JP4136071B2 - 現在位置算出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載されるナビゲーション装置などにおいて現在位置を算出する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、自動車に搭載されるナビゲーション装置では、マップマッチングと呼ばれる技術によって車両の現在位置を算出することが行われている。
【0003】
このマップマッチングの技術では、たとえば、次のように現在位置を算出している。
【0004】
すなわち、まず、車速センサや方位センサなどを用いて求めた走行距離、走行方位より、前回算出した現在位置に対する車両の相対変位を求める。そして、これを前回算出した現在位置に加えることにより、今回の仮現在位置を求める。そして、仮現在位置や現在の走行方位に最も整合する道路上の地点を、その道路上の地点と仮現在位置との間の距離や、その道路の方向などを考慮して求め、これを今回の現在位置とする。
【0005】
ところで、たとえば、ジャイロ装置などを方位センサとして用いる場合には、方位の変位のみが求まるため、これを積分して走行方位として用いると、方位センサの測定誤差が蓄積され、求めた走行方位の真の走行方位に対するずれが時間と共に大きくなってしまう。また、他の方位の変位を測定するセンサを方位センサとして用いる場合にも、求めた走行方位には誤差が含まれるために、真の走行方位から大きくはずれた方位が測定方位として求まってしまうことがある。そして、このような場合には、前記マップマッチングの技術によっては、現在位置を正しく算出することができなくなってしまう。
【0006】
そこで、従来は、このような走行方位の誤差を補正するために、マップマッチングで算出した現在位置が位置する道路の方位に、その時点の走行方位を補正することが行われていた。
【0007】
また、走行方位の誤差を補正するために、GPS(Global Positioning System)受信機を利用して走行方位の誤差を補正することも行われていた。すなわち、方位センサから求めた走行方位と、GPS受信機から得られた移動方位を比較し、その差が一定値以上となった場合には、GPS受信機から得られた移動方位に、その時点の走行方位を補正していた。また、車両の走行速度が小さくなる程、GPS受信機から得られる移動方位の精度が劣化することを考慮し、車両の走行速度が一定値以下の場合には、このような補正を行わないようにする制御が行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記GPS受信機から得られた移動方位に、その時点の走行方位を補正する従来の技術によれば、車両の走行速度が一定値以下の場合には補正を行わないために次のような問題が生じていた。
【0009】
すなわち、たとえば、広場や立体駐車場などを走行した後に、道路に戻り走行する場合に、道路が渋滞してた場合を考える。
【0010】
ここで、広場や立体駐車場などを複雑に走行したことよって、もしくは、広場や立体駐車場内部に対してマップマッチングが適用できないことより周辺の道路上に誤った現在位置が算出されてしまったことによって、走行方位が狂ってしまた場合、道路に戻り走行しても渋滞のために低速でしか走行できないと、GPS受信機から得られる移動方位を利用した走行方位の補正ができない。このため、マップマッチングによって正しい現在位置を算出できなくなると共に、それ以降の現在位置の算出にも悪影響を与える続けることになる。
【0011】
そこで、本発明は、移動速度によらず、受信機から得られる移動方位の誤り以上に、走行方位が大きく誤っているかどうかを判定することができると共に、誤っている場合に、これよりは誤りが小さい受信機から得られる移動方位に走行方位を補正することができる現在位置算出装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、たとえば、移動体の現在位置を算出する現在位置算出装置であって、
道路地図を表す道路地図データを記憶する手段と、
前回求めた移動体の走行方位を基準として移動体の現在の走行方位を求める手段と、
移動体の移動速度及び移動距離を求める手段と、
道路地図データを参照し、前回算出した現在位置に、前回の現在位置算出以降の移動体の走行方位と移動距離より求まる移動体の変位を加えた位置に、最も整合する道路上の位置を現在位置として算出する手段と、
移動体の移動方位を、衛星を用いた測位システムを利用して求める受信機と、
移動速度の第n(但し、nは2以上の整数)の範囲において、走行方位と移動方位の差が第nのしきい値以上大きい場合にのみ、走行方位を移動方位に合わせる補正を行う手段とを有し、
移動速度の第k(但し、kは2以上n以下の整数)の範囲は移動速度の第k-1の範囲に含まれる移動速度より小さな移動速度のみを含み、第kのしきい値は第k-1のしきい値より大きな値であることを特徴とする現在位置算出装置を提供する。
【0013】
このような現在位置算出装置によれば、移動速度が小さい場合には、GPS受信機などの受信機から得られる移動方位の精度が低いことを考慮し、移動速度が大きい場合に比べ、より走行方位と移動方位の差が大きい場合にのみ走行方位を移動方位に合わせる補正を行う。これにより、移動速度の範囲やしきい値を適当、たとえば経験的に求めた値に設定することにより、移動速度が小さく受信機から得られる移動方位の精度が低い場合でも、ある程度以上走行方位が大きく誤っているかどうかを判定することができると共に、ある程度以上誤っている場合に、これよりは誤りが小さい受信機から得られる移動方位に走行方位を補正することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る現在位置算出装置の一実施形態を、車載用ナビゲーション装置への適用を例にとり説明する。
【0015】
図1に、本実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す。
【0016】
図中、1はマイクロプロセッサやメモリから構成される処理装置、2は表示装置、3は地図データが記憶されたCD-ROMなどの記憶媒体のアクセスを担うドライブ装置、4は利用者の指示の入力を受け付ける入力装置、5は車速センサや方位センサなどから構成されるセンサ装置、6はGPS受信機である。
【0017】
次に、ドライブ装置3に装着されるCD-ROMなどの記憶媒体に記録された地図データを図2に示す。
【0018】
ここで、ドライブ装置3に装着されるCD-ROMなどの記憶媒体に記録された地図データについて説明する。
【0019】
地図データは、メッシュと呼ばれる矩形の地理的範囲毎に用意される。各メッシュの地図データは、図2に示すように、各道路毎に設けられた道路データ21より構成され、道路データ21は、道路情報22と、リンク情報23よりより構成される。
【0020】
道路情報22には、道路を一意に表す道路番号26と、道路の名称を表す道路名称24と、その道路の種別(有料道路、国道、県道)などを表す道路種別27と、その他の道路の情報を表すその他属性25が含まれる。
【0021】
また、リンク情報23には、道路を構成する各リンクについて設けられた、リンクの情報を表すリンクデータ28が含まれる。ここで、リンクは、道路の形状位置を集合として近似する直線である。
【0022】
リンクデータ28は、リンクを一意に表すリンク番号29と、そのリンクのコスト30が記述される。
【0023】
また、リンクデータ28は、その両端の点である2つのノードについて、それぞれ、ノードを一意に示すノード番号32と、ノードの位置を表すノード座標35と、そのノードとリンクを介して連結する全てのノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト34を含む。ここで、リンク同士の連結は必ずノードにおいて行われる。たとえば、十字路では、その中心にノードが設けられ、この中心に設けられたノードに4つのリンクが連結する。そして、この場合、中心に設けられたノードの隣接ノード番号リスト34には、自ノードに連結する4つのリンクの他端の4つのノードのノード番号が記述される。
【0024】
このような構成において、処理装置1は、センサ装置5の方位センサから入力する車両の走行方位変位を前回求めた走行方位に加えることに今回の走行方位を算出する処理を繰り返す。また、処理装置1は車速センサから入力する車速を時間で積分し車両の走行距離を算出する処理を繰り返す。
【0025】
そして、処理装置1は、2m走行毎に、算出した走行方位や走行距離の履歴より求まる前回算出した現在位置からの現在の相対変位を、前回算出した現在位置に加えることにより、今回の仮現在位置を求める処理を繰り返す。
【0026】
そして、処理装置は、一定距離走行毎(たとえば、2m毎)に、仮現在位置周辺の、地図データを参照し、マップマッチング処理によって、仮現在位置や現在の走行方位に最も整合するリンク上の地点を、そのリンク上の地点と仮現在位置との間の距離や、そのリンクの方向などを考慮して求め、これを今回の現在位置とする。また、この際に、現在位置が位置する道路の方位に走行方位を補正する。
【0027】
また、処理装置1は、算出した現在位置や、車両の進行方位や、入力装置5を介して利用者より指定された内容に基づき、ドライブ装置3を制御し地図データを読み出し、当該地図データの表す地図を表示装置2に表示する。また、この際、地図上に車両の現在位置と進行方位を表すマークを地図に重畳して表示したりする。
【0028】
以下、本実施形態において、処理装置1が行うGPS受信機を利用した走行方位補正処理について説明する。
【0029】
図3に、GPS受信機を利用した走行方位補正処理の手順を示す。
【0030】
この処理は、一定期間毎もしくは一定距離(たとえば20m)走行毎に実行される。
【0031】
図示するように、この処理では、処理装置1は、まず、現時点において算出されている走行方位θcを取得し(ステップ301)、次にGPS受信機6からGPS衛星を利用して求めた移動方位θgを取得する(ステップ302)。そして、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値θを求める(ステップ302)。
【0032】
以下、予め定めておいたしきい値v1、v2、v3と現在の車速vとの大小関係、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値θと予め定めておりたしきい値θ1、θ2、θ3との大小関係に応じて、走行方位θcを移動方位θgに合わせる補正を行うかどうかを決定する。ただし、しきい値v1、v2、v3はv1<v2<v3の関係にあり、しきい値θ1、θ2、θ3はθ1>θ2>θ3の関係にある。
【0033】
まず、現在の車速vがしきい値v1より大きくない場合(ステップ304)は、走行方位θcを補正せずに処理を終了する。
【0034】
次に、車速vがしきい値v1より大きく(ステップ304)、しきい値v2より大きくない(ステップ305)場合には、差の絶対値θがしきい値θ1より大きいかどうかを調べる(ステップ310)。そして、差の絶対値θがしきい値θ1より大きい場合には、走行方位θcを移動方位θgに合わせる補正を行い(ステップ308)、大きくない場合には走行方位θcの補正を行わず処理を終了する。
【0035】
次に、車速vがしきい値v1、v2より大きく(ステップ304、305)、しきい値v3より大きくない(ステップ306)場合には、差の絶対値θがしきい値θ2より大きいかどうかを調べる(ステップ309)。そして、差の絶対値θがしきい値θ2より大きい場合には、走行方位θcを移動方位θgに合わせる補正を行い(ステップ308)、大きくない場合には走行方位θcの補正を行わず処理を終了する。
【0036】
次に、車速vがしきい値v1、v2、v3より大きい場合(ステップ304、305、306)には、差の絶対値θがしきい値θ3より大きいかどうかを調べる(ステップ309)。そして、差の絶対値θがしきい値θ3より大きい場合には、走行方位θcを移動方位θgに合わせる補正を行い(ステップ308)、大きくない場合には走行方位θcの補正を行わず処理を終了する。
【0037】
以上の処理の結果、図4に示すように、車速がより大きい場合には、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値が比較的に小さくても、走行方位を移動方位に合わせる補正を行うが、車速がより小さい場合には、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値が比較的に大きい場合にのみ、走行方位を移動方位に合わせる補正を行う。
【0038】
すなわち、本実施形態は、車速が小さい場合には、GPS受信機から得られる移動方位の精度が低いことを考慮し、車速が大きい場合に比べ、より走行方位と移動方位の差が大きい場合にのみ走行方位を移動方位に合わせる補正を行うようにしたものである。そして、このようにすることにより、しきい値v1、v2、v3、θ1、θ2、θ3を適当に、たとえば経験的に求めた値に設定することによって、車速が小さくGPS受信機から得られる移動方位の精度が低い場合でも、ある程度以上走行方位が大きく誤っているかどうかを、GPS受信機から得られる移動方位より判定することができると共に、ある程度以上走行方位が大きく誤っている場合に、これよりは誤りが小さいGPS受信機から得られる移動方位に走行方位を補正することができる。したがって、低速走行時における走行方位の誤りを、より低減し、以降の現在位置の算出に対する悪影響を軽減することができる。
【0039】
以上、本発明の位置実施形態について説明した。
【0040】
なお、以上の実施形態では、車速を4つの範囲に分けて、走行方位の補正を行うかどうかを各範囲毎に異なる基準によって判定したが、車速を3以上の任意数の範囲に分けて走行方位の補正を行うかどうかを各範囲毎に異なる基準によって判定するようにしてよい。この場合にも、車速が比較的に大きい場合には、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値が比較的に小さくても、走行方位を移動方位に合わせる補正が行われ、車速が比較的に小さい場合には、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値が比較的に大きい場合にのみ、走行方位を移動方位に合わせる補正が行われるよう、各基準を設定するようにする。または、全車速の範囲、もしくは部分的な車速の範囲において、走行方位θcと移動方位θgの差の絶対値θ>F(v)が成立した場合に走行方位を移動方位に合わせる補正を行い、成立しない場合には走行方位を移動方位に合わせる補正を行わないようにしてもよい。ただし、F(v)は、全てのvの範囲においてvl>vsのとき、F(vl)>F(vs)とならない値を与える関数であって、少なくとも一部のvの範囲においてvl>vsのとき、F(vl)<F(vs)となる値を与える関数である。
【0041】
また、本実施形態における処理装置1は、CPUやメモリや適当なOSを備えた電子計算機であってよく、この場合、処理装置1が行う前記各処理は、CPUが、各処理の手順を記述したプログラムを実行することにより実現される。また、このばあい、これらのプログラムはCD-ROMなどの記憶媒体を介して、処理装置1に供給するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、低速走行時における走行方位の誤りを、より低減し、以降の現在位置の算出に対する悪影響を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る地図データの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る走行方位補正可否の判定基準を示す図であある。
【符号の説明】
1 処理装置
2 表示装置
3 ドライブ装置
4 入力装置
5 センサ装置
6 GPS受信機
Claims (4)
- 移動体の現在位置を算出する現在位置算出装置であって、
道路地図を表す道路地図データを記憶する手段と、
前回求めた移動体の走行方位を基準として移動体の現在の走行方位を求める手段と、
移動体の移動速度及び移動距離を求める手段と、
道路地図データを参照し、前回算出した現在位置に、前回の現在位置算出以降の移動体の走行方位と移動距離より求まる移動体の変位を加えた位置に、最も整合する道路上の位置を現在位置として算出する手段と、
移動体の移動方位を、衛星を用いた測位システムを利用して求める受信機と、
前記移動体の移動速度が大きい程小さい値になるように設定されたしきい値と、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値と、を比較し、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値が、前記移動体の移動速度に応じた前記しきい値よりも大きい場合に、前記現在の走行方位を前記移動方位に置き換える補正を行う手段と、
を有することを特徴とする現在位置算出装置。 - 移動体の現在位置を算出する現在位置算出装置であって、
道路地図を表す道路地図データを記憶する手段と、
前回求めた移動体の走行方位を基準として移動体の現在の走行方位Cを求める手段と、
移動体の移動速度V及び移動距離を求める手段と、
道路地図データを参照し、前回算出した現在位置に、前回の現在位置算出以降の移動体の走行方位と移動距離より求まる移動体の変位を加えた位置に、最も整合する道路上の位置を現在位置として算出する手段と、
移動体の移動方位Gを、衛星を用いた測位システムを利用して求める受信機と、
所定の条件を満たすか否かを判定し、満たす場合には前記走行方位Cを前記移動方位に置き換える補正を行う手段とを有し、
前記所定の条件は、
移動速度Vが、所定の移動速度V1以上で、かつ前記移動速度V1より大きい所定の移動速度V2未満であれば、走行方位Cと移動方位Gの差の絶対値が所定の正の角度θ1より大きい、または、
移動速度Vが、前記移動速度V2以上で、かつ前記移動速度V2より大きい所定の移動速度V3未満であれば、走行方位Cと移動方位Gの差の絶対値が前記所定の正の角度θ1より小さい正の角度θ2より大きい、または、
移動速度Vが、前記移動速度V3以上であれば、走行方位Cと移動方位Gの差の絶対値が前記所定の正の角度θ2より小さい正の角度θ3より大きい、ことのうちいずれか一つを満たすこと、である
ことを特徴とする現在位置算出装置。 - 移動体の現在位置を算出する方法であって、
前回求めた移動体の走行方位を基準として移動体の現在の走行方位を求めるステップと、
移動体の移動速度及び移動距離を求めるステップと、
道路地図データを参照し、前回算出した現在位置に、前回の現在位置算出以降の移動体の走行方位と移動距離より求まる移動体の変位を加えた位置に、最も整合する道路上の位置を現在位置として算出するステップと、
移動体の移動方位を、衛星を用いた測位システムを利用して求めるステップと、
前記移動体の移動速度が大きい程小さい値になるように設定されたしきい値と、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値と、を比較し、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値が、前記移動体の移動速度に応じた前記しきい値よりも大きい場合に、前記現在の走行方位を前記移動方位に置き換える補正を行うステップと、
を有することを特徴とする方法。 - 電子計算機によって読み取られ実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
前記プログラムは、
前回求めた移動体の走行方位を基準として移動体の現在の走行方位を求めるステップと、
移動体の移動速度及び移動距離を求めるステップと、
前記電子計算機が記憶した道路地図データを参照し、前回算出した現在位置に、前回の現在位置算出以降の移動体の走行方位と移動距離より求まる移動体の変位を加えた位置に、最も整合する道路上の位置を現在位置として算出するステップと、
移動体の移動方位を、衛星を用いた測位システムを利用して求めるステップと、
前記移動体の移動速度が大きい程小さい値になるように設定されたしきい値と、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値と、を比較し、前記現在の走行方位と前記移動方位の差の絶対値が、前記移動体の移動速度に応じた前記しきい値よりも大きい場合に、前記現在の走行方位を前記移動方位に置き換える補正を行うステップと、を前記電子計算機に実施させる、
ことを特徴とするプログラムを記憶した記憶媒体。
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JP13959698A JP4136071B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 現在位置算出装置 |
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JP13959698A JP4136071B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 現在位置算出装置 |
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JPH11325928A JPH11325928A (ja) | 1999-11-26 |
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JP13959698A Expired - Lifetime JP4136071B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 現在位置算出装置 |
Country Status (1)
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KR100793003B1 (ko) | 2005-12-07 | 2008-01-08 | (주) 엘지텔레콤 | Gps 단말장치에서의 gps 방위 오차 개선방법 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP13959698A patent/JP4136071B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH11325928A (ja) | 1999-11-26 |
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