JP4151157B2 - イヤホン - Google Patents

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Headphones And Earphones (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耳介に装着されて用いられるイヤホンに関し、特に、弾性を有する耳介装着部材を備えたイヤホンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、耳介に装着されて用いられるイヤホンとして、耳介の凹部から外耳道に挿入される部分に弾性を有する発泡ウレタン等により形成された耳介装着部材を取り付けたものが用いられている。耳介に挿入される部分に耳介装着部材を取り付けたイヤホンは、耳介装着部材を耳介の凹部から外耳道に挿入して装着することができるので、耳介に確実に装着することができる。また、耳介装着部材を柔軟性を有する材料により、耳介の凹部から外耳道の形状に合わせて容易に弾性変形させることができ、良好な装着感を得ることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、弾性を有する耳介装着部材を取り付けたイヤホンは、耳介装着部材を耳介の凹部から外耳道に挿入して装着される。このとき、耳介装着部材が弾性変形して、耳介の凹部から外耳道を密閉する。その結果、鼓膜とイヤホン本体に収納されたスピーカユニット及び耳介装着部で囲まれた領域に密閉された空間が構成される。この密閉された空間は、音響空間として機能し、スピーカユニットから放射される音の音圧周波数特性を変えてしまう。特に、低域の周波数帯域の感度を大きく増強させていわゆる音の「コモリ」を発生させ、音の明瞭度を低下させてしまう。
【0004】
また、弾性を有する耳介装着部材を耳介の凹部から外耳道に装着したときの装着状態は、個人差や装着方法でばらつきを生じ、密閉度にもばらつきを生ずる。密閉度にわずかのばらつきを生じた場合でも、音圧周波数特性に大きなばらつきを生じ、使用する者に応じて音質が変化してしまう。
【0005】
このような装着状態のばらつきに影響を受けることなく、いずれの者が装着した場合でも一定の音圧周波数が得られるようにするため、イヤホン本体を構成するハウジングの一部に小孔を設け、鼓膜とイヤホン本体に収納されたスピーカユニット及び耳介装着部で囲まれる空間の密閉度を緩和するようにしたイヤホンが提案されている。
【0006】
ところで、ハウジングの一部に単に小孔を設けたのみでは、小孔の大きさに応じて中域から高域の周波数帯域で共振を発生させ、中域から高域の周波数帯域で音圧のピークを発生させた音圧周波数特性を劣化させてしまう。
【0007】
そこで、本発明は、使用者に左右されることなく良好な装着感を得ることができ、常に音質の良好な再生音響を得ることができ、しかも、使用者に応じて聞き取り音質が変化することがないイヤホンを提供することを目的に提案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述したような従来の問題点を解決し、上記目的を達成するため、本発明に係るイヤホンは、振動板収納部を備えるスピーカユニットと、上記スピーカユニットを収納するとともに上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と第1の通気孔と第2の通気孔とが形成されたハウジングと、上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、耳介への装着時に構成される、鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記第1の通気孔とに介在して上記第1の空間をイヤホン外部へ連通させる第1の通気抵抗体と、上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記第2の通気孔とに介在して上記第2の空間をイヤホン外部へ連通させる第2の通気抵抗体とにより、鼓膜とスピーカユニットと耳介装着部材により囲まれる空間が密閉されることにより発生する音の「コモリ」に起因する音質の劣化を防止する。
【0009】
また、本発明に係るイヤホンは、振動板収納部を備えるスピーカユニットと、上記スピーカユニットを収納するとともに上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と通気孔とが形成されたハウジングと、上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、耳介への装着時に構成される、鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記通気孔とに介在して上記第1の空間をイヤホン外部へ連通させる第1の通気抵抗体と、上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記通気孔とに介在して上記第2の空間をイヤホン外部へ連通させる第2の通気抵抗体とにより、鼓膜とスピーカユニットと耳介装着部材により囲まれる空間が密閉されることにより発生する音の「コモリ」に起因する音質の劣化を防止する。
【0010】
耳介への装着時に構成される鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる空間のイヤホン外部への連通は、ハウジングに設けられ通気抵抗体が介在された通気孔を介して行われる。これにより中域から高域の周波数帯域での共振の発生を抑え、低域から高域に亘って平坦な音圧周波数特性が得られ、音圧周波数特性の改善が図られる。
【0011】
また、本発明に係るイヤホンは、振動板収納部を備えるスピーカユニットと、上記スピーカユニットを収納するとともに、上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と間隙と上記スピーカユニットの背面側とハウジングにより囲まれた空間とが形成されたハウジングと、上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、耳介への装着時に構成される、鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記間隙とに介在して上記第1の空間を上記スピーカユニットの背面側と上記ハウジングにより囲まれた空間へ連通させる第1の通気抵抗体と、上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記スピーカユニットの背面側に配設され、上記第2の空間を上記スピーカユニットの背面側と上記ハウジングにより囲まれた空間へ連通させる第2の通気抵抗体とにより、鼓膜とスピーカユニットと耳介装着部材により囲まれる空間が密閉されることにより発生する音の「コモリ」に起因する音質の劣化を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るイヤホンを図面を参照して説明する。
【0013】
本発明に係るイヤホンは、図1及び図2に示すように、スピーカユニット1と、このスピーカユニット1を収納するイヤホン本体を構成するハウジング2を備える。ハウジング2は、合成樹脂を成形して形成され、耳介の凹部に装着される大きさを有する略球状に形成されている。ハウジング2は、直径R1を9〜11mmの大きさに形成されている。
【0014】
ハウジング2に収納されるスピーカユニット1は、図2に示すように、振動板3とこの振動板3を駆動する磁気回路部4を有し、これら振動板3及び磁気回路部4を収納ケース5に収納して構成されている。収納ケース5は、磁気回路部4を収納する小径の磁気回路収納部5aとこの磁気回路収納部5aより大径の振動板収納部5bを備えている。磁気回路部4は、磁気回路収納部5aに固定して取り付けられ、振動板3は、外周部を振動板収納部5bに支持され、磁気回路部4に対し進退可能に取り付けられている。収納ケース5の振動板3と対向する前面側には、振動板3から放射される音を透過させる多数の小孔が穿設されている。
【0015】
スピーカユニット1を収納するハウジング2は、図2に示すように、前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7を突き合わせて結合されて構成される。前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7は、突き合わせ面側にそれぞれ突設した係合爪片8,9を相対係合させることによって結合されることによりハウジング2を構成する。このとき、前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7の突き合わせ部は、ハウジング2の外周囲に巻装されるベルト10により密閉される。
【0016】
ハウジング2に収納されるスピーカユニット1は、後部ハウジング半体7内に突設したスピーカ支持部11と後部ハウジング半体7に結合される前部ハウジング半体6の内壁面とによって収納ケース5の振動板収納部5bが挟持されることによりハウジング2内に位置決めされて固定されている。ハウジング2は、後部ハウジング半体7内に突設されたスピーカ支持部11を介してスピーカユニット1を支持しているので、図2に示すように、スピーカユニット1の背面側と後部ハウジング半体7との間に背面側空間12が構成されている。
【0017】
ハウジング2に収納されたスピーカユニット1の背面側から外部接続コード13が引き出されている。外部接続コード13は、図1に示すように、後部ハウジング半体7の背面側から垂下するように突設されたコード保持部14に挿通されてハウジング2の外方に引き出されている。コード保持部14は、本発明に係るイヤホンを耳介に装着したとき、耳介の一部に係合して外部接続コード13の引き出し方向を規制する。
【0018】
前部ハウジング半体6の前面側の中央部には、耳介に装着したとき、耳介の凹部から外耳道に挿入される円筒状に形成された耳介挿入部15が一体に突設されている。耳介挿入部15に形成された開口部16は、スピーカユニット1の前面側から放射される音をイヤホンの外部に放音する放音部とされる。耳介挿入部15の先端側には、耳介挿入部15に形成された開口部16を囲むように、耳介装着部材17が取り付けられる。耳介装着部材17は、筒状に形成された耳介挿入部15への取付部18と、この取付部18の先端側から基端部側に向かって円弧状をなすように湾曲して折り返された弾性変位部19とを備える。耳介装着部材17は、取付部18の基端部側の内周囲に突設した係合突部20を耳介挿入部15の先端側の外周囲に設けた係合凹部21に係合させることにより、耳介挿入部15に着脱自在に取り付けられる。
【0019】
耳介装着部材17は、耳介に装着したとき、耳介の凹部から外耳道に倣って容易に弾性変形して耳介の凹部から外耳道を密閉し得るように、ゴムや発泡ウレタンなどの弾性を有する材料により形成されている。なお、図1及び図2に示す耳介装着部材17は、耳介に装着したとき、弾性変位部19のみが耳介の凹部から外耳道に倣って弾性変形すれば耳介の凹部から外耳道を密閉し得るので、弾性変位部19のみを容易に弾性変形し得る材料で形成してもよい。また、耳介装着部材17を同一の材料で一体で形成した場合には、弾性変位部19を取付部18に比し薄肉として容易に弾性変形し得るように形成してもよい。
【0020】
なお、本例のイヤホンは、ハウジング2に耳介挿入部15を設け、この耳介挿入部15に耳介装着部材17を取り付けるようにしているが、耳介挿入部15を設けることなく、前部ハウジング半体6の前面側に形成した開口部に直接取付部18を嵌合することによって耳介装着部材17を取り付けるようにしてもよい。
【0021】
また、耳介装着部材17は、耳介の凹部から外耳道に倣って容易に弾性変形して耳介の凹部から外耳道を密閉し得るものであれば、弾性部材を単に筒状に形成したのみのものであってもよい。
【0022】
上述したような耳介装着部材17を取り付けたイヤホンは、図2に示すように、耳介aに装着したとき、耳介装着部材17が耳介aの凹部bから外耳道cに倣って弾性変形して耳介aの凹部bから外耳道cを密閉するので、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間が密閉された空間27となる。この密閉された空間27をイヤホンの外部に連通させるため、ハウジング2の前部ハウジング半体6に複数の通気孔22が穿設されている。これら通気孔22は、耳介aに装着されたとき、耳介aの一部や耳介装着部材17によって覆われることがなく空間27をイヤホンの外部に連通可能となす位置に設けられる。本例では、通気孔22は、前部ハウジング半体6の取付部18が突設される前面側に穿設されている。これら通気孔22には、発泡ウレタン等の多孔質の弾性を有する材料からなる通気抵抗体23が介在される。ここに用いられる通気抵抗体23は、多孔質の発泡ウレタンをプレスして通気特性を調整したプレスウレタンが用いられる。具体的には、自然状態で0.7mmの厚さの発泡ウレタンを0.5mmの厚さに圧縮したプレスウレタンが用いられる。
【0023】
通気抵抗体23は、プレスウレタンをリング状に打ち抜いて形成され、図2に示すように、スピーカユニット1の放音面側の外周囲に嵌合するように配設され、前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7を突き合わせて結合したとき、各通気孔22を閉塞するようにスピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との間に挟持されてハウジング2内に配設される。このように、通気孔22を閉塞するように通気抵抗体23が介在されることにより、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27にスピーカユニット1から放音された音は、通気抵抗体23に漏洩抵抗が付与されて通気孔22を介してイヤホンの外部に漏洩される。
【0024】
特に、通気抵抗体23を弾性を有するプレスウレタンを用いることにより、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6との間に圧縮されて挟持され、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6間に隙間を発生させることなく埋めることができるので、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27にスピーカユニット1から放音された音を漏洩させることなく確実に通気抵抗体23を通気させて通気孔22に通過させることができる。
【0025】
通気抵抗体23は、通気孔22を介して漏洩する音に所定の漏洩抵抗を付与するように配設されればよく、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との間に挟持することなく、通気孔22の開口端を閉塞するように前部ハウジング半体6の内壁面に接着剤などを用いて接合して配設してもよい。さらに、通気抵抗体23は、通気孔22内に埋設するように配設してもよい。
【0026】
また、通気抵抗体23が介在される通気孔22は、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27をイヤホンの外部に連通する位置に設けられればよく、図3に示すように、耳介に装着したとき、耳介によって覆われることがなく耳介の外部に臨む耳介挿入部15の一部に通気孔22を設け、耳介挿入部15の内壁面に通気孔22の開口端を覆うように通気抵抗体23を接着剤などを用いて接合して配設してもよい。
【0027】
また、通気抵抗体23としては、プレスウレタンの他、音響抵抗体として機能する不織布などを用いることもできる。不織布のように弾性を有しない材料を用いたときには、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との間に挟持させたとき、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との間に隙間が発生し完全に密閉することができなくなるおそれがある。このような隙間が発生すると、スピーカユニット1から放音された音が隙間を介して直接イヤホンの外部に漏洩し、低域の音響特性を劣化させてしまう。そこで、通気抵抗体23に弾性を有しない不織布などを用いた場合には、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との突き合わせ面に接着剤などを塗布して隙間の発生を防止するようにする。
【0028】
また、本発明に係るイヤホンは、スピーカユニット1の背面側から放射される音を通気抵抗体25を介してハウジング12の外部に漏洩させるようにする。この場合、後部ハウジング半体7に通気孔26を設け、図2に示すように、通気孔26の開口端を通気抵抗体25により閉塞する。通気抵抗体25は、リング状に形成されて、スピーカユニット1の放音用の小孔が設けられた振動板収納部5bの背面側に嵌合するように配設される。そして、通気抵抗体25は、前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7を突き合わせて結合したとき、通気孔26を閉塞するように後部ハウジング半体7内に突設したスピーカ支持部11とスピーカユニット1とにより挟持されてハウジング2内に配設される。このように、スピーカユニット1の背面側に放射される音を通気抵抗体25を介してイヤホンの外部に漏洩させることにより、低域の音響特性を一層向上することができる。
【0029】
上述したイヤホンは、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれて密閉された空間27を通気抵抗体23を介在させた通気孔22を介してイヤホンの外部に連通するようにしているが、耳介に装着したとき、耳介に覆われることがなく耳介の外部に臨む耳介挿入部15若しくは耳介装着部材17の一部又は全部を通気抵抗を通する材料により形成するようにしてもよい。耳介挿入部15若しくは耳介装着部材17の一部を通気抵抗を有する材料により形成する場合には、2色モールド成形法を用いて形成することができる。
【0030】
ここで、本発明に係るイヤホンと先に提案されているイヤホンの音圧周波数特性を比較する。
【0031】
耳介に装着したとき、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27が密閉された状態にあるイヤホンの音圧周波数特性は、図4中Aに示すように、低域の音圧レベルが増強され、低域にいわゆる音の「コモリ」を発生させ音の明瞭度を低下させてしまっている。また、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた密閉された空間27を単に通気孔のみを介してイヤホン外部に連通させたイヤホンの音圧周波数特性は、図4中Bに示すように、中域の周波数帯域に共振に起因する音圧レベルのピークが発生し、音質を劣化させてしまう。
【0032】
本発明に係るイヤホンは、図4中Cに示すように、低域の音圧レベルが向上され、中域から広域に音圧レベルのピークを発生させることなく、低域から広域の周波数帯域に亘って平坦な音圧周波数特性を得ることができ、「コモリ」音などを発生させることなく高音質の音を聴取することができる。
【0033】
また、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27が密閉された状態にあるイヤホンは、耳介への装着状態で音圧周波数特性に大きなばらつきを生じさせてしまう。耳介に装着したとき、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27を完全に密閉した状態にあるときの音圧周波数特性は、図5中Dに示すような特性を示し、耳介に装着したとき、耳介挿入部材17と耳介との間に隙間が生じたような場合には、図5中Eに示すような特性を示し、耳介への装着状態により音圧周波数特性が大きく変化してしまう。
【0034】
これに対し、本発明に係るイヤホンは、耳介に装着したとき、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた空間27を完全に密閉した状態にあるときの音圧周波数特性は、図6中Fに示すような特性を示し、耳介に装着したとき、耳介挿入部材17と耳介との間に隙間が生じたような場合には、図6中Gに示すような特性を示し、耳介への装着状態に大きく左右されることなく略一定の音圧周波数特性を得ることができる。
【0035】
上述した本発明に係るイヤホンは、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた密閉された空間27に放音された音を通気抵抗体23を介してイヤホンの外部に漏洩するように構成されているので、通気抵抗体23を介してイヤホンの外部から入射される外部音響を聴取することが可能であるが、スピーカユニット1を収納したハウジング2の密閉性を向上させながら、低域の音圧周波数特性を改善するとともに、中域から高域の周波数帯域に発生する共振に起因する音圧レベルのピークを抑えた良好な音圧周波数特性を得ることができるものを構成することができる。
【0036】
ハウジング2の密閉性を向上しながら音圧周波数特性の改善を図るイヤホンは、図7に示すように、基本的な構成は、前述した図1及び図2に示すものと同様の構成を備えながら、ハウジング1に通気抵抗体23,25を介在させた通気孔22,26を設けることなくハウジング2の内部を密閉した状態とする。
【0037】
ハウジング2を構成する前部ハウジング半体6と後部ハウジング半体7の突き合わせ部とスピーカユニット1の外周部との間に、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた密閉された空間27に放音された音を後部ハウジング半体7側に形成された背面側空間12に透過するようになす。
【0038】
このイヤホンにおいても、スピーカユニット1と前部ハウジング半体6の内壁面との間に挟持された通気抵抗体23を設ける。このように、通気抵抗体23及び間隙31を設けることにより、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた密閉された空間27に放音された音は、通気抵抗体23を漏洩され、間隙31を介して大きな容量を有する背面側空間12に放射される。背面側空間12に放射された音のうち、特に低域の周波数帯域の音は、スピーカユニット1の背面側に放射される逆位相の音響振幅に吸収され、低域の周波数帯域における音圧レベルの増強が防止される。この場合にも、鼓膜dとスピーカユニット1と耳介装着部材17により囲まれた密閉された空間27に放音された音は、通気抵抗体23を介して背面側空間12に漏洩されるので、いわゆる「コモリ」の発生が解消され、良好な音質を有する音響特性を得ることができる。
【0039】
このイヤホンにおいても、スピーカユニット1の背面側に通気抵抗体25は配設され、スピーカユニット1の背面側から放射される音に通気抵抗が付与され、音圧周波数特性の制御が図られている。
【0040】
【発明の効果】
上述したように、本発明に係るイヤホンは、スピーカユニットを収納したハウジングに設けた放音用の開口部を囲んで開口部を弾性を有する耳介装着部材を設けるとともに、耳介への装着時に構成される鼓膜とスピーカユニットと耳介装着部材により囲まれる空間を通気孔と通気抵抗体を介してイヤホン外部或いはスピーカユニットの背面側とハウジングにより囲まれた空間に連通させることにより、鼓膜とスピーカユニットと耳介装着部材により囲まれる空間が密閉されることにより発生する音の「コモリ」に起因する音質の劣化を防止することができる。
【0041】
また、使用者の個性や装着状態に左右されることなく、低域から高域の周波数帯域に亘って良好な音圧周波数特性を得ることができ、音質の良好な音を聴取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るイヤホンの外観を示す斜視図である。
【図2】 上記イヤホンの内部構造を示す断面図である。
【図3】 本発明に係るイヤホンの他の例を示す断面図である。
【図4】 本発明に係るイヤホンと本発明に先行するイヤホンの音圧周波数特性を比較して示す音圧周波数特性図である。
【図5】 本発明に係るイヤホンと本発明に先行するイヤホンを装着状態を異にして耳介に装着したときの音圧周波数特性を比較して示す音圧周波数特性図である。
【図6】 本発明に係るイヤホンを装着状態を異にして耳介に装着したときの音圧周波数特性を比較して示す音圧周波数特性図である。
【図7】 本発明に係るイヤホンの更に他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スピーカユニット、2 ハウジング、6 前部ハウジング半体、7 後部ハウジング半体、15 耳介挿入部、16 開口部、17 耳介装着部材、22 通気孔、23 通気抵抗体

Claims (6)

  1. 振動板収納部を備えるスピーカユニットと、
    上記スピーカユニットを収納するとともに、上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と第1の通気孔と第2の通気孔とが形成されたハウジングと、
    上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、
    耳介への装着時に構成される鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記第1の通気孔とに介在して上記第1の空間をイヤホン外部へ連通させる第1の通気抵抗体と、
    上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記第2の通気孔とに介在して上記第2の空間をイヤホン外部連通させる第2の通気抵抗体と
    を備えるイヤホン。
  2. 上記振動板収納部の後面には上記第2の通気孔と連通して上記スピーカユニットの放音用の孔が設けられている請求項1記載のイヤホン。
  3. 上記通気抵抗体は、通気性を有する弾性材料によりリング状に形成され、上記スピーカユニットと上記ハウジングの内壁面との間に圧縮された状態で挟持されてなる請求項1記載のイヤホン。
  4. 上記通気抵抗体は、圧縮発泡ウレタンにより形成されたことを特徴とする請求項3記載のイヤホン。
  5. 振動板収納部を備えるスピーカユニットと、
    上記スピーカユニットを収納するとともに、上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と通気孔とが形成されたハウジングと、
    上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、
    耳介への装着時に構成される鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記通気孔とに介在して上記第1の空間をイヤホン外部へ連通させる第1の通気抵抗体と、
    上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記通気孔とに介在して上記第2の空間をイヤホン外部へ連通させる第2の通気抵抗体と
    を備えるイヤホン。
  6. 振動板収納部を備えるスピーカユニットと、
    上記スピーカユニットを収納するとともに、上記スピーカユニットの前面側からの音を放音する開口部と間隙と上記スピーカユニットの背面側とハウジングにより囲まれた空間とが形成されたハウジングと、
    上記開口部を囲んで配設される弾性を有する耳介装着部材と、
    耳介への装着時に構成される鼓膜と上記スピーカユニットと上記耳介装着部材により囲まれる第1の空間と上記間隙とに介在して上記第1の空間を上記スピーカユニットの背面側と上記ハウジングにより囲まれた空間へ連通させる第1の通気抵抗体と、
    上記スピーカユニットの上記振動板の後面の第2の空間と上記スピーカユニットの背面側に配設され、上記第2の空間を上記スピーカユニットの背面側と上記ハウジングにより囲まれた空間へ連通させる第2の通気抵抗体と
    を備えるイヤホン。
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