JP4135438B2 - シートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造 - Google Patents

シートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に自動車の中央席に用いられる3点式シートベルトに関し、不使用時にシートベルト連結具をベルト引き出し側に保持することができるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の前部席および後部席には、乗員を座席に拘束するために、主に3点式シートベルト装置が装備されている。
この種のシートベルト装置は、図10に示すように、シートベルト装置(シートベルト)100の一端部がアンカープレート101に係止され、他端部がシートベルトアンカのサッシュガイド(スルーリングとも言う。)102を通ってセンターピラー103の下端部に配設されたリトラクタ(巻取り装置)104に保持されている。そして、アンカープレート101とスルーリング102との間のシートベルト100中間部に配設されたスルータング105を車体中央部に立設されたバックル106に係合させることにより、乗員を座席に拘束している。
【0003】
一方、後部席の中央の席に、3点式シートベルト装置を採用する場合、シートベルトアンカのサッシュガイドをルーフ部に取付けるようにしていることもある。
図11および図12は、従来、中央席に採用していた3点式シートベルト装置を示したものである。このシートベルト装置は、サイドボディアウタパネル107とインナパネル108で構成されたリヤピラー部下方109にリトラクタ110を内装し、このリトラクタ110から引き出されたシートベルト111をルーフ部112に取付けられたサッシュガイド113を経由して、斜め下方に引き出し、シートベルト111の先端に第1の連結具としてのコネクター114を、途中に第2の連結具としてのスルータング115を装着している。また、シート116の中央席の両側には、コネクター114を固定する第1の固定具117とスルータング115を固定する第2の固定具118がそれぞれ設けられており、コネクター114を固定具117に固定し、スルータング115を固定具118に固定してシートベルト装置が使用されている。
【0004】
そして、シートベルト装置を使用しない場合には、コネクター114を固定具117から外し、スルータング115を固定具118から外すと、シートベルト111はリトラクタ110に巻き戻されて、スルーリング113からぶら下った状態になる。この状態だと、コネクター114およびスルータング115が走行時に揺れ、後方視界の妨げとなったり、車体に接触したり、コネクター114とスルータング115どうしが接触し、異音や破損が発生する恐れがある。
そこで、図13に示したように、ルーフ部にスルーリング113を取付けるボルト119でルーフライニング120の下面に支持サポート121を固定し、この支持サポート121にマグネット122を取付け、このマグネット122でコネクター114を保持するようにしている(特許文献1参照。)。このとき、スルータング115はシートベルト111に取付けられたプレート123上に配置されて、ルーフライニング120下面側に収納されている。
しかしながら、上記従来技術によると、マグネット122が弱いとコネクター114が外れ易く、また、マグネット122が強いとコネクター114が外れにくくなる。
【0005】
そこで、バネを利用して、コネクター114を保持するようにした、先行技術(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
この先行技術によると、図14に示すように、バネハウジング124を設けて、このバネハウジング124内にバネクリップ125を内装し、このバネクリップ125でコネクター114を保持するようにしている。バネクリップ125は、バネハウジング124内に設けられたセンタポスト126とサイドポスト127を囲むようにして取り付けられており、センタポスト126とバネハウジング124内壁面に設けられた突起部128との間でバネクリップ125の中間位置が保持されている。
【0006】
【特許文献1】
欧州特許769432A1号明細書
【特許文献2】
米国特許6334628号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術によると、コネクター114とスルータング115をルーフ上に固定する為に部品点数の増加と作業工数の増加を招き、コストアップとなる。
【0008】
本発明は上記課題を解決し、部品点数の増加を極力押さえ、組付け作業工数の増加を避けて、不使用時にシートベルト連結具を保持することができる、シートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第1の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第1の連結具を、該シートベルトの途中に第2の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたことにある。
また、本発明は、上記バンドは、上記第1の連結具と第2の連結具との間のベルト部分に、第2の連結具を共に保持できる位置に設けたことにある。
さらに、本発明は、上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したことにある。
またさらに、本発明は、上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したことにある。
また、本発明は、上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された2本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したことにある。
さらに、本発明は、上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図、図2は車体正面側から連結具保持状態を見たシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す概念図、図3は図1の連結具保持構造を示す斜視図である。図4は、バンド結合前のシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す斜視図、図5は、バンド結合状態のシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す斜視図である。
【0011】
図1ないし図5は、リヤシートの中央席に3点式シートベルト装置を採用した自動車のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を示したものである。
車体1のリヤピラー部2下方に内装されたリトラクタ3から引き出されたシートベルト4はルーフ部5に取付けられたシートベルトアンカのサッシュガイド(スルーリングとも言う。)6を介して斜め下方に案内されている。シートベルト4の先端には、第1の連結具としてのコネクター(タングあるいはスルータングとも言う。)7が装着され、コネクター7とサッシュガイド6の間には、第2の連結具としてのタング(スルータングとも言う。)8がシートベルト4の途中に装備されている。
【0012】
コネクター7をリヤシートの中央席の片側に装備された第1の固定具(図示せず)に取り付け、タング8を、リヤシートの中央席の他方側に装備された第2の固定具(図示せず)に取り付けてシートベルト装置が使用される。
リトラクタ3から引き出されたシートベルト4は、車体1の内装材であるトリム9に形成されたシートベルト引き出し穴10から車室内に引き出され、車体側面1aから離れた位置のルーフ部5に垂設されたサッシュガイド6を通して下方側に吊り下げられている。
【0013】
コネクター7が装着されたシートベルト4の先端部には、上記シートベルト4先端に装着されたコネクター7と、サッシュガイド6との間のベルト部分4aを、上記リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bに留める連結具保持手段11が、上記コネクター7とサッシュガイド6との間のベルト部分4aに設けられている。
連結具保持手段11の一例としては、一端部12aがシートベルト4のベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように他端部12bを縫製等によりシートベルト4に取り付けたバンド12が用いられている。このバンド12の一端部12aと、他端部12bには、互いに重なる面に、互いに結合する結合手段13としての面ファスナー13a,13bが装着されている。
【0014】
次に、シートベルト不使用時における連結具の保持構造を説明する。
シートベルト装置が不使用状態にあるときには、シートベルト4に取り付けたバンド12の一端部12aを持って、リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bを囲むように回して、バンド12の一端部12aに装着された面ファスナー13aを、バンド12の他端部12bに装着された面ファスナー13bに重ね合わせて結合する(図4参照)。こうして、コネクター7と、サッシュガイド6との間のベルト部分4aを、リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bに留めることができる。
このとき、バンド12の一端部12aを、図4に示すように、タング8の金具部分8aを一緒に囲むようにして、バンド12の他端部12bに重ね合わせることにより、タング8をベルト部分4aと一緒に、ベルト部分4bに保持することができる(図5参照)。
このとき、バンド12の一端部12aをコネクター7に出来るだけ近いベルト部分4aに取り付けることが好ましい。そのようにすれば、コネクター7およびタング8の保持を同時に出来る。また、バンド12をベルト部分4bを囲むように回したとき、外側となる面に装着された面ファスナー13bをループ面、内側となる面に装着された面ファスナー13aをブック面とすることで、面ファスナーのブック面が乗員の衣服やシートの表皮に接触する不具合を防止できる。
【0015】
こうして、シートベルト装置が不使用状態にあるときに、バンド12の一端部12aを、バンド12の他端部12bに重ね合わせる簡単な作業で、コネクター7と、サッシュガイド6との間のベルト部分4aが垂れ下がる不具合を防ぐことができる。バンド12をベルト部分4aに縫い合わせ、面ファスナー13a,13bをバンド12に装着する作業で済むので、経済的で、かつ取付作業が極めて容易である。
【0016】
図6ないし図9は、本発明の他の実施の形態で、図1ないし図5と同一部分は同符号を付して説明する。
図6および図7に示したものは、結合手段14として面ファスナー13a,13bに代えて、互いに結合するホック14a,14bを用いたものである。この場合も、ホック14a,14bは、 バンド12の一端部12aと、他端部12bの互いに重なる面に装着されている。
【0017】
そして、シートベルト装置が不使用状態にあるときには、図7に示すように、シートベルト4に取り付けたバンド12の一端部12aを持って、リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bを囲むように回して、バンド12の一端部12aに装着されたホック14aを、バンド12の他端部12bに装着されたホック14bに重ね合わせて結合する。こうして、コネクター7と、サッシュガイド6との間のベルト部分4aを、リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bに留めることができる。この実施の形態の場合も、バンド12でタング8の金具部分8aを一緒に囲むようにして、保持することができる。
【0018】
図8および図9に示したものは、2本のバンド15,16をシートベルト4のベルト部分4aに取り付けたもので、これらのバンド15,16には、互いに結合するホック14a,14bが取り付けられている。
この場合も2本のバンド15,16をリトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bを囲むように回して、ホック14a,14b相互を結合することにより、コネクター7と、サッシュガイド6との間のベルト部分4aを、リトラクタ3からサッシュガイド6にかけて引き出されたベルト部分4bに留めることができる。
この実施の形態の場合も、2本のバンド15,16でタング8の金具部分8aを一緒に囲むようにして、保持することができる。
【0019】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、バンドに取り付ける結合手段13,14としては、面ファスナー13a,13b、ホック14a,14b等を必要に応じて選択的に取り付ければ良く、また、バンド自体を面ファスナーで製造しても良い。また、連結具保持手段としては、ベルト部分4a,4bに直接、面ファスナー13a,13bを縫製しても良い。さらに、面ファスナー13a,13bに代えて永久磁石を縫いこむようにしても良い。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜、変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造によれば次のような効果を奏することができる。
請求項1において、車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第1の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第1の連結具を、該シートベルトの途中に第2の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたので、シートベルトの基部が車体側面に沿っておらず、離れていることから、バンドをリトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留めるために、シートベルトを引き寄せる必要がなく、容易に連結具を固定することができる。
請求項2において、上記バンドは、上記第1の連結具と第2の連結具との間のベルト部分に、第2の連結具を共に保持できる位置に設けたので、第1の連結具とともに第2の連結具を保持することができる。
請求項3において、上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したので、バンドをシートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項4において、上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したので、バンドをシートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項5において、上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された2本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したので、シートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項6において、上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したので、面ファスナーのフック面が乗員の衣服やシートの表皮に接触する不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図2】図1のシートベルト不使用時における連結具保持構造を車体正面側から見た図である。
【図3】図1のシートベルト装置の先端側を示す斜視図である。
【図4】図1のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図5】図4の連結具をバンドで保持した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態によるシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図7】図6のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態によるシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図9】図8のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図10】従来の3点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図11】従来のリヤシート中央席用の3点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図12】従来のリヤシート中央席用の3点式シートベルト装置を示す断面図である。
【図13】図12のシートベルト連結具の収納構造の一例を示す断面図である。
【図14】図12のシートベルト連結具の収納構造の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 リヤピラー部
3 リトラクタ
4 シートベルト
5 ルーフ部
6 サッシュガイド
7 コネクター(連結具)
8 タング(連結具)
9 トリム
10 シートベルト引き出し穴
11 連結具保持手段
12 バンド
12a 一端部
12b 他端部
13、14 結合手段
13a,13b 面ファスナー
14a,14b ホック

Claims (6)

  1. 車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第1の連結具をシート側に装備された第1の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第1の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第2の連結具をシート側に装備された第2の固定具に固定して3点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第1の連結具を、該シートベルトの途中に第2の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第1の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたことを特徴とするシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
  2. 上記バンドは、上記第1の連結具と第2の連結具との間のベルト部分に、第2の連結具を共に保持できる位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
  3. 上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したことを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
  4. 上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したことを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
  5. 上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された2本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したことを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
  6. 上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。
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