JP4181769B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真方式あるいは静電記録方式の画像形成装置に関し、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
中間転写体を用いた画像形成装置の構成は、例えばフルカラーや多重画像形成機能を具備させた画像形成装置に多く採用されている。
【0003】
これは、電子写真感光体や静電記録誘電体等の第1の像担持体に適宜の画像形成プロセス手段で目的のフルカラー画像や多重画像の複数の色成分像に対応する成分色トナー画像を順次形成し、それらの成分色トナー画像を、回転ベルト型を一般的とする第2の像担持体としての中間転写体に一次転写部にて順次に重畳転写させることで、該中間転写体に目的のフルカラー画像や多重画像に対応したフルカラートナー画像や多重トナー画像を合成形成させる。この中間転写体に合成形成したトナー画像を二次転写部から定着手段部に導入して画像定着させることでフルカラー画像形成物を得るものである。
【0004】
ここで、第2の像担持体として中間転写ベルトを採用した場合の画像形成装置の構成について図12に基づいて概略説明する。
【0005】
図12は中間転写ベルト103の構成を示した断面図である。第1の像担持体としての感光ドラム101に形成された複数の色成分像に対応する成分色トナー画像は、感光ドラム101と1次転写対向ローラ102に挟まれた1次転写部T1で順次重畳転写され、中間転写ベルト103上に目的のフルカラー画像が形成される。この中間転写ベルト103上のフルカラー画像を2次転写ローラ117と2次転写対向ローラ105に挟まれた2次転写部T2で転写材118に一括転写し、定着部(不図示)で画像定着させることでフルカラー形成物を得る。
【0006】
中間転写ベルト103は駆動ローラ104と2次転写対向ローラ105とテンションローラ106の3軸で張られていて、揺動可能なテンションローラ106の軸受107を圧縮ばね108により加圧することで中間転写ベルト103の張力を一定に保つことができる。
【0007】
また、中間転写ベルト103の周囲には2次転写で転写できずに中間転写ベルト103上に転写残として残ったトナー画像をクリーニングするためのクリーニング手段を配置している。クリーニング手段としてのクリーニングブレード111は、テンションローラ106の対向部に配置され、中間転写ベルト103に対して所定の角度で当接している。このクリーニングブレード111はクリーニング容器としてのクリーナ容器110に保持されている。
【0008】
前記クリーナ容器110は、中間転写ユニット109に具備された位置決め部にはまり込み位置決めされ、かつ着脱自在な構成になっている。クリーナ容器110が着脱自在に構成されているので、クリーニングブレード111及び中間転写ベルト103はお互いの寿命に左右されること無く、それぞれが寿命になった時点で交換することができ経済的である。
【0009】
また、前記クリーナ容器110内にはクリーニングブレード111により回収した廃トナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー112が配置される。前記廃トナー搬送スクリュー112により搬送される廃トナーは、本体内に配置された接続部材114を介して、クリーナ容器110とは別に配置された廃トナー収納容器としての廃トナーボトル115に蓄積される。
【0010】
現像器等の消耗品を交換したり、ジャム処理等を行う場合、図13と図14に示すように、離間機構としてのレバー116により中間転写体ユニット109を感光ドラム101から離間させる構成になっている。このとき、中間転写体ユニット109に位置決めされているクリーナユニット113は離間動作に合わせて移動することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来例において、感光ドラム101に対して中間転写体ユニット109を上下方向に当接離間させる構成とすると、中間転写体ユニット109に支持されているクリーナユニット113も同様に上下方向に移動することになる。
【0012】
一方、中間転写ベルト103の伸び縮みによりテンションローラ106の位置が変動するので、クリーナユニット113の位置は左右方向にも移動することになる。
【0013】
したがって、図14に示すように、本体内に別途固定された廃トナーボトル115との接続に弾性体のホース状(中に螺旋状のスクリューが入っている場合もある)の接続部材114を用いたり、図15に示すように、クリーナユニット113の排出部119と廃トナーボトル115の入口部120が上下左右方向にもがたを持つように接続したりすることで、中間転写体ユニット109の移動量を吸収する構成としている。
【0014】
そのため、廃トナーボトル115とクリーナユニット113を接続する際に、接続部材114を用いたり、接続部のがたから廃トナーが漏れないようにシール機構を具備させたりする必要があるため、構成が複雑になり部品点数が増加するという欠点があった。
【0015】
また、廃トナーボトル115は本体に固定されているため、図16に示すように、廃トナーが自由落下する場合、その落下部の真下を頂点とした円錐形状で廃トナーが堆積し、廃トナーボトルの容量全量に廃トナーを回収することが難しい、という問題があった。
【0016】
そこで、本発明の目的は、廃トナーボトルとクリーナユニットを簡単な構成でがた無く接続すると共に、回収した廃トナーの充填密度を上げ、廃トナーボトルの容量フルに廃トナーを回収することである。
【0021】
本発明に係る画像形成装置の構成は、画像形成手段と、前記画像形成手段により形成されたトナー画像を担持して移動する像担持体と、前記画像形成手段に対して前記像担持体を当接及び離間させる当接離間機構と、前記像担持体上のトナーをクリーニングするためのクリーニング手段と、前記像担持体に対して取り付けられ、前記クリーニング手段によってクリーニングされたトナーを回収するためのクリーニング容器と、前記クリーニング容器の一部と当接して、前記クリーニング容器から排出されたトナーを取り入れるための開口部を有し、前記開口部から取り入れられたトナーを収納する回収容器と、前記回収容器を保持する容器保持部材と、を備え、前記容器保持部材は、前記当接離間機構と係合し、前記当接離間機構の動作に応じて移動し、前記像担持体は、複数のローラに無端ベルト状のベルト体を張架したベルトユニットで構成され、前記当接離間機構は、前記ベルトユニットに当接し、回動可能な4つのカム部材と、前記4つのカム部材のうち、前記ベルトユニットの一端側に位置する2つの前記カム部材を連動して回動させる第1のリンク部材と、前記4つのカム部材のうち、前記ベルトユニットの他端側に位置する他の2つの前記カム部材を連動して回動させる第2のリンク部材と、前記第1のリンク部材に連結された一方の前記カム部材と、前記第2のリンク部材に連結された一方の前記カム部材を連動させるカム軸と、前記カム軸を回動させるレバーとを有し、前記レバーの回動により前記4つのカム部材を回動させて前記ベルトユニットを移動させる。
【0022】
本発明に係る画像形成装置において、前記容器保持部材は、前記当接離間機構の前記第1のリンク部材に連結されている。
【0023】
本発明に係る画像形成装置において、前記複数のローラのうち、前記ベルト体に張力を与えるためのローラの回転軸を保持する軸保持部材を有し、前記クリーニング容器が前記軸保持部材に支持される。
【0029】
以上の構成によれば、クリーニング容器と回収容器をがた無く直接接続することができ、かつ回収容器に回収されるトナーの充填密度を上げることができ、上記した従来の問題を解消することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置について図面に沿って説明する。なお、以下の説明における例示が本発明を限定することはない。
【0031】
本発明に係る実施の形態について図1から図11を参照して説明する。各図に共通する部材には同一の符号を記す。
【0032】
本実施の形態に係る画像形成装置の一形態として、第1の像担持体としての感光ドラムを用い、第2の像担持体としての中間転写体を用い、カラー画像を形成するカラーレーザープリンタについて説明する。
【0033】
[画像形成装置の全体の説明]
まず、カラーレーザープリンタの全体構成について、図1に示す断面図を用いて概略説明する。
【0034】
図1に示すように、手前側から見たときに2次転写部T2において転写材2が右から左へ搬送されるようにプリンタ本体を配置した際に、図中手前側を本体手前側、図中背面側を本体背面側、図中左側を本体左側、図中右側を本体右側とする。以下の説明においても同様の記述とする。
【0035】
前記カラーレーザープリンタは、画像形成部と、第2の像担持体としての中間転写体とからなる。前記画像形成部は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色毎に、一定速度で回転する第1の像担持体としての感光ドラム1Y、1M、1C、1K(以下1と省略)と、現像器4Y、4M、4C、4K(以下4と省略。後述する他の部材も同様に省略する場合がある)を有する。前記中間転写体は、前記画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された転写材2にさらに転写する。次いで、カラー画像を転写された転写材2を定着部38へ搬送してカラー画像を転写材2に定着し、排出ローラ対41、42、43によって装置上面の排出トレイ44へ排出する。なお上記した4色の現像器4はプリンタ本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0036】
次に前記画像形成装置の各部の構成について順次詳細に説明する。
【0037】
[感光ドラム]
感光ドラム1は、ホルダー容器3に回転自在に支持され、現像器4と一体的に構成される。この現像器4はプリンタ本体に対して着脱自在に支持されるため、感光ドラム1の寿命に合わせて容易にユニット交換可能であるよう構成されている。本実施の形態に係る感光ドラム1は、アルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成されており、長手方向の本体背面側端部に設けた図示しない駆動モーターから駆動力伝達され、画像形成動作に応じて図中反時計回りに回転するようにしている。
【0038】
[帯電手段]
帯電手段は注入帯電方法を用いたものであり、帯電スリーブ3Sに電圧を印加し、帯電材を介し感光ドラム1の表面を一様に帯電させるものである。
【0039】
[露光手段]
露光手段において、スキャナー部6は前記感光ドラム1を露光する。即ち、画像信号を不図示のレーザーダイオードに与えると、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像光を、不図示のスキャナーモーターにより高速回転するポリゴンミラー6aに照射する。ポリゴンミラー6aで反射した画像光が結像レンズ6bを介して一定速度で回転する感光ドラム1の表面を選択的に露光することで、感光ドラム1上に静電潜像を形成している。
【0040】
[現像手段]
現像手段は、感光ドラム1上の静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする各色の現像器4を具備する。各現像器において、スリーブ5は感光ドラム1に対し微小間隔をもって配置され、感光ドラム1に各色トナーによる可視像を形成する。
【0041】
各色の現像器4は、容器内のトナーを送り機構によって送り込み、トナー(非磁性)とキャリア(磁性)を混合させた粉末を図中時計方向に回転するスリーブ5の外周にコートする。そして、粉末の中のトナーにより感光ドラム1の静電潜像に対応してトナー現像を行うものである。
【0042】
[中間転写体]
カラー画像形成動作時において、中間転写体18は、感光ドラム1の外周速度と同期して図中時計回りに回転し、各色の現像器4により可視化された感光ドラム1上のトナー画像を多重転写される。また、多重転写を受けた中間転写体18は、電圧を印加された2次転写ローラ22とによって転写材2を挟み込み搬送することにより、中間転写体18上の各色トナー画像を転写材2に同時多重転写している。
【0043】
前記中間転写体18は、本実施の形態において、例えば周長約1000mmの樹脂ベルトを、駆動ローラ14と2次転写対向ローラ15とテンションローラ16の3軸に張架して構成している。また、テンションローラ16の長手方向両端部に圧縮ばね19を設け、この圧縮ばね19によりテンションローラ16を荷重し、中間転写体18の周長が本体内の温湿度や時変化により変化しても、その変化量を吸収できる構成としている。
【0044】
前記中間転写体18は駆動ローラ14を支点としてプリンタ本体に支持される。駆動ローラ14の長手方向の本体背面側端部に図示しない駆動モーターを設け、この駆動力によって駆動モーター14が回転駆動することにより、中間転写体18が画像形成動作に応じて図中時計回りに回転するようにしている。更に、この中間転写体18は図中右方向に簡単に着脱することが出来る。
【0045】
[給紙部]
画像形成部へ転写材2を給送する給紙部は、複数枚の転写材2を収納したカセット7と、給紙ローラ8と、搬送ローラ9と、重送防止のリタードローラ10と、給紙ガイド11と、レジストローラ12とを有する。
【0046】
画像形成時には、給紙ローラ8が画像形成動作に応じて駆動回転し、カセット7内の転写材2を一枚ずつ分離給送し、転写材2は給紙ガイド11にガイドされながら、搬送ローラ9を経由してレジストローラ12に至る。このときレジストローラ12は、転写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を中間転写体18に向けて搬送させる回転の動作と、を所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時において中間転写体18上のトナー画像と転写材2との位置合わせを行う。
【0047】
[転写部]
転写部において、転写ローラ22は、例えば金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いたもので、図中上下に移動可能でかつ駆動機構により駆動される。
【0048】
中間転写体18上に4色のトナー画像を担持している間、即ち中間転写体18と転写ローラ22の対向部である2次転写部T2に中間転写体18上のトナー画像が至るまでは、中間転写体18上のトナー画像を乱さないように、転写ローラ22は図中点線で示す下方に位置し中間転写体18と離れるようにしている。その後、転写ローラ22は、中間転写体18上のトナー画像を転写材2に転写するタイミングに合わせて、図中実線で示す上方の位置にカム部材(不図示)により駆動され、転写材2を介して中間転写体18に所定の圧で押しつけられる。このとき同時に転写ローラ22にはバイアスが印加され、中間転写体18上のトナー画像は転写材2に転写される。
【0049】
ここで、中間転写体18と転写ローラ22とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材2は、転写工程が行われると図中左方向に所定の速度で搬送され、同時に次工程である定着器に供される。
【0050】
[中間転写体クリーニング部]
中間転写体クリーニング部ユニット(以下クリーナユニット)23は、クリーニング手段としてのクリーニングブレード24と、前記クリーニングブレード24を中間転写体18に押し当てるための加圧ばね等のばね29と、これらを支持するクリーニング容器としてのクリーナ容器27とからなる。
【0051】
前記クリーニングブレード24は、例えばウレタンゴム等の材質からなり、金属板等からなるブレード保持板26に貼り付けられ、クリーナ容器27に支持された揺動軸25を回転中心とし、ばね29により中間転写体18に所定の角度をもって押し当て、中間転写体18に対し均一に当接する構成としている。
【0052】
なお、クリーニングブレード24の対向部にはテンションローラ16が配置され、クリーニングブレード24は所定の当接圧で中間転写体18に当接する構成としている。
【0053】
このように、クリーニングブレード24が中間転写体18に当接する位置で、トナーを中間転写体18から掻き落とし中間転写体18をクリーニングする。
【0054】
クリーニングブレード24により掻き落とされた廃トナーは、クリーナ容器27に回収され、クリーナ容器27最下部に配置されているスクリュー28により、クリーナ容器27の本体手前側に配置されている廃トナー回収容器としての廃トナーボトル37に送られ回収される。前記スクリュー28の長手方向の本体背面側端部に設けた図示しない駆動モーターの駆動力をスクリュー28に伝達することにより、スクリュー28を搬送方向に回転させるようにしている。
【0055】
[定着部]
定着部38は、上記した現像手段により形成され中間転写体18を介して転写材上に転写されたトナー画像を、転写材に定着させるものであり、転写材2に熱を加えるための定着ローラ39と、転写材2を定着ローラ39に圧接させるための加圧ローラ40とを有する。各ローラ39、40は、中空ローラであり内部に夫々ヒーター(不図示)を有し、回転駆動されると同時に転写材2を搬送するよう構成されている。即ち、トナー画像を転写された転写材2は、定着ローラ39と加圧ローラ40とにより搬送されると共に、熱及び圧力を加えられることにより、トナー画像を転写材2に定着している。
【0056】
[画像形成動作]
次に上記のように構成された装置によって画像形成を行う場合の動作について図1を参照して説明する。
【0057】
まず、給紙ローラ8を回転させてカセット7内の転写材2を一枚ずつ分離し、レジストローラ12へと搬送する。
【0058】
一方、図中反時計回り方向に回転する感光ドラム1と、図中時計回り方向に回転する中間転写体18と、が各々所定の外周速度Vで同期して回転駆動している。
【0059】
中間転写体18の外周の任意の点が現像器4の直前の位置Sに到達したときに、帯電手段によって表面を均一に帯電された感光ドラム1は、露光位置Eにおいてレーザー露光を受け潜像が形成される。感光ドラム1の露光位置Eから中間転写体との接触部T1までの反時計回り方向の距離aは、中間転写体18のS点から接触部T1までの時計回り方向の距離bと等しい。したがって、所定の時間経過後にはトナー画像の描き初めの点Eと、中間転写体18上の点SとはT1の位置で一致し、トナー画像は中間転写体18に対してS点を先端に反時計回りに形成される。
【0060】
ここで、イエロー画像の形成について説明する。
【0061】
スキャナー部6Yによりイエロー画像のレーザー照射を行い、感光ドラム1上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時にイエロー現像器4Yを駆動し、感光ドラム1上の潜像にイエロートナーが付着するように、感光ドラム1の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行う。同時に現像部の下流の第一転写位置T1Yで、感光ドラム1Y上のイエロートナー画像を中間転写体18の外周に一次転写する。このとき中間転写体18には上記したイエロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行う。
【0062】
次いで、マゼンタ画像の形成において、中間転写体18の外周の一点S(イエロー画像の先端)が、マゼンタ現像器4Mの直前の位置S’に到達したとき、イエロー画像の形成と同様にスキャナー部6Mによりマゼンタ画像のレーザー照射がスタートされ、感光ドラム1M上の潜像にマゼンタトナー画像が現像され、感光ドラム1M上のマゼンタトナー画像を第一転写位置T1Mで中間転写体18上に転写する。
【0063】
次いで、シアン画像の形成において、中間転写体18の外周の一点S(イエロー及びマゼンタ画像の先端)が、シアン現像器4Cの直前の位置S”に到達したとき、イエロー画像またはマゼンタ画像の形成と同様に、スキャナー部6Cによりシアン画像のレーザー照射がスタートされ、感光ドラム1C上の潜像にシアントナー画像が現像され、感光ドラム1C上のシアントナー画像を第一転写位置T1Cで中間転写体18上にイエロー、マゼンタの各トナー画像に重ねて転写する。
【0064】
次いで、ブラック画像の形成において、中間転写体18の外周の一点S(イエロー/マゼンタ/シアン画像の先端)が、ブラック現像器4Kの直前の位置S```に到達したとき、イエロー画像、マゼンタ画像またはシアン画像と同様に、スキャナー部6Kによりブラック画像のレーザー照射がスタートされ、感光ドラム1K上の潜像にブラックトナー画像が現像され、感光ドラム1K上のブラックトナー画像を第一転写位置T1Kで中間転写体18上に更に重ねて転写する。
【0065】
上記した構成によれば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光ドラム1上に潜像形成、トナー現像を行い、このトナー画像をそれぞれの1次転写位置T1Y、T1M、T1C、T1Kで中間転写体18に転写し、中間転写体18の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーから成るフルカラーの画像を形成することになる。
【0066】
ブラックトナーの中間転写体18への転写が終了する前に、即ち4色目のブラクトナーの第1転写を終えてフルカラー画像が形成された中間転写体18の画像先端Sが第二次転写部T2に到達する前に、レジストローラ12で待機させておいた転写材2を、タイミングを合わせて搬送開始させる。
【0067】
上記4色の中間転写体18上への各色の画像形成時には下方に待機し中間転写体18とは非接触状態であった転写ローラ22を、転写材2の搬送開始のタイミングに合わせて、上方へ不図示のカムにより移動させ転写材2を中間転写体18の第二転写部T2に圧接させると同時に、転写ローラ22にトナーと逆特性のバイアスを印加させることで、中間転写体18上のフルカラー画像を4色同時に転写材2に転写する。
【0068】
第二転写部T2を経た転写材2は、中間転写体18から剥離され定着部38へ搬送されトナー定着を行った後に、排出ローラ対41、42、43を介して本体上部の排出トレイ44上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
【0069】
次に本発明の中心となる構成について図2から図11を参照して詳述する。
【0070】
図2において、ベルト体の中間転写体18は駆動ローラ14と2次転写対向ローラ15とテンションローラ16の3軸によって張られていて、テンションローラ16の軸受部材17を圧縮ばね19で加圧し、本体内の温湿度や経時変化による中間転写体18の周長の変化を吸収する構成としている。また、駆動ローラ14の長手方向の本体背面側端部に図示しない駆動モーターを設け、その駆動力を駆動ローラ14に伝達することにより、中間転写体18を画像形成動作に応じて所定の周速度で図中時計回り方向に回転させる構成としている。
【0071】
図3と図4に示すように、中間転写体ユニット13において、当接離間機構は、中間転写体ユニット13の4角を支える4つのカム48を有し、本体右側の2つのカム48が本体前後側板53(図10参照)に回動自在に支持され、本体手前側と本体背面側の夫々2つのカムを夫々支持する2つリンク部材としてのステー47と、本体左側の2つのカムを繋ぐカム軸としての軸46と、前記軸46の長手方向の本体手前側端部に設けたレバー45と、を有する。
【0072】
前記レバー45を所定の当接位置α、離間位置βにそれぞれ動かすことで、前記4つのカム48が回動し前記中間転写体ユニット13を上下させ、図中破線で示す当接状態と図中実線で示す離間状態を作り出す。
【0073】
図2に示すように、クリーナ容器27において、テンションローラ16の対向部に配置され中間転写体18をクリーニングするクリーニングブレード24は、ブレード保持板26に固定され、揺動軸25を回動中心とし中間転写体18に対し所定の角度を保ちながら、ばね29により所定の当接圧で当接するように保持される構成としている。
【0074】
図5の斜視図に示すように、中間転写体ユニット13には、クリーナユニット23を位置決めするボス20、20’が2ヶ所に配置されている。ボス20、20'はテンションローラ16の両端部を保持する軸受部材17、17'と一体に形成されており、テンションローラ16が動いても、テンションローラ16の軸線Oと、両端のボス20、20'の軸線を結んだ線O'とは常に一定の距離を保ち平行に保たれる。
【0075】
本体背面側(図中後方)にある軸受部材17'の一方にはクリーナユニット23のスクリュー駆動入力部34がはまり込む丸長穴21が設けられており、クリーナユニット23がセットされたときには回り止めの役割を果たす。また、クリーナユニット23の長手方向の本体手前側(図中前方)には回り止め部材30が設けられ、この回り止め部材30は本体手前側にある軸受部材17の一方に位置決めされる。また、ボス20、20'はクリーナユニット23に形成されている位置決め溝31、31'にはまり込み、さらに、クリーナユニット23の長手方向両端部に設けられたラッチ32、32'により、クリーナユニット23を中間転写ユニット13に位置決めすることができる。なお、ラッチ32、32'は軸部材33により連結され、軸部材33の長手方向の本体手前側端部にはレバー36(図6〜図9参照)が固定されている。
【0076】
前記クリーナユニット23を中間転写体ユニット13にセットする方法としては、図6から図9に示すように、クリーナユニット23を離間状態で本体に対して紙搬送方向と直交する方向に本体手前側から挿入し、前記中間転写体ユニット13の本体背面側にある不図示の突き当て部に当たるまで押し込む。押し込んだ状態で、前記クリーナユニット23に具備されているレバー36を持って、廃トナー搬送スクリュー28の回転軸を中心に回動させ、ボス20、20’にラッチ32、32’が引っかかるまで押し上げる。逆に、取出す時は、ラッチ解除レバーを兼ねるラッチ32により前記ラッチ32、32’を解除し、前記クリーナユニット23を離間状態にし、本体手前側に引き出す。
【0077】
クリーニングブレード24により回収された廃トナー51は、クリーナ容器27の最下部に配置されている廃トナー搬送スクリュー28により本体手前側に搬送され、クリーナ容器27と廃トナーボトル37の接続部から廃トナーボトル37に落下し回収される。
【0078】
前記廃トナー搬送スクリュー28は、図9に示すように、長手方向端部の本体背面側(図中左側)に設けたスクリュー駆動入力部34から図示しない駆動モーターによって駆動力が伝達され回転する。また、前記廃トナー搬送スクリュー28の駆動源は定着器の駆動源を併用することで、モーターの数を減らすことができ構造を簡略化している。
【0079】
図10と図11に示すように、廃トナーボトルの本体背面側の上部に設けた廃トナー取入口γは、クリーナユニット23の長手方向の本体手前側端部の突出部35と嵌合し、クリーナユニット23の長手方向の本体手前側端部に設けた排出口δから排出される廃トナーを回収することができる構成としている。こうして、廃トナーボトル37はクリーナユニット23に係止され、かつ位置決めされる。このような構成にすることで、中間転写体18の当接離間動作に伴いクリーナユニット23が図中上下方向に動作する際に、廃トナーボトル37もその動作に連動して図中上下方向に移動することになる。
【0080】
一方、廃トナーボトル37は、本体側板53に配置されている廃トナー回収容器保持部材としての廃トナーボトル保持部材50に保持されている。このとき廃トナーボトル37は廃トナーボトル保持部材50に図中水平方向に隙間を保ちつつ保持されているため、クリーナユニット23と廃トナーボトル37の図中水平方向の位置決めに影響を及ぼさず、廃トナーボトル37の姿勢を保持できる構成になっている。即ち、中間転写体18の経時変化や熱による伸び縮みに伴うテンションローラ16の位置変動(図中水平方向)に伴って、クリーナユニット23の排出口δが図中水平方向に位置変動し、クリーナユニット23と廃トナーボトル37の接続部が図中水平方向に位置変動しても、廃トナーボトル保持部材50により廃トナーボトル37を保持できる構成としている。
【0081】
また、廃トナーボトル保持部材50は図中垂直方向にスライドできるように本体側板53に配置されている。廃トナーボトル保持部材50の本体背面側の上部に水平方向の長穴54を設け、中間転写体ユニット13を当接離間させるレバー45に接続された本体手前側のステー47に設けた軸49に前記長穴54が嵌合するように構成している。そして、中間転写体ユニット13の当接離間動作、即ちレバー45の動きに連動して、廃トナーボトル保持部材50は中間転写体ユニット13と同期して上下することになる。したがって、中間転写体ユニット13に固定されているクリーナユニット23と、廃トナーボトル保持部材50に保持された廃トナーボトル37とは接続されたまま一緒に動くことができる。
【0082】
このように、廃トナーボトル37に廃トナーが蓄積された際に増加する廃トナーボトル37の重量を、前記廃トナーボトル保持部材50で支えることができる。このため、クリーナユニット23の排出口δに不要な外力が加わることで生じる廃トナー搬送スクリュー28の撓みを抑制し、変音が発生するとか、駆動トルクが大きくなる等の弊害を防止できる構成になっている。また、中間転写ユニット13の当接離間動作の際も同様に、クリーナユニット23と廃トナーボトル37の接続部に不要な外力が加わることがない構成になっている。
【0083】
また、廃トナーボトル保持部材50には廃トナーボトル37の満タン状態を検知するための満タン検知センサ52が具備されている。
【0084】
このように、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37は、中間転写体18の当接離間動作に連動して上下運動するクリーナユニット23と同期して動く構成になっているので、クリーナユニット23は廃トナーボトル37と接続部材を介することなく直接接続でき、部品点数が削減され構成が簡略化できる。
【0085】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37とクリーナユニット23の接続部が嵌合する構成としているため、別途シール部材を用いることなくシール性を向上させることができる。
【0086】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37は、クリーナユニット23に簡単な構成で着脱可能に係止しているため、廃トナー回収の際に廃トナーボトル37をプリンタ本体から着脱する作業が容易となる。
【0087】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37とクリーナユニット23の接続部が係止手段及び位置決め手段を兼ねるため簡単な構成で本発明の課題を解決できる。
【0088】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37が上下動することにより堆積した廃トナー51に振動が加わり、廃トナー51の充填密度が上がり廃トナーボトル37の容量フルに廃トナー51を回収することができる。さらに、このとき廃トナーボトル37の上部から廃トナーを取り入れる構成としているため、廃トナーボトル37の容量全量に廃トナー51を回収することができる。
【0089】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル保持部材50が廃トナーボトル37を保持する構成としているため、廃トナーボトル37とクリーナユニット23の接続部に不要な外力が加わることを抑制できる。
【0090】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル保持部材50は、当接離間機構に支持されかつ位置決めされるため、クリーナユニット23及び廃トナーボトル37と同期して上下運動することより、中間転写体18の当接離間動作中も廃トナーボトル3を保持することができる。
【0091】
また、本実施の形態によれば、当接離間機構にカム48、ステー47、軸46、レバー45を具備することで、簡単な構成で中間転写体18を当接離間運動させることができる。同時に、ステー47に設けた軸49と廃トナーボトル保持部材50に設けた長穴54が嵌合することで、廃トナーボトル保持部材50を中間転写体18の当接離間運動に同期して上下運動させることができる。
【0092】
また、本実施の形態によれば、廃トナーボトル37に廃トナーが容量全量に蓄積されたことを検知する満タン検知センサ52を設置することにより、廃トナーボトル37から廃トナーを回収する時期を容易に確認することができる。
【0093】
なお、本実施の形態において、クリーニング手段としてクリーニングブレードを用いているが、クリーニングブラシを用いた形態にも本発明は適用することができる。
【0094】
また、本実施の形態において、像担持体に第2の像担持体としての中間転写体を用いているが、画像形成手段として現像器を用い、像担持体として感光体を用いた形態にも本発明は適用することができる。さらに、像担持体としては中間転写体及び感光体を含む全てに対し効果的である。
【0095】
また、本実施の形態において、廃トナーボトル37とクリーナユニット23の接続部は、クリーナユニット23の突出部35を廃トナーボトル37の取入口γに嵌合させているが、他の形態としても本発明は適用できる。例えば、廃トナーボトル37に取入口を具備する突出部を設け、クリーナユニット23の排出口δに嵌合させる形態としてもよい。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、廃トナーボトルとクリーニング手段の接続部でのシール性を向上することができる。
【0098】
また、本発明は中間転写体を含む像担持体全てに対し効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラーレーザープリンタの断面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る中間転写体ユニットを示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る中間転写体ユニットの当接離間機構を示す斜視図。
【図4】本発明の実施の形態に係る中間転写体ユニットの当接離間機構を示す正面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る中間転写体ユニットとクリーナユニットの関係を示す概略図。
【図6】本発明の実施の形態に係るクリーナユニットが着脱位置にいる状態を示す概略図。
【図7】本発明の実施の形態に係るクリーナユニットがセットされる途中の段階を示す概略図。
【図8】本発明の実施の形態に係るクリーナユニットがセットされた状態を示す概略図。
【図9】本発明の実施の形態に係るクリーナユニットの上面図。
【図10】本発明の実施の形態に係る廃トナーボトルとクリーナユニットの接続状態を示す断面図。
【図11】本発明の実施の形態に係る廃トナーボトルとクリーナユニットの接続状態を示す正面図。
【図12】従来例の画像形成装置示す概略断面図。
【図13】従来例の中間転写体ユニットの当接状態を示す正面図。
【図14】従来例の中間転写体ユニットの離間状態を示す正面図。
【図15】従来例の廃トナーボトルとクリーナユニットの接続状態の一例を示す断面図。
【図16】従来例の廃トナーボトルとクリーナユニットの接続状態の一例を示す正面図。
【符号の説明】
1Y、1M、1C、1K…各色の感光ドラム
2…転写材
3Y、3M、3C、3K…各色のホルダー容器
3YS、3MS、3CS、3KS…各色の帯電スリーブ
4Y、4M、4C、4K…各色の現像器
5Y、5M、5C、5K…各色の現像スリーブ
6Y、6M、6C、6K…各色のスキャナー部
6Ya、6Ma、6Ca、6Ka…各色のポリゴンミラー
6Yb、6Mb、6Cb、6Kb…各色の結像レンズ
7…カセット 8…給紙ローラ
9…搬送ローラ 10…リタードローラ
11…給紙ガイド 12…レジストローラ
13…中間転写体ユニット 14…駆動ローラ
15…2次転写対向ローラ 16…テンションローラ
17、17’…軸受部材 18…中間転写体
19…圧縮ばね 20、20’…ボス
21…丸長穴 22…転写ローラ
23…クリーナユニット 24…クリーニングブレード
25…揺動軸 26…ブレード保持板
27…クリーナ容器 28…廃トナー搬送スクリュー
29…ばね 30…回り止め部材
31、31’…位置決め溝 32、32’…ラッチ
33…軸部材 34…スクリュー駆動入力部
35…突出部 36…レバー
37…廃トナーボトル 38…定着部
39…定着ローラ 40…加圧ローラ
41、42、43…排出ローラ対
44…排出トレイ 45…レバー
46…軸 47…ステー
48…カム 49…軸
50…廃トナーボトル保持部材 51…廃トナー
52…検知センサ 53…本体側板
54…長穴
α…当接位置 β…離間位置
γ…排出口 δ…取入口
101…感光ドラム 102…1次転写対向ローラ
103…中間転写ベルト 104…駆動ローラ
105…2次転写対向ローラ 106…テンションローラ
107…軸受 108…圧縮ばね
109…中間転写ユニット 110…クリーナ容器
111…クリーナ容器 112…廃トナー搬送スクリュー
113…クリーナユニット 114…接続部材
115…廃トナーボトル 116…レバー
117…2次転写ローラ 118…転写材
119…排出部 120…入口部

Claims (3)

  1. 画像形成手段と、
    前記画像形成手段により形成されたトナー画像を担持して移動し、複数のローラに無端ベルト状のベルト体を張架したベルトユニットで構成される像担持体と、
    前記画像形成手段に対して前記像担持体を当接及び離間させる当接離間機構と、
    前記像担持体上のトナーをクリーニングするためのクリーニング手段と、
    前記像担持体に対して取り付けられ、前記クリーニング手段によってクリーニングされたトナーを回収するためのクリーニング容器と、
    前記クリーニング容器の一部と当接して、前記クリーニング容器から排出されたトナーを取り入れるための開口部を有し、前記開口部から取り入れられたトナーを収納する回収容器と、
    前記回収容器を保持する容器保持部材と、を備え、
    前記容器保持部材は、前記当接離間機構と係合し、前記当接離間機構の動作に応じて移動し、
    前記当接離間機構は、
    前記ベルトユニットに当接し、回動可能な4つのカム部材と、
    前記4つのカム部材のうち、前記ベルトユニットの一端側に位置する2つの前記カム部材を連動して回動させる第1のリンク部材と、
    前記4つのカム部材のうち、前記ベルトユニットの他端側に位置する他の2つの前記カム部材を連動して回動させる第2のリンク部材と、
    前記第1のリンク部材に連結された一方の前記カム部材と、前記第2のリンク部材に連結された一方の前記カム部材を連動させるカム軸と、
    前記カム軸を回動させるレバーとを有し、
    前記レバーの回動により前記4つのカム部材を回動させて前記ベルトユニットを移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記容器保持部材は、前記当接離間機構の前記第1のリンク部材に連結されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のローラのうち、前記ベルト体に張力を与えるためのローラの回転軸を保持する軸保持部材を有し、
    前記クリーニング容器は、前記軸保持部材に支持されることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
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