JP4175545B2 - 無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、電池で駆動される無線通信端末に関し、特に端末の使用可能時間を延ばすことができる無線通信端末に関するものである。
近年、携帯電話端末(以下、端末という)が豊富なアプリケーションを搭載することによって、様々な使い方が可能になっていると共に、使用可能時間をなるべく長くすることが要求されている。端末は2次電池を電力源として動作するため、端末の使用可能時間を延ばすためには、電池の大容量化、終止電圧の低電圧化、端末の回路の高効率化、の3点が重要である。
<終止電圧>
端末では、基地局に対する送信電力を生成するために電力増幅器を内蔵している。通話時にはこの電力増幅器の消費電力が支配的であり、実使用通話時間を延ばすため(すなわち電池寿命を延ばすため)には、電力増幅器の高効率化が重要となる。また、この電力増幅器の効率を高めるため、最大送信電力時には電力増幅器の電源に電池の電圧をそのまま使用することが一般的となっている。
一方、端末の電力増幅器以外の回路はCMOSの集積回路でほとんどが構成されており、これらの回路に要求される電源電圧は、電池電圧に比べて充分低いため、DC/DCコンバータやシリーズレギュレータなどで電源電圧を低電圧に変換してから与えられる。また一部の特に高い電圧を必要とする表示部等には昇圧のDC/DCコンバータなどが使用されている。
端末の動作可能電圧は、電力増幅器が動作可能な電圧範囲で決まるため、電力増幅器が動作可能な下限電圧(以下、終止電圧という)が重要になる。
従来の端末に使用している電力増幅器の回路は、リチウムイオン2次電池の平均放電電圧である3.5V程度で効率が良くなるよう最適化されており、この電力増幅器で端末の無線特性規格を満たすことができる下限の電源電圧である3.3〜3.2V程度を終止電圧としている。
端末の連続待ち受け時間とは、受信動作にて電池の電圧が終止電圧に至るまでの時間で決まり、端末の連続通話時間とは、所定の通話状態(送受信動作)にて電池の電圧が終止電圧に至るまでの時間で決まる。ただし、実際に用いる閾値は以下に説明するように動作状態によって異なる。
<終止電圧での動作>
従来の端末では1種類の終止電圧を記憶しており、電池電圧がこの終止電圧に達すると、通信中であればプロトコル上の終話処理を行い、端末のデータ等を退避するなどの終了処理を行い、電源をOFFとする。1種類の終止電圧というのは、電力増幅器が動作している状態で検出すべき電池電圧の閾値が1種類であることを示している。
しかし、検出している電池電圧は、電池の内部抵抗や端末内の配線抵抗などの影響により、端末の動作状態(待ち受け動作中、通話中、各種アプリケーション起動中など)によって内部抵抗に流れる電流が異なり電圧降下が異なるため、電池電圧の検出を常に一定の閾値で行うのには問題がある。この為、動作状態に応じて幾つかの閾値を用意し比較することで、1種類の終止電圧を選択している。
<電池の大容量化と終止電圧の低電圧化>
図1にはリチウムイオン2次電池の放電負荷特性の一例を示す。この図から分かるように、電池電圧は放電するに従って徐々に低下していき、あるところで急減する。
近年、携帯端末は、豊富なアプリケーションを搭載することによって電池容量や容量密度のより大きいものが求められており、新しい電極の開発等が進められている。しかし、大容量タイプの電池の放電負荷特性は図2に示すように、放電するに従い前述の電池電圧の降下も大きくなる傾向があり、大容量電池の特徴を生かすには、端末の終止電圧を下げることと、電池電圧の変動に対し広範囲で回路の電力効率を良くすることが必要である。
<端末の回路の高効率化>
図3は従来端末の送信部の構成例を示している。
アンテナ1は電波の送受信を行う構成要素である。デュプレクサ4は、周波数の異なる送信波と受信波を分離しアンテナ1を介して同時に送受信が可能にするための構成要素である。バンドパスフィルタ6は、送信変調波から不要な帯域外雑音を取り除いて電力増幅器2に送信波を渡すための構成要素である。電力増幅器2の電源には電池3の電圧がスイッチ5を介して与えられる。スイッチ5は、送信を行うときのみON、端末の電源OFF時や待ち受け受信時等にはOFFになるよう制御されており、リーク電流によって電池が無駄に消耗されないようにしている。スイッチ5にはON抵抗が数十mΩのP−chのMOSFETなどが使用されており、電力増幅器2が最大送信電力を出力した場合には数十mV程度の電圧降下となる。
電力増幅器2は常に電池3の電圧で動作することを前提にしており、最大送信電力時に電池平均放電電圧にて効率が良くなるようにFETサイズや整合回路等が最適化されている。デュプレクサ4と電力増幅器2の間にアイソレータ(図示せず)が挿人される場合もある。CDMA(Code Division Multiple Access)方式の端末では、電力増幅器に対する電力制御がきめ細かくなされている。
図5は都市部における出力電力分布調査結果であり、22dBmを超える送信電力を使用する率は0.2%以下であり、平均的な出力は3.5mW(5.4dBm)である。
携帯電話端末に対して、米TIA標準規格のIS−95や、ARIB STDT−53では、送信最大電力を200mWと規定しているが、実使用時には、10mW以下である確率が高い。
図4はCDMA方式端末に使用している送信部の構成例であり、上述のように最大送信電力より小さい電力を扱う場合には、DC/DCコンバータ7を使用して電力増幅器2の電源電圧を低くし、効率を上げている。つまり送信電力に応じてDC/DCコンバータ7の出力電圧を変化させ、広範囲の送信電力に渡って高効率の電力増幅を行っている。
この場合にも最大送信電力時にはなるべく大きな電源電圧を確保する必要があるので、DC/DCコンバータ7の出力電圧はほぼ電池と同じ電圧を出力するか、図3に示したスイッチ5と図4に示したDC/DCコンバータ7を並列に接続して、最大送信電力時のみスイッチ5をONにするなどの方法を採る。
また、他にCDMA方式端末に使用している電力増幅器の従来例として、特許文献1に記載のように、出力電力に応じて電力増幅器の段数をスイッチで切り替える方式もある。この場合は、図3に示すように、電力増幅器の電源には直接電池電圧が使用される。
図6は電力増幅器の仮想負荷線(話を簡単にするためA級の仮想負荷線としている)を示している。このとき負荷線の傾きはImax/(Vknee−Vmax)で、これはトランジスタの負荷抵抗の逆数に相当する。
トランジスタが発生する電力Poは、
Po=(1/8)(Vmax−Vknee)Imax
となり、直流投入電力Pdcは、
Pdc={(Vmax+Vknee)Imax}/4
となる。ドレイン効率ηは、
η=Po/Pdc=(1/2)*(Vmax−Vknee)/(Vmax+Vknee)
となる。これは電源電圧が低くなるほど、これに対するニー電圧(Vknee)の大きさが無視できなくなり、効率が悪くなることを示している。
最大送信電力時の電力増幅器の電源電圧を小さくするには、図6に示した負荷線の傾きを大きくし電流を大きくすることで可能だが、実現できる効率は悪化していくことが分かる。
特開2001−217661号公報
図3や図4に示した従来の電力増幅器では、図1や図2に示した従来の2次電池の平均放電電圧を電源電圧に使用し高効率の動作をすることが可能であったが、これは従来の2次電池の放電特性が比較的平坦であって放電終止時に一気に電圧降下するためである。
これに対して、大容量タイプの2次電池を従来の電力増幅器の電源電圧に使用すると、終止電圧を電池の放電半ばに設定せざるを得なくなり、最後まで電池を使用できず、端末の使用可能時間を充分長く出来ない。
また、比較的小さい動作電圧で最適化した電力増幅器を設計すると、放電初期の高い電圧での効率が悪いばかりか、効率の最適値自体も悪化するため、大容量タイプの2次電池を使用しても端末の使用可能時間を充分長く出来ない。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、電源電圧変動が大きい大容量2次電池を使用する場合に、広い電源電圧範囲に渡って電力増幅器を高効率で動作させ、通信端末の使用可能時間をできるだけ長くすることにある。
本発明による無線通信端末は、電池で駆動される無線通信端末であって、電池電圧を監視する電圧監視部と、所望の電力を出力する電力増幅器と、前記電力増幅器の後段に配置され、電池電圧の異なる範囲に対して電力増幅器の効率を最適化する複数の整合回路と、前記複数の整合回路を選択するための切替手段と、前記複数の整合回路を切り替えるための予め定められた閾値と前記電圧監視部で検出された電池電圧とを比較し、前記複数の整合回路の切替を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
電圧監視部は電池電圧を監視する。複数の整合回路は、電池電圧の異なる範囲に対して電力増幅器の効率を最適化する。切替手段は、前記複数の整合回路を選択する。電力増幅器は、選択された整合回路を介して所望の電力を出力する。制御手段は、前記複数の整合回路を切り替えるための予め定められた閾値と前記電圧監視部で検出された電池電圧とを比較し、前記複数の整合回路の切替を制御する。このように、電池の電圧を監視し、その大きさに応じて電力増幅器の整合回路を切り替えることによって、電源電圧変動が大きい大容量2次電池を使用しても常に高効率で電力増幅器を動作させることが可能となる。
前記複数の整合回路は、例えば、前記閾値より高い電池電圧に対して前記電力増幅器の効率を最適化する第1の整合回路と、前記閾値より低い電圧で前記電力増幅器の効率を最適化する第2の整合回路とを含みうる。
制御信号に応じて前記電池電圧を、前記電力増幅器へ印加すべき電源電圧に変換するDC/DCコンバータと、前記電圧監視部の出力に応じて前記DC/DCコンバータの制御信号を生成するデータテーブル手段とを備えてもよい。これにより、電池電圧に応じてDC/DCコンバータを制御し、端末が出力すべき送信電力に応じた電源電圧を電力増幅器へ印加することができる。
前記電力増幅器は、前記第1および第2の整合回路にそれぞれ対応する第1および第2の増幅器を有し、前記切替手段は前記第1の増幅器および第1の整合回路の組と、前記第2の増幅器および第2の整合回路の組とを切り替えるようにしてもよい。整合回路と増幅器を組として切り替えることによって、整合回路の設計を容易にするとともに低損失にできる。
本発明による他の無線通信端末は、電池で駆動されるマルチバンド対応の無線通信端末において、電池電圧を監視する電圧監視部と、第1および第2の無線帯域にそれぞれ対応した第1および第2の電力増幅器と、所望の無線帯域に対応した電力増幅器を選択し電力をアンテナに供給するための切替手段と、予め定めた閾値と電池電圧とを比較し、比較結果に応じて前記切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記閾値よりも電池電圧が下がった場合には、前記第2の電力増幅器を選択するよう前記切替手段を制御することを特徴とする。
このように、各電力増幅器の効率を異なる電源電圧について最適化し、検出した電池電圧に応じて第1および第2の電力増幅器のうち効率が良い方の無線帯域(電力増幅器)を選択することで、電源電圧変動が大きい大容量2次電池を使用しても常に高効率で電力増幅器を動作させることができる。
例えば、前記第1の電力増幅器は、電池の放電電圧特性中の比較的高い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化され、第2の電力増幅器は、電池の放電電圧特性中の比較的低い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されているものである。
前記制御手段は、前記閾値よりも電池電圧が下がった場合に、端末が通信中であるときには、当該無線帯域の動作を停止する前に、あらかじめ予想する、当該無線帯域における受信品質の劣化を基地局に報告するようにしてもよい。この場合、前記制御手段は、基地局からの指示を受けて、通信を切断することなく、使用する無線帯域および対応する電力増幅器の切替を行うことができる。
本発明によれば、電池電圧に応じて、整合回路を切り替えることにより、電池放電電圧の広い範囲に渡って回路の効率を高めることができ、その結果、端末の使用可能時間を延ばすことが可能となる。これにより、電圧降下の大きい高容量タイプ2次電池を有効に利用することができる。
また、2種類の終止電圧を持つ電力増幅器を設け、電池電圧に応じてこれを切り替えて使用することにより、電池放電電圧の全般に渡って回路の効率を高め端末の使用可能時間を延ばすことができる。
マルチバンド端末に内蔵する第1および第2の電力増幅器に本発明を適用することにより、回路規模を増加させることなく端末の使用可能時間を延ばすことが可能となる。
使用帯域毎に電源電圧性能の異なる電力増幅器を用いても、2つの終止電圧による制御を行うことで、有効に電池を使用可能になる。
通信中に一方の無線帯域が使用不能になっても、電池電圧の低下に応じて無線帯域を切り替えるための措置をとることにより、通信を切らずに端末の継続使用が可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。
電力増幅器2は、入力端子10、出力端子11、切替信号入力端子12、初段入力整合回路16、初段増幅部13、段間整合回路17、終段増幅部14、第1の終段出力整合回路19、第2の終段出力整合回路18、整合切替部20で構成される。
第1の終段出力整合回路19は、電池の平均放電電圧(Vl)付近にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化した整合回路である。第2の終段出力整合回路18は、電池の放電電圧特性中の比較的低い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化した整合回路である。
電池電圧監視部30は常時電池電圧(Vbat)を監視している。電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値(ほぼ第1の終止電圧V2、但しV2<V1)より大きいときには、制御部32は、切替信号入力端子12の信号を制御し、整合切替部20のスイッチを端子a側に倒し、終段増幅部14が第1の終段出力整合回路19と整合切替部20を介して電力を出力端子11に出力するように制御する。
電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値以下となったときには、制御部32は、切替信号入力端子12の信号を制御し、整合切替部20のスイッチを端子b側に倒し、終段増幅部14が第2の終段出力整合回路18と整合切替部20を介して電力を出力端子11に出力するように制御する。
電池電圧が記憶部33に格納してある第2の閾値(ほぼ第2の終止電圧V3、但しV3<V2)以下となったときには、制御部32は、端末が電源をOFFできるように、必要情報を不揮発性のメモリに退避するなどの終了処理を行った後、電源をOFFにする。なお、端末の電源をOFFするためのスイッチは周知であり、特に図示していない。
図12は整合回路の構成例を示している。整合回路は、一般に、伝送線路、キャパシタ、インダクタ等の受動部品の組み合わせで構成される。図12では伝送線路の線路長を短くするため、伝送線路61、キャパシタ63、キャパシタ64の組み合わせの例を示した。
図13は整合回路の切替部の構成例である。整合切替部20としてDPDT(Dual Pole Dual Throw)型のスイッチを用い、整合回路19、18としてそれぞれ4分の1波長(λ/4)伝送線路71、65を用いている。DPDT型のスイッチは、端子a−d間および端子b−c間が連動してオンオフし、端子a−b間と端子c−d間が連動してオンオフするとともに、端子a−d間および端子b−c間がオンのときは端子a−b間と端子c−d間がオフし、端子a−d間および端子b−c間がオフのときは端子a−b間と端子c−d間がオンするように動作する。さらに終端回路76を設けている。図13は、終段増幅部14から、伝送線路71,75のうち伝送線路71を介して出力を行っている状態を示す。図7の構成ではSPDT(Single Pole Dual Throw)型のスイッチを用い、使用しない整合回路の端は開放状態(OPEN)となっているため、終段増幅部14の出力から見た使用しない伝送線路75側のインピーダンスが充分高くなく、使用しない整合回路の損失が影響を与える場合がある。これに対し、図13の構成では終段増幅部14の出力から見た使用しない整合回路(図示の例では伝送線路75)側のインピーダンスが高く見えるように、使用しない整合回路の端を終端回路76の所定の(最適な)インピーダンスで終端することができる。
図8は本発明の第2の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。第1の実施の形態と同様の構成要素には同じ参照符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施の形態は、CDMA方式の端末に第1の実施の形態の電力増幅器2の構成を適用した場合であって、この電力増幅器2への電源電圧は電池3からDC/DCコンバータ7を介して供給される。制御部32は、端末が出力すべき送信電力に応じた電源電圧を電力増幅器2に与えるため、送信電力と電池電圧Vbatに応じた制御電圧(送信電力と選択された整合回路に応じた制御電圧)をルックアップテーブル31から参照し、DC/DCコンバータ7の制御端子に与える。
図14に、ルックアップテーブル31の構成例、すなわち送信電力と、選択された整合回路に応じた制御電圧(DC/DCコンバータ出力電圧)の関係の例を示す。簡単のため、制御電圧と等しい電圧を出力するDC/DCコンバータを使用する例を示す。ここではグラフによりテーブルデータを模式的に示している。図14の波形G1が第1の整合回路を使用する場合に使用するテーブルデータを表している、波形G2が第2の整合回路を使用する場合に使用するテーブルデータを表している。図から分かるように、送信電力が小さい側では両波形G1、G2は比較的低い電圧で一致し、大きくなる側で電圧が急上昇しその上昇途中で分かれている。すなわち、送信電力の増加に応じて波形G2が2.6V付近で飽和した後も波形G1は上昇を続け、3.3V付近で飽和する形となっている。このように使用する整合回路によって、DC/DCコンバータ7の制御端子に与える電圧を決定するルックアップテーブル31内の使用するデータを切り替えて用いることができる。
図9は本発明の第3の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。第1、第2の実施の形態と同様の構成要素には同じ参照符号を付し、重複した説明は省略する。
図7、図8の構成では電源電圧に応じた終段出力整合回路の切替のみを行ったのに対し、図9の構成では終段増幅部も対にして切り替えるようにしたものである。すなわち、終段増幅部14に加えて終段増幅部15を追加している。この構成では、図7の構成に比べて素子数が増えてコストが高くなるが、整合回路の設計が容易で低損失(高効率)にできるメリットがある。
電池電圧監視部30は、常時、電池電圧を監視しており、電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値より大きいときには、制御部32は、電力増幅器2の切替信号入力端子12の信号を制御し、整合切替部20のスイッチと整合切替部21をともにa側に倒す。これにより、終段増幅部14が第1の終段出力整合回路19と整合切替部20を介して電力を出力端子llに出力するように制御がなされる。図示していないが、同時に終段増幅部15のバイアスをOFFにして終段増幅部15に電流が流れないようにする。
電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値以下となったときには、制御部32は、切替信号入力端子12の信号を制御し、整合切替部20のスイッチと整合切替部21のスイッチをともにb側に倒す。これにより、終段増幅部15が第2の終段出力整合回路18と整合切替部20を介して電力を出力端子11に出力するように制御がなされる。図示していないが、同時に終段増幅部14のバイアスをOFFにして終段増幅部14に電流が流れないようにする。
図10は本発明の第4の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。先の実施の形態と同様の構成要素には同じ参照符号を付し、重複した説明は省略する。
図10は、複数の無線帯域A,Bを用いるデュアルモード(またはマルチモード)やデュアルバンド(またはマルチバンド)に対応した送信部に応用したものである。デュアルモードは異なる通信システムを切替使用できるものである。デュアルバンドは同システムにおいて異なる無線帯域を切替使用することができるものである。通常、デュアルモードにおいて、両モードで使用する無線帯域は異なる。無線帯域Aでは第1の電力増幅器52および第1のデュプレクサ42を使用し、無線帯域Bでは第2の電力増幅器51および第2のデュプレクサ41を使用する。スイッチ43は、使用する無線帯域に応じて送信回路とアンテナ1の接続を切り替える。
第1の電力増幅器52は、電池の平均放電電圧付近にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されており、第2の電力増幅器51は、電池の放電電圧特性中の比較的低い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されている。
電池電圧監視部30は上述のように常時、電池電圧を監視しており、電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値より大きいときには、無線帯域Aも無線帯域Bも使用可能であり基地局の配置や電波状況に応じて無線帯域を選択することが可能である。無線帯域Aも無線帯域Bも電波状況が同程度であれば優先的に無線帯域Aを使用することによって、端末の使用可能時間を最も延ばすことが出来る。例えば無線帯域Aを選択する場合には、スイッチ43をa側に倒し、電力増幅器52がデュプレクサ42とスイッチ43を介し電力をアンテナ1に出力するように制御する。図示していないが、同時に電力増幅器51のバイアスをOFFにして電力増幅器51に電流が流れないようにする。
電池電圧が記憶部33に格納してある第1の閾値以下となったときには、制御部32は、スイッチ43をb側に倒し、電力増幅器51がデュプレクサ41とスイッチ43を介し電力をアンテナ1に出力するように制御する。図示していないが同時に電力増幅器52のバイアスをOFFにして電力増幅器52に電流が流れないようにする。
電池電圧が記憶部33に格納してある第2の閾値以下となったときには、制御部32は、端末が電源をOFFできるよう必要情報を不揮発性のメモリに退避するなどの終了処理を行い、電源をOFFにする。
また、制御部32は、端末が出力すべき送信電力に応じた電源電圧を電力増幅器2に与えるため、送信電力と選択された無線帯域とに応じた制御電圧をルックアップテーブル31から参照し、DC/DCコンバータ7の制御端子に与える。
従って、電池電圧が第1の閾値以下で且つ第2の閾値より大きい場合には、無線帯域Aでは端末が使用できないが無線帯域Bでは端末が使用可能であり、両方の無線帯域が使用可能な地域では総合的に端末の使用を長くすることが可能になる。したがって、最も使用可能時間が長くなるよう使用帯域の優先順位を設定しておくことができる。
図11にデュアルバンドW−CDMA端末での実施フローの例を示す。
電池電圧Vbatが第1の閾値以下となった場合(S11,No)、端末が無線帯域Aを使用中で(S12)、かつ、通信中であれば(S18,Yes)、受信品質(例えばSIR)の劣化を基地局に報告する(S21)。電力増幅器の歪特性やノイズ特性が悪化し送信特性と受信特性との両方に影響を及ぼすことが予想され、端末は電池電圧の第1終止電圧以下への低下によって例えば受信性能がどの程度悪化するかはあらかじめ予想できている。したがって、実際に通信状態が維持できないほどまでに特性が劣化する前に、予想される劣化状態の受信品質を基地局に報告することが可能である。この報告値をもとに無線帯域Aから無線帯域Bにハンドオーバーするか否かは基地局によって判断される。基地局から無線帯域Bへのハンドオーバーを指示された場合は(S22,Yes)、それまでの通信が途絶えることがないのでユーザが不都合を感じることなく、スイッチ43(図10)により無線帯域の切替が行われる。同時にLUT31(図10)の使用するテーブルデータも変更する。ハンドオーバーの指示がない場合には、終話処理(S23)を行って、後述するステップS19へ進む。
電池電圧が第1の閾値以下となったのが通話中でなければ(S18,No)、基地局からの指示によらず、端末自身で無線帯域の切替を行うことができる(S19)。無線帯域Bに切り替えた後、無線帯域Bでセルサーチを行い(S20)、ステップS13へ進む。
ステップS12で使用帯域が無線帯域Bであれば、電池電圧が第2の閾値以下となるまではそのまま無線帯域Bを利用する。
ステップS13で電池電圧が第2の閾値以下となったら、通信中であれば(S14,Yes)、終話処理を行う(S15)。次いで、終了処理を行って(S16)、電源をOFFする(S17)。ステップS14で通話中でなければ、そのままステップS16へ進む。
本実施の形態によれば、デュアルバンド端末に元々内蔵する2つの電力増幅器に本発明を適用することにより、回路規模を増加させることなく端末の使用可能時間を延ばすことが可能となる。また、使用帯域毎に電源電圧性能の異なる電力増幅器を用いても、2つの閾値による制御を行うことで、有効に電池を使用可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
リチウムイオン2次電池の放電負荷特性の一例を示すグラフである。 大容量タイプの電池の放電負荷特性の一例を示すグラフである。 従来端末の送信部の構成例を示すブロック図である。 CDMA方式端末に使用している送信部の構成例を示すブロック図である。 都市部における出力電力分布調査結果を示すグラフである。 電力増幅器の仮想負荷線を説明するためのグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。 第4の実施の形態におけるデュアルバンドW−CDMA端末での実施フローの例を示すフローチャートである。 図1等の構成における整合回路の構成例を示す回路図である。 図1等の構成における整合回路の切替部の構成例を示す図である。 図9等の構成におけるルックアップテーブルの構成例を示すグラフである。
符号の説明
2…電力増幅器、3…電池、4…デュプレクサ、5…スイッチ(切替手段)、6…バンドパスフィルタ、7…DC/DCコンバータ、10…入力端子、11…出力端子、12…信号入力端子、13…初段増幅部、14…終段増幅部、15…終段増幅部、16…初段入力整合回路、17…段間整合回路、18…終段出力整合回路、19…終段出力整合回路、20…整合切替部(切替手段)、30…電池電圧監視部、31…ルックアップテーブル(LUT:データテーブル手段)、32…制御部(制御手段)、33…記憶部、41…デュプレクサ、42…デュプレクサ、43…スイッチ(切替手段)、51…電力増幅器、52…電力増幅器、61…伝送線路、63…キャパシタ、64…キャパシタ、71…伝送線路、75…伝送線路、76…終端回路

Claims (14)

  1. 電池で駆動される無線通信端末であって、
    電池電圧を監視する電圧監視部と、
    所望の電力を出力する電力増幅器と、
    前記電力増幅器の後段に配置され、電池電圧の異なる範囲に対して電力増幅器の効率を最適化する複数の整合回路と、
    前記複数の整合回路を選択するための切替手段と、
    前記複数の整合回路を切り替えるための予め定められた閾値と前記電圧監視部で検出された電池電圧とを比較し、前記複数の整合回路の切替を制御する制御手段と、
    前記電池電圧を、送信電力の大きさに応じて前記電力増幅器へ印加する電源電圧に変換するDC/DCコンバータと、
    前記制御手段の制御に応じて、前記電圧監視部の出力に基づき使用する整合回路に応じて異なる第1および第2の波形に従って前記DC/DCコンバータを制御する制御信号を生成するデータテーブル手段とを備え、
    前記複数の整合回路は、前記閾値より高い電池電圧に対して前記電力増幅器の効率を最適化する第1の整合回路と、前記閾値より低い電圧で前記電力増幅器の効率を最適化する第2の整合回路を含み、
    前記データテーブル手段は、前記第1の整合回路を使用する際に使用する第1のデータテーブルデータと、前記第2の整合回路を使用する際に使用する第2のデータテーブルデータとを有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記DC/DCコンバータの出力電圧は、送信電力が小さい側では両波形は比較的低い電圧で一致し、大きくなる側で出力電圧が上昇しその上昇途中で分かれ、送信電力の増加に応じて第2の波形が第1の電圧で飽和した後も第1の波形は上昇を続け、第2の電圧で飽和する形となるよう前記データテーブル手段の第1および第2のデータテーブルデータが設定されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 前記電力増幅器は、前記第1および第2の整合回路にそれぞれ対応する第1および第2の増幅器を有し、前記切替手段は前記第1の増幅器および第1の整合回路の組と、前記第2の増幅器および第2の整合回路の組とを切り替えることを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  4. 前記制御手段は、電池電圧が前記閾値より低い他の閾値よりさらに低い場合、電源をOFFにすることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  5. 前記複数の整合回路のうち使用していない整合回路を所定のインピーダンスで終端する終端回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
  6. 電池で駆動されるマルチバンド対応の無線通信端末において、
    電池電圧を監視する電圧監視部と、
    第1および第2の無線帯域にそれぞれ対応した第1および第2の電力増幅器と、
    所望の無線帯域に対応した電力増幅器を選択し電力をアンテナに供給するための切替手段と、
    予め定めた閾値と電池電圧とを比較し、比較結果に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
    前記電池電圧を、送信電力の大きさに応じて前記電力増幅器へ印加する電源電圧に変換するDC/DCコンバータと、
    前記制御手段の制御に応じて、前記電圧監視部の出力に基づき使用する電力増幅器に応じて異なる第1および第2の波形に従って前記DC/DCコンバータを制御する制御信号を生成するデータテーブル手段とを備え、
    前記データテーブル手段は、前記第1の電力増幅器を使用する際に使用する第1のデータテーブルデータと、前記第2の電力増幅器を使用する際に使用する第2のデータテーブルデータとを有し、
    前記制御手段は、前記閾値よりも電池電圧が下がった場合には、前記第2の電力増幅器を選択するよう前記切替手段を制御するとともに、使用するデータテーブルデータを前記第2のデータテーブルデータに切り替える
    ことを特徴とする無線通信端末。
  7. 前記第1の電力増幅器は、電池の放電電圧特性中の比較的高い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化され、第2の電力増幅器は、電池の放電電圧特性中の比較的低い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されていることを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  8. 前記制御手段は、前記閾値よりも低い予め定めた他の閾値よりも電池電圧が下がった場合に、電源をOFFとする処理を行うことを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  9. 前記制御手段は、前記閾値よりも電池電圧が下がった場合に、端末が通信中であるときには、当該無線帯域の動作を停止する前に、あらかじめ予想する、当該無線帯域における受信品質の劣化を基地局に報告することを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  10. 前記制御手段は、基地局からの指示を受けて、通信を切断することなく、使用する無線帯域および対応する電力増幅器の切替を行うことを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  11. 送信電力が小さい側では前記第1および第2の波形は比較的低い電圧で一致し、大きくなる側で出力電圧が上昇しその上昇途中で分かれ、送信電力の増加に応じて第2の波形が第1の電圧で飽和した後も第1の波形は上昇を続け、第2の電圧で飽和する形となるよう前記データテーブル手段の第1および第2のデータテーブルデータが設定されていることを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  12. 電池で駆動されるマルチバンド対応の無線通信端末において、
    電池電圧を監視する電圧監視部と、
    第1および第2の無線帯域にそれぞれ対応した第1および第2の電力増幅器と、
    所望の無線帯域に対応した電力増幅器を選択し電力をアンテナに供給するための切替手段と、
    予め定めた閾値と電池電圧とを比較し、比較結果に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、
    前記電池電圧を、送信電力の大きさに応じて前記第1および第2の電力増幅器へ印加する電源電圧に変換するDC/DCコンバータと、
    前記電圧監視部の出力に基づき使用する電力増幅器に応じて異なる第1および第2の波形に従って前記DC/DCコンバータを制御する制御信号を生成するデータテーブル手段とを備え、
    前記データテーブル手段は、前記第1の電力増幅器を使用する際に使用する第1のデータテーブルデータと、前記第2の電力増幅器を使用する際に使用する第2のデータテーブルデータとを有し、
    前記第1の電力増幅器は、電池の平均放電電圧付近にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されており、前記第2の電力増幅器は、電池の放電電圧特性中の比較的低い電源電圧にて最大送信電力を高効率で出力できるよう最適化されており、
    前記制御手段は、前記閾値よりも電池電圧が下がった場合には、前記第2の電力増幅器を選択するよう前記切替手段を制御するとともに、使用する無線帯域を第2の無線帯域に切り替え、使用するデータテーブルデータを第2のデータテーブルデータに切り替える
    ことを特徴とする無線通信端末。
  13. 前記制御手段は、電池電圧が前記閾値より低い他の閾値よりさらに低い場合、電源をOFFにすることを特徴とする請求項12記載の無線通信端末。
  14. 前記制御手段は、前記第1および第2の電力増幅器のうち使用していない電力増幅器のバイアスをOFFにすることを特徴とする請求項12記載の無線通信端末。
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