JP4135466B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システムに関し、例えば、既存の公衆電話交換網に属する相手電話機との通話、及び、インターネット(VoIP回線:Voice over Internet Protocol回線;IPネットワーク)に属する相手電話機との通話を行うことができる複数種類の回線対応の電話機(以下、複合電話機と呼ぶ)間の通信に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、VoIP回線用の電話機機能と、既存の公衆電話交換網用の通常の電話機機能とを兼ね備えた複合電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2001−217929号公報
このような複合電話機を用い、ある利用者が、VoIP回線を使用して相手電話機と通話しようとするときには電話機機能(IP電話機機能)を利用し、公衆回線を使用して相手電話機と通話しようとするときには通常の電話機機能を利用する。ここで、相手電話機も複合電話機の場合には、一般には、通話コストが無料又は安いVoIP回線が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、VoIP回線を介して相手側複合電話機を呼び出そうとしても、障害などによって、呼び出せない場合がある。
【0005】
緊急性が高い通話のための発呼であれば、利用者は、他の電話機にかけ直すことになる。また、発信側の複合電話機又はインターネット(IPネットワーク)内のコールサーバが有する転送機能を利用し、予め登録しておいた、当初とは異なる複合電話機(又はIP電話機)にVoIP回線を介して再発呼させることも考えられる。
【0006】
しかしながら、再発呼先の複合電話機(又はIP電話機)の場所が、当初呼び出そうとした複合電話機と場所が離れていた場合には、有効な通話ができない場合もある。また、転送先の複合電話機(又はIP電話機)の場所が、当初呼び出そうとした複合電話機と場所が近くても、一般には、呼び出そうとした相手でない人が出ることが多く、その人から、呼び出そうとした相手に交換してもらうことになり、時間的なロスなどが生じてしまう。
【0007】
そのため、上記当初とは異なる複合電話機(又はIP電話機)への再発呼によらずに、当初呼び出そうとした相手との通話を実現できる通信システムが望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明では、第1及び第2の通信端末間で、IPネットワークを介した通信と、公衆電話交換網を介した通信とを択一的に実行できる通信システムにおいて、上記IPネットワーク内に、上記第1の通信端末から上記第2の通信端末への発呼時において、上記第2の通信端末側に接続されるアダプタ装置から、所定時間内に応答が得られず又はコネクション生成失敗が通知され、コネクションを確立できないときに、上記第1の通信端末への切断を行うことなく、上記IPネットワーク及び上記公衆電話交換網間を接続するメディアゲートウェイを介して、上記公衆電話交換網を迂回路とした上記第2の通信端末へのコネクション確立動作を起動する交換処理装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による通信システムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態の通信システムは、既存の公衆電話網に属する相手電話機との通話、及び、インターネット(IPネットワーク;VoIP回線)に属する相手電話機との通話を行うことができる複合電話機間の通信を実行するものである。
【0010】
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態の通信システム1の全体構成を示すブロック図である。
【0011】
図2において、第1の実施形態の通信システム1は、IPネットワーク2及び公衆電話交換網(PSTN)3の一方を利用した複合交換機10間の通話を実行させるものである。
【0012】
建物内設備としては、上述した複合電話機10に加え、端末インタフェース機能などを行うアダプタ装置(ターミナルアダプタ)11、回線との間での変復調処理を行うモデム12、VoIP回線及び公衆回線間の切り分けを行うスプリッタ13などを有する。なお、1個のアダプタ装置11には、複数の複合電話機10などが接続されていても良い。アダプタ装置11は、例えば、MGCPに従うゲートウェイ(MGCP−GW)である。
【0013】
以下では、複合電話機10、アダプタ装置11、モデム12及びスプリッタ13などを複合電話機設備と呼ぶ。
【0014】
IPネットワーク2は、IPネットワーク2内での交換処理を行う複数の交換処理サーバ(コールサーバ)20を備える。各複合電話機設備は、いずれかの交換処理サーバ20に収容されている。
【0015】
IPネットワーク2及び公衆電話交換網3間は、IPネットワーク2及び公衆電話交換網3間のポイントオブインタフェース(第1及び後述する第2の実施形態についてはUNI−POIとする、後述する第3の実施形態についてはNNI−POIとする)機能などを担うメディアゲートウェイ4を介して接続可能である。
【0016】
図3は、第1の実施形態の交換処理サーバ20の内部構成例を示す機能ブロック図である。
【0017】
交換処理サーバ20は、各複合電話機設備側とのインタフェースを行う端末インタフェース部21、各VoIP回線(他の交換処理サーバやメディアゲートウェイなど)とのインタフェースを行う回線インタフェース部22、端末インタフェース部21及び回線インタフェース部22間の交換や2個の端末インタフェース部21間の交換や2個の回線インタフェース部22間の交換を行うスイッチ部23、端末インタフェース部21や回線インタフェース部22からの呼制御情報に基づき、交換制御処理や呼制御処理を行う制御部24、制御部24が交換制御処理や呼制御処理で参照する情報を格納している情報記憶部25、並びに、制御部24がスイッチ部23から導入して複合電話機設備などに与えるトーン指令などを格納している出力指令記憶部26などを有する。
【0018】
情報記憶部25には、例えば、加入者(収容している複合電話機設備の加入者)が公衆電話交換網3を利用した迂回契約をしている者であるかの情報や、迂回契約している場合における迂回ルート情報や、迂回契約している場合における発信先毎の迂回統計情報(例えば、迂回回数など)などの迂回情報25aも格納している。
【0019】
出力指令記憶部26には、例えば、迂回処理を起動することを発呼側に伝えるトーン(コンファームトーン;CFT)のトーン指令26aも格納されている。
【0020】
(A−2)第1の実施形態の動作
図1は、第1の実施形態の通信システム1での特徴動作の概要を示すものである。なお、図1において、発呼側の構成要素には符号末尾に「D」を付与し、着呼側の構成要素には符号末尾に「R」を付与し、区別して示している。
【0021】
図1において、複合電話機10Dが複合電話機10Rに対し、IPネットワーク2経由で電話を掛けた場合において、複合電話機10R側で着信ができないときに、複合電話機10Dに係る加入者が迂回契約を締結していれば、メディアゲートウェイ4を介して公衆電話交換網3を迂回路とし、複合電話機10Rに対する発呼を行う。
【0022】
以下、この際の信号シーケンスを、図4を参照しながら具体的に説明する。なお、図4において、発呼側の構成要素には符号末尾に「D」を付与し、着呼側の構成要素には符号末尾に「R」を付与し、区別して示している。
【0023】
アダプタ装置11Dが、収容している複合電話機10D(図4では省略)のオフフックを検出すると、交換処理サーバ20Dに対し、オフフックを表すコマンド(例えばNTFYによる)を送出し(S1)、交換処理サーバ20Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S2)。
【0024】
交換処理サーバ20Dは、オフフックを表すコマンドの受信により、ダイヤルが可能であることを示すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばRQNT)をアダプタ装置11Dに送出し(S3)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S4)。アダプタ装置11Dは、図4では省略しているが、複合電話機10Dに対し、ダイヤルが可能であることを示すトーンを送出する。
【0025】
利用者が発信先の複合電話機10R(図示せず)の電話番号をダイヤルすると、アダプタ装置11Dは、交換処理サーバ20Dに対し、着番号を表すコマンド(例えばNTFY)を送出し(S5)、交換処理サーバ20Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S6)。
【0026】
交換処理サーバ20Dは、着番号コマンドの受信により、アダプタ装置11Dに対し、複合電話機10Dへ呼出中を示すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばCRCX)を送出し(S7)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S8)。アダプタ装置11Dは、図4では省略しているが、複合電話機10Dに対し、呼出中を示すトーンを送出する。
【0027】
交換処理サーバ20Dは、アダプタ装置11Dから、呼出中を示すトーン送出の指示コマンドの受信応答を受けると、発信先の複合電話機10R(図示せず)に係るアダプタ装置11Rを収容している交換処理サーバ20Rに対し、発信先の複合電話機10Rへのコネクション生成を要求するメソッド(例えばINVITE)を送出する(S9)。このとき、交換処理サーバ20Rは、アダプタ装置11Rに対し、複合電話機10Rへのコネクション生成を要求するコマンド(例えばCRCX)を送出する(S10)。
【0028】
交換処理サーバ20Rは、アダプタ装置11Rから所定時間内に応答が与えられない場合や、アダプタ装置11Rからコネクション生成のNG(失敗)が与えられた場合には、発側の交換処理サーバ20Dに対し、呼の解放を指示するメソッド(例えばBYE)を送出する(S11)。
【0029】
このとき、交換処理サーバ20Dは、内部の記憶情報に基づき、発呼者(複合電話機10D)が迂回契約を締結している加入者かを確認する。図4のステップS12以降は、発呼者が迂回契約を締結している加入者の場合のシーケンスを示している。
【0030】
なお、図示は省略しているが、発呼者が迂回契約を締結していない加入者の場合には、交換処理サーバ20Dは、アダプタ装置11Dに対し、話中音トーンの送出を指示するコマンドや、着信できない旨の音声ガイダンスの送出を指示するコマンドなどを送出する。
【0031】
交換処理サーバ20Dは、発呼者が迂回契約を締結している加入者の場合には、複合電話機10Dへ迂回処理を起動することを表すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばMDCX)をアダプタ装置11Dに送出し(S12)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S13)。アダプタ装置11Dは、図4では省略しているが、複合電話機10Dに対し、迂回処理を行っていることを表すトーンを送出する。迂回処理を行っていることを表すトーンは、他のトーンと明確に区別できるトーンとなっている。
【0032】
迂回処理を行っていることを表すトーンを送出することを指示するコマンドの受信によるトーン送出が所定時間(例えば1秒)だけ行われ、それより長くトーンを鳴動させる場合であれば、交換処理サーバ20Dは、複合電話機10Dへ迂回処理を行っていることを表すトーンを送出することを指示するコマンドを、複数回送出すれば良い。
【0033】
ここで、迂回契約を締結していても、迂回を希望しない場合には、加入者は、複合電話機10Dをオンフックして呼を切断させれば良い。一般には、IPネットワーク2を利用した通話は、無料、又は、公衆電話交換網3を用いた通話より低額であるので、迂回処理を行っていることを表すトーンを鳴らし、迂回の実行有無を発呼者に選択させることとした。
【0034】
交換処理サーバ20Dは、アダプタ装置11Dから、迂回処理を示すトーン送出の指示コマンドの受信応答を受けると、例えば、自己に、利用するメディアゲートウェイとして設定されているメディアゲートウェイ4(この第1の実施形態の場合、UNI−POI)に対し、公衆電話交換網3による呼設定を求める呼設定メッセージ(例えばSETUP)を送出する(S14)。
【0035】
なお、呼設定メッセージには、発信先の複合電話機10Rの公衆電話交換網3での電話番号も含まれる。ここで、複合電話機10RにおけるIPネットワーク2での電話番号と、公衆電話交換網3での電話番号とが同一であっても異なっていても良い。後者の場合には、迂回契約に基づき、交換処理サーバ20Dに設定記憶させる迂回情報に、公衆電話交換網3での電話番号を含めておくことを要する。
【0036】
メディアゲートウェイ4は、交換処理サーバ20Dからの呼設定メッセージを受信すると、公衆電話交換網3に対して呼設定を求める呼設定メッセージ(例えばSETUP)を送出する(S15)。このとき、公衆電話交換網3は、呼設定受付メッセージ(例えばCALLP)をメディアゲートウェイ4に返信し(S16)、メディアゲートウェイ4も、呼設定受付メッセージを交換処理サーバ20Dに返信する(S17)。
【0037】
公衆電話交換網3は、呼設定メッセージの受付により、発信先の複合電話機10Rに対する呼出処理を行うと共に、呼出メッセージ(例えばALERT)をメディアゲートウェイ4に送信し(S18)、メディアゲートウェイ4も、呼出メッセージを交換処理サーバ20Dに送信する(S19)。
【0038】
交換処理サーバ20Dは、呼出メッセージの受信により、アダプタ装置11Dに対し、複合電話機10Dへ呼出中を示すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばMDCX)を送出し(S20)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S21)。アダプタ装置11Dは、図4では省略しているが、複合電話機10Dに対し、呼出中を示すトーンを送出する。
【0039】
なお、交換処理サーバ20Dは、上述したステップS12のタイミングではなく、この呼出メッセージの受信のタイミングで、迂回処理を行っていることを表すトーンを送出することを指示するコマンドを送出し、さらに、呼出トーンを送出することを指示するコマンドを送出するようにしても良い。しかし、迂回処理を行っていることを表すトーンの鳴動時間を固定にしていると、被呼者が直ちに応答したとき、迂回処理を行っていることを表すトーンのため、被呼者音声が途切れることもあり得、上述のように、迂回処理開始前のタイミング(S12参照)で迂回処理を行うことを表すトーンを鳴動し始めることが好ましい。
【0040】
公衆電話交換網3は、発信先の複合電話機10R側が呼出に応答すると、応答メッセージをメディアゲートウェイ4に送信し(S22)、メディアゲートウェイ4も、応答メッセージ(例えばCONN)を交換処理サーバ20Dに送信する(S23)。
【0041】
交換処理サーバ20Dは、応答メッセージの受信により、アダプタ装置11Dに対し、発信先の複合電話機10Rの応答を通知するコマンド(例えばMDCX)を送出し(S24)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S24)。このとき、アダプタ装置11Dは、図4では省略しているが、複合電話機10Dを通話可能状態に変更させる。
【0042】
以上のようにして、IPネットワーク2内から公衆電話交換網3を迂回経由させた通話ルートで、複合電話機10D及び10R間の通話が実行される。
【0043】
(A−3)第1の実施形態の効果
上記第1の実施形態の通信システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
【0044】
IPネットワーク2(VoIP回線)を介して相手側複合電話機10Rを呼び出そうとした場合において、障害などによって呼び出せないときに、IPネットワーク2内の交換処理サーバ20Dが、公衆電話交換網3を介した迂回経路で、その同一の複合電話機10Rを呼び出すので、当初呼び出そうとした複合電話機10R(者)との通話を可能とすることができる。
【0045】
なお、転送機能を利用した場合には、異なる複合電話機やIP電話機を呼び出すことになり、当初呼び出そうとした者との通話ができない場合や、第3者がでてから当初呼び出そうとした者に変わってもらうこととなるが、上記実施形態では、同一の複合電話機10Rにかけるので、当初呼び出そうとした者との通話を迅速、有効に行うことが期待できる。
【0046】
また、公衆電話交換網3を介する迂回処理の起動の前には、発呼者にそのことを専用トーンで知らせるようにしたので、迂回処理の要否を発呼者が選択することができる。すなわち、迂回処理が不要と考える発呼者は、その時点でオンフックすれば良い。また、公衆電話交換網3を介する迂回処理の起動の前からトーンを送出するようにしたので、着呼者が迂回の呼出に対して直ちにハンドセットを持ち上げ、会話を始めたとしても、トーンと着呼者の音声とがかぶるようなことを防止できる。
【0047】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による通信システムの第2の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0048】
この第2の実施形態の通信システムも、全体構成は、第1の実施形態に係る図2と同様であり、また、交換処理サーバの詳細構成も、第1の実施形態に係る図3と同様である。
【0049】
以下、図1及び図2での符号を用い、かつ、図5の信号シーケンス図を参照しながら、第2の実施形態の通信システム1の特徴動作を説明する。なお、第1の実施形態が、メディアゲートウェイ4を介した公衆電話交換網3との通信を、発側の交換処理サーバ20Dが行うのに対して、第2の実施形態では、メディアゲートウェイ4を介した公衆電話交換網3との通信を、着側の交換処理サーバ20Rが行っている点が異なっている。
【0050】
第2の実施形態においても、発側の交換処理サーバ20Dが、複合電話機10Dへ迂回処理を行っていることを表すトーンを送出することを指示するコマンドをアダプタ装置11Dに送出し、アダプタ装置11Dがそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信するまでの信号シーケンス(S1〜S13)は、第1の実施形態と同様であり、その説明は省略し、これ以降のシーケンスを説明する。
【0051】
発側の交換処理サーバ20Dは、着側の交換処理サーバ20Rに対し、発信先の複合電話機10Rへの公衆電話交換網3を介したコネクション生成を要求するメソッド(例えばINVITE)を送出する(S30)。
【0052】
このとき、交換処理サーバ20Rは、例えば、自己に、利用するメディアゲートウェイとして設定されているメディアゲートウェイ4(この第2の実施形態の場合、例えば、UNI−POI)に対し、公衆電話交換網3による呼設定を求める呼設定メッセージ(例えばSETUP)を送出する(S31)。
【0053】
メディアゲートウェイ4は、交換処理サーバ20Rからの呼設定メッセージを受信すると、公衆電話交換網3に対して呼設定を求める呼設定メッセージ(例えばSETUP)を送出する(S32)。このとき、公衆電話交換網3は、呼設定受付メッセージ(例えばCALLP)をメディアゲートウェイ4に返信し(S33)、メディアゲートウェイ4も、呼設定受付メッセージ(例えばCALLP)を交換処理サーバ20Rに返信する(S34)。交換処理サーバ20Rは、発側の交換処理サーバ20Dに対し、コネクション形成の要求メソッドの受信に応じ、その要求受信を表すアドレスコンプリートメッセージ(例えばACM)を送出する(S35)。
【0054】
公衆電話交換網3は、呼設定メッセージの受付により、発信先の複合電話機10Rに対する呼出処理を行うと共に、呼出メッセージ(例えばALERT)をメディアゲートウェイ4に送信し(S36)、メディアゲートウェイ4も、呼出メッセージ(例えばALERT)を交換処理サーバ20Rに送信する(S37)。交換処理サーバ20Rは、発側の交換処理サーバ20Dに対し、その旨のコールプログレスメッセージ(例えばCPG)を送出する(S38)。
【0055】
交換処理サーバ20Dは、このメッセージの受信により、アダプタ装置11Dに対し、複合電話機10Dへ呼出中を示すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばMDCX)を送出し(S39)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S40)。アダプタ装置11Dは、図5では省略しているが、複合電話機10Dに対し、呼出中を示すトーンを送出する。
【0056】
公衆電話交換網3は、発信先の複合電話機10R側が呼出に応答すると、応答メッセージ(例えばCONN)をメディアゲートウェイ4に送信し(S41)、メディアゲートウェイ4も、応答メッセージ(例えばCONN)を交換処理サーバ20Rに送信する(S42)。交換処理サーバ20Rは、発側の交換処理サーバ20Dに対し、その旨のアンサーメッセージ(例えばANM)を送出する(S43)。
【0057】
交換処理サーバ20Dは、このメッセージの受信により、アダプタ装置11Dに対し、発信先の複合電話機10Rの応答を指示するコマンドを送出し(S44)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S45)。このとき、アダプタ装置11Dは、図5では省略しているが、複合電話機10Dを通話状態に変更させる。
【0058】
上記第2の実施形態の通信システムは、第1の実施形態の通信システムに比較し、メディアゲートウェイ4を介した公衆電話交換網3との通信を、着側の交換処理サーバ20Rが行っている点が異なるが、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
【0059】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による通信システムの第3の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0060】
この第3の実施形態の通信システムも、全体構成は、第1の実施形態に係る図2と同様であり、また、交換処理サーバの詳細構成も、第1の実施形態に係る図3と同様である。
【0061】
但し、この第3の実施形態の場合、IPネットワーク2及び公衆電話交換網3間のインタフェースを行うメディアゲートウェイ4として、音声とシグナリングとの処理部が別個に存在するものを適用している。すなわち、図6に示すように、NNI−POI部4−1と、シグナリングゲートウェイ部4−2(SGW)とを有するものを適用している。
【0062】
以下、図1及び図2での符号を用い、かつ、図7の信号シーケンス図を参照しながら、第3の実施形態の通信システム1の特徴動作を説明する。
【0063】
第3の実施形態においても、発側の交換処理サーバ20Dが、複合電話機10Dへ迂回処理を行っていることを表すトーンを送出することを指示するコマンドをアダプタ装置11Dに送出し、アダプタ装置11Dがそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信するまでの信号シーケンス(S1〜S13)は、第1の実施形態と同様であり、その説明は省略し、これ以降のシーケンスを説明する。
【0064】
発側の交換処理サーバ20Dは、アダプタ装置11Dから、迂回処理を示すトーン送出の指示コマンドの受信応答を受けると、例えば、自己に、利用するメディアゲートウェイとして設定されているメディアゲートウェイ4のNNI−POI部4−1に対し、それに対応するシグナリングゲートウェイ部4−2上にシグナリングコネクションを開くことの指示コマンド(例えばCRCX)を送出し(S50)、NNI−POI部4−1はその指示コマンドを受信すると、シグナリングコネクションを開いて受信応答を交換処理サーバ20Dに返信する(S51)。
【0065】
その後、交換処理サーバ20Dは、シグナリングゲートウェイ部4−2に対し、コールセットアップのためのメッセージ(例えばIAM)を送出し(S52)、シグナリングゲートウェイ部4−2も、公衆電話交換網3に対し、コールセットアップのためのメッセージ(例えばIAM)を送出する(S53)。
【0066】
公衆電話交換網3は、発信先の複合電話機10Rに対する呼出処理などを行い、呼出中などを報告するバックワードメッセージ(例えばACM)を、シグナリングゲートウェイ部4−2に返信し(S54)、シグナリングゲートウェイ部4−2も、呼出中などを報告するバックワードメッセージ(例えばACM)を交換処理サーバ20Dに返信する(S55)。
【0067】
また、公衆電話交換網3は、通話セットアップ中の状態をレポートするためのバックワードメッセージ(例えばCPG)を、シグナリングゲートウェイ部4−2に返信し(S56)、シグナリングゲートウェイ部4−2も、そのバックワードメッセージ(例えばCPG)を交換処理サーバ20Dに返信する(S57)。交換処理サーバ20Dは、このメッセージの受付により、複合電話機10Dへ呼出中を示すトーンを送出することを指示するコマンド(例えばMDCX)を送出し(S58)、アダプタ装置11DはそのコマンドMDCXを受信すると、受信した旨を返信する(S59)。アダプタ装置11Dは、図7では省略しているが、複合電話機10Dに対し、呼出中を示すトーンを送出する。
【0068】
公衆電話交換網3は、発信先の複合電話機10R側が呼出に応答すると、応答メッセージ(例えばANM)をシグナリングゲートウェイ部4−2に送信し(S60)、シグナリングゲートウェイ部4−2も、応答メッセージ(例えばANM)を交換処理サーバ20Dに送信する(S61)。
【0069】
交換処理サーバ20Dは、応答メッセージの受信により、アダプタ装置11Dに対し、発信先の複合電話機10Rの応答を指示するコマンド(例えばMDCX)を送出し(S62)、アダプタ装置11Dはそのコマンドを受信すると、受信した旨を返信する(S63)。このとき、アダプタ装置11Dは、図7では省略しているが、複合電話機10Dを通話状態に変更させる。
【0070】
上記第3の実施形態は、IPネットワーク2及び公衆電話交換網3間のインタフェースを行うメディアゲートウェイ4の種類が、第1及び第2の実施形態のものと異なるが、この第3の実施形態によっても、第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
【0071】
(D)他の実施形態
上記各実施形態においては、複合電話機10が固定電話機の場合を示したが、本発明は、複合電話機10が携帯電話機などの場合にも適用可能である。また、回線に対して、複合電話機と同様な呼シーケンスを行う他の装置(例えばファクシミリ装置など)であっても良い。さらに、実施形態の複合電話機及びアダプタ装置が融合されたような装置が、通信端末であっても良い。
【0072】
また、上記各実施形態においては、発側及び着側の複合電話機設備がそれぞれ、IPネットワーク2内の異なる交換処理サーバ20に収容されている場合を示したが、発側及び着側の複合電話機設備が同一の交換処理サーバ20に収容されている場合にも、その交換処理サーバ20が主導権を取って公衆電話交換網3への迂回処理を行うようにすれば良い。
【0073】
発側及び着側の複合電話機設備がそれぞれ、IPネットワーク2内の異なる交換処理サーバ20に収容されている場合や、同一の交換処理サーバ20に収容されている場合でも、IPネットワーク2内の第3の交換処理サーバ20が主導権を取って公衆電話交換網3への迂回処理を行うようにすれば良い。この場合、第3の交換処理サーバ20への通知は、発側の複合電話機設備を収容している交換処理サーバ20からなされることが好ましい。
【0074】
上記各実施形態においては、公衆電話交換網3を利用した迂回処理を起動する前から、迂回処理を示すトーンを鳴動させるものを示したが、迂回処理を起動してから、迂回処理を示すトーンを鳴動させるようにしても良い。
【0075】
また、迂回処理を示すトーンに代え、迂回処理を示す音声ガイダンスを発呼側に与えて利用者に通知させるようにしても良く、さらに、迂回処理を示すトーンや音声ガイダンスに加え、そのことを表示させるコマンドなどを発呼側に与えて表示させるようにしても良い。
【0076】
さらに、迂回処理を起動する原因は、IPネットワーク2を介した着側との回線接続が実行されない場合であれば良く、限定されないものである。例えば、着側の障害閉塞、保守閉塞などであっても良く、上述したような応答が帰ってこない場合をも含む。応答が帰ってこない場合としては、着側の複合電話機又はそのアダプタ装置がIPネットワーク2を介した通信機能をオフにしている場合を挙げられる。
【0077】
さらにまた、上記各実施形態では、発呼側に、迂回処理起動中の情報を通知するものを示したが、着側にも、以下に例示するような通知を行っても良い。
【0078】
例えば、発呼側に係るIPネットワーク2内の交換処理サーバ20Dが、迂回処理でもコネクションを確立できない場合に、IPネットワーク2内のセンターステーション装置から、着側のeメールアドレスを取出し、着側に対し、eメールで警告を与えるようにしても良い。ここで、発呼側に係るIPネットワーク2内の交換処理サーバ20Dがジャーナルを管理し、所定回数だけ連続してコネクションを確立できない場合に、着側に対し、eメールで警告を与えるようにしても良い。さらに例えば、着側に係る交換処理サーバ20Rを方路する複数のジャーナルを整理し、着側ユーザに係る問題と特定できた場合にのみ、着側に対し、eメールで警告を与えるようにしても良い。
【0079】
上記各実施形態では、2種類のネットワークがIPネットワーク及び公衆電話交換網の場合を示したが、2種類のネットワークはこれに限定されるものではない。
【0080】
また、上記各実施形態は、コマンドやメッセージの具体例として、主にMGCPを用いているが、H.323やSIP等の他のプロトコルでも同様の動作を実現することが可能である。
【0081】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、第1及び第2の通信端末間で、IPネットワークを介した通信と、公衆電話交換網を介した通信とを択一的に実行できる通信システムにおいて、当初とは異なる複合電話機(又はIP電話機)への再発呼によらずに、しかも、再ダイヤルすることなく、当初呼び出そうとした相手との通話を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信システムでの迂回の説明図である。
【図2】第1の実施形態の通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の交換処理サーバの内部構成を示す機能ブロック図である。
【図4】第1の実施形態の信号シーケンス図である。
【図5】第2の実施形態の信号シーケンス図である。
【図6】第3の実施形態のメディアゲートウェイの内部構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施形態の信号シーケンス図である。
【符号の説明】
1…通信システム、2…IPネットワーク、3…公衆電話交換網、4…メディアゲートウェイ、4−1…NNI−POI部、4−2…シグナリングゲートウェイ部、10、10D、10R…複合電話機、11、11D、11R…アダプタ装置、20、20D、20R…交換処理サーバ。
Claims (4)
- 第1及び第2の通信端末間で、IPネットワークを介した通信と、公衆電話交換網を介した通信とを択一的に実行できる通信システムにおいて、
上記IPネットワーク内に、上記第1の通信端末から上記第2の通信端末への発呼時において、上記第2の通信端末側に接続されるアダプタ装置から、所定時間内に応答が得られず又はコネクション生成失敗が通知され、コネクションを確立できないときに、上記第1の通信端末への切断を行うことなく、上記IPネットワーク及び上記公衆電話交換網間を接続するメディアゲートウェイを介して、上記公衆電話交換網を迂回路とした上記第2の通信端末へのコネクション確立動作を起動する交換処理装置を設けたことを特徴とする通信システム。 - 上記交換処理装置は、上記迂回路を利用したコネクション確立動作を行うことを、その起動前から上記第1の通信端末に通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 上記交換処理装置は、上記迂回路を利用したコネクション確立動作を行うことの通知を、専用のトーンで実行させることを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
- 上記交換処理装置は、上記迂回路を利用する契約を締結している加入者についての情報を格納しており、上記第2の通信端末側の状態によりコネクションを確立できないときにおいて、発呼加入者について上記迂回路を利用する契約がされている場合、上記迂回路を利用したコネクション確立動作を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信システム。
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