JP4135647B2 - 複軸多層モータのステータ構造 - Google Patents

複軸多層モータのステータ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4135647B2
JP4135647B2 JP2004020829A JP2004020829A JP4135647B2 JP 4135647 B2 JP4135647 B2 JP 4135647B2 JP 2004020829 A JP2004020829 A JP 2004020829A JP 2004020829 A JP2004020829 A JP 2004020829A JP 4135647 B2 JP4135647 B2 JP 4135647B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
stator
adjacent
outer peripheral
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004020829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005218207A (ja
Inventor
正樹 中野
則之 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004020829A priority Critical patent/JP4135647B2/ja
Publication of JP2005218207A publication Critical patent/JP2005218207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4135647B2 publication Critical patent/JP4135647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

本発明は複軸多層モータ、特に一つのステータで二つのロータを駆動する複軸多層モータのステータ構造に関するものである。
この種の複軸多層モータは、例えば特許文献1で開示されたものがあり、この複軸多層モータ301は、図7に中心軸線を含む面内での断面図で示すように、モータハウジング341内に、ステータ320と、このステータ320の内周側に配設されたインナーロータ310と、上記ステータの外周側に配設されたアウターロータ330とを具える。
ステータ320は、コアに、図示しないコイルを巻装してなるティースが周方向に所定の間隔で配置された分割コイル型ステータとなっている。
そして、そのステータ320の内部に冷媒を循環させるウォータージャケット380を、コアを固定するボルト343の外周に形成し、ステータ320のリア側に、冷媒をウォータージャケット380に流し込むための、流入口385および流出口386を設けて、かつ、各ウォータージャケット380のフロント側をUターン流路384にて連通させている。これにより、ステータ320が発生する熱を冷媒により吸収して、ステータ120の冷却を行っている。
かかる複軸多層モータ301は、ステータ320のコイルを多相に接続して、そのコイルにインナーロータ310の回転制御用の電流と、アウターロータ330の回転制御用の電流とを複合した複合電流を供給して磁束を変化させることにより、インナーロータ310およびアウターロータ330の回転を独立して制御することができる。
特開2001−14086号公報
ところが、上述したような複軸多層モータ301では、隣接するコア間を貫通して、コアを固定するボルト343の周りにウォータジャケット380を設けるため、構造が複雑であり、かつ、隣り合うコアの隙間をモールドしないと冷媒流路としてのウォータジャケット380のシール性が保てないという問題点があった。また、ステータ320のコアのやや内周よりをボルト343の周りに設けたウォータジャケット380に冷媒を循環させてステータ320を冷却するため、銅損および鉄損等による熱が発生しやすい、コイルやその近傍のコアを直接冷却することはできず、それらの熱をコアを介して間接的に冷却する方式であるため、必ずしも冷却効率は良くなかった。
本発明は、上述したところの問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、冷媒流路を簡単な構造にて形成し、そのシール性をより簡単な構造にて確保し、ステータの冷却効率をさらに高めることができる複軸多層モータのステータ構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、コアにコイルを巻装したティースと非磁性体からなる内周側支柱および外周側支柱とを交互に液密に接合してなるステータ、ステータの内周側に配設されたインナーロータ、及びステータの外周側に配設されたアウターロータを具えてなる複軸多層モータのステータ構造において、前記内周側支柱と前記外周側支柱を連結し、隣接する前記ティースを区画してそれぞれ冷媒流路となる二つの空間を隣接配置する仕切り板と、前記仕切り板の両側に位置する隣接仕切り板に液密に接合されて前記仕切り板との間に流路空間を形成し、前記二つの冷媒流路を前記流路空間を介して連通するUターン流路するステータカバーとを有することを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、より簡単な構造により、ステータを冷却する冷媒流路を構成して、シール性も確保することができる。また、ティースの両側に、ティース、内周側支柱、外周側支柱および仕切り板により冷媒流路を画成することにより、銅損および鉄損により熱が発生しやすい部位である、コイルとその近傍のコアを直接冷却することが可能となり、かつ、ステータ全体としての冷媒への接触面積を大きくして、冷却効率を高めることができるとともに、内周側支柱、外周側支柱および仕切り板を隣接するティース間に介装することにより、ステータ全体の剛性を高めることができる。
以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明のステータ構造を備える回転電機の一例としての複軸多層モータが適用されたハイブリッド駆動ユニットの全体図である。なお、以下に説明する複軸多層モータはその基本的な構成を説明するためのものであり、本発明の特徴部分については、後に詳細に説明する。図1において、Eはエンジン、Mは複軸多層モータ、Gはラビニョウ型複合遊星歯車列、Dは駆動出力機構、1はモータカバー、2はモータケース、3はギヤハウジング、4はフロントカバーである。
前記エンジンEは、ハイブリッド駆動ユニットの主動力源であり、エンジン出力軸5とラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第2リングギヤR2とは、回転変動吸収ダンパー6及び多板クラッチ7を介して連結されている。
前記複軸多層モータMは、外観的には1つのモータであるが2つのモータジェネレータ機能を有する副動力源である。この複軸多層モータMは、前記モータケース2に固定され、コイルを巻いた固定電機子としてのステータSと、前記ステータSの内側に配置し、永久磁石を埋設したインナーロータIRと、前記ステータSの外側に配置し、永久磁石を埋設したアウターロータORと、を同軸上に三層配置することで構成されている。前記インナーロータIRに固定の第1モータ中空軸8は、ラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第1サンギヤS1に連結され、前記アウターロータORに固定の第2モータ軸9は、ラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第2サンギヤS2に連結されている。
前記ラビニョウ型複合遊星歯車列Gは、二つのモータ回転数を制御することにより無段階に変速比を変える無段変速機能を有する遊星歯車機構である。このラビニョウ型複合遊星歯車列Gは、互いに噛み合う第1ピニオンP1と第2ピニオンP2を支持する共通キャリヤCと、第1ピニオンP1に噛み合う第1サンギヤS1と、第2ピニオンP2に噛み合う第2サンギヤS2と、第1ピニオンP1に噛み合う第1リングギヤR1と、第2ピニオンP2に噛み合う第2リングギヤR2との5つの回転要素を有して構成されている。前記第1リングギヤR1とギヤハウジング3との間には多板ブレーキ10が介装されている。前記共通キャリヤCには、出力ギヤ11が連結されている。
前記駆動出力機構Dは、出力ギヤ11と、第1カウンターギヤ12と、第2カウンターギヤ13と、ドライブギヤ14と、ディファレンシャル15と、ドライブシャフト16,16により構成されている。そして、出力ギヤ11からの出力回転及び出力トルクは、第1カウンターギヤ12→第2カウンターギヤ13→ドライブギヤ14→ディファレンシャル15を経過し、ドライブシャフト16,16から図外の駆動輪へ伝達される。
すなわち、ハイブリッド駆動ユニットは、前記第2リングギヤR2とエンジン出力軸5を連結し、前記第1サンギヤS1と第1モータ中空軸8とを連結し、前記第2サンギヤS2と第2モータ軸9とを連結し、前記共通キャリヤCに出力ギヤ11を連結することにより構成されている。
図2は、ラビニョウ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリッド変速機を構成する、この発明の対象となる複軸多層モータの一例をより詳細に示す図である。この複軸多層モータに、この発明の積層コア構造を適用することができる。図2に示す構成の複軸多層モータは、一個の円環状のステータ101と、その半径方向内方および外方にそれぞれ互いに同軸の所定回転軸線O上にて回転自在に配置したインナーロータ102およびアウターロータ103とよりなる三重構造とし、これらをハウジング104内に収納して構成する。
ここにおけるインナーロータ102およびアウターロータ103はそれぞれ、電磁鋼板などをプレス成形して造った板材のロータ軸線方向への積層になる積層コア124、125を具え、これら積層コア124、125に、ロータ軸線方向に貫通する永久磁石を円周方向等間隔に配置して設けた構成となす。インナーロータ102とアウターロータ103とでは、配置する磁極数を変えることで、両者の極対数を異ならせている。一例を示すと、磁石の個数自体はインナーロータ102とアウターロータ103で同一であり、12個ずつであるが、インナーロータ102は2個の磁石で1極を成しているため、極対数としては3極対となり、アウターロータ103は1個の磁石で1極を成しているため、極対数としては6極対となる。
そしてハウジング104内へのインナーロータ102およびアウターロータ103の収納に当たっては、アウターロータ103は、積層コア125の外周にトルク伝達シェル105を駆動結合して具え、該トルク伝達シェル105の両端をそれぞれベアリング107、108によりハウジング104に回転自在に支持し、トルク伝達シェル105をベアリング107の側でアウターロータシャフト109に結合する。
インナーロータ102は積層コア124の中心に、内部に上記アウターロータシャフト109を回転自在に貫通した中空のインナーロータシャフト110を貫通して具え、これらインナーロータ102の積層コア124およびインナーロータシャフト110間を駆動結合する。そしてインナーロータシャフト110の中間部をベアリング112により、固定のステータブラケット113内に回転自在に支持し、一端部(図1では左端部)をベアリング114によりトルク伝達シェル105の対応端壁に回転自在に支持する。
ステータ101は、電磁鋼板をプレス成形して造ったT字状のステータ鋼板をステータ軸線方向に積層してなる多数のコアを具える。個々のコアには、図2下側に示す如くコイル117を巻層してティースを形成し、これらのティースを同一円周方向等間隔に、つまり円環状に配列して、これをステータ軸線方向両側のブラケット113、118間に何らかの手段で挟持すると共に全体的に樹脂120でモールドすることにより一体化して、ステータ101を構成する。
なお、このモータの駆動に当たっては、回転センサ148および回転センサ147が検出するインナーロータ102およびアウターロータ103の回転位置、つまりこれらに上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた両ロータ102,103用の位相の異なる駆動電流を複合して得られる複合電流をステータ101の電磁コイル117に供給し、これにより両ロータ102、103用の回転磁界をステータに個別に発生させることで、回転磁界に同期して両ロータ102、103を個別に回転駆動させることができる。
以下、本発明による複軸多層モータのステータ構造の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態を示す複軸多層モータのステータ構造を示す斜視図である。
この複軸多層モータのステータ201は、コア202にコイル203を巻装してなるティース204を周方向に所定の間隔で設け、ティース204の内周面の延長面上に隣接して位置して、隣り合うティース204の隙間を液密に閉塞する、内周側支柱205と、ティース204の外周面の延長面上に隣接して位置して、隣り合うティースの隙間を液密に閉塞する、外周側支柱206とを設けてなるものであって、
隣接するティース204間に、内周側支柱205と外周側支柱206を液密に連結する仕切り板207を設け、それぞれのティース204と、その両側に位置する内周側支柱205、外周側支柱206および仕切り板207により冷媒流路208を画成し、隣接する冷媒流路208の一方を、モータ周方向に交互に流入口208Aおよび流出口208Bとして、流入口208Aを有する冷媒流路208とそれに対応する流出口208Bを有する冷媒流路208を液密に連通する複数のUターン流路209を有する、ステータカバー10を設けてなる。(請求項1に相当)
ここでは、ステータカバー210は、円筒状の内周面板210a、同じく円筒状の外周面板210b、円環状の背面板210cおよび仕切り板207の配設ピッチの1/2のピッチで設けたカバー仕切り板210dを各々接着剤等により接合して、または一体成形して、図示のごとく形成される。ステータカバー210の内周面板210aはコア202の軸線方向両端の内周面側および内周側支柱205に図示しない樹脂層を介して液密に接合され、外周面板210bはコア202の軸線方向両端の外周面側および外周側支柱206に図示しない樹脂層を介して液密に接合され、さらに、背面板210cはステータ201の仕切り板207に一つおきに図示しない樹脂層を介して液密に接合される。これにより、冷媒流路208を液密に連通する複数のUターン流路209を、構成することができる。
冷媒流路208は、図3では図示しない、モールド樹脂部に設けられた冷媒導入路、冷媒分配蓋部材(ギャラリプレートフロント)、冷媒分配板部材(セパレータ)、前記Uターン流路209を有するステータカバー等の部品との組合せに基づいて、冷却系を構成し、ティース204を冷却する。
なお、図の左側をリア側、右側をフロント側としてもよいし、左側をフロント側、右側をリア側としてもよい。
図4は、本発明の実施の形態を示す複軸多層モータのステータの中心軸線を含む面内での断面図である。
コア202はほぼT字形状の断面形状をなし、その側面には、図に示すように、階段状にコイル203が巻装されて、ティース204が形成される。ティース204は所定の間隔にて円環状に設けられ、その内外周面の延長面に隣接して、隣り合うティース204の隙間を液密に閉塞する、ほぼ台形状の断面形状をなす内周側支柱205および外周側支柱206が設けられ、それらの支柱を液密に連結する、仕切り板207が設けられる。これらのティース204、その両側に位置する内周側支柱205、外周側支柱206および仕切り板207により、冷媒流路208が形成される。
図5は、本発明の他の実施の形態を示す複軸多層モータのステータ構造を示す斜視図である。
図3に示すステータ構造に比して、図5に示すステータ構造は、前記仕切り板207のステータカバー側端部を、周方向に一つおきに、ティース204のコイル203よりもモータ中心軸線方向に突出させて、端部を突出させた長尺の仕切り板207aのみを、図示に示すような硬質部材よりなるキャップ状のステータカバー211に、そのステータカバーに嵌合する形状の、同じくキャップ状の樹脂層212を介して、接合して、ステータカバー211に設けた外周側の締結部211aおよび内周側の締結部211bのボルト穴211cに、図示しないボルトを挿通して、ステータ側に設けた図示ないボルト穴に螺合することにより、ステータカバー211をステータ201に液密に接合させてなることを特徴とする。(請求項2、請求項に相当)
これによれば、図3に示すステータ構造に比して、より簡単な構造にて、隣接する冷媒流路を、突出させない短尺の仕切り板207bと、円環状のステータカバー211の背面211dおよび側面211eとの間に画成されるUターン流路にて連通させることができる。また、樹脂層212を介してステータカバー211をステータ201に接合することを、ボルト締め等のより簡易な方法により行うことができる。
ここで、図6に示すように、仕切り板207、内周側支柱205および外周側支柱206を一体形成物とすれば、この一体形成物はいわゆるI型梁を形成し、その単位断面積あたりの断面二次モーメントを大きくできるため、その剛性の高さをもってステータの剛性を高めることができる。(請求項に相当)
また、図6に示すように、キャップ状の樹脂層212に換えて、コア202、内周側支柱205、外周側支柱206および仕切り板207のステータカバー211と接合する面のみに、あらかじめ斜線で示す樹脂層213を貼着して、ステータカバー211をステータに接合することも出来る。これによれば、Uターン流路の液密性を確保しつつ、樹脂の使用量をなるべく小さなものとして、製造コストを削減することができる
図7は、本発明のさらに他の実施形態を示す、複軸多層モータのステータ構造をモータ半径方向外側から見た模式展開図である。
なお、図7では、仕切り板207の端部を詳細に説明するため、ステータカバーおよび樹脂層は省略している。
図5に示す構造に加えて、図7に示すステータ構造では、仕切り板207、内周側支柱205および外周側支柱206を樹脂製の一体形成物とし、仕切り板207の内部に補強材としての芯金213を埋設するとともに(請求項に相当)、仕切り板207の冷媒流路に面する側面に、図示のごとく凹凸214を設けた(請求項7に相当)ものである。
このように、仕切り板207を樹脂製とすることで、仕切り板207と前記ステータカバーとの間には樹脂層を介する必要がなくなり、図5に示すようなキャップ状の樹脂層を廃して樹脂の使用量を最低限なものとして、液密性を確保するとともに製造コストを低減することができる。ここで仕切り板207を樹脂製とすると、強度的には劣るため、仕切り板207の内部に補強材としての芯金213を埋設して、仕切り板207の剛性を確保している。
また、仕切り板207の冷媒流路に面する側面に、図示のごとく凹凸214を設けることにより、仕切り板207の冷媒との接触面積を拡大するとともに、冷媒の流れを乱流化して、冷却性能を更に高めることができる。ここでは、芯金213を設ける部分の仕切り板207の厚みを増す形態にて凹凸214の凸を設けたが、凹凸の形態はこれに限られるものではない。
図8は、図7に示すステータ構造の、AA断面およびBB断面を示す模式断面図であり、仕切り板とステータカバーの接合態様を示すものである。
図8(a)に示すように、長尺の仕切り板207aは、その端部、外周面および内周面を、樹脂層212を介してステータカバー211に接合される。
図8(b)に示すように、短尺の仕切り板207bは、その端部と、外周面および外周面の端部側を除いて、ステータカバー211に接合され、仕切り板207bの端部とステータカバー211との間には隙間を設けて、この隙間が、隣接する冷媒流路208を連通する、Uターン流路209をなす。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。
本発明のステータ構造は、特に一つのステータで二つのロータを駆動する複軸多層モータに適用して好適なものであり、特に冷却性能を高め、構造を簡略化するにあたり有利なものである。
複軸多層モータが適用されたハイブリッド駆動ユニットを示す概略全体図である。 ラビニョウ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリッド変速機を構成する、本発明のステータ構造の対象となる複軸多層モータを示す縦断側面図である。 本発明の一実施形態を示す複軸多層モータのステータ構造を示す斜視図である。 図3に示すステータの半径方向断面図である。 本発明の他の実施形態を示す複軸多層モータのステータ構造を示す斜視図である。 本発明の複軸多層モータのステータ構造の内周側支柱、外周側支柱および仕切り板の構造を示す模式図である。 本発明のさらに他の実施形態を示す、複軸多層モータのステータ構造をモータ半径方向外側から見た模式展開図である。 図7のAA断面およびBB断面を示す模式断面図である。 従来の複軸多層モータの中心軸線を含む断面図である。
符号の説明
201 ステータ
202 コア
203 コイル
204 ティース
205 内周側支柱
206 外周側支柱
207 仕切り板
208 冷媒流路
209 Uターン流路
210 ステータカバー
211 ステータカバー(キャップ状)
212 樹脂層(キャップ状)
213 樹脂層
214 凹凸

Claims (7)

  1. コアにコイルを巻装したティースと非磁性体からなる内周側支柱および外周側支柱とを交互に液密に接合してなるステータ、ステータの内周側に配設されたインナーロータ、及びステータの外周側に配設されたアウターロータを具えてなる複軸多層モータのステータ構造において、
    前記内周側支柱と前記外周側支柱を連結し、隣接する前記ティースを区画してそれぞれ冷媒流路となる二つの空間を隣接配置する仕切り板と、
    前記仕切り板の両側に位置する隣接仕切り板に液密に接合されて前記仕切り板との間に流路空間を形成し、前記二つの冷媒流路を前記流路空間を介して連通するUターン流路するステータカバー
    を有する複軸多層モータのステータ構造。
  2. 記ステータカバーは、
    前記隣接仕切り板に対向して突出し、前記隣接仕切り板との接合時、前記隣接仕切り板に液密に接合して前記流路空間を形成する、カバー仕切り板を有する請求項1に記載の複軸多層モータのステータ構造。
  3. 前記隣接仕切り板は、
    前記仕切り板より前記ステータカバー側に延長して形成され、前記ステータカバーとの接合時、前記ステータカバーに液密に接合して前記流路空間を形成する請求項1に記載の複軸多層モータのステータ構造。
  4. 前記内周側支柱、前記外周側支柱、前記仕切り板及び前記隣接仕切り板は、一体成形により前記仕切り板或いは前記隣接仕切り板の両端に前記内周側支柱と前記外周側支柱を位置させた縦断面I型梁形状に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の複軸多層モータのステータ構造。
  5. 前記内周側支柱、前記外周側支柱、前記仕切り板及び前記隣接仕切り板は、前記仕切り板及び前記隣接仕切り板の内部に補強材を配置した樹脂製の一体形成物として形成されている請求項1〜のいずれか一項に記載の複軸多層モータのステータ構造。
  6. 前記ステータカバー、前記コア、前記内周側支柱、前記外周側支柱、前記仕切り板、及び前記隣接仕切り板は、樹脂層を介して液密に接合されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の複軸多層モータのステータ構造。
  7. 前記仕切り板及び前記隣接仕切り板は、前記冷媒流路に臨むに凹凸を設け請求項1〜のいずれか一項に記載の複軸多層モータのステータ構造。
JP2004020829A 2004-01-29 2004-01-29 複軸多層モータのステータ構造 Expired - Fee Related JP4135647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004020829A JP4135647B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 複軸多層モータのステータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004020829A JP4135647B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 複軸多層モータのステータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005218207A JP2005218207A (ja) 2005-08-11
JP4135647B2 true JP4135647B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=34904645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004020829A Expired - Fee Related JP4135647B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 複軸多層モータのステータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4135647B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7398626B2 (ja) 2020-02-06 2023-12-15 株式会社大林組 空調システム

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101689786B (zh) * 2007-06-13 2012-08-29 丰田自动车株式会社 旋转电机的冷却构造
JP4691087B2 (ja) * 2007-12-26 2011-06-01 本田技研工業株式会社 電動機
JP5330860B2 (ja) * 2009-02-27 2013-10-30 トヨタ自動車株式会社 回転電機
CN101895178B (zh) * 2010-06-04 2011-11-16 华小平 兆瓦级双转子直驱永磁风力发电机
JP7289223B2 (ja) * 2019-06-04 2023-06-09 株式会社日立製作所 固定子、回転電機及び回転電機の製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0360865U (ja) * 1989-10-06 1991-06-14
JP4267730B2 (ja) * 1998-11-24 2009-05-27 シナノケンシ株式会社 アウターロータ型回転子とアウターロータ型モータ
JP3603784B2 (ja) * 2000-12-14 2004-12-22 日産自動車株式会社 回転電機
JP3603815B2 (ja) * 2001-06-21 2004-12-22 日産自動車株式会社 回転電機
JP3594003B2 (ja) * 2001-08-28 2004-11-24 日産自動車株式会社 回転電機及びその製造方法
JP2003269395A (ja) * 2002-01-09 2003-09-25 Hitachi Ltd 軸流ファン
JP3669343B2 (ja) * 2002-04-01 2005-07-06 日産自動車株式会社 回転電機の冷却構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7398626B2 (ja) 2020-02-06 2023-12-15 株式会社大林組 空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005218207A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4220324B2 (ja) 回転電機
US6838790B2 (en) Stator of two rotor single stator type electric motor
CN100380787C (zh) 用于旋转电机的磁路结构
JP4135647B2 (ja) 複軸多層モータのステータ構造
JP2003153495A (ja) 回転電機の冷却構造
JP4069859B2 (ja) 回転電機の構造
JP4120558B2 (ja) ステータ冷却構造
JP4100119B2 (ja) 複軸多層モータのステータ構造
JP3775363B2 (ja) 複軸多層モータの冷却構造
JP4016931B2 (ja) 複軸多層モータ
JP4111117B2 (ja) 回転電機の回転センサー配置構造
JP2005137126A (ja) 固定子のコイル構造及び製造方法
JP4135627B2 (ja) 回転電機のステータ構造
JP2004072949A (ja) 複軸多層モータのメカニカルシール構造
JP2004312800A (ja) 複軸多層モータのステータ構造
JP4127228B2 (ja) 回転電機のステータ構造
JP2004072950A (ja) 複軸多層モータのステータ冷却パイプ支持構造
JP4135611B2 (ja) 回転電機のステータ構造
JP2004072948A (ja) 複軸多層モータのアウターロータ支持ベアリング取り付け構造
JP2005168205A (ja) 回転電機のステータコア構造
JP2004072947A (ja) 複軸多層モータのステータ冷却構造
JP2005269730A (ja) 回転電機の製造方法
JP2005124301A (ja) 回転電機の回転子構造
JP2006014560A (ja) 回転電機のステータコア構造
JP2005117740A (ja) 回転電機の積層コア構造及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080218

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4135647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees