JP4315630B2 - 乗用田植機の走行速度保持機構 - Google Patents

乗用田植機の走行速度保持機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば苗載台及び苗植付爪を備えて、連続的に苗植作業を行う乗用田植機を一定速度で走行させるための速度保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、乗用田植機に設けられる、車速を一定に保持する走行速度の保持機構(オートクルーズ機構)は、従来種々の構成のものが提案・実施されているが、保持機構の解除、すなわち、車速を保持状態から非保持状態に切り換える際には、アクセルペダル、若しくは、変速ペダル、若しくは、ブレーキペダルを踏込操作するというオペレータの足でのペダル操作のみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アクセルペダルを踏込操作することによって、走行速度の保持機構を解除するものにおいては、加速する場合には問題ないが、減速する場合は、保持機構の解除操作時に、減速しようとするオペレータの意図に反して、一旦、加速してしまい、オペレータの操作フィーリングが合わないという不具合がある。また、ブレーキペダルを踏込操作することによって、走行速度の保持機構を解除するものであって、特に、ブレーキペダルにてブレーキとクラッチを操作し、ブレーキがクラッチよりも先に動作するよう構成されているものにおいては、保持機構の解除操作時にブレーキが作動し、車両が制動するときのショックが大きくなるという不具合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
変速ペダル(31)を一定操作位置に保持する保持機構を設けた乗用田植機の走行速度保持機構において、該走行速度保持機構を保持又は非保持の状態に切換可能な速度保持操作レバー(54)を設け、運転席(13)に着座したオペレータが、該速度保持操作レバー(54)を操作して前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができると共に、ブレーキペダル(30)を踏込操作することによっても、前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができるように構成し、前記走行速度保持機構は、該変速ペダル(31)のペダル軸(101)上に固設し、複数の爪部より構成した係止部(109a)を備えた変速操作カム(109)と、該変速操作カム(109)の係止部(109a)に係合する爪部(102a)を具備した速度保持操作カム(102)により構成し、該速度保持操作カム(102)はカム軸(136)により回動可能に枢支し、該速度保持操作カム(102)の一端と、前記速度保持操作レバー(54)とを、操作ロッド(50)により連結し、該速度保持操作カム(102)の他端とブレーキペダル(30)とを、長孔(129a)を穿設した連動板(129)により連結し、前記ブレーキペダル(30)を内側に配置し、前記変速ペダル(31)を外側に配置し、左右に並列して配置し、該ブレーキペダル(30)のブレーキペダル軸(117)と、該変速ペダル(31)の変速ペダル軸(101)を、同一直線上に配設し、該ブレーキペダル(30)と変速ペダル(31)の間の、変速ペダル軸(101)上に、前記変速操作カム(109)を固設したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本実施例に係る田植機の全体的な構造を示す平面図、図2は同じく側面図、図3は車体フレームを示す平面図、図4は駆動部の説明側面図、図5は駆動部の説明平面図である。
【0007】
また、図6はミッションケースの断面図、図7はミッションケースのスケルトン図、図8は主クラッチの説明図、図9はブレーキ装置の説明図、図10はPTO変速機構の説明図である。そして、図11は速度保持機構を示す右側面図、図12はブレーキペダル及び変速ペダルを示す斜視図、図13は同じく右側面図、図14は同じく平面図、図15は変速ペダルを示す左側面図、図16は車体フレームのペダル支持部を示す斜視図、図17はブレーキペダルを示す左側面図、図18は同じく斜視図、図19は保持操作レバーを示す斜視図である。
【0008】
まず、本発明の実施例に係る乗用田植機の構造について説明する。但し、本発明に係る走行速度保持機構は、本実施例に限定されるものでなく、多種多様な作業車両に応用することができる。
【0009】
図1、図2及び図5に示す如く、前記乗用田植機では、走行車両1の車体フレーム3にエンジン2を搭載し、ミッションケース4の左右両側方でフロントアクスルケース5・5を介して水田走行用前輪6・6を支持し、前記ミッションケース4(図4)後方のリヤアクスルケース7で水田走行用後輪8・8を支持している。前記エンジン2等を覆うボンネット9両側に予備苗載台10・10を取り付け、作業者が搭乗する車体カバー11によって、前記ミッションケース4等を覆い、前記車体カバー11後側上方にシートフレーム12を介して運転席13を取り付け、その運転席13の前方で前記ボンネット9後部に操向ハンドル14を設けている。
【0010】
前記操向ハンドル14位置近傍に、主変速レバー28、昇降・植付の入切・植付時の変速・線引きマーカ等の操作を行うシフトレバー29、アクセルレバー51、速度保持操作レバー54の各レバー28・29・51・54や、ブレーキペダル30、変速ペダル31及びデフロックペダル32の各ペダル30・31・32を配設すると共に、運転席13位置近傍に感度調節レバー33及びストップレバー34及びユニットクラッチレバー35の各レバー33・34・35を配設している。
【0011】
また、図中15は六条植え用の苗載台16、並びに複数の苗植付爪17・17・・・などを具備する植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を下部レール18及びガイドレール19を介して、植付ケース20に左右往復摺動自在に支持すると共に、前記植付ケース20で一方向に等速回転させるロータリケース21・21・・・を支持している。前記植付ケース20前側のヒッチブラケット23は、トップリンク24及びロワリンク25を含む昇降リンク機構26を介して走行車両1後側に連結し、前記昇降リンク機構26を介して植付部15を昇降する油圧昇降シリンダ27をロワリンク25に連結している。
【0012】
そして、前記ロータリケース21の回転軸芯を中心に対称位置に、一対の爪ケース22・22を配設し、該爪ケース22・22先端に苗植付爪17・17を取り付けて、前記前後輸6・6・8・8を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動させる苗載台16から、一株分の苗を植付爪17・17によって取り出しながら、連続的に苗を植える田植作業を行うように構成している。
【0013】
なお、図中36はセンターフロート、37・37はサイドフロート、38は肥料ホッパ39内の肥料を送風機40の送風力でフレキシブル形搬送ホース41を介しフロート36・37・37の側条作溝器42に排出させる六条用側条施肥機である。
【0014】
次に、前記乗用田植機のフレーム構造について説明する。
【0015】
図3乃至図5に示す如く、前記車体フレーム3は前部フレーム43・43と、中間フレーム44・44と、後部フレーム45・45とに三分割し、左右一対の前部フレーム43・43にエンジン2を、左右一対の中間フレーム44・44にフロントアクスルケース5・5を、左右一対の後部フレーム45・45にリヤアクスルケース7及びエンジン2に燃料を供給する燃料タンク46を配設している。
【0016】
前記フロントアクスルケース5・5は、前部フレーム43・43後端と後部フレーム45・45前端を連結する左右中間フレーム44・44の下面に着脱自在に固定し、該左右フロントアクスルケース5・5間を前記ミッションケース4で連結している。
【0017】
また、リヤアクスルケース7は、後部フレーム45の後部を一体的に連結した門形フレーム53に固設している。前記ミッションケース4とリヤアクスルケース7は、パイプ製の連結フレーム62によって一体連結されている。
【0018】
ミッションケース4後方に突出したリヤ出力軸63に、リヤ伝達軸66を介してリヤアクスルケース7前方に突出しているリヤ入力軸65を連結してリヤ出力軸63から左右の後輪8・8に動力を伝達している。また、ミッションケース4後方に突出したPTO出力軸64に自在縦手軸69を介してリヤアクスルケース7上部の軸受67に設ける仲介軸68を連結し、該仲介軸68に自在縦手軸を介して植付ケース20の入力軸を連結して、PTO出力軸64から植付部15に動力を伝達している。
【0019】
次に、動力伝達構成について説明する。
【0020】
図4乃至図7に示す如く、前記ミッションケース4は、本体胴部70と、前蓋部71と、後蓋部72を備え、前記胴部70の前後に各蓋部72を着脱自在にボルト固定し、密閉箱形に形成すると共に、前記胴部70の内部を前後に分割する仕切り壁部73を設けている。
【0021】
前記ミッションケース4の前蓋部71前面に、可変容量型の油圧ポンプ85及び固定容量型の油圧モータ86からなる油圧式無段変速機構57を配設し、該油圧ポンプ85に入力するための、変速入力用ポンプ軸58を前方に突出している。該変速入力用ポンプ軸58は、伝達軸59及び伝達ベルト61を介してエンジン2の出力軸60に連結され、エンジン2から動力を取り出し可能としている。
【0022】
前述の如く、エンジン2から変速入力用ポンプ軸58に入力された動力は、油圧ポンプ85を駆動し、該油圧ポンプ85からの圧油を油圧モータ86に送油してモータ軸77を回転させて出力される。ミッションケース4内に突出したポンプ軸58は、前蓋部71にベアリング軸受した小径の伝達ギヤ74を係合軸支し、また、パイプ軸76を介して後蓋部72後面に固定したチャージポンプ75に伝達ギヤ74の動力を伝達している。
【0023】
一方、前記ミッションケース4内に突出した油圧式無段変速機構57のモータ軸77は、前蓋部71にベアリング軸受されたサンギヤ78を係合軸支している。さらに、該サンギヤ78のボス部に遊転軸支したキャリヤギヤ79に三枚のプラネタリギヤ80を軸81を介して回動自在に設け、該プラネタリギヤ80は、前記サンギヤ78と後蓋部72で前後を回動自在に軸支された合成出力軸84に外嵌したリングギヤ82に噛合した状態として、これら各ギヤ78・80・82によって遊星ギヤ機構83を形成している。
【0024】
そして、ポンプ軸58に外嵌された前記の小径の伝達ギヤ74に大径のキャリヤギヤ79を常時噛合させ、油圧式無段変速機構57の無段変速出力である正逆回転出力と、伝達ギヤ74及びキャリヤギヤ79の減速回転出力(一方向の一定回転)とを、遊星ギヤ機構83のデフ作用によって合成し、ゼロ乃至最大速の一方向の回転力として合成出力軸84に伝達している。
【0025】
なお、図8にも示す如く、リングギヤ82と合成出力軸84との間に、主クラッチ47が設けられている。リングギヤ82は、プラネタリギヤ80と噛合するギヤ部82aと、合成出力軸84にスプライン嵌合するスプラインカラー140に遊嵌するボス部82bで構成されており、クラッチ軸48に枢結されたクラッチアーム48aによってスプラインカラー140に遊嵌されたシフタ49を摺動することにより、ボス部82bとスプラインカラー140との間の鋼球を介して連結・連結解除、すなわち、主クラッチ47の入切を制御するボールクラッチ機構を構成している。前記クラッチ軸48はミッションケース4の外側へ延出され、該延出部に枢結されたクラッチアーム48bは、ブレーキペダル30に連結されて、ブレーキペダル30を踏込操作することによって主クラッチ47の入切操作可能としている。
【0026】
また、ミッションケース4の仕切り壁部73と後蓋部72の間で、前記合成出力軸84の後部、フロント出力軸92、リヤ出力軸63及びカウンタ軸94の各軸をベアリング軸受している。
【0027】
前記合成出力軸84の後部では、前進ギヤ87と、後進ギヤ88を遊転軸支しており、合成出力軸84に各ギヤ87・88をスライダ89によって選択的に係合することによって、前進または中立または後進の出力に切り換える構成としている。
【0028】
前記フロント出力軸92では、入力ギヤ96によりフロント出力軸92に伝達された動力を、差動ギヤ90を介して左右の前車軸91に伝達可能としている。さらに、該フロント出力軸92上には、ブレーキ装置120が設けられており、図9にも示す如く、上端部をミッションケース4上部に延出する、ブレーキ操作軸121の回動により、ブレーキ装置120の作動を制御可能とし、ブレーキ装置120が作動すればフロント出力軸92に制動力が働いて前輪6・6の回転を停止させる構成としている。
【0029】
前記リヤ出力軸63では、移動ギヤ97及び植付ギヤ98を遊転軸支しており、副変速スライダ99によって各ギヤ97・98をリヤ出力軸63に選択的に係合させる構成としている。前記副変速スライダ99及び合成出力軸84上の前後進切換スライダ89は、同一のシフトフォーク106に係止されており、変速レバー28の位置切換によって前後進及び副変速(低高速)の切換を行うことができる。なお、PTO出力軸64の手動回転を可能にするため、移動ギヤ97と植付ギヤ98が共に遊転する状態を現出可能としている。
【0030】
前記カウンタ軸94では、伝達ギヤ141と高速用ギヤ100とPTO変速ギヤ93・93・・・を係合軸支している。PTO変速ギヤ93・93・・・は、図10にも示す如く、PTO変速軸116に設けられた径の異なる複数のギヤ56・56・・・に噛合しており、PTO変速機構115によって作動するギヤの組み合わせを選択することにより、該PTO変速ギヤ93の動力を変速してPTO出力軸64に伝え、株間変速自在に植付部15を駆動している。さらに、ミッションケース4に内設させるチェン113を介してPTO出力軸64に施肥出力軸114を連結させ、植付部15と同調させて施肥機38を駆動するようにしている。また、前記伝達ギヤ141は前進ギヤ87と、前記高速用ギヤ100は移動ギヤ97に噛合し、合成出力軸84からリヤ出力軸63の間に介在して動力を伝達している。
【0031】
上述の構成において、前後輪6・6・8・8を後進駆動するときには、前記リヤ出力軸63及びフロント出力軸92上の入力ギヤ95・96を介して、合成出力軸84上の後進ギヤ88の後進動力をリヤ出力軸63及びフロント出力軸92に伝達する。
【0032】
また、前後輪6・6・8・8を苗の植付作業速度で前進駆動するときには、前記伝達ギヤ141からカウンタ軸94上の低速用のPTO変速ギヤ93、植付ギヤ98を介して前進ギヤ87の動力を前記リヤ出力軸63及びフロント出力軸92に伝達する。なお、副変速スライダ99を摺動して変速し、前進ギヤ87の動力を高速用ギヤ100及び移動ギヤ97を介して各出力軸63・92に伝達し、圃場間の路上移動などの高速の移動速度で前後輸6・6・8・8を前進駆動することも可能に構成している。
【0033】
ここで、本発明に係る走行速度保持機構について説明する。図11及び図12に示す如く、該走行速度保持機構は、主に変速ペダル31に連結された変速操作部材である変速操作カム109、ブレーキペダル30及び速度保持操作レバー54に連結された保持操作部材である速度保持操作カム102及びその周辺機構によって構成されている。
【0034】
まず、変速ペダル31及びその周辺の部材について説明する。
【0035】
図7及び図13乃至図15に示す如く、油圧ポンプ85の斜板107の角度を制御する制御軸108に、アーム110a及び調整用ロッド110bからなるリンク110を介して変速操作カム109と連結し、該変速操作カム109に変速ペダル31が連結されている。
【0036】
前記変速操作カム109に、変速ペダル31及び変速操作カム109の回動軸であるペダル軸101の一端を挿入固定し、該ペダル軸101の他端で変速ペダル31のペダルアーム31aに固設したボス部31bを外嵌固定している。すなわち、変速ペダル31を踏込操作することにより、変速操作カム109がペダル軸101を中心として回動し、該変速操作カム109に連結されたリンク110を介して制御軸108が回動操作され、油圧ポンプ85の斜板107の角度を変更する。
【0037】
なお、前記ペダル軸101は、図16にも示す如く、前部フレーム43と中間フレーム44を連結するブラケット132を左右に貫通する筒状支持体103に遊嵌され、変速ペダル31のペダル部31cは、前部フレーム43と中間フレーム44を連結するブラケット132と中間フレーム44と後部フレーム45とを連結するブラケット131との間に架設されたステー139にボルト160・160によって固定されている。また、変速ペダル31のペダルアーム31aはリンクを形成し、変速ペダル31を急激に踏込操作しても変速操作カム109が急激に回動しないように構成している。
【0038】
前記変速操作カム109は、側面視において、ペダル軸101の上方および下方をアーム状に外側へ膨らませてロッド枢結部109cと、オイルダンパ枢結部109bとが形成され、さらに、ペダル軸101より前方へ大きく突出し、その先端に鋸刃状の歯を一体的に形成した速度保持操作用の係止部109aが形成されている。
【0039】
前記オイルダンパ枢結部109bでは、変速操作カム109にピン104を挿設し、ここで、定速作動部材であるオイルダンパ112の一端と、変速ペダル31の足踏み解除によって変速ペダル31を自動的に停止(速度ゼロ)位置に復帰動作させるバネ111の一端を枢支し、該オイルダンパ112とバネ111とを対向状に配置している。そして、前記変速操作カム109に一側を連結させるバネ111の他側を、中間フレーム44と後部フレーム45間に介設するブラケット131に連結し、変速操作カム109のバネ111とは対向状に連結したオイルダンパ112の他側をU字形金具133を介して前部フレーム43上の固定ピン134に係合連結している。このようにして、踏み込んでいた変速ペダル31から足を離したとき、オイルダンパ112の抵抗とバネ111の復動力により変速ペダル31が緩やかな略一定速度で戻って除々に低速になる動作を行うよう構成している。
【0040】
一方、前記ロッド枢結部109cでは、板状の変速操作カム109を、調整用ロッド110bの一端で挟み込んで、これらにピンを貫設して、調整用ロッド110bを枢支している。該調整用ロッド110bを回動してその全長を調節することにより、変速ペダル31の踏込み量や変速ペダル31による制御軸108の操作具合等の操作フィーリングを調整可能としている。
【0041】
なお、変速操作カム109には変速ペダル31の操作位置を検出するための被検出体である検出棒109dを固設し、該検出棒109dがセンサ105の検出アーム105aに当接することによって変速操作カム109の操作位置を検出可能に構成している。
【0042】
次に、ブレーキペダル30及びその周辺の部材について説明する。
【0043】
図11及び図13に示す如く、ブレーキペダル30は前記変速ペダル31と並列して配置されている。但し、ブレーキペダル30の回動軸であるペダル軸117と、変速ペダル31のペダル軸101は同一直線上に配設するが別体として構成している。図17及び図18に示す如く、ブレーキペダル30のペダル部30cに連続するペダルアーム30aの基部に固設されたボス部30bは、ミッションケース4上面に螺結されたブラケット122の筒部122aに貫装されたペダル軸117の一端に外嵌固定されて、ブレーキペダル30を踏込操作すればペダル軸117が回動する構成としている。さらに、該ボス部30bには、ペダルアーム30aとは反対側にクラッチ操作部30dが固設されている。
【0044】
前記クラッチ操作部30dは断面L字状の部材であり、端部にブレーキペダル30を上方に付勢するための付勢部材123の一端を支持し、該クラッチ操作部30dの中途部に、後述するブレーキ装置120の作動と主クラッチ47を切るタイミングを調整するブレーキペダル30の操作フィーリングの調整用ロッド124の一端を支持している。前記調整用ロッド124は、クラッチ操作部30dを貫通し、その上端部に螺入したボルト位置を調節することにより調整用ロッド124の全長を微調整可能としている。
【0045】
前記調整用ロッド124及び付勢部材123の下端はいずれも、ミッションケース4内部より外部へ延出したクラッチ軸48上に、ミッションケース4外側において嵌装されたクラッチアーム48bに連結されている。前述の如く、クラッチアーム48bが回動することにより、主クラッチ47を入切操作可能なシフタ49を摺動させる。従って、ブレーキペダル30を踏込操作することにより、クラッチアーム48bを介してミッションケース内においてクラッチ軸48に外嵌されたクラッチアーム48aを回動し、シフタ49を摺動させることによって主クラッチ47が切となり、合成出力軸84に回転動力が伝達されないため、前後輪6・6・8・8への回転動力が断絶される。
【0046】
一方、前記ペダル軸117のブレーキペダル30と左右反対側(進行方向左側)には、図12及び図14に示す如く、ブレーキカム126が固設されており、ペダル軸117とブレーキカム126とが一体となって回動するよう構成されている。そして、前記ブレーキカム126には後方へ延出するブレーキロッド127が連結され、該ブレーキロッド127の後部はブレーキ操作軸121のミッションケース4からの延出部に固設されたブレーキアーム121aに挿通されている。前記ブレーキカム126の回動によりブレーキロッド127が前後動して、前述のブレーキ操作軸121を回動操作することにより、フロント出力軸92に作用するブレーキ装置120を作動又停止させることができる。
【0047】
従って、ブレーキペダル30を踏込操作すれば、ペダル軸117と共にブレーキカム126が回動してブレーキロッド127を前方へ移動させることによりブレーキ操作軸121を回転操作させてブレーキ装置120をフロント出力軸92に作用させることにより、前輪6・6の回動を停止させて車両1を制動する。なお、ブレーキカム126には鋸刃状の係止部126aが形成されており、駐車レバー135に形成された係止爪135aが該係止部126aに係止することにより、ブレーキカム126がブレーキ装置120が作動する方向に回動した状態で保持される構成としている。
【0048】
また、前記ブレーキペダル30のペダルアーム30aに挿設されたピン128に、速度保持操作カム102とブレーキペダル30とを連動させる連動板129の一端が枢結されている。前記ピン128はセンサ130の被検出体としても機能し、センサ130の検出アーム130aが該ピン128に当接することによってブレーキペダル30の踏込操作を検知してセンサ130がONとなり、エンジン始動可能な状態となるようにしている。
【0049】
次に、速度保持操作レバー54について説明する。図1、図11及び図19に示す如く、操向ハンドル14の下方且つアクスルレバー51の前方且つシフトレバー29の側方であって操向ハンドル14側に速度保持操作レバー54が配設されている。該操作レバー54は前後に回動操作可能に構成され、運転席13に着座して車両1を操向するオペレータが速度保持操作レバー54を手前側に引いて走行速度保持機構を作動させて保持状態とし、前方へ倒して走行速度保持機構を解除して非保持状態となるよう構成されている。
【0050】
速度保持操作レバー54にはレバーアーム54aが連結され、図11にも示す如く、該レバーアーム54aの端部は操作ロッド(50)50を介して速度保持操作カム102に連結されている。図13及び図18に示す如く、速度保持操作カム102に一端を固定したカム軸136は、前部フレーム43の下面に固設した枢支体137に回動可能に枢支されて、従って、速度保持操作カム102は前部フレーム43に支承されている。
【0051】
なお、速度保持操作レバー54とレバーアーム54aとの間には、レバーアーム54aを下方へ回動するよう付勢する付勢部材143が設けられており、該付勢部材143の一端は、速度保持操作レバー54とレバーアーム54の間に位置し、レバーガイドフレーム144に垂設されたブラケット144aに枢結され、一方、他端はレバーアーム54を上方から押圧するよう配置されている。従って、速度保持操作レバー54は常に前方へ押し倒す方向、すなわち、速度保持機構が解除される方向に付勢されている。
【0052】
前記速度保持操作カム102は、図15及び図17にも示す如く、変速操作カム109に形成された係止部109aと係合する爪部102aと、連動板枢結部102bと、ロッド枢結部102cが形成されている。
【0053】
前記連動板枢結部102bには、ピン138が挿設されて、ここにブレーキペダル30のペダルアーム30aに一端を枢結した連動板129の他端が枢結されている。前記ピン138を貫入するために連動板129に穿設された孔129aは長孔状として、速度保持操作カム102が変速操作カム109との係合を解除する方向に回動しても、ブレーキペダル30がこれに連動して操作されないようにしている。
【0054】
また、前記ロッド枢結部102cには操作ロッド50の下端が回動可能に枢結されている。前記操作ロッド50は弾性変形可能な素材(例えば、バネ鋼等)で構成され、中途部で屈曲した形状としている。従って、変速操作カム109の係止部109aと、速度保持操作カム102の爪部102aとが良好な状態で係合しないときに速度保持操作レバー54を無理に操作したり、或いは、速度保持操作レバー54を誤操作したりしても、操作ロッド50が弾性変形するため、変速操作カム109、速度保持操作カム102及び速度保持操作レバー54に設定荷重以上の負荷が掛かることを阻止することができる。
【0055】
前記爪部102aは、変速操作カム109に形成された鋸刃状の歯を備えた係止部109aの形状に嵌合するよう形状とし、さらに、係止部109aとの係合部の上面に斜面を形成している。従って、変速操作カム109の係止部109aと速度保持操作カム102の爪部102aとが係合した状態から、変速操作カム109の係止部109aが上方から下方へ回動することは可能であるが、その逆は不可能として、変速ペダル31は足踏み解除の方向に付勢されているため変速操作カム109の係止部109aは上方へ回動するよう付勢されており、変速操作カム109、すなわち、変速ペダル31の操作位置を保持できるようにしている。
【0056】
次に、前記構成による走行速度保持機構の動作について説明する。
【0057】
まず、走行速度保持機構を作動する場合について説明する。走行速度保持機構が解除されている状態から作動する際には、変速ペダル31を踏込操作して所望の車速を得た後、速度保持操作レバー54を手前側へ引くと、変速操作ロッド50が上方へ牽引されて速度保持操作カム102がカム軸136を中心として回転し、速度保持操作カム102の爪部102aが変速操作カム109の係止部109aに係合することによって、速度保持操作レバー54から手を離しても速度保持操作レバー54の操作位置が保持される。
【0058】
上述の如く、走行速度保持機構が作動すると、変速操作カム109の係止部109aの上方への回転が規制され、変速ペダル31及び制御軸108の回動が規制された状態となり、油圧式無段変速機構57の油圧ポンプ85の斜板107の角度が変更不可能となって、車両1の走行速度が保持される。
【0059】
なお、変速操作カム109の係止部109aには複数の歯が形成されることによって、該変速操作カム109がある一定の範囲内、すなわち、係止部109aと爪部102aが係合する範囲内であれば、その操作位置を保持できるようにして、広い変速域に対応することができるようにしている。
【0060】
次に、走行速度保持機構を解除する場合について説明する。走行速度保持機構が作動している状態では、前記速度保持操作レバー54は手前側へ引いた状態に操作位置が保持されている。そして、該速度保持操作レバー54を前方に倒す方向に回動操作すると、レバーアーム54aを介して操作ロッド50が下方へ押し出され、該操作ロッド50の下端に枢結された速度保持操作カム102がカム軸136を中心として回動し、変速操作カム109の係止部109aと速度保持操作カム102の爪部102aの係合が解除されて、変速操作カム109が回動可能な状態となり、変速ペダル31の操作位置が非保持となって変速操作が可能な状態、すなわち、車両1の走行速度の非保持状態となる。
【0061】
また、ブレーキペダル30を踏込操作することによっても、走行速度保持機構を解除することができる。該ブレーキペダル30には、連動板129を介して速度保持操作カム102が連結されており、ブレーキペダル30の踏込操作に連動して、速度保持操作カム102が変速操作カム109との係合を解除する方向に回転する。そして、変速操作カム109が回動可能な状態となって、変速ペダル31の操作位置が非保持となって変速操作が可能な状態、すなわち、車両1の走行速度の非保持状態となる。
【0062】
前述の如く、ブレーキペダル30を踏込操作すると、主クラッチ47が切となるとともに、フロント出力軸92にブレーキ装置120が作用して、前輪6・6にブレーキが掛かって車両1が制動される。このとき、変速ペダル31を踏込操作しない限り変速操作カム109は車速を増加させる方向に回動せず、加速されることはない。従って、車速を減速するためにブレーキペダル30を踏込操作したにもかかわらず、意図に反して車速が加速されることはない。
【0063】
さらに、変速ペダル31を踏込操作することによっても、走行速度保持機構を解除することができる。前述の如く、変速操作カム109の係止部109aと速度保持操作カム102の爪部102aの係合した状態において、変速操作カム109の係止部109aが下方へ回動することは可能であるため、変速操作カム109と速度保持操作カム102が係合した状態、すなわち、変速ペダル31の操作位置が保持された状態において、該変速ペダル31をさらに踏込操作すると、変速操作カム109が回転して、変速操作カム109の係止部109aと速度保持操作カム102の爪部102aとの係合が外れて、変速操作カム109が回動可能な状態となり、変速ペダル31の操作位置が非保持となって変速操作が可能な状態、すなわち、車両1の走行速度の非保持状態となる。
【0064】
前述のように、本発明に係る走行速度保持機構では、変速ペダル31を一定操作位置に保持し、車両1の走行速度を保持する機構として、変速操作カム109と、該変速操作カム109に形成された係止部109aと係合する爪部102aを具備する速度保持操作カム102を備え、該走行速度保持機構を保持又は非保持(作動又は解除)の状態に切換可能な切換手段として、速度保持操作レバー54を、該走行速度保持機構を非保持の状態に切換可能な切換手段としてブレーキペダル30及び変速ペダル31を設けている。
【0065】
従って、速度保持操作レバー54によって走行速度保持機構を解除すれば、変速ペダル31やブレーキペダル30等のペダルを踏込操作することなく解除操作でき、すなわち、走行車両1の減速、停止が、オペレータの手によって操作可能である。特に、田植機等では、走行速度保持機構を作動して車速を保持した状態で走行する場合、ペダルから足を離した状態で車両を操向することが多いため、走行速度保持機構をペダルの操作でしか解除できなければ、車両の走行を停止させようとするときに、足をペダルの位置まで移動させなければならず不便であるが、手による操作によって速度保持機構を解除できることによってこの不具合を解消でき、操作性が向上する。
【0066】
また、速度保持操作レバー54、ブレーキペダル30及び変速ペダル31のいずれにおいても、走行速度保持機構の解除操作を行うことができるため、オペレータの嗜好により、手または足のいずれかで操作することを選択することができる。
【0067】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0068】
変速ペダル(31)を一定操作位置に保持する保持機構を設けた乗用田植機の走行速度保持機構において、該走行速度保持機構を保持又は非保持の状態に切換可能な速度保持操作レバー(54)を設け、運転席(13)に着座したオペレータが、該速度保持操作レバー(54)を操作して前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができると共に、ブレーキペダル(30)を踏込操作することによっても、前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができるように構成したので、速度保持操作レバー、ブレーキペダルのいずれにおいても、走行速度保持機構の解除操作を行うことができるため、オペレータの嗜好により、手または足のいずれかで操作することを選択することができる。
【0069】
また、前記走行速度保持機構は、該変速ペダル(31)のペダル軸(101)上に固設し、複数の爪部より構成した係止部(109a)を備えた変速操作カム(109)と、該変速操作カム(109)の係止部(109a)に係合する爪部(102a)を具備した速度保持操作カム(102)により構成し、該速度保持操作カム(102)はカム軸(136)により回動可能に枢支し、該速度保持操作カム(102)の一端と、前記速度保持操作レバー(54)とを、操作ロッド(50)により連結し、該速度保持操作カム(102)の他端とブレーキペダル(30)とを、長孔(129a)を穿設した連動板(129)により連結し、前記ブレーキペダル(30)を内側に配置し、前記変速ペダル(31)を外側に配置し、左右に並列して配置し、該ブレーキペダル(30)のブレーキペダル軸(117)と、該変速ペダル(31)の変速ペダル軸(101)を、同一直線上に配設し、該ブレーキペダル(30)と変速ペダル(31)の間の、変速ペダル軸(101)上に、前記変速操作カム(109)を固設したので、変速ペダルの誤操作や、変速操作部材と保持操作部材との係合異常が発生しても、ペダルやレバーの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る田植機の全体的な構造を示す平面図。
【図2】 同じく側面図。
【図3】 車体フレームを示す平面図。
【図4】 駆動部の説明側面図。
【図5】 駆動部の説明平面図。
【図6】 ミッションケースの断面図。
【図7】 ミッションケースのスケルトン図。
【図8】 主クラッチの説明図。
【図9】 ブレーキ装置の説明図。
【図10】 PTO変速機構の説明図。
【図11】 速度保持機構を示す右側面図。
【図12】 ブレーキペダル及び変速ペダルを示す斜視図。
【図13】 同じく右側面図。
【図14】 同じく平面図。
【図15】 変速ペダルを示す左側面図。
【図16】 車体フレームのペダル支持部を示す斜視図。
【図17】 ブレーキペダルを示す左側面図。
【図18】 同じく斜視図。
【図19】 保持操作レバーを示す斜視図。
【符号の説明】
1 走行車両
30 ブレーキペダル
31 変速ペダル
50 操作ロッド
54 速度保持操作レバー
102 速度保持操作カム
102a 爪部
109 変速操作カム
109a 係止部

Claims (1)

  1. 変速ペダル(31)を一定操作位置に保持する保持機構を設けた乗用田植機の走行速度保持機構において、該走行速度保持機構を保持又は非保持の状態に切換可能な速度保持操作レバー(54)を設け、運転席(13)に着座したオペレータが、該速度保持操作レバー(54)を操作して前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができると共に、ブレーキペダル(30)を踏込操作することによっても、前記走行速度保持機構を解除し非保持状態とすることができるように構成し、前記走行速度保持機構は、該変速ペダル(31)のペダル軸(101)上に固設し、複数の爪部より構成した係止部(109a)を備えた変速操作カム(109)と、該変速操作カム(109)の係止部(109a)に係合する爪部(102a)を具備した速度保持操作カム(102)により構成し、該速度保持操作カム(102)はカム軸(136)により回動可能に枢支し、該速度保持操作カム(102)の一端と、前記速度保持操作レバー(54)とを、操作ロッド(50)により連結し、該速度保持操作カム(102)の他端とブレーキペダル(30)とを、長孔(129a)を穿設した連動板(129)により連結し、前記ブレーキペダル(30)を内側に配置し、前記変速ペダル(31)を外側に配置し、左右に並列して配置し、該ブレーキペダル(30)のブレーキペダル軸(117)と、該変速ペダル(31)の変速ペダル軸(101)を、同一直線上に配設し、該ブレーキペダル(30)と変速ペダル(31)の間の、変速ペダル軸(101)上に、前記変速操作カム(109)を固設したことを特徴とする乗用田植機の走行速度保持機構。
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