JP4138731B2 - 半導体レーザ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、DVD-RAM (digital versatile disk random access memory), DVD-R (digital versatile disk recordable), DVD-RW (digital versatile disk rewritable), DVD+R, DVD+RW, CD-R (compact disk recordable), CD-RW, DVD-ROM (digital versatile disk read only memory), CD-ROM, DVD-Video and CD-DAなどの光ディスク装置、あるいは光情報処理、光通信、光計測などに使用する半導体レーザ装置及びその製造方法に関するものである。
DVD−RAMなどの読み出し、書き込みピックアップ光源には波長650nm帯のAlGaInP系赤色レーザが用いられる。一方、CD−Rなどの読み出し、書き込みのためのピックアップ光源には波長780nm帯のAlGaAs系赤外レーザが用いられる。これらの両ディスクに対応するためには一つのドライブに赤色、赤外両方のレーザが必要となる。そのためDVD用とCD用の二つの光集積ユニットを具備したドライブが一般的に普及している。
しかし、近年の小型化、低コスト化、光学系組立工程の簡素化などの要請より、一つの光集積ユニットで対応できるよう、同一基板上に二つのレーザを集積した二波長レーザが実用化されつつある。このような二波長レーザの従来例として下記特許文献1が挙げられる。これは、GaAs基板上に650nm帯のAlGaInP系赤色レーザと780nm帯のAlGaAs系赤外レーザをモノリシックに集積したもので、一つの光集積ユニット上にDVD/CD用両方のレーザを備えた光ピックアップを提案している。
二波長レーザは従来のレーザと同じく、劈開により共振器を形成する。共振器長は両端の劈開位置により決まるため、赤色レーザと赤外レーザの共振器長は必然的に同一となる。共振器長は最大光出力、発振閾値電流、効率などレーザ特性を左右するパラメータの一つであるが、二波長レーザの場合、赤色レーザと赤外レーザとで独立に共振器長を最適化することができない、という制約があった。
たとえば、高出力赤色レーザと高出力赤外レーザをモノリシックに集積したレーザにおいて、赤色レーザで200mW級の高出力を実現しようとした場合、実用上共振器長は少なくとも900μm以上必要である。しかし、赤外レーザの共振器長が900μm以上になると、動作電流が従来のレーザに比べ大きく増加し、消費電力の増大、発熱による素子劣化の促進などの悪影響が懸念される。このような事情から、二波長レーザの高出力化が困難となる可能性がある。
特開2000−11417号公報
本発明は、前記従来の問題を解決するため、実効的な共振器長、すなわちレーザ発振に寄与する活性層の共振器方向の長さをそれぞれ独立に制御することが可能で、赤色、赤外それぞれのレーザに最適な共振器長の設定が実現されレーザ特性を高めることが可能な二波長レーザの半導体レーザ装置及びその製造方法を提供する。
本発明の半導体装置は、基板上に互いに平行に形成され、同じ共振器長を有する複数の共振器と、前記複数の共振器に形成された活性層と、前記複数の共振器の両端面付近に形成された電流非注入領域と、前記複数の共振器に形成され、互いに長さが異なる電流注入領域とを備えていることを特徴とする。
本発明による二波長レーザは、一方又は両方のレーザの端面から共振器中央へ向かって一部の領域に、活性層への電流注入を阻止する構造を採ることにより、実効的な共振器長、すなわちレーザ発振に寄与する活性層の共振器方向の長さをそれぞれ独立に制御することが可能となる。これにより、赤色、赤外それぞれのレーザに最適な共振器長の設定が実現されレーザ特性を高めることが可能となる。
本発明において、活性層の電流が注入される領域における共振器の長さは、赤色レーザに対しては1000μm、赤外レーザは700μmとすれば、それぞれ所望の動作電流、光出力、温度特性を有するデバイスが実現できる。
本発明において、「二つの共振器が互いに平行」とは、±1度以下の範囲で平行であることが好ましい。
前記少なくとも一つの活性層は、量子井戸により構成されることが好ましい。量子井戸にすることにより、注入キャリアに対する発光効率の増加による動作電流密度低減という従来のレーザと同様の効果を有するのに加え、量子井戸構造とすることにより、Zn拡散を施した場合に結晶無秩序化によるバンドギャップ拡大が起こるため、これを実効共振器長の短い方の素子の非利得領域(電流が注入されない領域)に適用すれば、光の吸収による動作電流の増大などの特性悪化が防止できる。
前記少なくとも一つの共振器の片方もしくは両方の端面より共振器中央に向かっての一部の領域において、活性層へ電流が注入されない領域が形成され、この領域の長さが二つの共振器間で互いに異なることにより、活性層の、電流が注入される領域の共振器方向の長さが互いに異なることが好ましい。なぜなら赤色レーザは赤外レーザに比べキャリア閉じ込めが弱くまた熱抵抗が大きいため熱飽和による光出力限界が低いため、共振器長を長くすることにより端面反射率損失および放熱性改善による高出力化、温度特性改善を図る必要がある。一方、赤外レーザを前記赤色レーザと同等の共振器長まで長くすると、発光面積の増大により、従来の単体レーザに比べて動作電流が大きく増加する。
前記活性層へ電流が注入されない領域における伝搬光の存在する領域の半導体層のバンドギャップエネルギーが、活性層発光波長のエネルギーより大きいことが好ましい。該領域のバンドギャップが活性層発光波長のエネルギーより小さいと、光の吸収が発生し閾値電流、動作電流の増加、光出力の低下など特性の悪化が引き起こされるためである。
前記二つの活性層が、それぞれ(AlxGa1-x)yIn1-yP(0≦x≦1、0≦y≦1)及びAlzGa1-zAs(0≦z≦1)を含んだ層より構成され、二つの活性層より得られる波長がそれぞれ630nm以上690nm以下、及び760nm以上810nm以下であることが好ましい。それぞれDVD系光ディスク、CD系光ディスクのデータ読み込み、書き込みには上記の波長帯でのレーザ光が必要なためである。
前記二つの活性層より得られる片端面からのそれぞれの最大光出力がいずれも80mW以上であることが好ましい。上記は光ディスクに約二倍速以上でデータを書き込むのに必要な光出力である。
前記少なくとも一つの共振器の片方もしくは両方の端面より共振器中央方向に向かった量子井戸活性層の少なくとも一部の領域のバンドギャップを、不純物拡散もしくは不純物注入で無秩序化することにより広げ、かつ電流が注入されないよう、電流阻止層を具備、もしくは電流注入経路にあたる半導体層又は電極の一部を除去し、かつ前記工程を施す端面から共振器中央方向への長さが、二つの共振器で互いに異なることが好ましい。このような製造方法を採ることにより、発光端面位置間隔を精密に制御でき、それぞれに最適な共振器長を有する素子の形成が可能となる。
前記少なくとも二つの活性層がいずれも(AlxGa1-x)yIn1-yP(0≦x≦1、0≦y≦1)を含んだ層より構成され、二つの活性層の内、最大光出力が高い方の素子における光出力が50mW以上であり、かつ最大光出力が低い方の素子の動作電流が光出力2mW以上において35mA以下であることが好ましい。一方の素子をディスクへの書き込みが可能な高出力レーザ、他方を低動作電流でディスク読み込みできる低出力レーザとすることにより、単体の高出力レーザでディスク書き込みおよび読み込みの両方を行って従来の光ディスク装置より、データ読み込み時の消費電力が低減できるため、ポータブルDVDなどの商品への展開がより容易となる。
本発明によれば、二波長レーザにおいて、劈開により決まる共振器長の制約を超えて、赤外レーザと赤色レーザなど特性の異なる複数のレーザの実効的な共振器長を独立に設計、作製することが可能となるため、それぞれ所望の特性に適した共振器長を採用することにより、それぞれのレーザ特性の向上が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1A〜C、及び図2はそれぞれ本発明の実施の形態1における光出力200mW級の二波長高出力レーザを示し、図1Aは同平面図、図1Bは図1AのI−I線断面図、図1Cは図1AのII−II線断面図、及び図2は同斜視図である。同一符号は同一の材料又は部分を示す。
図3A〜D、図4A〜B’及び図5A〜Dは本発明の実施の形態1における半導体レーザの製造工程を示す断面図(但し、図4A’,図4B’は平面図。)である。ここでは図3ないし図5の製造工程に沿って説明する。
(1)図3Aに示すように、n型GaAs基板101上に、赤外レーザn型クラッド層102、赤外レーザ活性層103、赤外レーザp型クラッド層104を順次積層する。赤外レーザ活性層103は量子井戸構造により構成される。
(2)図3Bに示すように、赤色レーザ領域を含む一部の領域において、赤外レーザn型クラッド層102、赤外レーザ活性層103、赤外レーザp型クラッド層104を除去する。
(3)図3Cに示すように、赤色レーザn型クラッド層105、赤色レーザ活性層106、赤色レーザp型クラッド層107を順次積層する。赤色レーザ活性層106は量子井戸構造により構成される。
(4)図3Dに示すように、赤外レーザ領域を含む一部の領域において、赤色レーザn型クラッド層105、赤色レーザ活性層106、赤色レーザp型クラッド層107を除去する。
(5)図4Aに示すように、赤色レーザp型クラッド層107の両端面から10μmの領域まで、及び赤外レーザp型クラッド層104の端面からそれぞれ10μm、310μmの領域までに酸化亜鉛膜301を形成する。
(6)図4Bに示すように、加熱により、酸化亜鉛膜が形成された202、203、205、206領域のそれぞれの直下の活性層にZnを拡散させる。この工程により、活性層を形成する量子井戸層及び隣接する障壁層のヘテロジャンクションが無秩序化されることによりバンドギャップが拡大する。この領域は、活性層から発光される波長に対して透明である。加熱後、酸化亜鉛膜を除去する。領域201、204の長さはそれぞれ680μm、980μmである。
(7)図5Aに示すように、赤外レーザpクラッド層104及び赤色レーザpクラッド層107の一部をエッチングし、それぞれストライプ状メサ構造を形成する。メサの幅は上部1μm、下部3μmである。
(8)図5Bに示すように、電流ブロック層108の選択再成長を行う。
(9)図5Cに示すように、コンタクト層109の再成長を行う
(10)図5Dに示すように、赤外レーザと赤色レーザの境界近傍を基板101までエッチングして素子分離を行う。赤外レーザ上の202、203を除く領域上、赤色レーザ上の205、206を除く領域上に、それぞれp側電極110、111を形成する。さらに基板下部にn側電極112を蒸着して素子を形成する。
なお、各層の材料、伝導型、膜厚、キャリア濃度は以下の表1のとおりである。
Figure 0004138731
(備考)※1 メサ内部1.4μm、メサ外部0.2μm
※2 基板に垂直な方向に成長した領域の膜厚である。
本発明における特徴は、赤外レーザの電流注入領域201と赤色レーザの電流注入領域204の共振器方向の長さが異なる点にある。
従来の二波長レーザの場合、赤外レーザと赤色レーザの共振器長は同一である。図6には共振器長がいずれも700μmの二波長レーザの赤色レーザ及び赤外レーザの電流―光出力特性を示す。赤色レーザが180mW付近で熱飽和のため所望の光出力を得ることができない。200mW以上の光出力を得るためには赤色レーザの共振器長を長くする必要がある。
一方、図7には共振器長がいずれも1000μmの二波長レーザの赤色レーザ及び赤外レーザの電流―光出力特性を示す。赤外レーザ、赤色レーザいずれも200mW以上の光出力を得てはいるが、赤外レーザの動作電流が、活性層体積の増加に伴い、共振器長700μmのレーザに比べて増加している。これによる消費電力増加のため、電池駆動によるポータブル機器への搭載時における電池動作可能時間が単体レーザを用いた機器に比べて短くなる。
本実施形態においては赤外レーザ、赤色レーザそれぞれの実効共振器長をそれぞれ680μm、980μmとしている。赤外レーザにおいては実際の共振器長は1000μmであるが、電流が注入されない領域を端面より310μm、もう一方の端面より10μm設けており、その領域においては発光に寄与せず、また量子井戸活性層無秩序化によりバンドギャップを広げているので、光吸収による導波損失も生じない。この結果、図8に示すように、赤色レーザの光出力は200mWを達成しながら、赤外レーザの動作電流は共振器長700μmの素子と遜色ない値を示している。なお、赤色レーザにも両端面に10μmの電流注入領域及び活性層無秩序化領域を設けているが、これは端面における光吸収に起因する光学破壊を回避するために設けている。
(実施の形態2)
図9Aは本発明の実施の形態2における高出力/低出力集積赤色レーザの平面図、図9Bは図9AのIII−III線断面図、図9Cは図9AのIV−IV線断面図である。
図10A−Eは本発明の実施の形態2における半導体レーザの製造工程を示す断面構造図である。ここでは図10A−Eの製造工程に沿って説明する。
(1)図10Aに示すように、n型GaAs基板401上に、低出力レーザ用n型クラッド層402、活性層403、p型クラッド層404を順次積層する。前記活性層403は量子井戸構造により構成される。なお、本実施形態においては高出力レーザのn型クラッド層405、活性層406、p型クラッド層407はそれぞれ前記各層に兼ねられている。
(2)図10Bに示すように、p型クラッド層404及び407の一部をエッチングし、リッジ型導波路を形成する。
(3)図10Cに示すように、p型クラッド層404及び407の一部をさらに基板401までエッチングし、低出力レーザと高出力レーザの素子分離を行う。本実施形態では低出力レーザの動作電流低減のため、高出力レーザより共振器幅を小さくしている。
(4)図10Dに示すように、図9の502、503、505、506に示される領域の直下の活性層にZn拡散を施す。図9の501、504領域の長さはそれぞれ480μm、980μmである。
(5)図10Eに示すように、p側電極408、n側電極409を形成する。
この素子の電流−光出力特性を図11に示す。高出力レーザが200mWを超える光出力を実現する一方で、低出力レーザは読み出しに必要な10mWの光出力を20mA程度の低動作電流で実現している。
従来の書き換えDVD用高出力赤色レーザは、共振器長が長いため、データ読み出しのための低出力動作時における動作電流が、読み込み専用の共振器長が短い低出力赤色レーザに比べて高くなってしまう。しかし本実施例で示すように、実効的な共振器長が異なる二つの赤色レーザをモノリシックに集積し、データ書き込みは共振器長の長い高出力レーザ、データ読み出しは共振器長の短い低出力レーザで行うことにより、データ書き込みの性能を落とすことなく、かつデータ読み出しにおいては従来よりも消費電力の小さい光ピックアップの実現が可能となる。
このように、本発明は二波長レーザに限らず、同波長帯レーザのモノリシック集積などへの応用も可能である。
図1Aは本発明の実施の形態1における二波長レーザの断面図、図1Bは図1AのI−I線断面図、図1Cは図1AのII−II線断面図。 図2は本発明の実施の形態1における二波長レーザの斜視図。 図3A−Dは本発明の実施の形態1における二波長レーザの製造工程断面図。 図4A−Bは本発明の実施の形態1における二波長レーザの製造工程断面図、図4A’−B’は同平面図。 図5A−Dは本発明の実施の形態1における二波長レーザの製造工程断面図。 図6は共振器長700μmの二波長レーザの電流―光出力特性図。 図7は共振器長1000μmの二波長レーザの電流―光出力特性図。 図8は本発明の実施の形態1における二波長レーザの電流―光出力特性図。 図9Aは本発明の実施の形態2における高出力及び低出力赤色レーザモノリシック集積チップの平面図、図9BはAのIII−III線断面図、図9CはAのIV−IV線断面図。 図10A−Eは本発明の実施の形態2における高出力及び低出力赤色レーザモノリシック集積チップの製造工程断面図。 図11は本発明の実施の形態2における二波長レーザの電流―光出力特性図。
符号の説明
101,401 基板
102 赤外レーザn型クラッド層
103 赤外レーザ活性層
104 赤外レーザp型クラッド層
105 赤色レーザn型クラッド層
106 赤色レーザ活性層
107 赤色レーザpクラッド層
108 電流ブロック層
109 コンタクト層
110 赤外レーザp側電極
111 赤色レーザp側電極
112,410 n側電極
201 赤外レーザ電流注入領域
202 赤外レーザ前端面側電流非注入領域
203 赤外レーザ後端面側電流非注入領域
204 赤色レーザ電流注入領域
205 赤色レーザ前端面側電流非注入領域
206 赤色レーザ後端面側電流非注入領域
301 酸化亜鉛膜
402 低出力赤色レーザn型クラッド層
403 低出力赤色レーザ活性層
404 低出力赤色レーザp型クラッド層
405 高出力赤色レーザn型クラッド層
406 高出力赤色レーザ活性層
407 高出力赤色レーザpクラッド層
408 低出力赤色レーザp側電極
409 高出力赤色レーザp側電極
501 低出力赤色レーザ電流注入領域
502 低出力赤色レーザ前端面側電流非注入領域
503 低出力赤色レーザ後端面側電流非注入領域
504 高出力赤色レーザ電流注入領域
505 高出力赤色レーザ前端面側電流非注入領域
506 高出力赤色レーザ後端面側電流非注入領域

Claims (8)

  1. 基板上に互いに平行に形成され、同じ共振器長を有する複数の共振器と、
    前記複数の共振器に形成された活性層と、
    前記複数の共振器の両端面付近に形成された電流非注入領域と、
    前記複数の共振器に形成され、互いに長さが異なる電流注入領域とを備えていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. なくとも二つの前記活性層より得られる発光波長がそれぞれ異なる請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. なくとも一つの前記活性層が量子井戸により構成される請求項に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記電流非注入領域における伝搬光の存在する領域の半導体層のバンドギャップエネルギーが、活性層発光波長のエネルギーより大きい請求項に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記活性層のうち少なくとも二つの前記活性層がそれぞれ(AlxGa1-x)yIn1-yP(0≦x≦1、0≦y≦1)及びAlzGa1-zAs(0≦z≦1)を含んだ層より構成され、前記二つの活性層より得られる波長がそれぞれ630nm以上690nm以下、及び760nm以上810nm以下である請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記二つの活性層より得られる片端面からのそれぞれの最大光出力がいずれも80mW以上である請求項5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記活性層より得られる最大光出力がそれぞれ異なる請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記少なくとも二つの活性層がいずれも(AlxGa1-x)yIn1-yP(0≦x≦1、0≦y≦1)を含んだ層より構成され、二つの活性層の内、最大光出力が高い方の素子における光出力が50mW以上であり、かつ最大光出力が低い方の素子の動作電流が光出力2mW以上において35mA以下である請求項に記載の半導体レーザ装置。
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