JP4144590B2 - バスバー回路構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ジャンクションボックス等の電気接続箱に収容されるバスバー回路構造に関するものである。
従来、自動車の配線等に使用されるジャンクションボックスの内部には、絶縁板に複数片のバスバーを装着して絶縁板上に回路を構成したものが組み込まれている。このようなバスバー回路構造において、例えば、図6に示されるように、絶縁板4上に複数片のバスバー1配置により所定のバスバー回路構造2を構成する場合、バスバー1における上向きや下向きに折曲されたタブ端子3a、3bにおける折曲前の展開状態を考えれば、図7に示されるような状態となる。
従って、一方のタブ端子3bにあっては、他のバスバー1のフラット状回路部1aの位置とオーバーラップした状態となっており、平板状のバスバープレート基材から単純にそれぞれの位置での各バスバー1の材料取りの設計を行うことができない。
このような場合には、原価低減を目的として、全体バスバー層数を減らすべく、一般に、他のバスバー1とオーバーラップ状態となるタブ端子3bを有するバスバー1を別位置で別途製作して、目的とする配置位置に後から並び替え配置するいわゆる後入れ方式で設計されていた。
即ち、図8に示されるように、タブ端子3bを有するバスバー1を他のバスバー1の側方位置で材料取りして、プレスで打ち抜き加工し(打ち抜き工程)、その後、図9に示されるように各タブ端子3a、3bをプレスで折り曲げ加工して折曲し(折曲工程)、各バスバー1をつないでいるブリッジ部分を切断する(ブリッジ切断工程)。
その後、側方に位置するタブ端子3bを有するバスバー1を目的とする配置位置に並び替え(バスバー並び替え工程)、絶縁板4を装着した後(絶縁板装着工程)、熱圧潰により各バスバー1を絶縁板4にカシメ止め5して(絶縁板カシメ工程)、図6に示されるような所望のバスバー回路構造2が形成される構造とされていた。
また、上記の後入れ方式と異なる方法として、他のバスバー1の回路位置とオーバーラップするタブ端子3b部分を、後で溶接等により接合するいわゆるタブ端子接合方式がある。
即ち、図10に示されるように、タブ端子3bを有するバスバー1におけるタブ端子3bを除いた状態で各バスバー1の材料取りを行って、プレスで打ち抜き加工し(打ち抜き工程)、その後、折り曲げが必要とされるタブ端子3aをプレスで折り曲げ加工して折曲する(折曲工程)。
次に、図11に示されるように、予め形成された接合用タブ端子3cをバスバー1の対応する位置に溶接やリベット等により接合した後(タブ端子接合工程)、各バスバー1をつないでいるブリッジ部分を切断する(ブリッジ切断工程)。
その後、前記同様に、絶縁板4を装着した後(絶縁板装着工程)、熱圧潰により各バスバー1を絶縁板4にカシメ止め5して(絶縁板カシメ工程)、図6に示されるような所望のバスバー回路構造2が形成される構造とされていた。
このように、タブ端子3cを溶接やリベット止め等により接合するものとして例えば、特許文献1や特許文献2に示される構成のものがある。
特開平11−215654号公報 特開2000−209742号公報
しかしながら、上記のようにブリッジ部分の切断後、バスバー1を並び替える後入れ方式によれば、バスバー層数の減少によるバスバー層および絶縁板4枚数の削減効果はあるものの、後入れ対象となるバスバー1がバスバー設計の基本外形(絶縁板4外形)から突出し、結果的にバスバープレート基材単品におけるサイズの大型化を招き、バスバー材料が著しく増えることから原価アップにつながるケースもあった。
また、このようなバスバー1の並び替えは手作業となり、手間がかかると共に並び替えによる位置ズレ状態の配置により後工程で変形を招くおそれもあった。
一方、上記タブ端子接合方式によれば、接合用タブ端子3cを予め形成しておいて溶接等により接合する方式であるため、上記のようなバスバープレート基材の大型化は防止できるが、他の回路と接続されるタブ端子3cはアライメントが要求されるため、接合時の取付位置の管理が難しく、その接合強度も要求されるという問題があった。
また、積層されるバスバー層位置に応じて、各種の長さを有する折曲形状のタブ端子3cを準備する必要もあった。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、バスバープレート基材の大型化を有効に防止して材料費の削減等によるコスト低減を図ると共に、タブ端子のアライメントや接合強度の問題も有効に解消できるバスバー回路構造を提供することにある。
前記課題を解決するための技術的手段は、バスバープレート基材から加工された複数片のバスバーが電気接続箱に収容されると共に、前記バスバーは上向きや下向きに折曲されたタブ端子を有してなるバスバー回路構造において、前記タブ端子を有する前記バスバーのタブ端子展開状態で、そのタブ端子と干渉する位置に配置される前記バスバーのフラット状回路部が、そのタブ端子と非干渉状態となるように分断状態で加工され、そのタブ端子の折曲状態で、互いに分断状態とされたバスバー端部同士を回路接続用バスバー片で接合されてなる点にある。
また、前記回路接続用バスバー片をカシメ加工により前記接合してなる構造としてもよい。
本発明のバスバー装着装置によれば、タブ端子を有するバスバーのタブ端子展開状態で、そのタブ端子と干渉する位置に配置される他のバスバーのフラット状回路部が、そのタブ端子と非干渉状態となるように分断状態で加工され、そのタブ端子の折曲状態で、互いに分断状態とされたバスバー端部同士を回路接続用バスバー片で接合されてなる構造とされているため、バスバープレート基材の大型化を有効に防止して材料費の削減によるコスト低減が図れると共に、タブ端子も折り曲げ加工する方式であり、タブ端子のアライメントや接合強度の問題も有効に解消できる。
また、バスバーのフラット状回路部を分断状態で加工し、その分断状態とされたバスバー端部同士を回路接続用バスバー片で接合する方式であるため、接合されるバスバー片のアライメントや接合強度もあまり要求されず、容易に接合でき、しかも、回路接続用バスバー片も所定幅、所定長さのフラット状のバスバー片を準備しておけばよく、構造の簡素化や種類数の削減が図れ、また、バスバープレート基材のプレスによる打ち抜き加工によって複数片のバスバー回路を構成する際に生じる不要部分をバスバー片として利用することもでき、この点からもコスト低減が図れる。
さらに、回路接続用バスバー片をカシメ加工により接合してなる構造とすれば、バスバー回路加工用のプレス装置を利用でき、溶接による接合のように別途設備を必要としない利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、上記従来と同様構成部分は同一符号を付す。
即ち、電気接続箱の一例としてのジャンクションボックスに収容されるバスバー回路構造2が図6に示される回路構造の場合、本実施形態においては、図1に示されるように、タブ端子3bを有するバスバー1におけるタブ端子3bの展開状態で、そのタブ端子3bと干渉する位置に配置されるバスバー1のフラット状回路部1aが、予めタブ端子3bと非干渉状態となるように分断された状態で打ち抜き加工され、そのタブ端子3bの折曲状態で、互いに分断状態とされたバスバー端部1b同士を回路接続用バスバー片7で接合した構造とされている。
このようなバスバー回路構造2を製造する場合には、図2に示されるように、タブ端子3bの展開状態で、そのタブ端子3bと干渉する位置に配置される各バスバー1のフラット状回路部1aがタブ端子3bと非干渉状態となるように、所定長さ離隔した分断状態となるように材料取りされて、バスバープレート基材をプレスで打ち抜き加工する(打ち抜き工程)。
次に、図3に示されるように、各タブ端子3a、3bをプレスで所定の向きに折り曲げ加工して折曲する(折曲工程)。その後、互いに分断状態とされた各バスバー1のバスバー端部1b同士を、分断された部分と略同幅の幅を有する細長板状のバスバー片7で、図4に示されるように、プレスによるかしめ加工や抵抗溶接等により互いに接合すると(バスバー片接合工程)、図5に示されるように分断されていた各バスバー1の接続状態が得られる。なお、8はカシメ加工や溶接等による接合部である。
この状態で、各バスバー1をつないでいるブリッジ部分を切断する(ブリッジ切断工程)。その後、絶縁板4を装着した後(絶縁板装着工程)、熱圧潰により各バスバー1を絶縁板4にカシメ止め5して(絶縁板カシメ工程)、図1に示されるような所望のバスバー回路構造2が形成される。
本実施形態は以上のように構成されており、バスバープレート基材における材料取りに際して、タブ端子3bと干渉する位置に配置されるバスバー1のフラット状回路部1aを分断状態で材料取りする方式であり、従来の後入れ方式のようなバスバープレート基材の大型化が有効に防止でき、材料費の削減によるコスト低減が図れる。
また、タブ端子3bは折り曲げ加工により構成するため、別途タブ端子を溶接する場合と比較して、アライメントや接合強度の問題も有効に解消できる。
さらに、バスバー1のフラット状回路部1aを分断状態で打ち抜き加工し、その分断状態とされたバスバー端部1b同士を回路接続用バスバー片7で接合する方式であるため、接合されるバスバー片7は各バスバー端部1b間の導通性能を確保すればよく、アライメントや接合強度もあまり要求されず、接合作業が容易に行え、容易に接合できる。
従って、従来の並び替えのような手間のかかる手作業が不要で、サイクルタイムの短縮化が図れると共に、バスバー片7の接合作業も自動化することが容易に可能となる。
また、回路接続用バスバー片7は所定幅、所定長さのフラット状、即ち細長板状のバスバー片を準備しておけば、各種場所に対応でき、構造の簡素化や種類数の削減が図れ、さらにまた、バスバープレート基材のプレスによる打ち抜き加工によって複数片のバスバー回路を構成する際に生じる不要部分をバスバー片7として利用することができ、この点からもコスト低減が図れる。
さらに、回路接続用バスバー片7をプレスによってカシメ加工により接合する構造とすれば、バスバー回路加工用のプレス装置を利用でき、抵抗溶接等による接合のように別途設備を必要としない利点もある。
なお、上記実施形態においては、バスバー回路構造2の一部を開示したものであり、このような回路に何ら限定されず、同様構成を有する各種のバスバー回路構造2に適用すればよい。
本発明の実施形態にかかるバスバー回路構造の要部平面図である。 同製造工程説明図である。 同製造工程説明図である。 同製造工程説明図である。 同製造工程説明図である。 バスバー回路構造の一例を示す要部平面図である。 タブ端子の展開状態説明図である。 従来の製造工程説明図である。 同従来の製造工程説明図である。 別の従来の製造工程説明図である。 同従来の製造工程説明図である。
符号の説明
1 バスバー
1a フラット状回路部
1b バスバー端部
2 バスバー回路構造
3a タブ端子
3b タブ端子
4 絶縁板
5 カシメ止め
7 バスバー片

Claims (2)

  1. バスバープレート基材から加工された複数片のバスバーが電気接続箱に収容されると共に、前記バスバーは上向きや下向きに折曲されたタブ端子を有してなるバスバー回路構造において、
    前記タブ端子を有する前記バスバーのタブ端子展開状態で、そのタブ端子と干渉する位置に配置される前記バスバーのフラット状回路部が、そのタブ端子と非干渉状態となるように分断状態で加工され、そのタブ端子の折曲状態で、互いに分断状態とされたバスバー端部同士を回路接続用バスバー片で接合されてなることを特徴とするバスバー回路構造。
  2. 請求項1に記載のバスバー回路構造において、
    前記回路接続用バスバー片をカシメ加工により前記接合してなることを特徴とするバスバー回路構造。
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