JP4168521B2 - 通電加熱式加圧焼結装置 - Google Patents

通電加熱式加圧焼結装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通電加熱式加圧焼結装置に関するものであり、より詳しくは、発熱体による発熱量を大きくし、粉末を速やかに目的温度に昇温させるようにした通電加熱式加圧焼結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属の粉末やセラミックの粉末等を加圧焼結する装置として、通電加熱式加圧焼結装置がある。
【0003】
従来の通電加熱式加圧焼結装置は、その一例を図8に示すように、内部に粉末1を加圧成形するための成形空間2を貫通して備えたモールド3を設け、該モールド3の成形空間2に、対向して嵌合させるようにした発熱体4,5を備えている。
【0004】
前記モールド3の材料としては、高温時の強度が高く、且つ粉末1等が付着し難い黒鉛等が一般に用いられている。
【0005】
一方、前記発熱体4,5は、前記モールド3を構成している黒鉛に対して不純物を含有することにより電気抵抗が高められた例えばセミグラファイト等にて構成されており、発熱体4,5は一般に図9に示すように円柱形状を有している。
【0006】
さらに、一方(図8では下側)の発熱体5とモールド3とを、台座ブロック7aからなる支持手段7で支持すると共に、他方(図8では上側)の発熱体4の上部には、発熱体4に加圧力を与えるための油圧シリンダ等からなる加圧手段6を設置している。
【0007】
前記加圧手段6と支持手段7は共に良導体であり、加圧手段6と支持手段7との間には電源8が接続されている。電源8には、商用交流電源、或いは直流電源を用いることができる。
【0008】
なお、少なくとも前記モールド3の部分は、図示しない真空チャンバ内に収容する等の方法によって非酸化性の雰囲気に保持できるようになっている。
【0009】
このような構成において、まず、モールド3の成形空間2に下側から発熱体5を挿入してモールド3及び発熱体5を支持手段7の台座ブロック7a上に支持した状態において、金属やセラミック等の粉末1を上方から前記成形空間2内に供給する。そして、成形空間2に上方から発熱体4を挿入する。
【0010】
この状態において、少なくともモールド3部分を包囲するようにした真空チャンバ内を真空状態、または不活性ガス雰囲気、或いは水素ガス等の還元ガス雰囲気とすることにより、非酸化性の雰囲気に保持する。
【0011】
さらに、電源8を用いて、加圧手段6と支持手段7間に電圧を印加することにより、発熱体4,5を通してモールド3及びモールド3内の粉末1に電流を流し、その電流によって、発熱体4,5のジュール発熱、更には粉末1自身のジュール発熱により、粉末1を高温に加熱する。
【0012】
この状態で、加圧手段6により発熱体4を下降させる。この時、下側の発熱体5は支持手段7により固定されているため、発熱体4,5は相対的に接近し、これにより、その間の粉末1は加圧され、粉末1は高温に加熱されていて結合し易い状態となっているために、焼結されて加圧焼結体となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記の通電加熱式加圧焼結装置において、大きい容積の加圧焼結体を製造する要求が生じており、大きい容積の加圧焼結体を製造するためには、装置全体を大型にする必要があると共に、発熱体4,5間のプレス荷重も大きくなり、このために、強度上の観点から発熱体4,5の径も大きくしなければならない。
【0014】
ここで、発熱体4,5の径が大きくなると、発熱体4,5による電気抵抗は減少することになる。このために、電源8によって高電圧を作用させても、発熱体4,5による発熱が十分に得られなくなり、よって、粉末1を効率よく昇温することが出来ないという問題が生じる。また、製造する加圧焼結体の容積が大きくなるほど、粉末1の量が多くなるために、粉末1に対する熱の供給が低下することになって、粉末1の加熱に時間が掛かるという問題がある。
【0015】
本発明は、上述の実情に鑑みてなしたもので、容積が大きい加圧焼結体に対応して発熱体の径を大きくした場合にも、発熱体に十分なジュール熱が発生されるようにして、容積が大きい加圧焼結体でも能率的に製造できるようにした通電加熱式加圧焼結装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与える加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱体は、セミグラファイトからなる導電体部と該導電体部より電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されており、更に各発熱体は、複数段に積層されたブロック体からなっていることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装置、に係るものである。
【0017】
ここで、発熱体の各ブロック体は、同心に配された導電体部と絶縁体部による複層構造を有していてもよく、また、円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁体部とを有していてもよい。
【0018】
本発明は、内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与える加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱体は、セミグラファイトからなる導電体部と該導電体部より電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されており、更に各発熱体は、円柱状の絶縁体部と、該絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な1つ以上の導電体部を有していることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装置、に係るものである。
【0019】
また、内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になるように複数備え、各モールドの成形空間ごとに嵌合するように3つ以上の発熱体を備えていてもよい。
【0020】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0021】
電源のオンにより、加圧手段と支持手段を介して対向する発熱体間が通電され、両発熱体に電流が流れる。ここで、両発熱体は、所要の電気抵抗を有する導電体部と絶縁体部とによって構成されており、且つ複数段に積層されたブロック体にて構成されているので、発熱体全体の径が大きくても、実際に発熱する導電体部の水平方向断面積は小さく、よってその分電気抵抗が大きくなり、発熱体には十分なジュール熱が発生することになる。
【0022】
この結果、発熱体の径を大きくしてプレス荷重に対する面圧を低く抑えながら、大きな発熱量を得ることができる。
【0023】
また、発熱体は複数段に積層されたブロック体にて構成しているので、上下方向に重なり合うブロック体間に接触抵抗が生じ、この接触抵抗分だけ更に電気抵抗が増す。従って、発熱体を一体化したものより更に大きな発熱量を得ることができる。
【0024】
発熱体の各ブロック体を、同心に配された導電体部と絶縁体部による複層構造としたり、また、円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁体部とを有する形状とすると、粉末を周方向に略均一な温度で加熱することができる。
【0025】
更に、各発熱体を、円柱状の絶縁体部と、絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な複数の導電体部とで形成すると、発熱体全体の径が大きくても、実際に発熱する導電体部の水平方向断面積を小さく設定することができ、しかも水平方向に分散した加熱ができるので、粉末の均一加熱が可能になる。
【0026】
また、内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になるように複数段に備え、各モールドの成形空間に嵌合するように複数の発熱体を備えると、同時に複数の加圧焼結体を製造することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図であり、図8と同一の構成部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略し、本発明の特徴部分についてのみ説明する。
【0029】
図1に示すように、モールド3内側の成形空間2に対向するように嵌合して、粉末1の加圧と加熱を行うようにした上側の発熱体9と下側の発熱体10を備えている。
【0030】
発熱体9,10は、その軸を中心として内側に所要の電気抵抗を有する導電体部9a,10aを備え、外側に対して同心に絶縁体部9b,10bを備えた2重構造を有しており、且つ発熱体9,10は、夫々軸方向に複数に分割されたブロック体12による積層構造を有している。
【0031】
更に具体的に述べると、発熱体9,10を構成している各ブロック体12は、図2に示すように筒状に形成された例えばセラミックからなる絶縁体部9b,10bの内部中央に、所要の電気抵抗を有する円柱状のセミグラファイトからなる導電体部9a,10aを一体に充填固化した構成を有している。前記導電体部9a,10aと絶縁体部9b,10bとは、2重構造以上の複層構造としても良いことは勿論である。
【0032】
また、ブロック体12からなる発熱体9,10と粉末1との間には、スペーサ11を備えている。スペーサ11は、前記導電体部9a,10aより更に小さな電気抵抗を有した材料にて構成される。
【0033】
以下に上記形態例の作用を説明する。
【0034】
図1に示すように、発熱体9,10は、外側に絶縁体部9b,10bを備え、中心部に導電体部9a,10aを備えた複層構造としているので、容積が大きい加圧焼結体を製造するために、加圧手段6によるプレス荷重を大きくし、また径を大きくした発熱体9,10を用いても、実際に発熱する導電体部9a,10a自体の径は小さく抑えることができ、よって大きな電気抵抗が得られる。その結果、この導電体部9a,10aによって粉末1を速やかに昇温させるに足る十分なジュール熱を得ることができる。
【0035】
ここで、発熱体9,10における発熱量について述べる。
【0036】
仮に、発熱体9,10の両端に電源8が直接接続されて電圧が印加される場合は、図8、図9に示す一般的な発熱体4,5も、図1に示す本実施形態の発熱体9,10も、印加電圧が同じであれば、当然のことながら、総発熱量は変わりがない。
【0037】
しかし実際には、電源8に接続された油圧シリンダによる加圧手段6及び台座ブロック7aによる支持手段7が、両発熱体9,10と直列に接続されている。従って、発熱体9,10部分の抵抗が大きくなればなるほど、全体を流れる電流iは小さくなり、この結果、i11(R1を加圧手段6の抵抗値とする)及びi22(R2を支持手段7の抵抗値とする)で表される加圧手段6部分の発熱量と支持手段7部分の発熱量は小さくなる。
【0038】
電源8の印加電圧が等しければ、直列回路全体の総発熱量は同じであるから、加圧手段6と支持手段7の発熱量が小さくなれば、その分、発熱体9,10部分の発熱量が大きくなる。すなわち、図8、図9に示した一般的な発熱体4,5を用いるよりも、本実施形態の発熱体9,10を用いる方が発熱体9,10部分の発熱量を大きくすることができるのである。
【0039】
また、発熱体9,10は、夫々が図2に示すようなブロック体12を多段に積層した構成としているので、互いの重なり合うブロック体12間には接触抵抗が生じ、この接触抵抗分だけ更に電気抵抗が増し、更に発熱量を大きくすることができる。
【0040】
なお発熱体9,10の導電体部9a,10aは、加圧手段6及び支持手段7以上の電気抵抗を有している必要があり、そのために上記導電体部9a,10aにはセミグラファイト等の材料が用いられる。
【0041】
前記発熱体9,10の導電体部9a,10aからの熱はスペーサ11によって径方向に分散されることになり、よって、粉末1は均一に加熱されるようになる。
【0042】
図3、図4は本発明の第2の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【0043】
この実施形態においても、発熱体9,10は共に、導電体部9a,10a及び絶縁体部9b,10bを備えており、且つ、軸方向に多段のブロック体13を積層した積層構造を有している。しかし本実施形態においては、円柱状の導電体部9a,10aの上面(又は下面或いは上下両面)に、周囲を残して導電体部9a,10aの厚さより小さい深さで絶縁体部9b,10bを充填した構造としている。
【0044】
図3、図4に示した構成においても、導電体部9a,10aにおける導電が、絶縁体部9b,10bによって主に周縁部のみに限定され、且つブロック体13相互間における接触抵抗が増加されることによって、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0045】
図5、図6は本発明の第3の実施の形態に係る発熱体の例を示している。図5、図6では、発熱体9,10が、円柱状の絶縁体部14と、絶縁体部14の内部に該絶縁体部14の軸心と平行な1つ以上の棒状の導電体部15を有した構成としている。
【0046】
図5、図6に示す構成では、発熱体9,10全体の径が大きくても、導電体部15の直径を調節したり導電体部15の設置本数を調節することにより、実際に発熱する導電体部15の水平方向断面積を小さくして発熱量を増加することができ、しかも複数の導電体部15によって水平方向に分散した加熱ができるので、粉末1の均一加熱が可能になる。
【0047】
図7は本発明の第4の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。図7では、内部に粉末1を加圧成形するための成形空間2を有するモールド3を、成形空間2が一直線上になるように複数備え、各モールド3の成形空間2に嵌合するように、前記図1〜図6に示したような複数(3つ以上)の発熱体9,10を備えるようにした場合を示している。
【0048】
図7に示す構成では、複数備えられたモールド3により、1つの加圧手段6の加圧によって複数の加圧焼結体を同時に製造することができる。
【0049】
尚、本発明は上記形態例にのみ限定されるものではなく、図示の例では上下方向に加圧を行う場合を示したが、横方向に加圧するようにしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更し得ること、等は勿論である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体を、導電体部と絶縁体部とによって構成し、且つブロック体を複数段積層した構造としているので、発熱体全体の径を大きくしてプレス荷重に対する面圧を抑えつつ、発熱体の抵抗を大きくし発熱量を増加させることができる。従って、大きな加圧焼結体であっても、確実に且つ効率よく生産することが可能な通電加熱式加圧焼結装置を提供できる効果がある。
【0051】
発熱体の各ブロック体を、同心に配された導電体部と絶縁体部による複層構造としたり、また、円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁体部とを有する形状とすると、粉末を周方向に略均一な温度で加熱できる効果がある。
【0052】
更に、各発熱体を、円柱状の絶縁体部と、絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な複数の導電体部とで形成すると、発熱体全体の径が大きくても、実際に発熱する導電体部の水平方向断面積を小さく設定することができ、しかも水平方向に分散した加熱ができるので、粉末の均一加熱ができる効果がある。
【0053】
また、内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になるように複数段に備え、各モールド内側の成形空間に嵌合するように複数の発熱体を備えると、同時に複数の加圧焼結体を製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【図2】図1におけるブロック体の形状を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【図4】図3におけるブロック体の形状を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る発熱体の例を示す平面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【図8】一般的な通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【図9】図8に示す通電加熱式加圧焼結装置の発熱体の斜視図である。
【符号の説明】
1 粉末
2 成形空間
3 モールド
6 加圧手段
7 支持手段
8 電源
9,10 発熱体
9a,10a 導電体部
9b,10b 絶縁体部
12 ブロック体
13 ブロック体

Claims (5)

  1. 内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与える加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱体は、セミグラファイトからなる導電体部と該導電体部より電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されており、更に各発熱体は、複数段に積層されたブロック体からなっていることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装置。
  2. 発熱体の各ブロック体が、同心に配された導電体部と絶縁体部による複層構造を有していることを特徴とする請求項1記載の通電加熱式加圧焼結装置。
  3. 発熱体の各ブロック体が、円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁体部とを有していることを特徴とする請求項1記載の通電加熱式加圧焼結装置。
  4. 内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与える加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱体は、セミグラファイトからなる導電体部と該導電体部より電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されており、更に各発熱体は、円柱状の絶縁体部と、該絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な1つ以上の導電体部を有していることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装置。
  5. 内部に粉末を加圧成形するための成形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になるように複数備え、各モールドの成形空間ごとに嵌合するように3つ以上の発熱体を備えていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の通電加熱式加圧焼結装置。
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