JP4135438B2 - Connector holding structure when seat belt is not used in seat belt device - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に自動車の中央席に用いられる３点式シートベルトに関し、不使用時にシートベルト連結具をベルト引き出し側に保持することができるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、自動車の前部席および後部席には、乗員を座席に拘束するために、主に３点式シートベルト装置が装備されている。
この種のシートベルト装置は、図１０に示すように、シートベルト装置（シートベルト）１００の一端部がアンカープレート１０１に係止され、他端部がシートベルトアンカのサッシュガイド（スルーリングとも言う。）１０２を通ってセンターピラー１０３の下端部に配設されたリトラクタ（巻取り装置）１０４に保持されている。そして、アンカープレート１０１とスルーリング１０２との間のシートベルト１００中間部に配設されたスルータング１０５を車体中央部に立設されたバックル１０６に係合させることにより、乗員を座席に拘束している。
【０００３】
一方、後部席の中央の席に、３点式シートベルト装置を採用する場合、シートベルトアンカのサッシュガイドをルーフ部に取付けるようにしていることもある。
図１１および図１２は、従来、中央席に採用していた３点式シートベルト装置を示したものである。このシートベルト装置は、サイドボディアウタパネル１０７とインナパネル１０８で構成されたリヤピラー部下方１０９にリトラクタ１１０を内装し、このリトラクタ１１０から引き出されたシートベルト１１１をルーフ部１１２に取付けられたサッシュガイド１１３を経由して、斜め下方に引き出し、シートベルト１１１の先端に第１の連結具としてのコネクター１１４を、途中に第２の連結具としてのスルータング１１５を装着している。また、シート１１６の中央席の両側には、コネクター１１４を固定する第１の固定具１１７とスルータング１１５を固定する第２の固定具１１８がそれぞれ設けられており、コネクター１１４を固定具１１７に固定し、スルータング１１５を固定具１１８に固定してシートベルト装置が使用されている。
【０００４】
そして、シートベルト装置を使用しない場合には、コネクター１１４を固定具１１７から外し、スルータング１１５を固定具１１８から外すと、シートベルト１１１はリトラクタ１１０に巻き戻されて、スルーリング１１３からぶら下った状態になる。この状態だと、コネクター１１４およびスルータング１１５が走行時に揺れ、後方視界の妨げとなったり、車体に接触したり、コネクター１１４とスルータング１１５どうしが接触し、異音や破損が発生する恐れがある。
そこで、図１３に示したように、ルーフ部にスルーリング１１３を取付けるボルト１１９でルーフライニング１２０の下面に支持サポート１２１を固定し、この支持サポート１２１にマグネット１２２を取付け、このマグネット１２２でコネクター１１４を保持するようにしている（特許文献１参照。）。このとき、スルータング１１５はシートベルト１１１に取付けられたプレート１２３上に配置されて、ルーフライニング１２０下面側に収納されている。
しかしながら、上記従来技術によると、マグネット１２２が弱いとコネクター１１４が外れ易く、また、マグネット１２２が強いとコネクター１１４が外れにくくなる。
【０００５】
そこで、バネを利用して、コネクター１１４を保持するようにした、先行技術（例えば、特許文献２参照。）が知られている。
この先行技術によると、図１４に示すように、バネハウジング１２４を設けて、このバネハウジング１２４内にバネクリップ１２５を内装し、このバネクリップ１２５でコネクター１１４を保持するようにしている。バネクリップ１２５は、バネハウジング１２４内に設けられたセンタポスト１２６とサイドポスト１２７を囲むようにして取り付けられており、センタポスト１２６とバネハウジング１２４内壁面に設けられた突起部１２８との間でバネクリップ１２５の中間位置が保持されている。
【０００６】
【特許文献１】
欧州特許７６９４３２Ａ１号明細書
【特許文献２】
米国特許６３３４６２８号明細書
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術によると、コネクター１１４とスルータング１１５をルーフ上に固定する為に部品点数の増加と作業工数の増加を招き、コストアップとなる。
【０００８】
本発明は上記課題を解決し、部品点数の増加を極力押さえ、組付け作業工数の増加を避けて、不使用時にシートベルト連結具を保持することができる、シートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第１の連結具をシート側に装備された第１の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第１の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第２の連結具をシート側に装備された第２の固定具に固定して３点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第１の連結具を、該シートベルトの途中に第２の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたことにある。
また、本発明は、上記バンドは、上記第１の連結具と第２の連結具との間のベルト部分に、第２の連結具を共に保持できる位置に設けたことにある。
さらに、本発明は、上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したことにある。
またさらに、本発明は、上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したことにある。
また、本発明は、上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された２本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したことにある。
さらに、本発明は、上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したことにある。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下本発明のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図１はシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図、図２は車体正面側から連結具保持状態を見たシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す概念図、図３は図１の連結具保持構造を示す斜視図である。図４は、バンド結合前のシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す斜視図、図５は、バンド結合状態のシートベルトの不使用時の連結具保持構造を示す斜視図である。
【００１１】
図１ないし図５は、リヤシートの中央席に３点式シートベルト装置を採用した自動車のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を示したものである。
車体１のリヤピラー部２下方に内装されたリトラクタ３から引き出されたシートベルト４はルーフ部５に取付けられたシートベルトアンカのサッシュガイド（スルーリングとも言う。）６を介して斜め下方に案内されている。シートベルト４の先端には、第１の連結具としてのコネクター（タングあるいはスルータングとも言う。）７が装着され、コネクター７とサッシュガイド６の間には、第２の連結具としてのタング（スルータングとも言う。）８がシートベルト４の途中に装備されている。
【００１２】
コネクター７をリヤシートの中央席の片側に装備された第１の固定具（図示せず）に取り付け、タング８を、リヤシートの中央席の他方側に装備された第２の固定具（図示せず）に取り付けてシートベルト装置が使用される。
リトラクタ３から引き出されたシートベルト４は、車体１の内装材であるトリム９に形成されたシートベルト引き出し穴１０から車室内に引き出され、車体側面１ａから離れた位置のルーフ部５に垂設されたサッシュガイド６を通して下方側に吊り下げられている。
【００１３】
コネクター７が装着されたシートベルト４の先端部には、上記シートベルト４先端に装着されたコネクター７と、サッシュガイド６との間のベルト部分４ａを、上記リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂに留める連結具保持手段１１が、上記コネクター７とサッシュガイド６との間のベルト部分４ａに設けられている。
連結具保持手段１１の一例としては、一端部１２ａがシートベルト４のベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように他端部１２ｂを縫製等によりシートベルト４に取り付けたバンド１２が用いられている。このバンド１２の一端部１２ａと、他端部１２ｂには、互いに重なる面に、互いに結合する結合手段１３としての面ファスナー１３ａ，１３ｂが装着されている。
【００１４】
次に、シートベルト不使用時における連結具の保持構造を説明する。
シートベルト装置が不使用状態にあるときには、シートベルト４に取り付けたバンド１２の一端部１２ａを持って、リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂを囲むように回して、バンド１２の一端部１２ａに装着された面ファスナー１３ａを、バンド１２の他端部１２ｂに装着された面ファスナー１３ｂに重ね合わせて結合する（図４参照）。こうして、コネクター７と、サッシュガイド６との間のベルト部分４ａを、リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂに留めることができる。
このとき、バンド１２の一端部１２ａを、図４に示すように、タング８の金具部分８ａを一緒に囲むようにして、バンド１２の他端部１２ｂに重ね合わせることにより、タング８をベルト部分４ａと一緒に、ベルト部分４ｂに保持することができる（図５参照）。
このとき、バンド１２の一端部１２ａをコネクター７に出来るだけ近いベルト部分４ａに取り付けることが好ましい。そのようにすれば、コネクター７およびタング８の保持を同時に出来る。また、バンド１２をベルト部分４ｂを囲むように回したとき、外側となる面に装着された面ファスナー１３ｂをループ面、内側となる面に装着された面ファスナー１３ａをブック面とすることで、面ファスナーのブック面が乗員の衣服やシートの表皮に接触する不具合を防止できる。
【００１５】
こうして、シートベルト装置が不使用状態にあるときに、バンド１２の一端部１２ａを、バンド１２の他端部１２ｂに重ね合わせる簡単な作業で、コネクター７と、サッシュガイド６との間のベルト部分４ａが垂れ下がる不具合を防ぐことができる。バンド１２をベルト部分４ａに縫い合わせ、面ファスナー１３ａ，１３ｂをバンド１２に装着する作業で済むので、経済的で、かつ取付作業が極めて容易である。
【００１６】
図６ないし図９は、本発明の他の実施の形態で、図１ないし図５と同一部分は同符号を付して説明する。
図６および図７に示したものは、結合手段１４として面ファスナー１３ａ，１３ｂに代えて、互いに結合するホック１４ａ，１４ｂを用いたものである。この場合も、ホック１４ａ，１４ｂは、 バンド１２の一端部１２ａと、他端部１２ｂの互いに重なる面に装着されている。
【００１７】
そして、シートベルト装置が不使用状態にあるときには、図７に示すように、シートベルト４に取り付けたバンド１２の一端部１２ａを持って、リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂを囲むように回して、バンド１２の一端部１２ａに装着されたホック１４ａを、バンド１２の他端部１２ｂに装着されたホック１４ｂに重ね合わせて結合する。こうして、コネクター７と、サッシュガイド６との間のベルト部分４ａを、リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂに留めることができる。この実施の形態の場合も、バンド１２でタング８の金具部分８ａを一緒に囲むようにして、保持することができる。
【００１８】
図８および図９に示したものは、２本のバンド１５，１６をシートベルト４のベルト部分４ａに取り付けたもので、これらのバンド１５，１６には、互いに結合するホック１４ａ，１４ｂが取り付けられている。
この場合も２本のバンド１５，１６をリトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂを囲むように回して、ホック１４ａ，１４ｂ相互を結合することにより、コネクター７と、サッシュガイド６との間のベルト部分４ａを、リトラクタ３からサッシュガイド６にかけて引き出されたベルト部分４ｂに留めることができる。
この実施の形態の場合も、２本のバンド１５，１６でタング８の金具部分８ａを一緒に囲むようにして、保持することができる。
【００１９】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、バンドに取り付ける結合手段１３，１４としては、面ファスナー１３ａ，１３ｂ、ホック１４ａ，１４ｂ等を必要に応じて選択的に取り付ければ良く、また、バンド自体を面ファスナーで製造しても良い。また、連結具保持手段としては、ベルト部分４ａ，４ｂに直接、面ファスナー１３ａ，１３ｂを縫製しても良い。さらに、面ファスナー１３ａ，１３ｂに代えて永久磁石を縫いこむようにしても良い。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜、変更して実施し得ることは言うまでもない。
【００２０】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造によれば次のような効果を奏することができる。
請求項１において、車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第１の連結具をシート側に装備された第１の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第１の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第２の連結具をシート側に装備された第２の固定具に固定して３点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第１の連結具を、該シートベルトの途中に第２の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたので、シートベルトの基部が車体側面に沿っておらず、離れていることから、バンドをリトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留めるために、シートベルトを引き寄せる必要がなく、容易に連結具を固定することができる。
請求項２において、上記バンドは、上記第１の連結具と第２の連結具との間のベルト部分に、第２の連結具を共に保持できる位置に設けたので、第１の連結具とともに第２の連結具を保持することができる。
請求項３において、上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したので、バンドをシートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項４において、上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したので、バンドをシートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項５において、上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された２本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したので、シートベルトに対して容易に引き回すことができる。
請求項６において、上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したので、面ファスナーのフック面が乗員の衣服やシートの表皮に接触する不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図２】図１のシートベルト不使用時における連結具保持構造を車体正面側から見た図である。
【図３】図１のシートベルト装置の先端側を示す斜視図である。
【図４】図１のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図５】図４の連結具をバンドで保持した状態を示す斜視図である。
【図６】本発明の他の実施の形態によるシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図７】図６のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図８】本発明の他の実施の形態によるシートベルト不使用時における連結具保持構造を示す斜視図である。
【図９】図８のバンドの使用方法を示す斜視図である。
【図１０】従来の３点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図１１】従来のリヤシート中央席用の３点式シートベルト装置を示す斜視図である。
【図１２】従来のリヤシート中央席用の３点式シートベルト装置を示す断面図である。
【図１３】図１２のシートベルト連結具の収納構造の一例を示す断面図である。
【図１４】図１２のシートベルト連結具の収納構造の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
１ 車体
２ リヤピラー部
３ リトラクタ
４ シートベルト
５ ルーフ部
６ サッシュガイド
７ コネクター（連結具）
８ タング（連結具）
９ トリム
１０ シートベルト引き出し穴
１１ 連結具保持手段
１２ バンド
１２ａ 一端部
１２ｂ 他端部
１３、１４ 結合手段
１３ａ，１３ｂ 面ファスナー
１４ａ，１４ｂ ホック[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a three-point seat belt mainly used for a central seat of an automobile, and retains a connector when a seat belt is not used in a seat belt device that can hold a seat belt connector on the belt pull-out side when not in use. Concerning structure.
[0002]
[Prior art]
In general, a front seat and a rear seat of an automobile are mainly equipped with a three-point seat belt device in order to restrain an occupant to the seat.
In this type of seat belt apparatus, as shown in FIG. 10, one end of a seat belt apparatus (seat belt) 100 is locked to an anchor plate 101, and the other end is a sash guide (also referred to as a through ring) of a seat belt anchor. .) Is passed through 102 and is held by a retractor (winding device) 104 disposed at the lower end of the center pillar 103. Then, by engaging the sluting 105 disposed in the middle part of the seat belt 100 between the anchor plate 101 and the through ring 102 with the buckle 106 erected at the center of the vehicle body, the passenger is restrained to the seat. Yes.
[0003]
On the other hand, when a three-point seat belt device is employed in the center seat of the rear seat, a sash guide of a seat belt anchor may be attached to the roof portion.
FIG. 11 and FIG. 12 show a three-point seat belt device that has been conventionally used for the central seat. In this seat belt device, a retractor 110 is installed in a rear pillar lower portion 109 constituted by a side body outer panel 107 and an inner panel 108, and a sash guide 113 attached to a roof portion 112 is a seat belt 111 pulled out from the retractor 110. The connector 114 as a first connector is attached to the front end of the seat belt 111, and the sluting 115 as a second connector is attached on the way. Further, on both sides of the central seat of the seat 116, a first fixing member 117 for fixing the connector 114 and a second fixing member 118 for fixing the sluting 115 are provided, and the connector 114 is fixed to the fixing member 117. In addition, the seat belt device is used by fixing the sluting 115 to the fixture 118.
[0004]
When the seat belt device is not used, when the connector 114 is removed from the fixture 117 and the thruing 115 is removed from the fixture 118, the seat belt 111 is rewound onto the retractor 110 and hung from the through ring 113. It becomes a state. In this state, the connector 114 and the sluting 115 may sway during running, hindering the rear view, contacting the vehicle body, or contacting the connector 114 and the slugging 115, which may cause abnormal noise or damage.
Therefore, as shown in FIG. 13, a support support 121 is fixed to the lower surface of the roof lining 120 with a bolt 119 for attaching the through ring 113 to the roof portion, and a magnet 122 is attached to the support support 121. (Refer to Patent Document 1). At this time, the sluting 115 is disposed on the plate 123 attached to the seat belt 111 and stored on the lower surface side of the roof lining 120.
However, according to the above prior art, when the magnet 122 is weak, the connector 114 is easily disconnected, and when the magnet 122 is strong, the connector 114 is difficult to disconnect.
[0005]
Therefore, a prior art (for example, see Patent Document 2) that uses a spring to hold the connector 114 is known.
According to this prior art, as shown in FIG. 14, a spring housing 124 is provided, a spring clip 125 is housed in the spring housing 124, and the connector 114 is held by the spring clip 125. The spring clip 125 is attached so as to surround the center post 126 and the side post 127 provided in the spring housing 124, and between the center post 126 and the protrusion 128 provided on the inner wall surface of the spring housing 124. 125 intermediate positions are maintained.
[0006]
[Patent Document 1]
European Patent No. 769432 A1 [Patent Document 2]
US Pat. No. 6,334,628
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above prior art, fixing the connector 114 and the thruting 115 on the roof increases the number of parts and the number of work steps, resulting in an increase in cost.
[0008]
The present invention solves the above-mentioned problems, suppresses an increase in the number of parts as much as possible, avoids an increase in the number of assembling work, and can hold the seat belt connector when not in use, when the seat belt of the seat belt device is not in use It is an object of the present invention to provide a connector holding structure.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention pulls out a seat belt pulled out from a retractor disposed in a vehicle body downward via a roof portion or a sash guide mounted on the side of the vehicle body, and attaches it to the front end of the seat belt. The first connector is fixed to the first fixture mounted on the seat side, and the second connector is provided between the sash guide and the first connector so as to be movable with respect to the seat belt. In the connecting device holding structure when the seat belt is not used in the seat belt device in which the connecting device is fixed to the second fixing device provided on the seat side and the seat belt is restrained by the seat belt extended over three points. The retractor is disposed below the side surface of the vehicle body, and the sash guide is suspended from the roof portion at a position away from the vehicle body side surface. The seat is suspended through the sash guide. A first connecting tool is attached to the front end of the belt, a second connecting tool is attached to the middle of the seat belt, and a belt portion between the first connecting tool attached to the front end of the seat belt and the sash guide is connected to the belt. A belt-like band that is fastened to the belt portion drawn from the retractor to the sash guide is provided in the belt portion between the first connector and the sash guide.
In the present invention, the band is provided in a belt portion between the first connector and the second connector at a position where the second connector can be held together.
Further, according to the present invention, the band is mounted so that one end thereof extends in a direction substantially orthogonal to the longitudinal direction of the belt portion, and a coupling means for coupling the band to one end and the other end of the band is mounted. It is to have done.
Still further, the present invention provides the coupling means in which the band is attached to the belt portion with the middle portion so that both end portions extend in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and is coupled to the tip portions of the both end portions. It is in having mounted.
Further, in the present invention, the band is constituted by two belt-like bodies each having the other end attached to the belt portion so that the one end extends in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion. That is, a coupling means coupled to each other is attached to one end of the belt-like body.
Furthermore, the present invention lies in that a hook-and-loop fastener is used as the coupling means and the loop surface of the hook-and-loop fastener is attached to the outer surface side of the band.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a connector holding structure when the seat belt of the seat belt device of the present invention is not used will be described below in detail with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing a connector holding structure when the seat belt is not used, FIG. 2 is a conceptual diagram showing the connector holding structure when the seat belt is not used, as seen from the front side of the vehicle body, and FIG. FIG. 2 is a perspective view showing the connector holding structure of FIG. 1. FIG. 4 is a perspective view showing a connector holding structure when the seat belt before band bonding is not used, and FIG. 5 is a perspective view showing the connector holding structure when the seat belt in band connection state is not used.
[0011]
1 to 5 show a connector holding structure when a seat belt is not used in a seat belt device of an automobile in which a three-point seat belt device is adopted as a central seat of a rear seat.
A seat belt 4 pulled out from a retractor 3 installed below the rear pillar portion 2 of the vehicle body 1 is guided obliquely downward through a sash guide (also referred to as a through ring) 6 of a seat belt anchor attached to the roof portion 5. ing. A connector (also referred to as tongue or slugging) 7 as a first connecting tool is attached to the front end of the seat belt 4, and a tongue (sluffing as a second connecting tool) is provided between the connector 7 and the sash guide 6. 8) is installed in the middle of the seat belt 4.
[0012]
The connector 7 is attached to a first fixture (not shown) mounted on one side of the central seat of the rear seat, and the tongue 8 is attached to a second fixture (not shown) mounted on the other side of the central seat of the rear seat. ) Is used.
The seat belt 4 pulled out from the retractor 3 is pulled out from the seat belt pull-out hole 10 formed in the trim 9 which is an interior material of the vehicle body 1 into the vehicle compartment, and is suspended from the roof portion 5 at a position away from the vehicle body side surface 1a. The sash guide 6 is suspended downward.
[0013]
A belt portion 4a between the connector 7 attached to the front end of the seat belt 4 and the sash guide 6 is pulled out from the retractor 3 to the sash guide 6 at the front end of the seat belt 4 to which the connector 7 is attached. The connector holding means 11 for fastening to the belt portion 4 b is provided on the belt portion 4 a between the connector 7 and the sash guide 6.
As an example of the connector holding means 11, a band 12 having the other end 12b attached to the seat belt 4 by sewing or the like so that the one end 12a extends in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion of the seat belt 4 is used. It has been. Hook fasteners 13a and 13b serving as coupling means 13 that are coupled to each other are mounted on one surface 12a and the other surface 12b of the band 12 on surfaces that overlap each other.
[0014]
Next, the structure for holding the connector when the seat belt is not used will be described.
When the seat belt device is not in use, the belt 12 has one end 12a of the band 12 attached to the seat belt 4 and is rotated so as to surround the belt portion 4b drawn from the retractor 3 to the sash guide 6. The hook-and-loop fastener 13a attached to the one end 12a is overlapped with and joined to the hook-and-loop fastener 13b attached to the other end 12b of the band 12 (see FIG. 4). In this way, the belt portion 4 a between the connector 7 and the sash guide 6 can be fastened to the belt portion 4 b drawn from the retractor 3 to the sash guide 6.
At this time, as shown in FIG. 4, the one end portion 12a of the band 12 surrounds the metal fitting portion 8a of the tongue 8 and overlaps the other end portion 12b of the band 12 so that the tongue 8 and the belt portion 4a are overlapped. Together, they can be held on the belt portion 4b (see FIG. 5).
At this time, it is preferable to attach one end 12a of the band 12 to the belt portion 4a as close as possible to the connector 7. By doing so, the connector 7 and the tongue 8 can be held simultaneously. Further, when the band 12 is rotated so as to surround the belt portion 4b, the hook-and-loop fastener 13b attached to the outer surface is used as the loop surface, and the hook-and-loop fastener 13a attached to the inner surface is used as the book surface. It is possible to prevent the book surface of the hook-and-loop fastener from coming into contact with the occupant's clothes and the seat skin.
[0015]
Thus, when the seat belt device is not in use, the belt portion between the connector 7 and the sash guide 6 can be obtained by simply overlapping one end 12a of the band 12 with the other end 12b of the band 12. The problem that 4a hangs down can be prevented. Since the band 12 is sewn to the belt portion 4a and the hook-and-loop fasteners 13a and 13b are attached to the band 12, it is economical and the attachment work is extremely easy.
[0016]
FIGS. 6 to 9 show another embodiment of the present invention. The same parts as those in FIGS.
6 and 7 uses hooks 14a and 14b that are coupled to each other as the coupling means 14 instead of the hook-and-loop fasteners 13a and 13b. Also in this case, the hooks 14a and 14b are mounted on the surfaces of the one end 12a and the other end 12b of the band 12 that overlap each other.
[0017]
When the seat belt device is not in use, as shown in FIG. 7, the belt portion 4b pulled out from the retractor 3 to the sash guide 6 is held by holding the one end 12a of the band 12 attached to the seat belt 4. The hook 14a attached to the one end portion 12a of the band 12 is overlapped with and coupled to the hook 14b attached to the other end portion 12b of the band 12. In this way, the belt portion 4 a between the connector 7 and the sash guide 6 can be fastened to the belt portion 4 b drawn from the retractor 3 to the sash guide 6. Also in this embodiment, the band 12 can be held by surrounding the metal part 8a of the tongue 8 together.
[0018]
8 and 9 show two bands 15 and 16 attached to the belt portion 4a of the seat belt 4, and hooks 14a and 14b that are connected to each other are attached to these bands 15 and 16. It has been.
Also in this case, the two bands 15 and 16 are rotated so as to surround the belt portion 4b drawn from the retractor 3 to the sash guide 6 so that the hooks 14a and 14b are connected to each other. The belt portion 4a can be fastened to the belt portion 4b drawn from the retractor 3 to the sash guide 6.
Also in this embodiment, the metal parts 8a of the tongue 8 can be held together by the two bands 15 and 16 and held.
[0019]
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, as the coupling means 13 and 14 to be attached to the band, the hook-and-loop fasteners 13a and 13b, the hooks 14a and 14b, etc. are selectively selected as necessary. What is necessary is just to attach, and you may manufacture the band itself with a hook-and-loop fastener. Moreover, you may sew the hook_and_loop | surface fasteners 13a and 13b directly to the belt parts 4a and 4b as a connection tool holding means. Further, permanent magnets may be sewn in place of the hook-and-loop fasteners 13a and 13b. In addition, it goes without saying that the present invention can be implemented with appropriate modifications within a range not changing the gist of the present invention.
[0020]
【The invention's effect】
As described above, according to the connector holding structure of the seat belt device according to the present invention when the seat belt is not used, the following effects can be obtained.
2. The first connection mounted at the front end of the seat belt according to claim 1, wherein the seat belt pulled out from a retractor disposed on the vehicle body is pulled out downward via a roof portion or a sash guide mounted on the upper side of the vehicle body. The fixture is fixed to the first fixture provided on the seat side, and the second connector provided between the sash guide and the first connector so as to be movable with respect to the seat belt is provided on the seat side. In the connecting device holding structure when the seat belt is not used in the seat belt device in which the seat belt user is restrained by the seat belt which is fixed to the second fixing device mounted on the seat and is stretched over three points, the retractor is mounted on the vehicle body. The front end of the seat belt, which is disposed below the side surface and suspended from the sash guide on the roof at a position away from the side of the vehicle body. The first connector is mounted in the middle of the seat belt, the second connector is mounted, and the belt portion between the first connector mounted at the front end of the seat belt and the sash guide is moved from the retractor to the sash guide. Since the belt-like band to be fastened to the belt part pulled out over the belt part is provided in the belt part between the first connector and the sash guide, the base part of the seat belt is not along the side surface of the vehicle body and is separated Therefore, in order to fasten the band to the belt portion pulled out from the retractor to the sash guide, it is not necessary to draw the seat belt, and the connecting tool can be easily fixed.
In Claim 2 , Since the said band was provided in the position which can hold | maintain a 2nd connection tool in the belt part between the said 1st connection tool and a 2nd connection tool, together with a 1st connection tool The second connector can be held.
4. The band according to claim 3, wherein one end of the band is mounted so as to extend in a direction substantially orthogonal to the longitudinal direction of the belt portion, and one end of the band and a coupling means for coupling to the other end of the band are mounted. Therefore, the band can be easily drawn around the seat belt.
5. The band according to claim 4, wherein the band has an intermediate portion attached to the belt portion so that both ends extend in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and a coupling means coupled to the tip portion of the both ends is attached. Therefore, the band can be easily drawn around the seat belt.
6. The band according to claim 5, wherein each of the bands is composed of two strips attached to the belt portion at the other end so that one end extends in a direction substantially orthogonal to the longitudinal direction of the belt portion. Since the coupling means coupled to each other is attached to one end of the body, it can be easily pulled around the seat belt.
In claim 6 , since a hook-and-loop fastener is used as the coupling means and the loop surface of the hook-and-loop fastener is mounted on the outer surface side of the band, the problem of the hook surface of the hook-and-loop fastener coming into contact with the occupant's clothes and the skin of the seat is prevented. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a connector holding structure when a seat belt is not used in a seat belt device according to the present invention.
2 is a view of the connector holding structure when the seat belt of FIG. 1 is not used as viewed from the front side of the vehicle body.
3 is a perspective view showing a front end side of the seat belt device of FIG. 1. FIG.
4 is a perspective view showing how to use the band of FIG. 1; FIG.
5 is a perspective view showing a state in which the connector of FIG. 4 is held by a band. FIG.
FIG. 6 is a perspective view showing a connector holding structure when the seat belt is not used according to another embodiment of the present invention.
7 is a perspective view showing how to use the band of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a connector holding structure when the seat belt is not used according to another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view showing how to use the band of FIG. 8;
FIG. 10 is a perspective view showing a conventional three-point seat belt device.
FIG. 11 is a perspective view showing a conventional three-point seat belt device for a rear seat central seat.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a conventional three-point seat belt device for a rear seat central seat.
13 is a cross-sectional view showing an example of a storage structure for the seat belt connector of FIG. 12. FIG.
14 is a plan view showing another example of the seat belt connector storage structure of FIG. 12. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Body 2 Rear pillar 3 Retractor 4 Seat belt 5 Roof 6 Sash guide 7 Connector (connector)
8 tongue (connector)
9 Trim 10 Seat belt lead-out hole 11 Connector holding means 12 Band 12a One end 12b Other end 13, 14 Coupling means 13a, 13b Surface fasteners 14a, 14b Hook

Claims (6)

車体に配設されたリトラクタから引き出されたシートベルトをルーフ部又は車体側面上方に装着されたサッシュガイドを介して下方側に引き出し、シートベルト先端に装着された第１の連結具をシート側に装備された第１の固定具に固定するとともに、サッシュガイドと第１の連結具との間に、シートベルトに対して移動自在に設けられた第２の連結具をシート側に装備された第２の固定具に固定して３点に掛け渡されたシートベルトでシートベルト使用者を拘束するシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造において、上記リトラクタを車体側面下方に配設し、かつ、サッシュガイドを車体側面から離れた位置のルーフ部に吊り下げ、上記サッシュガイドを通して垂下されたシートベルトの先端に第１の連結具を、該シートベルトの途中に第２の連結具を装着し、上記シートベルト先端に装着された第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分を上記リトラクタからサッシュガイドにかけて引き出されたベルト部分に留める帯状のバンドを、上記第１の連結具とサッシュガイドとの間のベルト部分に設けたことを特徴とするシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。  A seat belt pulled out from a retractor disposed on the vehicle body is pulled out downward through a roof portion or a sash guide mounted on the side of the vehicle body, and a first connector mounted on the front end of the seat belt is moved to the seat side. A second connector provided on the seat side is provided on the seat side while being fixed to the equipped first fixture and being movable between the sash guide and the first connector relative to the seat belt. In the connecting device holding structure when the seat belt is not used in the seat belt device that restrains the seat belt user with the seat belt that is fixed to the fixing device 2 and stretched over three points, the retractor is disposed below the side surface of the vehicle body And the sash guide is suspended from the roof portion at a position away from the side of the vehicle body, and the first connector is attached to the tip of the seat belt suspended through the sash guide. A second coupling tool is mounted in the middle of the seat belt, and the belt portion between the first coupling tool mounted at the front end of the seat belt and the sash guide is fastened to the belt portion pulled out from the retractor to the sash guide. A connector holding structure for a seat belt device when the seat belt is not used, wherein a belt-like band is provided in a belt portion between the first connector and the sash guide. 上記バンドは、上記第１の連結具と第２の連結具との間のベルト部分に、第２の連結具を共に保持できる位置に設けたことを特徴とする請求項１に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。The seat belt according to claim 1 , wherein the band is provided in a belt portion between the first connector and the second connector at a position where the second connector can be held together. The connector holding structure when the seat belt of the device is not used. 上記バンドは、一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように装着され、該バンドの一端部と、バンドの他端部に互いに結合する結合手段を装着したことを特徴とする請求項１または２に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。The band is attached so that one end thereof extends in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and a coupling means for coupling to one end of the band and the other end of the band is attached. The connector holding structure when the seat belt of the seat belt device according to claim 1 is not used. 上記バンドは、両端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように中間部をベルト部分に装着され、上記両端部の先端部に互いに結合される結合手段を装着したことを特徴とする請求項１または２に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。The band is characterized in that an intermediate portion is attached to the belt portion so that both ends extend in a direction substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and a coupling means to be coupled to each other is attached to the tip portion of the both ends. The connecting member holding structure when the seat belt of the seat belt device according to claim 1 is not used. 上記バンドは、それぞれ一端部をベルト部分の長手方向と略直交する方向に延びるように、それぞれ他端部をベルト部分に装着された２本の帯状体で構成し、各帯状体の一端部に互いに結合される結合手段を装着したことを特徴とする請求項１または２に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。Each of the bands is composed of two band-like bodies attached to the belt part at the other end so that one end part extends in a direction substantially orthogonal to the longitudinal direction of the belt part. The connecting member holding structure when the seat belt is not used in the seat belt device according to claim 1 or 2 , wherein connecting means for connecting to each other is attached. 上記結合手段に面ファスナーを用いるとともに該面ファスナーのループ面をバンドの外面側に装着したことを特徴とする請求項３ないし５のいずれか１項に記載のシートベルト装置のシートベルト不使用時における連結具保持構造。6. The seat belt device according to claim 3 , wherein a hook-and-loop fastener is used as the coupling means, and a loop surface of the hook-and-loop fastener is mounted on the outer surface side of the band. The connector holding structure in FIG.

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