JP4195026B2 - 組電池の充電状態調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組電池の充電状態調整装置に係わり、特に、二次電池から成る単位セルを複数直列に接続した組電池の充電状態を調整する組電池の充電状態調整装置に関するものである。
例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車や、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド電気自動車においては、ニッケル−水素電池やリチウム電池といった二次電池を単位セルとして、この単位セルを複数直列接続した組電池が上記電動モータの電源として用いられている。
そして、上述した組電池は充放電を繰り返すうちに各単位セルの充電状態(SOC)に基づく両端電圧にばらつきが生じ、これを放置したまま充電や放電がさらに繰り返されると、一部の単位セルが過充電状態や過放電状態になりかねない、という問題があることが知られている。
そこで、複数の単位セルのうち両端電圧が最小となる最小単位セルを抽出し、最小単位セルを除いた単位セルを順次、放電抵抗に接続して、接続した単位セルの両端電圧が最小単位セルの両端電圧となるまでその蓄積電荷を放電させることで、各単位セルの両端電圧のばらつきを解消する放電式の充電状態調整装置が提案されている(例えば特許文献1)。
また、キャパシタを介して両端電圧の高い単位セルから両端電圧の低い単位セルに電荷を移動させて、各単位セルの両端電圧のばらつきを解消するチャージポンプ式の充電状態調整装置が提案されている。このチャージポンプ式の充電状態調整装置の一例としては、各単位セルをキャパシタに順次接続するものが知られている(特許文献2)。これにより、キャパシタの両端電圧よりも高い両端電圧を有する単位セルの電荷がキャパシタに移動し、逆に、キャパシタの両端電圧よりも低い両端電圧を有する単位セルにキャパシタから電荷が移動する。即ち、キャパシタを介して、両端電圧の高い方から低い方へ蓄積電荷の移動が行われるため、各単位セルの両端電圧のばらつきを解消することができる。
また、両端電圧が最大となる最大単位セルにキャパシタを接続した後、両端電圧が最小となる最小単位セルにキャパシタを接続することを繰り返すものも提案されている(特許文献3)。これによれば、キャパシタを介して、最大単位セルから最小単位セルへの電荷移動が繰り返し行われるため、均等化にかかる時間を短くすることができる。なお、キャパシタはその内部抵抗が非常に小さいため、単位セルとキャパシタとの接続は必ず電流制限抵抗を介して行われ、この電流制限抵抗により単位セルに流れる充放電電流が制限され、過電流が流れることを防止している。
しかしながら、従来の放電式の充電状態調整装置では、単位セルの両端電圧に大きさに関係なく、1種類の抵抗値の放電抵抗を接続している。この放電抵抗の抵抗値は、例えば、満充電状態の単位セルが放電抵抗に接続されたときに、許容電流以下の放電電流が流れるような値に定められている。なお、許容電流は、単位セルを構成する二次電池の特性に応じて定められるもので、この許容電流を越えた放電が行われると二次電池が劣化する恐れがある。
このため、単位セルの両端電圧が比較的高い間は、単位セルから放電抵抗に流れる放電電流が大きく、すぐに単位セルの両端電圧が最小単位セルの両端電圧に達する。これに対して、各単位セルの両端電圧が低くなると、単位セルから放電抵抗に流れる放電電流が小さくなり、単位セルの両端電圧が最小単位セルの両端電圧に達するまでの時間がかかる。このため、各単位セルの両端電圧が低くなるほど、複数の単位セルが均等化されるまでの時間がかかるという問題があった。
また、従来のチャージポンプ方式の充電状態調整装置では、単位セルとキャパシタとの電圧差に関係なく、1種類の抵抗値の電流制限抵抗を接続している。このため、単位セルとキャパシタとの電圧差が大きい間は、単位セル−キャパシタ間に流れる充放電電流が大きく、短時間に大量の電荷移動を行うことができる。これに対して、均等化が進み単位セルとキャパシタとの電圧差が小さくなると、単位セル−キャパシタ間に流れる充放電電流が小さくなり、電荷移動に時間がかかる。このため、単位セルとキャパシタとの電圧差が小さくなるほど、複数の単位セルが均等化されるまでの時間がかかるという問題があった。
特開2002−199510号公報 特開平10−225005号公報 特開2004−120871号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、短時間に均等化することができる組電池の充電状態調整装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、組電池を構成し直列接続された複数の単位セルを放電するための放電抵抗と、前記複数の単位セルの1つ以上を接続セルとして選択するセル選択手段を有し、該選択手段が選択した接続セルと前記放電抵抗とを接続して前記接続セルの蓄積電荷を放電することにより前記各単位セルの両端電圧を均等化する均等化手段とを備えた組電池の充電状態調整装置において、前記放電抵抗の抵抗値が複数種類設けられ、前記均等化手段が、前記複数種類の抵抗値のうち前記接続セルの両端電圧に応じた1つを選択する抵抗選択手段を有し、該抵抗選択手段が選択した抵抗値の放電抵抗と前記接続セルとを接続することを特徴とする組電池の充電状態調整装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、放電抵抗の抵抗値が複数種類設けられる。抵抗選択手段が複数種類の抵抗値のうち接続セルの両端電圧に応じた1つを選択し、均等化手段が抵抗選択手段により選択した抵抗値の放電抵抗と接続セルとを接続して接続セルの蓄積電荷を放電させることにより各単位セルの両端電圧を均等化する。従って、複数種類の抵抗値のうち接続セルの両端電圧に応じた1つが選択されて接続セルに接続されるため、接続セルの両端電圧が低くても大きな放電電流で放電することができ、放電時間を短くすることができる。
請求項2記載の発明は、前記抵抗選択手段は、前記接続セルを予め定めた許容電流で放電させる抵抗値以上となる前記抵抗値のうち最小のものを選択することを特徴とする請求項1記載の組電池の充電状態調整装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、抵抗選択手段は、接続セルを予め定めた許容電流で放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものを選択する。従って、許容電流で放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものが選択され接続セルに接続されるため、許容電流を越えた放電電流が流れることがない放電値のうち最も大きな放電電流が流れるような抵抗値を選択することができる。
請求項3記載の発明は、組電池を構成し直列接続された複数の単位セルの蓄積電荷が移動されるキャパシタと、前記複数の単位セルの1つ以上を接続セルとして選択する選択手段を有し、該選択手段により選択された前記接続セルと前記キャパシタとを接続して前記キャパシタを介して前記単位セル間で蓄積電荷を移動させることにより前記各単位セルの両端を均等化する均等化手段と、前記接続セルに流れる充放電電流を制限するための電流制限抵抗とを備えた組電池の充電状態調整装置において、前記電流制限抵抗の抵抗値が複数種類設けられ、前記均等化手段が、前記複数種類の抵抗値のうち前記キャパシタと前記接続セルとの両端電圧差に応じた1つを選択する抵抗選択手段を有し、該抵抗選択手段が選択した抵抗値の電流制限抵抗を介して前記接続セルと前記キャパシタとを接続することを特徴とする組電池の充電状態調整装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、電流制御抵抗の抵抗値が複数種類設けられる。抵抗選択手段が複数種類の抵抗値のうちキャパシタと接続セルとの両端電圧差に応じた1つを選択し、均等化手段が抵抗選択手段により選択した抵抗値の電流制限抵抗を介して接続セルとキャパシタとを接続してキャパシタを介して単位セル間で蓄積電荷を移動させることにより各単位セルの両端を均等化する。従って、複数種類の抵抗値のうちキャパシタと接続セルとの両端電圧差に応じた1つが選択されてキャパシタ−接続セル間に介在される。このため、キャパシタと接続セルとの両端電圧差が小さくても大きな充放電電流で単位セルを充放電することができ、キャパシタ−接続セル間において短時間で大きな電荷移動を行うことができる。
請求項4記載の発明は、前記抵抗選択手段が、前記接続セルと前記キャパシタとを接続したとき前記接続セルを予め定めた許容電流で充放電させる抵抗値以上となる前記抵抗値のうち最小のものを選択することを特徴とする請求項3記載の組電池の充電状態調整装置に存する。
請求項4記載の発明によれば、抵抗選択手段が接続セルとキャパシタとを接続したとき接続セルを予め定めた許容電流で充放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものを選択する。従って、接続セルを予め定めた許容電流で充放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものが選択されキャパシタ−接続セル間に介在されるため、許容電流を越えた充放電電流が流れることがない抵抗値のうち最も大きな充放電電流が流れるような抵抗値を選択することができる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、複数種類の抵抗値のうち接続セルの両端電圧に応じた1つが選択されて接続セルに接続されるため、接続セルの両端電圧が低くても大きな放電電流で放電することができ、放電時間を短くすることができるので、短時間に均等化することができる。
請求項2記載の発明によれば、許容電流で放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものが選択され接続セルに接続されるため、許容電流を越えた放電電流が流れることがない放電値のうち最も大きな放電電流が流れるような抵抗値を選択することができるので、より短時間に均等化することができる。
請求項3記載の発明によれば、複数種類の抵抗値のうちキャパシタと接続セルとの両端電圧差に応じた1つが選択されてキャパシタ−接続セル間に介在される。このため、キャパシタと接続セルとの両端電圧差が小さくても大きな充放電電流で単位セルを充放電することができ、キャパシタ−接続セル間において短時間で大きな電荷移動を行うことができるので、短時間に均等化することができる。
請求項4記載の発明によれば、接続セルを予め定めた許容電流で充放電させる抵抗値以上となる抵抗値のうち最小のものが選択されキャパシタ−接続セル間に介在されるため、許容電流を越えた充放電電流が流れることがない抵抗値のうち最も大きな充放電電流が流れるような抵抗値を選択することができるので、より短間に均等化することができる。
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における本発明の組電池の充電状態調整装置(以下調整装置)1を示す回路図である。図中引用符号1で示す本実施形態の調整装置は、メインバッテリBを構成し直列接続された例えば16個の単位セルB1〜B16の1つを接続セルとして順次選択し、選択した接続セルと放電抵抗Rd1〜Rdnの何れか1つとを接続して単位セルB1〜B16の蓄積電荷を放電させることにより各単位セルB1〜B16の両端電圧を均等化する放電方式の装置である。なお、本実施形態において各単位セルB1〜B16は各々互いに直列接続された2つの二次電池から構成されている。
上記メインバッテリBは、例えば、エンジンと電動モータ(何れも図示せず)を走行駆動源として併用するハイブリッド電気自動車において前記電動モータの電源として用いられ、その両端には、上記電動モータが必要に応じて負荷として接続されると共に、オルタネータ等(図示せず)が必要に応じて充電器として接続される。
本実施形態の調整装置1は、セル選択用スイッチ群2、極性反転用スイッチ群3、電圧検出用スイッチ群4、放電抵抗選択用スイッチ群5、バッファ回路6、コンデンサC、放電抵抗群Rd及びマイクロコンピュータ(以下μCOM7)7を備えている。
セル選択用スイッチ群2は、各単位セルB1〜B16とコンデンサC及び放電抵抗群Rdとの間に設けられ単位セルB1〜B16の何れか1つ以上を選択的にコンデンサC及び放電抵抗群Rdに接続するスイッチ群であり、メインバッテリBの両端に一端が接続されたスイッチS20及びS216と単位セルB1〜B16間の接続点に一端が接続されたスイッチS21〜S215とから構成されている。上記スイッチS20、S22、S24…S214、S216の他端は共通ラインL1に共通接続され、上記スイッチS21、S23、S25…S215の他端は共通ラインL2に共通接続されている。
極性反転用スイッチ群3は、セル選択用スイッチ群2とコンデンサCとの間に設けられセル選択用スイッチ群2により選択された単位セルB1〜Bnの正極をコンデンサCの正極(図面上側)に接続し、単位セルB1〜Bnの負極をコンデンサCの負極(図面下側)に接続するスイッチ群であり、スイッチS31〜S34から構成されている。上記スイッチS31は共通ラインL1とコンデンサCの正極との間に接続されており、スイッチS32は共通ラインL1とコンデンサCの負極との間に接続されている。また、スイッチS33は共通ラインL2とコンデンサCの正極との間に接続され、スイッチS34は共通ラインL2とコンデンサCの負極との間に接続されている。
以上の構成によれば、奇数番目の単位セルB1、B3、B5…B15をコンデンサCに接続するときはスイッチS31及びS34をオフしてスイッチS32及びS33をオンすれば単位セルB1、B3…B15とコンデンサCとの極性を合わせて接続することができる。また、偶数番目の単位セルB2、B4…B16をコンデンサCに接続するときはスイッチS31及びS34をオンしてスイッチS32及びS33をオフすれば単位セルB2、B4…B16とコンデンサCとの極性を合わせて接続することができる。
電圧検出用スイッチ群4は、コンデンサCとμCOM7との間に設けられ、コンデンサCの両端電圧をバッファ回路6を介してμCOM7に供給接続するスイッチ群であり、1対のスイッチS41及びS42から構成されている。上述したスイッチS41はコンデンサCの正極とバッファ回路6との間に接続されており、スイッチS42はコンデンサCの負極とアースとの間に接続されている。バッファ回路6としては、例えばオペアンプが用いられる。コンデンサCの両端電圧は、このバッファ回路6を介してμCOM7のアナログ/ディジタル(A/D)変換部71に出力される。A/D変換部71としては、図1に示すようにμCOM7に内蔵するようにしてもよいし、μCOM7とは別体に構成してもよい。
上述したμCOM7は、上述したA/D変換部71並びに予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央処理ユニット(CPU72)、CPU72のためのプログラム等を格納した読み出し専用メモリであるROM73及び各種データを格納すると共にCPU72の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM74を内蔵している。
放電抵抗群Rdは互いに並列接続され異なる抵抗値の複数種類の放電抵抗Rd1〜Rdnから構成されている。放電抵抗選択用スイッチ群5は、セル選択用スイッチ群2と放電抵抗群Rdとの間に設けられ、放電抵抗Rd1〜Rdnの何れかを選択的にセル選択用スイッチ2により選択された単位セルB1〜Bnと接続するスイッチ群であり、各放電抵抗Rd1〜Rdnと直列接続されるn個のスイッチS51〜S5nから構成される。上述したセル選択用スイッチ群2、極性反転用スイッチ群3、電圧検出用スイッチ群4及び放電抵抗選択用スイッチ群5を構成するスイッチは各々CPU72によってオンオフが制御されるようになっている。
上述した構成の調整装置1の動作について図2〜4を参照して以下説明する。図2は、調整装置1を構成するCPU72の充電状態調整処理手順を示すフローチャートである。図3は、CPU72の均等化処理手順を示すフローチャートである。図4はCPU72の抵抗選択処理手順を示すフローチャートである。μCOM7内のCPU72は、例えば、イグニッションスイッチのオンに応じて充電状態調整処理を開始する。図2に示すように、充電状態調整処理においてCPU72は、先ず各単位セルB1〜B16の両端電圧を検出する電圧検出処理を行う(ステップS1)。
上記電圧検出処理においてCPU72はまず、単位セルB1の両端電圧を検出する。具体的にはCPU72は電圧検出用スイッチ群4を構成するスイッチS41及びS42をオフ制御してコンデンサCとμCOM7とを絶縁する。さらに、CPU72は、単位セルB1の両端に接続されたスイッチS20及びS21をオンすると共に、スイッチS33及びS32をオンする。これにより単位セルB1の正極がコンデンサCの正極に、単位セルB1の負極をコンデンサCの負極に接続される。この接続によって、コンデンサCの両端電圧が単位セルB1の両端電圧と等しくなる。
次に、CPU72は、スイッチS20及びS21、スイッチS33及びS32をオフしてコンデンサCとメインバッテリBとを絶縁すると共に、電圧検出用スイッチ群4を構成するスイッチS41及びS42をオンする。これにより、単位セルB1の両端電圧と等しいコンデンサCの両端電圧がバッファ回路6を介してA/D変換部71に出力される。CPU72は、A/D変換部71から出力されるコンデンサCの両端電圧のデジタル値を読み取って単位セルB1の両端電圧としてRAM74内に記憶する。単位セルB2〜B16の両端電圧についても同様にコンデンサCを用いて順次検出する。
次に、CPU72は、上記電圧検出処理にて検出した各単位セルB1〜B16の両端電圧に基づいて各単位セルB1〜B16の両端電圧にバラツキが生じているか否かを判断する(ステップS2)。ステップS2においてCPU72は、例えば、単位セルB1〜B16のうち両端電圧が最小となる最小単位セルBminと最大となる最大単位セルBmaxとを抽出し、最大単位セルBmaxと最小単位セルBminとの両端電圧の差が閾値以上であればバラツキが生じていると判断し、閾値よりも小さければバラツキが生じていないと判断する。
CPU72は、バラツキが生じていないと判断したとき(ステップS2でN)、後述するステップS30の均等化処理を行わずに充電状態調整処理を終了する。一方、バラツキが生じていると判断したとき(ステップS2でY)、各単位セルB1〜B16の1つを順次、接続セルとして選択し、選択した接続セルと放電抵抗Rd1〜Rdnの何れか1つとを接続して単位セルB1〜B16の蓄積電荷を放電させることにより各単位セルB1〜B16の両端電圧を均等化する均等化処理に進む(ステップS30)。均等化処理においてCPU72は、均等化手段として働き、複数の単位セルB1〜B16のうち両端電圧が最小となる最小単位セルBminを除いた単位セルB1〜B16を順次接続セルとして選択し、選択した接続セルと放電抵抗Rd1〜Rdnとを接続して、接続セルの両端電圧が最小単位セルBminの両端電圧Vminに達するまで放電させることで、各単位セルB1〜B16の両端電圧のばらつきを解消する。
上述した均等化処理の詳細な動作について図3を参照して以下説明する。まず、CPU72は、セル選択手段として働き、カウント値nを1にセットして、単位セルB1を接続セルとして選択する(ステップS300)。次に、接続セルBnの両端電圧Vnが最小単位セルBminの両端電圧Vminと等しいか否かを判断する(ステップS301)。最小単位セルBminの両端電圧Vminと等しければ(ステップS301でY)、後述するステップS302〜S307を行うことなく直ちにステップS308に進む。一方、最小単位セルBminの両端電圧Vminと等しくなければ(ステップS301でN)、次にCPU72は、抵抗選択手段として働き、複数種類の放電抵抗Rd1〜Rdnのうち接続セルBnの両端電圧Vnに応じた1つを選択する抵抗選択処理を行う(ステップS302)。この抵抗選択処理において、CPU72は接続セルBnの両端電圧Vnが低いほど小さい抵抗値を選択する。
この抵抗選択処理における詳細な動作について図4を参照して以下説明する。まず、CPU72は、接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで放電させるような放電抵抗の抵抗値Vn/Ipを演算する抵抗演算処理を行う(ステップS330)。許容電流Ipは、単位セルB1〜B16を構成する二次電池の特性に応じて予め定められるもので、この許容電流Ipを越えた放電が行われると二次電池が劣化する恐れがある。次に、CPU72は、放電抵抗Rd1〜Rdnのうち抵抗演算処理により演算した抵抗値Vn/Ip以上の放電抵抗を抽出する抵抗抽出処理を行う(ステップS331)。その後、CPU72は、抵抗抽出処理が抽出した放電抵抗のうち抵抗値が最小のものを選択して(ステップS332)、次のステップS303に進む。以下放電抵抗Rdm(mは任意の整数)が選択されたものとして説明する。
次に、CPU72は、図3に示すように、接続セルBnの両端電圧及び放電抵抗Rdmの抵抗値に基づいて、接続セルBnの両端を放電抵抗Rdmに接続してから接続セルBnの両端電圧Vnが最小単位セルBminの両端電圧Vminに達するまでの放電時間を推測する放電時間推測処理を行う(ステップS303)。
この放電時間推定処理の詳細について説明する。まず、接続セルBnの両端電圧から接続セルBnの平衡状態開回路電圧を求め現OCVとする。次に、最小単位セルBminの両端電圧から最小単位セルBminの平衡状態開回路電圧を求め目標OCVとする。具体的には、組電池の状態が平衡状態であれば接続セルBnの両端電圧、最小単位セルBminの両端電圧Vminを各々そのまま現OCV、目標OCVとし、平衡状態でなければ接続セルBnの両端電圧、最小単位セルBminの両端電圧Vminから現OCVを推測する。
上記求めた現OCV及び目標OCVを下記の式(1)に代入して放電時間(h)を求める。
放電時間(h)={(現OCV−目標OCV)・満充電容量(Ah)/(満充電電圧−放電終止電圧)}/放電電流 …(1)
なお、放電電流は現OCV/放電抵抗Rdmから求める。
例えば、満充電電圧=4.5V、放電終止電圧=3V、満充電容量=1Ah、現OCV=3.8V、目標OCV=3.7V、放電電流=0.05Aとすると放電時間は式(2)に示すようになる。
放電時間(h)={(3.8V−3.7V)・1Ah/(4.5V−3V)}/0.05A
=1.33h …(2)
その後、CPU72は、接続セルBnの両端に接続されたスイッチS2n-1及びS2nをオンすると共に、上記抵抗選択処理で選択した放電抵抗Rdmに接続されるスイッチS5mをオンすることにより、放電抵抗Rdmに接続セルBnを接続して、接続セルBnの放電を開始させる(ステップS304)。
さらに、CPU72は、経過時間Tのカウントを開始し(ステップS305)、経過時間Tが上記放電時間推測処理で推定した放電時間に達すると(ステップS306でY)、接続セルBnの両端電圧Vnが最小単位セルBminの両端電圧Vminに達したと判断する。そして、接続セルBnの両端に接続されたスイッチS2n-1及びS2n、スイッチS5mをオフして、接続セルBnと放電抵抗Rdmとの接続を解除することにより、接続セルBnの放電を終了する(ステップS307)。
次に、CPU72は、セル選択手段として働き、カウント値nをインクリメントして、単位セルBn+1を接続セルとして選択する(ステップS308)。カウント値nをインクリメントした結果、カウント値nが16に達すると(ステップS309でY)、CPU72は、最小単位セルBminを除いた全ての単位セルB1〜B16の蓄積電荷が放電されて最小単位セルBminの両端電圧Vminと等しくなり均等化が終了したと判断して、充電状態調整処理を終了する。これに対して、カウント値nが16に達していなければ(ステップS309でN)、再びステップS301に戻る。以上の動作から明らかなように、セル選択用スイッチ群2、極性反転用スイッチ群3、放電抵抗選択用スイッチ群5及びμCOM7が均等化手段を構成する。
上述した充電状態調整装置によれば、放電抵抗Rd1〜Rdnが互いに異なる抵抗値の複数種類設けられる。CPU72が抵抗選択処理において複数種類の抵抗値のうち接続セルBnの両端電圧に応じた1つが選択し、均等化処理において抵抗選択処理により選択した抵抗値を有する放電抵抗Rdmと接続セルBnとを接続して接続セルBnの蓄積電荷を放電させることにより各単位セルB1〜B16の両端電圧を均等化する。従って、複数種類の抵抗値のうち接続セルBnの両端電圧に応じた1つが選択されて接続セルBnに接続されるため、接続セルBnの両端電圧が低くても大きな放電電流で放電することができ、最小単位セルBminの両端電圧Vminに達するまでの放電時間を短くすることができ、短時間に均等化することができる。
また、CPU72が抵抗演算処理において接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで放電させる抵抗値Vn/Ipを演算し、抵抗抽出処理にて複数種類の抵抗値のうち抵抗演算処理により演算した抵抗値Vn/Ip以上の放電抵抗を抽出する。さらに抵抗抽出処理により抽出した放電抵抗のうち抵抗値が最小のものを選択する。従って、抵抗演算処理にて演算した抵抗値Vn/Ip以上となる放電抵抗Rd1〜Rdnのうち最小のものが選択され接続セルBnに接続されるため、許容電流Ipを越えた放電電流が流れることがない放電抵抗のうち最も大きな放電電流が流れるような抵抗値の放電抵抗を選択することができ、より短時間に均等化することができる。
なお、上述した第1実施形態では、抵抗演算処理にて接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで放電させる抵抗値Vn/Ipを演算し、抵抗抽出処理にて複数種類の抵抗値のうち抵抗演算処理により演算した抵抗値Vn/Ip以上の抵抗値を抽出し、抵抗抽出処理により抽出した抵抗値のうち最小のものを選択していた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば、接続セルBnの両端電圧Vnが0.5V未満0.4V以上のときは抵抗値Rd1、0.4V未満0.3V以上のときは抵抗値Rd2…のように、接続セルBnの両端電圧Vnと放電抵抗Rd1〜Rdnの抵抗値との対応関係を示すテーブルを例えばROM73などの記憶手段に予め記憶させておき、この対応関係を示すテーブルに従って放電抵抗Rd1〜Rdnの抵抗値を選択するようにしてもよい。
上述した対応関係を示すテーブルとしては、接続セルBnを許容電流Ipで放電させる抵抗値Vn/Ip以上となる放電値のうち最小のものが選択されるように、接続セルBnの両端電圧Vnと放電抵抗Rd1〜Rdnの抵抗値が対応付けられていても良いし、ただ単に接続セルBnの両端電圧が低いほど小さい抵抗値を選択するように対応付けたものでもよい。
また、上述した第1実施形態では、最小単位セルBminを除いた単位セルB1〜B16の1つ1つに対してそれぞれ放電抵抗Rd1〜Rdnを選択していた。しかしながら、単位セルB1〜B16がバラツクといっても放電電流に大きな差がつくほどばらつかないことに着目し、例えば、単位セルB1〜B16のうち両端電圧が最大となる最大単位セルBmaxの両端電圧Vmaxに応じた放電抵抗を選択し、選択した放電抵抗と最大単位セルを除いた単位セルB1〜B16を順次接続することも考えられる。
また、上述した第1実施形態では、複数の単位セルB1〜B16のうち1つを接続セルとして選択して放電抵抗と接続していたが、例えば、互いに直列接続された2つ以上単位セルBn、Bn+1…の両端電圧Vn=Vn+1…が等しく、さらにその2つ以上の単位セルBn、Bn+1…が最小単位セルBminでなかった場合(∵Vn=Vn+1=…≠Vmin)、その2つ以上の単位セルBn、Bn+1…を接続セルとして選択し、2つ一緒に放電抵抗と接続してもよい。この場合は、接続セルを構成する単位セルBn、n+1…の各両端電圧Vn、Vn+1…の和(Vn+Vn+1…)に応じた抵抗値の放電抵抗を選択する。
また、上述した第1実施形態では、互いに異なる抵抗値の複数の放電抵抗Rd1〜Rdnを設け、このn個の放電抵抗の一つを選択して接続セルBnに接続していた。しかしながら、本発明はこれに限らず、放電抵抗としては、接続セルに複数種類の抵抗値が選択的に接続できるように、その抵抗値が複数種類設けられていればよく、例えば、抵抗値が同じ放電抵抗を並列に例えばn個設け、接続セルに接続する放電抵抗の数を選択することにより、複数種類の抵抗値が選択的に接続できるようになっていてもよい。また、互いに異なる抵抗値の放電抵抗Rd1〜Rdnの何れか2つ以上組み合わせた抵抗値を選択対象としてもよい。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、第2実施形態における本発明の組電池の充電状態調整装置(以下調整装置)1を示す回路図である。同図において、図1について上述したものと同一の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。図中引用符号1で示す本実施形態の調整装置は、メインバッテリBを構成し直列接続された例えば16個の単位セルB1〜B16の何れか1つを接続セルとして選択し、選択した接続セルとコンデンサC(キャパシタ)とを接続してコンデンサCを介して単位セルB1〜B16間で蓄積電荷を移動させることにより各単位セルB1〜B16の両端電圧を均等化するチャージポンプ方式の装置である。
本実施形態の調整装置1は、セル選択用スイッチ群2、極性反転用スイッチ群3、電圧検出用スイッチ群4、電流制限抵抗選択用スイッチ群8、バッファ回路6、コンデンサC、電流制限抵抗群RL及びμCOM7を備えている。
セル選択用スイッチ群2、極性反転用スイッチ群3、電圧検出用スイッチ群4、バッファ回路6、コンデンサC及びμCOM7については、図1と同一の構成であるため、詳細な説明は省略する。
電流制限抵抗群RLは極性反転用スイッチ群3とコンデンサCとの間に設けられ、互いに異なる抵抗値の複数種類の電流制限抵抗RL1〜RLnから構成されている。電流制限抵抗選択用スイッチ群8は、電流制限抵抗RL1〜RLnの何れかを選択的にセル選択用スイッチ群2により選択された単位セルB1〜BnとコンデンサCとの間に介在させるスイッチ群であり、各電流制限抵抗RL1〜RLnと直列接続されるn個のスイッチS81〜S8nから構成される。この電流制限抵抗選択用スイッチ群8を構成するスイッチS81〜S8nは各々CPU72によってオンオフが制御されるようになっている。
上述した構成の調整装置1の動作について図6〜図8を参照して以下説明する。図6は、図5に示す充電状態調整装置1を構成するCPU72の充電状態調整処理手順を示すフローチャートである。図7は、図5に示す充電状態調整装置1を構成するCPU72の均等化処理手順を示すフローチャートである。図8は、図5に示す充電状態調整装置1を構成するCPU72の抵抗選択処理手順を示すフローチャートである。
μCOM7内のCPU72は、例えば、イグニッションスイッチのオフに応じて充電状態調整処理を開始する。なお、同図において、図2について上述したものと同一のステップには同一符号を付してその詳細な説明を省略する。図6に示すように、充電状態調整処理においてCPU72は、先ず各単位セルB1〜B16の両端電圧を検出する電圧検出処理を行う(ステップS1)。次に、CPU72は、上記電圧検出処理にて検出した各単位セルB1〜B16の両端電圧に基づいて各単位セルB1〜B16の両端電圧にバラツキが生じているか否かを判断する(ステップS2)。
CPU72は、バラツキが生じていないと判断したとき(ステップS2でN)、後述するステップS31の均等化処理を行わずに充電状態調整処理を終了する。一方、バラツキが生じていると判断したとき(ステップS2でY)、各単位セルB1〜B16の1つを接続セルとして選択し、接続セルとコンデンサCとを接続してコンデンサCを介して単位セルB1〜B16間で蓄積電荷を移動させることにより各単位セルの両端電圧を均等化する均等化処理を行った後(ステップS31)、再びステップS1に戻る。
上述した均等化処理の詳細な動作について図7を参照して以下説明する。まず、CPU72は、セル選択手段として働き、カウント値nを1にセットして、単位セルB1を接続セルとして選択する(ステップS311)。次に、複数種類の電流制限抵抗RL1〜RLnのうちコンデンサCと接続セルBnとの両端電圧差に応じた1つを選択する抵抗選択処理を行う(ステップS312)。この抵抗選択処理において、CPU72は接続セルBnとコンデンサCとの両端電圧差|Vn−Vc|が小さいほど小さい抵抗値を選択する。
この抵抗選択処理における詳細な動作について図8を参照して以下説明する。まず、CPU72は、電圧検出用スイッチ群4のスイッチS41及びS42をオンして、コンデンサCの両端電圧Vcを検出すると共に、接続セルBnとコンデンサCとの両端電圧差|Vn−Vc|に基づいて接続セルBnとコンデンサCとを接続したとき接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで放電させる抵抗値|Vn−Vc|/Ipを演算する抵抗演算処理を行う(ステップS340)。許容電流Ipは、単位セルB1〜B16を構成する二次電池の特性に応じて予め定められるもので、この許容電流を越えた充放電が行われると二次電池が劣化する恐れがある。また、接続セルBnの充電時の許容電流Ipcと放電時の許容電流Ipdとの大きさが異なる場合、接続セルBnとコンデンサCとの大きさを比較して、Vn<Vcであれば抵抗値|Vn−Vc|/Ipcを演算し、Vn>Vcであれば抵抗値|Vn−Vc|/Ipdを演算すればよい。
また、一般的にRC回路では接続セルBnとコンデンサCとの両端電圧差|Vn−Vc|が小さくなるに従って接続セルBnの充放電が減少し、接続セルBnとコンデンサCとの両端電圧差|Vn−Vc|が0になると充放電電流が0となる。抵抗演算処理では、過渡的に変化する充放電電流が最大となる接続セルBnとコンデンサCとを接続した直後において接続セルBnを許容電流Ipで放電させる抵抗値を演算する。
次に、CPU72は、電流制限抵抗RL1〜RLnのうち抵抗演算処理により演算した抵抗値|Vn−Vc|/Ip以上の電流制限抵抗を抽出する抵抗抽出処理を行う(ステップS341)。その後、CPU72は、抵抗抽出処理が抽出した電流制限抵抗のうち最小のものを選択して(ステップS342)、次の図7のステップS313に進む。以下電流制限抵抗RLm(mは任意の整数)が選択されたものとして説明する。
次に、図7に示すように、接続セルBnの両端に接続されたスイッチS2n-1及びS2nをオンすると共に、上記抵抗選択処理で選択した電流制限抵抗RLmに接続されるスイッチS8mをオンする。また、接続セルBnとコンデンサCとの極性が一致するように極性反転用スイッチ群3のスイッチS31〜S34もオンオフ制御する。これにより、電流制限抵抗RLmを介して接続セルBnの両端をコンデンサCに接続して、接続セルBnからコンデンサCに電荷を移動させる(ステップS313)。
次に、CPU72は、接続セルBnからコンデンサCへの電荷移動がなくなったり、また接続から所定時間経過した後、スイッチS2m-1、S2m、スイッチS8m及び極性反転用スイッチ群3をオフして接続セルBnとコンデンサCとの接続を解除する(ステップS314)。その後、CPU72は、セル選択手段として働き、カウント値nをインクリメントして、単位セルBn+1を接続セルとして選択した後(ステップS315)、カウント値nが16に達したか否かを判断する(ステップS316)。カウント値nが16に達すると(ステップS316でY)、CPU72は、全ての単位セルB1〜B16が順番にコンデンサCに接続されたと判断して、再び図6のステップS1に戻る。一方、カウント値が16に達していなければ(ステップS316でN)、再びステップS311に戻る。
上述した充電状態調整装置によれば、電流制御抵抗RL1〜RLnの抵抗値が複数種類設けられる。CPU72が抵抗選択処理にて複数種類の抵抗値のうちコンデンサCと接続セルBnとの両端電圧差|Vn−Vc|が小さくほど小さい抵抗値を選択し、均等化処理において抵抗選択処理により選択した電流制御抵抗RLmを介して接続セルBnとコンデンサCとを接続してコンデンサCを介して単位セルB1〜B16間で蓄積電荷を移動させることにより各単位セルB1〜B16の両端を均等化する。従って、コンデンサCと接続セルBnとの両端電圧差が小さいほど抵抗値の小さい電流制限抵抗がコンデンサC−接続セルBn間に介在される。このため、コンデンサCと接続セルBnとの両端電圧差|Vn−Vc|が小さくても大きな充放電電流で接続セルBnを充放電することができ、コンデンサC−接続セルBn間において短時間で大きな電荷移動を行うことができ、短時間に均等化することができる。
また、上述した充電状態調整装置によれば、CPU72が抵抗選択処理で接続セルBnとコンデンサCとを接続したとき接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで充放電させる抵抗値|Vn−Vc|/Ip以上となる抵抗値のうち最小のものを選択する。従って、接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで充放電させる抵抗値|Vn−Vc|/Ip以上となる抵抗値のうち最小のものが選択されコンデンサC−接続セルBn間に介在されるため、許容電流Ipを越えた充放電電流が流れることがない抵抗値のうち最も大きな充放電電流が流れるような抵抗値を選択することができ、より短時間に均等化することができる。
なお、上述した第2実施形態では、抵抗演算処理にて接続セルBnを予め定めた許容電流Ipで充放電させる抵抗値|Vn−Vc|/Ipを演算し、抵抗抽出処理にて複数種類の抵抗値のうち抵抗演算処理により演算した抵抗値Vn/Ip以上の抵抗値を抽出し、抵抗抽出処理により抽出した抵抗値のうち最小のものを選択していた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば、接続セルBnの両端電圧Vnが0.5V未満0.4V以上のときは抵抗値RL1、0.4V未満0.3V以上のときは抵抗値RL2…のように、接続セルBnの両端電圧Vnと電流制限抵抗RL1〜RLnの抵抗値との対応関係を示すテーブルを例えばROM73などの記憶手段に予め記憶させておき、この対応関係を示すテーブルに従って電流制限抵抗RL1〜RLnの抵抗値を選択するようにしてもよい。
上述した対応関係を示すテーブルとしては、接続セルBnを許容電流Ipで充放電させる抵抗値|Vn−Vc|/Ip以上となる抵抗値のうち最小のものが選択されるように、接続セルBnの両端電圧Vnと放電抵抗Rd1〜Rdnの抵抗値が対応付けられていても良いし、ただ単に接続セルBnとコンデンサCとの両端電圧差|Vn−Vc|が低いほど小さい抵抗値を選択するように対応付けたものでもよい。
また、上述した第2実施形態では、単位セルB1〜B16の1つを順次接続セルとして選択して、コンデンサCに接続していた。しかしながら、本発明はこれに限らず、コンデンサCを介して両端電圧の高い単位セルから両端電圧の低い単位セルに電荷移動できるように単位セルB1〜B16をコンデンサCに接続すればよく、例えば、単位セルB1〜B16のうち両端電圧が最大の単位セルと最小の単位セルとを交互に接続セルとして選択することを繰り返すものに適用することも考えられる。さらには、単位セルB1〜B16のうち互いに直列接続された2つ以上の単位セルBn、Bn+1…と、最小単位セルBminとを交互に選択して接続することを繰り返すものに適用することも考えられる。2つ以上の単位セルBn、Bn+1…を接続セルとして選択する場合は、接続セルを構成する単位セルBn、Bn+1…の各両端電圧Vn、Vn+1…の和(Vn+Vn+1…)に応じた抵抗値の電流制限抵抗を選択する。
また、上述した第2実施形態では、互いに異なる抵抗値の複数の電流制限抵抗RL1〜RLnを設け、このn個の電流制限抵抗の一つを選択して接続セルBnに接続していた。しかしながら、本発明はこれに限らず、電流制限抵抗としては、接続セルBn−コンデンサC間に複数種類の抵抗値が選択的に介在できるように、その抵抗値が複数種類設けられていればよく、例えば、抵抗値が同じ電流制限抵抗を並列に例えばn個設け、介在させる電流制限抵抗の数を選択することにより、複数種類の抵抗値が選択的に接続できるようになっていてもよい。また、互いに異なる抵抗値の電流制限抵抗Rd1〜Rdnの何れか2つ以上組み合わせた抵抗値を選択対象としてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、16個の単位セルB1〜B16について説明していたが、単位セルの数はこれに限らず複数直列接続していればよい。また、上述した第1及び第2実施形態では、セル選択用スイッチ群2は、組電池Bの両端に設けたスイッチS20、S216と、単位セルB1〜B16間に1つづつ設けられたスイッチS21〜S215との16個のスイッチから構成されていた。しかしながら、本発明としてはこれに限らず、例えば、各単位セルB1〜B16の両端に1対づつ設けた、合計32個のスイッチからセル選択用スイッチ群2を構成することも考えられる。この場合、極性反転用スイッチ群3は不要となる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1実施形態における本発明の組電池の充電状態調整装置1を示す回路図である。 図1の充電状態調整装置1を構成するCPU72の充電状態調整処理手順を示すフローチャートである。 図1の充電状態調整装置1を構成するCPU72の均等化処理手順を示すフローチャートである。 図1の充電状態調整装置1を構成するCPU72の抵抗選択処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における本発明の組電池の充電状態調整装置1を示す回路図である。 図5の充電状態調整装置1を構成するCPU72の充電状態調整処理手順を示すフローチャートである。 図5の充電状態調整装置1を構成するCPU72の均等化処理手順を示すフローチャートである。 図5の充電状態調整装置1を構成するCPU72の抵抗選択処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 充電状態調整装置
2 セル選択用スイッチ群(均等化手段)
3 極性反転用スイッチ(均等化手段)
5 放電抵抗選択用スイッチ(均等化手段)
72 CPU(セル選択手段、均等化手段、抵抗選択手段)
B メインバッテリ(組電池)
B1〜B16 単位セル

Claims (4)

  1. 組電池を構成し直列接続された複数の単位セルを放電するための放電抵抗と、前記複数の単位セルの1つ以上を接続セルとして選択するセル選択手段を有し、該選択手段が選択した接続セルと前記放電抵抗とを接続して前記接続セルの蓄積電荷を放電することにより前記各単位セルの両端電圧を均等化する均等化手段とを備えた組電池の充電状態調整装置において、
    前記放電抵抗の抵抗値が複数種類設けられ、
    前記均等化手段が、前記複数種類の抵抗値のうち前記接続セルの両端電圧に応じた1つを選択する抵抗選択手段を有し、該抵抗選択手段が選択した抵抗値の放電抵抗と前記接続セルとを接続することを特徴とする組電池の充電状態調整装置。
  2. 前記抵抗選択手段は、前記接続セルを予め定めた許容電流で放電させる抵抗値以上となる前記抵抗値のうち最小のものを選択することを特徴とする請求項1記載の組電池の充電状態調整装置。
  3. 組電池を構成し直列接続された複数の単位セルの蓄積電荷が移動されるキャパシタと、前記複数の単位セルの1つ以上を接続セルとして選択する選択手段を有し、該選択手段により選択された前記接続セルと前記キャパシタとを接続して前記キャパシタを介して前記単位セル間で蓄積電荷を移動させることにより前記各単位セルの両端を均等化する均等化手段と、前記接続セルに流れる充放電電流を制限するための電流制限抵抗とを備えた組電池の充電状態調整装置において、
    前記電流制限抵抗の抵抗値が複数種類設けられ、
    前記均等化手段が、前記複数種類の抵抗値のうち前記キャパシタと前記接続セルとの両端電圧差に応じた1つを選択する抵抗選択手段を有し、該抵抗選択手段が選択した抵抗値の電流制限抵抗を介して前記接続セルと前記キャパシタとを接続することを特徴とする組電池の充電状態調整装置。
  4. 前記抵抗選択手段が、前記接続セルと前記キャパシタとを接続したとき前記接続セルを予め定めた許容電流で充放電させる抵抗値以上となる前記抵抗値のうち最小のものを選択することを特徴とする請求項3記載の組電池の充電状態調整装置。
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