JP4174931B2 - 照明装置と投射型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶表示パネル等の光変調素子(表示デバイス)に対して効率よく光を照射することができる照明装置と、この照明装置を備えた投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、例えばいわゆるライトバルブと言われる光変調素子である液晶表示パネル等の光学素子を用いたプロジェクタ装置、テレビジョン受像機、コンピュータ用のディスプレイ等の表示装置が、広い分野で普及している。
このような液晶表示パネル等を用いた投射型表示装置は、光源から出射される光を3原色に分光して、液晶表示パネルに入射し、この液晶表示パネルにおいて入力した映像信号によって光変調した後に合成して、カラ一映像信号を生成している。
そして、このカラー映像信号は投射レンズを介してスクリ一ン等に拡大投影される。
【0003】
ところで、このような光学系では、光源としてその演色性の良さから超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等が多く用いられる。
しかし、これらの光源は理想的な点光源とはならないため、これらの光源から射出された光束は大きな発散角を有する。
一方、本発明が適応されるような光学系に用いられる照明光学系には、光源から射出される光束を効率よく均一に液晶表示パネルに対して照射できることが要求される。
しかし、前述のように一般に用いられている光源が発生する光束は大きな発散角を有する。
このため、光源から射出された光束を効率良く液晶表示パネルに照射することが困難である。
このように大きな発散角を有する光源から射出される光束を、効率よく液晶表示パネルへ照射するための手段としては、例えば小さなレンズを多数格子状に配置した構造を持つレンズアレイ等を用いて、液晶表示パネルに到達させる光束を収束し、かつ照度の分布を均一にしようとすることが一般に知られている。
【0004】
この種のレンズアレイを用いた一般的な投射型表示装置の例を図10にしたがって説明する。
光源3には放物面鏡3aの焦点位置に例えば超高圧水銀ランプ3bが配置されており、所定の発散角を有する光束がその開口から射出される。
そして、光源3から出射された光束の中で、赤外領域(IR)及び紫外領域(UV)の不要光線はUV/IRカットフィルタ5によって遮断され有効な光線のみが後方の第1光学ブロック1に導かれる。
【0005】
この第1光学ブロック1は、光変調素子(光空間変調素子)である液晶表示パネル45、49、53の有効開口のアスペクト比に略相似な外形を持つ複数の凸状のセルレンズ21aが格子状に配列されている第1レンズアレイ21を含む光学素子によって構成されている。
【0006】
第1光学ブロック1の後方に配置される第2光学ブロック2の第2レンズアレイ23は、入射側に複数の凸状のセルレンズ23aを形成し、出射側には第1集光成分とされている1個の凸面23fを有している。
また、第2レンズアレイ23と液晶表示パネル45、49、53の有効開口の間には、光源3から出射された光を赤、緑、青の各色に分解するダイクロイックミラ一14、27が配置されている。
この図に示す例では、まずダイクロイツクミラ一14で赤色光Rを反射し、緑色光G及び青色光Bを透過させている。このダイクロイックミラ一14で反射された赤色光Rは、ミラ一15により進行方向を90度曲げられてコンデンサレンズ51で収束されて赤色用液晶表示パネル53に入射する。
【0007】
一方、ダイクロイツクミラ一14を透過した緑色光G、及び青色光Bはダイクロイツクミラ一27により分離されることになる。すなわち、緑色光Gは反射されて進行方向を90度曲げられてコンデンサレンズ47を介して緑色用液晶表示パネル49に導かれる。そして青色光Bはダイクロイックミラ一27を透過して直進し、リレーレンズ29,33、コンデンサレンズ43、ミラ一31、35を介して青色用液晶表示パネル45に導かれる。
【0008】
液晶表示パネル45、49、53の入射側には入射した光の偏光方向を一定方向に揃えるための偏光板(図示せず)が、また後方には出射した光の所定の偏光面を持つ光のみ透過する偏光板(図示せず)が配置され、液晶を駆動する回路の電圧により光の強度を変調するように構成されている。
【0009】
そして、液晶表示パネル45,49,53で光変調された各色の光は、光合成手段としてのダイクロイックプリズム41によって合成されることになる。 このダイクロイツクプリズム41では赤色光Rは反射面41aで、また青色光Bは反射面41bで投写レンズ13が配置されている方向に反射される。
そして緑色光Gが反射面41a、 41bを透過することで、RGB各光が、1つの光軸に合成され、投写レンズ13によってスクリーン102に拡大投影される。
【0010】
次に、第1光学ブロック1と第2光学ブロック2のレンズアレイ21、23の構成について図11〜図12にしたがい、さらに詳しく説明する。
まず、図11は主に第1光学ブロック1の光学特性による光束の形成例を示しており、光源から射出された光束Lは、第1レンズアレイ21の各々のセルレンズ21aによって分割され、第1光学ブロック1を射出した後、第2光学ブロック2の近傍において第1レンズアレイ21の各々のセルレンズ21aに対応した像を作る。その後、光束は第2レンズアレイ23の凸面23fにより第2集光成分となるコンデンサレンズ47へ導かれる。そのコンデンサレンズ47によって図10に示した投射レンズ13の瞳の近傍に光源の像が再結像される。
なお、41はダイクロイックプリズム、49は液晶表示パネルを示す。
【0011】
図12は主に第2光学ブロック2による光束の形成例を示しており、第2レンズアレイ23は、そのそれぞれのセルレンズ23aの外形寸法と第1レンズアレイ21との間隔を適切に設定する事により、前記照明系の取り込める発散角θをコントロールする。
この取り込まれた発散角内の光束は、第1集光成分である凸面23fで第2集光成分であるコンデンサレンズ47へ導かれ、前記第1集光成分と前記第2集光成分で合成した合成集光成分により液晶表示パネル49を効率よくかつ均一に照射する。
【0012】
以上のように例えば光源から射出され第2集光成分であるコンデンサレンズ47に導かれた光束は、前後に偏光板を有する液晶表示パネル49で変調された後、例えばダイクロイツクプリズム41のような色合成素子に入射する。
なお、第1集光成分である凸面23fを経由して第2集光成分であるコンデンサレンズ47に入射する光は、先に示したように途中で図示しないダイクロイックミラ一等の光学素子によって赤色光R・緑色光G・青色光Bに分離された光線のうちの緑色光Gを示している。
図10に示したダイクロイツクプリズム41は、4個のプリズムを所定の反射特性を有している薄膜で形成される反射面41a、41bを介して貼り合わせて形成されている。
【0013】
図10,図11は 緑色光Gの光路のみを実線で示しているが、赤色光R及び青色光Bは各色の液晶表示パネルによって同様に光変調された後に、矢印で示されているように、ダイクロイックプリズム41に対してそれぞれ異なる方向から入射することになる。
【0014】
液晶表示パネル49で変調された緑色光Gは、ダイクロイツクプリズム41をそのまま透過し、ダイクロイツクプリズム41に入射した赤色光Rは反射面41aで、入射した青色光Bは反射面41bでそれぞれ反射する。つまり、ダイクロイックプリズム41によってRGB各光が合成され、力ラ一映像信号が生成され、投写レンズ13に入射する。
【0015】
このように、凸状のセルレンズ21a、 23aが格子状に配列された第1,及び第2のレンズアレイ21、23を光源の後方に設けることにより、コンデンサレンズのみを配置した場合よりも光源から出射された光を効率よく、かつ均一に液晶表示パネル45(49,53)の有効開口に照射することができるようになっている。
【0016】
図13(a、b)は第1レンズアレイ21のセルレンズ21a〜21dのアスペクト比(横の長さ対縦の長さの比)と第2レンズアレイ23のセルレンズ23(a、b、c、d)の一例を示しており、例えば16:9に設定されている。このセルレンズ21(a、b、c、d)のアスペクト比は、光変調素子である図10の液晶表示パネル45,49、53のアスペクト比、及び図10のスクリーン102のアスペクト比と概略一致させている。
【0017】
次に図14を用いて取り込み可能な発散角と、第1、第2レンズアレイ間隔及び第2レンズアレイのセルレンズサイズの関係を述べる。
図14に示すように第2レンズアレイのセルレンズ23のサイズをy、第1、第2レンズアレイ間隔をlとすると、結像位置に配置されている第2のセルレンズ23に取り込み可能な発散角θはTanθ =y/lとなる。このように第1、第2レンズアレイのみで構成されている場合は、第1、第2レンズアレイ間隔と第2レンズアレイのセルレンズサイズyのみで取り込み可能な発散角θが決定される。
【0018】
ところで、光源から出射された光を効率よく液晶表示パネル45に照射するために一般的用いられるものに偏光変換素子がある。
図15は、偏光変換素子60を使用したときの照明光学系を示している。
この図において光源3から出射された光は、第1レンズアレイで構成される第1の光学ブロック1を通過して偏光変換素子60に照射され、さらに第2レンズアレイによって構成される第2の光学ブロック2によってコンデンサレンズ47に向かって射出される。
偏光変換素子60は後で述べるように、偏光ビームスプリッタと反射面、さらに偏光方向を変換するためのλ/2板とからなり、光源から射出されたランダムの偏光面を有する光が偏光ビームスプリッタに所定の角で入射することによりP偏光波は透過し、S偏光波は反射面によって再度光軸方向に反射され、再び光軸に沿って進行する。この分離されたP偏光あるいはS偏光のどちらか一方の光路上にλ/2板を配置する事により片方の偏光面のみを回転させることが出来、全ての偏光面を一致させることが出来る。
【0019】
偏光変換素子60から射出される偏光面の揃った光を用い液晶表示パネル49を照射することにより、従来偏光板によって吸収されてしまっていた光を有効に利用し、光源から射出された光を効率よく液晶表示パネルに照射することが出来るようになっている。
【0020】
このような偏光変換素子60を配置する場所としては、光源と前記第1光学ブロックの間、あるいは前記第2光学ブロック2の近傍等が考えられるが、図15に示すように光利用効率の点から第2光学ブロック2の近傍に配置するのが望ましい。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
前述の様な超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等を光源として用いている照明光学系において、前記光源3から射出される光束を効率よく利用するためには、ランプの持つ所定の発散角の光束、例えば、放物面鏡で平行光線とならないような発散角を持った光も効率良く取り込むことが好ましい。
この発散角の取り込みを制御しているのが前述の様に第1レンズアレイと第2レンズアレイの間隔と、第2レンズアレイのセルレンズのサイズである。
【0022】
ところで、光源から射出された光束を効率良く利用するためには図15、及び後述する図16に示すように、前述の偏光変換素子60を第2レンズアレイの近傍に配置することが必要である。その結果図16に示すように第2レンズアレイ近傍に複数の閉口制限が生じ、取り込める発散角に制限が生じる。さらに偏光変換素子の偏光ビームスプリツタによって反射されるS偏光は、偏光ビームスブリッタと反射面によって光路を折曲げられるため、偏光ビームスブリッタを透過するP偏光の光路長に比べ長くなる。このため、P光路とS光路では取り込める発散角に差が生じる。その結果、P光路あるいはS光路のどちらかの光路で充分な発散角が取り込めなくなる。このことは、光学系の光利用効率の悪化を招く。
【0023】
以下、この点を図16を参照して詳細に説明する。
第2レンズアレイの1個のセルレンズ23a前に偏光変換素子60を配置すると、例えば、図の様にセルレンズのサイズが第1レンズアレイのセルレンズ21aの半分近くになる。さらに第2レンズアレイのセルレンズ23aの開口以外に偏光変換素子60により複数の開口が生じ、この複数の開口によって取り込み可能な発散角に制限が生じる。
例えば、偏光変換素子60の最も第1レンズアレイ側にある開口上に第1レンズアレイのセルレンズの結像位置fを設定すると、図16(a)に示すように最大開口に入射する発散角θ1の光の中で光学系を通過できる光束はAの領域の光束のみとなる。
次に、最も偏光変換素子60の液晶表示パネル側にある開口上に第1レンズアレイのセルレンズに対応して結像位置fを設定すると、図16(b)に示すように最大開口に入射する発散角θ2のうち光学系を通過できる光束はB、Cの領域の光束のみとなり、斜線の領域の光は透過できないことになる。
この場合、偏光変換素子60を通過する光路が短かいときは、図16(c)のように、偏光変換素子60の液晶パネル側に近いほうに第1レンズアレイのセルレンズ23aに対応して結像位置を設けると、通過しない光の発散角θ3となるが、依然として領域Aの光は偏光変換素子60を通過することができない。
【0024】
このように、第1レンズアレイを通過する一部の光束だけを用いた照明光学系では、光路長によって発散角の取り込みが異なるので、液晶表示パネル上での照度むらや、第1の集光成分の液晶表示パネル側に配置されるダイクロイツクミラーへの入射光線の偏りにより、液晶表示パネル上での色むらを生じる。
よって有効に利用できる光束は第1レンズアレイの全面を通過し、偏光変換素子、及び第2のレンズアレイを通過できる○印の光束であり、水銀ランプやメタルハロイドランプ等を光源とする照明工学系では、このような光束を効率よく取り込む事が必要になる。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、例えば液晶パネル等の表示デバイスに対して効率よく光を照射する光学系を実現するものである。
【0026】
本発明の照明装置では、表示装置を形成する光変調素子には光源からの光束が照明用の光学装置を介して照射するようになっている。
この照射用の光学装置の第1光学ブロックは、第1レンズアレイを含んでいる。
この第1のレンズアレイは光変調素子に対してほぼ相似形状を有する複数のセルレンズを有している。
第2光学ブロックは、第2レンズアレイと偏光変換素子によって形成される。この第2レンズアレイは、複数のセルレンズを有しており、第1光学ブロックの第1レンズアレイに対応している。
偏光変換素子は入射された光線をp波偏光成分と、s波偏光成分に分離するための偏向ビームスプリッタと、反射板、及び1/2λ板が備えられ、偏向ビームスプリッタを透過して出力側開口から出射される光路長の短い方の例えばp偏光波成分と、偏光ビームスプリッタ、及び反射板によって反射された光路長の長い方の例えばs偏光波成分を同じ出力開口の位置から出射するようにしている。
第2光学ブロックの第1集光成分は第2レンズアレイを通った光束を光変調素子側に向けて集光するものである。
第2集光成分は、第2光学ブロックから射出された光束を所定の位置に結像させるために、光変調素子の近傍に配置されている。
この場合に、第1レンズアレイの結像位置fは前記偏光変換素子によって分離されるp偏光とS偏光の各々の光路のうち、
前記第1レンズアレイを構成するセルレンズの一方の端部から、前記偏光変換素子の入射側開口の端部を結び、かつ、前記偏光変換素子を通過して出射側の開口に到達する長い光路長の入射光線(B)と、
、前記第1レンズアレイを構成するセルレンズの他方の端部から、前記偏光変換素子の入射側開口を通過して該偏光変換素子の出射側開口の位置Yの端部を結ぶ短い光路長の入射光線(A)が交差する位置を、前記第1のレンズアレイの結像位置(f)となるように設定した。
これにより前記したような光学系において最大の発散角の取り込みが可能となり、S偏光波とP偏光波の光路の取り込み角の差も小さくすることができ光源から射出される光束を有効に利用出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種種の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0028】
図1は、本発明の光学装置の好ましい実施の形態を有する投射型表示装置を備える投写型テレビジョンセツト100を示す外観図であり、図2は、図1の投射型表示装置1を備える液晶方式の背面投写型テレビジョンセツト内部を示しており、液晶プロジェクタ装置ともいう。
まず、このテレビジョンセット100の概略の構造について説明すると、図1及び図2において、テレビジョンセツト100はキャビネット101、スクリーン102、ミラー103、そして投射型表示装置10を内蔵している。
投射型表示装置10が光源3の光を用いて投写しようとする投写光5は、ミラー103で反射して、スクリーン102の背面104から投写するようになっている。
スクリーン102に投写された映像は、ユーザーがスクリーン102においてカラー映像あるいは白黒映像として見ることができる。
【0029】
以下の実施の態様に説明においては、スクリーン102においてカラー映像が表示できるものについて説明する。
投射型表示装置1は図3に示すように光源3及び投射レンズ13を有している。光源3と投写レンズ13は、光学装置11本体に着脱可能に取り付けられている。
【0030】
光源3は、例えば放物面状の反射鏡3aとランプ3bを有している。このランプ3bはメタルハライドランプあるいはハロゲンランプ等を用いることができる。 一方投写レンズ13は、光学装置11から導かれる合成光(カラー画像光)を、図2のスクリーン102の背面104に対してフォーカス調整できる機構を有している。
【0031】
次に、図3に従って光学装置11の中の光学系について説明する。
光源3の近くには、フィルター5、第1光学ブロック1と第2光学ブロック2が配置されている。これらのフィルター5、第1光学ブロック1と第2光学ブロック2は、光源3から出る光(光束)LPの光軸OPに関して直交し互いに平行に配置されている。
【0032】
第1光学ブロック1の第1レンズアレイ21と第2光学ブロック2の第2レンズアレイ23は、例えば長方形状の多数のレンズが平面的に集合したものであり、フィルター5を通ってきた光LPを均等化して、液晶表示パネル45、49,53側に照明光を供給し、投写レンズ13に送る。第2光学ブロック2の偏光変換素子60は光源から射出されるランダムな偏光の光束を単一の偏光方向の光束に変換するためのものである。
フィルター5、第1光学ブロック1と第2光学ブロック2を通った光LPは、先にも述べたように赤色光(R)、緑色光(G)、そして青色光(B)を含んでいるが、次に説明する光学系により、光Lは、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)に分割された後に、所定の光変調が与えられて、再びこれら三原色が構成されることにより、投写レンズ13側にカラー画像光である合成光13Aを合成するようになっている。
【0033】
直進する光軸OPに沿って、ダイクロイツクミラー14、27、リレーレンズ29、ミラー31が配列されている。この光軸OPと直交する方向の別の光軸に沿っては、ダイクロイツクミラ一14に対応してミラー15が配列されている。そしてコンデンサレンズ(第2集光成分)51と、及び光変調部材としての液晶表示パネル53が配置されている。
【0034】
ダイクロイツクミラー27に対応してコンデンサレンズ(第2集光成分)47と、光変調部材としての液晶表示パネル49が配置されている。
ミラー31に対応してリレーレンズ33,とミラー35が配置されている。そして、コンデンサレンズ(第2集光成分)43、そして光変調部材としての液晶表示パネル45が配置されている。
【0035】
これらの液晶表示パネル53,49、45に対応して、ダイクロイツクプリズム(光合成部材、又は合成光学素子、あるいはクロスプリズムとも呼ぶ)41が配置されている。このダイクロイツクプリズム41に対応して投写レンズ13が位置している。
ダイクロイックミラー14,27は、波長に応じて光を反射する光反射特性及び光を透過する光透過特性を有するミラーである。
【0036】
図3の光LPの赤色光(R)は、ダイクロイツクミラ一14で反射されてミラー15側に送られるとともに、光Lの緑色光(G)と青色光(B)はダイクロイックミラー14を透過して、ダイクロイツクミラー27側に送られる。緑色光(G)は、このダイクロイツクミラー27で反射されて、コンデンサレンズ47、及び液晶表示パネル49に送られる。青色光(B)は、ダイクロイックミラ−27を通過し、リレーレンズ29を通りミラー31で反射されて、そしてリレーレンズ33を通ってミラー35で反射されることにより、コンデンサレンズ43と、液晶表示パネル45を通る。
ミラー15で反射された赤色光(R)は、コンデンサレンズ51及び、液晶表示パネル53を通過ししてダイクロイックプリズム41に供給される。
【0037】
次に、図3に示すダイクロイツプリズム41について説明する。このダイクロイツクプリズム41は、赤色光(R)、青色光(B)、緑色光(G)を合成して、合成光13Aを作るプリズムである。このダイクロイツクブリズム41は、4つの断面三角形状のプリズム41A,41B、41C、41Dを接着剤で貼り合わせて形成されたプリズムである。各プリズム41A、41B、41C、41Dの1つの面あるいは2つの面には、光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜41a,41bが形成されている。このようなあらかじめ定められた光透過特性及び光反射特性を有する光学薄膜(光学多層膜)41aと41bは、プリズム41A、41B、41C,41Dの接着しようとする面に対して形成されている。
このダイクロイツクプリズム41の各プリズム41A〜41Dは、プラスチックあるいはガラスにより断面三角形状に作られている。
【0038】
次に、図3において光源3のランプ3bが発生する光LPがスクリーン102に到達するまでの経路を簡単に説明する。
ランプ3bが発生する光LPは、フィルター5を通って不要光線(赤外と紫外線)を除去されて光Lとなる。この光Lの赤色光Rは、ダイクロイックミラー14で反射されて、ミラー15で反射後に、コンデンサレンズ51,及び液晶表示パネル53を通って、ダイクロイツクプリズム41の光学薄膜41aで反射される。
【0039】
一方、光LPの緑色光Gと青色光Bの成分は、ダイクロイックミラー14を通り、そのうちの緑色光Gがダイクロイツクミラ−27で反射されてコンデンサレンズ47、液晶表示パネル49を通りダイクロイツクプリズム41の光学薄膜41a、41bを通る。
ダイクロイツクミラー27を通った青色光Bは、リレーレンズ29を通りミラー31で反射されて、リレーレンズ33を通りさらにミラー35で反射する。この青色光Bは、コンデンサレンズ43、及び液晶表示パネル45を通って、ダイクロイツクプリズム41の光学薄膜41bで反射する。
【0040】
このように、ダイクロイックプリズム41に集合した赤色光R、緑色光G、青色光Bは光学薄膜41a・41bの光透過特性と光反射特性により合成されて、合成光13Aとして液晶表示パネル53,49、45が表示している画像の情報を含むようにして、投写レンズ13の投写レンズより投写スクリーン102の背面に拡大投写される。
【0041】
図4(a)は本発明に採用することができる偏光変換素子60の概要を示したものであり、第1レンズアレイの一つのセルレンズ21aを通過した光に対応する部分の構成のみが示されている。
この図において偏光変換素子60は光源から照射された無偏光の光(ランダム光)の中でP偏光波成分を透過し、s偏光成分を反射する偏光ビームスプリッタ61と、反射されたs偏光成分を反射する反射面62と、この反射面62で反射されたs偏光成分をp偏光成分に偏光する1/2λ板63を備えている。
なお(b)の場合は偏光プリズムの代わりにビームスプリッタ61、反射板62,1/2λ板が板状の光学素材によって幾何学的に形成されており、板状の部材で構成されることによって、偏光素子を低コスト化できるようにしたもので、本質的に(a)の場合と同一の光偏光処理を行うものである。
【0042】
図5は本発明の照明装置において採用されている第1レンズアレイの一つのセルレンズの焦点位置を説明する概要図である。
この図において21aは第1レンズアレイの1個のセルレンズを示し、23aは、前記第1セルレンズ21aに対応する第2レンズアレイの1個のセルレンズを示す。
60は前記図4で示したように一つのセルレンズに対応した偏光変換素子の部分を示し、入射開口の位置xと、出射開口の位置yと、前記偏光変換素子で述べたときの偏向ビームスプリッタ61や、反射板62等の入射開口制限となるような位置zを便宜的に示している。
例えば、図5(a)のように最も偏光変換素子60の第1レンズアレイ側にある開口x上に第1セルレンズ21aの結像位置fを設定している短い光路長の場合、偏光変換素子60、および、偏光変換素子に近接して配置されている第2セルレンズ23aを通過出来る最大発散角θ1の光束は、図5(a)に例示すように第1セルレンズ21aのセルレンズ開口の一端である最下端p1と、最も液晶表示素子側に位置する出力側の開口部の位置yの最上端pAを結んだ光線(A)となり、最も第1レンズアレイ側にある開口側の位置xとの交点はpsとなる。
したがって、この交点psと第1セルレンズの中心を結んだ光線sと、光軸のなす角θ1が、P1側から入射される発散光の場合の最大取り込み発散角θ1となり、同一の光学路の場合は、前記結像位置fを出射側の開口に近づけるほど発散角θ1を大きくすることができる。
【0043】
次に、最も液晶表示素子側に位置する偏光変換素子60の開口の位置yに第1レンズアレイの結像位置fを設定する長い方の光路長では、入射光が偏光変換素子60を通過して偏光変換素子の入射の開口X、および出射側の開口位置Yに近接して配置されている第2レンズアレイを通過出来る最大発散角の光束は、図5(b)に示すように第1レンズアレイのセルレンズ開口の最上端p2と最も第1レンズアレイ側にある開口の位置xの最上端p2を結んだ光線(B)となり、この光線(B)の延長線上にある最も液晶表示素子側に位置する出力側の間口位置yの交点はpLとなる。
そして、この交点pLと第1レンズアレイのセルレンズ21aの中心を結んだ光線Lと、光軸の成す角θ2が、セルレンズアレイ21aの他方の端部となっているP2から入射される発散光の場合の最大取り込み発散角θ2となる。
そして、この場合は、結像位置fを入射側の開口に近づけるほど発散角θ2を大きくすることができる。
【0044】
以上より、図5(c)に示すように、このような構成において最も大きな発散角θ3を取り込むためには、前記光線Aと光線Bの交点に第1レンズアレイのセルレンズ21aの結像位置fを設定する事が望ましい。
p偏光波が偏光変換素子内を通過して直接出射される最短光路を入射側の開口位置X、s偏光波が偏光変換素子60内で反射して出力される最大の光路長を出射側の開口Yとすると、結像位置fは、前記偏光変換素子60によって分離されるP偏光とS偏光の各々の光路のうち、p偏光波に対応する短い光線Aの光路長をS、s偏光波に対応する光線Bの最大光路長をLとして
S<f<L
の範囲内となる。
【0045】
図6は上記実施例が偏光変換素子60を第2レンズアレイ23aの光源側に設けたのに対して、偏光変換素子60を光変調素子となる液晶パネル49側に設けた場合を示す。
すなわち、第2光学ブロック2が2枚の分割されているレンズアレイ23aと23fによって構成されており、その中間に偏光変換素子60が設けられている場合を示す。
このような光学系は、図5に示すように第2レンズアレイを点線で示す位置に配置し、このレンズアレイ23の集光面23fが偏光変換素子60の出口側に位置することになるが、この場合も、偏光変換素子60の入射面に近接して第2レンズアレイが配置されておれば、図5の光路長と大きな変化がないので、光源3から出射された光は、第1光学ブロック1を形成する第1レンズアレイ21の結像位置fは
S<f<L
となり、図5(c)で説明したように、このような構成において最も大きな発散角θ3を取り込むためには、前記光線Aと光線Bの交点に第1レンズアレイのセルレンズ21aの結像位置fを設定する事が望ましい。
【0046】
図7は本発明のダイクロイックプリズム41の他の実施例を示したものである。
この図で図3で示したダイクロイックプリズムの部分と同一の符号は同一の部材を有するものである。
このような色合成プリズムを使用しても本発明の本質的な効果に何らの変更を与えるものではない。
【0047】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されない。
上述した実施の形態では、液晶表示パネルを3枚用いたいわゆる3板式と呼ばれる、特に背面投写型の表示装置の例を示している。しかしこれに限らず、液晶表示パネルは1枚しか用いないようないわゆる単板式のもの等にも採用できる。
またライトバルブあるいは光変調素子は、液晶表示パネルに限らず他の種類の表示パネルを用いることもできる。
また、図8のようないわゆるスクリーン102の前面側から投射型表示装置1で直接スクリーンに投写するフロントプロジェクタと呼ばれる方式のブロジェクタ等にも本発明は適用できる。
【0048】
図9は本発明の表示装置としての他の例を示したもので、図3と同一部分は同一符号とし、その詳細な説明を省略する。この図においては色合成プリズムが図7で示したようなダイクロイックプリズム構成のものが使用されている他に、偏光変換素子60として図4(b)に示したような板状の偏光板を使用する場合を示している。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偏光変換素子等を使用して効率的に液晶表示パネルに照射される光を形成するような照明系において、光源側に配置されている第1のレンズアレイの各焦点位置をS<f<Lとなるように設定すると共に、この焦点位置fの最適点が 第1のセルレンズの両端部と、前記偏向変換素子の出射側端部、及び入射側の端部を結ぶ2本の光線 (A) ( B )の交点となるように設定しているので、光源から出射される光束の中で有効に取り込める発散角の光を大きくすることができ、光量のロスや光量のむらを防いで均一な結像性能を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適応可能な投写型テレビジョンセットの概要を示す斜視図である。
【図2】 投写型テレビジョンセットの内部構造を示す側面図である。
【図3】 投射型表示装置の光学素子の配置の一例を示す図である。
【図4】 偏光変換素子の内部構造を光学路によって示した模式図である。
【図5】 光源から第1,第2セルレンズアレイ、及び偏光変換素子の各開口を通過することができる光束を取り込むことができる時の発散角の説明図である。
【図6】 偏光変換素子が第2レンズアレイの液晶表パネル側に位置しているときの照明装置の説明図である。
【図7】 ダイクロイックプリズムの他の実施例を示す平面図である。
【図8】 映像を直接スクリーンに投影するフロンタイプの表示装置の模式図である。
【図9】 本発明の投射型表示装置となる他の実施例の光学配置図である。
【図10】 従来の投射型表示装置の光学素子の配置を説明する図である。
【図11】 光源を表示パネルに照射するときの光学素子の配置図を示す。
【図12】 第1,及び第2セルレンズアレイによって制限される光束の発散角の説明図である。
【図13】 第1,第2セルレンズの外形を示す平面図である。
【図14】 第1,及び第2のセルレンズによって制限される光束の説明図である。
【図15】 偏光変換素子と第1,お及び第2レンズアレイの配置図を示す
【図16】 セルレンズアレイの焦点位置によって取り込めない光が生じることを示す説明図である。
【符号の説明】
3 光源、21 第1レンズアレイ、23 第2レンズアレイ、 60 偏光変換素子
Claims (3)
- 光源と、
この光源からの光束が照射される複数の第1セルレンズを有する第1のレンズアレイと、
前記第1セルレンズで収束された光に対応し、その大きさが前記第1セルレンズアレイの 1/2 とされている複数の第2のセルレンズを有する第2レンズアレイと、
前記第2のレンズアレイの光源側に近接して配置され、
前記第1のレンズアレイから入射された光線をp偏光波成分とs偏光波成分に分離する偏光ビームスプリッタと、
前記偏光ビームスプリッタを透過したp偏光波成分を直接、出射側開口となる位置まで導出する短い光路長と、
前記偏光ビームスプリッタによって反射されたs偏光波成分を再反射し、 1/2 λ板を介してp偏向波として出射側開口となる位置まで導出する長い光路長が形成されている偏光変換素子とを備え、
前記第1レンズアレイを構成するセルレンズの一方の端部から、前記偏光変換素子の入射側開口の端部を結び、かつ、前記偏光変換素子を通過して出射側の開口位置に到達する前記長い光路長の入射光線と、
、前記第1レンズアレイを構成するセルレンズの他方の端部から、前記偏光変換素子の入射側開口を通過して該偏光変換素子の前記出射側開口の位置の端部を結ぶ前記短い光路長の入射光線が交差する位置を、前記第1のレンズアレイの結像位置となるように設定したことを特徴とする照明装置。 - 上記複数のセルレンズは光変調素子と相似の形状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 上記請求項2に記載の照明装置から出力される光を3原色に分離し、各原色光をそれそれ映像信号によって変調する光変調素子を介してスクリーンに投影することを特徴とする投射型表示装置。
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