JP4178289B2 - 部屋の寸法測定装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、畳を敷き込む部屋の寸法をレーザー距離計を用いて光学的に測定する装置に関し、特に、取り扱いが簡単で持ち運びに便利であり、畳の敷き込みに必要な測定個所を自動的に、かつ正確に測定するように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】
畳を敷き込む際に、表記された部屋の寸法が部屋の実寸法が同じであるとは限らないので、施工に際して、予め部屋の実寸法を測定し、その実測値に基づいて部屋の形状に合わせて畳を裁断加工している。
【0003】
このような部屋の実寸法を光学的に測定する装置として、特開2000−310532号公報および特開平5−288549号公報などにより提案されている距離・方位角測定装置は、基台と、この基台に回転自在に載置された回転台と、この回転台上に載置され、基台に対する回転台の回転角度に比例した数のパルスを発生するロータリ・エンコーダと、このロータリ・エンコーダから出力されるパルスを計数するカウンタと、上記回転台上に載置され、部屋の壁面(敷居)までの距離を測定するレーザー距離計と、上記カウンタの計数値(方位角に対応)およびレーザー距離計の出力を極座標データで格納する記憶手段を備えている。
【0004】
この距離・方位角測定装置を部屋の中央部に設置し、回転台を回転させながら測定したい部屋の方位角および距離を極座標で光学的に測定して収集し、これらの極座標で収集した部屋のデータを二次元座標に変換して部屋の寸法を得るものである。
【0005】
部屋に畳を敷き込む際には、三畳間、四畳半、六畳間、八畳間、十畳間などの部屋の形状に合わせて敷き込む畳の配置および割付けを決めている。例えば、六畳間の部屋に畳を敷き込む際には、図4に示すように六畳の畳を配置する。そして、敷居に接する畳の下前側を、敷居に合わせて裁断(クセ取り)して縁を縫い付けている。
【0006】
このように、畳をクセ取りしながら縫製する際に、部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」および「間中(長手方向の中間点:1/2の点)R」の位置の寸法を測定することが必要である。さらに正確に測定したい場合には、「部屋の隅部P」、「畳の突合せ部Q」および「間中R」の他に、「小間中(突合せ部と間中との中間点:1/4または3/4の点)T」の位置の寸法を正確に測定することが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の部屋の寸法測定装置および方法においては、距離・方位角測定装置を動作させて、レーザー距離計から放射されるレーザービームbが一定角度回転する毎に距離データを収集したり、距離データが一定長さ変化する毎に方位角データとともに距離データを収集していた。
【0008】
そのために、収集したデータが、部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」に必ずしも当たるものではないので、部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の位置のデータを収集する場合には、部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の位置に予め「印」を付けておき、距離・方位角測定装置を動作させてレーザー距離計から放射されるレーザービームbが、「印」を指向したことを目視により確認して、距離・方位角測定装置に収集信号を伝送し、方位角および距離を測定して収集していた。
【0009】
このように、部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の位置に「印」を付けることなく、その方位角および距離を自動的に測定してデータを収集することはできなかった。そこで、この発明の寸法測定装置は、このような畳の敷き込みに必要な部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の位置を結ぶ線分で表現した部屋の形状を自動的に測定するために考えられたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の部屋の寸法測定装置は、回転台に搭載されたレーザー距離計と、上記回転台の回転角度より上記レーザー距離計のレーザー・ビームが指向する方位角を検出する方位角検出手段と、上記回転台を回転させるモータと、標準的な部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を格納したパターン・テーブルとよりなる距離・方位角測定装置と、上記距離・方位角測定装置を部屋に設置して動作させ、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを方位角検出手段で得た方位角データとともに収集して部屋の寸法を測定し、この測定した上記部屋の寸法で上記パターン・テーブルを検索して部屋に敷き込む畳の配置より、畳の敷き込みに必要な部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の位置を得たのち、上記距離・方位角測定装置を再動作させて、上記レーザー距離計のレーザー・ビームが部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の方向に指向したとき、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを収集して部屋の寸法を測定する動作を制御する制御装置とを具備するものである。
【0011】
この発明の部屋の寸法測定方法は、回転台に搭載されたレーザー距離計と、上記回転台の基台に対する回転角度より上記レーザー距離計のレーザー・ビームが指向する方位角を検出する方位角検出手段と、上記回転台を回転させるモータと、標準的な部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を格納したパターン・テーブルとよりなる距離・方位角測定装置を部屋に設置し、上記距離・方位角測定装置を動作させて、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを方位角検出手段で得た方位角データとともに収集して部屋の寸法を測定する第1の工程と、この第1の測定工程で得た部屋の寸法により上記パターン・テーブルを検索して部屋に敷き込む畳の配置を得る第2の工程と、この検索工程で得た畳の配置より、畳の敷き込みに必要な部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の位置を得る第3の工程と、上記距離・方位角測定装置を再動作させて、上記レーザー距離計のレーザー・ビームが上記第3の工程で得た方向に指向したとき、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを収集して部屋の寸法を測定する第4の工程とを経る方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の部屋の寸法測定装置1は、図1の斜視図に示すように、3つの脚21を有し、周囲に同心状に大歯車22が固定された円形の基台2と、この基台2に回転自在に載置された円形の回転台3を備えている。
【0013】
この回転台3には、基台2に対する回転台3の回転角度を検出するロータリ・エンコーダ31と、基台2の大歯車22と噛み合う小歯車39を有し、回転台3を回転させるモータ32と、レーザー距離計4が搭載されており、さらに、装置を動作させる電池、信号処理回路を組み込んだ回路基板5、キーボードなどの操作部33、入出力データを表示する表示部34、データを外部の機器に取り出すコネクタ35などを備えている。
【0014】
信号処理回路は、図2に示すように、装置全体を制御するCPU50と、処理プログラムを格納したROM51と、データを一時的に格納するRAM52と、ロータリ・エンコーダ31から発生するパルスを計数するカウンタ54と、レーザー距離計4から出力された距離データを受信したり外部機器へデータを送出するSIO55と、モータ32を制御する制御回路53などにより構成されている。
【0015】
さらに、電波または光線によるリモコン送信装置9を操作して寸法測定装置1を遠隔制御するためのリモコン受信部が設けられている。
【0016】
回転台3に搭載するレーザー距離計4として、スイスのライカ ジオシステムズ社製のモジュール「DISTO pro4a」を組み込んだ株式会社村上技研産業より販売されている「レーザー距離センサ LDS−1」を使用することができる。このレーザー距離計は、出力データとして、目標物までの距離を示す「距離データ」と、受光した反射光線の強度を示す「反射強度データ」などがあり、コマンドにより何れか一つのデータを出力させるモードを選択することができる。
【0017】
レーザー距離計4から照射されるレーザー・ビームの指向方向(方位角に対応)は、ロータリ・エンコーダ31から出力されたパルスを計数した計数値により収集することができる。そして、この収集した「方位角データ」は、「距離データ」とともにRAM52に格納される。
【0018】
信号処理回路には、三畳間、四畳半、六畳間、八畳間、十畳間などの標準的な各種部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を格納したパターン・テーブルを備えている。
【0019】
次に、このように構成された寸法測定装置1を使用して、畳の敷き込む際に必要な部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」を結ぶ線分で表現した部屋の寸法図を得る手法について説明する。
【0020】
ステップ1M:まず、部屋の形状を取得する動作を手動により行う手法を説明する。図3の平面図に示すように、部屋の中央部に寸法測定装置1を設置し、リモコン送信装置9を操作して寸法測定装置1を動作させ、目視によりレーザー距離計から放射されるレーザービームbが、部屋の隅部の近傍で一辺の線分を取得できる方向を指向する毎に、リモコン送信装置9を操作して、その点の距離データおよび方位角データを収集してRAM52に格納させる。例えば、部屋の形状が四画形である場合には、四辺の両端近傍の2点の距離データおよび方位角データを収集する。すなわち、8点のデータを収集する。
【0021】
ステップ1A:部屋の形状を取得する動作を自動的に行う手法を説明する。ステップ1Mと同様に、部屋の中央部に寸法測定装置1を設置し、寸法測定装置1を動作させて、レーザー距離計から放射されるレーザービームbが一定角度回転する毎に、または距離データが一定長さ変化する毎に距離データおよび方位角データを収集することにより、極座標で部屋の形状を自動的に収集する。
【0022】
ステップ2:ステップ1Mまたは1Aで収集したデータにより各辺の線分を求めることができるので、各隅部を挟む2本の線分が交叉する点を仮想的な隅部として間接的に測定することができる。そして、この収集した隅部のデータは、RAM52に格納される。
【0023】
ステップ3:収集した隅部の極座標のデータを二次元座標のデータに変換することにより、部屋の形状および大きさを得ることができるので、この二次元座標のデータによりパターン・テーブルに格納されている各種部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を検索して、最も近似するパターンを抽出することにより、ステップ1Mまたは1Aで測定した部屋の種類および敷き込む畳の配置を自動的に検出することができる。
【0024】
ステップ4:ステップ3の検索で部屋の種類および畳の配置が決まり、敷居に接する「畳の突合せ部Q」および「間中R」の位置が決まる。例えば、検索結果が六畳間である場合には、図4に示すように、長辺側を4分割した位置および短辺側を3分割した位置が、それぞれ「畳の突合せ部Q」および「間中R」の位置に対応することが解る。なお、長辺側を8分割し、短辺側を6分割することにより「畳の突合せ部Q」および「間中R」の他に「小間中T」の位置に対応することが解る。
【0025】
このように、ステップ1〜4の第1回目の測定により、部屋の形状および大きさを概略測定することができ、敷き込む畳の配置が決まるので、部屋の「隅部Q」、「畳の突合せ部R」、「間中R」、「小間中T」の位置の大まかなデータを得ることができる。
【0026】
ステップ5:第1回目の測定によって得た「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の位置のデータに基づいて第2回目の測定を行う。第2回目の測定においては、部屋の中央部に設置した寸法測定装置1を再び動作させて、ロータリ・エンコーダ31から出力されたパルスを計数した計数値により、レーザー距離計から放射されるレーザービームbが、「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の方向に指向したものと判断する毎に、その方位角データとともに距離データをそれぞれ収集することにより、極座標で部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」の各位置を結ぶ線分で表現した部屋の形状を自動的に収集することができる。そして、この収集したデータは、RAM52に格納される。
【0027】
特に、部屋の「隅部」は、正確に測定する必要がある。先に出願した特願2002-381828号で提案し、図5(a)に示すように、高反射率の線状反射体61およびこの線状反射体61を挟む2つの低反射率(黒色)の平面63を有し、線状反射体61を谷線として直角に折り曲げた隅部用測定用マーカー6Sを「隅部」に設置して、「隅部」近傍の反射を抑制し、高反射率の線状反射体61から反射した反射光のみを使用して測定するように構成すればよいのである。
【0028】
ステップ5で収集した極座標のデータを二次元座標のデータに変換することにより、畳の敷き込みに必要な部屋の「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」を結ぶ線分で表現した図4に示す部屋の寸法図を得ることができる。
【0029】
図6の平面図に示すように、部屋に隅柱や中柱が存在する場合には、第2回目の測定において、隅柱や中柱を無視して「隅部P」、「畳の突合せ部Q」、「間中R」、「小間中T」測定したのち、第3回目の測定において隅柱や中柱の測定を行う。このとき、図5(a)に示すように、高反射率の線状反射体61およびこの線状反射体61を挟む2つの低反射率の平面63を有し、線状反射体61を谷線として直角に折り曲げた隅部用測定用マーカー6Sを使用し、または図5(b)に示すように、線状反射体61を稜線として直角に折り曲げた角部用測定用マーカー6Kを使用して、隅柱や中柱の「隅部」または「角部」に設置して線状反射体61の近傍の反射を抑制し、高反射率の線状反射体61から反射した反射光のみを使用して測定するように構成すればよいのである。
【0030】
隅柱や中柱の突出長さが短い場合には、柱の隅部または角部に隅部用測定用マーカー6Sまたは角部用測定用マーカー6Kを設けることが困難である。このような場合には、図7に示すように、柱の突出部の一面に粘着性の裏面を有する高反射率の平板9を貼り付け、この平板9上の2点c、dを結ぶ線分を求め、この線分の延長線と敷居の2点a、bを結ぶ線分と交点を谷線Aとし、柱の突出部の他の面に粘着性の裏面を有する平板9を貼り付け、この平板9上の2点e、fを結ぶ線分を求め、この線分の延長線と敷居の2点g、hを結ぶ線分と交点を谷線Cとし、2点c、dを結ぶ線分と2点e、fを結ぶ線分との交点を柱の稜線とすればよいのである。
【0031】
なお、隅柱や中柱が存在しない部屋の測定においても、隅部用測定用マーカーを使用することなく、図3で説明したように、隅部を含む2辺の線分の延長線が交叉する交点を隅部としてもよいのである。
【0032】
【発明の効果】
以上の実施の形態に基づく説明から明らかなように、この発明の部屋の寸法測定装置によると、敷居に接する畳の下前側を、敷居に合わせて裁断(クセ取り)して縁を縫い付けて縫製する際に、畳の敷き込みに必要とする部屋の「隅部」、「畳の突合せ部」、「間中」、「小間中」の位置を結ぶ線分で表現した部屋の形状を熟練を要することなく自動的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の部屋の寸法測定装置の実施形態を示す斜視図、
【図2】図1に示す装置で使用する制御回路のブロック図、
【図3】この発明の装置を使用して部屋の寸法を大まかに測定する状態を示す平面図、
【図4】畳の敷き込みに必要な部屋の「隅部」、「畳の突合せ部」、「間中」、「小間中」を結ぶ線分で表現した部屋の寸法図、
【図5】隅部測定用マーカーおよび角部測定用マーカーの一例を示す斜視図、
【図6】この発明の装置を使用して隅柱や角柱が存在する部屋の寸法を測定する状態を示す平面図、
【図7】突出長さが短い隅柱や中柱を測定する状態を示す斜視図、
【符号の説明】
1 寸法測定装置
2 基台
3 回転台
4 レーザー距離計
5 信号処理回路
9 リモコン送信装置
31 ロータリーエンコーダ
32 モータ
33 キーボードなどの操作部
34 入出力データを表示する表示部
35 コネクタ
6S 隅部測定用マーカー
6K 角部測定用マーカー
61 高反射率の線状反射体
63 低反射率の平面

Claims (2)

  1. 回転台に搭載されたレーザー距離計と、上記回転台の回転角度より上記レーザー距離計のレーザー・ビームが指向する方位角を検出する方位角検出手段と、上記回転台を回転させるモータと、標準的な部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を格納したパターン・テーブルとよりなる距離・方位角測定装置と、
    上記距離・方位角測定装置を部屋に設置して動作させ、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを方位角検出手段で得た方位角データとともに収集して部屋の寸法を測定し、この測定した上記部屋の寸法で上記パターン・テーブルを検索して部屋に敷き込む畳の配置より、畳の敷き込みに必要な部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の位置を得たのち、上記距離・方位角測定装置を再動作させて、上記レーザー距離計のレーザー・ビームが部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の方向に指向したとき、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを収集して部屋の寸法を測定する動作を制御する制御装置とを具備することを特徴とする部屋の寸法測定装置。
  2. 回転台に搭載されたレーザー距離計と、上記回転台の回転角度より上記レーザー距離計のレーザー・ビームが指向する方位角を検出する方位角検出手段と、上記回転台を回転させるモータと、標準的な部屋の縦横の長さおよび部屋に敷き込む畳の配置を格納したパターン・テーブルとよりなる距離・方位角測定装置を部屋に設置し、
    上記距離・方位角測定装置を動作させて、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを方位角検出手段で得た方位角データとともに収集して部屋の寸法を測定する第1の工程と、
    上記第1の測定工程で得た部屋の寸法により上記パターン・テーブルを検索して部屋に敷き込む畳の配置を得る第2の工程と、
    該検索工程で得た畳の配置より、畳の敷き込みに必要な部屋の隅部、畳の突合せ部、間中の位置を得る第3の工程と、
    上記距離・方位角測定装置を再動作させて、上記レーザー距離計のレーザー・ビームが上記第3の工程で得た方向に指向したとき、上記レーザー距離計から出力される敷居までの距離データを収集して部屋の寸法を測定する第4の工程と、
    を経ることを特徴とする部屋の寸法測定方法。
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