JP4143196B2 - ナースコール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係わり、看護婦による迅速な看護業務の遂行が図れるナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のナースコール装置として、図3のブロック図に示す構成のナースコール装置が提案されている。
同図に示すナースコール装置は、データ受信回路110、呼出音発生回路111、拡声スピーカ112、複数の病室にそれぞれ割り当てられた呼出表示灯113a、113b、・・・を制御(点灯、消灯)する表示回路113、通話回路114、レシーバおよびマイクからなるハンドセット115が備えられナースステーションに設置されるナースコール親機101と、データ送受信回路120、呼出音発生回路121、拡声スピーカ122、表示回路123、通話回路124、親機スピーカ125、親機マイク126が備えられ巡回時等の看護婦が携行する1つ以上の携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・と、呼出ボタン130、呼出検出回路131、通話回路132、子機スピーカ133、子機マイク134が備えられ病室内のベッドサイドにそれぞれ設置される複数のナースコール子機103a、103b、・・・と、データ送信回路140、部屋番号設定回路141、通話制御回路142が備えられ病室の出入口近傍にそれぞれ設置される複数のアダプタ104a、104b、・・・と、データ受信回路150、呼出検出回路151、部屋番号判別回路152、メモリ153、呼出データ生成回路154、データ送信回路155、データ送受信回路156、通話制御回路157が備えられた主装置105とで構成されている。尚、ナースコール子機103a、103b、・・・、およびアダプタ104a、104b、・・・がそれぞれ設置された病室の部屋番号は、部屋番号設定回路141の適宜な操作により、「101」号室、「102」号室、・・・に予め設定されているものとする。
【0003】
このように構成されたナースコール装置において、「101」号室の入院患者が看護婦を呼び出すためにナースコール子機103aの呼出ボタン130を押下すると、呼出検出回路131がこの操作を検出しアダプタ104aのデータ送信回路140から「101」号室の部屋番号情報が含有された呼出信号S101が出力される。この呼出信号S101は主装置105のデータ受信回路150を介して呼出検出回路151、部屋番号判別回路152にそれぞれ入力され、呼出検出回路151は入力された呼出信号S101をなす部屋番号情報より、「101」号室の入院患者からの呼び出しを検出した呼出検出信号S102を呼出データ生成回路154に出力する。また、部屋番号判別回路152は入力された呼出信号S101をなす部屋番号情報とメモリ153をなす図4の模式図に示す表示位置テーブル153aおよび部屋番号テーブル153bとを照合して、呼び出した「101」号室に該当するナースコール親機101の呼出表示灯113aを点灯させるとともに、携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・の表示回路123にて部屋番号である「101」を文字表示させるための呼出報知制御信号S103を呼出データ生成回路154に出力する。
【0004】
呼出データ生成回路154は入力された呼出検出信号S102および呼出報知制御信号S103を信号処理し、図5の模式図に示すように呼び出す親機の種類を判別する制御データ(ここでは、ナースコール親機101を「01」、携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・を「02」とする。)を先頭に、呼び出した病室に該当するナースコール親機101の当該呼出表示灯を点灯させる制御データからなる親機呼出信号S104、携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・の表示回路123にて呼び出した病室の部屋番号を文字表示させる制御データからなる携帯型親機呼出信号S105をそれぞれ出力する。
【0005】
親機呼出信号S104はデータ送信回路155、ナースコール親機101のデータ受信回路110を介して呼出音発生回路111、表示回路113にて入力検出される。これにより、拡声スピーカ112から呼出音が放音されるとともに呼出表示灯113aが点灯され、ナースステーション内の看護婦に「101」号室の入院患者からの呼び出しが報知される。また、携帯型親機呼出信号S105はデータ送受信回路156にて信号変換された赤外線等のワイヤレス信号S105aとして携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・にそれぞれ無線伝送され、データ送受信回路120にて電気信号に信号変換された携帯型親機呼出信号S105bとして呼出音発生回路121、表示回路123にてそれぞれ入力検出される。これにより、拡声スピーカ122から呼出音が放音されるとともに表示回路123にて部屋番号である「101」が文字表示され、各携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・を携行した看護婦に「101」号室の入院患者からの呼び出しが報知される。
【0006】
上述の呼出報知手段により、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認したナースステーション内の看護婦が、当該携帯型ナースコール親機を携行した看護婦の呼出応答前においてナースコール親機101のハンドセット115を取り上げ呼出応答すると、通話回路114、主装置105の通話制御回路157、アダプタ104aの通話制御回路142、ナースコール子機103aの通話回路132を介して子機スピーカ133および子機マイク134間の通話路が形成され通話が成立するとともに、主装置105の通話制御回路157の制御により、ナースコール子機103aの子機スピーカ133および子機マイク134から各携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・の親機スピーカ125および親機マイク126間の通話路が形成され携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・はそれぞれ話中状態となる。
【0007】
一方、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認した当該携帯型ナースコール親機を携行した看護婦、ここでは携帯型ナースコール親機102aを携行した看護婦が、ナースステーション内の看護婦の呼出応答前において適宜に呼出応答すると、親機スピーカ125および親機マイク126から通話回路124、データ送受信回路120、主装置105のデータ送受信回路156、通話制御回路157、アダプタ104aの通話制御回路142、ナースコール子機103aの通話回路132を介して子機スピーカ133および子機マイク134間の通話路が形成され通話が成立するとともに、主装置105の通話制御回路157の制御により、ナースコール子機103aの子機スピーカ133および子機マイク134からナースコール親機101のハンドセット115、他の携帯型ナースコール親機102b、・・・の親機スピーカ125および親機マイク126間の通話路がそれぞれ形成され、ナースコール親機101および他の携帯型ナースコール親機102b、・・・はそれぞれ話中状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のナースコール装置は上述のように構成されているので、呼び出した「101」号室の入院患者が使用するナースコール子機103aと、ナースステーション内の看護婦が使用するナースコール親機101とが通話成立時には、巡回時等の看護婦が携行する携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・はそれぞれ話中状態となり、一方、ナースコール子機103aと携帯型ナースコール親機102aとが通話成立時には、ナースコール親機101と他の携帯型ナースコール親機102b、・・・はそれぞれ話中状態となるように、ナースコール親機101および携帯型ナースコール親機102a、102b、・・・には、非話中状態のナースコール子機103b、・・・からの呼び出しに対する適宜な呼出報知手段が備えられていない。これにより、看護婦による迅速な看護業務の遂行が困難になる難点があった。
【0009】
本発明は上述の難点を解消するためになされたもので、呼び出した病室内の入院患者とナースステーション内または巡回等の看護婦とが通話成立時において、呼び出した病室以外の入院患者から呼び出しがあった際の検出(話中検出)および報知手段を、各看護婦がそれぞれ使用するナースコール親機、携帯型ナースコール親機にそれぞれ備えることにより、呼び出した病室内の入院患者に即時に対応することができ、看護婦による迅速な看護業務の遂行が図れるナースコール装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明によるナースコール装置は、ナースステーションに設置されるナースコール親機と、ベッドサイドに置かれ主装置を介してナースコール親機を呼び出して通話ができる複数のナースコール子機と、主装置を介してナースコール子機から呼び出されてナースコール子機の部屋番号の表示と通話ができる1つ以上の携帯型ナースコール親機とで構成されるナースコール装置であって、主装置は、ナースコール親機および携帯型ナースコール親機の何れか1つとナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路と、話中検出回路で話中が検出されたとき他のナースコール子機からの呼び出しをナースコール親機および携帯型ナースコール親機の他の親機に呼出通報し、他のナースコール子機からの呼び出しを通報された親機で表示するためのデータ送受信回路とを備えたものである。
【0011】
また、本発明によるナースコール装置の携帯型ナースコール親機は、ナースコール親機および携帯型ナースコール親機の何れか1つとナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路と、話中検出回路で話中が検出されたとき他のナースコール子機からの呼び出しを表示する表示回路とを備えたものである。
【0012】
また、本発明によるナースコール装置のナースコール親機は、携帯型ナースコール親機の何れか1つとナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路と、話中検出回路で話中が検出されたとき他のナースコール子機からの呼び出しを表示する表示回路とを備えたものである。
このように構成されたナースコール装置によれば、ナースステーションに設置されるナースコール親機および巡回時等の看護婦が携行する1つ以上の携帯型ナースコール親機の何れか1つと病室内のベッドサイドにそれぞれ設置されるナースコール子機の何れか1つが通話中であると主装置の話中検出回路、ナースコール親機の話中検出回路、および携帯型ナースコール親機の話中検出回路にてそれぞれ検出されると、非話中状態である他のナースコール子機からの呼び出しはナースコール親機および非話中状態の携帯型ナースコール親機にそれぞれ通報され呼出表示される。これにより、呼び出した病室内の入院患者に即時に対応することができ、看護婦による迅速な看護業務の遂行が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるナースコール装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図面を参照して説明する。
図1は本発明によるナースコール装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、ナースステーションに設置されるナースコール親機1と、巡回時等の看護婦が携行する1つ以上の携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・と、病室内のベッドサイドにそれぞれ設置される複数のナースコール子機3a、3b、・・・と、病室の部屋番号の設定機能およびナースコール子機3a、3b、・・・と後述する主装置5間で送受信される諸信号の信号処理機能を備え病室の出入口近傍にそれぞれ設置される複数のアダプタ4a、4b、・・・と、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・とアダプタ4a、4b、・・・間で送受信される諸信号の信号処理機能を備えた主装置5とで構成されている。また、ナースコール親機1と主装置5は、制御伝送ラインL1a、音声伝送ラインL1bからなる幹線L1を介して接続されている。更に、ナースコール子機3a、3b、・・・とアダプタ4a、4b、・・・は、制御伝送ラインL2a、L12a、・・・、音声伝送ラインL2b、L12b、・・・からなる幹線L2、L12、・・・をそれぞれ介して接続されており、アダプタ4a、4b、・・・と主装置5は、制御伝送ラインL3a、音声伝送ラインL3bからなる幹線L3を介して接続されている。
【0014】
ナースコール親機1には、幹線L1をなす制御伝送ラインL1aを伝送された諸信号を受信するデータ受信回路10と、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路11と、拡声スピーカ13から呼出音を放音させる呼出音発生回路12と、話中検出回路11にて非通話中と検出された際に病室内の入院患者からの呼び出しを病室に該当した通常呼出表示灯14a、14b、・・・を点灯させることにより報知する通常呼出表示回路14と、話中検出回路11にて通話中と検出された際に非話中状態の病室内の入院患者からの呼び出しを病室に該当した話中呼出表示灯15a、15b、・・・を点灯させることにより報知する話中呼出表示回路15と、ナースステーション内の看護婦が呼び出した病室内の入院患者との通話を成立させるために用いるレシーバおよびマイクからなるハンドセット17が接続され幹線L1をなす音声伝送ラインL1bとの通話路を形成する通話回路16とが備えられている。
【0015】
携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、後述する主装置5のデータ送受信回路57とで無線伝送される諸信号を送受信するデータ送受信回路20と、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路21と、拡声スピーカ23から呼出音を放音させる呼出音発生回路22と、話中検出回路21にて非通話中と検出された際には呼び出した病室の部屋番号を文字表示し、一方、通話中と検出された際における非話中状態の病室内の入院患者からの呼び出しには、病室の部屋番号および話中状態を示す文字列を文字表示することによりそれぞれ報知する表示回路24と、巡回時等の看護婦が呼び出した病室内の入院患者との通話を成立させるために用いる親機スピーカ26および親機マイク27が接続されデータ送受信回路20を介した主装置5間の通話路を形成する通話回路25とが備えられている。
【0016】
ナースコール子機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、病室内の入院患者が看護婦に用件がある際に押下する呼出ボタン30と、呼出ボタン30の押下による呼出操作を検出する呼出検出回路31と、病室内の入院患者が呼び出した看護婦との通話を成立させるために用いる子機スピーカ33および子機マイク34が接続され幹線L2、L12、・・・をなす音声伝送ラインL2b、L12b、・・・を介したアダプタ4a、4b、・・・間の通話路をそれぞれ形成する通話回路32とが備えられている。
【0017】
アダプタ4a、4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、ナースコール子機3a、3b、・・・の呼出検出回路31からの出力を受けて幹線L3をなす制御伝送ラインL3aに信号(呼出信号)を出力するデータ送信回路40と、病室の部屋番号を設定するために操作される部屋番号設定回路41と、幹線L3をなす音声制御ラインL3bと幹線L2、L12、・・・をなす音声伝送ラインL2b、L12b、・・・との通話路をそれぞれ形成する通話制御回路42とが備えられている。
【0018】
主装置5には、幹線L3をなす制御伝送ラインL3aを伝送された諸信号を受信するデータ受信回路50と、データ受信回路50からの出力を受けて病室内の入院患者からの呼び出しを検出する呼出検出回路51、メモリ53をなす図4の模式図に示す表示位置テーブル53aおよび部屋番号テーブル53bを参照して、呼び出した病室に該当するナースコール親機1の当該通常呼出表示灯または話中呼出表示灯、および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の表示回路24にて文字表示させる部屋番号をそれぞれ判別する部屋番号判別回路52と、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路54と、話中検出回路54からの出力を受けてナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・をぞれぞれ呼出報知制御するための諸信号を出力する呼出データ生成回路55と、呼出データ生成回路55からの出力を幹線L1をなす制御伝送ラインL1aを介してナースコール親機1に送信するデータ送信回路56と、携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・のデータ送受信回路20とで無線伝送される諸信号を送受信するデータ送受信回路57と、幹線L1をなす音声伝送ラインL1bまたはデータ送受信回路57を介した携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・と、幹線L3をなす音声伝送ラインL3bとの通話路をそれぞれ形成する通話制御回路58とが備えられている。
【0019】
このように構成されたナースコール装置において、ナースコール子機3a、3b、・・・、およびアダプタ4a、4b、・・・がそれぞれ設置された病室の部屋番号は、部屋番号設定回路42の適宜な操作により、「101」号室、「102」号室、・・・に予め設定されているものとする。
ここで、「101」号室の入院患者が看護婦を呼び出すためにナースコール子機3aの呼出ボタン30を押下すると、呼出検出回路31がこの操作を検出し呼出起動信号S1を出力する。この呼出起動信号S1は幹線L2をなす制御伝送ラインL2aを介してアダプタ4aのデータ送信回路40に入力され、「101」号室の部屋番号情報が含有された呼出信号S2として、幹線L3をなす制御伝送ラインL3aを介して主装置5に伝送される。主装置5のデータ受信回路50にて受信された呼出信号S2は、呼出検出回路51、部屋番号判別回路52にそれぞれ入力され、呼出検出回路51は入力された呼出信号S2をなす部屋番号情報より、「101」号室の入院患者からの呼び出しを検出した呼出検出信号S3を話中検出回路54に出力する。また、呼出検出信号S3が入力検出された話中検出回路54は、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが通話中であるか否かを検出する。ここでは、非話中状態であることからこの検出情報が含有された制御信号S4が呼出データ生成回路55に出力される。更に、部屋番号判別回路52は入力された呼出信号S2をなす部屋番号情報とメモリ53をなす図4の模式図に示す表示位置テーブル53aおよび部屋番号テーブル53bとを照合して、呼び出した「101」号室に該当するナースコール親機1の通常呼出表示灯14aを点灯させるとともに、携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の表示回路24にて部屋番号である「101」を文字表示させるための呼出報知制御信号S5を呼出データ生成回路55に出力する。
【0020】
呼出データ生成回路55は入力された制御信号S4および呼出報知制御信号S5を信号処理し、図2の模式図に示すように親機の種類を判別する制御データ(ここでは、従来例と同様にナースコール親機1を「01」、携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・を「02」とする。)を先頭に、呼び出した病室に該当するナースコール親機1の当該通常呼出表示灯または話中呼出表示灯を点灯させる、携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の表示回路24にて呼び出した病室の部屋番号を文字表示させるための制御データ、話中状態の有無を判別する制御データ(ここでは、非話中状態を「0」、話中状態を「1」とする。)からなる親機通常呼出信号S10、携帯型親機通常呼出信号S11をそれぞれ出力する。
【0021】
親機通常呼出信号S10はデータ送信回路56、幹線L1をなす制御伝送ラインL1a、ナースコール親機1のデータ受信回路10を介して話中検出回路11に入力される。話中検出回路11は入力された親機通常呼出信号S10より、「101」号室の入院患者からの呼び出しと、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが非話中状態であることをそれぞれ検出し、呼出音発生回路12を能動にするとともに通常呼出表示灯14aを点灯させるよう通常呼出表示回路14を制御する。これにより、ナースステーション内の看護婦は、拡声スピーカ13から放音される呼出音と通常呼出表示灯14aの点灯により、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認することができる。また、携帯型親機通常呼出信号S11はデータ送受信回路57にて信号変換された赤外線等のワイヤレス信号S11aとして携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・にそれぞれ無線伝送され、データ送受信回路20にて電気信号に信号変換された携帯型親機通常呼出信号S11bとして話中検出回路21に入力される。話中検出回路21は入力された親機通常呼出信号S11bより、「101」号室の入院患者からの呼び出しと、ナースコール親機1および携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・の何れか1つとナースコール子機3a、3b、・・・の何れか1つが非話中状態であることをそれぞれ検出し、呼出音発生回路22を能動にするとともに部屋番号である「101」を文字表示させるよう表示回路24を制御する。これにより、各携帯型ナースコール親機2a、2b、・・・を携行した巡回時等の看護婦は、拡声スピーカ23から放音される呼出音と表示回路24にて文字表示される部屋番号により、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認することができる。
【0022】
上述の呼出報知手段により、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認したナースステーション内の看護婦が、当該携帯型ナースコール親機を携行した看護婦の呼出応答前においてナースコール親機1のハンドセット17を取り上げ呼出応答すると、通話回路16、幹線L1をなす音声伝送ラインL1b、主装置5の通話制御回路58、幹線L3をなす音声伝送ラインL3b、アダプタ4aの通話制御回路42、幹線L2をなす音声伝送ラインL2b、ナースコール子機3aの通話回路32を介して子機スピーカ33および子機マイク34間の通話路が形成され通話が成立するとともに、通話制御回路58からナースステーション内の看護婦による呼出応答を検出した呼出応答検出信号S20が話中検出回路54に出力される。
【0023】
一方、「101」号室の入院患者からの呼び出しを確認した当該携帯型ナースコール親機を携行した看護婦、ここでは携帯型ナースコール親機2aを携行した看護婦が、ナースステーション内の看護婦の呼出応答前において適宜に呼出応答すると、親機スピーカ26および親機マイク27から通話回路25、データ送受信回路20、主装置5のデータ送受信回路57、通話制御回路58、幹線L3をなす音声伝送ラインL3b、アダプタ4aの通話制御回路42、幹線L2をなす音声伝送ラインL2b、ナースコール子機2aの通話回路32を介して子機スピーカ33および子機マイク34間の通話路が形成され通話が成立するとともに、通話制御回路58から携帯型ナースコール親機2aを携行した看護婦による呼出応答を検出した呼出応答検出信号S21が話中検出回路54に出力される。
【0024】
上述に示すように、ナースコール親機1または携帯型ナースコール親機2aとナースコール子機3a間において通話が成立している際に、例えば「102」号室の病室内の入院患者が看護婦を呼び出すためにナースコール子機3bの呼出ボタン30を押下すると、呼出検出回路31がこの操作を検出し呼出起動信号S51を出力する。この呼出起動信号S51は幹線L12をなす制御伝送ラインL12aを介してアダプタ4bのデータ送信回路40に入力され、「102」号室の部屋番号情報が含有された呼出信号S52として、前述の呼出信号S2と同様な経路を介して主装置5の呼出検出回路51、部屋番号判定回路52にそれぞれ入力される。呼出検出回路51は入力された呼出信号S52をなす部屋番号情報より、「102」号室の入院患者からの呼び出しを検出した呼出検出信号S53を話中検出回路54に出力する。また、呼出検出情報S53が入力検出された話中検出回路54は、上述の呼出応答検出信号S20、S21よりナースコール親機1または携帯型ナースコール親機2aとナースコール子機3aとが話中状態であることを検出した制御信号S54を呼出データ生成回路55に出力する。更に、部屋番号判別回路52は入力された呼出信号S52をなす部屋番号情報とメモリ53をなす図4の模式図に示す表示位置テーブル53aおよび部屋番号テーブル53bとを上述の呼出信号S2の検出時と同様に照合して、ナースコール親機1の話中呼出表示灯15bを点灯させるとともに、非話中状態である携帯型ナースコール親機2b、・・・の表示回路24にて部屋番号である「102」を文字表示させるための呼出報知制御信号S55を呼出データ生成回路55に出力する。
【0025】
呼出データ生成回路55は入力された制御信号S54および呼出報知制御信号S55を信号処理し、図2の模式図に示すような親機の種類を判別する制御データを先頭に、ナースコール親機1の話中呼出表示灯15bを点灯させる、非話中状態である他の携帯型ナースコール親機2b、・・・の表示回路24にて呼び出した病室の部屋番号を文字表示させるための制御データ、話中状態の有無を判別する制御データからなる親機話中時呼出信号S60、携帯型親機話中時呼出信号S61をそれぞれ出力する。
【0026】
親機話中時呼出信号S60は上述の親機通常呼出信号S10と同様な経路を介してナースコール親機1の話中検出回路11に入力される。話中検出回路11は入力された親機話中時呼出信号S60より、「102」号室の入院患者からの呼び出しと、ナースコール親機1または携帯型ナースコール親機2aとナースコール子機3aとの話中状態をそれぞれ検出し、呼出音発生回路12を能動にするとともに話中呼出表示灯15bを点灯させるよう話中表示回路15を制御する。これにより、ナースステーション内で通話中の看護婦は、拡声スピーカ13から放音される呼出音と話中呼出表示灯15bの点灯により、「102」号室の入院患者からの呼び出しを確認して迅速に対応することができる。また、携帯型親機話中時呼出信号S61は上述の携帯型親機通常呼出信号S11と同様にデータ送受信回路57にて信号変換された赤外線等のワイヤレス信号S61aとして、非話中状態である携帯型ナースコール親機2b、・・・にそれぞれ無線伝送され、データ送受信回路20にて電気信号に信号変換された携帯型親機話中時呼出信号S61bとして話中検出回路21に入力される。話中検出回路21は入力された携帯型親機話中時呼出信号S61bより、「102」号室の入院患者からの呼び出しと、ナースコール親機1または携帯型ナースコール親機2aとナースコール子機3aとの話中状態とをそれぞれ検出し、呼出音発生回路22を能動にするとともに部屋番号である「102」と話中状態を示す「話中」を文字表示させるよう表示回路24を制御する。これにより、各携帯型ナースコール親機2b、・・・を携行した巡回時等の看護婦は、拡声スピーカ23から放音される呼出音と表示回路24にて文字表示される部屋番号および話中の文字列より、「102」号室の入院患者からの呼び出しを確認して迅速に対応することができる。
【0027】
尚、上記実施例では、巡回時等の看護婦が携行する端末を携帯型ナースコール親機として説明したが、これに限定されず、一般的に汎用されたポケットベルやハンディホンのように呼出報知機能および通話機能を備えた端末で代用させてよい。また、上記実施例では、同一病室内に備えられるベッドを単一とし、ベッドサイドに設置される単一のナースコール子機として説明したが、同一病室内に複数のベッドが備えられる病室に適用させても上記実施例と同様な効果を奏する。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、呼び出した病室内の入院患者とナースステーション内または巡回等の看護婦とが通話成立時において、呼び出した病室以外の入院患者から呼び出しがあった際の検出(話中検出)および報知手段を、各看護婦がそれぞれ使用するナースコール親機、携帯型ナースコール親機にそれぞれ備えることにより、呼び出した病室内の入院患者に即時に対応することができ、看護婦による迅速な看護業務の遂行が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナースコール装置の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の呼出データ生成回路から出力される諸信号のデータ構成を示す模式図。
【図3】従来のナースコール装置の構成を示すブロック図。
【図4】図1および図3のメモリの構成を示す模式図。
【図5】図3の呼出データ生成回路から出力される諸信号のデータ構成を示す模式図。
【符号の説明】
1・・・・・ナースコール親機
2a、2b、・・・ ・・・・・1つ以上の携帯型ナースコール親機
3a、3b、・・・ ・・・・・複数のナースコール子機
5・・・・・主装置
11・・・・・話中検出回路
15・・・・・表示回路(話中呼出表示回路)
21・・・・・話中検出回路
24・・・・・表示回路
54・・・・・話中検出回路
56・・・・・データ送信回路
57・・・・・データ送受信回路

Claims (3)

  1. ナースステーションに設置されるナースコール親機(1)と、ベッドサイドに置かれ主装置(5)を介して前記ナースコール親機を呼び出して通話ができる複数のナースコール子機(3a、3b、・・・)と、前記主装置を介して前記ナースコール子機から呼び出されて前記ナースコール子機の部屋番号の表示と通話ができる1つ以上の携帯型ナースコール親機(2a、2b、・・・)とで構成されるナースコール装置であって、
    前記主装置は、前記ナースコール親機および前記携帯型ナースコール親機の何れか1つと前記ナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路(54)と、前記話中検出回路で話中が検出されたとき他のナースコール子機からの呼び出しを前記ナースコール親機および前記携帯型ナースコール親機の他の親機に呼出通報し、前記他のナースコール子機からの呼び出しを通報された親機で表示するためのデータ送受信回路(56、57)とを備えたことを特徴とするナースコール装置。
  2. 前記携帯型ナースコール親機は、前記ナースコール親機および前記携帯型ナースコール親機の何れか1つと前記ナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路(21)と、前記話中検出回路で話中が検出されたとき前記他のナースコール子機からの呼び出しを表示する表示回路(24)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコール装置。
  3. 前記ナースコール親機は、前記携帯型ナースコール親機の何れか1つと前記ナースコール子機の何れか1つが通話中であるか否かを検出する話中検出回路(11)と、前記話中検出回路で話中が検出されたとき前記他のナースコール子機からの呼び出しを表示する表示回路(15)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコール装置。
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