JP4181873B2 - 現像剤回収容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いて画像を形成する画像形成装置にて用いられる現像剤回収容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば電子写真方式を用いた画像形成装置には、現像剤が充填された現像器が搭載される。そして、この現像器を像担持体としての電子写真感光体(感光体)に対向配置し、静電潜像を現像剤が備えたトナーで可視化することで画像を形成する。
【0003】
カラー画像形成装置には、それぞれ異なる色の現像剤を備える複数の現像器が搭載される。そして、例えば、像担持体が1つである場合には、各色に分解された画像情報に従って像担持体上に順次形成される静電潜像に、各色用の現像器により順次所望の色の現像剤を供給して、カラー画像を形成する。特に、カラー画像形成装置においては、トナー粒子が磁性体を有しなくてよいため、現像剤として主に非磁性樹脂トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを備えた、所謂、2成分現像剤が用いられることが多い。
【0004】
この2成分現像剤を用いた画像形成装置では、画像形成を繰り返し行うことでキャリアの劣化が進行し、画像品質の低下を招く。そこで、画像品質の低下を防止するために、劣化したキャリアを回収し、新しいキャリアを補充する必要がある。又、回収の際には劣化したキャリアを逆流させないことが必須となる。
【0005】
従来、この劣化したキャリアの回収方法及び逆流防止方法が種々提案されている。先ず、回収方法については特許文献1に開示されているような方法がある。これは、現像器に交換可能な現像剤補給カートリッジを装着し、現像剤の補給と回収を行うものである。回収方法としては、複数のスクリューを使用して、現像器からオーバーフローした現像剤を回収する構成となっている。
【0006】
回収方法及び逆流防止方法については、特許文献2に開示される技術がある。これは、現像剤回収容器内に、渦巻状の仕切り壁を設けて、回転体の回転によって逆流しない構成となっている。又、特許文献3には、現像剤回収容器の回収口の部分に、開閉可能な弁を設け、逆流を防止する構成が開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−308829号公報
【特許文献2】
特開平9−218575号公報
【特許文献3】
特開平10−198144号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、以下のような課題があった。
【0009】
先ず、特許文献1に開示される現像剤の回収方法では、廃キャリアが逆流する心配はないが、複数のスクリューにより廃キャリアを搬送するため、装置自体が複雑且つ大掛かりとなり、画像形成装置本体のコストアップの要因となる。
【0010】
又、特許文献2に開示される現像剤の回収方法では、現像剤の回収経路が円筒形状となっているため構成が複雑であり、現像ロータリーが約1周して初めて現像剤が内部に落下する構成となっているため回収効率が悪い。又、上述のように回収容器の構成が複雑なため、成形上のコストアップ要因となっている。又、廃キャリアが回収経路の途中で滞留し易く逆流の危険性がある。
【0011】
更に、特許文献3に開示される現像剤の回収方法及び逆流防止方法では、逆流防止のための弁を設けることで、組み立て上、成形上簡単な構成ではなく、これもコストアップ要因となっている。
【0012】
従って、本発明の目的は、現像剤の逆流を防止することができる現像剤回収容器を提供することである。
【0013】
又、本発明の他の目的は、回収した現像剤の収容効率を向上することができる現像剤回収容器を提供することである。
【0014】
又、本発明の他の目的は、現像剤の回収効率を向上することができる現像剤回収容器を提供することである。
【0015】
又、本発明の他の目的は、コンパクト化を図ることができる現像剤回収容器を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る現像剤回収容器にて達成される。要約すれば、本発明は、以下の構成を特徴とする。
【0030】
(1)画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
前記収容部へ現像剤を排出する出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記出口へ搬送する搬送管と、
前記出口に対する前記回転体の回転方向上流側から延出して設けられ前記出口から出てきた現像剤と衝突する面と、該衝突する面に衝突した現像剤が前記回転体の回転方向下流側に向けて排出するように設けられた排出口とを備え、前記回転体の回転に伴って前記収容部内の現像剤が前記回転体の回転方向上流側から前記排出口へ進入するのを防止する進入防止部と、
を有し、
前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置することを特徴とする現像剤回収容器。
【0032】
前記現像剤と衝突する面は現像剤が重力によって前記収容部内へ搬送を促される方向に傾斜していることを特徴とする上記()の現像剤回収容器。
【0033】
)前記出口は前記受入れ口よりも小さく形成されていることを特徴とする上記()の現像剤回収容器。
【0034】
)前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする上記()の現像剤回収容器。
【0035】
)前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられることを特徴とする上記(1)の現像剤回収容器。
【0036】
)前記現像剤回収容器は、前記現像器へ補給するための現像剤を収容する現像剤補給容器と一体的に設けられることを特徴とする上記(1)の現像剤回収容器。
【0037】
)前記現像剤補給容器内に収容された現像剤は非磁性トナーと真比重が2.5以上4.5以下である磁性キャリアを含む混合物であり、前記現像剤回収容器は該非磁性トナーと磁性キャリアを含む混合物を前記現像器より回収することを特徴とする上記()の現像剤回収容器。
【0038】
)前記現像剤回収容器は前記受入れ口が前記現像器に設けられた現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする上記(1)の現像剤回収容器。
【0039】
)前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする上記(1)の現像剤回収容器。
【0040】
10)画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
前記回転体の回転に伴って前記受入れ口から受入れた現像剤を前記収容部内へ搬送する搬送管と、
を有し、
前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、
前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられ
前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする現像剤回収容器。
【0045】
11)画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
前記収容部へ現像剤を排出する排出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記排出口へ搬送する搬送管と、
を有し、
前記排出口は、前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、前記回転体の回転方向下流側を向くように設けられ、前記受入れ口よりも小さく形成されていることを特徴とする現像剤回収容器。
【0047】
12)前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする上記(11)の現像剤回収容器。
【0048】
13)前記現像剤回収容器は、前記現像器へ補給するための現像剤を収容する現像剤補給容器と一体的に設けられることを特徴とする上記(11)の現像剤回収容器。
【0049】
14)前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする上記(11)の現像剤回収容器。
【0050】
15)画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
前記収容部へ現像剤を排出する排出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記排出口へ搬送する搬送管と、
を有し、
前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、
前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記排出口を前記受入れ口よりも小さくすることを特徴とする現像剤回収容器。
【0051】
16)前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられることを特徴とする上記(15)の現像剤回収容器。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る現像剤回収容器を図面に則して更に詳しく説明する。
【0053】
実施例1
図10は、本発明を適用し得る画像形成装置の一実施例の概略断面を示す。本実施例において、本発明は、電子写真方式にてフルカラーの画像を形成することができるカラー電子写真複写機にて具現化されるが、本発明はこれに限定されるものではないことを理解されたい。電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置には、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサーなどが含まれる。
【0054】
先ず、画像形成装置100の全体構成及び動作について説明する。画像形成装置100は、大別して原稿読み取り部100aと画像形成部100bとを有する。原稿読み取り部100aは、原稿載置台115上に載置された原稿Gの画像を走査露光し、その反射光をCCDへ結像することを含む周知の技術によって、原稿Gを読み取り、電気信号としての画像情報を画像形成部100bに送信する。
【0055】
画像形成部100bは、斯かる画像情報に基づいて、電子写真方式により記録材P、例えば、記録用紙、OHPシートなどに画像を形成する。又、画像形成装置100は、画像形成装置本体(装置本体)50に対して通信可能に接続された外部ホスト装置(図示せず)からの画像情報信号に基づいて、所謂、プリンタとして記録材Pに画像を形成することもできる。
【0056】
画像形成部100bは、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラム101を有する。感光ドラム101は、記録材担持体としての転写ドラム106に外周面を当接させて、図中矢印R1方向に回転自在に配設されている。又、感光ドラム101の外周面近傍には、感光ドラム101を均一に帯電処理する帯電手段としての一次帯電器102、感光ドラム101の外周面上に静電潜像を形成するための光学系103、感光ドラム101に形成された静電潜像を現像する現像手段としての回転式現像装置104、クリーニング手段108などが配設されている。光学系103は、レーザビームスキャナのごとき像露光手段103a及びミラーなどの像露光反射手段103bなどを有している。
【0057】
回転式現像装置104は、感光ドラム101の外周面と対向する位置に配設された、回転軸104aの回りを回転自在な筐体(現像装置保持体)である回転体30を有する。回転体30には4個の現像器20が周方向の4位置に搭載され、感光ドラム101の外周面上に形成された静電潜像を可視化・現像するようになっている。本実施例では、4個の現像器20として、それぞれイエロー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C及びブラック現像器20Bkが回転体30に装着されている。
【0058】
これら4個の現像器20Y〜20Bkは、回転体30の回転によって順次感光ドラム101に対向する位置(図1中のイエロー現像器20Yの位置)に移動され、各色の現像・可視化を行う。
【0059】
画像形成開始が開始されると、図中矢印R1方向に回転する感光ドラム101の表面は、一次帯電器102によって一様に帯電される。この帯電された感光ドラム102の表面を、光学系103が色分解された1色目の画像情報に応じたレーザー光Eにより走査露光して、感光ドラム101の表面に1色目の画像の静電潜像を形成する。そして、この静電潜像は、回転式現像装置104が備えた各色の現像器20Y〜20Bkのうち所望の色の現像器によって現像剤像(トナー像)として可視化される。
【0060】
一方、記録材収納部としてのカセット110に収容された記録材Pは、分離ローラ111によって装置本体50内に供給される。この記録材Pは、レジストローラ112によって、感光ドラム101へのトナー像の形成と同期がとられて、記録材担持体である転写ドラム106に吸着担持され、感光ドラム101と転写ドラム106の内側に設けられた転写手段105とが対向する転写部に搬送されてくる。そして、転写手段105の作用によって、感光ドラム101上に形成された1色目のトナー像は、転写ドラム106上の記録材Pに静電的に転写される。
【0061】
続いて、上述と同様にして、感光ドラム101への2色目〜4色目のトナー像の形成が順次行われ、その間に転写ドラム106に担持搬送されて繰り返し転写部を通過する記録材P上に、順次感光ドラム101からトナー像が多重転写される。
【0062】
4色目のトナー像の転写が行われた後、記録材Pは転写ドラム106から分離されて、搬送手段113によって定着装置107へと搬送される。定着装置107は、加熱手段を内蔵した定着ローラ107a、及び定着ローラ107aに圧接された加圧ローラ107bによって記録材Pを挟持搬送することで、記録材P上の未定着のトナー像を熱、圧力により記録材Pに定着させる。その後、記録材Pは装置本体50外に設けられたトレー114に排出される。
【0063】
又、各色のトナー像の転写が終了した後の感光ドラム101の表面は、クリーニング手段108により、残留トナーの除去を受けて繰り返し画像形成に供される。
【0064】
次に、図1を参照して、現像器20Y〜20Bkについて説明する。本実施例では、各現像器20Y〜20Bkは、用いる現像剤の色が異なることを除いて全て同一構成とされるので、以下、特に区別を要しない限り各色の現像装置であることを示す添字Y、M、C、Bkは省略して説明する。
【0065】
図1は、本実施例における現像器20及び現像剤回収容器10(後述)の概略断面を示す。本実施例では、現像器20は、現像器本体(現像容器)6内に主に非磁性樹脂トナー粒子と、磁性キャリア粒子とを備える2成分現像剤を収容している。現像容器6は、隔壁6cにより、その内部を攪拌室6aと現像室6bとに略二等分されている。但し、隔壁6cは、図1中紙面手前側端部及び紙面奥側端部において現像容器6の側壁までは達しておらず、攪拌室6aと現像室6bとの間で現像剤の受け渡しが可能となっている。又、攪拌室6aと現像室6bとには、それぞれ現像剤を反対方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材5a、5bが設けられており、これら現像剤攪拌搬送部材5a、5bによって現像剤は現像容器6内を攪拌されながら循環搬送される。本実施例では、現像剤攪拌搬送部材5a、5bはスクリューとされる。
【0066】
現像容器6は、長手方向に沿って一部が開口しており、この開口部に位置して、現像剤担持体である現像ローラ3が回転可能に支持されている。現像ローラ3は、磁界発生手段たるマグネットロールを内蔵しており、このマグネットロールの磁力により現像室6a内のキャリアをその表面に吸着する。現像時には、現像ローラ3は、キャリアとこれに静電的に付着したトナーとによる磁気ブラシを表面に担持して回転し、現像ローラ3と対向する感光ドラム101へと現像剤を搬送する。そして、感光ドラム101に形成された静電潜像に応じて、感光ドラム101にトナーを供給する。現像に供された後の現像ローラ3上のキャリアは、現像ローラ3の回転によって現像容器6内に回収され、現像容器6内の現像剤の循環に戻される。
【0067】
ところで、2成分現像剤に用いられるキャリアは、長期の使用により、例えば、その表面にトナーが固着したり、トナーから離脱した外添剤がキャリア表面に付着して劣化する。これにより、トナーの帯電量が低下したり、トナー飛散が発生したりするため、キャリアを適時交換するのが好ましい。
【0068】
このように劣化した現像剤、特に劣化したキャリア(以下、単に「廃キャリア」と呼ぶ。)2の回収作業を容易とするために、トナー及びキャリアを含む2成分現像剤を現像器20に徐々に補給することで、余剰の劣化したキャリアを含む2成分現像剤を自動的に徐々に現像器20から排出させこれを現像剤回収容器10に回収する。
【0069】
回転式現像装置104に着脱自在に装着、固定された現像剤回収容器10は、現像器20との相対位置が実質的に変わることなく回転体30によって回転する構成となっている。回転体30の回転中、現像剤回収容器10及び現像器20は回転体30に対して実質的に自転不可となっている。このような構成とすることで、回転体30の回転に伴って回転軸104aの回りに回転し、重力作用方向の変化を利用して、現像器20から劣化したキャリアを含む余剰現像剤を排出し、これを現像剤回収容器10が回収する方法を採用している。この現像剤回収方法は構成を複雑化させることなく余剰現像剤を良好に回収できる点で有利である。
【0070】
本実施例では、現像器20は、後述する現像剤補給容器1(例えば、図9)からの現像剤を定量的に現像容器6へと補給するための現像剤補給手段7を有している。現像剤補給手段7は、スクリューなどとされる現像剤搬送部材7aを有し、現像によって消費されたトナーに見合う分のトナーと共に、適量のキャリアをも定量的に現像容器6に補給することができる。尚、現像剤補給容器1を仕切り部(仕切り壁)によって仕切った状態で現像剤回収容器10と一体的(一体成型)に設けてもよい。
【0071】
現像容器6に補給された2成分現像剤は、現像容器6内の現像剤の循環に導入される。そして、過剰になった現像容器6内の現像剤を回収することで、徐々に廃キャリア2を回収することができる。尚、現像剤補給容器1については後述する。
【0072】
次に、本実施例における現像剤回収容器10について説明する。
【0073】
本実施例では、現像剤回収容器10を回転式現像装置104に搭載することで、回転体30の回転に伴って廃キャリア2を逆流させることなく確実に回収する構成とすることができる。回転体30の回転を利用するといった簡単な構成でコストを低減することができる。本実施例では、回転式現像装置104が備える各色の現像器20Y〜20Bkに対してそれぞれ現像剤回収容器10が装着される。
【0074】
先ず、現像剤回収容器10は、現像器20内から排出された廃キャリア2を受入れて回収するための受入れ口である回収口11と、この回収口11から受入れた現像剤を収容する収容部たる回収現像剤収納部10aとを有する。そして、現像剤回収容器10には、回収口11から現像剤回収容器10の内部に略直線的に向かって伸びる、搬送管としての管状部材12が設けてある。管状部材12の、回収口11とは反対側の端部には排出口としての開口部12aが設けられており、回転体30の回転に伴って、回収口11が受入れた余剰現像剤(廃キャリア)2が管状部材12内を搬送され開口部12aから回収現像剤収納部10a内へ排出される。更に、現像剤回収容器10には、廃キャリア2を収納後、画像形成装置本体50(回転体30)から交換のために取り出し可能な構成となっているため、回収口11を密閉するためにシャッター13が設けてある。尚、回転体30が回転しているときこのシャッター13は開いた状態となっており、現像器20に設けられた現像剤排出口(排出管21の開口)21eと連通状態が維持されている。
【0075】
一方、現像器20には、廃キャリア2を現像剤回収容器10に排出するための排出管21があり、この排出管21は、現像剤回収容器10が正常に現像器20に装着された状態で、現像剤回収容器10の回収口11と合わさる位置関係となっている。
【0076】
この現像器20と現像剤回収容器10との係合は、現像器20に設けられたシャッター25と現像剤回収容器10側のシャッター13とによって行われる。つまり、現像剤回収容器10、現像器20にそれぞれ設けられたシャッター13、25は、現像剤回収容器10が現像器20に装着されるまで閉まっている。そして、両シャッター13、25が適合するように現像剤回収容器10を回転体30内にセットし、現像剤回収容器10に設けられた回転部材としてのノブ200(例えば、図9)を回転体30内に装着、固定された現像剤回収容器10に対して回すことで、画像形成装置本体50(現像器20側に)に設けられた駆動力伝達部材としてのギア26を介して、シャッター13、25に駆動力が伝達され、この駆動力によって両シャッター13、25が動き開口が連通した状態となる。これにより、回収口11、排出管21は解放されると共に、回収口11と排出管21の位置が合わさる構成となっている。又、逆に閉める際は、ノブ200を逆に回すことで、両シャッター13、25が閉まる方向に駆動力を受け、両開口が塞がれた状態となる。
【0077】
次に、図2をも参照して、廃キャリア2が現像器20から現像剤回収容器10に回収される動作について説明する。
【0078】
図2に示す回転式現像装置104において、図中Aの位置が現像位置である。本実施例では、現像器20の現像剤補給手段7、攪拌搬送部材5a、5b、現像ローラ3などは、現像器20が実質的に現像位置Aにある時のみ画像形成装置本体に設けられた駆動手段と駆動連結し動作する。又、本実施例では、現像剤回収容器10は、現像位置Aにて、現像器20の略鉛直方向真上に位置している。
【0079】
現像位置Aにおいて、現像剤補給によって現像器20内の現像剤が過剰になると、これに応じて排出管21内に余剰現像剤(廃キャリア)2が進入してくる。そして、回転体30の回転に伴い(図2の矢印(反時計回り))、現像剤回収容器10及び現像器20がB或いはCの位置に来ると、排出管21内の廃キャリア2は、重力により回収口11及び管状部材12を通って現像剤回収容器10内に到達する仕組みとなっている。
【0080】
即ち、回転体30を約半周させることで現像器20から受入れた余剰現像剤の現像剤回収容器10の内部への搬送、回収が終了する構成となっており、回収効率を向上することができる。又、現像剤回収容器10を回転体30から交換のために着脱するポジション(回転体30の回転方向のある決まった位置、姿勢)を構成の簡易化のため1つ設けているが、本実施例では、図2のC〜Dのポジションの間であればよい。即ち、余剰現像剤の回収を終えたポジションが回転体30の約半周分あるので、装置の設計の自由度を高めることができる。
【0081】
ここで、図1を参照して、現像器20内の排出管21は、屈曲部21aを有し、本実施例では現像位置Aにて鉛直方向に延在する搬送部21bと、この搬送部21bと略直交し現像ローラ3側に開口部21cを向けた汲み取り部21dとを有し、くの字状に曲がった形状としている。これにより、1回の回転で所定量の廃キャリア2が回収できるようにされている。
【0082】
次に、現像剤回収容器10内での廃キャリア2の挙動をより詳細に説明する。図3は、所定量の廃キャリア2が現像剤回収容器10内に溜まった状態を示してある。この状態において、回転体30の回転動作に伴うAからDまでの各位置での廃キャリア2の状態は図示の通りとなる。現像剤回収容器10内の廃キャリア2は、現像剤回収容器10の内周壁に沿って、現像剤回収容器10に対して回転体30の回転方向とは反対方向に相対移動する。
【0083】
回転体30の回転動作に伴う廃キャリア2の現像剤回収容器10内での挙動にに対して、廃キャリア2の現像器20への逆流防止と、廃キャリア2の収容効率の向上という2つの作用の両立を図るべく、管状部材12の排出口12a近傍の位置が現像剤回収容器10の略重心近傍となるように構成している。つまり、弁機構がなくても、回転体30の回転に伴って管状部材12が廃キャリア2内に埋もれて開口部12aから廃キャリア2が進入してしまうのを抑制しつつ、廃キャリア2の回収量を可及的に多くすることができる。
【0084】
ここで、好ましくは、管状部材12の開口部12aの向きを現像剤が回収口11から管状部材12へ進入する方向とは異なる向きとする。
【0085】
つまり、上記管状部材12は、逆流を防止しつつ好適に廃キャリア2を回収し得るものであるが、回転体30の回転動作に伴って、廃キャリア2が現像剤回収容器10の内壁面を移動する際、現像剤回収容器10内の廃キャリア2の上面(粉面)2aは常に一定の状態を保つ訳ではなく、現像剤回収容器10の内側の管状部材12の端部開口部12aが廃キャリア2の粉面2aと干渉して、この開口部12aで廃キャリア2をすくってしまい、現像器20側に廃キャリア2が逆流する危険性がある。
【0086】
この場合には、図4(a)、(b)に示すように、管状部材12の先端が回転中心に対して反対側に屈曲した形状若しくは開口部12aが回転中心に対して反対側に向いて開いている形状の管状部材12を用いることが好ましい。これにより、廃キャリア2の逆流の危険性を回避できる。図4(b)に示すように、開口部12aが管状部材12の側壁に開いている構成とすることで、成形上より作製し易くすることができる。
【0087】
又、図5に示すように、廃キャリア2の種類及び物性、回転体30の回転条件などの違いによっては、位置Dから位置Aに至る過程で、回転体30の遠心力により、廃キャリア2が壁面を移動せず、図5中矢印にて示すように、管状部材12の端部開口部12aの上を通過するような場合もある。これは、回転体30の遠心力より、廃キャリア2が持ち上げられるような形となり、更に、回転体30の停止に伴って、廃キャリア2が回転体30の回転方向に飛ばされるために起こる。
【0088】
この場合は、図6(a)、(b)、図7(a)、(b)に示すような、開口部12aが回収現像剤収納部10a内での廃キャリア2の進行方向に対して垂直の方向を向いている形状が好ましく、進行方向に対して反対側を向いている形状がより好ましい。即ち、開口部12aを回転体30の回転方向下流側を向くように管状部材12に設けるのが好ましい。このような構成とすることで、図6(a)、(b)で示す進入防止部12cが、回転体30の回転に伴って、回転体30の回転方向上流側から廃キャリア2が開口部12aへ進入し、現像器20へ逆流してしまうのを防止する機能を果たしている。
【0089】
図6(a)においては、管状部材12の先端が回転中心側に屈曲した形状となっており、図6(b)においては、開口部12aが回転中心側に向いて開いている形状となっている。つまり、開口部12aが回収現像剤収納部10a内の現像剤の移動方向に対して、下流側を向いている構成とする。図6(b)に示すように、開口部12aが管状部材12の側壁に開いている構成とすることで、成形上より作製し易くすることができる。
【0090】
図7(a)、(b)においては、開口部12aが現像剤回収容器10の回転軸線方向を向いて開いている形状の管状部材12を用いる。管状部材12の先端が現像剤回収容器10の軸線方向(長手方向)に屈曲した形状としてもよい。図7(b)に示すように、管状部材12の壁の一部が、回収現像剤収納部10aの壁の一部を兼ねている構成とすることで、成形上型構造が簡単で、現像剤回収容器10のコストを低減することができる。
【0091】
このように、管状部材12の回収口11とは反対側の開口部12aの向きを適宜設定することで、管状部材12の端部開口部12aから廃キャリア2が逆流するのをより確実に防止することができる。上述のように、回転式現像装置104の回転・停止の動作によっては、現像剤回収容器10内で回収した現像剤が舞うようなことがあり、その際に、管状部材12の開口部12aの上をこの現像剤が通過することがあるが、特に、図6及び図7に示す構成によれば、このような場合に、より確実に開口部12aからの現像剤の逆流を防ぐことができる。
【0092】
尚、管状部材12の内部が、回収口11から、回収口11とは反対側の開口部12aに向かって細くなるようなテーパーがついていることが好ましい。即ち、現像器20の排出管21の排出口(現像剤排出口)21eの開口面積を、現像剤回収容器10の回収口11よりも小さくし、両者の接続部での現像剤の漏れを有効に防止する構成としている。そのため、回収口11はある程度大きな開口としなければならないが、逆流防止という観点から現像剤回収容器10の開口部12aを、この回収口11よりも小さくするのが好ましい。即ち、これにより、開口部12が狭くなることで、回収した現像剤がより逆流し難くなる。
【0093】
又、好ましくは管状部材12が回収口11から回収現像剤収納部10aに向かって真っ直ぐに伸びていること、又管状部材12が回収口11から回収現像剤収納部10aの重心に向かっていることが、成形性を考慮した場合に、型構造などがより簡単で、コストを低減し得る点で好ましい。
【0094】
更に、管状部材12を回収現像剤収納部10aと一体的に形成することで、現像剤回収容器10のコストを低減することができる。
【0095】
ここで、回転体30の回転条件としては、移動時間が0.1秒以上、1.0秒以下、周速が0.1m/秒以上、2m/秒以下が望ましい。ここでいう回転体30の周速とは、現像剤回収容器10が回転体30に装着された状態における、回転式現像装置104の最大半径位置における速度をいう。移動時間が長い、若しくは周速が遅い場合には、画像形成の速度が遅くなり、画像生産性が低下し、ユーザビリティーが悪くなる虞がある。又、移動時間が短い、若しくは周速が速い場合には、廃キャリア2が重力によって、管状部材12内を落ちきらずに逆流してしまう虞がある。
【0096】
又、回転体30の大きさとしては、半径が50mm以上、300mm以下が望ましい。50mm以下の場合は、複数の現像器20を回転体30内に収めることが困難であり、300mm以上では、画像形成装置本体50のサイズ自体が大きいものとなり、省スペース化の流れに反することになり、好ましくない。
【0097】
以上、現像剤回収容器10について説明した。現像剤回収容器10は、例えば、図7(b)に示すように単体として形成し、現像器20に装着してもよいが、現像剤回収容器10と現像剤補給容器1(後述)とを一体的に設けてもよい。
【0098】
現像剤回収容器10と、現像器20に補給する現像剤を収納する現像剤補給容器1とを一体的に形成する場合、現像剤回収容器10と現像剤補給容器1との断面形状は同一であることが望ましいが、必ずしも同じである必要はない。本発明に従う管状部材12を用いれば、画像形成装置本体50の都合により、断面形状が複雑な形状となった場合にも、管状部材12の構成が非常に簡単であるため対応は可能である。
【0099】
ここで、現像剤回収容器10と現像剤補給容器1とを一体に形成する場合、例えば現像剤回収容器10の回転体軸線方向(長手方向)に仕切り部(仕切り壁)で仕切った状態で現像剤補給容器1を一体的に設け、この現像剤補給容器1から現像器20に現像剤が補給されるように構成すればよい。但し、現像剤補給容器1と現像剤回収容器10とが一体となっている方向は、長手方向に限定されるものではない。又、現像剤補給容器1の補給方式は如何なる方式であっても構わない。例えば、現像剤回収容器10と共に回転体30に現像剤補給容器1が設けられることから、回転体30の回転、即ち、現像剤補給容器1の公転による、重力作用方向の変化を利用して、現像剤補給容器1内の現像剤を現像器20に補給する方法が、構成が簡単であり好ましい。
【0100】
このように、現像剤回収容器10と現像剤補給容器1とを一体に設けることで、重力方向の作用の変化を利用して、トナー補給と共に廃キャリアの回収作業を簡単に行え、且つ、交換作業の効率が向上する。
【0101】
図8は、現像剤回収容器10と現像剤補給容器1とが仕切り部40aを介して一体的に設けられたカートリッジ40、及び現像器20の一例の概略縦断面を示す。又、図9はカートリッジ40の概略横断面を示す。尚、図8及び図9において、図1に示す現像剤回収容器10及び現像器20と同様の機能を有する要素には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0102】
図8に示すように、本例では現像剤補給容器1、現像剤回収容器10は断面が略円形の筒状形状とされている。現像剤回収容器10には、上述して説明した管状部材12が設けられている。現像剤補給容器1は、現像剤を現像器20に補給するための開口部である補給口1bを有する。この補給口1bは、カートリッジ40が現像器20から取り外されている際には、現像剤回収容器10に設けられているシャッター13によって密閉されている。このシャッター13は、カートリッジ40が正常に現像器20に装着されると、上述のシャッター13と同様に作動して補給口1bを解放する。即ち、現像剤回収容器10のシャッター13が現像剤回収容器10の回収口11並びに現像剤補給容器1の補給口1bを開閉する構成となっている。シャッター13の開閉機構は上述した構成と同様である。
【0103】
又、現像剤補給容器1の内壁には、現像剤を補給口1bに向かって搬送するための搬送部材として、螺旋状の突起1aが設けられている。そして、回転体30の回転に伴って、その回転中心の回りを現像剤補給容器1が公転することで、現像剤補給容器1内の補給用現像剤は、螺旋状の突起1aによって補給口1bに向かって搬送される。
【0104】
一方、現像器20は、現像剤補給容器1から供給された現像剤を定量的に現像容器6へと補給するための現像剤補給手段7を備えている。現像剤補給手段7は、現像剤補給容器1の補給口1bと連通する補給現像剤受入れ口7bを有し、現像剤補給容器1内を補給口1bへと搬送された現像剤は、本例では重力によりこの補給現像剤受入れ口7bを通って現像剤補給手段7に供給される。
【0105】
現像剤補給手段7は、現像剤搬送部材として搬送スクリュー7aを有し、このスクリュー7aにより現像剤を搬送して、現像剤補給用の開口部(図示せず)から現像容器6に現像剤を定量的に補給する。
【0106】
尚、現像剤補給容器1における現像剤の搬送方法は、何ら限定されるものではなく、例えば、現像剤補給容器に駆動力受部1cを介して画像形成装置本体50から駆動を受けることで、現像剤補給容器1の内部に設けられた搬送部材(例えば、スクリューなど)を駆動し、現像剤を補給する構成としても構わない。つまり、現像剤補給容器1は、現像剤が補給できる構成であれば如何なる構成の補給容器であっても構わない。
【0107】
図8、図9においては、現像剤補給容器1、現像剤回収容器10は共に断面略円形とされているが断面が非円形形状であるものでもよい。画像形成装置本体の都合によりこれらが複雑な断面形状とされる現像剤補給容器であっても、その形状によらず、現像剤回収容器10に管状部材12を設けることができるので、簡単な構成で現像剤回収容器10を現像剤補給容器1に一体的に設けることが可能となり、現像剤回収容器10のコストを低減することができる。又、多くの廃キャリアを回収できることから、同じ断面形状の場合は、容器の長手方向の寸法が小さくて済み、現像剤補給容器10の容積が大きくとれることで、現像剤の充填量も多く確保できる。更には、廃キャリア2の交換作業が簡単に行え、操作性及び作業効率も向上する。
【0108】
以上説明したように、上記実施例においては、現像剤回収容器10に管状の回収手段である管状部材12を設けるという、非常に簡単な構成で、廃キャリアの逆流を防止でき、且つ、より多くの廃キャリアを回収できる。管状部材12が非常に簡単な構成のため、従来のように、劣化した現像剤(廃キャリア)2を回収するために、複雑且つ大掛かりな構成の回収機構を必要とせず、コストを抑えた現像剤回収容器10を提供できる。又、このような構成は、現像剤回収容器10の断面形状によらないので、設計の自由度が増し、より多くの廃キャリア2を回収できる。
【0109】
尚、上記実施例では、現像回転式現像装置104が4つの現像器20Y〜20Bkと、4つの現像剤回収容器10Y〜10Yとを内装し、4箇所の角度位置で停止する場合について説明したが、例えば、ブラック現像器20Bkが回転体30外に設けられた画像形成装置などにおいて、回転式現像装置104が3つの現像器(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン用)と3つの現像剤回収容器とを内装し、3箇所の角度位置で停止する場合であっても本発明は等しく適用可能であり、上記同様の効果を得ることができる。
【0110】
図11(a)、(b)に現像剤回収容器10と現像剤補給容器1とが一体的に設けられたカートリッジ40他の例を示す。図中、上記実施例におけるものと同様の機能を有する要素には同一の符号を付している。
【0111】
この図11に示す現像剤回収容器10は、上記実施例に比べて管状部材12の構成が多少異なっている。即ち、管状部材12は、現像剤補給容器1との仕切り部40aに形成された台座10b上に設けられている。台座10bは、現像剤補給容器1側から現像材回収容器10側へ突出し、現像剤補給容器1側が、現像剤補給容器1の収容効率を向上させるために空洞となっている。
【0112】
このように管状部材12を台座10b上に設けることにより、回収された現像剤が開口部12a(回転体30の回転方向下流側を向いており、現像剤回収容器10の略重心近傍に配置されている。)に進入し難い構成となっている。
【0113】
そして、管状部材12の出口12dと対向する領域に進入防止部12cが設けられ、回転体30の回転方向上流側からの現像剤の進入を防止している。つまり、弁機構がなくても、回転体30の回転に伴って廃キャリア2が開口部12aへ進入し現像器20へ逆流するのを防止することができる。この進入防止部12cは開口部12aから回転体30の回転方向下流側への排出は妨げないように構成されている。
【0114】
更に、台座10bの現像剤補給容器1側の空洞部の近傍には、現像剤補給容器1の補給口1bが設けられている。このような構成とすることにより、現像剤補給容器1と現像剤回収容器10の回収口11を近づけて設けることができるので、共通のシャッター13でこれらを開閉する構成に対して、シャッター13の大きさを可及的に小さくすることができる。
【0115】
そして、この進入防止部12cの内面は、傾斜して設けられている(図11(b))。これは、回収口11が受けた現像剤が回転体30の回転に伴って、管状部材12の内部を搬送され、出口12d(回収口11よりも開口面積が小さい)から出てきた現像剤が衝突し、その後、現像剤が自重によって現像剤回収容器10の内部へ滑り落ちるように構成されている。つまり、現像剤が重力によって回収現像剤収納部10a内へ搬送を促される方向に傾斜している。
【0116】
その他の現像剤回収容器10の構成は前述した実施例と同様である。
【0117】
一方、図11に示すカートリッジ40に現像剤回収容器10と一体的に設けられた現像剤補給容器1には、回転する軸と、この軸に固定された可撓性の翼からなる撹拌部材が内装されている。この翼の先端は傾斜しており、撹拌部材が回転することで現像剤補給容器1内の現像剤を攪拌しながら補給口1bに向かって搬送し、ここから排出するようになっている。
【0118】
又、現像剤補給容器1にトナー540gと磁性粒子分散型樹脂キャリア95.3gとを良く混合した現像剤を充填して現像剤補給・回収キットとした。一方、回転式現像装置104に搭載された現像器20には、トナー18.4gと磁性粒子分散型樹脂キャリア211.6gを良く混合した現像剤を入れてある。ここで用いた磁性粒子分散型樹脂キャリアは真比重が3.8、見かけ比重が1.8であった。
【0119】
尚、補給用の現像剤中の磁性キャリアの真比重は2.5以上4.5以下であるのが好ましい。このようなキャリアを用いることにより、現像剤回収容器10内に回収される現像剤の重量が少なくて済み、使用済みのカートリッジ40を画像形成装置100から外して処理する際にオペレーターの負担が少ない。又、現像剤回収容器10はカートリッジ40の長手方向一端に設けられる場合、そこに回収される現像剤の重量により、偏った負荷を回転式現像装置104に与え、特に回転式現像装置104が回転停止する際の衝撃を大きくし、画像上のブレ等の不具合の要因となるが、本実施例のように比重の小さいキャリアを用いる方が有利である。
【0120】
ここで、キャリアの真比重、見かけ比重は、次のようにして求めた値とする。真比重は、JIS−Z2504に記載の方法に従い、測定環境23℃、50%RHにて、密度計(例えばマイクロメリティクス社製 マルチボリウム密度計1305型を使用)を使用して測定し、又見かけ比重は、JIS−Z2504に従い漏斗、コップ(25ml)漏斗支持器、支持棒、支持台を使用して測定した。
【0121】
更に詳細には、樹脂キャリアは、体積平均粒径が25から55μmであり、21μm以下が0.01から12体積%であり、15μm以下が3.0体積%以下であり、50μm以上が0.1から20体積%であり、72μm以上が1.0体積%以下であることが好ましい。
【0122】
ここで、キャリアの体積平均粒径は、コールターカウンタを用いた測定方法により求めたものである。即ち、測定装置としてコールターカウンタTA−II型を用い、個数分布、体積分布を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1パーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続する。測定方法は次のようなものである。電解液として1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製する。上記電解水溶液100〜150ml中に、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加え、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、上記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて粒度分布を測定して体積平均分布を求める。こうして求めた体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
【0123】
樹脂キャリアは、無機化合物粒子をバインダ樹脂に分散させたキャリアコアで形成されており、該キャリアコアは粒子表面が処理されていることも好ましい。
【0124】
キャリアコアを構成する無機化合物粒子は、水に溶解せず又は水によって変質・変性しないものであればよく、磁性無機化合物粒子及び非磁性無機化合物粒子を混合したものが挙げられる。
【0125】
磁性無機化合物粒子としては、マグネタイト粒子、マグへマイト粒子、これらにコバルトを被着させ又は含有させた粒子、バリウム、ストロンチウム又はバリウム−ストロンチウムを含むマグネトプランバイト型フェライト粒子、マンガン、ニッケル、亜鉛、リチウム及びマグネシウム等から選ばれた1種又は2種以上を含むスピネル型フェライト粒子等の各種磁性粒子が使用できる。
【0126】
非磁性無機化合物粒子としては、ヘマタイト粒子、含水酸化第二鉄粒子、酸化チタン粒子、シリカ粒子、タルク粒子、アルミナ粒子、硫酸バリウム粒子、炭酸バリウム粒子、カドミウムイエロー粒子、炭酸カルシウム粒子、亜鉛華粒子等が使用できる。
【0127】
磁性無機化合物粒子及び非磁性無機化合物粒子の総量に対して、磁性無機化合物粒子は30〜95質量%含まれていることが、キャリアの磁気力を調整してキャリア付着を防止し、更に、キャリアの体積抵抗値を調整する上で好ましい。
【0128】
キャリアコアを構成するバインダ樹脂としては、特に、熱硬化性樹脂が好ましい。
【0129】
熱硬化性樹脂としては、フェノール系樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、キシレン樹脂、アセトグアナミン樹脂、フラン樹脂、シリコーン系樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂等があり、これらの樹脂は単独でも2種以上を混合しても構わないが、少なくともフェノール樹脂を含有していることが好ましい。
【0130】
磁性キャリアに用いられるキャリアコアは、必要によりその表面をカップリング剤或いは樹脂で被覆してもよい。
【0131】
上述のキット及び現像器20を回転式現像装置104に装着し、画像形成を繰り返し行った。上記撹拌部材の作用により、現像剤補給容器1から現像器20へ現像剤が供給されるが、この現像剤にはキャリアも含まれており、現像器20内のキャリア量は次第に過剰となるため、現像器20からキャリアを含む現像剤がオーバーフローして排出される。排出された現像剤はカートリッジ40の回収口11から入って管状部材12を通って現像剤回収容器10に回収される。
【0132】
約2万枚の画像形成を行うと、現像剤補給容器1内の現像剤は略全量排出され、現像剤回収容器11には106gの現像剤が回収された。この現像剤を分析すると、9gのトナーと97gのキャリアからなり、現像器20内の現像剤の組成とほぼ同じであった。
【0133】
現像器20内のキャリアは、このようにして少しずつ入れ替わってはいるが、供給したキャリアと回収したキャリアがほぼ同量であり、現像器20内のキャリアとトナーの比率はほぼ一定に保たれ、その結果、画像濃度は画像形成の初期から最後までほぼ一定で安定していた。そして、管状部材12の内面への現像剤の付着は少なく、現像剤はスムーズに回収された。
【0134】
以上説明したように、上記実施例によれば、簡単な構成で、劣化した現像剤を逆流することなく確実に回収できる。又、本発明によれば、現像剤回収容器10の断面形状によらず、簡単な構成にて劣化した現像剤を回収することができ、現像剤回収容器10のコストダウンが図れる。しかも、現像剤回収容器10の容積を最大限有効利用して劣化した現像剤を回収することができるため、同じ回収量を確保するために、必要以上に容積を確保する必要がなく、現像剤回収容器10、装置本体のコンパクト化が図れる。
【0135】
現像剤としてトナーと磁性微粒子分散型樹脂キャリアの混合物を用いることにより、回収する剤の重量が小さいことから、容器交換時のオペレーターの負担を減らし、回転式現像装置104の回転停止時の衝撃を小さくし、現像剤回収容器10内での現像剤の舞い上がりを低減することができる。結果として、現像剤回収容器10からの現像剤の逆流を有効に防止し、更に、画像上のブレ等の画像欠陥を防止する効果がある。
【0136】
又、磁性微粒子分散型樹脂キャリアは比重が小さく、粒度分布もシャープであるため、トナーと混合した状態で偏析しにくく、現像剤補給容器10からの排出特性も安定化する効果がある。特に、微粉が少ないことにより容器内壁への付着が少なくなり、管状部材12のような狭い部分でもスムーズに通過するため、現像剤の回収が支障なく行えるといった効果もある。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、現像剤の逆流を防止することができ、回収した現像剤の収容効率を向上することができ、現像剤の回収効率を向上することができ、又コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像剤回収容器の一実施例及び現像器の概略断面図である。
【図2】回転体の回転に伴う現像剤回収容器への廃キャリアの回収動作を説明するための回転式現像装置の一実施例の概略断面図である。
【図3】回転体の回転に伴う現像剤回収容器内の廃キャリアの挙動を説明するための回転式現像装置の一実施例の概略断面図である。
【図4】(a)、(b)本発明に係る現像剤回収容器の他の実施例の概略断面図である。
【図5】回転体の回転に伴う現像剤回収容器内の廃キャリアの挙動を説明するための回転式現像装置の一実施例の概略断面図である。
【図6】(a)、(b)本発明に係る現像剤回収容器の他の実施例の概略断面図である。
【図7】(a)本発明に係る現像剤回収容器の他の実施例の概略断面図、(b)(a)に示す現像剤回収容器のA−A断面図である。
【図8】本発明に係る現像剤回収容器の他の実施例及び現像器の概略断面図である。
【図9】本発明に係る現像剤回収容器の他の実施例の概略横断面図である。
【図10】本発明を適用し得る画像形成装置の一例の概略断面図である。
【図11】本発明を適用し得る現像剤回収容器の他の実施例の概略斜視図(a)、概略横断面図(b)である。
【符号の説明】
1 現像剤補給容器
1a 螺旋突起
2 廃キャリア
10 現像剤回収容器
10a 回収現像剤収納部(収容部)
11 回収口(受入れ口)
12 管状部材(搬送管)
12a 開口部
13 シャッター
20 現像器
21 排出管
21e 現像剤排出口(排出口)
25 シャッター
26 ギア
30 回転体
40 カートリッジ
40a 仕切り部(仕切り壁)
100 画像形成装置
101 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体)
102 一次帯電器
103 光学系
104 回転式現像装置
105 転写装置
106 転写ドラム(記録材担持体)
107 定着装置

Claims (16)

  1. 画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
    前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
    前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部へ現像剤を排出する出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記出口へ搬送する搬送管と、
    前記出口に対する前記回転体の回転方向上流側から延出して設けられ前記出口から出てきた現像剤と衝突する面と、該衝突する面に衝突した現像剤が前記回転体の回転方向下流側に向けて排出するように設けられた排出口とを備え、前記回転体の回転に伴って前記収容部内の現像剤が前記回転体の回転方向上流側から前記排出口へ進入するのを防止する進入防止部と、
    を有し、
    前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置することを特徴とする現像剤回収容器。
  2. 前記衝突する面は現像剤が重力によって前記収容部内へ搬送を促される方向に傾斜していることを特徴とする請求項の現像剤回収容器
  3. 前記出口は前記受入れ口よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項の現像剤回収容器。
  4. 前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする請求項の現像剤回収容器。
  5. 前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられることを特徴とする請求項1の現像剤回収容器。
  6. 前記現像剤回収容器は、前記現像器へ補給するための現像剤を収容する現像剤補給容器と一体的に設けられることを特徴とする請求項1の現像剤回収容器。
  7. 前記現像剤補給容器内に収容された現像剤は非磁性トナーと真比重が2.5以上4.5以下である磁性キャリアを含む混合物であり、前記現像剤回収容器は該非磁性トナーと磁性キャリアを含む混合物を前記現像器より回収することを特徴とする請求項の現像剤回収容器。
  8. 前記現像剤回収容器は前記受入れ口が前記現像器に設けられた現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする請求項1の現像剤回収容器。
  9. 前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする請求項1の現像剤回収容器。
  10. 画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
    前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
    前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
    前記回転体の回転に伴って前記受入れ口から受入れた現像剤を前記収容部内へ搬送する搬送管と、
    を有し、
    前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、
    前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられ
    前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする現像剤回収容器。
  11. 画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
    前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
    前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部へ現像剤を排出する排出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記排出口へ搬送する搬送管と、
    を有し、
    前記排出口は、前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、前記回転体の回転方向下流側を向くように設けられ、前記受入れ口よりも小さく形成されていることを特徴とする現像剤回収容器。
  12. 前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記回転体が回転しているとき前記現像器の現像剤排出口と前記受入れ口との連通状態が維持されることを特徴とする請求項11の現像剤回収容器。
  13. 前記現像剤回収容器は、前記現像器へ補給するための現像剤を収容する現像剤補給容器と一体的に設けられることを特徴とする請求項11の現像剤回収容器。
  14. 前記収容部と前記搬送管は一体的に設けられることを特徴とする請求項11の現像剤回収容器。
  15. 画像形成装置に設けられ現像器を回転させる回転体に着脱可能に装着され、前記回転体に前記現像器と共に実質的に固定された状態で回転可能な現像剤回収容器において、
    前記現像器から排出された現像剤を受入れる受入れ口と、
    前記現像器から回収した現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部へ現像剤を排出する排出口が設けられ、前記回転体の回転に伴って、前記受入れ口から受入れた現像剤を前記排出口へ搬送する搬送管と、
    を有し、
    前記排出口は前記現像剤回収容器の重心近傍に位置し、
    前記現像剤回収容器は前記受入れ口がこれよりも小さい前記現像器の現像剤排出口と連通するように前記回転体にセットされ、前記排出口を前記受入れ口よりも小さくすることを特徴とする現像剤回収容器。
  16. 前記搬送管は前記受入れ口から前記収容部内に向けて略直線的に突出して設けられることを特徴とする請求項15の現像剤回収容器。
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