JP4138105B2 - 窓開閉操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、常時は開放方向に付勢された障子に連結されたワイヤの一端が固着された巻き取りドラムを正転させることによりワイヤを巻き取りドラムに巻き取って障子を閉鎖し、障子への開放付勢力に基づく巻き取りドラムの逆転によりワイヤを巻き取りドラムから繰り出して、障子を開放するようにした窓開閉操作装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
窓開閉操作装置としては、実公平6−13982号公報に記載されているものがあるが、この公報に記載された窓開閉操作装置では、巻き取りドラムに形成されたラチェットホイールに係合する二つの爪部材を設けて、ワイヤを巻き取りドラムに巻き取る際には、一方の爪部材をラチェットホイールに係合させて、巻き取りドラムの逆転を禁止(ロック)し、ワイヤを巻き取りドラムから繰り出す際には、押しボタンの操作により一方の爪部材とラチェットホイールとの係合を解除(ロック解除)して、他方の爪部材をラチェットホイールに係合させ、繰り出し後のワイヤの巻き取りにおいては、他方の爪部材とラチェットホイールとの係合により押しボタンの自動復帰を行わせるようにしている。
【0003】
ところで、公報に記載の窓開閉操作装置においては、ラチェットホイールの回転で、他方の爪部材をラチェットホイールの係止歯から押し出すようにして押しボタンの自動復帰を行っているために、他方の爪部材とラチェットホイールの係止歯との間の摩擦が大きいと、押しボタンの自動復帰がスムーズに行われない虞があり、また、他方の爪部材とラチェットホイールの係止歯との係合角が浅いものでないと、他方の爪部材をラチェットホイールの係止歯から押し出すことが困難となり、他方の爪部材がラチェットホイールの回転に対しての突っ張り部材となり、結局、上記と同様に、押しボタンの自動復帰をスムーズに且つ信頼性をもって行い得ない場合が生じ得る。
【0004】
また、二つの爪部材を設けるために構造が複雑となり、しかも、この二つの爪部材及びラチェットホイールの係止歯を上記の不都合が生じないように、設計、調整しなければならないために、コストアップになる虞がある。
【0005】
更に、公報に記載の窓開閉操作装置においては、操作ハンドルは着脱式となっているために、操作ハンドルの紛失等により障子を閉鎖できなくなる場合があり、それ程実用的であるとは言えず、加えて、不注意により操作ハンドルを取り付けけたままでロック解除が行われると、操作ハンドルの飛び出し又は操作指の操作ハンドルへの巻き込み等が生じ、思わぬ事故の原因となる虞がある。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、設計、調整が容易であって、コスト低減を図り得る窓開閉操作装置を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的とするところは、巻き取りドラムの逆転を禁止する禁止手段をスムーズに元に復帰させることができる窓開閉操作装置を提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的とするところは、操作ハンドルの紛失等を生じさせることがなく、しかも、操作ハンドルの折り畳みにより、操作ハンドルと巻き取りドラムとの連結を自動的に解除できる窓開閉操作装置を提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的とするところは、操作ハンドルの飛び出し又は操作指の操作ハンドルへの巻き込み等を生じさせない安全な窓開閉操作装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様の窓開閉操作装置は、常時は開放方向に付勢された障子に連結されたワイヤの一端が固着された巻き取りドラムを正転させることによりワイヤを巻き取りドラムに巻き取って障子を閉鎖し、障子への開放付勢力に基づく巻き取りドラムの逆転によりワイヤを巻き取りドラムから繰り出して、障子を開放するようにした窓開閉操作装置であって、巻き取りドラムを回転させる回転手段と、巻き取りドラムの逆転を禁止する禁止手段と、この禁止手段の逆転禁止を解除する解除手段と、逆転禁止が解除された状態の禁止手段を元に復帰させる復帰手段とを具備しており、禁止手段は、巻き取りドラムの外周部に形成された歯に係合する爪部材と、巻き取りドラムの正転においては歯への係合を断続的に解除するように爪部材を備えている回動自在なアーム部材と、爪部材の歯への係合を維持するべく、アーム部材の一端に当接してアーム部材の一方の方向の回動を阻止する変位自在な維持手段とを具備しており、解除手段は、手動操作によりアーム部材の一端の維持手段への当接を解除するべく、維持手段を変位させるようになっており、復帰手段は、アーム部材の他端に設けられた突起と、回転手段による巻き取りドラムの回転の際に、前記突起への当接によりアーム部材を他方の方向に回動させるように、回転手段に設けられた突起とを具備している。
【0011】
本発明の第一の態様の窓開閉操作装置では、巻き取りドラムを回転させる回転手段を具備し、復帰手段がアーム部材の他端に設けられた突起と、回転手段による巻き取りドラムの回転の際に、前記突起への当接によりアーム部材を他方の方向に回動させるように、回転手段に設けられた突起とを具備しているために、操作ハンドルの紛失等を生じさせることがなく、操作ハンドルの飛び出しを避けることができ、しかも、巻き取りドラムの逆転を禁止する禁止手段をスムーズに元に復帰させることができる上、単一の爪部材の歯への係合、非係合により、巻き取りドラムの逆転禁止、解除を行い得るために、設計、調整を簡単に行い得る。
【0012】
本発明の第二の態様の窓開閉操作装置では、第一の態様の窓開閉操作装置において、爪部材は、歯に係合する方向に弾性力により付勢されてアーム部材に揺動自在に取り付けられている。
【0013】
第二の態様の窓開閉操作装置によれば、巻き取りドラムの正転においても、爪部材と歯との断続的な係合を確保できるために、巻き取りドラムを正転させるための回転力の回転手段への付与を停止しても、直ちに巻き取りドラムの逆転を禁止できる。
【0014】
本発明の第三の態様の窓開閉操作装置では、第一又は第二の態様の窓開閉操作装置において、アーム部材は、他の弾性手段により他の回動位置に向かって回動するように付勢されている。
【0015】
本発明の第四の態様の窓開閉操作装置では、上記のいずれかの態様の窓開閉操作装置において、維持手段は、揺動自在に支持された揺動自在部材と、アーム部材の一方の方向の回動を阻止する揺動方向に揺動自在部材を弾性的に付勢する弾性手段とを具備している。
【0016】
本発明の第五の態様の窓開閉操作装置では、上記のいずれかの態様の窓開閉操作装置において、巻き取りドラムの逆転における当該巻き取りドラムの回転速度を抑える制動手段を更に具備している。
【0017】
第五の態様の窓開閉操作装置によれば、このような制動手段を備えることにより、障子の開放を制御された速度にでき、障子の最大開放におけるストッパ部材への激突を避けることができ、障子及びその硝子並びにストッパ部材等の損壊を好ましく防止できる。
【0018】
本発明の第六の態様の窓開閉操作装置では、上記のいずれかの態様の窓開閉操作装置において、回転手段は、折り畳み自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルが折り畳み解除された際には、操作ハンドルの回転を巻き取りドラムの軸部に伝達できるように、巻き取りドラムの軸部に係合し、操作ハンドルが折り畳まれた際には、巻き取りドラムの軸部への係合を解除する自動解除付き回転伝達手段とを具備している。
【0019】
第六の態様の窓開閉操作装置によれば、自動解除付き回転伝達手段を具備しているために、操作ハンドルの折り畳みにより、操作ハンドルと巻き取りドラムとの連結を自動的に解除でき、操作指の操作ハンドルへの巻き込み等を生じさせない安全なものを提供することができる。
【0020】
本発明の第七の態様の窓開閉操作装置では、第六の態様の窓開閉操作装置において、操作ハンドルは、一端部で巻き取りドラムの軸部の回りで回転自在となるように配されたハンドル基部と、このハンドル基部の他端部に、一端部がヒンジ連結されたハンドル部と、このハンドル部の他端部に取り付けられた把持部とを具備しており、自動解除付き回転伝達手段は、巻き取りドラムの軸部に形成された凹凸部と、ハンドル基部に摺動自在に配されて、凹凸部に係合自在な凸部を備えたスライド体と、凸部の凹凸部への係合を解除する方向にスライド体を弾性的に付勢する弾性係合解除手段と、ハンドル部の一端部に形成されており、操作ハンドルが折り畳み解除される際にスライド体に当接して、凸部を凹凸部に係合させる方向に弾性係合解除手段の弾性力に抗してスライド体を摺動させるカム面とを具備している。
【0021】
第七の態様の窓開閉操作装置によれば、実質的にハンドル基部に自動解除付き回転伝達手段を収容でき、折り畳まれた操作ハンドルの厚みを薄くでき、コンパクトな操作ハンドルを有した窓開閉操作装置を提供できる。
【0022】
本発明の第八の態様の窓開閉操作装置では、第七の態様の窓開閉操作装置において、操作ハンドルの把持部は、解除手段を兼ねている。
【0023】
第八の態様の窓開閉操作装置によれば、操作ハンドルを折り畳んで初めて解除手段を作動できるようになる結果、自動解除付き回転伝達手段と相俟って、更に安全なものとすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。
【0025】
【実施例】
図1から図8において、本例の窓開閉操作装置1は、常時は開放方向にガスステイ2により付勢された障子3に連結されたワイヤ4の一端5が固着された巻き取りドラム6を正転、すなわちF方向に回転させることによりワイヤ4を巻き取りドラム6に巻き取って障子3を閉鎖し、ガスステイ2のガス圧及び障子3の自重に基づく障子3への開放付勢力により巻き取りドラム6の逆転、すなわちR方向の回転によりワイヤ4を巻き取りドラム6から繰り出して、障子3を開放するようになっている。
【0026】
なお、本例では、障子3への開放付勢力を、ガスステイ2のガス圧及び障子3の自重により与えているが、これに代えて、障子3の自重のみで与えてもよく、また、板ばね又はコイルばね等により与えてもよい。
【0027】
各ガスステイ2は、障子3の枠11と窓枠12との間に配されており、各障子3を常時そのガス圧により開放方向に付勢している。障子3及び窓枠12等からなる排煙窓13の窓枠12に一端で回動自在に軸支された各障子3の夫々及び窓枠12には、プーリ14が取り付けられており、他端15が窓枠12に固定されたワイヤ4は、各プーリ14を通って配索されている。
【0028】
手動操作可能なように、排煙窓13の下方の壁面等に配される窓開閉操作装置1は、前記の巻き取りドラム6と、巻き取りドラム6を回転させる回転手段21と、巻き取りドラム6のR方向の回転を禁止する禁止手段22と、禁止手段22の逆転禁止を解除する解除手段23と、巻き取りドラム6のR方向の回転における巻き取りドラム6の回転速度を抑える制動手段24と、逆転禁止が解除された状態の禁止手段22を元に復帰させる復帰手段25と、排煙窓13の下方の壁面等にねじ等により固着される基台26と、支柱部27及び鍔付き円筒部28を一体に有しており、基台26にねじ及び支柱27等を介して取り付けられた中間基板29と、ドラム6、禁止手段22、復帰手段25及び中間基板29等を覆うように、基台26に着脱自在に取り付けられており、貫通孔30及び31を有した化粧カバー32とを具備している。
【0029】
巻き取りドラム6は、一端面の中央に軸部34を一体に有した巻き取りドラム部35と、巻き取りドラム部35の他端面にねじ36等を介して取り付けられており、中央に軸部37を一体に有した歯付き鍔部38と、歯付き鍔部38と同様に、巻き取りドラム部35の一端面にねじ39等を介して取り付けられており、軸部34が貫通する貫通孔40を有したラチェット歯付き鍔部41とを具備しており、鍔部41から突出する軸部34は、基台26の孔42に装着された鍔付きブッシュ43を介して基台26に回転自在に支持されており、軸部37は歯車部44を有しており、鍔部38、鍔部41及び歯車部44の夫々は、その外周部に歯45、歯としてのラチェット歯46及び歯47を備えている。
【0030】
巻き取りドラム6は、軸心48を中心としたF方向の回転により、これに一端5が固着されたワイヤ4を巻き取りドラム部35に巻き取り、解除手段23の作動で、軸心48を中心としたF方向と逆のR方向の回転により、巻き取りドラム部35に巻き取ったワイヤ4を繰り出すようになっている。
【0031】
回転手段21は、折り畳み自在な操作ハンドル51と、図1、図2及び図3に示す(図2では実線で示す)ように操作ハンドル51が折り畳み解除された際には、操作ハンドル51の回転を巻き取りドラム6の軸部37に伝達できるように、巻き取りドラム6の軸部37に係合し、図2及び図8に示す(図2では2点鎖線で示す)ように操作ハンドル51が折り畳まれた際には、巻き取りドラム6の軸部37への係合を解除する自動解除付き回転伝達手段52とを具備している。
【0032】
操作ハンドル51は、円筒状の一端部65で巻き取りドラム6の軸部37の回りで回転自在となるように配されたハンドル基部66と、ハンドル基部66の他端部67に、一端部68がヒンジ機構69を介してヒンジ連結されたハンドル部70と、ハンドル部70の他端部71に回転自在に又は固定的に取り付けられた把持部72とを具備している。
【0033】
ハンドル基部66は、前記の円筒状の一端部65と、スリット75が形成された板状の中間部76と、膨大二股状に形成された前記の他端部67とを一体的に具備しており、一端部65が、貫通孔30を貫通した中間基板29の円筒部28と巻き取りドラム6の軸部37との間の環状隙間に鍔付き円筒滑り軸受73及び74を介して配されて、軸部37の軸心48の回りでF及びR方向に回転自在とされている。
【0034】
ハンドル部70は、膨大に形成された前記の一端部68を一体的に有して、板体から形成されている。
【0035】
ヒンジ機構69は、膨大二股状に形成された他端部67と、他端部67間に配された一端部68とを貫通した軸81からなり、ハンドル基部66とハンドル部70とを折り畳み自在に連結している。
【0036】
自動解除付き回転伝達手段52は、巻き取りドラム6の歯車部44に形成された凹凸部としての前記の歯47と、ハンドル基部66のスリット75にA及びB方向に摺動自在に配されて、歯47に係合する凸部としての爪82を一体的に備えて、中央にスリット83を有した板状のスライド体84と、爪82の歯47への係合を解除するように、スライド体84をB方向に弾性的に付勢する弾性係合解除手段85と、ハンドル部70の一端部68に形成されており、操作ハンドル51が折り畳み解除される際にスライド体84に当接して、爪82を歯47に係合させるように、弾性係合解除手段85の弾性力に抗してスライド体84をA方向に摺動させるカム面86とを具備している。
【0037】
弾性係合解除手段85は、スリット83に配された弾性手段としてのコイルばね87と、ハンドル基部66の中間部76にねじ88を介して取り付けられて、曲折された係止部89を有しており、当該係止部89がコイルばね87の一端を係止した係止板90とを具備しており、コイルばね87は、他端でスライド体84に当接して、当該スライド体84をB方向に付勢している。
【0038】
カム面86は、スライド体84の一端に当接するハンドル部66の一端部68の外周面からなり、操作ハンドル51が折り畳まれる際には、コイルばね87の弾性力によるスライド体84のB方向の摺動を許容し、操作ハンドル51の折り畳みが順次解除される際には、コイルばね87の弾性力に抗してスライド体84をA方向に順次摺動させて、爪82を歯47に向かって突出させる。
【0039】
操作ハンドル51は、折り畳まれている際には、図2に示すように、その把持部72が化粧カバー32の貫通孔31を通って化粧カバー32内に突出されるようになっている。
【0040】
回転手段21は、折り畳み解除された状態で操作ハンドル51をF方向に手動により回転させることにより、爪82の歯47への係合を介して、巻き取りドラム6を同じくF方向に回転させようになっており、折り畳まれた状態では、爪82の歯47への係合を解除して、巻き取りドラム6のF及びR方向の回転で回転されないようになっている。
【0041】
禁止手段22は、巻き取りドラム6の外周部に形成されたラチェット歯46に係合する爪部材101と、巻き取りドラム6のF方向の回転においてはラチェット歯46への係合を解除するように爪部材101を備えている回動自在なアーム部材102と、一の変位位置、すなわち揺動位置(図6及び図7に示す揺動位置)では、爪部材101のラチェット歯46への係合を維持するべく、アーム部材102の一端103に当接して、アーム部材102のC方向の回動を阻止する変位自在な、本例では揺動自在な維持手段104と、爪部材101をラチェット歯46に係合する方向に弾性的に付勢する弾性手段105と、アーム部材102を図9に示す回動位置に向かって回動するように付勢する弾性手段106とを具備している。
【0042】
爪部材101は、軸ピン111を介してアーム部材102の凹所112に揺動自在に取り付けられており、凹所112によりその揺動限界が規定されるようになっている。
【0043】
アーム部材102は、凹所112が形成されたL形のアーム本体115と、アーム本体115に一体に形成された中空の軸受部116と、アーム本体115の一端に一体に且つ前面に立ち上がって形成されており、一端103を有したL形状部117と、アーム本体115の他端に、L形状部117と同様に一体に且つ前面に立ち上がって形成されたL形状部118とを具備しており、軸受部116に挿入されて且つアーム本体115を貫通して、一端が基台26に固着された軸ピン119により、当該軸ピン119の周りでC及びD方向に回動となるように、基台26に取り付けられている。L形状部118は、その一辺部120が中間基台29の前面の一部を覆うように、アーム本体115から立ち上がって伸びている。
【0044】
維持手段104は、基台26に一体に形成された支持部材121と、支持部材121に、軸ピン122を介してE及びG方向に変位自在、本例では揺動自在に支持された揺動自在部材123と、揺動自在部材123をG方向に弾性的に付勢する弾性手段124と、支持部材121に一体に形成されたストッパ突起125とを具備している。
【0045】
揺動自在部材123は、板状部126と、板状部126に一体に形成されたアーム部127とを具備しており、アーム部127に形成された貫通孔128を通った軸ピン122によりE及びG方向に揺動自在に支持部材121に支持されており、アーム部127のストッパ突起125への当接により揺動自在部材123のG方向の揺動限界が規定されている。板状部126の側面に、L形状部117の一端103が当接するようになっている。
【0046】
弾性手段124は、板状部126の一方の面に形成された凹所131と基台26との間に配されたコイルばね132を具備しており、コイルばね132は、揺動自在部材123をG方向に弾性的に付勢している。
【0047】
弾性手段105は、一端141がアーム本体115の一方の側面に形成された窪み142に係止されて、他端143が爪部材101に係止され、中間部144が軸ピン111の周りに巻かれて配された捩りコイルばね145からなる。
【0048】
弾性手段106は、一端151がアーム本体115の他方の側面に形成された窪み152に係止されて、他端153が、基台26に一体に形成された円筒部154に係止され、中間部155が軸受部116の周りに巻かれて配された捩りコイルばね156からなる。
【0049】
禁止手段22は、捩りコイルばね156の弾性力に抗してアーム部材102がD方向に回動され、揺動自在部材123がコイルばね132の弾性力によりG方向に付勢され、アーム部127がストッパ突起125に当接されて、板状部126の側面にL形状部117の一端103を当接させている際には、捩りコイルばね145の弾性力と共に爪部材101をラチェット歯46に係合させて、この係合により巻き取りドラム6のR方向の回転を禁止するようにしている。
【0050】
解除手段23は、本例では、操作ハンドル51の把持部72からなり、操作ハンドル51が折り畳まれた際に、ハンドル部70の他端部71がP方向に押圧されることにより、把持部72は、板状部126に当接して、図10及び図11に示すように、揺動自在部材123をE方向に揺動させるようになっている。
【0051】
解除手段23は、把持部72のP方向の押圧で揺動自在部材123をE方向に揺動させることにより、板状部126の側面へのL形状部117の一端103の当接を解除して、アーム部材102のC方向の回動を許容するようになっている。
【0052】
解除手段23の作動で、アーム部材102のC方向の回動が許容されると、アーム部材102は、捩りコイルばね156の弾性力により図9及び図11に示すようにC方向に回動されて、これにより爪部材101のラチェット歯46への係合が解除されて、この係合解除により巻き取りドラム6のR方向の回転が許容されるようになる。
【0053】
制動手段24は、鍔部38の歯45に噛み合うようにして、中間基板29に回転自在に支持された歯車161と、歯車161に噛み合うピニオン162を一体的に有して、一端部163で中間基板29に、他端部(図示しない)で基台26に回転自在に支持された軸部材165と、軸部材165に径方向に突出して形成された複数の突起166の夫々に、径方向に移動自在に装着された制動部材167と、各制動部材167の外周部の溝168に装着されて各制動部材167の周囲を取り囲み、各制動部材167を軸部材165に向かって弾性的に付勢する伸縮自在な環状のガータスプリング(図示しない)と、基台26に一体的に形成された円筒部154とを具備しており、各制動部材167は、円筒部154に囲まれて配されている。
【0054】
制動手段24は、歯車161の回転でピニオン162を介して軸部材165が回転されることにより、制動部材167に遠心力を与えて、一定以上の大きさの遠心力により制動部材167を図示しないガータスプリングの弾性力に抗して径方向の外側に移動させて、制動部材167の外周面を円筒部154の内周面に摩擦接触させて、制動部材167の回転、すなわち歯車161の回転に制動を与えるようになっている。
【0055】
制動手段24のこの制動作用により、巻き取りドラム6のR方向の回転におけるその回転速度を抑えて、障子3の窓枠12への激突を防止するようにしている。
【0056】
復帰手段25は、L形状部118の一辺部120に一体に形成された突起181と、ハンドル基部66の中間部76に一体に形成された突起182とを具備しており、図10及び図11に示すように、揺動自在部材123がE方向に揺動された状態で、障子3を閉じるべく操作ハンドル51がF方向に回転されることにより、突起182を突起181に当接させて突起181を蹴り上げ、而して、アーム部材102をD方向に回動させて図3、図4及び図5に示す位置に復帰させる。
【0057】
以上の窓開閉操作装置1では、折り畳み解除された状態で操作ハンドル51がF方向に把持部72を介して手動により回転されることにより、捩りコイルばね145の弾性力に抗する爪部材101の揺動を伴うラチェット歯46と爪部材101との断続的な係合、非係合により、巻き取りドラム6が同じくF方向に回転される結果、ワイヤ4が巻き取りドラム6に巻き取られて、而して、ガスステイ2のガス圧等に抗して障子3を閉鎖することができる。
【0058】
完全閉鎖後又は閉鎖途中で、操作ハンドル51へのF方向の回転力の付与を停止すると、ラチェット歯46への爪部材101の係合により、巻き取りドラム6のR方向の回転が阻止され、障子3の完全閉鎖又は半開きが維持される。
【0059】
また、窓開閉操作装置1では、操作ハンドル51が折り畳み解除された状態で、ハンドル部70が更にP方向に押されると、図9、図10及び図11に示すように、揺動自在部材123がE方向に揺動され、板状部126の側面へのL形状部117の一端103の当接が解除され、アーム部材102のC方向の回動が許容され、アーム部材102が捩りコイルばね156の弾性力によりC方向に回動されて、これにより爪部材101のラチェット歯46への係合が解除されて、この係合解除により巻き取りドラム6のR方向の回転が許容され、以後、巻き取りドラム6は、ワイヤ4を介するガスステイ2のガス圧等によりR方向に回転され、巻き取りドラム6からワイヤ4が繰り出され、障子3が完全開放されると、図示しないストッパに障子3が当接して、ワイヤ4の繰り出しが停止され、巻き取りドラム6のR方向の回転が停止される。
【0060】
そして、窓開閉操作装置1では、巻き取りドラム6のR方向の回転が速くなると、制動部材167の外周面の円筒状部154の内周面への摩擦接触が生じて、巻き取りドラム6のR方向の回転に制動を与えて、障子3の図示しないストッパへの激突を避けるようになっており、また、操作ハンドル51が折り畳まれた状態では、爪82の歯47への係合が解除されているために、巻き取りドラム6のR方向の回転においては、操作ハンドル51が回転しないようになっている。
【0061】
上記のように窓開閉操作装置1では、巻き取りドラム6を回転させる回転手段21を具備し、復帰手段25がアーム部材102の他端に設けられた突起181と、回転手段21による巻き取りドラム6の回転の際に、突起181への当接によりアーム部材102をD方向に回動させるように、回転手段21に設けられた突起182とを具備しているために、操作ハンドル51の紛失等を生じさせることがなく、操作ハンドル51の飛び出しを避けることができ、しかも、巻き取りドラム6のR方向の回転を禁止する禁止手段22をスムーズに元に復帰させることができる上、単一の爪部材101のラチェット歯46への係合、非係合により、巻き取りドラム6のR方向の回転禁止、解除を行い得るために、設計、調整を簡単に行い得る。
【0062】
更に窓開閉操作装置1では、巻き取りドラム6のF方向の回転においても、爪部材101とラチェット歯46との断続的な係合を確保できるために、巻き取りドラム6をF方向に回転させるための回転力の回転手段21への付与を停止しても、直ちに巻き取りドラム6のR方向の回転を禁止できる。
【0063】
また更に窓開閉操作装置1では、制動手段24により、障子3の開放を制御された速度にでき、障子3の最大開放におけるストッパ部材への激突を避けることができ、障子3及びその硝子並びにストッパ部材等の損壊を好ましく防止できる。
【0064】
加えて窓開閉操作装置1では、自動解除付き回転伝達手段52を具備しているために、操作ハンドル51の折り畳みにより、操作ハンドル51と巻き取りドラム6との連結を自動的に解除でき、操作指の操作ハンドル51への巻き込み等を生じさせない安全なものを提供することができ、しかも、実質的にハンドル基部66に自動解除付き回転伝達手段52を収容でき、折り畳まれた操作ハンドル51の厚みを薄くでき、コンパクトな操作ハンドル51を有したものとし得る。
【0065】
加えて、操作ハンドル51を折り畳んで初めて解除手段23を作動できるようになる結果、自動解除付き回転伝達手段52と相俟って、更に安全なものとすることができる。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、設計、調整が容易であって、しかも、コスト低減を図り得、その上、巻き取りドラムの逆転を禁止する禁止手段をスムーズに元に復帰させることができ、また、操作ハンドルの紛失等を生じさせることがない上に、操作ハンドルの折り畳みにより、操作ハンドルと巻き取りドラムとの連結を自動的に解除でき、操作ハンドルの飛び出し又は操作指の操作ハンドルへの巻き込み等を生じさせない安全な窓開閉操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施の形態の図2に示す例の分解説明図である。
【図2】本発明の好ましい一実施の形態の例の断面図である。
【図3】図2の例のカバーを取り除いた正面図である。
【図4】図2の例のカバー及び中間基板等を取り除いた正面図である。
【図5】図2の例のカバー及び中間基板等を取り除いた正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】図2の例の操作ハンドルを排煙窓に適用した例の説明図である。
【図9】図2の例の動作説明図である。
【図10】図2の例の動作説明図である。
【図11】図2の例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 窓開閉操作装置
2 ガスステイ
3 障子
4 ワイヤ
6 巻き取りドラム
21 回転手段
22 禁止手段
23 解除手段
25 復帰手段

Claims (8)

  1. 常時は開放方向に付勢された障子に連結されたワイヤの一端が固着された巻き取りドラムを正転させることによりワイヤを巻き取りドラムに巻き取って障子を閉鎖し、障子への開放付勢力に基づく巻き取りドラムの逆転によりワイヤを巻き取りドラムから繰り出して、障子を開放するようにした窓開閉操作装置であって、巻き取りドラムを回転させる回転手段と、巻き取りドラムの逆転を禁止する禁止手段と、この禁止手段の逆転禁止を解除する解除手段と、逆転禁止が解除された状態の禁止手段を元に復帰させる復帰手段とを具備しており、禁止手段は、巻き取りドラムの外周部に形成された歯に係合する爪部材と、巻き取りドラムの正転においては歯への係合を断続的に解除するように爪部材を備えている回動自在なアーム部材と、爪部材の歯への係合を維持するべく、アーム部材の一端に当接してアーム部材の一方の方向の回動を阻止する変位自在な維持手段とを具備しており、解除手段は、手動操作によりアーム部材の一端の維持手段への当接を解除するべく、維持手段を変位させるようになっており、復帰手段は、アーム部材の他端に設けられた突起と、回転手段による巻き取りドラムの回転の際に、前記突起への当接によりアーム部材を他方の方向に回動させるように、回転手段に設けられた突起とを具備している窓開閉操作装置。
  2. 爪部材は、歯に係合する方向に弾性力により付勢されてアーム部材に揺動自在に取り付けられている請求項1に記載の窓開閉操作装置。
  3. アーム部材は、一方の方向に回動するように弾性力により付勢されている請求項1又は2に記載の窓開閉操作装置。
  4. 維持手段は、揺動自在に支持された揺動自在部材と、アーム部材の一方の方向の回動を阻止する揺動方向に揺動自在部材を弾性的に付勢する弾性手段とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記載の窓開閉操作装置。
  5. 巻き取りドラムの逆転における当該巻き取りドラムの回転速度を抑える制動手段を更に具備している請求項1から4のいずれか一項に記載の窓開閉操作装置。
  6. 回転手段は、折り畳み自在な操作ハンドルと、この操作ハンドルが折り畳み解除された際には、操作ハンドルの回転を巻き取りドラムの軸部に伝達できるように、巻き取りドラムの軸部に係合し、操作ハンドルが折り畳まれた際には、巻き取りドラムの軸部への係合を解除する自動解除付き回転伝達手段とを具備している請求項1からのいずれか一項に記載の窓開閉操作装置。
  7. 操作ハンドルは、一端部で巻き取りドラムの軸部の回りで回転自在となるように配されたハンドル基部と、このハンドル基部の他端部に、一端部がヒンジ連結されたハンドル部と、このハンドル部の他端部に取り付けられた把持部とを具備しており、自動解除付き回転伝達手段は、巻き取りドラムの軸部に形成された凹凸部と、ハンドル基部に摺動自在に配されて、凹凸部に係合自在な凸部を備えたスライド体と、凸部の凹凸部への係合を解除する方向にスライド体を弾性的に付勢する弾性係合解除手段と、ハンドル部の一端部に形成されており、操作ハンドルが折り畳み解除される際にスライド体に当接して、凸部を凹凸部に係合させる方向に弾性係合解除手段の弾性力に抗してスライド体を摺動させるカム面とを具備している請求項6に記載の窓開閉操作装置。
  8. 操作ハンドルの把持部は、解除手段を兼ねている請求項7に記載の窓開閉操作装置。
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