JP4207066B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の上流側に設けられ、下流側へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置に関する。また、本発明は液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてプリンタがある。プリンタにおいては、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての用紙を搬送する用紙搬送経路の所定の位置に、用紙の先端および後端の通過を検出する用紙検出装置を設け、用紙の先端或いは後端の通過を検出することで、必要な紙送り制御を行う。用紙検出装置としては、特許文献1に示される様に、用紙搬送経路に回動可能に設けられるレバー状部材と、当該レバー状部材の回動変位を検出する検出手段とを備えたものがある。また、用紙検出装置としては、特許文献1に示される接触式のもののほか、発光部と受光部とを備えて構成された非接触式の光学センサを用いることもできる。
特開平8−259037号公報
ところで、用紙検出装置として非接触式の光学センサを用いる場合には、検出精度の観点から、発光部及び受光部を所定の取付位置に正確に取り付けるとともに、発光部と受光部とを極力用紙搬送経路に近接させて配置することが好ましい。一方で用紙搬送経路が2つの案内部材の間に形成される場合には、この案内部材が光学センサを配置する上で障害となる。そこで、用紙搬送経路が2つの案内部材によって形成される場合には、案内部材に窓孔を形成し、この窓孔の内部に光学センサを構成する発光部或いは受光部を配置する様な取り付け構造を採用することが考えられる。
しかしながら、プリンタの組立工程において、先ず2つの案内部材を取り付けて用紙搬送経路を形成し、その後、光学センサを取り付ける様な組立構造の場合には、光学センサを取り付ける際の作業性や、取り付け後に取付位置調整を行う際の作業性が低下する。加えて、光学センサを固定する位置が用紙搬送経路から離れてしまう為に、光学センサの取付位置精度が低下するという問題も発生する。
そこで本発明はこの様な問題に鑑み成されたものであり、その目的は、用紙検出装置を光学センサによって構成する場合の当該光学センサの取付作業性の向上及び取付位置精度の向上を図ることにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段の上流側に設けられ、下流側へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置であって、被記録媒体搬送経路において前記搬送手段の上流側部分が、第1案内部材と、当該第1案内部材と対向して設けられる第2案内部材と、の間に形成されており、発光部と受光部とを備えて構成され、その光軸が前記第1案内部材と前記第2案内部材との間の被記録媒体搬送経路を遮る様に設けられる光学センサを有し、少なくとも前記発光部及び前記受光部のいずれか一方が、被記録媒体の搬送基準位置側において被記録媒体搬送経路の外側から前記第1案内部材に向かって突出する様に設けられ、前記第1案内部材には、少なくとも被記録媒体の搬送基準位置側及び前記第2案内部材と対向する側に開口を有する切り欠き部が形成されているとともに、前記発光部または前記受光部が前記切り欠き部の内部に配置される様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の通過を検出する光学センサを構成する発光部及び受光部のいずれか一方が、被記録媒体の搬送基準位置側において被記録媒体搬送経路の外側から前記第1案内部材に向かって突出する様に設けられ、前記第1案内部材には、少なくとも被記録媒体の搬送基準位置側及び前記第2案内部材と対向する側に開口を有する切り欠き部が形成されており、そして前記発光部または前記受光部が前記切り欠き部の内部に配置されるといった構造である為、記録装置の組立時には、光学センサを予め取り付けた上で、その後に第1案内部材を取り付けることが可能となる。即ち、光学センサを取り付ける際には第1案内部材が未だ取り付けられていないことから、光学センサを取り付ける際の作業性が向上するとともに、取付位置調整を容易に行うことができる。加えて、光学センサを固定する位置を、被記録媒体搬送経路に近い位置に設定することができ、光学センサの取付位置精度の低下を防止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の記録装置において、前記切り欠き部において前記第2案内部材と対向する側の開口が、前記光学センサの光軸が通る領域を除いてシート材によって覆われていることを特徴とする。
本態様によれば、前記切り欠き部において前記第2案内部材と対向する側の開口が、前記光学センサの光軸が通る領域を除いてシート材によって覆われているので、被記録媒体が通過する際に当該被記録媒体の先端が開口に引っ掛かることを防止することができ、被記録媒体の先端折れや、被記録媒体先端が開口に引っ掛かることによるスキューの発生を防止することができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様に記載の記録装置において、前記シート材が可撓性を有し、前記第2案内部材と対向する側の開口を覆うように前記第1案内部材に巻回されることにより、前記第1案内部材に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記シート材が可撓性を有し、第2案内部材と対向する側の開口を覆うように第1案内部材に巻回されることにより、第1案内部材に設けられるので、前記シート材を構造簡単にして且つ低コストに設けることができる。また、光学センサが前記切り欠き部の内部に収容される様にして第1案内部材を記録装置本体に取り付ける際に、光学センサが前記シート材と干渉しても、当該シート材が可撓性を有する為に、光学センサにダメージを与えることが無い。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかに記載の記録装置において、前記発光部及び前記受光部が一体に構成されているとともに、前記光学センサが前記第2案内部材に取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記発光部及び前記受光部が一体に構成されているとともに、前記光学センサが前記第2案内部材に取り付けられているので、光学センサを予め第2案内部材に取り付け、そして当該第2案内部材を記録装置の基体に取り付けることにより、光学センサを作業性容易にして取り付けることができる。また、被記録媒体搬送経路を形成する構成部材である第2案内部材に直接取り付けることで、光学センサの取付位置精度の向上を図ることができる。
本発明の第5の態様は、上記第1から第4の態様のいずれかに記載の記録装置において、前記搬送手段が、回転駆動される搬送駆動ローラと、当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラと、を備えて構成され、前記第1案内部材が、前記搬送従動ローラを軸支するとともに、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に前記第1案内部材を支持するサブフレームを介して、前記記録装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられることを特徴とする。
本態様によれば、第1案内部材が、搬送従動ローラを軸支するとともに、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に当該第1案内部材を支持するサブフレームを介して、記録装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられるので、第1案内部材、搬送従動ローラ、サブフレーム、のこれら構成部材及び更に他の構成部材によって予めアッセンブリを組んでおき、当該アッセンブリを記録装置の基体に取り付けることができるので、組み立て作業性が向上する。
本発明の第6の態様は、第5の態様に記載の記録装置において、前記第1案内部材の幅方向全体に渡って延びる軸体が、複数の前記搬送従動ローラを軸通し、前記サブフレームと前記第1案内部材との間で付勢力を発揮する第1付勢手段により、前記軸体が、両側の軸端において前記第1案内部材を介して前記搬送駆動ローラに向けて付勢されるとともに、前記サブフレームと前記軸体との間で付勢力を発揮する第2付勢手段により、前記軸体が、両側の軸端の間において直接付勢されていることを特徴とする。
本態様によれば、搬送従動ローラを挿通する軸体が、両側の軸端において第1案内部材を介して第1付勢手段の付勢力を受けるとともに、両側の軸端の間において、サブフレームと軸体との間で付勢力を発揮する第2付勢手段によって直接付勢されるので、複数設けられた搬送従動ローラの間で搬送駆動ローラに圧接する際の荷重を均等にすることができ、前記荷重が不均等になることに起因するスキューの発生等を防止することができる。また、搬送従動ローラが搬送駆動ローラに接する際の面圧がより均等になるために、一箇所に加重が集中することにより被記録媒体にダメージを与えることがない。
本発明の第7の態様は、上記第6の態様に記載の記録装置において、被記録媒体の搬送基準位置側に配置される前記第1案内部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているとともに、前記特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の前記搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様前記第1付勢手段及び前記第2付勢手段の付勢力が設定されていることを特徴とする。
複数の搬送従動ローラが被記録媒体を搬送駆動ローラとの間で押圧するとき、搬送従動ローラの搬送駆動ローラに対する接触位置(被記録媒体搬送方向における接触位置)が、複数の搬送従動ローラの間でばらつくと、被記録媒体の送り力が幅方向でばらつく為に、スキューの原因となる。そして、特定サイズの被記録媒体に対し、複数の第1案内部材が係わっていると、第1案内部材の取付位置のばらつきにより、特定サイズの被記録媒体を押圧する複数の搬送従動ローラの間で上記接触位置ばらつきが生じ易くなる。
しかし本態様によれば、被記録媒体の搬送基準位置側に配置される第1案内部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているので、特定サイズの被記録媒体に対して複数の第1案内部材が係わることがなく、即ち1つの第1案内部材に設けられた搬送従動ローラのみによって特定サイズの被記録媒体が押圧されるので、上記接触位置ばらつきが防止され、スキューを防止することができる。
更に加えて、特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様第1付勢手段及び第2付勢手段の付勢力が設定されているので、被記録媒体を搬送する際のスキューの発生を確実に防止することができる。
本発明の第8の態様は、第5から第7の態様のいずれかに記載の記録装置において、前記搬送従動ローラの前記搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、前記サブフレームの前記メインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、搬送従動ローラの搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、サブフレームのメインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されていることから、部品の製造精度や装置の組立精度の低下によって1つの第1案内部材に軸支される複数の搬送従動ローラの間で上述した様な接触位置ばらつきが生じても、これを矯正することができ、スキューの発生を確実に防止することができる。
本発明の第9の態様は、上記第6から第8の態様のいずれかにおいて、前記軸体と前記第1案内部材との間の摩擦力及び前記軸体と前記第2付勢手段との間の摩擦力の総和が、前記軸体と前記複数の搬送従動ローラとの間の摩擦力の総和より大きく構成されることにより、前記軸体が前記第1案内部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記軸体が前記第1案内部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されているので、搬送従動ローラの回転時に、前記第1案内部材と前記軸体との間の摺動による異音が生じない。また、前記軸体が前記第1案内部材に対して回転してしまうと、前記軸体の撓みや偏芯によって被記録媒体の搬送精度が低下する虞があるが、前記軸体が前記第1案内部材に対して固定状態に設けられるので、その様な不具合が生じることも無い。
本発明の第10の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、前記液体噴射手段の上流側に設けられ、下流側へ被噴射媒体を搬送する搬送手段と、を備えた液体噴射装置であって、被噴射媒体搬送経路において前記搬送手段の上流側部分が、第1案内部材と、当該第1案内部材と対向して設けられる第2案内部材と、の間に形成されており、発光部と受光部とを備えて構成され、その光軸が前記第1案内部材と前記第2案内部材との間の被噴射媒体搬送経路を遮る様に設けられる光学センサを有し、少なくとも前記発光部及び前記受光部のいずれか一方が、被噴射媒体の搬送基準位置側において被噴射媒体搬送経路の外側から前記第1案内部材に向かって突出する様に設けられ、前記第1案内部材には、少なくとも被噴射媒体の搬送基準位置側及び前記第2案内部材と対向する側に開口を有する切り欠き部が形成されているとともに、前記発光部または前記受光部が前記切り欠き部の内部に配置される様構成されていることを特徴とする。
以下、図1乃至図11を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面概略図、図2は紙案内上ユニット9の斜視図、図3及び図4は紙案内上ユニット9の取付状態を示す斜視図(図3は装置正面側から、図4は装置背面側から見た図)、図5は紙案内上ユニット9を下方から見た平面図、図6は図5のB−B断面図、図7は図5のA−A断面図、図8は図6のC−C断面図、図9は紙案内後44の斜視図、図10は紙案内後44の取付状態を示す斜視図、図11(A)〜(C)はシ−ト材38の取付方法を示す説明図(紙案内上43の斜視図)である。
以下、図1を参照しつつプリンタ1の全体構成について概説する。プリンタ1は、装置後部にリア給送装置2を、装置底部にフロント給送装置3をそれぞれ備え、これら2つの給送装置から、搬送手段5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙を給送する。記録用紙は搬送手段5によって記録手段4(記録ヘッド48)へと搬送され、記録が実行された後、排出手段6によって図示しないスタッカへと排出される。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
リア給送装置2は、ホッパ12と、給送ローラ11と、リタードローラ13と、戻しレバー14と、更に図示しないその他の構成要素を備えている。
ホッパ12は板状体から成り、上部の揺動支点12aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ12上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ11から離間させる離間姿勢と、を切り換える。
給送ローラ11は円形状を成し、回転することにより、圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。リタードローラ13は外周が弾性材によって形成されるとともに給送ローラ11と圧接可能に設けられ、且つ、トルクリミッタ機構により、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられていて、給送ロ−ラ11との間で用紙Pを挟圧することにより、用紙の重送を防止する。用紙戻しレバー14は、給送ロ−ラ11とリタードローラ13との間に滞留する用紙(重送されようとした次位以降の用紙)の先端をホッパ12上に戻す。
一方、プリンタ1の底部に設けられ、用紙を装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット25と、ピックアップローラ26と、給送ローラ28と、分離ローラ29と、アシストローラ30と、を備えている。
図示しないモータによって回転駆動されるピックアップローラ26は、装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット25にセットされた用紙Pの最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを給紙カセット25から繰り出す。給送ローラ28は図示しないモータによって回転駆動され、給紙カセット25から繰り出された最上位の用紙Pを湾曲反転させて、紙案内後44を経て搬送駆動ローラ41へと給送する。
給送ローラ28の外周面と対向する位置には、給送ローラ28に対して進退可能となるよう分離ローラ29が設けられており、給紙カセット25から最上位の用紙Pが繰り出される際には、給送ローラ28に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pに連られて給紙カセット25から繰り出された次位以降の用紙P先端を当該ニップ点近傍に留める。アシストローラ30は、給送ローラ28の外周面と接する様設けられており、用紙Pを給送ローラ28との間でニップすることにより、給送ローラ28の回転に伴う用紙Pの給送をアシストする。
次に、リア給送装置2及びフロント給送装置3の下流側には、給送される用紙Pを搬送手段5へと案内する紙案内後44と、紙案内上ユニット9と、用紙Pの通過を検出する光学センサ37(図3等参照)と、が設けられており、リア給送装置2及びフロント給送装置3によって給送される用紙Pは、「第1案内部材」としての紙案内上43と、「第2案内部材」としての紙案内後44との間に形成された搬送経路を進み、搬送手段5へと到達する。尚、符号40は、リア給送装置2から給送される用紙Pの給送姿勢を形成するガイドローラを示している。このガイドロ−ラ40は、紙案内上43に自由回転可能に軸支されるが、図2以降では、ガイドロ−ラ40の図示は省略する。
搬送手段5は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ41と、該搬送駆動ローラ41に圧接して従動回転するよう紙案内上43に軸支される搬送従動ローラ42とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ41は用紙幅方向に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ42は外周面がポリアセタール樹脂等の低摩擦材料によって成され、搬送駆動ローラ41の軸線方向に複数配設されている(詳細は後述)。
搬送手段5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ41と搬送従動ローラ42とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ41が回転することにより、下流側の記録手段4(記録ヘッド48)の側へと搬送される。
記録ヘッド48はキャリッジ46の底部に設けられ、当該キャリッジ46は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸47にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ46は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド48へとインクが供給される。尚、キャリッジガイド軸47は、平面視において略コの字形の形状を成すメインフレーム7に支持されている。
記録ヘッド48と対向する位置には用紙Pを下方から支持する紙案内前45が設けられ、当該紙案内前45によって、用紙Pと記録ヘッド48との間の間隔が規定される。
記録手段4の下流側には、紙案内前45からの用紙Pの浮き上がりを防止する補助ローラ57と、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6とが設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ55と、当該排出駆動ローラ55に接して従動回転する排出従動ローラ56とを備えて構成され、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ55と排出従動ローラ56とによってニップされた状態で排出駆動ローラ55が回転駆動されることにより、装置前方側に設けられた図示しないスタッカへと排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、以下図2乃至図11を参照しながら紙案内上ユニット9について詳説する。
搬送従動ロ−ラ42を支持するユニット体は本実施形態において主走査方向(用紙幅方向)に2つ設けられており、本発明の実施形態に係る紙案内上ユニット9は、図3に示す様に用紙搬送基準位置側(1桁側:図3の右側)に設けられている。図2乃至図11に示す紙案内上ユニット9は、用紙搬送基準位置側に設けられる為、搬送可能な全てのサイズの用紙が、紙案内上ユニット9と紙案内後44との間を通過することになる。
図2において、紙案内上ユニット9は、サブフレ−ム8と、紙案内上43と、軸31と、2つのコイルばね32と、2つのコイルばね33と、軸体34と、3つの搬送従動ロ−ラ42と、シ−ト材38と、を備えて構成されており、これら構成要素がアッセンブリされることにより、ユニット体としての紙案内上ユニット9が構成されている。
サブフレ−ム8は金属板材の折り曲げによって形成されており、フレ−ム係合片8a、8bによって平面視略コの字形の形状を成す様に形成されるとともに、舌片部8cが形成されている。フレ−ム係合片8a、8bには軸受部8f、8gが形成されており、この軸受部8f、8gに、軸31が軸支されている。そしてこの軸31を揺動中心とする様に、紙案内上43がサブフレ−ム8に対して揺動可能に設けられ、そしてサブフレーム8(紙案内上ユニット9)がメインフレ−ム7に取り付けられることにより、紙案内上43が用紙搬送経路を側視して揺動可能に設けられることとなる。
紙案内上43は樹脂材料によって或る程度の可撓性を有する様に形成されており、上述の様にサブフレ−ム8に揺動可能に支持されるとともに、先端部において搬送従動ローラ42の軸体34を軸支する。軸31は2つのコイルばね32のコイル部と、2つのコイルばね33のコイル部と、を挿通しており、2つのコイルばね32はサブフレ−ム8と紙案内上43との間で付勢力を発揮し、2つのコイルばね33はサブフレ−ム8と軸体34との間で付勢力を発揮する。
より詳しくは、コイルばね32の一端32aはコイル部から搬送従動ローラ42に向かって延び、他端32bがサブフレ−ム8に形成されたフック部8hに掛止することにより(図4も参照)、一端32aが紙案内上43を上方から付勢する。また、コイルバネ33の一端33aはコイル部から軸体34に向かって延び、他端33bがサブフレ−ム8に形成されたフック部8hに掛止することにより、一端32aが直接軸体34を付勢する。
軸体34は、図6、図8に示す様に両側の軸端部において、紙案内上43の軸受部43bによって上方向への移動が規制され、中間部位において、図7、図8に示す様に紙案内上43の軸受部43cによって下方向への移動が規制されるが、この様に上下方向への移動が規制されつつも、上下方向への僅かな移動が許容される様になっている。そして軸体34は、両側の軸端部において軸受部43bを介してコイルばね32の付勢力を受け、中間部位において、コイルばね33の付勢力を直接受ける様になっている。
尚、軸体34は搬送従動ローラ42の回転軸を構成する部材であるが、紙案内上ユニット9へ組み込まれた後は、紙案内上43に対しては回転せず、固定状態の軸となり、搬送従動ローラ42が軸体34に対して相対的に回転する。具体的には、コイルばね33の一端33aが軸体34を直接付勢するとともに搬送従動ローラ42の内周面を低摩擦材料によって形成し或いは潤滑剤を介在させることにより、軸体34と紙案内上43の軸受部43bとの間の摩擦力及び軸体34とコイルばね33の一端33aとの間の摩擦力の総和が、軸体34と複数の搬送従動ローラ42との間の摩擦力の総和より大きくなる様に構成されている。
これにより、搬送従動ローラ42の回転時に、紙案内上43と軸体34との間の摺動による異音が生じない。また、軸体34が紙案内上43に対して回転してしまうと、軸体34の撓みや偏芯によって用紙搬送精度が低下する虞があるが、軸体34が紙案内上43に対して固定状態に設けられるので、その様な不具合が生じることも無い。
ところで、図6に示す角度αは、用紙搬送経路を側視して搬送駆動ロ−ラ41の軸芯位置と搬送従動ロ−ラ42の軸芯位置とを結ぶ直線と、垂直線(重力方向に平行な線)との成す角度を示しており、複数の搬送従動ロ−ラ42の間において角度αがばらつく、即ち搬送駆動ロ−ラ41に対する搬送従動ロ−ラ42の接触位置がばらつくと、搬送駆動ロ−ラ41と搬送従動ロ−ラ42とによって用紙に付与される送り力が各搬送従動ロ−ラ42間でばらつき、その結果としてスキューが生じる虞がある。
この様な問題を解消する為に、本実施形態においては以下のような構成を採用する。先ず、紙案内上43の幅方向寸法は、特定サイズの用紙幅寸法以上に設定されており、本実施形態では4インチ幅の用紙をカバーし得る寸法に設定されている。従って幅寸法が4インチ以下の用紙に対して複数の紙案内上43が係わることがなく、即ち1つの紙案内上43によって支持された搬送従動ローラ42のみによって用紙が押圧されるので、1つの紙案内上43によって支持される複数(本実施形態では3つ)の搬送従動ロ−ラ42の間で、搬送駆動ローラ41に対する接触位置のばらつきを抑えることができる。
また、図5及び図8に示す様に3つの搬送従動ロ−ラ42は用紙幅方向にほぼ等間隔で配置されている。そして回転軸34の両側軸端部のみならず、中央部位に付勢力が作用する様に、特に各搬送従動ロ−ラ42の両側に必ず付勢力が作用する様に構成されるとともに、各々の搬送従動ロ−ラ42が用紙に接する際の荷重が略均等となる様に、コイルばね32、33の付勢力が設定されている。従ってこれにより、各搬送従動ロ−ラ42が用紙を押圧する力が均等となり、押圧荷重ばらつきに起因するスキューの発生を防止することができる。また、搬送従動ローラ42が用紙に接する際の荷重が1箇所に集中しないので、用紙にダメージを与えることもない。
加えて、メインフレ−ム7に対する紙案内上ユニット9(サブフレ−ム8)の取付姿勢を調整可能に構成されており、これにより、搬送従動ロ−ラ42の搬送駆動ロ−ラ41に対する接触位置(換言すれば、図6の角度α)が3つの搬送従動ロ−ラ42の間でばらついても、これを矯正することが可能となっている。以下、紙案内上ユニット9(サブフレ−ム8)の取付姿勢を調整可能とする構造について詳説する。
図2に示す様にサブフレ−ム8の舌片8cには長穴8eとボス8dが形成されており、メインフレ−ム7には、図3に示す様にサブフレ−ム8をメインフレ−ム7に固定する為の固定用ねじ35を通す為の穴7cと、サブフレ−ム8の舌片8cに形成されたボス8dを遊挿する為の穴7aが形成されている。サブフレ−ム8がメインフレ−ム7に取り付けられた状態において、固定用ねじ35を緩めると、サブフレ−ム8はボス8dを中心に揺動可能となり(図8の矢印Aで示す方向)、これによって紙案内上ユニット9の取付姿勢が変化する。即ち、3つの搬送従動ロ−ラ42のうち中央の搬送従動ロ−ラ42を基準として、両側の搬送従動ロ−ラ42の搬送駆動ロ−ラ41に対する接触位置(換言すれば、図6の角度α)が調節可能となる。
一方、サブフレ−ム8のフレ−ム係合片8a、8bはフック形状を成しており、このフレーム係合片8a、8bが、メインフレーム7に形成された被掛止部7b、7bにそれぞれ掛止する様に構成されている。ここで、紙案内上ユニット9をメインフレーム7に取り付けると、コイルばね32、33の付勢力によってフレーム係合片8a、8bが被係止部7b、7bの上縁に圧接する様になる(図7の矢印Bで示す方向)。そこで、この性質を利用して、フレーム係合片8a、8bと被係止部7b、7bの上縁との間に、スペーサ36を介在させて、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整する。
例えば、紙案内ユニット9の取付姿勢を図8の時計回り方向に傾けさせる場合には、右側のフレーム係合片8aと被係止部7bの上縁との間にスペーサ36を介在させる。これにより、紙案内上43の揺動支点が、右側(フレーム係合片8aの側)が下方に移動することとなるので、右側の搬送従動ローラ42(図8において符号42Aで示す)と搬送駆動ローラ41との接触点が用紙搬送方向下流側(図6の右側)にシフトする(即ち、図6の角度αが大きくなる)。
紙案内ユニット9の取付姿勢を図8の反時計回り方向に傾けさせる場合には、上記と逆にすれば良いので、その説明は省略する。尚、上記の様にフレーム係合片8a、8bと被係止部7b、7bの上縁との間にスペーサ36を介在させるので、フレーム係合片8a、8bを被掛止部7b、7bにそれぞれ掛止させた状態において、フレーム係合片8a、8bが上下に移動可能となる様な充分な許容度を持たせることが望ましい。また、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整すると、搬送従動ローラ42の回転軸34の両端部を付勢する軸受部43b、43bのうち、いずれか一方が上方に変位してしまうので、紙案内前43は、可撓性を有する材料によって形成することが好ましい。これにより、紙案内ユニット9の取付姿勢を調整しても、回転軸34の両端部を軸受部43b、43bによって確実に付勢することができる。
以上の様に、紙案内ユニット9(サブフレーム8)のメインフレーム7に対する取付姿勢が調整可能に構成されていることから、部品の製造精度や装置の組立精度の低下によって搬送従動ローラ42の搬送駆動ローラ41に対する接触位置が、3つの搬送従動ローラ(図8の符号42A、42B、42Cで示す搬送従動ローラ)の間でばらついた場合であっても、これを矯正することができ、用紙を搬送する際のスキューの発生等を確実に防止することができる。
続いて、図9乃至図11を参照しながら、光学センサ37の取付構造について説明する。光学センサ37は、発光部37aと受光部37bとが一体となって略コの字形の形状を成す様に構成されており、その光軸が、紙案内上43と紙案内下44との間に形成される用紙搬送経路を遮る様に設けられ、これによって用紙先端或いは後端の通過が検出可能となる。
図10は、メインフレーム7に紙案内上ユニット9を取り付ける前の状態のプリンタ基体を示すものであり、図示する様に光学センサ37は、用紙搬送基準位置側(1桁側:図10の右側)において、用紙搬送経路の外側から内側に向かって突出する様に設けられている。光学センサ37は、図9に示す様に紙案内後44に固定されており、予め紙案内後44に取り付けた後、紙案内後44をメインフレーム7に取り付けることで、図10に示す様な取り付け状態となる。尚、紙案内後44には、受光部37bを露呈させる為の窓孔が予め形成されている。
図10に示す取り付け状態において、発光部37aはちょうど紙案内上43と干渉する位置にあり、従って紙案内上43には、発光部37aを受け容れる切り欠き部43aが図11に示す様に形成されている。この切り欠き部43aは、用紙搬送基準位置側と、紙案内後44と対向する側とに開口を有するように形成されており、また切り欠き部43aにおいて紙案内後44と対向する側の開口が、図5に示す様に光学センサ37の光軸が通る領域を除いてシート材38によって覆われている(図5の符号37cは光学センサ37の光軸を示している)。
このシート材38は短冊形状を成し、両端部に窓孔38a、38aが形成されているとともに、可撓性を有する材料によって形成されている。一方、紙案内上43にはフック43dが形成されていて、フック43dに一方側の窓孔38aを掛止させ(図11(B))、そして通し穴43fを通して巻回させ、他方側の窓孔38aをフック43dに掛止させることにより(図11(C))、シート材38が取り付けられる。尚、符号43eはテンション付与部であり、紙案内上43に巻回されたシート材38を内側から外側に向けて付勢することにより、シート材38に極端な弛みが形成されることを防止する。
以上説明した様に、光学センサ37の発光部37aが、用紙搬送基準位置側において紙案内上43の側面と対向する位置に、用紙搬送経路の外側から内側、即ち紙案内上43に向かって突出する様に設けられ、そして紙案内上43には発光部37aを受け容れる切り欠き部43aが形成されている。従って図10の様に構成されたプリンタ1の基体に紙案内上ユニット9を取り付ける際には、紙案内上ユニット9を図10の左方向から右方向へスライドさせるように移動させ、切り欠き部43aの内部に発光部37aが収容される様にして紙案内上ユニット9を取り付ける。
以上により、光学センサ37を直接プリンタ1の基体に取り付けるのではなく、予め紙案内後44に取り付けた上で当該紙案内後44をメインフレーム7に取り付けることで、光学センサ37がプリンタ1本体に取り付けられるので、光学センサ37を取り付ける際の作業性が向上するとともに、取付位置調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態の様な切り欠き部43aに代えて、紙案内上43に、発光部43aを露呈させる為の単なる窓孔を形成する様な場合には、紙案内上ユニット9をメインフレーム7に取り付けた後に、光学センサ37を取り付ける必要があることから、光学センサ37の取付作業性や位置調整の際の作業性が低下する虞がある。また同時に、光学センサ37の発光部37aと受光部37bとを別体に構成する必要が生じる場合があるとともに、例えば発光部37aを固定する位置が、用紙搬送経路と直交する方向に離れてしまうので(上方向:例えばメインフレーム7のいずれかの場所)、これによって光学センサ37の取付位置精度が低下する虞もある。しかしながら上述の様な切り欠き部43aを形成するので、その様な問題が生じることが無い。
また、切り欠き部43aにおいて紙案内後44と対向する側の開口がシート材38によって覆われているので、用紙が紙案内上43と紙案内後44との間を通過する際に当該用紙先端が切り欠き部43aの開口に引っ掛かることを防止することができ、用紙の先端折れや、用紙先端が開口に引っ掛かることによるスキューの発生を防止することができる。尚、シート材38はこの様な機能を奏することから、表面は用紙との間の摩擦係数が低いことが好ましい。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 紙案内上ユニットの斜視図。 紙案内上ユニットの取付状態を示す斜視図。 紙案内上ユニットの取付状態を示す斜視図。 紙案内上ユニットを下方から見た平面図。 図5のB−B断面図。 図5のA−A断面図。 図6のC−C断面図。 紙案内後の斜視図。 紙案内後の取付状態を示す斜視図。 (A)〜(C)はシート材の取付方法を示す説明図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録手段、5 搬送手段、6 排出手段、7 メインフレーム、7a 穴、7b 被掛止部、7c 穴、8 サブフレーム、8a、8b フレーム係合片、8c 舌片部、8d ボス、8e 長穴、9 紙案内上ユニット、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 リタードローラ、14 戻しレバ−、25 給紙カセット、26 ピックアップローラ、28 給送ローラ、30 アシストローラ、31 軸、32、33 コイルばね、34 軸体、35 固定用ねじ、36 スペ−サ、37 光学センサ、37a 発光部、37b 受光部、38 シ−ト材、40 ガイドローラ、41 搬送駆動ローラ、42 搬送従動ローラ、43 紙案内上、44 紙案内後、45 紙案内前、46 キャリッジ、47 キャリッジガイド軸、48 記録ヘッド、55 排出駆動ローラ、56 排出従動ローラ、57 補助ローラ、P 記録用紙

Claims (8)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段の上流側に設けられ、下流側へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置であって、
    被記録媒体搬送経路において前記搬送手段の上流側部分が、第1案内部材と、当該第1案内部材と対向して設けられる第2案内部材と、の間に形成されており、
    発光部と受光部とを備えて構成され、その光軸が前記第1案内部材と前記第2案内部材との間の被記録媒体搬送経路を遮る様に設けられる光学センサを有し、
    少なくとも前記発光部及び前記受光部のいずれか一方が、被記録媒体の搬送基準位置側において被記録媒体搬送経路の外側から前記第1案内部材に向かって突出する様に設けられ、
    前記光学センサを構成する前記発光部及び前記受光部は、前記第2案内部材に取り付けられ、
    前記第1案内部材には、少なくとも被記録媒体の搬送基準位置側及び前記第2案内部材と対向する側に開口を有する切り欠き部が形成されているとともに、前記発光部または前記受光部が前記切り欠き部の内部に配置され
    前記切り欠き部において前記第2案内部材と対向する側の開口が、前記光学センサの光軸が通る領域を除いてシート材によって覆われていることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項に記載の記録装置において、前記シート材が可撓性を有し、
    前記第2案内部材と対向する側の開口を覆うように前記第1案内部材に巻回されることにより、前記第1案内部材に設けられることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、前記発光部及び前記受光部が一体に構成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、前記搬送手段が、回転駆動される搬送駆動ローラと、当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラと、を備えて構成され、
    前記第1案内部材が、前記搬送従動ローラを軸支するとともに、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に前記第1案内部材を支持するサブフレームを介して、前記記録装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段の上流側に設けられ、下流側へ被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備えた記録装置であって、
    被記録媒体搬送経路において前記搬送手段の上流側部分が、第1案内部材と、当該第1案内部材と対向して設けられる第2案内部材と、の間に形成されており、
    発光部と受光部とを備えて構成され、その光軸が前記第1案内部材と前記第2案内部材との間の被記録媒体搬送経路を遮る様に設けられる光学センサを有し、
    少なくとも前記発光部及び前記受光部のいずれか一方が、被記録媒体の搬送基準位置側において被記録媒体搬送経路の外側から前記第1案内部材に向かって突出する様に設けられ、
    前記光学センサを構成する前記発光部及び前記受光部は、前記第2案内部材に取り付けられ、
    前記第1案内部材には、少なくとも被記録媒体の搬送基準位置側及び前記第2案内部材と対向する側に開口を有する切り欠き部が形成されているとともに、前記発光部または前記受光部が前記切り欠き部の内部に配置され、
    前記搬送手段が、回転駆動される搬送駆動ローラと、当該搬送駆動ローラに接して従動回転する搬送従動ローラと、を備えて構成され、
    前記第1案内部材が、前記搬送従動ローラを軸支するとともに、被記録媒体搬送経路を側視して揺動可能となる様に前記第1案内部材を支持するサブフレームを介して、前記記録装置の基体を構成するメインフレームに取り付けられ、
    前記第1案内部材の幅方向全体に渡って延びる軸体が、複数の前記搬送従動ローラを軸通し、
    前記サブフレームと前記第1案内部材との間で付勢力を発揮する第1付勢手段により、前記軸体が、両側の軸端において前記第1案内部材を介して前記搬送駆動ローラに向けて付勢されるとともに、
    前記サブフレームと前記軸体との間で付勢力を発揮する第2付勢手段により、前記軸体が、両側の軸端の間において直接付勢されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項に記載の記録装置において、被記録媒体の搬送基準位置側に配置される前記第1案内部材の幅方向寸法が、特定サイズの被記録媒体の幅方向寸法以上に設定されているとともに、前記特定サイズの被記録媒体の幅方向に渡って複数の前記搬送従動ローラが略等間隔に配置され、且つ各々の前記搬送従動ローラが被記録媒体に接する際の荷重が略均等となる様前記第1付勢手段及び前記第2付勢手段の付勢力が設定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5または6に記載の記録装置において、前記搬送従動ローラの前記搬送駆動ローラに対する接触位置が調整可能となる様、前記サブフレームの前記メインフレームに対する取付姿勢が調整可能に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の記録装置において、前記軸体と前記第1案内部材との間の摩擦力及び前記軸体と前記第2付勢手段との間の摩擦力の総和が、前記軸体と前記複数の搬送従動ローラとの間の摩擦力の総和より大きく構成されることにより、前記軸体が前記第1案内部材に対して固定状態に設けられるとともに、前記搬送従動ローラが前記軸体に対して相対的に回転する様構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
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