JP4162190B2 - プラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造 - Google Patents

プラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラグイン式主幹バーとリードバーの接続部の上下の極間を絶縁するために使用するプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上下3段に段積した3枚の平板状の主幹バーを端部の長さを下から上に向け順に短くして階段状に形成した各接続部の間はリードバーが接続されることから極間の絶縁距離が確保できないため各接続部の間に絶縁材を介入させる必要がある。そこで、従来は図7に示すよう主幹バー101の端部に形成した接続部102の先端側から絶縁バリア201を差込んだものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものにあっては、絶縁バリア201を接続部102の先端側から差込むため絶縁バリア201を主幹バー101との間に抜け止めのための加工を施すことができず、そのため絶縁バリア201に位置決めが厄介であるうえ取付ベース301にネジ止めしなければならず取付作業に時間がかかる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の問題を解決するためになされた本発明のプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造は、上下3段に段積した3枚の平板状の主幹バーを端部の長さを下から上に向け順に短くしてリードバーとの接続部に形成して、上段と中段の主幹バーの間に介在させる上部の絶縁板部と、中段と下段の主幹バーの間に介在する下部の絶縁板部とを支柱部の前方に張設してなる絶縁バリアを、各絶縁板部の先端を前記接続部の側部に臨ませたうえ主幹バーの側部方向から装着するプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造において、前記絶縁バリアの各絶縁板部の両側の一方にリードバーの一側と主幹バーの端部の少なくとも一方に当接する立ち上げ部と、他方にリードバーの他側若しくは主幹バーの段部側面の少なくとも一方に当接する立ち上げ部を設け、さらに、各絶縁板部にリードバーをネジ止めする雄ネジの先端部逃げ部となる凹段部を形成したことを特徴とするものを請求項1に係る発明とする。この請求項1の発明において、絶縁板部の先端側に主幹バーの他方の側部に係合する抜け止め片を設けたものを請求項2に係る発明とし、さらに、これらの発明において、上段の主幹バーの接続部を低段状に形成するとともに、上段の主幹バーの下方に位置する絶縁バリアの絶縁板部に前記接続部の段部側面を覆う立ち上げ部を設けたものを請求項3に記載の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を示す。
1は上下3段に絶縁間隔をおいて水平に段積した3枚の平板状のプラグイン式の主幹バーであり、この3枚の主幹バー1は端部の長さを下から上に向け順に短くして階段状にリードバー3との接続部11を形成している。2は前記の各接続部11の間を絶縁するための2枚の上部の絶縁板部21aと下部の絶縁板部21bを支柱部22の前方に張設してなる絶縁バリアであり、該絶縁バリア2は絶縁板部21a、21bの先端を接続部11の側部に臨ませたうえ主幹バー側部方向から上部の絶縁板部21aが上段と中段の主幹バー1の間に、下部の絶縁板部21bが中段と下段の主幹バー1の間に介在するようにと装着して各接続部11の間を絶縁板部21a、21bにより絶縁している。
【0006】
また、前記絶縁バリア2の絶縁板部21a、21bの両側の一方にリードバー3の一側3aと主幹バー1の端部1aに当接する立ち上げ部23aと、他方にリードバー3の他側3bに当接する立ち上げ部23bが設けられている。さらに、絶縁板部21a、21bの先端側に主幹バー1の他方の側部に係合する抜け止め片24が、すなわち、中段の主幹バー1の他方の側部を係止する抜け止め片24が上部の絶縁板部21aの下面と下部の絶縁板部21bの上面に設けられている。
【0007】
また、リードバー3をネジ止めする雄ネジ4の頭部4aが上部に突出しないように、前記上段の主幹バー1の接続部11をクランク状の低段状に形成した場合に主幹バー1の下方に位置する絶縁バリア2の上部の絶縁板部21aに前記接続部11の段部側面11aを覆う立ち上げ部25を設けておく。なお、図示のように中段の主幹バー1の接続部11もクランク状の低段状に形成した場合には下部の絶縁板部21bにも同様に段部側面11aを覆う立ち上げ部25を設けておくことは勿論である。また、絶縁板部21a、21bに凹段部26を形成して雄ネジ4の先端部逃げ部とすることが好ましいものである。さらに、絶縁板部21a、21bの基端側に主幹バー1の側部が嵌合する凹部27を設けおくことが好ましい。なお、この実施形態では主幹バー1にリードバー3を接続した後、絶縁バリア2を装着するもので説明したが、その他にも、主幹バー1に絶縁バリア2を装着した後、リードバー3をネジ止めして固定することもできる。この場合、主幹バー1の端部1aに当接する立ち上げ部23aと、主幹バー1をクランク状の低段状に形成した部分に当接する立ち上げ部25とが長手方向の位置決めとなり移動することのないものとすることができる。そして、立ち上げ部23aと立ち上げ部23bとによってリードバー3を側部方向から挿入する際の取付溝として作用し作業性が向上する。よって、この絶縁バリア2はリードバー3の取付前、取付後のいずれでも取り付けすることができ、作業工程順序の幅を広げることができる。
【0008】
このように構成されたものは、上下3段に段積した3枚の平板状の主幹バー1の端部に長さを下から上に向け順に短くして階段状に形成した各接続部11の間を、支柱部22の前方に絶縁板部21a、21bを張設してなる絶縁バリア2が主幹バー1の側部方向から装着して絶縁しているので、リードバー3が接続されて極間の絶縁距離が短くなっているにも係わらず的確に各接続部11の間は充分に絶縁が確保されるものである。また、前記絶縁バリア2は主幹バー1の側部方向から装着したものであるから装着する際の差込距離が短く容易に装着できるものである。さらに、絶縁バリア2はリードバー3の取付前、取付後のいずれでも取り付けすることができ、作業工程順序の幅を広げることができる。
【0009】
また、本発明は前記したように絶縁バリア2を主幹バー1の側部方向から装着したものであるから、絶縁板部21a、21bの両側の一方にリードバー3の一側3aと主幹バー1の端部1aの少なくとも一方に当接する立ち上げ部23aと、他方にリードバー3の他側3b若しくは主幹バー1の段部側面11aの少なくと一方に当接する立ち上げ部23b、25を設けてあっても主幹バー1に装着できるものである。そして、立ち上げ部23aがリードバー3の一側3aと主幹バー1の端部1aに当接しているので絶縁がより的確に行われ、また、これと対向する他方にもリードバー3の他側3bが当接する立ち上げ部23bが設けてあるので、絶縁バリア2は主幹バー1の長手方向の位置決めができるとともに移動することのないものである。また、主幹バー1の接続部11をクランク状にした場合には、絶縁バリア2の立ち上げ部23bにリードバー3の他側3bが当接していなくても、主幹バー1の段部側面11aに絶縁バリア2の立ち上げ部25を当接させれば同様に長手方向の位置決めができる。
【0010】
さらに、絶縁板部21a、21bの先端側に主幹バー1の他方の側部に係合する抜け止め片24を設けたものにあっては、絶縁バリア2は主幹バー1の側部方向においても固定されており抜け出る虞のないものであり、取付ベースにネジ止めする必要がないものである。また、上段の主幹バー1の接続部11をクランク状の低段状に形成した場合にあっても、接続部11の段部側面11aを覆う立ち上げ部25を絶縁板部21aに設けておくことにより的確に絶縁ができるものである。しかも、絶縁バリア2を主幹バー1の側部方向から装着するものであるから、この立ち上げ部25が装着の障害となることはないものである。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造は、上下3段に段積した3枚の平板状の主幹バーに形成した各接続部の間を、支柱部の前方に絶縁板部を張設してなる絶縁バリアを主幹バーの側部方向から装着して絶縁したものであるから、絶縁バリアの装着が容易なものであり、絶縁バリアはリードバーの取付前、取付後のいずれでも取り付けすることができ、作業工程順序の幅を広げることができる。また、絶縁バリアを主幹バーの側部方向から装着したことにより、絶縁バリアの絶縁板部の両側の一方にリードバーの一側と主幹バーの端部に当接する立ち上げ部と、他方にリードバーの他側若しくは主幹バーの段部側面の少なくとも一方に当接する立ち上げ部を設けるこにより絶縁バリアは主幹バーの長手方向の位置決めができるとともに移動することのないものである。また、絶縁板部の先端側に主幹バーの他方の側部に係合する抜け止め片を設けることにより、取付ベースにネジ止めすることなく絶縁バリアを移動することなく主幹バーに的確に取付けできるものである。さらに、上段の主幹バーの接続部を低段状に形成しても、この段部側面を覆う立ち上げ部を絶縁板部に設けることができるので、この場合にあっても絶縁を的確に確保できるものである。
よって、本発明は従来のプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造の問題点を解決したもので、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態に使用する絶縁バリアを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に使用する絶縁バリアを他方向から示す斜視図である

【図5】本発明の実施形態の絶縁バリアを主幹バーへの装着工程を示す側面図である。
【図6】本発明の実施形態を示す側面図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 主幹バー、1a 端部、11 接続部、2 絶縁バリア、21a 絶縁板部、21b 絶縁板部、22 支柱部、23a 立ち上げ部、23b 立ち上げ部、24 抜け止め片、25 立ち上げ部、3 リードバー、3a 一側、3b 他側

Claims (3)

  1. 上下3段に段積した3枚の平板状の主幹バーを端部の長さを下から上に向け順に短くしてリードバーとの接続部に形成して、上段と中段の主幹バーの間に介在させる上部の絶縁板部と、中段と下段の主幹バーの間に介在する下部の絶縁板部とを支柱部の前方に張設してなる絶縁バリアを、各絶縁板部の先端を前記接続部の側部に臨ませたうえ主幹バーの側部方向から装着するプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造において、前記絶縁バリアの各絶縁板部の両側の一方にリードバーの一側と主幹バーの端部の少なくとも一方に当接する立ち上げ部と、他方にリードバーの他側若しくは主幹バーの段部側面の少なくとも一方に当接する立ち上げ部を設け、さらに、各絶縁板部にリードバーをネジ止めする雄ネジの先端部逃げ部となる凹段部を形成したことを特徴とするプラグイン式主幹バーの接続構造。
  2. 絶縁板部の先端側に主幹バーの他方の側部に係合する抜け止め片を設けた請求項1に記載のプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造
  3. 上段の主幹バーの接続部を低段状に形成するとともに、上段の主幹バーの下方に位置する絶縁バリアの絶縁板部に前記接続部の段部側面を覆う立ち上げ部を設けた請求項1又は2に記載のプラグイン式主幹バーの接続部の絶縁構造
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