JP4155890B2 - プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法 - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4155890B2
JP4155890B2 JP2003275004A JP2003275004A JP4155890B2 JP 4155890 B2 JP4155890 B2 JP 4155890B2 JP 2003275004 A JP2003275004 A JP 2003275004A JP 2003275004 A JP2003275004 A JP 2003275004A JP 4155890 B2 JP4155890 B2 JP 4155890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
axis
projector
angle
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003275004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005039558A (ja
Inventor
秀昭 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2003275004A priority Critical patent/JP4155890B2/ja
Priority to US10/890,567 priority patent/US7131732B2/en
Priority to CN2004800202934A priority patent/CN1823523B/zh
Priority to KR1020067000923A priority patent/KR100835759B1/ko
Priority to PCT/JP2004/010267 priority patent/WO2005006073A2/en
Priority to EP04747731A priority patent/EP1645119A2/en
Priority to TW093120932A priority patent/TWI278714B/zh
Publication of JP2005039558A publication Critical patent/JP2005039558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4155890B2 publication Critical patent/JP4155890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法に関する。
プロジェクタ(投写装置)は、スクリーン52上に映像を表示させるための装置である。図16(1)に示すように、プロジェクタ51は、スクリーン52に向けて光を投射して、スクリーン52上に像を結像させる。
図16(1)に示すように、プロジェクタ51が地平面に対して傾かず、また、スクリーン52も地平面に対して垂直であれば、映像は歪まずにスクリーン52に表示される。
しかし、図16(2)に示すように、プロジェクタ51が地平面に対して傾斜角度θV0だけ傾いた場合、スクリーン52に結像した像は歪む。このため、従来のプロジェクタ51として、内部に加速度センサが設置され、加速度センサが、地平面に対するプロジェクタ51の傾斜角度θV0を検出し、この傾斜角度θV0に基づいて台形補正を行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図16(2)に示すように、光軸に対して垂直である理想的なスクリーン52に像を投影すれば、台形補正は不要である。
しかし、実際にスクリーン52を設置する場合、スクリーン52は、地平面に対してほぼ垂直になることが多い。
台形補正の補正量を決定するために必要な角度は、プロジェクタ51の地平面との傾斜角度θV0ではなく、スクリーン52の垂直軸との傾斜角度θS0である。傾斜角度θV0とθS0とが等しければ、プロジェクタ51内の加速度センサが検出した傾斜角度θV0を、スクリーン52と垂直軸とのなす傾斜角度θS0とみなして台形補正を行うことができる。
従来のプロジェクタ51は、このようにして、図17(1)に示すような歪んだ映像の輪郭形状が、図17(2)に示すような輪郭形状になるように補正している。
特開2001−339671号公報(第3頁、図1)
しかし、このような従来のプロジェクタ51では、以下のような問題点がある。
まず、第1に、前述の通り、映像の台形補正に必要な傾斜角度は、スクリーン52の傾斜角度θS0である。従って、傾斜角度θV0を検出しても、図18に示すように、実際のスクリーン52が理想的なスクリーン52よりも更に傾斜角度−θS0だけ傾斜している場合、この傾斜角度θS0を正確に検出できなければ、正確に台形補正を行うことはできない。さらに、この図18に示すように、傾斜角度θS0の正負が逆になると、傾斜角度θV0を傾斜角度θS0とみなして台形補正を行うような従来のプロジェクタ51では、効果が逆になってしまう。
第2に、従来のプロジェクタ51は、地平面に対して水平方向のプロジェクタ51の傾斜角度θH0を無視している。しかし、実際には、図19に示すように、傾斜角度θH0は存在しうる。加速度センサは、投影光の光軸に対するスクリーン52の傾斜角度θH0を検出することはできないため、加速度センサを用いた従来のプロジェクタ51では、傾斜角度θH0に対する映像の台形補正を正確に行うことができない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、スクリーン上に結像した投影像の補正を正確に行うことが可能なプロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第の観点に係るプロジェクタは、
スクリーン面に投影光を投射して投影像を結像させるプロジェクタにおいて、
x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測し、計測した結果の各測距データを出力する複数の測距部と、
前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記複数の測距部がそれぞれ出力した複数の測距データに基づいて、前記投影光の光軸に対して前記理想スクリーン面と前記各測定線とのそれぞれの角度を求め、求めた各角度に基づいて、前記投影光の光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度を取得する角度取得部と、
ズーム制御を行うとともに、ズーム倍率の情報を取得する光学機構部と、
前記角度取得部が取得した前記光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度と前記光学機構部が取得したズーム倍率とに基づいて、前記スクリーン面に結像した投影像の歪みを補正する補正部と、
前記補正部が補正した投影像を投影光に変換して前記スクリーン面に投射する投影部と、を備えたものである。
また、本発明の第の観点に係るプロジェクタの傾斜角度取得方法は、
スクリーンに投影光を投射するプロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度を取得するプロジェクタの傾斜角度取得方法であって、
x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測する測距ステップと、
前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記計測した結果の複数の測距データに基づいて、前記光軸と前記投影光が投射されたスクリーン面との位置関係を示すスクリーン式を求めるスクリーン式取得ステップと、
求めた前記スクリーン式に基づいて、前記光軸に対するスクリーン面の傾斜角度を取得する傾斜角度取得ステップと、を備えたものである。
前記スクリーン式取得ステップは、前記プロジェクタと前記スクリーンとが存在する空間に、前記スクリーンに垂直に交差する垂直軸をz軸としてx,y,z軸が互いに直交する3次元直交座標系を設定し、各係数をa,b,cとして前記スクリーン式を数8で表し、前記計測ステップにおいて距離を計測して得られた複数の測距点の座標(xi,yi,zi)を数8のx,y,zに代入し、その結果得られた数9の連立方程式から、数10に従って値s乃至sを求め、数11に従って前記数8に示す係数a,b,cを求め、求めた前記係数a,b,cを数8に代入することにより、数8に示す前記スクリーン式を求めるステップであり、
前記傾斜角度取得ステップは、前記スクリーン式取得ステップにおいて求めた数8に示すスクリーン式と、y軸を回転軸として前記スクリーンを傾斜角度θHだけ回転させ、x軸を回転軸として前記スクリーンを傾斜角度θVだけ回転させたときの前記スクリーン上の点の座標(x,y,z)の関係を示す数12の関係式と、に基づいて前記傾斜角度θH、θVを取得するステップであってもよい。
Figure 0004155890
Figure 0004155890
Figure 0004155890
Figure 0004155890
Figure 0004155890
前記角度取得ステップにおいて求めた各角度を前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度に読み替える角度読替ステップを備えてもよい。
前記計測ステップは、前記測定線を水平方向、垂直方向の2つの測定線とし、各測定線の測定点をそれぞれ2つとして、前記スクリーン上の2つの測定線上のそれぞれ2つの測距点までの距離を計測するステップであり、
前記角度取得ステップは、前記計測ステップにおいて距離を計測した各測定線上の2つの測距点と前記プロジェクタとの間の距離を、それぞれ、DL、DHとして、前記プロジェクタと前記各測距点とを結ぶ線と、前記プロジェクタの光軸と、の間の角度をθwとし、前記プロジェクタの光軸に対して垂直の理想スクリーン面と前記距離を計測した結果得られた前記スクリーン面上の前記2つの測定線とのそれぞれの角度θsを、数13に従って求めるステップであり、
前記角度読替ステップは、一方の測定線上の2つの測距点までの距離を計測することによって得られた角度θsをθAとし、他方の測定線上の2つの測距点までの距離を計測することによって得られた角度θsをθBとして、前記角度θA,θBを、数14に従って、前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する水平方向の傾斜角度θH、垂直方向の傾斜角度θVに読み替えるステップであってもよい。
Figure 0004155890
Figure 0004155890
プロジェクタからスクリーンに光を投射して前記スクリーン上に結像した投影像の歪みを補正するプロジェクタの投影像補正方法であって、
x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測する測距ステップと、
前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記計測した結果の複数の測距データに基づいて、前記プロジェクタの光軸に対して垂直の理想スクリーン面と前記各測定線とのそれぞれの角度を取得する角度取得ステップと、
前記角度取得ステップにおいて求めた各角度を前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度に読み替える角度読替ステップと、
ズーム制御を行うとともに、ズーム倍率の情報を取得するズーム制御ステップと、
前記角度取得部が取得した前記光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度と前記取得したズーム倍率とに基づいて、前記スクリーン面に結像した投影像の歪みを補正する補正ステップと、を備えたものである。
本発明によれば、スクリーン上に結像した投影像の補正を正確に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態に係るプロジェクタを図面を参照して説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係るプロジェクタの構成を図1に示す。
実施形態1に係るプロジェクタ1は、スケーラ11と、台形補正部12と、光変調部13と、投影レンズ14と、光学メカ部15と、スクリーン角度センサ部16と、を備えて構成される。
スケーラ11は、映像信号の解像度を調整するものである。
台形補正部12は、スケーラ11が解像度を補正した映像信号に対して、台形補正を行うものである。
台形補正部12は、スクリーン角度センサ部16から供給されたスクリーン31の面の傾斜角度θV,θHに基づいて、スクリーン31に投影された補正前の投影像の内側に、補正後の投影像の位置及び形状を設定し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。傾斜角度θVは、投影光の光軸に対し、スクリーン31の垂直方向の角度であり、傾斜角度θHは、スクリーン31の水平方向の角度である。
台形補正部12は、傾斜角度θV,θHと投影像の補正量との変換テーブルに従って、投影像の補正量を求め、補正後映像信号を出力する。変換テーブルを用いる場合、台形補正部12は、メモリを備え、予め作成された変換テーブルをメモリに記憶する。但し、台形補正部12は、傾斜角度θV,θHが供給される毎に、スクリーン平面の式を用いて台形補正を行うように構成されることもできる。なお、変換テーブルを作成する際には、(1)傾斜角度θV,θH,ズーム倍率から補正前四角形の形状を計算する。(2)補正前四角形の内側に補正後四角形を決定しその座標を計算する。(3)補正後四角形の座標から元の座標を求める座標逆変換の計算をする。これで変換の形状が決定する。(4)逆変換された座標から回路パラメータを計算する。(予めこのパラメータを計算して記憶したものが変換テーブルである。)また、変換テーブルを用いない場合は、適宜(1)〜(4)を行うことでも同様な動作が可能となる。
光変調部13は、台形補正部12の出力である補正後映像信号を投影光に変換するものである。尚、光変調部13には、例えば、透過型または反射型の液晶パネルやDMD(Digital Micromirror Device)素子が用いられる。
投影レンズ14は、光変調部13が補正後映像信号を光に変換した像を、スクリーン31の面に結像させるためのものである。
光学メカ部15は、スクリーン角度センサ部16が検出した傾斜角度θV,θHに基づいて、投影レンズ14のフォーカス制御等を行うものである。尚、プロジェクタ1がズーム機構付きのものである場合、光学メカ部15は、ズーム制御も行い、ズーム倍率の情報を台形補正部12に供給する。プロジェクタ1におけるズーム倍率とは、投影距離と投影像の大きさとの比に定数を掛けたものをいう(ズーム倍率 ∝ 投影像横幅 ÷ 投影距離 = 2 × tan半画角)。
ズーム可変範囲が広い場合は、ズーム倍率による台形補正の補正量の変化も大きく、その変化も無視できなくなるため、台形補正部12は、光学メカ部15から供給されたズーム倍率も含めて台形補正を行う。
但し、プロジェクタ1がズーム機構を備えていない場合、あるいは、ズーム機構を備えていてもズーム可変範囲が狭ければ、台形補正部12は、ズーム倍率を一定とみなして、台形補正を行う。
スクリーン角度センサ部16は、プロジェクタ1が投射する光の光軸に対するスクリーン31の面の傾斜角度θV,θHを検出するものであり、測距センサ21と、制御部22と、角度演算部23と、を備える。
測距センサ21は、スクリーン31上の複数の測距点との距離を計測し、計測した結果の測距データを出力するものである。尚、測距センサ21は、スクリーン31上の複数の測距点として、少なくとも3つの測距点を測れるものであればよい。また、測距センサ21は、アクティブ式のものであってもよいし、パッシブ式のものであってもよい。
制御部22は、プロジェクタ1とスクリーン31上の複数の点との距離を計測するように、測距センサ21を制御するものである。尚、制御部22は、測距するとき、スクリーン31上に赤外光のスポット(アクティブ式の場合)または、所定の画像パタン(パッシブ式の場合)を投影する。
角度演算部23は、測距センサ21が計測したスクリーン31上の複数の測距点までの測距データに基づいて、スクリーン31の傾斜角度θH、傾斜角度θVを求めるものである。この角度演算部23は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)又はコンピュータによって構成される。角度演算部23は、図2に示すように、スクリーン式算出部24と、傾斜角度算出部25と、を備える。
スクリーン式算出部24は、複数の測距データに基づいて、スクリーン31のスクリーン平面の式を求めるものであり、傾斜角度算出部25は、スクリーン式算出部24が求めたスクリーン平面の式に基づいて、スクリーン31の傾斜角度θV,θHを求めるものである。
ここで、座標系の原点をプロジェクタ1の中心に設定した場合とスクリーン31の平面に設定した場合との傾斜角度θV,θHについて説明する。尚、座標系は、x,y,z軸からなる3次元直交座標系とする。
まず、座標系の原点を、図3に示すように、プロジェクタ1の中心に設定する。スクリーン31は、z軸に垂直で、且つ、x軸とy軸とに平行であれば、z=d(d>0)に存在する。尚、図3〜図7では、投影レンズ14の入射瞳位置が座標系の原点に一致するように描いてある。
次に、スクリーン31を傾斜させずに、z=dの面に存在するものとして、プロジェクタ1を傾斜させた場合について考える。
この際、注意すべきことは、プロジェクタ1を傾斜させる順序である。プロジェクタ1を傾斜させる場合、まず、図4に示すように、x軸を回転軸として、プロジェクタ1を傾斜角度θV1だけ傾ける。次に、図5に示すように、y軸を回転軸として、プロジェクタ1を傾斜角度θH1だけ傾ける。ただし図5のz'軸は、y軸を回転軸としてz軸を傾斜角度θH1だけ傾けたものであり、プロジェクタ1の投影光の光軸は、範囲z>0でz'軸の真上にある。
尚、図4と図5とに示す傾斜角度θV1は、x軸を回転軸としてプロジェクタ1を回転させた場合のプロジェクタ1の投影光の光軸とz軸との角度、図5に示す傾斜角度θH1は、さらにy軸を回転軸としてプロジェクタ1を回転させた場合のプロジェクタ1の投影光の光軸の、真上からz−x面への写像であるz'軸とz軸との角度を示す。
図6と図7とに示すように、回転の順番を逆にして、y軸を回転軸として、プロジェクタ1を傾斜角度θH2だけ傾けた後に、x'軸を回転軸として、プロジェクタ1を傾斜角度θV2だけ傾けた場合、傾斜角度θH1とθH2、傾斜角度θV1とθV2との値は同じになる。
但し、y軸を回転軸として最初に回転させると、図6に示すように、その次に、プロジェクタ1を回転させる回転軸は、y軸を回転軸としてx軸を傾斜角度θH2だけ傾けたx’軸となる。
この図6と図7とを参照すると、回転の順序を逆にしてもその回転軸に注意さえすれば、同じ状態を表すことは可能である。
尚、図7において、dは、プロジェクタ1の中心点からスクリーン31までの距離を示す。プロジェクタ1を回転させた後に投影光がスクリーン31に投影されるとき、補正前四角形a'b'c'd'は台形補正部12で台形補正を行わなかった場合の投影像を示し、補正後四角形p'q'r's'は台形補正部12で台形補正を行った場合の投影像を示す。
図7に示すように、台形補正部12が台形補正を行うことにより、補正前四角形a'b'c'd'は、補正後四角形p’q’r’s’に変換される。
また、点tは、最初にy軸を回転軸としてプロジェクタ1を傾斜角度θH2だけ回転させた場合のプロジェクタ1の光軸とスクリーン31との仮の交点を示す。点uは、最初にx軸を回転軸としてプロジェクタ1をθV1だけ回転させた後、y軸を回転軸としてプロジェクタ1を傾斜角度θH1だけ回転させた場合のプロジェクタ1の光軸とスクリーン31との実際の交点を示す。点vは、四角形p'q'r's'の2つの対角線の交点を示す。
この図7に示すように、点uは、図中、仮の交点である点tの真上に位置し、点vは、図中、点uのさらに上に存在するため、傾斜角度をθH2V2とした方が分かり易くなる。
次に、プロジェクタ1を傾斜させずに、スクリーン31を傾斜させた場合について考える。
図8は、スクリーン31を傾斜させる前の状態を示す。尚、ここでは、分かり易いように、座標系の原点をスクリーン31上の点Oとして、座標系を図8に示すように設定する。またさらに分かり易いように、点Oはプロジェクタ1の投影光の光軸とスクリーン31との交点として描かれている。
この場合、スクリーン平面の式は、z=0となる。
図9に示すように、スクリーン31を、y軸を回転軸として傾斜角度θHだけ回転させると、スクリーン31の面は、次の数15によって表される。
Figure 0004155890
さらに、図10に示すように、スクリーン31を、x軸を回転軸として傾斜角度θVだけ回転させると、数15の式は、次の数16になる。
Figure 0004155890
ここで重要なのは、回転の順序である。回転の順序を、プロジェクタ1を回転する図3〜図5に示す順序とは逆にする必要がある。即ち、図9及び図10に示すように、最初にy軸を回転軸としてスクリーン31を、傾斜角度θHだけ回転させ、次にx軸を回転軸として、スクリーン31を、傾斜角度θVだけ回転させる。
このようにすることにより、数16の傾斜角度θV,θHは、図6と図7とに示す傾斜角度θH1,θV1と一致する。即ち、座標系の原点をプロジェクタ1の中心に設定してプロジェクタ1を傾斜させた場合であっても、また、座標系の原点をスクリーン31の平面に設定してスクリーン31を傾斜させた場合であっても、プロジェクタ1の傾斜角度θH1,θV1と、スクリーン31の傾斜角度θV,θHとは一致する。
次に、スクリーン31上の測距点までの測距データに基づいて、傾斜角度θV,θHを求める方法について説明する。
スクリーン31のスクリーン平面の式は、次の数17によって表される。尚、座標系を、プロジェクタ1の中心点を原点とするx,y,z軸からなる3次元直交座標とする。
Figure 0004155890
予め設定された方向情報と複数の測距データとがあれば、スクリーン31上の測距点の3次元座標(x,y,z)が得られる。方向情報と測距データとの組が3であれば3つの3次元座標(x1,y1,z1),(x2,y2,z2),(x3,y3,z3)が得られる。
この場合、数17に基づいて、3次元連立方程式が成立する。この連立方程式を解くことにより、数17の係数a,b,cを得ることができる。尚、係数cは、z軸方向の平行移動を意味するため、係数cの計算は不要である。
数16と数17とを比較すると、係数a,bは、次の数18によって表される。
Figure 0004155890
この数18によれば、傾斜角度θV,θHは、次の数19によって表されることになる。
Figure 0004155890
この数19に従って、傾斜角度θV,θHを求めることができる。
次に、複数の測距データに基づいて、傾斜角θV,θHを求める具体的な方法について説明する。
複数の測距データに基づいて傾斜角度θV,θHを求めるには、
(1)距離情報から測距点の座標を求め、(2)測距点の座標からスクリーン平面の式を求め、(3)スクリーン平面の式に基づいて傾斜角度θV,θHを求める。この内容を順に説明する。
(1)距離情報から測距点の座標を求める。
図11(1)に示すように、予め設定された測距センサ21の投光点の座標を(x0,y0,z0)、測距センサ21の投光方向の方向余弦を、図11(2)に示すように、l,m,nとすると、測距点の座標(x,y,z)は、次の数20によって表される。尚、図中、Lは、測距データから換算された距離を示す。また投光点とはアクティブ型測距センサの発光点のことである。
Figure 0004155890
(2)測距点の座標から、光を投射したスクリーン31のスクリーン平面の式を求める。
測距点が3つの場合、3つの3次元座標を(x1,y1,z1),(x2,y2,z2),(x3,y3,z3)とすると、数17に示すスクリーン平面の式から、次の数21によって表される連立方程式が成立する。
Figure 0004155890
この数21の連立方程式を解くと、係数a,b,cは、次の数22によって表される。
Figure 0004155890
尚、測距点が3つを越える場合、最小二乗法を用いてスクリーン平面の近似解を求める。
この場合、測距点の座標を(xi,yi,zi)とすると、まず、次の数23に従って、S0,・・・,S8を求める。
Figure 0004155890
測距点が3つを越える場合のスクリーン平面の式は、数23で求めたS0,・・・,S8により、次の数24によって表される。
Figure 0004155890
この数24を、係数a,b,cについて解くと、係数a,b,cは、次の数25によって表される。
Figure 0004155890
但し、測距点が3つの場合、数24の式を解くことは、数21の連立方程式を解くことに等しい。
(3)傾斜角度θV,θHを求める。
傾斜角度θV,θHは、前述の数19を用いて求められる。
このようにして、数19乃至25を用いて、複数の測距データに基づいて、傾斜角度θV,θHを求めることができる。
スクリーン式算出部24は、数20乃至25に従って、係数a,bを求め、求めた係数a,bを傾斜角度算出部25に供給する。
傾斜角度算出部25は、供給された係数a,bを用い、数19に従って、スクリーン31の傾斜角度θV,θHを求める。角度演算部23は、傾斜角度算出部25が求めた傾斜角度θV,θHを台形補正部12に供給する。
尚、角度演算部23は、数19乃至25に従って、予め、傾斜角度θV,θHを求めておくように構成されることもできる。この場合、傾斜角度算出部25は、メモリを備え、数19乃至25に従って、予め作成された複数の測距データと傾斜角度θV,θHとの変換テーブルをメモリに記憶する。
次に、実施形態1に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
スクリーン角度センサ部16の測距センサ21は、制御部22によって制御されて、スクリーン31の複数の測距点までの距離を計測する。測距センサ21は、距離を計測した結果の測距データを角度演算部23に供給する。
角度演算部23のスクリーン式算出部24は、前述のように、数20乃至25に従って、係数a,bを求め、傾斜角度算出部25は、この係数a,bを用い、数19に従ってスクリーン31の傾斜角度θV,θHを求める。
角度演算部23は、傾斜角度算出部25が求めた傾斜角度θV,θHを台形補正部12に供給する。
このようにして、傾斜角度θV,θHが台形補正部12に供給されると、スケーラ11は、映像信号の解像度を調整し、この映像信号を台形補正部12に供給する。
この映像を図12(1)に示すような四角形abcdとすると、台形補正部12は、スクリーン角度センサ部16から供給された傾斜角度θV,θHに基づいて、この四角形abcdに対して台形補正を行う。
台形補正部12は、スクリーン平面の式を用いて求められた傾斜角度θV,θHと投影像の補正量との変換テーブルを用いて、供給された傾斜角度θV,θHから投影像の補正量を求める。
但し、前述のように、台形補正部12は、変換テーブルを用いずに、傾斜角度θV,θHが供給される毎に、台形補正を行うこともできる。
そして、台形補正部12は、スクリーン31に投影された投影像から、求めた補正量に基づいて補正後の投影像の位置及び形状を決定し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。
台形補正部12が台形補正を行った結果、図12(1)及び(3)に示す四角形abcdは、図12(3)に示す四角形pqrsに補正される。
光変調部13は、台形補正部12で補正された図12(3)に示す四角形pqrsの補正後映像信号を投影光に変換する。光変調部13で変換された投影光は傾斜角度θV,θH傾いたスクリーン31に投射されることにより台形補正後の投影像、即ち、図12(2)に示す補正後四角形p'q'r's'になる。尚、図12(2)に示す補正前四角形a'b'c'd'は、台形補正部12で台形補正を行わない場合の投影像である。
プロジェクタ1がズーム機構を有するものであれば、光学メカ部15は、ズーム制御を行い、台形補正部12にズーム倍率の情報を供給する。この場合、台形補正部12は、傾斜角度θV,θHとズーム倍率とに基づいて台形補正を行う。
プロジェクタ1は、図12(3)に示す四角形pqrsを、投影レンズ14を介してスクリーン31上に投射すると、図12(2)に示すような四角形p’q’r’s’がスクリーン31上に結像する。
以上説明したように、実施形態1によれば、測距センサ21を利用して、スクリーン31上の複数の測距点までの距離を計測し、その測距データに基づいて、スクリーン平面の式を求め、傾斜角度θV,θHを求めるようにした。
従って、加速度センサを用いずに、傾斜角度θH、θVを取得することができ、地平面に対するスクリーン31の傾斜角度を求めなくても台形補正を行うことができる。また、スクリーン31が光軸に対して水平方向に傾斜している場合、水平方向と垂直方向とに傾斜しているスクリーン31に光を投射した場合であっても、台形補正を正確に行うことができる。
(実施形態2)
実施形態2に係るプロジェクタは、それぞれ、スクリーンの水平方向、垂直方向の複数の測距点までの距離を計測する2つの測距センサを備えて、傾斜角度を求めるように構成されたものである。
実施形態2に係るプロジェクタ1の構成を図1に示す。
実施形態2に係るプロジェクタ1は、測距センサとして、図13(a),(b)に示すような測距センサ21Aと測距センサ21Bとを備える。
測距センサ21A,21Bは、ともに、複数の方向の距離の計測が可能なマルチ測距機能を有する位相差方式のセンサであり、例えば、AFモジュールによって構成される。
測距センサ21A,21Bは、図13(a)に示すように、投影レンズ14の近傍に、それぞれの中心線Ca,Cbが直交するように配置される。そして、測距センサ21A,21Bは、それぞれ、中心線Ca,Cbの複数の測距点までの複数の距離を計測する。
尚、図13(b)に示すように、測距センサ21A,21Bのプロジェクタ1の投影光の光軸に対する仰角をθpとする。但し、仰角θpは、正の値だけでなく、負の値であってもよいし、また、0であってもよい。
実施形態2に係る角度演算部23は、図14に示すように、傾斜角度算出部25と、角度読替部26と、を備える。
実施形態2に係る傾斜角度算出部25は、測距センサ21A,21Bがそれぞれ計測した結果の測距データに基づいて、傾斜角度θA、θBを算出するものである。傾斜角度θA、θBは、それぞれ、中心線Ca,Cbに対するスクリーン31の面の傾斜角度である。
中心線Ca,Cb上の複数の測距点までの距離を計測できれば、この方向のスクリーン31の傾斜角度を求めることができる。
この傾斜角度を求める原理を図15に基づいて説明する。
プロジェクタ1の投影光の光軸に対するスクリーン31の傾斜角度θsは、次の数26によって表される。
Figure 0004155890
但し、DR:プロジェクタ1と測定線上の測距点p1との間の距離
DL:プロジェクタ1と測定線上の測距点p2との間の距離
θw:プロジェクタ1の投影光の光軸と測距点p1との間の角度及び光軸と点p2との間の角度
測距センサ21Aの計測結果から得られた傾斜角度θsをθA、測距センサ21Bの計測結果から得られた傾斜角度θsをθBとする。測距センサ21A,21Bは、それぞれの中心線Ca,Cbが直交するように配置されるため、測距センサ21A,21Bの測定線も直交する。従って、傾斜角度θA,θBに基づいて、次の数27から、傾斜角度θV,θHを求めることができる。
Figure 0004155890
傾斜角度算出部25は、数26に従って角度θA,θBを求め、角度読替部26は、数27に従って傾斜角度θV,θHを求める。
角度読替部26は、数27に従って、傾斜角度算出部25が算出した傾斜角度θA,θBを、それぞれ、傾斜角度θH、θVに読み替えることにより、傾斜角度θV,θHを求める。
角度演算部23は、角度読替部26が読み替えた傾斜角度θV,θHを台形補正部12に供給する。
次に、実施形態2に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
制御部22は、測距センサ21Aを制御して、水平方向の複数の測距点までの距離を計測させる。
また、制御部22は、測距センサ21Bを制御して、垂直方向の複数の測距点までの距離を計測させる。
測距センサ21A,21Bは、計測した測距点までの距離を計測した結果の測距データを角度演算部23に供給する。
角度演算部23の傾斜角度算出部25は、測距センサ21A,21Bがそれぞれ計測した結果の測距データに基づいて、数26から、傾斜角度θA、θBを算出する。
角度読替部26は、傾斜角度θA、θBから、数27に従って読み替えを行い、傾斜角度θV,θHを求める。
そして、角度演算部23は、角度読替部26が読み替えた傾斜角度θV,θHを台形補正部12に供給する。
台形補正部12は、角度演算部23から供給された傾斜角度θV,θHに基づいて、投影像の歪みを補正する。
以上説明したように、実施形態2によれば、2つの測距センサ21A,21Bは、それぞれ、スクリーン31上の直交する測定線上の複数の測距点までの距離を計測し、角度演算部23は、複数の測距データに基づいて、傾斜角度θV,θHを求めるようにした。
従って、1つのセンサで複数の方向の距離の計測可能な2つの測距センサ21A,21Bを備えれば、水平方向、垂直方向の傾斜角度θV,θHを求めることができ、センサの数を少なくすることができ、小型化を図ることができる。また、プロジェクタ1を安価に構成することができる。また、このような測距センサ21A、21Bを用いれば、測距パターンを投影レンズ14から投影することもできるので、測定精度を高めることができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記第1、実施形態2において、プロジェクタ1は、測距センサ21,21A,21Bだけでなく、加速度センサを備えることもできる。そして、プロジェクタ1は、測距センサ21,21A,21Bでは、正確な測距を行えない場合に、加速度センサを用いて、垂直方向の傾斜角度θVに基づいて台形補正を行うように構成されることもできる。
また、座標系を、プロジェクタ1の中心点又はスクリーン31の面上の点を原点とする3次元直交座標として説明した。しかし、プロジェクタ1、スクリーン31が存在する空間であれば、原点をいずれに設定しても、同様に傾斜角度θV,θHを求めることができる。また、3次元直交座標を用いなくても、例えば、極座標を用いても、同様に、傾斜角度θV,θHを求めることができる。
本発明の実施形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 図1の角度演算部の構成を示すブロック図である。 プロジェクタの座標系を示す説明図である。 図3の座標系において、x軸を回転軸として回転させたプロジェクタを示す説明図である。 図3の座標系において、x軸を回転軸として回転させた後にy軸を回転軸として回転させたプロジェクタを示す説明図である。 光軸に対するスクリーンの傾斜角度を求める方法を説明するための説明図である。 図6に示す傾斜角度とスクリーン上の像の位置関係を説明するための説明図である。 スクリーンに設定した座標系を示す説明図である。 図8の座標系において、y軸を回転軸として回転させたスクリーンを示す説明図である。 図8の座標系において、y軸を回転軸として回転させた後にx軸を回転軸として回転させたスクリーンを示す説明図である。 測距情報に基づいて測距点の座標を求める方法を説明するための説明図である。 図1の台形補正部、光変調部の動作を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係るプロジェクタの測距センサの配置を示す説明図であり、(1)は、プロジェクタの前面図であり、(2)は、プロジェクタの側面図である。 実施形態2に係るプロジェクタの角度演算部の構成を示すブロック図である。 1つの測距センサが計測した2つの測距データに基づいて、図14の角度演算部が角度を求める演算方法を説明するための説明図である。 従来の加速度センサを用いたプロジェクタとスクリーンとの位置関係を説明するための図であり、(1)は、プロジェクタが地平面に対して水平である場合、(2)は、プロジェクタが地平面に対して傾斜している場合を示す説明図である。 図16(2)の位置関係において、台形補正の方法を説明するための説明図である。 従来の加速度センサを用いたプロジェクタとスクリーンとの垂直方向の位置関係に関しての問題点を説明するための説明図である。 従来の加速度センサを用いたプロジェクタとスクリーンとの水平方向の位置関係に関しての問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1・・・プロジェクタ、12・・・台形補正部、13・・・光変調部、14・・・投影レンズ、15・・・光学メカ部、16・・・スクリーン角度センサ部、21,21A,21B・・・測距センサ、22・・・制御部、23・・・角度演算部

Claims (6)

  1. スクリーン面に投影光を投射して投影像を結像させるプロジェクタにおいて、
    x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測し、計測した結果の各測距データを出力する複数の測距部と、
    前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記複数の測距部がそれぞれ出力した複数の測距データに基づいて、前記投影光の光軸に対して前記理想スクリーン面と前記各測定線とのそれぞれの角度を求め、求めた各角度に基づいて、前記投影光の光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度を取得する角度取得部と、
    ズーム制御を行うとともに、ズーム倍率の情報を取得する光学機構部と、
    前記角度取得部が取得した前記光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度と前記光学機構部が取得したズーム倍率とに基づいて、前記スクリーン面に結像した投影像の歪みを補正する補正部と、
    前記補正部が補正した投影像を投影光に変換して前記スクリーン面に投射する投影部と、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. スクリーンに投影光を投射するプロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度を取得するプロジェクタの傾斜角度取得方法であって、
    x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測する測距ステップと、
    前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記計測した結果の複数の測距データに基づいて、前記光軸と前記投影光が投射されたスクリーン面との位置関係を示すスクリーン式を求めるスクリーン式取得ステップと、
    求めた前記スクリーン式に基づいて、前記光軸に対するスクリーン面の傾斜角度を取得する傾斜角度取得ステップと、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクタの傾斜角度取得方法。
  3. 前記スクリーン式取得ステップは、前記プロジェクタと前記スクリーンとが存在する空間に、前記スクリーンに垂直に交差する垂直軸をz軸としてx,y,z軸が互いに直交する3次元直交座標系を設定し、各係数をa,b,cとして前記スクリーン式を数1で表し、前記計測ステップにおいて距離を計測して得られた複数の測距点の座標(xi,yi,zi)を数1のx,y,zに代入し、その結果得られた数2の連立方程式から、数3に従って値s乃至sを求め、数4に従って前記数1に示す係数a,b,cを求め、求めた前記係数a,b,cを数1に代入することにより、数1に示す前記スクリーン式を求めるステップであり、
    前記傾斜角度取得ステップは、前記スクリーン式取得ステップにおいて求めた数1に示すスクリーン式と、y軸を回転軸として前記スクリーンを傾斜角度θHだけ回転させ、x軸を回転軸として前記スクリーンを傾斜角度θVだけ回転させたときの前記スクリーン上の点の座標(x,y,z)の関係を示す数5の関係式と、に基づいて前記傾斜角度θH、θVを取得するステップである、
    ことを特徴とする請求項に記載のプロジェクタの傾斜角度取得方法。
    Figure 0004155890

    Figure 0004155890

    Figure 0004155890

    Figure 0004155890

    Figure 0004155890
  4. 前記角度取得ステップにおいて求めた各角度を前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度に読み替える角度読替ステップを備えた、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプロジェクタの傾斜角度取得方法。
  5. 前記計測ステップは、前記測定線を水平方向、垂直方向の2つの測定線とし、各測定線の測定点をそれぞれ2つとして、前記スクリーン上の2つの測定線上のそれぞれ2つの測距点までの距離を計測するステップであり、
    前記角度取得ステップは、前記計測ステップにおいて距離を計測した各測定線上の2つの測距点と前記プロジェクタとの間の距離を、それぞれ、DL、DHとして、前記プロジェクタと前記各測距点とを結ぶ線と、前記プロジェクタの光軸と、の間の角度をθwとし、前記プロジェクタの光軸に対して垂直の理想スクリーン面と前記距離を計測した結果得られた前記スクリーン面上の前記2つの測定線とのそれぞれの角度θsを、数6に従って求めるステップであり、
    前記角度読替ステップは、一方の測定線上の2つの測距点までの距離を計測することによって得られた角度θsをθAとし、他方の測定線上の2つの測距点までの距離を計測することによって得られた角度θsをθBとして、前記角度θA,θBを、数7に従って、前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する水平方向の傾斜角度θH、垂直方向の傾斜角度θVに読み替えるステップである、
    ことを特徴とする請求項に記載のプロジェクタの傾斜角度取得方法。
    Figure 0004155890

    Figure 0004155890
  6. プロジェクタからスクリーンに光を投射して前記スクリーン上に結像した投影像の歪みを補正するプロジェクタの投影像補正方法であって、
    x、y、z軸の3次元座標系のz軸を、前記スクリーンを傾斜させる前の理想スクリーンに垂直な軸、互いに交差する方向を、それぞれ、x軸方向、y軸方向として、前記x軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点、前記y軸方向の前記スクリーン面上における測定線上の複数の測距点までの距離を、それぞれ、前記投影光の投射側から計測する測距ステップと、
    前記理想スクリーンに対して前記投影光の光源を傾斜させた場合のx、y軸方向の傾斜角度を、前記光源をx軸を回転軸として傾斜させてからy軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度としたときに、前記理想スクリーンに対する実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度を、前記実際のスクリーンをy軸を回転軸として傾斜させてからx軸を回転軸として傾斜させた場合の傾斜角度として、前記理想スクリーンに対する前記投影光の光源のx、y軸方向の傾斜角度と前記実際のスクリーンのx、y軸方向の傾斜角度とを一致させ、前記計測した結果の複数の測距データに基づいて、前記プロジェクタの光軸に対して垂直の理想スクリーン面と前記各測定線とのそれぞれの角度を取得する角度取得ステップと、
    前記角度取得ステップにおいて求めた各角度を前記プロジェクタの光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度に読み替える角度読替ステップと、
    ズーム制御を行うとともに、ズーム倍率の情報を取得するズーム制御ステップと、
    前記角度取得部が取得した前記光軸の前記スクリーン面に対する傾斜角度と前記取得したズーム倍率とに基づいて、前記スクリーン面に結像した投影像の歪みを補正する補正ステップと、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクタの投影像補正方法。
JP2003275004A 2003-07-15 2003-07-15 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法 Expired - Fee Related JP4155890B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003275004A JP4155890B2 (ja) 2003-07-15 2003-07-15 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法
US10/890,567 US7131732B2 (en) 2003-07-15 2004-07-12 Projector apparatus, inclination angle obtaining method, and projection image correction method
KR1020067000923A KR100835759B1 (ko) 2003-07-15 2004-07-13 이미지 프로젝터, 경사각 검출방법, 및 투사 이미지정정방법
PCT/JP2004/010267 WO2005006073A2 (en) 2003-07-15 2004-07-13 Image projector, inclination angle detection method, and projection image correction method
CN2004800202934A CN1823523B (zh) 2003-07-15 2004-07-13 投影设备、倾斜角获取方法以及投影图像校正方法
EP04747731A EP1645119A2 (en) 2003-07-15 2004-07-13 Image projector, inclination angle detecting method, and projection image correction method
TW093120932A TWI278714B (en) 2003-07-15 2004-07-14 Projector apparatus, inclination angle obtaining method, and projection image correction method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003275004A JP4155890B2 (ja) 2003-07-15 2003-07-15 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005039558A JP2005039558A (ja) 2005-02-10
JP4155890B2 true JP4155890B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=34056108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003275004A Expired - Fee Related JP4155890B2 (ja) 2003-07-15 2003-07-15 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7131732B2 (ja)
EP (1) EP1645119A2 (ja)
JP (1) JP4155890B2 (ja)
KR (1) KR100835759B1 (ja)
CN (1) CN1823523B (ja)
TW (1) TWI278714B (ja)
WO (1) WO2005006073A2 (ja)

Families Citing this family (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005006228A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ
JP4155890B2 (ja) 2003-07-15 2008-09-24 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法
JP3969363B2 (ja) * 2003-07-30 2007-09-05 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ及びプロジェクタの投影像補正方法
US7150536B2 (en) * 2003-08-08 2006-12-19 Casio Computer Co., Ltd. Projector and projection image correction method thereof
US7137707B2 (en) * 2004-07-01 2006-11-21 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc Projector-camera system with laser pointers
US7262816B2 (en) * 2004-10-22 2007-08-28 Fakespace Labs, Inc. Rear projection imaging system with image warping distortion correction system and associated method
JP2006242833A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nidec Copal Corp 光学式角度検出装置
CN101923277B (zh) 2005-04-28 2012-07-18 株式会社日立制作所 投射型图像显示装置
JP4454543B2 (ja) * 2005-06-23 2010-04-21 Necディスプレイソリューションズ株式会社 歪み補正手段を備えたプロジェクタ
JP2007067495A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Toshiba Corp プロジェクタ装置
US7706573B1 (en) * 2005-09-19 2010-04-27 Motamedi Manouchehr E Remote distance-measurement between any two arbitrary points using laser assisted optics
US20070182936A1 (en) * 2006-02-08 2007-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Projection display apparatus
JP2007311904A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Victor Co Of Japan Ltd ドライブレコーダの映像修正方法、ドライブレコーダ及び、ドライブレコーダシステム
JP4872525B2 (ja) * 2006-08-14 2012-02-08 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ、プロジェクタの距離計測方法、プロジェクタの投影面傾き取得方法及びプログラム
JP4851972B2 (ja) * 2007-03-20 2012-01-11 富士通株式会社 相対位置算出装置、相対位置調整装置、相対位置調整方法および相対位置調整プログラム
JP4785078B2 (ja) * 2007-03-26 2011-10-05 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ
JP4692531B2 (ja) 2007-09-13 2011-06-01 カシオ計算機株式会社 投影装置及び光測距方法。
JP4600488B2 (ja) * 2008-02-20 2010-12-15 カシオ計算機株式会社 投影装置及び測距方法。
TWI408489B (zh) * 2008-03-14 2013-09-11 Compal Communications Inc 投影系統及投影方法
JP5193681B2 (ja) * 2008-05-23 2013-05-08 三洋電機株式会社 携帯型プロジェクタ装置
TWI409519B (zh) * 2008-06-06 2013-09-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 鏡頭模組之傾斜角量測方法
JP5256899B2 (ja) * 2008-07-18 2013-08-07 セイコーエプソン株式会社 画像補正装置、画像補正方法、プロジェクタおよびプロジェクションシステム
JP2011059337A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fujifilm Corp 撮像装置
US9030379B2 (en) 2009-09-11 2015-05-12 Lenovo (Beijing) Co., Ltd. Display control method for portable terminal and portable terminal
JP5353596B2 (ja) * 2009-09-18 2013-11-27 セイコーエプソン株式会社 投写型表示装置、キーストン補正方法
JP5409263B2 (ja) 2009-10-28 2014-02-05 京セラ株式会社 携帯電子機器及び携帯電話機
JP2011141411A (ja) 2010-01-07 2011-07-21 Seiko Epson Corp プロジェクターおよびその制御方法
AT509929B1 (de) 2010-05-21 2014-01-15 Isiqiri Interface Tech Gmbh Projektionsvorrichtung, sowie ein verfahren für den betrieb dieser projektionsvorrichtung
TW201200953A (en) * 2010-06-18 2012-01-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Projector and adjusting apparatus thereof
US8534844B2 (en) * 2011-01-10 2013-09-17 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Dynamic keystone correction
JP5730114B2 (ja) * 2011-04-25 2015-06-03 富士機械製造株式会社 部品回転角度検出装置及び画像処理用部品データ作成装置並びに部品回転角度検出方法及び画像処理用部品データ作成方法
JP5891714B2 (ja) * 2011-11-02 2016-03-23 株式会社リコー プロジェクタおよび台形歪み補正方法
CA2861934C (en) * 2012-01-20 2019-07-30 Sick Ivp Ab Impact time from image sensing
UA77414U (ru) * 2012-08-17 2013-02-11 Александр Григорьевич Беренок Способ автоматического корректирования видеопроекций с помощью обратного преобразования
JP6201359B2 (ja) * 2013-03-22 2017-09-27 カシオ計算機株式会社 投影システム、投影方法及び投影プログラム
CN104349095B (zh) * 2013-08-09 2017-08-29 联想(北京)有限公司 一种图像调整方法、装置及电子设备
CN103499312B (zh) * 2013-10-22 2016-02-24 姚雳 一种平面平行度测量装置
CN103974048B (zh) * 2014-04-28 2016-05-04 京东方科技集团股份有限公司 控制可穿戴设备投影的方法及装置、可穿戴设备
CN104683724B (zh) * 2015-03-03 2019-01-18 苏州佳世达光电有限公司 投影装置及其校正方法
JP6454573B2 (ja) * 2015-03-17 2019-01-16 大成建設株式会社 トータルステーションを用いた測定方法および段差算出装置
CN106331666B (zh) 2015-07-03 2020-02-07 中兴通讯股份有限公司 一种投影终端梯形校正方法、装置及投影终端
CN106559628A (zh) * 2015-09-28 2017-04-05 中兴通讯股份有限公司 一种投影的方法、装置和终端
CN106612422B (zh) * 2015-12-31 2018-08-28 北京一数科技有限公司 一种投影校正方法及装置
CN105847773A (zh) * 2016-03-29 2016-08-10 乐视控股(北京)有限公司 校正投影仪投影图像失真的方法及装置
CN107454372B (zh) * 2016-06-01 2021-05-14 中兴通讯股份有限公司 图像校正方法、装置及投影仪
CN106101676B (zh) * 2016-07-27 2019-07-09 深圳市Tcl高新技术开发有限公司 一种短焦投影仪安装位置的判定方法及***
WO2018120011A1 (zh) * 2016-12-30 2018-07-05 深圳前海达闼云端智能科技有限公司 投影图像校正方法、校正装置及机器人
CN107147888B (zh) * 2017-05-16 2020-06-02 深圳市火乐科技发展有限公司 一种利用图形处理芯片自动校正失真方法和装置
CN107422590B (zh) * 2017-09-12 2020-09-08 中广热点云科技有限公司 自动调节投影面大小的家用投影***
CN108111828B (zh) * 2017-12-12 2019-12-17 成都极米科技股份有限公司 投影设备校正方法、装置及投影设备
GB2570325B (en) * 2018-01-21 2022-04-13 Arxine Ltd Immersive display device
CN109269444A (zh) * 2018-09-19 2019-01-25 贵州航天电子科技有限公司 一种伺服机构角度标定测量方法
CN110262176B (zh) * 2019-06-27 2021-06-08 成都菲斯特科技有限公司 一种投影屏幕安装***及安装方法
CN110381302B (zh) * 2019-08-22 2021-10-15 歌尔科技有限公司 一种投影***的投影图案校正方法、装置及***
CN110809141A (zh) * 2019-09-29 2020-02-18 深圳市火乐科技发展有限公司 梯形校正方法、装置、投影仪及存储介质
KR20210123059A (ko) * 2020-04-02 2021-10-13 삼성전자주식회사 영상 투사 장치 및 영상 투사 장치의 제어 방법
CN111625151B (zh) * 2020-06-02 2023-07-21 吕嘉昳 基于触摸方法准确识别变形投影中触点位置的方法及***
CN111800620A (zh) * 2020-08-18 2020-10-20 深圳市慧视智图科技有限公司 一种投影仪的无感梯形校正模组及其计算方法
CN114173099A (zh) * 2020-09-11 2022-03-11 中强光电股份有限公司 投影***及投影方法
TWI755991B (zh) * 2020-12-23 2022-02-21 陳景昭 用於投影機系統的自動梯形校正方法
TWI768672B (zh) 2021-01-22 2022-06-21 偉詮電子股份有限公司 投影機對焦方法及投影機對焦系統
WO2022191404A1 (ko) * 2021-03-08 2022-09-15 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 제어 방법
US11822225B2 (en) 2021-03-08 2023-11-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic apparatus and control method thereof
CN115086622B (zh) * 2021-03-12 2024-05-24 中强光电股份有限公司 投影机及其校正方法
CN113518212A (zh) * 2021-04-13 2021-10-19 安徽优品智能科技有限公司 投影画面的梯形校正方法、装置、投影设备及存储介质
CN114812382B (zh) * 2021-04-14 2023-11-28 成都极米科技股份有限公司 投影面多点测量方法、装置、存储介质及投影设备
KR20230105622A (ko) * 2022-01-04 2023-07-11 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 제어 방법
CN114518080A (zh) * 2022-02-17 2022-05-20 上海复诺视觉智能科技有限公司 一种测试设备与待测屏幕垂直度矫正装置及矫正方法
CN114745529B (zh) * 2022-03-30 2024-05-28 深圳市橙子数字科技有限公司 一种投影仪单tof梯形校正的方法和投影仪
CN117255184B (zh) * 2023-11-17 2024-03-08 深圳市橙子数字科技有限公司 一种投影仪侧投模糊的校正方法
CN117570853B (zh) * 2024-01-16 2024-04-09 深圳新智联软件有限公司 计算投影界面内四点坐标的方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04181935A (ja) * 1990-11-16 1992-06-29 Canon Inc 自動焦点検出手段を有した光学装置
JPH04355740A (ja) 1991-06-03 1992-12-09 Hitachi Ltd プロジェクタ
DE69426314T2 (de) * 1993-02-12 2001-04-12 Sony Corp Elektronische Zoomkontrolle und Bildstabilisierung
JPH089309A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Canon Inc 表示方法及び装置
JPH09197249A (ja) 1996-01-17 1997-07-31 Nikon Corp 液晶プロジェクタ
US6230070B1 (en) * 1997-07-23 2001-05-08 Fuji Seiki Co., Ltd. Work position adjusting apparatus and adjusting method
US6741279B1 (en) * 1998-07-21 2004-05-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for capturing document orientation information with a digital camera
US6367933B1 (en) 1998-10-02 2002-04-09 Macronix International Co., Ltd. Method and apparatus for preventing keystone distortion
TW399163B (en) * 1999-11-19 2000-07-21 Acer Peripherals Inc Rear projector with adjustable image size and its method
JP2001186538A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Toshiba Corp ビデオプロジェクタ装置
JP2001230991A (ja) 2000-02-15 2001-08-24 Seiko Epson Corp プロジェクタ及びこれに用いられる画像処理装置
JP2001311619A (ja) * 2000-05-01 2001-11-09 Asahi Optical Co Ltd 測距装置及び測距方法
JP2001339671A (ja) 2000-05-29 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd プロジェクター装置
JP4961628B2 (ja) * 2000-08-11 2012-06-27 日本電気株式会社 投射映像補正システム及びその方法
US6520647B2 (en) * 2000-08-17 2003-02-18 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc. Automatic keystone correction for projectors with arbitrary orientation
TW480362B (en) * 2000-09-14 2002-03-21 Delta Electronics Inc Automatic calibration method and device of the projector display
JP2002108322A (ja) 2000-09-27 2002-04-10 Shadow Entertainment Inc 投影システム及び投影方法
US7352913B2 (en) * 2001-06-12 2008-04-01 Silicon Optix Inc. System and method for correcting multiple axis displacement distortion
JP2003029201A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Canon Inc 画像投射装置及び画像補正方法
JP2003153135A (ja) * 2001-11-16 2003-05-23 Sanyo Electric Co Ltd 投射型表示装置
EP1385335B1 (en) * 2002-07-23 2009-04-22 NEC Display Solutions, Ltd. Image projector with image-feedback control
EP1391778A1 (en) * 2002-08-08 2004-02-25 Seiko Precision Inc. Apparatus for detecting the inclination angle of a projection screen and projector comprising the same
JP2004093275A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Seiko Precision Inc 角度検出装置およびそれを備えたプロジェクタ
EP1426732A1 (en) * 2002-11-29 2004-06-09 Seiko Precision Inc. Angle detection apparatus, projector including the same, and angle detection method
JP4508553B2 (ja) * 2003-06-02 2010-07-21 カシオ計算機株式会社 撮影画像投影装置、及び撮影画像の補正方法
JP2005006228A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ
JP4155890B2 (ja) 2003-07-15 2008-09-24 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法
JP3969363B2 (ja) * 2003-07-30 2007-09-05 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ及びプロジェクタの投影像補正方法
JP3827662B2 (ja) * 2003-09-10 2006-09-27 Necビューテクノロジー株式会社 投射型表示装置
JP3770609B2 (ja) * 2003-10-14 2006-04-26 Necビューテクノロジー株式会社 プロジェクタおよび歪補正方法
JP2005192188A (ja) * 2003-12-03 2005-07-14 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2005227661A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Nec Viewtechnology Ltd プロジェクタおよび歪補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI278714B (en) 2007-04-11
CN1823523B (zh) 2010-12-08
CN1823523A (zh) 2006-08-23
EP1645119A2 (en) 2006-04-12
WO2005006073A2 (en) 2005-01-20
US7131732B2 (en) 2006-11-07
JP2005039558A (ja) 2005-02-10
KR100835759B1 (ko) 2008-06-05
WO2005006073A3 (en) 2005-06-02
KR20060031685A (ko) 2006-04-12
TW200517761A (en) 2005-06-01
US20050012907A1 (en) 2005-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4155890B2 (ja) プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法
KR100637308B1 (ko) 화상 처리 시스템, 프로젝터, 정보 기억 매체 및 화상 처리방법
JP5257616B2 (ja) プロジェクター、プログラム、情報記憶媒体および台形歪み補正方法
JP5353596B2 (ja) 投写型表示装置、キーストン補正方法
US20060017890A1 (en) Image display method, image display apparatus, light scattering means, and image display program
EP1519576B1 (en) Image processing system, projector, information storage medium, and image processing method
JP5401940B2 (ja) 投写光学系のズーム比測定方法、そのズーム比測定方法を用いた投写画像の補正方法及びその補正方法を実行するプロジェクタ
JP2005500751A (ja) 表示面に対して任意の向きにあるプロジェクタにおいてキーストンを補正する方法およびシステム
JP2008211354A (ja) プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2005051577A (ja) プロジェクタ及びプロジェクタの投影像補正方法
JP2008211355A (ja) プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体
JP5561503B2 (ja) プロジェクター、プログラム、情報記憶媒体および台形歪み補正方法
WO2018042582A1 (ja) 投射型映像表示装置および投射映像の調整方法
JP4199641B2 (ja) プロジェクタ装置
JP2008211356A (ja) プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2005136699A (ja) 投射型表示装置の台形歪み自動補正方法
JP5267175B2 (ja) 投写光学系のズーム比測定方法、そのズーム比測定方法を用いた投写画像の補正方法及びその補正方法を実行するプロジェクタ
JP5093517B2 (ja) プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像生成方法
JP2009168887A (ja) 携帯型画像投写装置
JP4535769B2 (ja) 傾斜角度測定装置を備えたプロジェクタ
JP3914938B2 (ja) プロジェクタの台形歪み補正装置と該台形歪み補正装置を備えたプロジェクタ
JP5354163B2 (ja) プロジェクター、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2004282129A (ja) 投映型表示装置
JP2005057509A (ja) プロジェクタ
JP2005308959A (ja) 測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060111

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4155890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees