JP4182500B2 - パワーウインド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、スイッチ操作に応じたモータの正,逆転駆動をなして、車両のウインドガラスの開,閉を行わせるパワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパワーウパワーウインド装置は、ウインドガラス開閉機構の駆動用モータと、そのモータに正転用電源の投入,引外しを行う開方向駆動用リレーおよび逆転用電源の投入,引外しを行う閉方向駆動用リレーと、開放スイッチおよび閉成スイッチの各オン、オフの操作状態に応じて、開方向駆動用リレーまたは閉方向駆動用リレーの制御を行う制御ユニットとによって構成されている。
【0003】
このように構成された従来のパワーウインド装置にあっては、車両の水没時に、開放スイッチおよび閉成スイッチの両接点間が同時にショートしてしまい、スイッチ操作してもウインドガラス開閉機構のモータの駆動を行わせることができないものになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする間題点は、従来のパワーウインド装置では、車両の水没時に、開放スイッチおよび閉成スイッチの両接点間が同時にショートして、スイッチ操作してもウインドガラス開閉機構のモータの駆動を行わせることができないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両の水没時に開方スイッチおよび閉成スイッチの両接点間が同時にショート状態になっても、スイッチ操作によるウインドガラス開閉機構のモータの駆動を可能にするべく、バイアス電圧が印加された抵抗分圧回路を用いて、開放スイッチおよび閉成スイッチがオフ操作されているあいだスイッチ信号を高電位レベルにし、開放スイッチおよび閉成スイッチがオン操作されているあいだスイッチ信号を低電位レベルにし、その各オフ状態におけるスイッチ接点間の水によるショート時のスイッチ信号を中電位レベルにするようにして接点間が水によってショートすることによって水没状態を検知するセンサを設けて、制御ユニットが各スイッチのスイッチ信号のレベル状態を読み込んで、前記センサによって水没状態が検知されていることを条件として、何れか一方のスイッチのスイッチ信号が中電位レベルで、他方のスイッチのスイッチ信号が低電位レベルにあるときに、その他方のスイッチのオン指令を受け付けるようにしている。
【0006】
【実施例】
図1はパワーウインド装置における電気系統の構成例を示しており、ここではウインドガラス開閉機構の駆動用モータMと、そのモータMが正転する極性でもって+Vcc電源の投入,引外しを行う開方向駆動用リレーRY1およびモータMが逆転する極性でもって+Vcc電源の投入,引外しを行う閉方向駆動用リレーRY2と、開放スイッチDOWN・SWおよび閉成スイッチUP・SWの各操作状態を読み込んで、開方向駆動用リレーRY1または閉方向駆動用リレーRY2の付勢、消勢の制御を適宜行う制御ユニットECUとによって構成されている。
【0007】
そして、開放スイッチDOWN・SWまたは閉成スイッチUP・SWがオン操作されたときには、制御ユニットECUの制御下において、そのオン操作がなされているあいだ、開方向の制御信号OCSまたは閉方向の制御信号CCSをそれまでのハイレベルからローレベルに切り換えることによって開方向駆動用リレーRY1または閉方向駆動用リレーRY2のリレーコイルを付勢して、モータMを正転または逆転駆動してウインドガラスの開放または閉成が行われるようになっている。
【0008】
このように構成されたものにあって、特に本発明では、開放スイッチDOWN・SWおよび閉成スイッチUP・SWの各系統に、バイアス電圧+Vccが印加された抵抗分圧回路1,2をそれぞれ設けて、開放スイッチDOWN・SWおよび閉成スイッチUP・SWの各オフ時のスイッチ信号を高電位レベルHにし、その各オン時のスイッチ信号を低電位レベルLにし、その各オフ状態におけるスイッチ接点間の水によるショート時のスイッチ信号を中電位レベルMにするようにしている。
【0009】
そして、制御ユニットECUが開放スイッチDOWN・SWおよび閉成スイッチUP・SWの各スイッチ信号のレベル状態を読み込んで、何れか一方のスイッチのスイッチ信号が中電位レベルMで、他方のスイッチのスイッチ信号が低電位レベルLにあるときに、その他方のスイッチのオン指令を受け付けるようにしている。
【0010】
また、本発明では、接点間が水によってショートすることによって水没状態を検知する水没センサSおよびそのセンサ信号を増幅する増幅器AMPを設けて、制御ユニットECUがそのセンサ信号を読み込むことによって水没状態が検知されていることを条件として、何れか一方のスイッチのスイッチ信号が中電位レベルMで、他方のスイッチのスイッチ信号が低電位レベルLにあるときに、その他方のスイッチのオン指令を受け付けるようにしている。
【0011】
抵抗分圧回路1,2、増幅器AMPおよび制御ユニットECUからなるA部分は防水処理されている。
【0012】
このように構成された本発明によるパワーウインド装置の水没時の動作について、図2に示す制御ユニットECUにおける制御フローとともに、以下説明する。
【0013】
まず、水没センサSによって水没状態が検知されているか否かをみて(ステップS1)、水没状態が検知されているときには、水没時にウインドガラスが勝手な動きをしないように開、閉両方向の各駆動の制御信号を出力するべく、開方向の制御信号OCSおよび閉方向の制御信号CCSをそれぞれローレベルに切り換えて開方向駆動用リレーRY1および閉方向駆動用リレーRY2を同時に付勢状態にする(ステップS2)。
【0014】
そして、閉成スイッチUP・SWのスイッチ信号がMレベル(水没によるショート状態)になっているか否かをみて(ステップS3)、それがMレベルであれば、次に、開放スイッチDOWN・SWのスイッチ信号ッチがLレベル(オン状態)になっているかをみる(ステップS4)。
【0015】
そのとき、開放スイッチDOWN・SWのスイッチ信号がLレベルになっていれば、それまで出力されていた閉方向の駆動の制御信号を無効とするべく、閉方向の制御信号CCSをハイレベルに切り換えて閉方向駆動用リレーRY2を消勢状態にして、開方向の駆動の制御信号のみを出力するようにする(ステップS5)。したがって、開方向の制御信号OCSがローレベルとなって開方向駆動用リレーRY1のみが付勢されて、モータMの正転駆動が行われて、ウインドガラスの開放が行われる。
【0016】
ステップS4の判定時に開放スイッチDOWN・SWのスイッチ信号がLレベルになっていなければ、所定の制御サイクルをもってステップS4の判定をくり返して行う。
【0017】
また、ステップS3の判定時に閉成スイッチUP・SWのスイッチ信号がMレベルになっていなければ、次に開放スイッチDOWN・SWのスイッチ信号がMレベルになっているか否かをみる(ステップS6)。
【0018】
そのとき、開放スイッチDOWN・SWのスイッチ信号がMレベルになっていれば、次に閉成スイッチUP・SWのスイッチ信号がLレベルになっていることを確認したうえで(ステップS7)、それまで出力されていた開方向の駆動の制御信号を無効とするべく、開方向の制御信号OCSをハイレベルに切り換えて開方向駆動用リレーRY1を消勢状態にして、閉方向の駆動の制御信号のみを出力するようにする(ステップS8)。したがって、閉方向の制御信号CCSがローレベルとなって閉方向駆動用リレーRY2のみが付勢されて、モータMの逆転駆動が行われて、ウインドガラスの閉成が行われる。
【0019】
このように、本発明によれば、車両の水没時にあっても、開放スイッチDOWN・SWまたは閉成スイッチUP・SWがオン操作に応じてウインドガラスの開放または閉成を確実に行わせることができるようになる。
【0020】
【発明の効果】
以上、本発明によるパワーウインド装置にあっては、バイアス電圧が印加された抵抗分圧回路を用いて、開放スイッチおよび閉成スイッチがオフ操作されているあいだスイッチ信号を高電位レベルにし、開放スイッチおよび閉成スイッチがオン操作されているあいだスイッチ信号を低電位レベルにし、その各オフ状態におけるスイッチ接点間の水によるショート時のスイッチ信号を中電位レベルにするようにして接点間が水によってショートすることによって水没状態を検知するセンサを設けて、制御ユニットが各スイッチのスイッチ信号のレベル状態を読み込んで、前記センサによって水没状態が検知されていることを条件として、何れか一方のスイッチのスイッチ信号が中電位レベルで、他方のスイッチのスイッチ信号が低電位レベルにあるときに、その他方のスイッチのオン指令を受け付けるようにすることにより、車両の水没時に開方スイッチおよび閉成スイッチの両接点間が同時にショート状態になっても、その開放スイッチまたは閉成スイッチのオン操作に応じてウインドガラスの開放または閉成を確実に行わせることができるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバワーウインド装置における電気系統の構成例を示す電気回路図である。
【図2】制御ユニットECUにおける水没時の制御のフローを示す図である。
【符号の説明】
M モータ
RY1 開方向駆動用リレー
RY2 閉方向駆動用リレー
DOWN・SW 開放スイッチ
UP・SW 閉成スイッチ
ECU 制御ユニット
1 抵抗分圧回路
2 抵抗分圧回路

Claims (1)

  1. ウインドガラス開閉機構の駆動用モータと、そのモータに正転用電源の投入,引外しを行う開方向駆動用リレーおよび逆転用電源の投入,引外しを行う閉方向駆動用リレーと、開放スイッチおよび閉成スイッチの各オン、オフの操作状態に応じて、開方向駆動用リレーまたは閉方向駆動用リレーの制御を行う制御ユニットとによって構成されたパワーウインド装置において、バイアス電圧が印加された抵抗分圧回路を用いて、開放スイッチおよび閉成スイッチがオフ操作されているあいだスイッチ信号を高電位レベルにし、開放スイッチおよび閉成スイッチがオン操作されているあいだスイッチ信号を低電位レベルにし、その各オフ状態におけるスイッチ接点間の水によるショート時のスイッチ信号を中電位レベルにするようにして接点間が水によってショートすることによって水没状態を検知するセンサを設けて、制御ユニットが各スイッチのスイッチ信号のレベル状態を読み込んで、前記センサによって水没状態が検知されていることを条件として、何れか一方のスイッチのスイッチ信号が中電位レベルで、他方のスイッチのスイッチ信号が低電位レベルにあるときに、その他方のスイッチのオン指令を受け付けるようにしたことを特徴とするパワーウインド装置。
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