JP4174784B2 - 車両内装部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両内装部材に関し、更に詳細には、所要形状に成形した樹脂製基材を発泡成形型にセットし、該基材の外面にウレタン原液を発泡させてなるウレタンパッドを成形装着するようにした車両内装部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の乗員室内部に組付けられるインストルメントパネル,フロアーコンソール,ドアパネル,ピラーガーニッシュ等の車両内装部材は、所要形状に成形した樹脂製の基材を基本とし、特に質感向上や触感向上を図る必要がある場合には、該基材の外面に表皮を装着するようになっている。前記表皮を前記基材の外面に装着する工法としては、▲1▼基材と表皮との間に弾力性を有するウレタンパッドを介在させて該ウレタンパッドを介して装着する方法、▲2▼基材の外面部に単層または複層の表皮を直に貼込んで装着する方法等が実施されている。このうち、前記▲1▼の工法は発泡成形型を利用して実施され、前工程で予め所要形状に成形した表皮および基材の夫々を発泡成形型のキャビティにセットし、両者間に画成される空間内でウレタン原液を発泡,固化させるもので、成形されたウレタンパッドの弾力性により触感向上を図り得る。一方、前記▲2▼の工法は真空成形型を利用して実施され、予め所要形状に成形して外面部に接着剤を塗布した基材を真空成形型にセットし、加熱により軟化したシート状表皮を該基材の前記外面部に真空吸引して密着させることで、表皮の成形および貼込みを同時に行なうものである。
【0003】
車両内装部材における前記基材に関しては、一般的に、形状再現性に優れたインジェクション成形を利用して成形するのが主流であるが、このインジェクション成形方法は溶融樹脂材料を成形型へ注出する際の圧力が大きいので、この圧力に耐え得る強度を有する成形型の製作にコストが嵩む課題を内在している。また、例えば中空部分を有する基材をインジェクション成形で製作する場合には、該基材の一体成形が不可能な場合が多いので、この際には中空部を画成する複数の部材に分割成形して夫々の部材を組立てる方法を採ることになり、成形作業工数および組立作業工数の増加に伴って製造コストが嵩む問題もある。そこで近年に至っては、中空部を有する基材を一体成形するために、ブロー成形型を利用したブロー成形が採用されつつある。このブロー成形は、形状再現性に若干の難点があるものの低圧での成形が可能であるから、成形型の製造コストを抑え得ると共に組立作業工数等の削減による製造コストの低減をも可能とする利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記車両内装部材において前記▲1▼に係る工法で製造される内装部材、すなわちウレタン原液を発泡させてなるウレタンパッドを成形装着する車両内装部材では、インジェクション成形による基材しか実施し得ないとされていた。これは、ウレタンの発泡成形に際して基材の外表面に3kg/cm2程度の発泡圧が加わるため、該基材の裏面側を発泡成形型の型面で確実にバックアップすることが必須とされるが、中空状に成形されるブロー成形の基材では、ウレタンパッドの成形装着領域に対応した裏側をバックアップできないためである。すなわち、発泡成形型による直接的なバックアップがない場合には、例えば図18(a)に示すように、ウレタン原液Uの発泡圧により基材90が弾性変形してしまい、この状態で該ウレタン原液Uの発泡・固化が進行するようになるから、ウレタンパッド91の成形完了後に基材90を発泡成形型93から脱型すると、図18(b)に示すように、該基材90の弾性復帰により表皮92側が膨隆する所謂「スプリングバック」が起ってしまう。従って、ブロー成形された中空体状の基材90は、ウレタン原液Uの発泡圧による基材90の弾性変形を防止できないので、発泡成形型を利用したウレタンパッドの発泡成形に適さないことが当業者間で常識とされていた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、ブロー成形した基材に設けたウレタンパッドの装着領域を、ウレタンパッドの発泡成形時に発泡成形型の型面でバックアップし得るようにして、ウレタンパッドが脱型後に膨隆することなく固化されるよう構成した車両内装部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決して、所期の目的を達成するため、本発明に係る車両内装部材は、第1壁部と該第1壁部の内側に設けられる第2壁部とがブロー成形により一体形成された基材前記第1壁部の外側で発泡成形して設けられたウレタンパッドとを有する車両内装部材であって
前記基材の前記ウレタンパッドが装着される装着領域は、前記第1壁部と第2壁部とが密着した部位と、前記第2壁部が前記第1壁部から離間して空気案内ダクトをなす中空領域とを有し、
前記中空領域をなす第2壁部には、発泡成形型による前記ウレタンパッドの発泡成形時に、該発泡成形型の第1壁部を第2壁部側から支持する型面が挿通可能な挿通口が設けられ、
前記挿通口に、別体成形した蓋部材を設けるよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る車両内装部材につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0008】
【第1実施例】
図1および図2は、本発明の第1実施例に係る車両内装部材として、車両の乗員室前方に組付けられるインストルメントパネルを示した要部断面図および概略斜視図である。このインストルメントパネル10は、計器盤,表示ディスプレイ,空調操作パネル,オーディオユニットおよびグローブボックス等の各種車載機器,部材の搭載基体とされるロアーパネル11と、このロアーパネル11の上面に組付けられるアッパーパネル12とから構成されている。そして、前記アッパーパネル12の外面部に表皮24が装着されると共に、該表皮24とパネル12の間にウレタンパッド25が介在している。すなわち第1実施例は、インストルメントパネル10における前記アッパーパネル12を対象としている。なお説明の便宜上、図2の手前側をインストルメントパネル10の前側、図2の奥側を該パネル10の後側とする。
【0009】
前記アッパーパネル12を形成するパネル基材13は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂素材を、図示しないブロー成形型を利用して一体的にブロー成形される。このパネル基材13は、図3および図4に示すように、インストルメントパネル10の後側(フロントガラス80側)に位置する約1/4の領域が横長中空の中空領域16とされ、また該パネル10の前側に位置する約3/4の領域が表皮24およびウレタンパッド25の装着領域17とされている。すなわち前記中空領域16では、上壁部(第1壁部)14と下壁部(第2壁部)15とが分離して閉じた中空部を形成して空気案内ダクトとして機能し得、また前記装着領域17では、これら上壁部14と下壁部15とが上下に略全面的に密着して実質的に閉じた中空部を排除した形状となっている。
【0010】
前記中空領域16は、アッパーパネル12の後端縁に沿って略全幅に亘って延在する横長湾曲状に形成され、下壁部15における該領域16を形成する部分の下面左右中央にはエアコンユニット81の空気排出口82に整合する空気流入口18が開口形成されると共に、上壁部14における該領域16を形成する部分には横長湾曲状の空気吹出口19,19が開口形成されている。従って、エアコンユニット81の空気排出口82から排出された調温空気は、空気流入口18を介して中空領域16の内部に流入した後、各空気吹出口19,19から乗員室内へ吹出案内される。なお各空気吹出口19,19には、別体成形されるデフロスタグリル20が装着される(図1)。
【0011】
前記装着領域17は、前述したように、上壁部14と下壁部15とが略全面的に密着しているため、これにより実質的には各壁部14,15の2倍の厚みtを有する1枚の部材と略同等の強度を有している。また下壁部15には、ボス状を呈する複数個の取付片21やワイヤーハーネス等を係止可能な細長の係止片22等が形成されているが、各取付片21は極めて小さな中空体であると共に係止片22は下方へ開口しているので、これら取付片21および係止片22は実質的に閉じた中空部とは見なされない。むしろ前記係止片22は、アッパーパネル12の曲げ変形や撓み変形を防止する補強材としても機能する。
【0012】
そして前記装着領域17の上壁部14には、表面に適宜の「シボ」加工が施された表皮24が装着されていると共に、該上壁部14と表皮24との間には、弾力性を有する所要厚のウレタンパッド25が介在している。このウレタンパッド25は、後述するように、発泡成形型を利用した下でウレタン原液Uを発泡,固化させて成形装着され、また表皮24は所要形状に別途成形されて該ウレタンパッド25の成形と同時に装着される。
【0013】
次に、前述のように構成された第1実施例のインストルメントパネル10におけるアッパーパネル12の製造方法につき説明する。アッパーパネル12の前記パネル基材13は、図示しないブロー成形型により図3および図4に示した形状にブロー成形される。なお、このブロー成形に際して、空気案内ダクト部16に前記空気流入口18および空気吹出口19,19の輪郭に沿って溝またはスリットが形成されるようになっており、後工程において該溝またはスリットに沿って破断して不要部分を分離することで、空気流入口18および空気吹出口19,19を開口形成する(図3)。また前記表皮24は、図示しない真空成形型を利用して所要形状に別途成形される。
【0014】
このように成形された前記基材13および表皮24を、図5に示すような発泡成形型27にセットする。この発泡成形型27は、その下型28にパネル基材13の各下壁部15,15の形状に合致する形状のセット部(型面)28aが形成され、また上型29に該基材13の上壁部14および表皮24に合致する形状のセット部29aが形成されている。従って、前記パネル基材13を下型28のセット部28aにセットする共に、前記表皮24を上型29のセット部29aにセットし、この状態で下型28に対して上型29を型締めすることにより、パネル基材13の上壁部14と表皮24との間に発泡空間26が画成される。なお、前記発泡成形型27にセットされたパネル基材13では、下型28のセット部28aが下壁部15に略全面的に密着しており、上壁部14は該下壁部15を介して該セット部28aでバックアップされた状態となる。なおウレタン原液Uは、パネル基材13および表皮24を発泡成形型27にセット完了した後、すなわち上型29を型締めする直前に、該基材13における上壁部14の適宜位置に規定量注出する。
【0015】
前記ウレタン原液Uは、例えば2液混合タイプで注出と同時に発泡反応を開始し、下型28に対する上型29の型締め後からライズタイムまでに発泡空間26内に充満するに至る。そして、ウレタン原液Uが発泡する過程において、前記基材13の装着領域17および表皮24には、約3kg/cm2程度の発泡圧が作用するようになるが、該装着領域17の上壁部14は下壁部15を介して下型28でバックアップされているので、該上壁部14は発泡圧による弾性変形が好適に阻止される。また、下壁部15に形成された各取付片21や係止片22は実質的な中空部ではないから、これらに対面する上壁部14の部位も発泡圧により弾性変形することはない。
【0016】
従って、ウレタン原液Uの発泡,固化が完了した後に発泡成形型27から脱型した第1実施例のアッパーパネル12は、装着領域17の上壁部14が変形することなくウレタン原液Uの発泡が行なわれたことにより、図6に示すように、成形されたウレタンパッド25の厚さが全体的に均一になると共に、該上壁部14のスプリングバックがないので表皮24が部分的に膨隆することもない。
【0017】
【第2実施例】
図7および図8は、本発明の第2実施例に係る車両内装部材として別形態のインストルメントパネルを示したものであって、このインストルメントパネル30は、図2に示した第1実施例のインストルメントパネル10と比較すると、全体的な外観およびロアーパネル31は略同一であるが、アッパーパネル32の構成が異なっている。すなわち、第1実施例のアッパーパネル12が1つの中空領域16を有する形態であるのに対し、第2実施例のアッパーパネル32は、2つの中空領域36,38を有する形態となっている。
【0018】
前記アッパーパネル32におけるパネル基材33は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂素材を、図示しないブロー成形型を利用して一体的にブロー成形される。このパネル基材33は、図9に示すように、インストルメントパネル30の後側(フロントガラス80側)に位置する約1/4の領域が横長中空の第1中空領域36とされ、また該パネル30の前側に位置する約3/4の領域が表皮48およびウレタンパッド49の装着領域37とされている。また装着領域37の下面には、下壁部(第2壁部)35における一部分が上壁部(第1壁部)34と適宜間隔をおいて延在しており、これにより横長で中空コ字形の第2中空領域38が形成されている。すなわち前記第1中空領域36は、上壁部34と下壁部35とが分離して空気案内ダクトとして機能し得る閉じた中空部を形成し、また前記装着部37においては、第2中空領域38の形成部分が上壁部34と下壁部35とが分離して空気案内ダクトとして機能し得ると共に、該第2中空領域38以外の部分は該上壁部34と下壁部35とが密着して実質的に閉じた中空部を排除した形状となっている。
【0019】
前記第1中空領域36は、アッパーパネル32の後端縁に沿って略全幅に亘って延在する横長湾曲状に形成され、下壁部35における該領域36を形成する部分の下面左右中央にはエアコンユニット81の第1空気排出口82に整合する空気流入口39が開口形成されると共に、上壁部34における該領域36を形成する部分には横長湾曲状の空気吹出口40,40が開口形成されている。従って、エアコンユニット81の第1空気排出口82から排出された調温空気は、空気流入口39を介して第1中空領域36の内部に流入した後、各空気吹出口40,40から乗員室内へ吹出案内される。なお各空気吹出口40,40には、別体成形されるデフロスタグリル41が装着される(図7)。
【0020】
前記装着領域37は、前述したように、第2中空領域38が形成された部分以外の部分は上壁部34と下壁部35とが略全面的に密着しているため、この部分は実質的に各壁部34,35の2倍の厚みtを有する1枚の基材と同等の強度を有している。また、装着領域37の下壁部35には、ボス状の取付片42が所要間隔で複数個(実施例では4個)形成されているが、各取付片42は極めて小さな中空体であるから、これら取付片42は実質的に閉じた中空部とは見なされない。
【0021】
前記第2中空領域38は、前記第1中空領域36に沿って前側に延在する主流路38aと、主流路38aの左右両側に連設されて前方へ延在する副流路38b,38bとが平面コ字形に形成されている。そして、主流路38aの左右中央に対応した下壁部35には、前記エアコンユニット81の第2空気排出口83に整合する空気流入口43が開口形成されると共に、各副流路38b,38bの前端面には前記ロアーパネル31に装着される前面空気吹出口45(図8)に整合する空気流出口44が開口形成される。従って、エアコンユニット81の第2空気排出口83から排出された調温空気は、空気流入口43を介して第2中空領域38の内部に流入した後、各前面空気吹出口45,45から乗員室内へ吹出案内される。なお、第2中空領域38に沿った下壁部35には、所定間隔毎に円形の挿通口47が開口形成され、常には夫々の挿通口47に別体成形した蓋部材55が装着されて閉じた中空部として画成されているが、該蓋部材55を装着する前段階では上壁部34の裏面が露出した状態となっている。
【0022】
そして前記装着領域37の上壁部34には、表面に適宜の「シボ」加工が施された表皮48が装着されていると共に、該上壁部34と表皮48との間には、弾力性を有する所要厚のウレタンパッド49が介在している。このウレタンパッド49は、後述するように、発泡成形型を利用した下でウレタン原液Uを発泡,固化させて成形され、また表皮48は所要形状に別途成形されて該ウレタンパッド49の成形と同時に装着される。
【0023】
次に、前述のように構成された第2実施例のインストルメントパネル30におけるアッパーパネル32の製造方法につき説明する。アッパーパネル32の前記パネル基材33は、図示しないブロー成形型により図9および図10に示した形状にブロー成形される。なお、このブロー成形に際して、前記第1中空領域36では、空気流入口39および空気吹出口40,40の輪郭に沿った溝またはスリットが形成される。また前記第2中空領域38では、空気流入口43および空気流出口44,44の輪郭に沿った溝またはスリットが形成されると共に、主流路38aおよび副流路38bに対応した下壁部35に、図9に示すように、前記挿通口47に沿った溝またはスリット46が形成される。従って、後工程において、各溝またはスリットに沿って破断して不要部分を分離することにより、第1中空領域36では、空気流入口39および空気吹出口40,40を開口形成し、また第2中空領域38では、空気流入口43と空気流出口44,44および複数個の挿通口47を開口形成する(図10(a)および図10(b))。従って前記パネル基材33は、ウレタンパッド49の成形前段階では、第2中空領域38に複数個の挿通口47が形成されて上壁部34の裏側が露出した状態となっており、装着領域37はその全領域に亘って実質的に閉じた中空部を排除した状態となっている。また前記表皮48は、図示しない真空成形型を利用して所要形状に別途成形される。
【0024】
第2実施例のアッパーパネル32を成形する発泡成形型50は、図11に示すように、下型51にパネル基材33の下壁部35の形状に合致する形状のセット部(型面)51aが形成され、また上型52に該パネル基材33の上壁部34および表皮48に合致する形状のセット部52aが形成されている。そして下型51のセット部51aでは、前記第2中空領域38に形成した各挿通口47に整合した部位に、対応する挿通口47を挿通しかつ上壁部34の裏面に当接し得るサイズのバックアップ体(型面)51bが一体的に形成されている。従って、下型51のセット部51aにパネル基材33をセットした際には、各挿通口47から挿通したバックアップ体51bの上端面が前記上壁部34の裏面に当接するようになり、該上壁部34は裏側から直接バックアップされるようになる。なお前記バックアップ体51bの横断面形状は、前記挿通口47の形状を前提に設定され、該挿通口47が円形の場合はバックアップ体51bが円柱形とされ、また該挿通口47が矩形の場合はバックアップ体51bが角柱形とするのが望ましい(実施例では挿通口47が円形であるので、バックアップ体51bは円柱体とされる)。
【0025】
このように形成された発泡成形型51に対し、前述のように成形した前記パネル基材33および表皮48をセットする。すなわち、前記パネル基材33を下型51のセット部51aにセットする共に、前記表皮48を上型52のセット部52aにセットし、この状態で下型51に対して上型52を型締めすることにより、パネル基材33の上壁部34と表皮48との間にウレタンの発泡空間54が画成される。なお、前記発泡成形型50にセットされたパネル基材33では、下型51におけるセット部51aが下壁部35に密着すると共に、該下型51の各バックアップ体51bの上端面が第2中空領域38に面した上壁部34の裏面に当接しているので、装着領域37の上壁部34は全面的にバックアップされた状態となる。なおウレタン原液Uは、パネル基材33および表皮48を発泡成形型50にセット完了した後、すなわち上型52を型締めする直前に該パネル基材33における上壁部34の適宜位置に規定量注出する。
【0026】
前記ウレタン原液Uは、例えば2液混合タイプで注出と同時に発泡反応を開始し、下型52に対する上型51の型締め後からライズタイムまでに発泡空間54内に充満するに至る。そして、ウレタン原液Uが発泡する過程において、前記パネル基材33の装着領域37および表皮48には、約3kg/cm2程度の発泡圧が作用するようになるが、該装着領域37の上壁部34は下型51のセット部51aおよび各バックアップ体51bで全面的にバックアップされているので、該上壁部34は発泡圧による弾性変形が好適に阻止される。また、下壁部35に形成された各取付片42は実質的な中空部ではないから、これらに対面する上壁部34の部位も発泡圧により弾性変形することはない。
【0027】
従って、ウレタン原液Uの発泡,固化が完了した後に発泡成形型50から脱型した第2実施例のアッパーパネル32は、装着領域37の上壁部34が変形することなくウレタン原液Uの発泡が行なわれたことにより、図12(a),(b)に示すように、成形されたウレタンパッド49の厚さが全体的に均一になると共に、該上壁部34のスプリングバックがないので表皮48が部分的に膨隆することもない。なお後工程において、前記第2中空領域38を画成する下壁部35に形成した各挿通口47に、蓋部材55を装着して夫々の挿通口47を覆蓋して閉塞することにより、該第2中空領域38は実質的に閉じた中空部として画成されて空気案内ダクトとして好適に機能し得る。
【0028】
【第3実施例】
図13は、本発明の第3実施例に係る車両内装部材として、車両における乗員室内の運転席および助手席の間に設置されるフロアコンソールを例示したものである。このフロアコンソール60は、左右対称形状に別体形成されて長手方向へ空気案内ダクトを形成した左側本体61および右側本体62と、これら両本体61,62の間に設置されるコンソールボックス63とから構成されている。そしてこのフロアコンソール60では、前記左側本体61および右側本体62における外側面の上側の略1/3の領域に表皮73が装着されると共に、該表皮73と基材64の間にウレタンパッド74が介在している。なお、前記左側本体61と右側本体62とは、対称形状を呈しているが基本的構成が同一であるから、左側本体61および該左側本体61の製造方法についてのみ説明し、右側本体62は同一部材に同一の符号を付して説明は省略する。
【0029】
前記左側本体61における基材64は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂素材を、図示しないブロー成形型を利用して一体的にブロー成形される。この基材64は、図13および図14に示すように、内側の約1/2の領域が横長中空の中空領域67とされ、また該基材64の外側の上部約1/3の領域が表皮73およびウレタンパッド74の装着領域68とされている。そして図14に示すように、前記中空領域67では、外壁部(第1壁部)65と内壁部(第2壁部)66とが分離して空気案内ダクトとして機能し得る中空部が形成され、また前記装着領域68では、該外壁部65と内壁部66とが略全面的に密着して実質的に閉じた中空部を排除した状態となっている。
【0030】
前記中空領域67は、基材64の下端縁に沿って略直線状に延在形成され、前端部に開口形成された空気流入口69がエアコンユニットの空気排出口(図示せず)に整合すると共に、後端面に開口形成された空気吹出口70が乗員室後方へ臨むようになる。従って、エアコンユニットの空気排出口から排出された調温空気は、空気流入口69を介して中空領域67の内部に流入した後、空気吹出口70から乗員室内へ吹出案内される。
【0031】
前記装着領域68は、前述したように、外壁部65と内壁部66とが略全面的に密着しているため、実質的には各壁部65,66の2倍の厚みtを有する1枚の基材と同等の強度を有している。また内壁部66には、前記コンソールボックス63を係止固定するためのボス状の取付片71が複数個形成されているが、各取付片71は極小さな中空体であるから実質的な中空部とは見なされない。
【0032】
そして前記装着領域68の外壁部65には、表面に適宜の「シボ」加工が施された表皮73が装着されていると共に、該外壁部65と表皮73との間には、弾力性を有する所要厚のウレタンパッド74が介在している。このウレタンパッド74は、後述するように、発泡成形型を利用した下でウレタン原液を発泡,固化させて成形され、また表皮73は別途成形されて該ウレタンパッド74の成形と同時に装着される。
【0033】
次に、前述のように構成された第3実施例のフロアコンソール60における左側本体61の製造方法につき説明する。左側本体61の前記基材64は、図示しないブロー成形型により図15に示した形状にブロー成形される。なお、このブロー成形に際して、中空領域67に前記空気流入口69および空気吹出口70の輪郭に沿って溝またはスリットが形成されるようになっており、後工程において該溝またはスリットに沿って破断して不要部分を分離することで、空気流入口69および空気吹出口70を開口形成する。また前記表皮73は、図示しない真空成形型を利用して所要形状に別途成形される。
【0034】
このように成形された前記基材64および表皮73を、図16に示すような発泡成形型75にセットする。この発泡成形型75は、その下型76に基材64の内壁部66の形状に合致するセット部(型面)76aが形成され、また上型77に該基材64の外壁部65および表皮73に合致する形状のセット部77aが形成されている。従って、下型76のセット部76aに前記基材64をセットする共に、上型77のセット部77aに前記表皮73をセットし、この状態で下型76に対して上型77を型締めすることにより、基材64の内壁部66と表皮73との間に発泡空間79が画成される。なお、前記発泡成形型75にセットされた基材64では、下型76におけるセット部76aが内壁部66に密着しており、外壁部65は内壁部66を介して該セット部76aでバックアップされた状態となる。なおウレタン原液Uは、基材64および表皮73を発泡成形型75にセット完了した後、すなわち上型77を型締めする直前に、該基材64における外壁部65の適宜位置に規定量注出する。
【0035】
前記ウレタン原液Uは、注出と同時に発泡反応を開始し、型締め後からライズタイムまでに発泡空間79内に充満するに至る。そして、ウレタン原液Uが発泡する過程において、前記基材64の装着領域68および表皮73には、約3kg/cm2程度の発泡圧が作用するが、該装着領域68の外壁部65は内壁部66を介して下型76でバックアップされているので、該外壁部65は発泡圧による弾性変形が好適に阻止される。また、内壁部66に形成された各取付片71は実質的な中空部ではないから、これらに対応した外壁部65の部位も発泡圧により弾性変形することはない。
【0036】
従って、ウレタン原液Uの発泡,固化が完了した後に発泡成形型75から脱型した第3実施例の左側本体61は、発泡圧により装着領域68の外壁部65が変形することなくウレタン原液Uの発泡が行なわれたことにより、図17に示すように、成形されたウレタンパッド74の厚さが全体的に均一になると共に、該外壁部65のスプリングバックがないので表皮73が部分的に膨隆することもない。
【0037】
そして、前述のように成形された左側本体61と、この左側本体61と同様に成形された右側本体62とを連結接合し、かつコンソールボックス63を組付けることにより、図13に示したフロアコンソール60が形成される。
【0038】
このように前記各実施例では、表皮24,48,73およびウレタンパッド25,49,74を装着する装着領域17,37,68を有する基材13,33,64をブロー成形すると共に、ウレタンパッド25,49,74の成形前段階では、前記装着領域17,37,68は実質的に閉じた中空部を排除した形状とした。これにより、所要形状に成形した前記基材13,33,64を発泡成形型27,50,75にセットし、前記装着領域17,37,68にウレタン原液Uを発泡させてなるウレタンパッド25,49,74を成形装着するに際しては、該装着領域17,37,68の裏面を発泡成形型27,50,75のセット部28a,51a,76a(およびバックアップ体51b)でバックアップすることが可能となり、ウレタン原液Uの発泡反応による発泡圧が加わっても装着領域17,37,68に弾性的な変形が何等生じない。従って、ウレタンパッド25,49,74の成形装着が完了して前記基材13,33,64を発泡成形型27,50,75から脱型しても、基材13,33,64にスプリングバックが一切生じないので、これにより表皮24,48,73の一部分が膨隆することもない。
【0039】
なお前記各実施例では、車両内装部材としてインストルメントパネルおよびフロアコンソールを例示したが、車両内装部材はこれに限定されるものではなく、例えばドアパネルやピラーガーニッシュ等にも好適に応用し得る。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る車両内装部材では、第1壁部および第2壁部からなる基材をブロー成形により形成すると共に、基材のウレタンパッドが成形装着される装着領域は、該ウレタンパッドが装着される第1壁部と第2壁部とを密着させた部位と、第2壁部が第1壁部から離間して空気案内ダクトをなす中空領域とからなり、該中空領域をなす第2壁部には挿通口を設けた。これにより、所要形状に成形した前記基材を発泡成形型にセットし、前記装着領域にウレタン原液を発泡させてなるウレタンパッドを成形装着するに際しては、第1壁部と第2壁部とが密着した部位は勿論、中空領域においても挿通口を介して発泡成形型の型面で第1壁部を支持することが可能となり、ウレタン原液の発泡反応による発泡圧が加わっても第1壁部に弾性変形が生じない。従って、ウレタンパッドの成形装着が完了して前記基材を発泡成形型から脱型しても、装着領域を形成する基材にスプリングバックが生じないので、これにより車両内装部材の外面における一部分が膨隆する不都合が好適に防止されて製品不良を好適に回避し得る。更に、ウレタンパッドの成形後に、挿通口に別体成形した蓋部材を設けることで、中空領域を空気案内ダクトとして機能させ得る。
【0041】
また、本発明の車両内装部材によれば、ブロー成形された基材に、ウレタン原液を発泡させてなるウレタンパッドを成形装着することを可能とした。従って、インジェクション成形された基材からなる車両内装部材と比較すると、成形型の製作費に係るコスト低減や、部品点数,組立工数の削減による製造コスト低減等を図り得るので、大幅なコスト低減が可能となる極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車両内装部材としてのインストルメントパネルの側断面図であって、図2のI−I線で破断した状態を示している。
【図2】第1実施例に係る車両内装部材としてのインストルメントパネルを示す概略斜視図である。
【図3】ブロー成形したアッパーパネルのパネル基材を、図4のIII−III線で破断しかつ空気流入口および空気吹出口を形成する状態を示している。
【図4】ブロー成形したアッパーパネルのパネル基材を示す底面図である。
【図5】発泡成形型にセットしたパネル基材および表皮の間に画成された発泡空間内で、ウレタン原液が発泡している状態を示す断面図である。
【図6】ウレタンパッドの成形および表皮の装着が完了したアッパーパネルを示す側断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る車両内装部材としてのインストルメントパネルの側断面図であって、(a)は図8のVI−VI線で破断した状態を示し、(b)は図8のVII−VII線で破断した状態を示している。
【図8】第2実施例に係る車両内装部材としてのインストルメントパネルを示す概略斜視図である。
【図9】ブロー成形したアッパーパネルのパネル基材を示す底面図である。
【図10】ブロー成形したアッパーパネルのパネル基材を示す側断面図であって、(a)は図9のIX−IX線で破断しかつ空気流入口および空気吹出口を形成する状態を示し、(b)は図9のX−X線で破断しかつ空気流出口および挿通口を形成する状態を示している。
【図11】発泡成形型にセットしたパネル基材および表皮の間の発泡空間内でウレタン原液が発泡している状態を示す側断面図であって、(a)は図9におけるIX−IX線部位で破断した状態を示し、(b)は図9におけるX−X線部位で破断した状態を示している。
【図12】ウレタンパッドの成形および表皮の装着が完了したアッパーパネルを示す側断面図であって、(a)は図9におけるIX−IX線部位で破断した状態を示し、(b)は図9におけるX−X線部位で破断しかつ各挿通口に蓋部材を装着した状態を示している。
【図13】本発明の第3実施例に係る車両内装部材としてのフロアコンソールを示す概略斜視図である。
【図14】図13のY−Y線断面図である。
【図15】ブロー成形した左側本体の基材を示す断面図である。
【図16】発泡成形型にセットした基材および表皮の間の発泡空間内で、ウレタン原液が発泡している状態を示す断面図である。
【図17】ウレタンパッドの成形および表皮の装着が完了したフロアコンソールの左側本体を示す側断面図である。
【図18】ブロー成形した中空状の基材にウレタン原液を発泡させてなるウレタンパッドを成形装着する場合の問題点を例示する要部断面図であって、(a)は発泡成形型にバックアップされない装着領域の中空部位がウレタン原液の発泡圧により弾性変形した状態を示し、(b)はウレタンパッドの成形および表皮の装着が完了した基材を脱型することにより、該基材に生じたスプリングバックにより表皮の一部が膨隆した状態を示している。
【符号の説明】
30 インストルメントパネル
33 基材
34 外壁部(第1壁部)
35 内壁部(第2壁部)
37 装着領域
38 第2中空領域 ( 中空領域 )
47 挿通口
48 表皮
49 ウレタンパッド
50 発泡成形
51b バックアップ部(型面)
55 蓋部

Claims (3)

  1. 第1壁部 (34) と該第1壁部 (34) の内側に設けられる第2壁部 (35) とがブロー成形により一体形成された基材(33) 前記第1壁部 (34) の外側で発泡成形して設けられたウレタンパッド(49) とを有する車両内装部材であって
    前記基材(33) の前記ウレタンパッド (49) が装着される装着領域 (37) は、前記第1壁部 (34) と第2壁部 (35) とが密着した部位と、前記第2壁部 (35) が前記第1壁部 (34) から離間して空気案内ダクトをなす中空領域 (38) とを有し、
    前記中空領域 (38) をなす第2壁部 (35) には、発泡成形型 (50) による前記ウレタンパッド (49) の発泡成形時に、該発泡成形型 (50) の第1壁部 (34) を第2壁部 (35) 側から支持する型面 (51b) が挿通可能な挿通口 (47) が設けられ、
    前記挿通口 (47) に、別体成形した蓋部材 (55) を設けるよう構成した
    ことを特徴とする車両内装部材。
  2. 前記ウレタンパッド(49)は、その外面を被覆する表皮(48)と前記装着領域(37)との間で発泡成形される請求項1記載の車両内装部材。
  3. 前記基材(33)は、インストルメントパネル(30)の構成部材である請求項1または2記載の車両内装部材。
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