JP4167124B2 - 気筒休止内燃機関の制御装置 - Google Patents

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は気筒休止内燃機関の制御装置に関し、より詳しくは、車両を目標車速で走行させる定速走行制御(クルーズ・コントロール)などの走行制御を行なう走行制御手段を備えた気筒休止内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の気筒を備えた多気筒内燃機関において、機関負荷に基づいて機関の運転を気筒の全てを運転する全筒運転とその一部の運転を休止する休筒運転の間で切り換えて燃費性能を向上させることが提案されている。また、この種の気筒休止内燃機関にあっては、運転の切り換え時にトルク変動によってショックが生じるため、切り換え過渡期にスロットル開度を補正してショックを解消することも提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、運転者が設定した目標車速で車両を走行させる定速走行制御を行なう定速走行制御装置に関する技術も提案されている。また、レーダなどによって自車と前走車の距離を認識し、自車と前走車との間に目標車間距離を維持するように車両を走行させる前走車追従走行制御あるいは車間距離制御(いわゆるアダプティブ・クルーズ・コントロール)を行なう車間距離制御装置に関する技術も知られている。この種の制御装置にあっては、運転者がセット・スイッチを操作したときの車速を目標車速として記憶し、車両が記憶した目標車速で走行するように、あるいは前走車との間に目標車間距離を維持するのに必要な目標車速で走行するように、アクチュエータを介してスロットル開度を調整するようにしている(例えば特許文献2参照)
【0004】
さらに、気筒休止内燃機関において、定速走行制御が実行されるとき、休筒運転への切り換えの基準となる負荷設定値を高くすることも提案されている(例えば特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−103097号公報
【特許文献2】
特開平9−290665号公報
【特許文献3】
特公昭58−17338号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
気筒休止内燃機関においては運転者のアクセルペダル操作に応じたスロットル開度、機関回転数あるいは吸気管内圧力などから全筒運転と休筒運転を切り換えている。一般に、定速走行制御にあっては、車速の落ち込みに対し、運転者のアクセルペダル操作に比較すると、スロットル開度は微細かつ機敏に調整される。従って、全筒運転から休筒運転に切り換えたときに車速が落ち込んだ場合、あるいは休筒運転中に走行路の勾配の変化に起因して車速が低下した場合にもスロットル開度は迅速に制御されるが、そのような場合には機関トルクが不足気味なことから、直ぐには車速変化が得られず、スロットル開度が開き過ぎになりがちである。
【0007】
このようにスロットル開度が過度になるのは一時的な事象に過ぎないが、スロットル開度に基づいて運転切り換えを判断すると、休筒運転に切り換えられる結果燃費性能を十分に向上させることができない場合があった。
【0008】
また、スロットル開度に基づいて運転切り換えを判断する場合、定速走行制御を実行しているとき、継続的な休筒運転が可能な運転状態にないにも関わらず、一時的なスロットル開度の閉じ制御に応じて休筒運転に切り換えた後、スロットル開度が開放に応じて再び全筒運転に復帰させるなど、運転切り換えのハンチングを生じる場合があった。その点、上記した特許文献3記載の従来技術は、定速走行制御が実行されるとき、休筒運転への切り換えの基準となる負荷設定値を高くすることを提案しているが、単に負荷設定値を高くして休筒運転に切り換え難くするのみでは、走行環境に応じた制御が行われず、その結果走行負荷の変動に伴った全筒運転、休筒運転の切り換えが頻繁に行われるという課題を有していた。
【0009】
従って、この発明の目的は上記した不具合を解消し、機関の運転を全筒運転と休筒運転との間で切り換えると共に、定速走行制御などの走行制御を実行する気筒休止内燃機関において、継続して休筒運転が可能な状態を判定することで運転切り換えのハンチングを回避すると共に、可能な限り休筒運転を活用して燃費性能を向上させるようにした気筒休止内燃機関の制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1項にあっては、車両に搭載される多気筒の内燃機関の運転を気筒の全てを運転させる全筒運転とその一部を休止させる休筒運転との間で切り換える気筒休止制御手段と、前記車両の走行速度を検出し、前記検出された走行速度が目標車速に一致するように前記車両を走行させる定速走行制御と前記車両を前走車との間に目標車間距離を維持するのに必要な目標車速で走行させる前走車追従走行制御の少なくともいずれかからなる走行制御を実行する走行制御手段を備えた気筒休止内燃機関の制御装置であって、前記検出された走行速度と目標車速との偏差量を求め、前記求めた速度偏差量が速度偏差しきい値以下か否か判定する速度偏差判定手段と、走行路の勾配を求め、前記求めた走行路の勾配が勾配しきい値以下か否か判定することで前記内燃機関の負荷が負荷しきい値以下か否か判定する負荷判定手段と、前記求めた速度偏差量が前記速度偏差しきい値以下であって前記内燃機関の負荷が前記負荷しきい値以下であると判定、より具体的には所定時間継続して判定された場合、前記車両が安定した走行状態、より具体的には休筒運転されても安定した走行状態にあると判定する安定走行判定手段とを備えると共に、前記気筒休止制御手段は、前記走行制御手段によって前記走行制御が実行されているとき、前記安定した走行状態にあると判定された場合、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換える如く構成した。
【0011】
速度偏差量が速度偏差しきい値以下であって内燃機関の負荷が負荷しきい値以下であると判定された場合、前記車両が安定した走行状態にあると判定して休筒運転に切り換える如く構成したので、継続して休筒運転が可能な状態を的確に判定して可能な限り休筒運転を活用することができて燃費性能を向上できると共に、全筒運転と休筒運転の切り換えにハンチングを生じることもない。
【0018】
請求項項にあっては、前記気筒休止制御手段は、さらにスロットル開度を所定のスロットル開度に閉鎖するスロットル制御を実行してから、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換える如く構成した。
【0019】
これにより、トルクショックを生じさせることなく、休筒運転に円滑に移行させることができる。
【0026】
請求項項にあっては、前記気筒休止制御手段は、前記安定した走行状態にあると判定されない場合、前記休筒運転への切り換えを禁止する如く構成した。
【0027】
これにより、全筒運転と休筒運転の切り換えにハンチングを生じるのを一層確実に回避することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に即してこの発明の一つの実施の形態に係る気筒休止内燃機関の制御装置について説明する。
【0029】
図1は、この実施の形態に係る気筒休止内燃機関の制御装置の全体構成を示す概略図である。
【0030】
同図において符合10は多気筒内燃機関(以下「エンジン」という)を示す。エンジン10は、4サイクルのV型6気筒のDOHCエンジンからなり、右バンク10Rに#1,#2,#3の3個の気筒(シリンダ)を備えると共に、左バンク10Lに#4,#5,#6の3個の気筒を備える。また、エンジン10の左バンク10Lには気筒休止機構12が設けられる。
【0031】
気筒休止機構12は、気筒#4から#6の吸気バルブ(図示せず)を休止(閉鎖)させる吸気側休止機構12iと、気筒#4から#6の排気バルブ(図示せず)を休止(閉鎖)させる排気側休止機構12eとからなる。吸気側休止機構12iと排気側休止機構12eは、それぞれ油路14iと14eを介して図示しない油圧ポンプに接続される。油路14iと14eの途中にはそれぞれリニアソレノイド(電磁ソレノイド)16iと16eが配置され、吸気側休止機構12iおよび排気側休止機構12eに対する油圧の供給と遮断を行なう。
【0032】
吸気側休止機構12iは、リニアソレノイド16iが消磁されることによって油路14iが開放され、油圧が供給されると、気筒#4から#6の吸気バルブと吸気カム(図示せず)の当接を解除し、吸気バルブを休止状態(閉鎖状態)にする。また、リニアソレノイド16eが消磁されることによって油路14eが開放され、排気側休止機構12eに油圧が供給されると、気筒#4から#6の排気バルブと排気カム(図示せず)の当接を解除し、排気バルブを休止状態(閉鎖状態)にする。これにより、気筒#4から#6の運転が休止され、エンジン10は#1から#3のみで運転される休筒運転となる。
【0033】
一方、リニアソレノイド16iが励磁されることによって油路14iが閉鎖され、吸気側休止機構12iへの作動油の供給が遮断されると、気筒#4から#6の吸気バルブと吸気カムの当接が開始され、吸気バルブは作動状態になる(開閉駆動される)。
【0034】
また、リニアソレノイド16eが励磁されることによって油路14eが閉鎖され、排気側休止機構12eへの作動油の供給が遮断されると、気筒#4から#6の排気バルブと排気カム(図示せず)の当接が開始され、排気バルブは作動状態になる(開閉駆動される)。これにより、気筒#4から#6の運転が行なわれ、エンジン10は全筒運転となる。このように、エンジン10は、その運転を全筒運転と休筒運転の間で切り換えすることのできる気筒休止エンジン(内燃機関)として構成される。
【0035】
エンジン10の吸気管20にはスロットルバルブ22が配置され、吸入空気量を調量する。スロットルバルブ22はアクセルペダルとの機械的な連結が断たれて電動モータ24に接続され、電動モータ24の駆動によって開閉させられる。電動モータ24の付近にはスロットル開度センサ26が設けられ、電動モータ24の回転量を通じてスロットルバルブ22の開度(以下「スロットル開度」という)θTHに応じた信号を出力する。
【0036】
スロットルバルブ22の下流のインテークマニホルド30の直後の各気筒#1から#6の吸気ポート付近にはそれぞれインジェクタ(燃料噴射弁)32が設けられ、燃料タンクに燃料供給管および燃料ポンプ(全て図示せず)を介して接続され、ガソリン燃料の圧送を受けて噴射する。
【0037】
吸気管20のスロットルバルブ22の下流側には絶対圧センサ34および吸気温センサ36が設けられ、それぞれ吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAおよび吸気温TAを示す信号を出力する。また、エシジン10のシリンダブロックの冷却水通路(図示せず)には水温センサ40が取り付けられ、エンジン冷却水温TWに応じた信号を出力する。
【0038】
エンジン10のカム軸またはクランク軸(図示せず)の付近には気筒判別センサ42が取り付けられて特定気筒(例えば#1)の所定クランク角度位置で気筒判別信号CYLを出力すると共に、TDCセンサ44およびクランク角センサ46が取り付けられ、それぞれ各気筒のピストンのTDC位置に関連した所定のクランク角度位置でTDC信号を、TDC信号よりも周期の短いクランク角度(例えば30度)でCRK信号を出力する。
【0039】
エンジン10はエキゾーストマニホルド50を介して排気管(図示せず)に接続され、燃焼によって生じた排出ガスを排気管の途中に設けられた触媒装置(図示せず)で浄化しつつ外部に排出する。
【0040】
また、ドライブシャフト(図示せず)の付近には車速センサ52が配置され、ドライブシャフトの所定回転ごとに信号を出力する。さらに、エンジンルーム(図示せず)の適宜位置には大気圧センサ54が配置され、車両が位置する場所の大気圧PAを示す信号を出力する。
【0041】
車両の運転席床面に設置されたアクセルペダル56の付近にはアクセル開度センサ58が配置され、運転者によって操作されるアクセルペダル56の位置(踏み込み量。アクセル開度)APに応じた信号をする。また、ブレーキペダル60の付近にはブレーキ・スイッチ62が設けられ、運転者がブレーキペダル60を踏み込んでブレーキ操作を行ったとき、オン信号を出力する。
【0042】
車両の運転席に配置されたステアリングホイール(図示せず)の付近には、オートクルーズ・スイッチ66が設けられる。
【0043】
オートクルーズ・スイッチ66は、運転者からの走行制御、より具体的には、定速走行制御の実行指示と目標車速を入力するためのセット・スイッチ66aと、ブレーキ操作などで走行制御を中断した後に復帰するためのリジューム・スイッチ66bと、走行制御をキャンセル(終了)するためのキャンセル・スイッチ66cと、車両を加速させる加速走行制御の実行指示を入力するためのアクセラレート・スイッチ66dと、車両を減速させる減速走行制御の実行指示を入力するためのディセラレート・スイッチ66eと、上記した各スイッチの操作を有効にするメイン・スイッチ66fと、運転者からの走行制御、より具体的には、前走車追従走行制御(車間距離制御)の実行指示と目標車間距離を入力するための目標車間距離セット・スイッチ66gと、目標車間距離を増加させる目標車間距離増加スイッチ66hと、目標車間距離を減少させる目標車間距離減少スイッチ66iとからなる。
【0044】
尚、上記の各スイッチはそれぞれ個別に配置しても良いし、操作の組み合わせによって複数の指示を入力できるようにしても良い。例えば、走行制御の実行中にセット・スイッチを操作するとキャンセルを意味するように構成するなど、任意のスイッチを統合しても良い。
【0045】
また、車両の前方を望むフロントバンパ(図示せず)などの適宜位置には、レーダ68が設けられる。レーダ68は、図示しない送信部と受信部とからなり、送信部から車両前方に向けて電磁波を発射すると共に、前走車などによって反射された電磁波(反射波)を受信部で受信して前走車などの障害物を検知する。
【0046】
上記した各種センサおよびスイッチの出力は、ECU(電子制御ユニット)70に送られる。
【0047】
ECU70はマイクロコンピュータからなり、制御演算を行なうCPUと、制御演算プログラムと各種のデータ(テーブルなど)を格納するROMと、CPUの制御演算結果などを一時的に記憶するRAMと、入力回路と、出力回路と、カウンタ(いずれも図示せず)とを備える。
【0048】
ECU70は、クランク角センサ46が出力するCRK信号をカウンタでカウントしてエンジン回転数NEを検出すると共に、車速センサ52が出力する信号をカウンタでカウントして車両の走行速度を示す車速VPを検出する。また、ECU70は、レーダ68からの信号に基づいて自車と前走車との車間距離と相対車速を検出し、検出値に基づいて目標車速を算出する。
【0049】
また、ECU70は、入力値に基づいて制御演算を実行し、燃料噴射量を決定してインジェクタ32を開放駆動すると共に、点火時期を決定して点火装置(図示せず)の点火時期を制御する。さらに、ECU70は入力値に基づいて電動モータ24の回転量(操作量)を決定してスロットル開度θTHを目標値THCCに制御(制御)すると共に、リニアソレノイド16i,16eに通電するか否かを決定してエンジン10の運転を全筒運転と休筒運転の間で切り換える。
【0050】
さらに、ECU70は、入力値に基づいて走行制御、より具体的には、運転者が設定した目標車速で車両を走行させる定速走行制御と、自車と前走車の車間距離が所定の距離を維持するように車両を走行させる前走車追従走行制御(車間距離制御)を行なう。
【0051】
次いで、図2以降を参照してこの実施の形態に係る気筒休止内燃機関の制御装置の動作について説明する。
【0052】
図2は、その動作のうち、走行制御、より具体的には、定速走行制御と前走車追従走行制御の実行判断動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、例えばTDCあるいは所定のクランク角度または所定時間ごとに実行(ループ)される。
【0053】
以下説明すると、S10においてキャンセル・スイッチ66cがオンしているか、換言すれば、運転者から走行制御のキャンセル(終了)指示が入力されたか否か判断し、否定されるときはS12に進み、メイン・スイッチ66fがオンしているか否か判断する。S12で肯定されるときはS14に進み、ブレーキ・スイッチ62がオンしているか否か、即ち、運転者によってブレーキペダル60が踏み込まれたか否か判断する。
【0054】
S14で否定されるときはS16に進み、フラグF.ACのビットが1にセットされているか否か判断する。フラグF.ACのビットは、後述するステップで1にセットされ、そのビット(初期値0)が1にセットされているとき、走行制御(即ち、運転者によるアクセルペダル56やブレーキペダル60の操作を必要としない定速走行制御または前走車追従走行制御(スイッチ操作による加速や減速走行制御を含む))が実行されていることを示す。S16で否定されるときはS18に進み、セット・スイッチ66aがオンしているか否か、換言すれば、運転者から走行制御の実行指示と目標車速が入力されたか否か判断する。
【0055】
S18で肯定されるときはS20に進み、セット・スイッチ66aを介して入力された目標車速VDを読み込んで記憶し、S22に進んでフラグF.ACのビットを1にセットする。
【0056】
また、S18で否定されるときはS24に進み、リジューム・スイッチ66bがオンしているか否か、即ち、ブレーキ操作によって一旦走行制御がキャンセルされた(F.ACのビットが0にリセットされた)後、運転者から走行制御の再開指示が入力されたか否か判断する。S24で肯定されるときはS26に進み、F.ACのビットが0にリセットされる以前に記憶されていた目標車速VDを読み込み、S22に進む。尚、S24で否定されるときは、F.ACのビットを0のままとし、走行制御は再開しないでプログラムを終了する。
【0057】
次いで、S28に進み、前走車が所定(目標)の車間距離以内に接近しているか否か判断する。S28で否定されるときは、次いでS30に進み、記憶した目標車速VDに従って定速走行制御を実行する。具体的には、目標車速VDと現在の車速(検出車速)VPの偏差に応じてPID制御則などを用いてスロットルバルブ22を駆動する電動モータ24への通電量(操作量。より具体的には通電指令値)を算出し、電動モータ24に出力してスロットル開度θTHを制御する。尚、定速走行制御の実行中にスロットル開度θTHの制御では対応しきれない所定以上の減速度が必要とされたときは、スロットル開度θTHの制御(閉じ方向への駆動)のみならず、ブレーキ操作やシフトチェンジ(ダウン)を併せて行なう。
【0058】
また、S28で肯定されるときは、S32に進み、前走車追従走行制御を実行する。具体的には、レーダ68で検出した自車と前走車の車間距離が予め設定された目標車間距離を維持するように、スロットル開度θTHを小さくして車両を減速させる。尚、前走車追従走行制御を実行中にスロットル開度θTHの調整では対応しきれない所定以上の減速度が必要とされたときは、定速走行制御と同様に、スロットル開度θTHの調整(閉じ方向への駆動)のみならず、ブレーキ操作やシフトチェンジ(ダウン)を併せて行なう。
【0059】
他方、S10またはS14で肯定されるとき、あるいはS12で否定されるときはS34に進み、フラグF.ACのビットを0にリセットする。また、S16で肯定されるとき、即ち、走行制御が実行されているときはS36に進み、アクセラレート・スイッチ66dがオンされているか否か、即ち、運転者から加速の要求がなされているか否か判断する。
【0060】
S36で肯定されるときは、S38に進み、一定の加速度で加速するようにスロットル開度θTHを大きくする加速走行制御を実行し、S40に進んで目標車速VDを加速後の車速に更新する。他方、S36で否定されるときはS42に進み、ディセラレート・スイッチ66eがオンされているか否か、即ち、運転者から減速の要求がなされているか否か判断する。
【0061】
S42で肯定されるときはS44に進み、車両が減速するようにスロットル開度θTHを小さくする減速走行制御を実行し、S40に進んで目標車速VDを減速後の車速に更新する。他方、S42で否定されるときはS46に進み、前走車が所定の車間距離以内に接近しているか否か判断する。そしてS46で否定されるときはS48に進み、記憶されている目標車速VDに従って定速走行制御を実行する一方、S46で肯定されるときはS50に進み、前走車追従走行制御を実行する。
【0062】
次いで、図3以降を参照し、全筒運転と休筒運転の間の一般的な切り換え制御動作を説明する。
【0063】
図3は、その制御動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムもTDCあるいはその付近の所定のクランク角度または所定時間ごとに実行(ループ)される。
【0064】
以下説明すると、S100においてフラグF.CCKZのビットが1にセットされているか否か判断する。フラグF.CCKZのビットは図示しないルーチンでエンジン回転数NE、スロットル開度θTH、吸気管内圧力PBAなどから車両の挙動や負荷判別を行い、現状の走行を維持するのにトルクが十分か否か判定することで設定され、そのビット(初期値0)が1にセットされるときは全筒運転が要求されることを示す一方、そのビットが0にリセットされることは休筒運転が要求されることを示す。
【0065】
S100で否定されるときはS102に進み、フラグF.CSTP(初期値0)が1にセットされているか否か判断する。このフラグF.CSTPのビットは続いて述べるように設定され、エンジン10の運転はそのビットが1にセットされるとき休筒運転、そのビットが0にリセットされるとき全筒運転されることを示す。
【0066】
S102で肯定されて休筒運転中と判断されるときはS104に進み、検出した現在のスロットル開度θTHを全筒運転を実行すべきか否かを判定するための全筒スロットル開度しきい値THCSHと比較し、検出スロットル開度がしきい値THCSHより大きいか否か、換言すれば、エンジン10の負荷が大きいか否か判断する。図4に全筒スロットル開度しきい値THCSHを示す。
【0067】
S104で肯定されてエンジン10の負荷が大きいと判断されるときはS106に進み、フラグF.CSTPのビットを0にリセットし、エンジン10の運転を全筒運転とする(全筒運転に切り換える)。他方、S104で否定されるときは、フラグF.CSTPのビットを1のままとして休筒運転を継続する。
【0068】
一方、S102で否定されて全筒運転中と判断されるときはS108に進み、現在のスロットル開度θTHを休筒運転を実行すべきか否かを判定するための休筒スロットル開度しきい値THCSL(前記した所定のスロットル開度に相当)と比較し、検出値がしきい値THCSL未満の状態が所定時間(例えば0.5sec)以上継続したか否か、換言すれば、エンジン10の負荷が小さいか否か判断する。図4に休筒スロットル開度しきい値THCSLも示す。
【0069】
S108で肯定されてエンジン10の負荷が小さいと判断されるときはS110に進み、フラグF.CSTPのビットを1にセットし、エンジン10の運転を休筒運転とする(休筒運転に切り換える)。他方、S108で否定されるときは、フラグF.CSTPのビットを0のままとして全筒運転を継続する。尚、S100で肯定されるときは、全筒運転が要求されていることからS106に進み、フラグF.CSTPのビットを0にリセットし、エンジン10の運転を全筒運転とする。
【0070】
次いで、図5フロー・チャートを参照し、全筒運転と休筒運転の間の特殊な切り換え制御動作、より具体的には車両が安定した走行状態にあるか否か判定し、安定した走行状態にあると判定されるとき、休筒運転に切り換えるようにした切り換え制御動作を説明する。
【0071】
尚、図示のプログラムは、前記した走行制御が実行されるとき、TDCあるいはその付近の所定のクランク角度または所定時間ごとに実行(ループ)される。
【0072】
以下説明すると、先ず、S200において前記した速度偏差しきい値などの設定を行なう。
【0073】
図6は、その設定作業を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
【0074】
先ずS300において、フラグF.ACCRLのビットが1にセットされているか否か判断する。このフラグは、前記した走行制御の実行が前走車追従走行制御(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の実行であるとき、図示しないルーチンにおいてそのビットが1にセットされる。
【0075】
S300で肯定されるときは前走車追従走行制御が実行中と判断されることからS302に進み、速度偏差しきい値VERKSTBを値VERKSTBA(例えば1km/h)と設定する。次いで、S304に進み、前記した負荷しきい値に相当するスロットル開度しきい値を算出するためのパラメータCCTHKSTBを値CCTHSTAN(例えば1度。より正確にはスロットルバルブ22の全開開度を90度とするときの1度)と設定する。後述するように、このパラメータCCTHKSTBが上記した全筒スロットル開度しきい値THCSHから減算されてスロットル開度しきい値が決定(設定)される。
【0076】
次いで、S306に進み、前記した負荷しきい値に相当する、走行路の勾配しきい値CCKSTBGRを値CCSTGRAN(例えば1.5%)と設定する。尚、勾配は走行路を側面から見たときの高さを水平方向長さで除して得た商に100%を乗じて示され、この実施の形態においては後述するように演算で求める。
【0077】
他方、S300で否定されるときは定速走行制御が実行中と判断されることからS308に進み、速度偏差しきい値VERKSTBを値VERKSTBC(例えば2km/h)と設定し、S310に進み、前記したスロットル開度しきい値を算出するためのパラメータCCTHKSTBを値CCTHSTCN(例えば0.5度)と設定し、S312に進み、前記した勾配しきい値CCKSTBGRを値CCSTGRCN(例えば2%)と設定する。
【0078】
このように、速度偏差しきい値と負荷しきい値は、換言すれば少なくともそのいずれかは、前記定速走行制御が実行されるときと前記前走車追従走行制御が実行されるときとで異なるように設定される。尚、これらのしきい値およびパラメータは予め設定された値である(ただし、マップ値として用意して検索自在としても良い)。
【0079】
図5フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS202に進み、安定走行判定、即ち、前記した安定した走行状態にあるか否かの判定を行なう。
【0080】
図7はその作業を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
【0081】
以下説明すると、S400において車速VPの検出値と目標車速との偏差を算出することで目標車速に対する車速(走行速度)の偏差量VERRを求め、求めた車速の偏差量VERRの絶対値を前記速度偏差しきい値VERKSTBと比較し、求めた偏差量が速度偏差しきい値以下か否か判断すると共に、フラグF.ACLのビットが0にリセットされているか否か判断する。
【0082】
フラグF.ACLは、アクセラレート・スイッチ66dがオンされたとき、あるいは前走車追従走行制御において加速制御がなされているとき、そのビットが1にセットされると共に、然らざる場合、そのビットが0にリセットされる。従って、S400の処理は、求めた車速の偏差量が速度偏差量しきい値以下で、かつ車両が加速中(より正確には加速制御中)にないか否か判定することを意味する。
【0083】
S400で否定されるときはS402に進み、タイマTMCCKSTB(ダウンカウンタ)に所定値TMCCKST(例えば5sec)をセットしてダウンカウント(時間計測)を開始し、S404に進み、フラグF.CCKSTB(後述)のビットを0にリセットする。
【0084】
他方、S400で肯定されるときは、車速の偏差量がしきい値以下で、かつ加速制御中にないと判断されることからS406に進み、全筒スロットル開度しきい値THCSHから前記したパラメータCCTHKSTBを減算して得た差をスロットル開度しきい値(負荷しきい値)と決定(設定)し、検出されたスロットル開度θTHと比較し、検出されたスロットル開度θTHがスロットル開度しきい値(THCSH−CCTHKSTB)以下か否か判定する。即ち、検出されたスロットル開度がスロットル開度しきい値以下か否か判定することでエンジン10の負荷が負荷しきい値以下か否か判定する。
【0085】
S406で否定されるときはS402に進む一方、S406で肯定されるときはS408に進み、前記したタイマTMCCKSTBの値が零に達したか否か、換言すれば、求めた速度偏差量が速度偏差量しきい値以下であってエンジン10の負荷も負荷しきい値以下であり、かつ車両が加速中(より正確には加速制御中)にないと所定時間(5sec)継続して判定されたか否か判定する。
【0086】
S408で否定されるときはS404に進む一方、肯定されるときはS410に進み、車両が走行する走行路の勾配CCGRNを求め、求めた勾配CCGRNを前記した勾配しきい値CCKSTBGRと比較し、求めた勾配が勾配しきい値以下か否か判断する。即ち、求めた走行路の勾配が勾配しきい値未満か否か判定することでエンジン10の負荷が負荷しきい値未満か否か判定する。
【0087】
勾配CCGRNは、以下の数1で示す式を用い、その推定値を算出することで求める。
【0088】
【数1】
Figure 0004167124
【0089】
上式でγは動力伝達系の総減速比、ηは伝達効率、Teは発生トルク(・m)、Rはタイヤの動半径(m)、VP(n)は車速の今回(今回プログラムループ時)の検出値(m/sあるいはkm/h)、VP(n−1)は車速の前回(前回プログラムループ時)の検出値(m/sあるいはkm/h)、Mは車両重量(kg)、ΔMは回転系の等価質量(kg)、Δtは車速VP(n−1)を検出してからVP(n)を検出するまでの経過時間(図5フロー・チャートのプログラムループの間隔)(sec)、μは転がり抵抗係数、λは空気抵抗係数(N・s /m )、Sは車両前面投影面積(m )、gは重力加速度(m/s )、PAは大気圧(mmHg)を示す。
【0090】
式1から得られる値は、登坂中は登り勾配の増加に応じて増加する正の値となると共に、平坦路では零となり、さらに降坂中は降り勾配の増加に応じて増加する負の値となる。従って、ここでは式1から得られた値の絶対値を算出して勾配CCGRNとする。
【0091】
図7のS410およびS400ならびにS406においてしきい値あるいはパラメータは、実行中の走行制御に対応する値を用いることは言うまでもない。尚、しきい値などが定速走行制御が実行されるときと前走車追従走行制御が実行されるときとで異なるように設定されるのは、定速走行制御にあっては目標車速VDが維持されれば足りるのに対し、前走車追従走行制御にあっては、目標車速VDの維持に加えて前走車の加減速に対して追従して走行する余力が要求されるためである。
【0092】
S410で肯定されるときはS412に進み、前記したフラグF.CCKSTBのビットを1にセットする。即ち、求めた速度偏差量が速度偏差しきい値以下であってエンジン10の負荷が負荷しきい値以下であると判定された場合、より詳しくは求めた速度偏差量が速度偏差量しきい値以下であってエンジン10の負荷が負荷しきい値以下であり、かつ車両が加速中(加速制御中)にないと、所定時間継続して判定された場合、車両が安定した走行状態、より具体的には車両が休筒運転されても安定した走行状態にあると判定し、フラグF.CCKSTBのビットを1にセットする。
【0093】
他方、S410で否定されるときは、S412の処理をスキップする。このように、フラグF.CCKSTBのビットを1にセットすることは安定した走行状態にあると判定されたことを、またそのビットを0にリセットすることは安定した走行状態にあると判定されないことを意味する。
【0094】
図5フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS204に進み、前記したフラグF.CSTPのビットが0にリセットされているか、換言すれば、エンジン10が全筒運転されているか否か判断する。
【0095】
S204で否定されるときはエンジン10が休筒運転されていることからS206に進み、運転要求フラグF.CCKZのビットを0にリセットし、エンジン10に要求される運転を休筒運転とする。従って、この場合は運転の切り換えは生じない。
【0096】
他方、S204で肯定されるときはS208に進み、前記したフラグF.CCKSTBのビットが1にセットされているか、換言すれば、車両が安定した走行状態、より具体的には車両が休筒運転されても安定した走行状態にあると判定されているか否か判断する。
【0097】
S208で肯定されるときはS210に進み、運転要求フラグF.CCKZのビットを0にリセットすると共に、フラグF.CCKINのビットを1にセットする。即ち、全筒運転されているが、休筒運転に切り換えても安定した走行状態にあると判断されることから、燃費性能向上を意図してエンジン10に要求される運転を休筒運転とする(休筒運転を要求する)。
【0098】
即ち、走行制御が実行されているとき、前記した安定した走行状態にあると判定された場合、エンジン10の運転を休筒運転に切り換える。尚、フラグF.CCKINのビットを1にセットすることは、全筒運転から休筒運転への移行(切り換え)制御中であることを示す。この移行制御においては後述するようにスロットル開度を閉じ方向に調整するスロットル制御が実行される。
【0099】
また、S208で否定されるときは車両が休筒運転されても安定した走行状態にあると判定されていないことから、S212に進み、フラグF.CCKZのビットを1にセットし、エンジン10に要求される運転を全筒運転とする(全筒運転を要求する)。即ち、前記した安定した走行状態にあると判定されない場合、休筒運転への切り換えを禁止する。
【0100】
次いでS214に進んでフラグF.CSTPのビットが0であるか、即ち、全筒運転されているか否か再度判断する。S214で肯定されるときはS216に進み、前記したフラグF.CCKINのビットが1にセットされているか、即ち、全筒運転から休筒運転への移行制御中であるか否か判断する。
【0101】
S216で否定されるときは、全筒運転されているが、全筒運転から休筒運転への移行制御中ではないことから、S218に進み、そのフラグのビットを0にリセットする。次いでS220に進み、全筒運転中のエンジン10において目標車速VDと検出車速VPの差が減少するようにスロットル開度変化量ΔTHを算出して目標スロットル開度THCCに加算(あるいは減算)して目標スロットル開度THCCを決定する。次いで、S222に進み、タイマTM(ダウンカウンタ)に所定値β(例えば1sec)をセットすることによりタイマの初期化を行うと共に、ダウンカウント(時間計測)を開始する。
【0102】
他方、S216で肯定される、即ち、全筒運転から休筒運転への移行制御中であると判断されたときはS224に進み、検出されたスロットル開度θTHを休筒スロットル開度しきい値THCSL(図4)と比較し、検出開度がしきい値以下か否か判断する。休筒運転への移行制御直後は通常否定されてS226に進み、目標スロットル開度THCCから所定量αを減算して目標スロットル開度THCCを補正する。換言すれば、スロットル開度θTHを前記した所定のスロットル開度に向けて徐々に閉鎖するようにスロットル制御を実行してS222に進む。
【0103】
S224で肯定されるときはS228に進み、前記したタイマTMの値が零に達したか否か判断し、否定されるときは以降の処理をスキップする。即ち、スロットル開度θTHが休筒スロットル開度しきい値THCSL以下となった状態を一定時間(1sec)保持する。この結果、0.5sec経過した後、図3フロー・チャートのS108で肯定されてS110に進み、休筒運転に切り換えられる。尚、一定時間保持するのは、自動変速機や触媒保護回路などの定速走行装置以外のデバイスが全筒運転要求を行なっている(F.CCKZ=1)場合、図3フロー・チャートの処理においてS100で肯定されてS106に進むため、休筒運転への切り換えが実行されない不都合がある一方、移行制御を長時間継続すると、車速が低下する。そこで、両者を勘案して一定時間とした。
【0104】
他方、S228で肯定されるときはS230に進み、フラグF.CCKINのビットを0にリセットし、S232に進み、目標車速VDと検出車速VPの差が減少するようにスロットル開度変化量ΔTHを算出して目標スロットル開度THCCに加算(あるいは減算)して目標スロットル開度THCCを決定する。
【0105】
尚、S214で否定されるときは休筒運転されていることからS218に進み、フラグF.CCKINのビットを0にリセットする。この結果、全筒運転から休筒運転への移行制御中であったとしても、その移行制御は中止される。即ち、エンジン10の運転が既に休筒運転されているときは、移行制御(スロットル制御)が終了していない場合でも、その移行制御が中止される。次いでS220、S222に進んだ後、プログラムを終了する。
【0106】
この実施の形態は上記の如く、走行速度と目標車速との偏差量が速度偏差しきい値以下であってエンジン10の負荷が負荷しきい値以下であると所定時間継続して判定された場合、車両が休筒運転しても安定した走行状態にあると判定し休筒運転に切り換える如く構成したので、継続して休筒運転が可能な状態を的確に判定して可能な限り休筒運転を十分に活用することができて燃費性能を向上できると共に、全筒運転と休筒運転の切り換えにハンチングを生じるのを効果的に回避することができる。
【0107】
また、通常装着されるスロットル開度センサを用いてエンジン10の負荷を容易に判定することができ、継続して休筒運転が可能な状態を的確に判定することができる。また、スロットル開度を徐々に閉鎖してから休筒運転に移行させることで、トルクショックを生じさせることなく、休筒運転に円滑に移行させることができる。また、休筒運転にすでに移行された後は、スロットル制御を中止することで、スロットル制御を不要に行なうことがない。
【0108】
以上の如く、この実施の形態にあっては、車両に搭載される多気筒のエンジン(内燃機関)10の運転を気筒の全てを運転させる全筒運転とその一部を休止させる休筒運転との間で切り換える気筒休止制御手段(ECU70,S100からS110)と、前記車両の走行速度を検出し、前記検出された走行速度が目標車速に一致するように前記車両を走行させる定速走行制御と前記車両を前走車との間に目標車間距離を維持するのに必要な目標車速で走行させる前走車追従走行制御の少なくともいずれかからなる走行制御を実行する走行制御手段(ECU70,S10からS50)を備えた気筒休止内燃機関の制御装置であって、前記検出された走行速度と目標車速との偏差量(車速の偏差量VERR)を求め、前記求めた速度偏差量が速度偏差しきい値VERKSTB以下か否か判定する速度偏差判定手段と(ECU70,S200,S300からS312,S400)、走行路の勾配(走行路の勾配CCGRN)を求め、前記求めた走行路の勾配が勾配しきい値CCKSTBGR以下か否か判定することで前記内燃機関の負荷(スロットル開度θTH、走行路の勾配CCGRN)が負荷しきい値(スロットル開度しきい値THCSH−CCTHKSTB、勾配しきい値CCKSTBGR)以下か否か判定する負荷判定手段(ECU70,S200,S300からS312,S406,S410)と、前記求めた速度偏差量が前記速度偏差しきい値以下であって前記内燃機関の負荷が前記負荷しきい値以下であると判定、より具体的には所定時間継続して判定された場合、前記車両が安定した走行状態、より具体的には休筒運転されても安定した走行状態にあると判定する安定走行判定手段(ECU70,S202,S412)とを備えると共に、前記気筒休止制御手段は、前記走行制御手段によって前記走行制御が実行されているとき、前記安定した走行状態にあると判定された場合、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換える(ECU70,S208,S210)如く構成した。
【0112】
また、前記気筒休止制御手段は、さらにスロットル開度を所定のスロットル開度に閉鎖するスロットル制御を実行してから、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換える(ECU70,S216,S224からS232)如く構成した。
【0116】
また、前記気筒休止制御手段は、前記安定した走行状態にあると判定されない場合、前記休筒運転への切り換えを禁止する(ECU70,S208,S212)如く構成した。
【0117】
尚、上記において、数1に示す式を用いて走行路の勾配を求めたが、傾斜センサを設けて直接測定しても良い。さらに、数1に示す式に代え、例えば、本出願人が特許第2956803号などで提案する手法を用い、軽登坂、平坦路、軽降坂および重降坂にあるか否かを判断し、肯定されるときに全筒運転に切り換えるようにしても良い。
【0118】
また、上記において、エンジン10の負荷としてスロットル開度θTHを用いたが、それに代え、目標トルクを用いても良い。例えば筒内噴射エンジン、即ち、ガソリン燃料が燃焼室内に直接噴射される火花点火式あるいは圧縮点火式のエンジンにあっては、エンジン回転数とアクセル開度などから目標トルクが決定されるが、そのようなエンジンにあってはスロットル開度に代え、目標トルクを用いても良い。電気自動車などでも同様である。
【0119】
尚、実施の形態ではガソリン燃料を用いたエンジンを使用したが、ガソリン燃料に代え、ディーゼル燃料を用いたエンジンでも良い。
【0120】
また、走行制御として定速走行制御と前走車追従走行制御(車間距離制御)を例示したが、この発明は定速走行制御のみを実行する場合にも妥当することは言うまでもない。
【0121】
【発明の効果】
請求項1項にあっては、速度偏差量が速度偏差しきい値以下であって内燃機関の負荷が負荷しきい値以下であると判定された場合、前記車両が安定した走行状態にあると判定して休筒運転に切り換える如く構成したので、継続して休筒運転が可能な状態を的確に判定して可能な限り休筒運転を活用することができて燃費性能を向上できると共に、全筒運転と休筒運転の切り換えにハンチングを生じることもない。
【0125】
請求項項にあっては、トルクショックを生じさせることなく、休筒運転に円滑に移行させることができる。
【0129】
請求項項にあっては、全筒運転と休筒運転の切り換えにハンチングを生じるのを一層確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る気筒休止内燃機関の制御装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す装置の動作のうち、走行制御、より具体的には、定速走行制御と前走車追従走行制御の実行判断動作を示すフロー・チャートである。
【図3】図1に示す装置の動作のうち、 全筒運転と休筒運転の間の一般的な切り換え制御動作を示すフロー・チャートである。
【図4】図3フロー・チャートで使用される前記スロットル開度しきい値などの特性を示すグラフである。
【図5】図1に示す装置の動作のうち、全筒運転と休筒運転の間の特殊な切り換え制御動作、より具体的には車両が安定した走行状態にあるか否か判定して休筒運転に切り換えるようにした制御動作を示すフロー・チャートである。
【図6】図5フロー・チャートの速度偏差しきい値などの設定作業を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
【図7】図5フロー・チャートの安定走行判定作業を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
【符号の説明】
10 エンジン(内燃機関)
12 気筒休止機構
12e 排気側休止機構
12i 吸気側休止機構
14i,14e 油路
16i,16e リニアソレノイド
22 スロットルバルブ
24 電動モータ
70 ECU

Claims (3)

  1. 車両に搭載される多気筒の内燃機関の運転を気筒の全てを運転させる全筒運転とその一部を休止させる休筒運転との間で切り換える気筒休止制御手段と、前記車両の走行速度を検出し、前記検出された走行速度が目標車速に一致するように前記車両を走行させる定速走行制御と前記車両を前走車との間に目標車間距離を維持するのに必要な目標車速で走行させる前走車追従走行制御の少なくともいずれかからなる走行制御を実行する走行制御手段を備えた気筒休止内燃機関の制御装置であって、前記検出された走行速度と目標車速との偏差量を求め、前記求めた速度偏差量が速度偏差しきい値以下か否か判定する速度偏差判定手段と、走行路の勾配を求め、前記求めた走行路の勾配が勾配しきい値以下か否か判定することで前記内燃機関の負荷が負荷しきい値以下か否か判定する負荷判定手段と、前記求めた速度偏差量が前記速度偏差しきい値以下であって前記内燃機関の負荷が前記負荷しきい値以下であると判定された場合、前記車両が安定した走行状態にあると判定する安定走行判定手段とを備えると共に、前記気筒休止制御手段は、前記走行制御手段によって前記走行制御が実行されているとき、前記安定した走行状態にあると判定された場合、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換えることを特徴とする気筒休止内燃機関の制御装置。
  2. 前記気筒休止制御手段は、さらにスロットル開度を所定のスロットル開度に閉鎖するスロットル制御を実行してから、前記内燃機関の運転を前記休筒運転に切り換えることを特徴とする請求項1項記載の気筒休止内燃機関の制御装置。
  3. 前記気筒休止制御手段は、前記安定した走行状態にあると判定されない場合、前記休筒運転への切り換えを禁止することを特徴とする請求項1項または2項記載の気筒休止内燃機関の制御装置。
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