フランジ(2) を連続的に形成し且つ、両マニホールド部(1) 間の平面を波形に曲折形成し、一方の前記帯状金属板および/または他方の帯状金属板の一対の前記マニホールド部(1) に、夫々その幅方向に細長い出入口(6) を形成すると共に、その出入口(6) の孔縁部を立ち上げてバーリング加工部(7) を施し、一対のプレート(3) (4) を製造する工程と、
    一対のプレート(3) (4) を互いに前記マニホールド部(1) が対向し、且つ夫々の前記波形が互いに交差するように重ね合わせて、前記小フランジ(2) で連続的に両プレート間を接合する工程と、
    次いで、その幅方向に平行な仮想線(22a) で一以上折り返し曲折してコア(5) を形成する工程と、
    そのコア(5) の夫々の前記出入口(6) を一対のヘッダ(8) の夫々の偏平孔(9) に接合固定する工程とを有するプレート型熱交換器の製造方法。
  8. 請求項7において、
    前記小フランジ(2) で連続的に両プレート(3) (4) 間を接合する工程の後に、その幅方向に平行な仮想線(22a) の一以上の位置で、前記波形の曲折部を板厚方向に挟持するようにして潰す工程を設け、
    その潰し部(22)で、折り返し曲折してコア(5) を形成するプレート型熱交換器の製造方法。
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