JP4143747B2 - 容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、中空容器の口頸部に嵌着して、開口部を密閉する構造にした合成樹脂性の蓋体に係わるもので、中でも、壜形状をした液体中空容器の口頸部に密接に嵌着した嵌合筒部と開口部を密閉する蓋部とをヒンジを介して開閉自在に連結して、開口部を開閉自在に密閉するようにしたヒンジ蓋を有する容器に於いて、使用済みとなって廃棄する際に、蓋部を容器本体から簡単に分離できるような構造にして、分別廃棄を可能にすると共に、不正開封がされたかどうかを簡単に識別できるようにしたヒンジ蓋体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガラスや合成樹脂等から成形されてなる壜形状をした各種の液体中空容器の開口部を密閉する蓋体として、最近は熱可塑性合成樹脂の射出成形により成形した再密閉が可能な各種の開閉蓋が一般に広く使用されるようになってきており、中でも、毎日使用される醤油や味醂等の液体調味料、あるいは、その他の頻繁に使用されるような液体を収容した中空容器には、その開口部を密閉する蓋体としては、開閉操作が簡単にできて便利であるヒンジ形式の密封蓋体が多用されるようになってきている。
【0003】
そして、上記のような液体を収容した各種の中空容器の開口部を密閉するのに用いるヒンジ蓋体は、中空容器の口頸部に密接に嵌着する嵌合円筒部と該嵌合円筒部にヒンジ部を介して開閉自在に連結した蓋部とから形成されると共に、前記嵌合円筒部の内筒壁に連接して開口部を密封した中蓋が引き千切り可能に形成されていて、該中蓋を千切り取らない限り内容物を注出することは不可能な構造をしている。
従って、このような構造をしたヒンジ蓋体が嵌着された中空容器は、不正に容器を開封して内容物を注出したり、容器内に異物を混入したりするのを防止することができて、且つ、開閉自在にした蓋部は密閉性も良くて、また、使い残しがある場合には、再び蓋部を簡単に密閉することができる等の利便性を有していることから広く使用されるようになっている。
【0004】
また、上記のような開閉自在な密閉構造をしたヒンジ形式の蓋体を用いた密封中空容器は、容器内の内容物が口頸部から漏れ出ることがないように緊密な密閉状態にすることができて、また、密封性の高い容器に収納された内容物は長期に保存することができることから、前記した蓋体が容器の口頸部に嵌着される嵌合筒部分を、中空容器の口頸部にできる限り強固に密着した状態に嵌着された構造になっている。
従って、このような構造をした蓋体が装着された容器が使用済みとなって廃棄する際に、蓋体を容器本体から取り外して分離しようとしても、素手では簡単に取り外すことはほとんど不可能な状態にある。
【0005】
上記したようにヒンジ蓋は色々な利便性を有していることから、近年の生活様式の変化に伴って、液体調味料に限らず各種の液体飲料その他が大量に消費されるようになるにつれて、これらの品物を収容した容器として上記した構造のヒンジ蓋を用いた中空容器が大量に生産されてその需要を満たしている。
しかし、これらの品物が大量に消費されるようになると同時に、その使用済みとなった容器がゴミとして大量に廃棄されるようになった結果、これら大量の使用済み容器をゴミとして処理することが、社会的に大きな問題を引き起こすようになるにつれて、これらの容器は一般の家庭ゴミとは分別して回収して、再生利用することが容器リサイクル法の施行で義務づけられることになった。
【0006】
ところが、従来から用いられている上記したようなヒンジ蓋が装着された中空容器は、色々な経済的および技術的な理由等により、ほとんどのものが容器本体と口頸部に嵌着された密閉蓋体とは異質の材料で構成されたものであるから、廃棄された容器を回収したそのままの状態で再生利用することはできない。
そこで、使用済みとなって廃棄されたこれらの容器を回収して再利用するには、容器本体と密閉蓋体とを分離してから原料として再生することが欠かせない条件であるから、このような不用になった容器を廃棄する際には、容器本体と密閉蓋体とを分離してから廃棄するか、または、容器だけを分別して回収した後で容器本体から密閉蓋体を分離しなければならないので、容器本体から蓋部を簡単に分離できることが、再利用するための必要な条件となってくる。
従って、上記のような容器に用いられた密閉蓋体を、容器本体から蓋部分だけを素手で簡単に分離できるような構造にして、回収、再生のために要する費用を低く抑えらることが、このような容器の再生利用を普及させるために欠かすことかできない条件になっている。
【0007】
ところで、上記したようなヒンジ式の蓋体を用いた中空容器が、使用済みとなって廃棄される際に、蓋体を容器本体から容易に分離することができるようにした分離手段を蓋体に設けたものとしては、実開平4−118348号や実開平5−34151号公報等に見るように、容器の口頸部に嵌着されるヒンジ蓋体の嵌合筒部の下端部に破断可能な薄肉部や弱化線を形成した分離手段を設けておいて、前記薄肉部を切除するための把持片を指先で摘んで引っ張るか、あるいは、開い状態の蓋部を掴んで引っ張っることにより前記嵌合筒部の下端部が切除されて、蓋体が容器本体から分離されるような構造にしたものが知られている。
【0008】
上記発明のヒンジ蓋体のように、嵌合筒部の下端部に破断可能な薄肉部や弱化線を設けておいて、嵌合筒部の下端部が切除してから蓋体を容器本体から分離する構造にしたものは、蓋体を分離するのに特別な道具を必要としないので、不要となって廃棄する時は何時でも蓋体を容器本体から分離することができて、また、上記のような構造をした蓋体は、切除して開口する中蓋と破断可能な嵌合筒部が設けられているので、不正に開封することができないようにもなっている。
【0009】
しかし、嵌合筒部の薄肉部や弱化線を破断するには、ある程度の引っ張る力を必要とするので、子供や老人等の指先の力が弱い人に取っては、簡単に引き千切ることができず、蓋体を分離するのが無理な場合があり、また、場合によっては、指先に掴んで引っ張る把持片や蓋部が途中で千切れて分離できなくなることもある。
更に、上記したようなヒンジ蓋体は、容器本体の口頸部に装着するための打栓作業時に、蓋体の嵌合筒部に設けた破断可能な薄肉部や弱化線部分等が破断する恐れもあって、分離手段を備えた蓋体として完全なものとは言えない。
【0010】
そこで、指先の力が弱い人でも、もう少し簡単に分離できるようにしたものとして、特開平9−142506号や特開2000−53156号公報等に見るように、栓抜きを用いて蓋体を分離できるように、容器の口頸部に嵌着されたヒンジ蓋体の嵌合筒部に、栓抜きを係合するための色々な形をした係合部を設けて、分離する際には王冠栓を抜く場合と同じ要領で、前記係合部に栓抜きの係止部を係合せしめると共に押圧部を蓋体の天板に当ててから、把持部を上方に押し上げることにより、天板部を支点とした梃子の原理を利用して、小さな力で蓋体を分離できるような構造をしたものが知られている。
【0011】
このように、分離手段として栓抜きを用いて容器本体から蓋体を分離するような構造にした蓋体は、大きな力を必要としないので、子供や病人でも簡単に分離することができるという利点がある。
しかし、蓋体を分離するには、常に栓抜きを用意しておくことが必要であり、また、栓抜きを用いて蓋体を分離するためには、予めヒンジ蓋体の蓋部分を切除してからでないと栓抜きの係合部を引っ掛けることができないという欠点があり、いささか面倒なことも残されている。
更には、栓抜きで蓋体を分離するには、蓋体の側面に栓抜きを係合させるための凹凸部を設けておくことが必要となるが、そのような凹凸部を設けた形状にした蓋体が装着された容器は、デザイン面での見栄えがいささか悪くなったりするので、商品に対して消費者が受け取る価値観が低下したり、また、蓋体の嵌合筒部に凹凸部を形成するには、従来から使用している成形金型に代えて別の成形金型を準備しなくてはならないという欠点もある。
【0012】
そこで、上記したようにヒンジ形式の蓋体を用いた中空容器に関しては、容器本体から蓋体を確実に、且つ、容易に分離することができるようにするために、分離手段として栓抜きを用いて分離する方法があるが、従来のような構造をしたヒンジ蓋体には、上記したように色々な改良をしなければならない欠点があることから、それらの欠点をなくすための工夫が色々となされている。
例えば、特開平7−285570号や特開2000−103449号公報等に見るような構造にヒンジ蓋体を形成することにより、中空容器に嵌着されたヒンジ蓋体の蓋部を切除することなしに、栓抜きを用いて蓋体を分離可能にしたものが色々と提案されている。
【0013】
上記の発明のようにしたヒンジ蓋体は、その蓋部を無理に切除しなくても、そのままの状態で簡単に栓抜きをヒンジ蓋体に引っ掛けることができるような構造にして、蓋体を容器本体から簡単に引き抜いて分離できるように形成したものである。
例えば、図6に示したように、栓抜き27を係合せしめるヒンジ蓋の外筒22の剛性突起22aに対応した支点となる中蓋24の注出筒25の一部25aを薄肉状に形成しておくことにより、剛性突起22aに係止した栓抜き27の押圧部27aで薄肉部25aを押圧すると、薄肉部が内側へ容易に変形して押し曲げられて噛み込んだ状態になり、その部分25aを支点とする梃子の作用で柔軟な中蓋24と剛性の外蓋26とを一体にしたままで容器の口頸部2aから分離できるように形成されている。
【0014】
ところが、このような構造をしたヒンジ蓋体が装着された容器は、使用済みとなって廃棄する時に栓抜きを用いて蓋体を容器本体から確実に分離することができるので便利ではあるが、その反面で、このような構造をしたヒンジ蓋体が装着された容器は未使用の状態のままで、蓋体を容器本体から確実に分離することができるので、一度蓋体を外しておいてから、中身を入れ換えたり、異物を混入した後で、再び蓋体を容器本体の口頸部に装着することが可能であるから、不正な行為が行われる恐れがないとは言えない。
そして、仮にそのような不正な行為が行われたことがあったとしても、一般の消費者にとっては、当該商品は未だ開封されていない正品なのか、悪戯をされた不正品なのかを、簡単に且つ正確に判別するのは非常に困難なことである。
【0015】
ところで、従来から用いられている不正開封を防止したヒンジ形式の蓋体としては、実開平4−21460号や実開平4−35553号公報等に見るように、ヒンジ蓋を開口するための押圧片に、蓋部の嵌合筒外壁に薄肉部を介して設けられた係合突起を係合せしめて開封不能とした不正開封防止片としたようなものが一般的であるが、このような蓋体はヒンジ蓋全体を分離、開封して不正を行うようなことを防止することが考慮されていない。
そこで、上記したように容器本体から蓋体を簡単かつ正確に分離することができるような構造に形成されたヒンジ蓋体が装着された容器に於いて、栓抜きを用いて容器本体から蓋体を分離してから、中身を入れ換えたり、異物を混入したりした後に、再び蓋体を容器本体の口頸部に装着するような不正行為が行われた場合には、不正な開封を行った痕跡がはっきりと蓋体に残されるような構造にした蓋体が、実開平6−32351号や特開平9−193960号公報等に提案されている。
【0016】
これらの発明のヒンジ蓋体は、例えば図7に示したように、容器本体41の口頸部41aに嵌合固定される中蓋43を有するヒンジ蓋体45の嵌合外筒壁42の側面下部に、不正開封防止片を兼ねた切除可能なミシン目や薄肉部42bを形成した切り欠き部分42aを設けておいて、前記ミシン目や薄肉部42bを切除してから前記切り欠き部分42aに栓抜き10を係合せしめることにより、ヒンジ蓋体45を容易に容器本体41から取り外し可能な構造に形成されたものである。
従って、上記のようなヒンジ蓋体45が装着された容器に於いて、蓋体を開封して不正な行為を行うには、図8に示される中蓋43の開口片43aを43bで破断して切除するか、又は、ヒンジ蓋体45の筒状壁42の切り欠き部42aをミシン目42b部分で切除してから栓抜きを用いて除去するかしない限り、密封された容器の開口部を開封することができないので、上記発明のヒンジ蓋体45は、容器が開封されたか否かを切り欠き部42aまたは開口片43aが存在するか否かで容易に認識することができるような構造となっている。
【0017】
しかし、このような構造にした蓋体を装着した容器は、不正開封防止を兼ねて切除可能にした開口片や切り欠き部分が設けられたままであるか否かで、正品であるか不正品であるかを判別することができるが、不用となって廃棄する際には、栓抜きを係合せしめるための切り欠き部分を切除しなければ、栓抜きを係合することができないので、やや面倒な点がある。
また、このように特別な構造をした蓋体を射出成形により一体成形するためには、その成形金型の構造がやや複雑なものとなるから、従来から用いている成形金型を利用して成形することが困難であり、できるだけ蓋体の製造コストを低く抑えるようにして成形することは難しく、いささか不満足なものである。
【0018】
そこで、ヒンジ蓋体に於いて、蓋部分や嵌着筒部の不正防止片を切除しなくても、栓抜きを用いて容器本体から蓋体を容易に分離することができるような構造にすると共に、該蓋体を容器本体から分離して不正な行為を行ってから再び容器本体に装着した場合には、不正開封が行われたことを簡単に判別できるような痕跡が残される構造にした蓋体の出現が望まれる。
そして、そのような蓋体は、商品価値を低下させるような外観の悪さを呈さないような構造のヒンジ蓋体にすると共に、そのような構造をした蓋体を成形するのに、従来から用いてきた成形金型を利用した成形金型により形成することができる構造にして、ヒンジ蓋体を簡単に、且つ、安価に製造できることが必要である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、上記したようなヒンジ蓋体に於ける種々の問題点や難点を解決しようとして、使用済みとなって廃棄される空の容器を資源として有効に再利用できるようにすると共に、未使用の容器が不正に開封されるのを防止するために、容器本体とは異なる材質で形成されたヒンジ蓋体が口頸部に嵌着された中空容器に於いて、ヒンジ蓋体の蓋部分や嵌合筒部の一部を切除したりしなくても、栓抜きを用いて容器本体からヒンジ蓋体を容易に分離することができるような構造にしたヒンジ蓋体を形成すると共に、不正開封が行われた蓋体には痕跡がはっきりと残されて、簡単に判別できるような構造をした蓋体に形成して、更に、該ヒンジ蓋体は従来のヒンジ蓋体よりも簡単な構造にすると共に、成形するには従来から蓋体の成形に用いられてきた成形金型を利用して簡単に成形できる構造にして、成形された蓋体は、安価で商品の価値を低下させなくて見栄えのある外観を有するヒンジ蓋体を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記したような目的を達成するために、液体等を収容する中空容器の口頸部に嵌着する蓋体を、容器の口頸部の開口端部に接する縁部と該縁部に連接して口頸部の内周面に密着嵌合する断面がU字状の環状凹溝をした嵌合部と該嵌合部の内筒端部に連接した引き裂き可能な蓋部とからなる中蓋を形成して、中空容器の口頸部に嵌合された該中蓋の嵌合部の凹溝内に嵌合する内筒壁部と口頸部の外周面に密着嵌合する外筒壁部とをフランジ状の頂壁部により連結して嵌合筒部を形成すると共に、前記外筒壁部の一端に設けたヒンジ部を介して開閉自在な蓋部を連結してヒンジ蓋を形成して、更に、前記外筒壁に設けたヒンジ部を避けた部分に栓抜き係合部が係合する係合突起部を形成してなるヒンジ蓋を、前記中蓋に嵌合せしめて一体にすることにより、中空容器の口頸部に着脱自在に嵌着可能なヒンジ蓋体を構成する。
【0021】
上記したような構造にしたヒンジ蓋及び中蓋は、それぞれ熱可塑性合成樹脂の射出成形により一体に成形されて、中蓋の蓋部分は、薄肉状に形成された環状のV字溝が切除可能に形成されると共に、切除される蓋部分の上面には連結された環状の摘まみ片が形成されて、該摘まみ片が上方へ引き上げられることにより前記環状の薄肉部分が引き裂かれて蓋部が切除されて、注出開口部が現れて内容物が注出可能に形成されている。
また、前記中蓋に嵌合するヒンジ蓋の嵌合筒部の外筒壁部の下端部分に、栓抜きの係合部分を係合するための略逆L字状をした係合突起部を形成すると共に、該係合突起部の栓抜きの係合部が係合する係合突起部分の下部に、栓抜きの係合部が食い込むように薄肉部または破断可能な連結片を形成して、栓抜きの係合部が前記係合突起部に確実に係合するように形成して、栓抜きによりヒンジ蓋体を容器本体の口頸部から分離可能な構造にして、該ヒンジ蓋を前記中蓋に嵌合せしめて一体にして開封されたことが容易に判別できるようにしたヒンジ蓋体を構成する。
【0022】
【発明の実施の態様】
熱可塑性合成樹脂の射出成形により中空容器の口頸部に着脱自在なヒンジ蓋体を形成するのに、中空容器1の口頸部1aの開口端部1bに接する鍔部(縁部)2aと該鍔部に連接して口頸部1aの内周面に密着する内外筒状体2b,2cからなるU字状をした嵌合部2と該嵌合部の内筒2cに環状のV字状をした薄肉部3aを介して切除可能に連接した蓋部3とからなる中蓋を形成すると共に、前記蓋部3の上面には環状の摘まみ片3bを設けて一体に成形して、該摘まみ片3bを指先に掴んで引き上げることにより前記蓋部3がV字状の薄肉部3aで引き裂かれて切除されるような構造にした中蓋体4を一体射出成形して、容器が不正に開封されたものであるか否かが判別できるようにした中蓋体4を構成する。
【0023】
また、上記中蓋体と同様に熱可塑性合成樹脂を射出成形して、中空容器1の口頸部1aに嵌合する前記中蓋体4の嵌合部2の環状凹溝に嵌合する内筒壁5aと口頸部1aの外周面に嵌合する外筒壁5bとを頂壁部5cにより連結した内外筒からなる嵌合筒部5を形成して、該嵌合筒部の頂壁部5cに蓋部6の開口縁6aに係止する係合片5dと蓋部6の頂壁内面に設けた密閉片6bに密着する注出筒5eとを形成して、更に、前記嵌合筒部の外筒壁5b部にヒンジ8を介して開閉自在に蓋部6を連結してヒンジ蓋7を形成すると共に、前記外筒壁5b部に栓抜き10等が係合する係合突起9を形成するのと同時に、該係合突起9の下面又は側面には栓抜き等の係合部が係合して破断可能な薄肉部や連結片9aを形成して、前記中蓋体4に嵌合可能なヒンジ蓋7を形成する。
【0024】
前記のように成形されたヒンジ蓋7を、その内筒壁5aが上記したように成形した中蓋の嵌合部2のU字状凹溝に密着するように嵌合せしめて、ヒンジ蓋7の外筒壁5bと中蓋体4の嵌合部2の外筒壁との間に中空容器の口頸部1aを着脱可能に嵌合できるように形成して、栓抜き10により容器本体1から簡単に分離可能にしたヒンジ蓋体Aを構成する。
このような構成をしたヒンジ蓋体Aが装着された中空容器を、不用となって廃棄する際には、栓抜き10又はそれに代わるものを前記係合突起9に係合せしめて、ヒンジ蓋7の天板部を支点としてヒンジ蓋7を上方へ引き上げることにより容器本体からヒンジ蓋体Aを簡単に分離してから廃棄される。
【0025】
【実施例】
本願の発明である容器本体から簡単に分離可能なヒンジ蓋体について、図面を参照しつつ、具体的に最適な実施例に基づいて、以下に詳細に説明する。
本願発明のヒンジ蓋体は、図1に示すように、中空容器1の口頸部1aに嵌着する嵌合筒部5と容器の開口部を密閉する蓋部6とをヒンジ部8を介して開閉自在に連結してヒンジ蓋7を形成すると共に、該ヒンジ蓋の嵌合筒部5の外筒壁部5bに略逆L字状をした栓抜き等を係合せしめる係合突起9を形成してなるヒンジ蓋を熱可塑性樹脂の射出成形により一体に成形して、該一体成形したヒンジ蓋7の嵌合筒部5の内筒壁部5aを別体に成形されて容器の口頸部1aに嵌合される中蓋体4の嵌合溝部2内に嵌合して一体化せしめてヒンジ蓋体Aとなしたものを、中空容器1の口頸部1aに嵌合、固定したものである。
【0026】
上記したヒンジ蓋体Aの具体的な構造は、図2に断面で示すように、液体を収容した中空容器1の口頸部1aの開口端部1bに密接するフランジ状の鍔部2aと該鍔部に連接して容器口頸部1aの内周面に密着する内外筒状体2b,2cからなる断面がU字状をした嵌合溝部2と該嵌合溝部の内筒2c端部に環状のV字状をした薄肉部3aを介して引き裂き可能に連接した蓋部3とからなる中蓋部を形成すると共に、前記蓋部3の上面に環状の摘まみ片3bを連接して開口可能に形成してなる中蓋体4を、熱可塑性樹脂の射出成形により一体成形して、該中蓋に別体に成形された下記のような構造をしたヒンジ蓋7を嵌合せしめてヒンジ蓋体に形成されたものである。
【0027】
上記した中蓋体4に嵌合されるヒンジ蓋7は、中空容器1の口頸部1aに嵌合して固定される中蓋体4の嵌合部2の凹溝に嵌合可能に形成した内筒壁5aと該内筒壁に連接した頂壁部(連結壁)5cと該頂壁部に連接して容器の口頸部1aの外周面に嵌着するように形成された外筒壁5bとから嵌合筒部5が形成されると共に、前記頂壁部5cの上周面には、蓋部6の開口縁6aに係合、密着するように設けた係合片5dと蓋部6の頂壁部の内面に突設した環状の密閉片6bに密着するように設けた注出筒5eとが形成されている。
更に、前記嵌合筒部5の外筒壁部5bにはヒンジ部8を介して蓋部6が開閉自在に連結されると共に、前記外筒壁部5bの側壁面には栓抜き10が係合する逆L字状をした係合突起9が形成されて、該突起の逆L字状下端部は薄肉状に形成されて破断し易い構造をしたヒンジ蓋7に形成されている。
そして、このような構造に形成されたヒンジ蓋7は、熱可塑性樹脂の射出成形により一体構造に成形される。
【0028】
上記のようにして成形されたヒンジ蓋7は、上記したように別体に成形された中蓋体4の嵌合部2の凹溝に、その嵌合筒部5の内筒部5aを嵌合せしめて一体化されて、中空容器1の口頸部に着脱可能なヒンジ蓋体Aに形成される。
そして、上記のような構造にしたヒンジ蓋7の外筒壁5bに形成された栓抜き10の係合部が係合する逆L字状の係合突起9は、逆L字の先端部が蓋部6の天板よりやや下に位置するように設けられて、また、逆L字状下端部は破断し易いようにした薄肉部または連結片9aが形成されていて、栓抜き10の係合部を係合突起9のL字面に当がってからヒンジ蓋体Aを上方へ引き上げようとすると、図3(a)に示した係合突起9のL字部分の薄肉部9aは、簡単に破断されて図3(b)に示したような形状となって痕跡が残る。(係合突起9に連結片9aが形成された場合には、図4(a)に示す形状のものが図4(b)に示すような形状になる。)
【0029】
そして、上記したようにして形成されたヒンジ蓋体Aが、各種液体が収容されてなる中空容器1の口頸部1aに嵌着されると、中蓋体4の嵌合部2の環状凹溝壁が口頸部内面に密着するように嵌合されると同時に、ヒンジ蓋7の嵌合筒部5の外筒壁5bが口頸部1aの外周面に密着するように嵌合されて、前記ヒンジ蓋体Aは中空容器の口頸部1aに着脱可能に固定された状態になって、容器の開口部1aを開閉可能に密閉したヒンジ蓋体Aが装着された液体中空容器1の製品が形成される。
この時、ヒンジ蓋体Aの嵌合筒部5の外筒壁5bに形成された栓抜き10が係合する係合突起9は、逆L字状の先端部が蓋部6と嵌合筒部5との係合面よりも上の位置で、蓋部6の天板面よりも下に位置にあるように設けて置く方が、容器本体からヒンジ蓋体を分離する操作を行い易い。
【0030】
上記のような構成をしたヒンジ蓋体Aが装着された中空容器1は、使用する際してはヒンジ蓋体の蓋部6を開いてから、中蓋体4に設けられている環状摘まみ片3bに指先を掛けてから引き上げることにより、蓋部3は環状の薄肉部3aで簡単に引き千切られるので、蓋部3を中蓋体4から切除して容器の口頸部に開口した後で、容器本体を手に持って傾けるようにすれば、内溶液が注出筒5eから注出される。
【0031】
上記のようにして使用して容器が空になったり、不用となったりして容器を廃棄する場合に、栓抜き10を用いてヒンジ蓋体Aを容器本体1から分離するために、図1に示したようにして、栓抜きの係合部が前記係合突起9の逆L字状下端部に当てがって引き上げようとすると、栓抜きの係合部が係合突起9の下端面に噛み込もうとして薄肉部や連結片9aが破損してがっちりと係合されて、口頸部1aに嵌着されたヒンジ蓋体Aは、蓋部6の天板を支点とした梃子の作用による小さな力で嵌合筒部5と口頸部1aとの間の嵌合関係が解かれて、容器本体1から簡単に分離される。
そして、栓抜きの係合部が係合した係合突起9部には、図3(a)または図4(b)に示したように、薄肉部または連結片9a部分には栓抜きにより破断された痕跡がはっきりと残されることになる。
【0032】
以上、中空容器の開口部を開閉自在に密閉するヒンジ蓋体Aとして、容器の口頸部1aの内周面に嵌着される嵌合筒部2と該嵌合筒部に切除可能に連接した蓋部3からなる中蓋体4と、該中蓋体の前記嵌合筒部の凹溝に嵌合する内筒壁5aと口頸部の外周面に密接に嵌着する外筒壁5bとからなる嵌合筒部5と、該外筒壁5bにヒンジ部8を介して蓋部6を開閉可能に連結したヒンジ蓋7とを、嵌合せしめて一体化して構成したヒンジ蓋体Aに、栓抜きAが係合部する係合突起9を破断可能にして設けたヒンジ蓋体について説明したが、本願発明のヒンジ蓋体は、このように別体に成形された中蓋体4にヒンジ蓋7を嵌合して一体化したもの限られるものではない。
【0033】
例えば、図5に示すように、中空容器11の口頸部11aの内面に密着される内筒部12bと口頸部の外周面に嵌合する外筒部12aとを口頸部上端面に接する頂壁部12cにより連接して嵌合筒部12を形成して、該嵌合筒部12の外筒壁部12aにヒンジ部を介して外蓋14を開閉可能に連結してヒンジ蓋17を形成すると共に、前記嵌合内筒部12bに破断可能な薄肉部13aを介して連接された中蓋13を形成してなるものを、熱可塑性合成樹脂の射出成形により成形して、ヒンジ蓋と中蓋とが一体構造に成形された従来のヒンジ蓋体15に於いて、前記嵌合筒部12の外筒部12aのヒンジ部を避けた位置に逆L字状をした栓抜きの係合部が係合する係合突起9を設けると共に、該係合突起9の下端部に破断し易い薄肉部または連結片9aを形成することにより、容器本体から簡単に分離可能なヒンジ蓋体を構成したものにしてもよい。
【0034】
このようにして形成された本願発明のヒンジ蓋体が装着された液体中空容器の製品は、ヒンジ蓋内の中蓋体の蓋部を切除するか、ヒンジ蓋体を分離するかしないと、容器本体内の内容物を注出することはできないものである。
従って、このような製品に於いては、商品である内容物を収容した中空容器内に異物を混入したり、内容物を盗み取りしたりする等の悪戯をしようとすれば、前記した蓋部3を切除して開口するか、ヒンジ蓋体Aを栓抜き等で分離しない限り不可能であるから、外見から容器が開封されたか、否かをすぐに判別することができるので、不正開封による悪戯を防止することができる。
【0035】
また、上記のようにして形成された中空容器の口頸部に嵌着するヒンジ蓋体は、図3および図4に示されるように、ヒンジ蓋体を分離するために嵌合筒部の外筒部の側壁に設けられた栓抜きが係合する係合突起が破損し易い構造に形成されているので、このような係合突起9は容器の不正開封を防止するのを兼ねたものであると同時に、その形状は容器の見栄えを悪くするようなヒンジ蓋体にする程のものではない。
【0036】
【発明の効果】
本願発明のような構造に成形されたヒンジ蓋体が口頸部に装着された中空容器は、容器内の内容物が使用済みとなって廃棄される際に、または、廃棄されたものを回収して再利用される際に、容器の蓋部を閉じた状態のままで、栓抜き等を用いて嵌合筒部の外筒壁に設けた係合突起を上方に引き上げることにより、口頸部に強く嵌合されたヒンジ蓋体は容器本体から簡単に分離することができるので、指先の力が弱い子供や老人等も容器本体と蓋体とを分別して廃棄することができるので、使用済みの容器の再生利用が促進される。
【0037】
また、本願発明のような構造をしたヒンジ蓋体が装着された容器は、不正に開封するような行為が行われた場合には、中蓋や栓抜きの係合突起に開封した痕跡がはっきりと残されているので、簡単に見分けることが可能である。
そして、本願発明のような構造にしたヒンジ蓋体は、従来から射出成形に用いてきた成形金型を利用した金型を用いて成形することも可能であるから、容器本体から簡単に分離することができるようにしたヒンジ蓋体を、安価に生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中空容器に装着した本願発明のヒンジ蓋体を開いた斜視図である。
【図2】本願発明のヒンジ蓋体を中空容器に装着した部分断面図である。
【図3】ヒンジ蓋体に設けた係合突起に薄肉部を設けた部分拡大図(a)とその破断図(b)である。
【図4】ヒンジ蓋体に設けた係合突起に連結片を設けた部分拡大図(a)とその破断図(b)である。
【図5】本願発明の別のヒンジ蓋体を中空容器に装着した部分断面図である。
【図6】容器の口頸部に装着した従来のヒンジ蓋体を分離する断面図である。
【図7】本願発明の先行例のヒンジ蓋体を装着した容器の斜視図である。
【図8】図7に示すヒンジ蓋体の部分断面である。
【符号の説明】
1. 中空容器
1a.口頸部
2. 嵌合部
2a.縁部
2b.嵌合内筒
2c.嵌合外筒
3. 蓋部
3a.薄肉部
3b.摘み片
4. 中蓋体
5. 嵌合筒部
5a.内筒壁
5b.外筒壁
5c.頂壁部
5d.係合片
5e.注出筒
6. 蓋部
6a.開口縁
6b.密閉片
7. ヒンジ蓋
8. ヒンジ部
9. 係合突起部
9a.薄肉部
9b.連結片
10.栓抜き

Claims (5)

  1. 中空容器の口頸部の内周面に密着される内筒部と口頸部の外周面に嵌合する外筒部とを口頸部の開口端に接する頂壁部により連接して嵌合筒部を形成して、該嵌合筒部の外筒壁部にヒンジ部を介して外蓋を開閉可能に連結してヒンジ蓋を形成すると共に、前記嵌合筒部の内筒部に破断可能な薄肉部を介して蓋部を連接して中蓋を形成して、ヒンジ蓋と中蓋とを一体構造となしたヒンジ蓋体を形成して、前記嵌合筒部の外筒部に栓抜き等の係合部が係合する係合突起部をヒンジ部を避けて略逆L字状に形成すると共に、該係合突起部の下端部が破断可能に形成されてなることを特徴とする容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体。
  2. 中空容器の口頸部の開口端に接する鍔部と該鍔部に連接して口頸部の内周面に嵌合密着する内外筒からなる環状凹溝をした嵌合部と該嵌合部の内筒端部に薄肉部を介して切除可能に連接した蓋部とから形成されてなる中蓋体に、前記中蓋体の嵌合部の環状凹溝に嵌合する内筒部と中空容器の口頚部の外周面に嵌着する外筒部とを頂壁部により連接して嵌合筒部を形成すると共に、該嵌合筒部の外筒壁部にヒンジ部を介して蓋部を開閉自在に連結して形成されてなるヒンジ蓋を、前記嵌合筒部の内筒部が前記中蓋体の嵌合部の環状凹溝に嵌合して一体になるように嵌合せしめて中空容器の口頸部に着脱可能なヒンジ蓋体を形成して、該ヒンジ蓋体の嵌合筒部の外筒壁部に栓抜き等を係合する係合突起部をヒンジ部を避けて略逆L字状に形成すると共に、該係合突起の下端部が破断可能に形成されてなることを特徴とする容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体。
  3. 前記係合突起部は、略逆L字状をした形状の上端部がヒンジ蓋体の嵌合筒部と蓋部との係合面よりも上で、蓋部の天板よりも下の位置に存在するように形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体。
  4. 前記係合突起部は、略逆L字状をした 下端部の栓抜き等を係合する部分に破断可能な薄肉部が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体。
  5. 前記係合突起部は、略逆L字状をした 下端部の栓抜き等を係合する部分に破断可能な連結片が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する容器本体から容易に分離可能なヒンジ蓋体。
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