JP4193743B2 - 編集装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、編集装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、複数の中継カメラによりそれぞれ撮影された映像を編集する際に用いて好適な編集装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
従来、中継カメラにより撮影された映像を編集するビデオ編集装置においては、予め収録済みのビデオテープを装填した複数台の再生用VTR(Video Tape Recorder)を制御し、当該複数台の再生用VTRを再生して得た複数種類の再生映像をビデオスイッチャにより切り換えたり、もしくは再生映像を重ね合わせたりすることにより生成した編集映像を記録用VTRによって記録する(例えば、特許文献1参照)。
またビデオスイッチャは、編集用途だけではなく、コンサートやスポーツの試合を生中継放送したり、もしくは収録する場合に、複数の中継カメラからの入力映像を任意に切り換えたり、もしくは重ね合わせる用途にも使用され、その出力映像をそのまま生中継放送したり、ビデオテープに収録する。
このときスイッチャを操作している作業者もしくは編集操作の作業者や関係者は、後に行う編集作業を容易にすべく、中継カメラを切り換えてどの場面を実際に使用したかを示すメモ書きを作成したり、切り換え出力映像を収録したビデオテープから検索して切り換え場面をみつけたりする作業が、一般的に行われていた。
特開2000-149410号公報
ところでかかる構成のビデオ編集装置においては、作業者が編集作業を行う際、例えば生中継放送が終了した直後に、作業者が複数の中継カメラによって収録された収録済みビデオテープを集め、複数台の再生用VTRによって再生した収録済みの再生映像を実際にモニタしながら、メモ書きや切り換え出力映像を収録したビデオテープを調べて切り換え場面を探して、各収録済みビデオテープのハイライトシーンとハイライトシーンとを繋ぎ合わせるための編集点を頭出しする等の必要があった。このことは、当該作業者に対して多大な時間と煩雑な手間を強いていた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、容易に編集点を頭出しできるようにすることを目的とする。また、容易に編集点を頭出しできるようにすることにより、編集点付近における編集も、容易に行えるようにすることを目的とする。さらに、容易に編集点を頭出しできるようにするための処理は、ユーザの手を煩わすことなく行えるようにすることを目的とする。
本発明の編集装置は、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成する生成手段と、生成手段により生成されたメタデータを解析し、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、選択されていた映像が複数特定された場合、複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う編集手段とを備える。
複数のカメラとは、例えば、テレビジョン放送の映像を撮影する中継カメラである。中継カメラからの映像は、例えば、スイッチャと称される機械に供給され、そのスイッチャにより、複数の映像から1つの映像が選択的に抽出される。そのスイッチャから、カメラを特定するための情報が出力される。
前記取得手段により取得される情報は、On-Air Tallyであるようにすることができる。
前記編集手段は、複数のカメラにより撮影された複数の映像からタイムラインシークエンスを作成するとともに、タイムラインシークエンス上で複数のカメラにより撮影された複数の映像を並び替えることによって編集するようにすることができる。
本発明の編集方法は、複数の映像を編集する編集装置の編集方法において、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、メタデータを解析し、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、選択されていた映像が複数特定された場合、複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う。
本発明のプログラムは、複数の映像を編集する編集装置に、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、メタデータを解析し、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、選択されていた映像が複数特定された場合、複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行うステップを含むコンピュータが読み取り可能なプログラム。
本発明の記録媒体は、複数の映像を編集する場合において、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択されていた映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、メタデータを解析し、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、選択されていた映像が複数特定された場合、複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行うステップを含む処理を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録している。
本発明の編集装置および方法、並びに記録媒体においては、複数の映像を1つの映像に編集する際に、編集後の映像として選択された映像に切り換えられたタイミングを示す情報が生成され、その生成された情報に基づいて、さらに細かい編集が行われる。
本発明によれば、異なるカメラで撮影された映像を切り換えた編集点を、ユーザの手を煩わすことなく、容易に記録することが可能となる。
本発明によれば、記録された編集点を用いて、容易に編集作業を行うことが可能となる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明の編集装置(例えば、図1に示した編集部16)は、複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を取得する取得手段(例えば、図8のステップS31の処理を実行する図5のメタデータ生成部131)と、取得手段により取得された情報を基に、複数のカメラにより撮影された複数の映像の切り換えタイミングを示すメタデータを生成する生成手段(例えば、図8のステップS32の処理を実行する図5のメタデータ生成部131)と、生成手段により生成されたメタデータを用いて、複数のカメラにより撮影された映像を編集する編集手段(例えば、図5のメタデータ解析部132と編集処理部133)とを備えることを特徴とする。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[全体構造]
図1は、本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。図1に示したシステムは、複数のカメラにより撮影された映像を編集する際に用いられる。なお、各部の詳細な構成は、図2乃至図5を参照して説明し、また、各部において授受されるデータなどの説明は、図2乃至図5を参照しながら説明する。
撮影部11は、複数のカメラから構成される。ここでは、テレビジョン放送を考慮し、撮影部11を構成する複数のカメラは、放送用のカメラであるとする。撮影部11により撮影された映像は、記録部12に供給される。記録部12は、撮影部11を構成するカメラの数に対応する台数のVTR(Video Tape Recorder)から構成されている。
撮影部11により撮影された映像は、スイッチャ13にも供給される。スイッチャ13は、撮影部11から供給される複数のカメラにより撮影された映像を切り換え、1つの映像を放送用の映像として出力する。俗に生放送などと称される放送形態の場合、この切り換えられた結果出力される1つの映像が、放送電波にのって放送されることがある。また、生放送であるか否かにかかわらず、この切り換えられた結果出力される1つの映像は、必要に応じて編集部16により編集される。
スイッチャ13からは、切り換えられた結果出力される1つの映像は、記録部12にも供給され、記録される。また、スイッチャ13からは、スイッチされたタイミングを示す情報が、I/F(インタフェース)部14に供給される。また、I/F部14には、時刻情報生成部15により生成される時刻情報も入力される。
I/F部14に入力された情報は、編集部16に供給される。I/F部14は、ここでは、編集部16などと別体として図示したが、スイッチャ13または編集部16に含まれる構成とすることも可能である。
編集部16は、撮影部11を構成する複数のカメラによりそれぞれ撮影された映像が供給され、それらの映像を必要に応じて編集することにより、1つの映像を作り上げる。撮影部11からの映像は、記録部12を構成する複数のVTRにより記録される。その映像が記録されているビデオテープが物理的に編集部16側に配送され、その配送されたビデオテープが、編集部16側に設けられているVTRにより再生されることにより、編集部16側に撮影部11からの映像が供給される。
または、撮影部11(もしくは記録部12でも良い)と、編集部16が無線や有線で、データの授受が直接的に行えるように接続され、その接続を介して撮影部11からの映像が編集部16に供給されるようにしても良い。なお、スイッチャ13と編集部16(I/F部14も含め)を一体型に構成することも可能である。
[撮影部、記録部、スイッチャの構成]
図2を参照し、撮影部11、記録部12、およびスイッチャ13の構成について説明する。撮影部11は、中継カメラ31乃至34から構成されている。ここでは、4台の中継カメラにより撮影部11が構成されているとして説明を続ける。撮影部11が4台の中継カメラ31乃至34から構成されているため、それぞれの中継カメラからの映像を記録するための記録部12も、4台のVTR41乃至44から構成される。
また、記録部12には、スイッチャ13から出力される映像を記録するためのVTR45も含まれる。
撮影部11を構成する中継カメラ31乃至34からそれぞれ撮影された映像は、記録部12のVTR41乃至44に供給されると共に、スイッチャ13の入出力部51にも供給される。入出力部51は、例えば、入力された複数の映像から1つの映像を選択し(スイッチングし)、その選択された映像のみを外部に出力する機能を有する。そのスイッチングは、スイッチャ制御部52の指示に基づいて行われる。
スイッチャ制御部52への指示は、スイッチャ13の各部を制御する制御部53により出される。制御部53は、操作部54からの指示に基づき、各部を制御する。操作部54は、ユーザが、どの中継カメラからの映像を選択するかなどの指示を、スイッチャ13に対して与える部分である。
スイッチャ制御部52によりスイッチングの指示が出されると、その指示は、スイッチング情報生成部55にも供給される。スイッチング情報生成部55は、どの中継カメラからの映像がVTR45に出力されたかを示す情報(以下、適宜、スイッチング情報と記述する)を、I/F部14(図1)に出力する。
なお、図2には図示していないが、入出力部51から出力された映像は、必要に応じ(例えば、生中継の場合など)、放送電波にのせられて放送される。また、記録部12(VTR45を含む)やスイッチャ13には、時刻情報生成部15(図1)からの情報も供給される。
[I/F部の構成]
図3に、I/F部14の内部構成例を示す。スイッチング情報生成部55から出力されたスイッチング情報は、I/F部14の入力部71に入力される。スイッチング情報の詳細は後述するが、スイッチング情報としては、中継カメラ31乃至34からの映像がスイッチングされた結果、出力されているか否か(VTR45に供給されているか否か)を表す情報である。そして、スイッチング情報は、各中継カメラ31乃至34毎に生成されるため、入力部71には、各中継カメラ31乃至34毎の4つのスイッチング情報が入力される。
スイッチング情報としては、オンエアータリー(ON AIR TALLY)などと称される情報を用いることができる。
I/F部14の入力部72には、時刻情報生成部15からの時刻情報が入力される。時刻情報としては、映像が撮影されているときの実際の日時でも良いし、撮影が開始された時点を0とし、その後の経過時間を表すものでも良い。また、時刻情報としては。LTC(Longitudinal Time Code)などと称される情報を用いるようにしても良い。
入力部71および入力部72に入力された情報は、出力部73を介して、外部の装置、ここでは、編集部16に出力される。
[編集部の構成]
編集部16は、例えば、パーソナルコンピュータを用いることができる。編集部16としてパーソナルコンピュータを用いるようにした場合の編集部16の内部構成例を、図4に示す。
編集部16のCPU(Central Processing Unit)91は、ROM(Read Only Memory)92に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)93には、CPU91が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。入出力インタフェース95は、キーボードやマウスから構成される入力部96が接続され、入力部96に入力された信号をCPU91に出力する。また、入出力インタフェース95には、ディスプレイやスピーカなどから構成される出力部97も接続されている。
さらに、入出力インタフェース95には、ハードディスクなどから構成される記憶部98、および、インターネットなどのネットワークを介して他の装置とデータの授受を行う通信部99も接続されている。ドライブ100は、磁気ディスク111、光ディスク112、光磁気ディスク113、半導体メモリ114などの記録媒体からデータを読み出したり、データを書き込んだりするときに用いられる。
図5は、図4に示したような構成を有する編集部16において実現される機能を示すブロック図である。メタデータ生成部131は、I/F部14から供給されるスイッチング情報や時刻情報を用いてメタデータを生成する。このメタデータの詳細については後述するが、編集点を表すデータであり、編集の際に用いることができるデータである。
メタデータ解析部132は、メタデータ生成部131により生成されたメタデータを、必要に応じて解析する部分であり、その解析結果は、編集処理部133に供給される。編集処理部133は、ユーザの指示により供給される映像に対して編集(例えば、所定のシーンを継ぎ足したり、あるいはカットしたりする処理)を行う。編集処理部133に供給される映像は、入力制御部134により入力が制御されたものである。
入力制御部134は、複数のVTRからの映像のうち、ユーザにより指示された映像を編集処理部133に供給するように構成されている。ここでは、入力制御部134には、中継カメラ31により撮影され、VTR41により記録された映像を供給するVTR151、中継カメラ32により撮影され、VTR42により記録された映像を供給するVTR152、中継カメラ33により撮影され、VTR43により記録された映像を供給するVTR153、中継カメラ34により撮影され、VTR44により記録された映像を供給するVTR154、および、スイッチャ13から出力され、VTR45により記録された映像を供給するVTR155が接続されている。
これらのVTR151乃至155から供給される映像のうちの1つの映像を、入力制御部134は編集処理部133に供給する。編集処理部133により編集された映像は、VTR156に出力され、記録される。
[スイッチャの処理]
次に、図2に示したスイッチャ13の処理について図6のフローチャートを参照して説明する。前提として、撮影部11を構成する中継カメラ31乃至34により、映像が撮影されている状態であるとする。
ステップS11において、制御部53は、スイッチングの指示があったか否かを判断する。スイッチング13の操作者(ユーザ)は、中継カメラ31乃至34でそれぞれ撮影されている映像を、モニタ(不図示)で確認している。そのような状態で、ユーザは、実際に放送したい映像を撮影している中継カメラを選択する(実際に放送したい映像に切り換える(スイッチングする))。
そのような選択は、操作部54が操作されることにより、制御部53に指示される。制御部53は、そのような指示があったか否かを、ステップS11において判断する。ステップS11において、制御部53が、スイッチングの指示があったと判断すると、ステップS12に処理が進められる。ステップS12において、スイッチング先として指示された中継カメラにスイッチングされるための処理が実行される。
制御部53は、スイッチャ制御部52にスイッチング先として指示された中継カメラを特定するための情報を出力する。その情報に基づき、スイッチャ制御部52は、スイッチング先として指示された中継カメラからの映像が出力されるように、入出力部51を制御する。
入出力部51は、例えば、中継カメラ31乃至34それぞれからの映像を入力する複数の入力端子(不図示)と、外部出力用の端子(不図示)(この場合、VTR45が接続される端子)とを、物理的に接続するスイッチから構成されており、それらのスイッチの1つが閉じられることにより、1つの中継カメラからの映像のみが出力されるように構成されている。このようにスイッチで構成されている場合、どのスイッチを閉じるかが指示される。
スイッチャ制御部52からの指示は、スイッチング情報生成部55にも供給される。スイッチング情報生成部55は、ステップS13において、スイッチング情報を生成し、I/F部14(図3)に供給する。
このような処理がスイッチャ13により行われることにより出力される映像とスイッチング情報について説明する。
[映像およびスイッチング情報について]
図7は、スイッチャ13から出力される(この場合、VTR45に供給される)映像と、スイッチング情報生成部55により出力される(この場合、I/F部14に供給される)スイッチング情報について説明するための図である。
図7のA段に、VTR45に供給される映像の構成を示している。すなわち、時刻t1から時刻t2までは、中継カメラ31により撮影されている映像が出力され、時刻t2から時刻t3までは、中継カメラ32により撮影されている映像が出力され、時刻t3から時刻t4までは、再度中継カメラ31により撮影されている映像が出力されることを示し、そのようにして出力された映像が、VTR45により記録されることを示している。
図7のB乃至E段に、スイッチング生成部55により生成され出力されるスイッチング情報を示す。図7のB乃至E段に示すように、スイッチング情報は、この場合、中継カメラ31乃至34毎に、それぞれの中継カメラの映像が出力されているか否か(選択されているか否か)を示す情報とされる。
図7のB段乃至E段において、“ON”という記載は、その中継カメラが選択されている状態(映像がVTR45に出力されている状態)であることを意味し、“OFF”という記載は、その中継カメラが選択されていない状態(映像がVTR45に出力されていない状態)であることを意味する。
図7のB段を参照するに、中継カメラ31に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t2まで、“ON”という状態であることを示す情報、時刻t2から時刻t3までは、“OFF”という状態であることを示す情報、時刻t3から時刻t4までは、“ON”という状態であるということを示す情報から構成されている。
図7のC段を参照するに、中継カメラ32に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t2まで、“OFF”という状態であることを示す情報、時刻t2から時刻t3までは、“ON”という状態であることを示す情報、時刻t3から時刻t4までは、“OFF”という状態であるということを示す情報から構成されている。
図7のD段を参照するに、中継カメラ33に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t4まで、“OFF”という状態であることを示す情報である。同様に、図7のE段を参照するに、中継カメラ34に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t4まで、“OFF”という状態であることを示す情報である。
図7のA段に示したような映像が構成される場合、図7のB乃至E段に示したようなスイッチング情報が出力される。
スイッチング情報は、I/F部14を介して、編集部16に供給される。編集部16には、I/F部14を介して、時刻情報生成部15により生成された時刻情報も供給される。ここで時刻情報生成部15により生成される時刻情報は、例えば、図7において、時刻t1や時刻t2といった、スイッチングが行われた時刻を特定するための情報である。
[メタデータの生成について]
次に、スイッチング情報と時刻情報が供給される編集部16の処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。まず、編集部16のメタデータ生成部131(図5)により生成されるメタデータについて説明する。
ステップS31において、メタデータ生成部131は、スイッチング情報と時刻情報を取得する。この取得は、I/F部14から直接的に供給されることにより行われる。直接的にとは、I/F部14と編集部16が、例えば、所定のケーブルで接続され、そのケーブルを介して情報の授受を行うこと、または、無線により情報の授受を行うことを意味する。
または、I/F部14に、パーソナルコンピュータ(不図示)が接続され、そのパーソナルコンピュータにより、I/F部14からのスイッチング情報と時刻情報が所定の記録媒体(例えばフレキシブルディスク)に記録され、記録された後の時点で、編集部16にその記録媒体がセットされ、その記録媒体から読み出されることにより取得される場合もある。
ステップS31において、スイッチング情報と時刻情報が取得されると、ステップS32において、それらのデータからメタデータが生成される。図9に生成されるメタデータの一例を示す。
メタデータには、時刻情報、中継カメラ情報、および、ON/OFF情報が、少なくとも関連付けられて書き込まれている。図9に示したメタデータは、図7に示した状況のときに作成されるメタデータを示している。時刻情報として“時刻t1”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t1と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ31”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“ON”である。
時刻情報として“時刻t2”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t2と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ31”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“OFF”である。また、時刻情報としての“時刻t2”には、中継カメラ情報として、“中継カメラ32”であり、ON/OFF情報として“ON”という情報も関連付けられている。
時刻t2では、図7に示すように、中継カメラ31の映像から中継カメラ32の映像に切り換えられたときである。すなわち、時刻t2は、中継カメラ31は、“ON”の状態から“OFF”の状態に切り換えられ、中継カメラ32は、“ON”の状態から“OFF”の状態に切り換えられときである。
このようにメタデータには、“ON”の状態から“OFF”の状態に、または、“OFF”の状態から“ON”の状態に状態が切り換えられた中継カメラの情報が書き込まれている。換言すれば、メタデータには、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時間が記載されている。
メタデータを構成するデータのうち、時刻情報は、時刻情報生成部15(図1)が生成した時刻情報が用いられて生成され、中継カメラ情報とON/OFF情報は、スイッチング情報生成部55により生成されたスイッチング情報が用いられて生成される。
図9に示したメタデータは、図7に示したような状態のときに生成される。ここで、他のメタデータの例を示す。図10に示したような状態のときに生成されるメタデータを、図11に示す。
まず、図10に示した状況について説明する。図10のA段に示したのは、図7のA段に示したのと同様に、VTR45に供給される映像の構成を示している。同じく図10のB段とC段は、それぞれ、図7のB段とC段に示したのと同様に、スイッチング情報生成部55により生成され出力されるスイッチング情報を示す。ただし、図10においては、中継カメラ31と中継カメラ32に関するスイッチング情報のみを図示してある。
図10のA段を参照するに、時刻t1から時刻t2までは、中継カメラ31により撮影されている映像が出力され、時刻t2から時刻t3までは、“Wipe”という特殊な映像が出力され、時刻t3から時刻t4までは、中継カメラ32により撮影されている映像が出力されることを示し、そのようにして出力された映像が、VTR45により記録される。
ここで、“Wipe”という特殊な映像について説明を加える。“Wipe”とは、前の画像を拭い去るようにして次の画像へ切り換えるための映像効果である。その種類には、例えば、「Standard Wipe」、「Enhanced Wipe」、「Rotary Wipe」、「Mosaic Wipe」、「Random Wipe」、「Diamond Dust Wipe」等の種類がある。ここでは、“Wipe”を例に挙げて説明するが、特殊な映像としては、他に、画像を混合させながら前の画像から次の画像に切り換えるためのミックス(Mix)などもある。
このような特殊な映像が挟まれる場合、図10のB段を参照するに、中継カメラ31に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t3まで(Wipeの終了時刻まで)“ON”の状態であり、時刻t3以降は“OFF”の状態であるという情報である。図10のC段を参照するに、中継カメラ32に関するスイッチング情報は、時刻t1から時刻t2まで(Wipeの開始時刻まで)“OFF”の状態であり、時刻t2以降は“ON”の状態であるという情報である。
このように、“Wipe”という特殊な映像が挟まれる場合に生成されるメタデータは、図11に示すようになる。時刻情報として“時刻t1”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t1と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ31”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“ON”である。時刻情報として“時刻t2”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t2と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ32”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“ON”である。
さらに、時刻情報として“時刻t3”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t3と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ31”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“OFF”であり、時刻情報として“時刻t4”が書き込まれている欄を参照するに、時刻t4と関連付けられている中継カメラ情報は、“中継カメラ32”であり、ON/OFF情報として関連付けられている情報は、“OFF”である。
このようなメタデータを参照することにより、図10に示したような状態、すなわち、時刻t2から時刻t3までは、中継カメラ31と中継カメラ32が共に“ON”の状態であり、そのような状態のときには特殊な映像(この場合、“Wipe”という映像)が挟まれているということが復元できる。
図9または図11に示したメタデータは、一例であり、限定を示すものではない。すなわち、図示していない情報も、メタデータ内に記載されるようにしても良い。また、メタデータ自体は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)などが用いられて記載される。
[メタデータを用いた編集]
次に、編集部16(図5)における編集処理について説明する。編集部16は、メタデータ生成部131により上述したような処理が行われることにより、メタデータを生成する。そのメタデータは、メタデータ解析部132により解析され、その結果を編集処理部133が用いることにより、編集が行われる。
まず、VTR45に記録された映像(スイッチングされた結果としての映像)に対し、編集点(スイッチングされた時点)を付けるという編集について説明する。図12のA段に示したように、VTR45に記録された映像(ここでは、プログラムAと記述する)には、図7のA段に示したような、どの中継カメラにより撮影された情報であるのか、また、どの時点で、映像が切り換えられたのかといったような情報は付随していない。
このようなプログラムAに対し、中継カメラが切り換えられた時点を示す情報(スイッチング情報)を、図12のB段に示したようにマークを付ける場合、図13に示したようなフローチャートの処理が実行される。まず、ステップS51において、プログラムAの取得の処理が実行される。
プログラムAは、VTR45(図2)により記録され、編集部16に接続されている、例えばVTR155(図5)により再生される。編集処理部133は、入力制御部134を制御し、VTR5からの映像(すなわち、プログラムA)を取得する。
ステップS52において、メタデータ解析部132は、メタデータを解析する。このメタデータは、メタデータ生成部131により生成されたものであるが、リアルタイムに生成されたものが用いられるようにしても良いし、この処理が実行される前の時点で生成され、所定の記録媒体に記録されたものが用いられるようにしても良い。メタデータ解析部132により解析された解析結果は、編集処理部133に供給される。
編集処理部133は、ステップS53において、時刻情報が一致するか否かを判断する。一致するか否かの判断対象となる時刻情報は、メタデータに記載されている時刻情報と、プログラムAに記録されている時刻情報である。プログラムAにも、時刻情報生成部15(図1)から供給される時刻情報が記録されている。時刻情報が一致するということは、中継カメラが切り換えられたタイミングであることを示している。
ステップS53において、編集処理部133が、メタデータに記載されている時刻情報と、プログラムAの時刻情報が一致すると判断した場合、ステップS54において、そのプログラムAにマークを付随させる。例えば、図9に示したようなメタデータが解析された場合、時刻t2のところで、マークt2というマークが、プログラムAに付随される(図12のB段参照)。
このように、マークが付けられていないプログラムAに対して、中継カメラが切り換えられた時点を示すマークを付けることが、メタデータを生成し、解析することにより可能となる。このようなマークを参照することにより、映像の切り換えられた正確な時点を編集者は認識することが可能となる。
また、マークを付けることにより、マークからマークへのジャンプ(例えば、マークt2からマークt3へのジャンプ)が可能となるため、映像の切り換え点(編集点)における編集を素早く行うことが可能となる。そのような編集点における編集について、図14を参照して説明する。
[編集点における編集]
図14のA段は、編集点を表すマークが付けられたプログラムAを示す。なお、このマークは、図9に示したようなメタデータ(図7に示したような状態において生成されたメタデータ)に基づき編集された結果付けられたものである。
図14のB段は、図14のA段に示したようなマークが付けられたプログラムAにおける中継カメラ31と中継カメラ32においてそれぞれ撮影された映像(以下、適宜、中継カメラ31で撮影された映像をクリップ31と記述し、中継カメラ32で撮影された映像をクリップ32と記述する)を示す。
マークt2が付けられた時点は、中継カメラ31のスイッチング情報が“OFF”とされた時点であり、中継カメラ32のスイッチング情報が“ON”とされた時点である。マークt2までの区間は、クリップ31が用いられ、マークt2からマークt3までの区間は、クリップ32が用いられることによりプログラムAが作成されたことを示している。
このような状態から、図14のC段に示すように、マークt2を、そのマークt2より前の時点であるマークt2’の時点まで移動させることを考える。このような場合、クリップ31の利用区間を短くし、クリップ32の利用区間を長くするといった編集が実行される。図14のC段においては、長くなる区間を斜線で示している。
図14のB段に示したような状態から、図14のD段に示すように、マークt2を、そのマークT2より後の時点であるマークt2”の時点まで移動させることを考える。このような場合、クリップ31の利用区間を長くし、クリップ32の利用区間を短くするといったような編集が実行される。図14のD段においては、長くなる区間を斜線で示している。
このような処理を行う場合、従来では、プログラムAを再生し、その映像を見ながら、かつ、タイムキーパーがメモしておいた時刻情報を参照しながら、映像の切り換え点を探し出していた。しかしながら、本実施の形態においては、メタデータを作成し、そのメタデータを用いて、プログラムAにマークを付けることが可能となるので、そのマークを探し出すだけで、容易に映像の切り換え点を探し出すことができる。マークを探し出す処理は、編集部16側で容易に行うことが可能であるため、結果としてユーザは、映像の切り換え点を容易に探し出すことができ、その切り換え点における細かな編集を行うことが可能となる。
ここまでの説明は、プログラムAに対してマークを付けるとして説明した。よって、図15に示すように、プログラムAに対して付けられていたマークt2を、プログラムAに対して付けるマークt2’に付け直したことになる。プログラムAに付けられたマークt2’は、プログラムA上にあるため、そのマークt2’の前の画像はクリップ31の画像であり、後の画像もクリップ31の画像である。図14のC段を参照するに、マークt2’の前の時点での画像は、クリップ31の画像でよいが、後の時点での画像は、クリップ32の画像でなくてはならない。
よって、プログラムAに対してマークを付け直すといった処理を実行する場合、例えば、図14のC段に示したような編集を実行するような場合、斜線を付けた区間の映像をプログラムAから削除し、斜線を付けた区間の映像をクリップ32から抽出し、プログラムAに張り直すといったような処理を行う必要がある。もちろん、そのような処理を行う場合であっても、プログラムAにマークが付いていることにより、編集箇所を特定しやすくなり、容易に編集を実行することができる。
ところで、上述した実施の形態においては、複数の中継カメラにより撮影された映像を組み合わせたプログラムAに対して編集を施すとして説明したが、複数の中継カメラにより撮影された映像を組み合わせるといった編集を行うことも可能である。例えば、中継カメラ31乃至34により撮影された映像を記録したテープをVTR151乃至154(図5)にそれぞれセットし、そのセットされたテープを再生することにより得られる映像をメタデータに基づき編集するといったことも可能である。
そのような場合について説明を加える。まず、メタデータを用いて、複数の映像を組み合わせることにより1つの映像を作成する場合を、図16と図17を参照して説明する。ここでは、図16に示すように、クリップ31とクリップ32を編集することにより、タイムラインシークエンス(Sequence)Aを作成する場合を例にあげて説明する。
クリップ31とクリップ32は、上述した場合と同様に、それぞれ中継カメラ31と中継カメラ32で撮影された映像を示す。また、ここでは、プログラムAと区別するために、編集することにより作成される映像をタイムラインシークエンスAと記述する。メタデータは、図9または図11に示したものであるとして以下の説明を続ける。
ステップS71(図17)において、クリップの再生が開始される。この場合、クリップ31とクリップ32が、例えば、VTR151とVTR152(図5)により再生される。ステップS72において、メタデータが解析される。ここまでの処理は、基本的に、図13のステップS51とステップS52の処理と同様である。
ステップS73において、映像の特定が行われる。そして、ステップS74において、特定された映像が、クリップとして再生されているか否かが判断される。例えば、図9に示したようなメタデータが解析された場合、時刻t1から時刻t2までの区間の映像は、中継カメラ31からの映像であると特定されるため、クリップ31が存在すると判断される。
このような場合、ステップS75に処理が進められ、クリップから映像の抽出が行われる。この例の場合、時刻t1から時刻t2までの区間に対応する映像が、クリップ31から抽出され、タイムラインシークエンスAを構成する映像として、対応する区間に貼り付けられる。
一方、例えば、図11に示したようなメタデータが解析された場合、時刻t2から時刻t3までの区間は、中継カメラ31と中継カメラ32が共に“ON”の状態であるため、その区間の映像は、中継カメラ31からの映像であるか、中継カメラ32からの映像であるか特定することができない。よって、このような場合、クリップは存在しないと判断される。
このような場合、ステップS76に処理が進められ、ブラック(BLACK)が、対応する区間に貼り付けられる。このブラックが貼り付けられる区間は、特殊な映像(上述した説明においては“Wipe”)が貼り付けられる区間として設定されていることを示す。
このような処理が繰り返されることによりタイムラインシークエンスAが作成される。
このようにして作成されるタイムラインシークエンスAには、図18に示すように、マークt2やマークt3を付けることが可能であり、他の編集を行うためにも付けておくことが好ましい。例えば、マークt2をずらすという編集を行う場合を考える。例えば、図14のC段に示すように、マークt2を、そのマークt2より前の時点のマークt2’まで移動させることを考える。
まず、編集前のタイムラインシークエンスAは、マークt2の時点の前の時点の画像は、クリップ31を参照しているものであり、後の時点の画像は、クリップ32を参照しているものである。このような状態からマークt2をマークt2’の時点に移動させた場合であっても、マークt2’の前の時点の画像は、クリップ31を参照しているものであり、後の時点の画像は、クリップ32を参照しているものである。
このように、タイムラインシークエンスAは、クリップ31とクリップ32を参照することにより構成されているため、マークの位置をずらしても、プログラムAに付けられたマークをずらしたときのような処理を行わなくても良い。よって、このような編集も容易に行うことが可能となる。
このように、本発明を適用すれば、撮影された中継カメラの情報や切り換えられたタイミングを示す情報などから構成されるメタデータを生成することが可能となる。また、その生成されたメタデータを用いることにより、複数の中継カメラにより撮影される映像から構成される1つの映像に対し、映像が切り換えられたタイミングを示すマークを付けることが可能となる。そのようなマークは、容易に付けることができ、ユーザ側から観れば自動的に付けることが可能となる。
勿論、ユーザ側から観て自動的にマークが付けられるようにしても使い勝手が良いことは確かであるが、ユーザにより手動でマークが付けられるようにしても、そのマークを付ける場所を容易に探し出すことができるという利点があることは言うまでもない。
さらに、マークが付けられることにより、映像の切り換え点における編集を容易に行うことが可能となる。
実施例1においては、編集部16(図1)でメタデータを生成するとして説明した。実施例2とし、メタデータをスイッチャ13で生成するようにしても良い。図19は、スイッチャ13側でメタデータを生成するようにしたときのスイッチャ201(図2に示したスイッチャ13と区別するために、スイッチャ201とする)の構成例を示す。
図19に示したスイッチャ201と、図2に示したスイッチャ13を比較するに、スイッチャ201は、スイッチャ13にメタデータ生成部211を加えた構成とされ、他の部分は、スイッチャ13と同様である。図19には図示していないが、メタデータ生成部211には、時刻情報生成部15により生成される時刻情報も供給される。
メタデータ生成部211は、図5に示したメタデータ生成部131と同様に、スイッチング情報と時刻情報からメタデータを生成する。よって、メタデータの生成の仕方、メタデータを用いた編集などの処理は、実施例1と同様に行うことが可能であり、その説明は既にしたので、ここでは省略する。
メタデータをスイッチャ201側で作成するため、編集部16側でメタデータを生成する必要がない。よって、図示はしないが、編集部16の構成は、図5に示した編集部16の構成から、メタデータ生成部131を削除した構成とされる。スイッチャ201により生成されたメタデータは、例えば、所定の記録媒体に記録された状態で、編集部16に供給される。
実施例2のように、スイッチャ201側でメタデータを生成するようにしても、実施例1の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施の形態においては、VTRを例に挙げて説明したが、VTR以外の装置を利用することも勿論可能である。例えば、光ディスク、HDD、半導体メモリなどを記録媒体とする装置を用いることも可能である。
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、それぞれの機能を有するハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
記録媒体は、図4に示すように、パーソナルコンピュータなどととは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク111(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク112(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク113(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、若しくは半導体メモリ114などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROM92や記憶部98が含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。 スイッチャの構成例を示す図である。 I/F部の構成例を示す図である。 編集部の構成例を示す図である。 編集部の機能を示す図である。 スイッチャの処理について説明するフローチャートである。 スイッチング情報について説明する図である。 メタデータの生成について説明するための図である。 メタデータの構成を示す図である。 スイッチング情報について説明する図である。 メタデータの構成を示す図である。 マークについて説明するための図である。 マーク付けの処理を説明するフローチャートである。 編集について説明するための図である。 編集について説明するための図である。 シークエンスの生成について説明するための図である。 シークエンスの生成について説明するためのフローチャートである。 マークについて説明するための図である。 スイッチャの他の構成例を示す図である。
符号の説明
11 撮影部, 12 記録部, 13 スイッチャ, 14 I/F部, 15 時刻情報生成部, 16 編集部, 31乃至34 中継カメラ, 41乃至45 VTR, 51 入出力部, 52 スイッチャ制御部, 53 制御部, 54 操作部, 55 スイッチング情報生成部, 131 メタデータ生成部, 132 メタデータ解析部, 133 編集処理部, 134 入力制御部, 151乃至156 VTR, 201 スイッチャ

Claims (6)

  1. 複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記メタデータを解析し、前記複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、前記選択されていた映像が複数特定された場合、前記複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う編集手段と
    を備える編集装置。
  2. 前記取得手段により取得される情報は、On-Air Tallyである
    請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記編集手段は、前記複数のカメラにより撮影された複数の映像からタイムラインシークエンスを作成するとともに、前記タイムラインシークエンス上で前記複数のカメラにより撮影された複数の映像を並び替えることによって編集する
    請求項1に記載の編集装置。
  4. 複数の映像を編集する編集装置の編集方法において、
    複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、
    前記メタデータを解析し、前記複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、前記選択されていた映像が複数特定された場合、前記複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う
    ステップを含む編集方法。
  5. 複数の映像を編集する編集装置に、
    複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択された映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、
    前記メタデータを解析し、前記複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、前記選択されていた映像が複数特定された場合、前記複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う
    ステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
  6. 複数の映像を編集する場合において、
    複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択された1つの映像を撮影したカメラを特定するための情報を基に、選択されていた映像を撮影していたカメラに関する情報と時刻が記載されているメタデータを生成し、
    前記メタデータを解析し、前記複数のカメラにより撮影された映像のうち、選択されていた1つの映像特定できた場合、その特定された映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、前記選択されていた映像が複数特定された場合、前記複数のカメラにより撮影された映像とは異なる特殊の映像をタイムラインシークエンスを構成する映像とし、作成されたタイムラインシークエンスに、映像の切り換えられるタイミングを示すマークを付ける編集を行う
    ステップを含む処理を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体。
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