JP4134967B2 - 装置間の通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置間の通信装置に関し、例えば車両などのウインドガラスに付着した雨滴をワイパの払拭操作で払拭するワイパ駆動装置と、雨滴を検出する雨滴検出装置との間を送受信する通信装置を有するワイパ制御装置に適用して好適なものである。
従来、ワイパ制御装置は、降雨状態に応じてワイパを自動制御するためにウインドガラスに付着した雨滴を検出する雨滴検出装置と、ワイパスイッチ等の外部信号が入力されるコントローラ部を有するワイパ駆動装置とから構成されているものがある(特許文献1参照)。この種のワイパ制御装置において、雨滴検出装置は、ウインドガラス上の雨滴を光学的に検出するための発光素子と受光素子の組が設けられ、雨滴検出時に発光素子を発光される制御回路とを備えている。制御回路は、検出した雨滴量に応じてワイパ払拭速度または払拭モードを選択し、その選択したワイパ払拭速度または払拭モードに応じたワイパ駆動信号をコントローラ部に出力する。一方、コントローラ部には、雨滴検出時を判定するためのワイパスイッチの切換信号、払拭操作するワイパの駆動位置信号等の車両情報が入力され、これら車両情報がワイパ駆動装置から雨滴検出装置へ出力されている。
なお、雨滴検出装置側の制御回路およびワイパ駆動装置側のコントローラ部には、双方向に通信を行なうための通信装置が設けられている。
特開2001−99948号公報
雨滴検出装置が雨滴量を検出するためには、ワイパの駆動位置信号等の車両情報を雨滴検出装置へ送信する必要があり、従来技術では、コントローラ部の通信装置が実行していた。一方、雨滴検出装置からワイパ駆動装置へはワイパ駆動信号を送信する必要があり、制御回路の通信装置が実行していた。そのため、制御回路およびコントローラ部の通信装置は、双方向に通信を行なうために、通常複数本の通信線が接続されており、通信手段が複雑になるという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、雨滴検出装置とワイパ駆動装置とを備えるものにおいて、その装置間の情報伝達のための通信手段の簡素化を図ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至請求項7に記載の発明では、雨滴検出装置と、ワイパの払拭操作するワイパ駆動装置とを備え、ワイパ駆動装置によりウインドガラス上に付着した雨滴を払拭する払拭操作を、雨滴検出装置で検出した雨滴量に応じて制御するワイパ制御装置に用いられ、雨滴検出装置とワイパ駆動装置の間を送受信する装置間の通信装置において、雨滴検出装置とワイパ駆動装置のうち、一方の装置への単方向に信号を送信する一つの伝送線を有する通信手段と、一方の装置側に配置され、伝送線を通じて単方向へ送信される信号の電位を短絡させる送信手段と、他方の装置側に配置され、短絡された信号に基づいて、一方の装置から他方の装置への伝達情報を認識する認識手段とを備えていることを特徴とする。
これにより、雨滴検出装置とワイパ駆動装置の間の通信手段として、雨滴検出装置およびワイパ駆動装置のうちの一方の装置への単方向に信号を送信する一つの伝送線で構成されているので、双方向に信号を送信するために複数本の伝送線を有する必要がなく、通信手段の簡素化が可能である。
さらに、一方の装置側には、伝送線を通じて単方向へ送信される信号の電位を短絡させる送信手段が設けられ、他方の装置側には、短絡された信号に基づいて一方の装置から他方の装置への伝達情報を認識する認識手段が設けられている。したがって、通信手段が単方向に信号を送信する一つの伝送線から構成されている場合であっても、単方向信号の受信側である一方の装置側に、単方向の信号を短絡させる送信手段を設けるので、送信側である他の装置に設けた認識手段によって、短絡された単方向の信号の状態に基づいて単方向信号の受信側の装置から送信側の装置への情報の伝達が可能である。
特に、本発明の請求項2に記載の発明では、送信手段は、伝達情報に係わる外部信号の入力に基づいて閉動作する第1のスイッチング素子と、一端が第1のスイッチング素子に接続され、他端が接地される誘電素子とを備え、第1スイッチング素子と誘電素子との間に伝送線が接続されていることを特徴としている。
これにより、単方向へ送信される信号の電位を短絡させる送信手段として、第1のスイッチング素子と、一端が第1のスイッチング素子に接続され、他端が接地される誘電素子とを備え、伝送線を第1スイッチング素子と誘電素子との間に接続するように構成するだけでよく、単方向信号の受け側から送り側の装置へ送信可能な送信手段が比較的簡素な構成で形成できる。
また、請求項3に記載の発明では、他方の装置には、信号を伝送線に出力するための第2のスイッチング素子を有しており、認識手段は、第2のスイッチング素子とともに伝送線に接続され、第2のスイッチング素子の開閉動作に応じて開閉動作可能な第3のスイッチング素子と、第3のスイッチング素子の開閉状態を検出する受信手段とを備えていることを特徴としている。
これにより、短絡された単方向の信号に基づいて単方向信号の受信側の装置から送信側の装置への伝達情報を認識する認識手段として、他方の装置に設けられた通信手段の一つである第2のスイッチング素子とともに伝送線に接続され、第2のスイッチング素子の開閉動作に応じて開閉動作可能な第3のスイッチング素子と、第3のスイッチング素子の開閉状態を検出する受信手段とを備えている程度であるので、上記通信手段の送信側の装置側に設けられ、受信側から送信側の装置への伝達情報を認識する認識手段が、比較的簡素な構成で形成できる。
請求項4に記載する発明では、一方の装置はワイパ駆動装置であって、ワイパ駆動装置は、ワイパの払拭操作の払拭周期ごとに、ワイパと雨滴検出装置との位置に基づいて、雨滴検出に適した検出期間を判定する判定手段とを有しており、送信手段は、検出期間の終期から所定期間、信号の電位を短絡することを特徴としている。
雨滴検出装置がウインドグラス上に付着した雨滴量を検出し、検出した雨滴量を通信手段により伝送線を通じてワイパ駆動装置へ単方向送信する場合には、雨滴検出装置は、雨滴検出に適した検出期間に検出する必要がある。
これに対して請求項4に記載の装置間の通信装置では、ワイパ駆動装置は例えばワイパの払拭周期におけるワイパの停止位置などのワイパの位置と、雨滴検出装置の位置とに基づいて雨滴検出に適した検出期間を判定する判定手段とを有している。さらに、受け側のワイパ駆動装置側に設けられている送信手段は、判定手段により判定された検出期間の終期から例えば次回検出期間の始期までの所定期間、信号の電位を短絡するので、単方向信号の送信側の雨滴検出装置へ認識手段を介して雨滴検出に適した検出期間または適さない所定期間を伝達情報として伝達することができる。
請求項5に記載する発明では、雨滴検出装置は、ウインドグラスのうち、ワイパの払拭範囲内に配置されており、所定期間内に、払拭操作するワイパがウインドグラスに沿って雨滴検出装置を通過することを特徴としている。
雨滴検出装置がウインドガラスのうちのワイパの払拭範囲内に配置されている場合には、ウインドガラス上に付着した雨滴をワイパで払拭する際、ワイパは付着した雨滴を掃き溜めるため、ワイパが雨滴検出装置を通過するときに雨滴検出すると、実際の降雨状態に比べて雨滴量が多量であると誤検出するおそれがある。
これに対して請求項5に記載の装置間の通信装置では、雨滴検出に適した検出期間以外の所定期間内にワイパが雨滴検出装置を通過する。したがって、単方向通信の送信側の雨滴検出装置は、受信側のワイパ駆動装置の送信手段による伝達情報として上記所定期間を認識できるとともに、雨滴検出装置の誤検出防止が図れる。
請求項6に記載する発明では、他方の装置は雨滴検出装置であって、雨滴検出装置は、雨滴量に応じた信号を出力する雨滴量信号出力手段とを有しており、雨滴量信号出力手段は、信号としてデューティ信号を出力することを特徴としている。
これによると、雨滴検出装置が単方向通信の送信側の装置である場合には、雨滴量に応じた信号を出力する雨滴量信号出力手段は、信号としてデューティ信号を出力することが好ましい。これにより、雨滴量に応じた信号の大きさを、デジタル信号としてのデューティ信号で正確に表すことができる。したがって、単方向通信の受信側のワイパ駆動装置にその信号を単方向送信するので、常に、雨滴量の大きさが正確にワイパ駆動装置へ情報伝達される。
請求項7に記載する発明では、信号の電位を、雨滴検出に適した検出期間の始期の直前に、所定の電位に出力較正する較正手段を備えていることを特徴としている。
これによると、雨滴検出装置は、信号の電位を、雨滴検出に適した検出期間の始期の直前に、所定の電位に出力較正する較正手段を備えていることが好ましい。これにより、雨滴検出装置が単方向通信の送信側の装置である場合には、雨滴検出装置は、受信側のワイパ駆動装置の送信手段により、認識手段を介して検出期間の終期からの所定期間が認識される。したがって、出力較正手段は、所定期間内つまり検出期間の直前に、信号の電位を所定の電位に出力較正することが容易にできる。
以下、本発明の装置間の通信装置を、車両等のウインドガラスに付着した雨滴をワイパの払拭操作で払拭するワイパ駆動装置と、雨滴を検出する雨滴検出装置とを備え、これら装置間を送受信する通信装置を有するワイパ制御装置に適用して具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の装置間の通信装置を、ワイパ制御装置に適用した一実施例を示す構成図である。図2は、図1中のワイパ駆動装置と雨滴検出装置間の通信装置に係わる電気的構成を示す模式的回路図である。図3は、図1中の雨滴検出装置で行なう雨滴検出する制御処理を示すフローチャートである。図4は、図1中のワイパ駆動装置で行なうワイパの払拭モードを決定する制御処理を示すフローチャートである。図5は、図2中のワイパ駆動装置と雨滴検出装置間の通信装置の単方向通信の一実施例を示すタイムチャートである。
図1に示すように、ワイパ制御装置1は、ワイパ駆動装置10と、雨滴検出装置20とを含んで構成されている。雨滴検出装置20は、フロントウインドガラスなどのウインドガラス(以下、ウインドシールドと呼ぶ)7に付着した雨滴を検出するものである。なお、ウインドシールド7は、フロントウインドシールドに限らず、リアウインドシールドであってもよい。以下、本実施形態で説明するウインドシールド7はフロントウインドシールドとする。ワイパ駆動装置10は、ウインドシールド7に雨滴が付着している場合にウインドシールド7に配設されたワイパ5a、5bを駆動するものである。ワイパ5a、5bは、運転席側と助手席側のワイパブレードを有しており、このワイパブレードはウインドシールド7表面を払拭可能に配備されている。ワイパ5a、5bは図示しない周知のリンク機構を介してワイパモータ4の駆動力によって駆動される。なお、ワイパ駆動装置10および雨滴検出装置20は、バッテリ等の車載用電源から電源回路18、28を通じて電力が供給されている。
ワイパ駆動装置10は、入力回路11、19と、制御回路(以下、第1制御回路と呼ぶ)12と、駆動回路13とを含んで構成されている。入力回路11、19には、ワイパスイッチ(図示せず)の切換信号など車両情報等の外部信号が入力される外部信号入力回路11と、雨滴検出装置20から出力信号(以下、雨滴量検出信号と呼ぶ)が入力される通信装置としての入力側通信回路19とから構成されている。外部信号入力回路11はA/D変換器、I/Oポートなど機能を含んで構成される周知の入力装置であり、この外部信号入力回路11には、ワイパスイッチの切換信号91および感度信号92、車両の走行状況を示す車速を表す信号(以下、車速信号と呼ぶ)93、ワイパ5a、5bを駆動のためのワイパモータ4の駆動位置信号(以下、S/M信号と呼ぶ)94、およびウィンドウォシャスイッチ(図示せず)の信号(以下、ウィンドウォシャ動作信号と呼ぶ)95等の外部信号が入力されている。これらの信号は例えばアナログ信号をデジタル信号等にA/D変換などが実施され、第1制御回路12に出力される。なお、入力側通信回路19について後述する。
なお、ワイパスイッチは、ワイパ5a、5bの払拭操作の停止(以下、OFFモードと呼ぶ)、自動制御(以下、AUTOモードと呼ぶ)、低速作動(以下、LOモードと呼ぶ)、および高速作動(以下、HIモードと呼ぶ)を運転者の手動操作等により切換えるスイッチ機能を有する。ワイパスイッチは、例えば4つの作動位置に回動操作することで、上記4つのモードを選択する切換信号を、外部信号入力回路11に出力する。ワイパスイッチは、雨滴検出装置20に対する感度調整として、例えば動作感度MAX、動作感度M1、動作感度M2、および動作感度MINの4段階を、運転者の手動操作等により切換えるスイッチ機能を有する。これらの動作感度MAX、M1、M2、MINは、ワイパ払拭操作の応答性つまり雨滴量に応じた雨滴検出装置20の感度を所定レベルの範囲に設定する感度切換情報であり、運転者の好みにより切換が可能である。ワイパスイッチ内の可変抵抗値(以下、VR抵抗値)を切換えることで、上記4つの動作感度に対応する感度信号を、外部信号入力回路11に出力する。また、ウインドウォッシャスイッチは、運転者がウインドシールド7の汚れなどにより視界の良否が劣ると感じるなどした場合、ウインドシールド7を清浄するための液滴をウインドシールド7へ噴霧する指令を行うスイッチ機能であり、このスイッチ機能がONされると、マイクロコンピュータ4へウインドウォッシャ動作信号が出力される。
第1制御回路12は、制御処理、演算処理を行なうCPU、各種プログラムやデータを保存するための読取り専用メモリ(ROM)や書込み可能なメモリ(RAM)等のメモリを含む記憶装置等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータである。第1制御回路12は、メモリ内に記憶されたプログラムを実行することで実現する主な機能を手段で表すと、雨滴量検出手段12aと、払拭モード選択手段12bと、フェール判定手段12cとを有する。雨滴量検出手段12aは、雨滴検出装置20で検出した雨滴の付着量(詳しくは雨滴検出信号)を、ワイパ5a、5bの払拭周期ごとに入力側通信回路19を介して受信し、雨滴検出信号から雨滴の付着量を算出する。雨滴の付着量の算出は、具体的には、例えば払拭周期順に雨滴の付着量をメモリ内(RAM)に記憶し、移動平均値演算など平均化演算を行って、雨滴の平均付着量を算出する。なお、雨滴の付着量の算出は、平均付着量を算出するものに限らず、払拭周期ごとの付着量であってもよい。以下、本実施形態で説明する雨滴量の算出は、雨滴の平均付着量を算出するものとする。
払拭モード選択手段12bは、算出した雨滴量とに基づいてワイパ5a、5bの払拭モードを選択する。なお、払拭モードに限らず、払拭速度、あるいは間欠時間を選択するものであってもよい。ここでいうワイパの払拭操作の間欠時間とは、ワイパ5a、5bがウインドシールド7を払拭してから次の払拭までの時間のことである。なお詳しくは、払拭モード選択手段12bは、外部信号入力回路11を介して入力される切換信号等の車両情報と、雨滴量とに基づいて払拭モードを選択することで、ワイパ5a、5bの払拭操作の自動制御を適切に実行する。例えば車両情報として、運転者の操作によりワイパスイッチがAUTOモードに選択されている場合には、AUTOモードに対応した切換信号が外部信号入力回路11を介して第1制御回路12に入力されているので、払拭モード選択手段によりワイパの払拭モードの選択が実行される。
払拭モード選択手段12bは、選択した払拭モードに応じた駆動信号を、駆動回路13に出力する。また、フェール判定手段12cは、雨滴検出装置20からの雨滴検出信号等が、例えば入力タイミングが所定の検出期間内に出力されたものか否かを判定する。所定の検出期間内にある場合には、払拭モード選択手段12bによる払拭モードを選択するための判定ロジックの実行を中止する。所定の検出期間外つまり所定の検出期間が終了した場合には、その判定ロジックを実行する。
また、第1制御回路12は、S/M信号94(図5(f)参照)に基づいてワイパ5a、5bが雨滴検出装置10(詳しくは、図1に示す検出対象部7r)を通過するタイミング(以下、ワイパ通過タイミングと呼ぶ)t2またはワイパ通過タイミングを含む所定の期間T2(時刻t1〜t3時刻)を推定する機能を有する。S/M信号94は、図5に示すように、例えばワイパモータ4の駆動位置を表すモータ位置信号であって、時刻t0から時刻t4ではモータ動作中(ON状態)であり、時刻t4から時刻t5ではモータ停止位置(OFF状態)であることを示すものである。なお、ウインドシールド7とワイパ5a、5b(詳しくは、ワイパブレード)の摩擦抵抗がウインドシールド7への雨滴の付着状態の影響を受けるため、同一の払拭モードであっても、ワイパの払拭速度がほぼ一定となるとは限らない。このため、ワイパ通過タイミングt2を推定する場合、ワイパ通過タイミングを含む前後のタイミングt1〜t3からなる所定の期間T2(本実施例では、例えば200ms)で範囲指定することが好ましい。これにより、確実にワイパ通過タイミングt2が特定できる。第1制御回路12は、後述のポート12oを介して所定の期間T2中、第2の切換えSW19aのベース端子に出力する。
なお、ここで、第1制御回路12は、S/M信号94に基づいてワイパ5a、5bが雨滴検出装置10(詳しくは検出対象部7r)を通過するワイパ通過タイミングt2またはワイパ通過タイミングを含む所定の期間T2を推定する判定手段を構成する。また、所定期間T2は雨滴検出に適した検出期間T1の終期(検出期間T1の直後)からの所定の期間であり、第1制御回路12は、S/M信号94と検出対象部7rとの位置に基づいて雨滴検出に適した検出期間T1を判定する判定手段を構成する。なお、所定の期間T2は非検出期間である。
雨滴検出装置20は、発光素子(以下、LEDと呼ぶ)21、受光素子(以下、PDと呼ぶ)22、発光回路23、受光回路24、制御回路(以下、第2制御回路と呼ぶ)25、温度検出回路27、および出力側通信回路29とを含んで構成されている。LED21は発光ダイオードであり、発光回路23により駆動される。PD22はフォトダイオードであり、発光ダイオードから発光される光を受けて検出した検出信号を受光回路24により検波および増幅される。その結果、PD23で検出した光量は電圧に変換され、電圧信号として第2制御回路25へ出力される。
なお、LED21とPD22の組は、図1において1組のもの(本実施例では、例えば払拭範囲6a内に配置)として図示されているが、1組に限らず、複数組設けてもよい。ウインドシールド7のワイパ5a、5bの払拭範囲6a、6b内に複数組配置することで、ウインドシールド7に付着する雨滴量(雨滴付着量とも呼ぶ)の検出精度の向上が図れる。
なお、ここで、LED21と発光回路23は発光手段を構成し、PD22および受光回路24は受光手段を構成する。LED21は雨滴検出の対象となる対象物(本実施例ではウインドシールド7、詳しくはウインドシールド7のうちLED21およびPD22が配置される検出対象部7r)に向かって光を発光する。PD22は、LED21から発光されてウインドシールド7により反射された光を受光する。PD22は、受光回路24を介して、例えば受光量に略比例した出力値を有する雨滴検出信号を出力する。
なお詳しくは、ウインドシールド7の外側表面に雨滴が付着していない場合(以下、晴れ状態と呼ぶ)には、ウインドシールド7に入射した光は略全反射されPD22に受光される(以下、最大受光量と呼ぶ)が、ウインドシールド7の外側表面に雨滴が付着している場合には、その雨滴によって全反射が損なわれPD22が受光する受光量が雨滴量に応じて低下する。晴れ状態での最大受光量における雨滴検出信号(以下、レインセンサMAX値と呼ぶ)に比べて、雨滴の付着量に応じて雨滴検出信号の出力が低下する。雨滴検出信号のレインセンサMAX値に対する出力低下量は雨滴の付着量を表し、その出力低下率は付着率を表すことになる。なお、出力側通信回路29および入力側通信回路19を介して雨滴検出装置20がワイパ駆動装置10へ送信する信号は、雨滴検出信号自身に限らず、雨滴検出信号を演算処理した雨滴の付着率であってもよい。なお、この付着率で雨滴の付着量を評価する場合、PD22からの受光量に応じたアナログ信号を、付着率を表すデジタル信号にすることが容易となり、第2制御回路25もしくは第1制御回路12内で行なう制御処理の効率化が図れる。以下、本発明の実施形態で説明するワイパ駆動装置へ送信する雨滴検出装置20の雨滴検出信号は、演算処理された雨滴の付着率であるものとする。
第2制御回路25は、制御処理、演算処理を行なうCPU、各種プログラムやデータを保存するための読取り専用メモリ(ROM)や書込み可能なメモリ(RAM)等のメモリを含む記憶装置等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータである。第2制御回路25は、メモリ内に記憶されたプログラムを実行することで実現する主な機能を手段で表すと、受発光制御手段25aと、雨滴付着率検出手段25bと、出力手段(以下、雨滴検出信号出力手段と呼ぶ)25cと、外乱光判定手段25dと、フェール判定手段25eとを有する。受発光制御手段25aは、発光回路23を介してLED21を発光させるための駆動電流を制御するとともに、発光タイミングを制御する。また、受発光制御手段25aは、受光回路24の増幅動作を、LED21からの出力にほぼ同期するように制御する。LED21から出力された光以外の光を、PD22が受光するのを防止される。
雨滴付着率検出手段25bは、PD22からの受光量に応じた雨滴検出信号に基づいて雨滴の付着率を算出する。雨滴検出信号出力手段25cは、算出した雨滴の付着率を出力側通信回路29を介してワイパ駆動回路10(詳しくは、入力側通信回路19)へ出力する。外乱光判定手段25dは、PD22で受光した光が、所定の検出期間内に出力された光を受光したものか否かを判定する。所定の検出期間内のものである場合には、雨滴付着率検出手段25bを実行する。所定の検出期間外のものである場合には、雨滴付着率検出手段25bの実行を中止する。フェール判定手段25eは、図示しないプリズムの温度が所定の温度か否かを判定する。プリズムはLED21とPD22とウインドシールド7の間に配置されており、LED21からウインドシールド7へ投光する光が確実にPD22に入射するようにLED21の光を屈折させるためのものである。プリズムは温度検出回路27の温度センサ(図示せず)により温度が検出されている。検出した温度が所定の温度以下の場合には、フェール判定手段25eはプリズムに付着する可能性のある結露を雨滴と誤判定するのを防止するため、出力手段25cからの雨滴検出信号の出力を中止する。なお、プリズムを加熱するヒータ駆動回路(図示せず)を有する場合には、出力手段25cからの雨滴検出信号の出力の中止に代えて、ヒータ駆動回路にヒータ制御信号を送り、図示しないヒータを加熱しプリズムを露点温度以上の温度に温度制御してもよい。
なお、ここで、入力側通信回路19および出力側通信回路29は、ワイパ駆動装置10と雨滴検出装置20の間を送受信する通信装置を構成している。入力側通信回路19と出力側通信回路29の間は、伝送線Lを介して接続されている(図2参照)。
ワイパ駆動装置10と雨滴検出装置20の間の通信装置すなわち入力側通信回路19および出力側通信回路29について、以下図2に従って説明する。図2に示すように、入力側通信回路19は、外部信号に基づいて開閉動作するスイッチング素子(以下、第1の切換えSWと呼ぶ)19aと、誘電素子(以下、コンデンサと呼ぶ)とを有している。第1の切換えSW19aのエミッタ端子が電源に、コレクタ端子が負荷抵抗19cを介してコンデンサ19dの一端に直列接続されている。コンデンサ19dの他端は電気的にアース接地されている。
なお、ここで、第1の切換えSW19aとコンデンサ19dは、伝送線Lを通じて単方向に送信される信号の電位を短絡させる送信手段を構成する。
負荷抵抗19cとコンデンサ19dの中点には、伝送線Lが接続されている。この伝送線Lは、負荷抵抗19eを介して、第1制御回路12の雨滴検出信号が入力されるポート12iに接続されている。なお、第1の切換えSW19aのベース端子は、第1制御回路12の外部信号に係わる車両情報を送信可能なポート12oに接続されている。第1制御回路12は、S/M信号94の入力に基づいて所定の期間T2が推定される場合、このポート12oを介して第2の切換えSW19aのベース端子に所定の期間T2に応じた期間幅を有する信号を、所定の期間(本実施例では、図5中の所定期間T2)に対して同期出力する。その所定期間T2中、第1の切換えSW19aは開動作する。所定の期間以外の期間(本実施例では、図5中の検出期間T1)では、第1制御回路12からポート12oを介して第1の切換えSW19aのベース端子に信号が出力されないため、切換えSW19aは閉動作している。
出力側通信回路29は、図2に示すように、第2の切換えSW29aと、第3の切換えSW29bと、負荷抵抗29c、29d、29eと、平滑コンデンサ29fとを有している。第2の切換えSW29aのベース端子は、第2制御回路の雨滴検出信号が出力されるポート25oに接続されている。第2の切換えSW29aのコレクタ端子は、第3の切換えSW29bのベース端子に接続されている。第2の切換えSW29aのコレクタ端子および第3の切換えSW29bのベース端子は、負荷抵抗29eを介して伝送線Lに接続されている。第2の切換えSW29aのコレクタ端子と負荷抵抗29eの中点には負荷抵抗の一端が接続され、負荷抵抗29eのその中点側とは反対端にコンデンサ29fの一端が接続されている。第2の切換えSW29aのエミッタ端子、第3の切換えSW29bのエミッタ端子、負荷抵抗29dの他端、およびコンデンサ29fの他端は電気的にアース接地されている。
第3の切換えSW29bのコレクタ端子は、負荷抵抗29cを介して電源(詳しくは電源回路28)に接続している。第3の切換えSW29bのコレクタ端子と負荷抵抗20cの中点には、第2制御回路の雨滴検出タイミングを受信するためのポート25iが接続されている。第3の切換えSW29bのベース端子に、伝送線Lを介して入力側通信回路19へ出力する信号が供給されている場合には、第3の切換えSW29bは閉動作される。第3の切換えSW29bのベース端子に、その信号が供給されない場合には第3の切換えSW29bは開動作される。第2制御回路25はポート25iを通じて第3の切換えSW29bの開状態を検出する。第2制御回路25は、検出した第3の切換えSW29bの開状態が所定期間T2による開状態の場合には、雨滴検出信号を、晴れ状態を示す基準値(本実施例では、レインセンサMAX値)に更新する(図5(b)参照)。
なお、ここで、第2の切換えSW29aは、雨滴検出信号を伝送線Lに出力するためのスイッチング素子を構成する。第3の切換えSW29bとポート25iは、短絡された信号に基づいて入力側通信回路19側から出力側通信回路29側の反単方向へ情報伝達される、伝達情報としての所定期間T2を認識する認識手段を構成する。ポート25iは、第3の切換えSW29bの開閉状態を検出する受信手段を構成する。
出力側通信回路29は、第2の切換えSW29aのベース端子へポート25oを通じて雨滴検出信号が出力される場合には、伝送線Lを介して入力側通信回路19へ出力する信号として、デューティ信号が出力される。なお、雨滴の付着率に応じた雨滴検出信号がポート25oを通じてSW29aのベース端子へ出力されており、出力側通信回路29は、雨滴の付着率に応じたデューティ比のデューティ信号を出力する。
なお、ここで、出力側通信回路29および第2制御回路25(詳しくはポート25o)は、雨滴量(詳しくは、本実施例では雨滴の付着率)に応じた雨滴検出信号を出力する雨滴検出信号出力手段を構成する。なお、出力側通信回路29は、雨滴の付着率に応じたデューティ比のデューティ信号を出力する出力手段を構成する。
なお、ここで、入力側通信回路19および出力側通信回路は、伝送線Lを通じて一方の装置から他向の装置への単方向の信号を送信する伝送線Lを有する通信手段を構成する。
次に、上述した構成を有する本実施形態のワイパ制御装置1、特にワイパ駆動装置10と雨滴検出装置20の間の送受信する通信装置の作動について以下、図3、図4、および図5に従って説明する。図5(a)から図5(c)は雨滴検出装置20の動作、図5(d)から図5(f)はワイパ駆動装置10の動作を示しており、図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)、図5(e)、および図5(f)は、それぞれ、検出期間T1、非検出期間としての所定期間T2を示す波形、ポート25oにおける雨滴検出信号の波形、伝送線Lにおけるデューティ信号の出力波形、払拭モードを判定する判定タイミングを示す波形、ワイパモータに供給される電圧特性の波形、ワイパモータ4の駆動位置信号を示す波形を表す。
図3に示すように、S(ステップ)301にて、雨滴検出装置20の第2制御処理25は、データ等の初期化を行なう。また、プリズムの温度を検出し、その温度が所定温度以下の場合には、プリズムに付着するおそれのある結露を雨滴と誤判定するのを防止するため、出力手段25cからの雨滴検出信号の出力を中止するなどの、フェール判定を行なう。
ここで、雨滴検出装置20は、ワイパ5a、5bの払拭周期ごとに雨滴検出に適した検出期間T1に検出したいため、払拭周期のうち、検出期間T1、または非検出期間としての所定期間T2を外部情報として認識する必要がある。本実施例では、雨滴検出装置10は、例えば外部情報としての所定期間T2を、ワイパ駆動装置10から雨滴検出装置10へ信号の送信を行なうことなく、本発明の通信装置(詳しくは入力側通信回路19および出力側通回路29)によってワイパ駆動装置10側からの伝達情報として認識する。
具体的には、図5(c)に示すように、出力側通回路29から入力側通信回路19へ単方向送信されるデューティ信号を、入力側通信回路19の送信手段(詳しくは、第1の切換えSW19aおよびコンデンサ19d)によって一時的に(詳しくは、所定期間T2の間)その信号の電位を短絡させ、電位を零(0)レベル状態にする。デューティ信号の電位が、所定期間T2の間、零レベル状態にされると、出力側通回路29側の第3の切換えSW29bが開状態になる。この第3の切換えSW29bの開状態を受信手段(詳しくはポート25i)を介して検出することで、第2制御回路25では、雨滴検出装置20への信号送信が伝送線L以外の他の伝送線で実行されなくとも、所定期間Tが同期的に認識される。
S302では、第2制御回路25は、ウインドシールド7の検出対象部7rに付着した雨滴量を払拭周期ごとに検出する。なお詳しくは、第2制御回路25は、晴れ状態でのPD22の受光する受光量であるレインセンサMAX値と、検出対象部7rに付着した雨滴によるPD22の受光する受光量との差から低下量(図5(b)参照)を求め、この低下量から雨滴量を算出することが可能である。なお、払拭周期において、第2制御回路25は、所定期間T2内で雨滴検出信号をレインセンサMAX値に基準値更新する。また、第2制御回路25は、この所定期間T2(本実施例では200ms)(図5(a)参照)を認識するので、次回払拭操作の検出期間T1の始期(時刻t3)などのタイミングを知ることができる。また、所定期間T2内で雨滴検出信号をレインセンサMAX値に基準値更新することで、雨滴検出信号の基準値更新がワイパ通過タイミングt2の直後に行なうことができる。
S303では、PD22で受光した光から、所定の検出期間内にLED21から出力された光を受光したもの以外の受光量(外乱光)を判定する。この出力の変動によって雨滴と誤判定しないように受光量の変動量からPD22で受光する光の変動量に対して雨滴と判定する閾値を変更する。
S304では、雨滴検出信号において、基準値(詳しくは、レインセンサMAX値)に対する出力低下量が雨滴の付着量となるため、その出力低下率を、第2の制御回路25は、出力側通信回路29を介してデューティ(Duty)信号として単方向送信する(図5(c)参照)。なお、出力側通信回路29は、雨滴の付着率に応じたデューティ比を有するデューティ信号を入力側通信回路19へ出力する。
図4に示すように、S401では、ワイパ駆動装置10の第1制御回路12は、データ等の初期化を行なう。また、入力側通信回路19に受信されるデューティ信号が非検出期間(詳しくは、所定期間T2)に出力されたものか否かを判定するなどの、フェール判定を行なう。デューティ信号が所定期間T2内に出力されたものである場合には、次回払拭周期の検出期間T1の始期まで待機する。所定期間T2外つまり所定期間T2が終了した場合には、S402へ移行する。
S402では、第1制御回路12は、受信したデューティ信号に基づいて雨滴の付着率ないし付着量に変換し、雨滴の付着率ないし付着量から、降雨状態を把握する。なお、例えば実際の降雨状態の雨滴量に対して、検出対象部7rの検出エリアで測定する雨滴の付着量のばらつきが生じ易いため、1回の払拭周期における雨滴の付着率ないし付着量でなく、複数回の払拭周期において移動平均演算等により平均化された平均付着率ないし平均付着量を算出することが好ましい。
S403では、第1制御回路12は、ワイパスイッチの切換え信号91などの車両情報を読み取る。切換え信号91がAUTOモードの場合にはワイパ制御装置1によりワイパ5a、5bの払拭モードが自動制御されるものと判断され、S404へ移行する。なお、切換え信号91がAUTOモード以外のLOモード等である場合には、運転者の操作により切換え信号91がAUTOモードに切換わるまで待機する。
なお、車両情報として、切換え信号91に限らず、感度信号92、車速信号93、S/M信号94などの信号が読み取られる。これら信号は、雨滴の付着率ないし付着量(詳しくは平均付着率ないし平均付着量)に基づいて、払拭モードを、モードアップあるいはモードダウンなど選択する車両情報として用いられる。
S404では、第1制御回路12は、検出期間T1が終了すると、すなわち所定期間T2を検出されると、ワイパ5a、5bを雨滴量に応じて最適な払拭モードを判定する。具体的には、第1制御回路12は、S402で検出した雨滴の付着率ないし付着量(詳しくは平均付着率ないし平均付着量)とに基づいて最適な払拭モードを判定し、現在の払拭モードに対してモードアップ、モードダウン、あるいは現状モード維持を決定する。なお、払拭モードの決定の基準となる閾値は、付着量の場合には払拭モード数に対応する複数の閾値、付着率の場合には払拭モード数に対応する比率による複数の閾値が設定されている。
S405では、第1制御回路12は、S404で決定された払拭モードに応じた駆動信号を駆動回路13へ出力する。駆動回路13により第1制御回路12で決定された払拭モードに対応した払拭操作(詳しくは、払拭速度ないし間欠時間)でワイパ5a、5bを動作し、この制御処理を終了する。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)本実施形態では、雨滴検出装置20とワイパ駆動装置10の間の通信手段として、雨滴検出装置20からワイパ駆動装置10への単方向に信号を送信する一つの伝送線Lで構成されているので、双方向に信号を送信するために複数本の伝送線を有する必要がなく、通信手段の簡素化が可能である。
(2)さらに本実施形態では、単方向送信の受信側のワイパ駆動装置10側には、伝送線Lを通じて単方向送信される信号の電位を短絡させる送信手段(詳しくは、第1の切換えSW19aおよびコンデンサ19b)が設けられており、単方向送信の送信側の雨滴検出装置20側には、短絡された信号に基づいて単方向送信の受信側の装置から送信側の装置へ情報が伝達可能にする伝達情報を認識する認識手段(詳しくは、第3の切換えSW19bおよびポート25i)が設けられている。これにより、通信手段が単方向に信号を送信する一つの伝送線Lから構成されている場合であっても、単方向信号の受信側であるワイパ駆動装置10側に、送信手段により単方向の信号を短絡させる送信手段を設けるので、送信側である雨滴検出装置20側に設けられた認識手段によって、短絡された単方向の信号の状態に基づいて単方向送信の受信側から送信側の装置への情報の伝達が可能である。
(3)さらになお、本実施形態では、単方向送信される信号の電位を短絡させる送信手段として、第1の切換えSW19aと、一端が第1の切換えSW19aに接続され、他端が接地されるコンデンサ19dとを備え、伝送線Lを第1の切換えSW19aとコンデンサ19dとの間に接続するように構成されている。このため、単方向信号の受け側から送り側の装置へ送信可能な送信手段が、このような構成にするだけでよく、比較的簡素な構成で形成できる。
(4)さらになお、本実施形態では、単方向信号の受信側の装置から送信側の装置への反単方向に情報を伝達させるための、短絡された単方向の信号に基づいて伝達情報を認識する認識手段として、雨滴検出装置20に設けられた通信手段の一つである第2の切換えSW19aとともに伝送線Lに接続され、第2の切換えSW19aの開閉動作に応じて開閉動作可能な第3の切換えSW19bと、第3の切換えSW19bの開閉状態を検出する受信手段(詳しくは、ポート25i)とを備えている程度である。したがって、上記通信手段の送信側の装置側に設けられ、受信側から送信側の装置へ反単方向に情報を伝達するための伝達情報を認識する認識手段が、比較的簡素な構成で形成できる。
(5)さらになお、本実施形態では、単方向送信の受信側のワイパ駆動装置10は、第1制御回路12と、入力側通信回路19とを有しており、第1制御回路12は、ワイパ5a、5bの払拭動作に係わるS/M信号に基づいてワイパ5a、5bが雨滴検出装置10(詳しくは検出対象部7r)を通過するワイパ通過タイミングt2またはワイパ通過タイミングを含む所定の期間T2を推定する判定機能を有する。所定期間T2は雨滴検出に適した検出期間T1の終期(検出期間T1の直後)からの所定の期間であるため、第1制御回路12は、S/M信号94と検出対象部7rとの位置に基づいて雨滴検出に適した検出期間T1を判定する判定機能を有することになる。
ここで、雨滴検出装置20がウインドシールド7上に付着した雨滴量を検出し、検出した雨滴量を通信手段により伝送線Lを通じてワイパ駆動装置10へ単方向送信する場合において、雨滴検出装置20は、雨滴検出装置20以外の装置または外部情報により雨滴検出に適した検出期間T1に検出する必要がある。
これに対して本実施形態では、ワイパ駆動装置の第1制御回路12は、ワイパ5a、5bの払拭周期におけるワイパ5a、5bの停止位置などのワイパの位置に係わるS/M信号と、雨滴検出装置10の位置とに基づいて雨滴検出に適した検出期間T1を判定する上記判定機能を有している。さらに、単方向信号の受信側のワイパ駆動装置10側に設けられている送信手段は、その判定手段により判定された検出期間T1の終期から所定期間、単方向信号の電位を短絡するので、反単方向にある雨滴検出装置へ認識手段を介して雨滴検出に適した検出期間T1または適さない所定期間T2を伝達情報として伝達することできる。
(6)雨滴検出装置20がウインドシール7のうちのワイパ5a、5bの払拭範囲内の検出対象部7rに配置されている場合には、ウインドシールド7上に付着した雨滴をワイパ5a、5bで払拭する際、ワイパ5a、5bは付着した雨滴を掃き溜めるため、ワイパ5a、5bが雨滴検出装置20を通過するときに雨滴検出すると、実際の降雨状態に比べて雨滴量が多量であると誤検出するおそれがある。
これに対して本実施形態では、雨滴検出に適した検出期間T1以外の所定期間T2内にワイパ5a、5bがウインドシールド7上に沿って雨滴検出装置20を通過する。したがって、単方向通信の送信側の雨滴検出装置20は、受信側のワイパ駆動装置10の送信手段による伝達情報として上記所定期間T2を認識できるとともに、雨滴検出装置20の誤検出防止が図れる。
(7)なお、雨滴検出装置20が単方向通信の送信側の装置である場合には、雨滴量に応じた信号を出力する雨滴量信号出力手段は、その単方向信号としてデューティ信号を出力することが好ましい。これにより、雨滴量に応じた信号の大きさを、デューティ比などのデューティ信号によってデジタル信号として正確に表すことができる。したがって、ワイパ駆動装置10にそのデューティ信号を単方向送信するので、常に、雨滴量の大きさが正確にワイパ駆動装置10へ情報伝達される。
(8)さらになお、雨滴検出装置20は、雨滴量に応じた信号の電位を、所定期間T2内つまり雨滴検出に適した検出期間T1の始期の直前に、所定の電位としてレインセンサMAX値に出力較正する較正手段を備えていることが好ましい。これにより、雨滴検出装置20が単方向通信の送信側の装置である場合には、雨滴検出装置20は、受信側のワイパ駆動装置10の送信手段により、認識手段を介して検出期間T1の終期からの所定期間T2が認識される。したがって、出力較正手段は、所定期間T2内つまり検出期間T1の直前に、雨滴検出信号の電位をレインセンサMAX値に出力較正することが容易にできる。
(他の実施形態)
以上説明した本実施形態おいて、伝送線Lを流れる単方向信号を短絡させる送信手段として第1の切換えSW1およびコンデンサ19dと、これら素子に電流供給する電源回路28とで構成されるものとして説明したが、ワイパ駆動装置10および雨滴検出装置20に過電圧防止のためのツェナーダイオード19tを設けてもよい。詳しくは、第1制御回路12のポート12iへの過電圧防止のため、ポート12iと負荷抵抗19eの間に、アース接地されているツェナーダイオード19t(図2中の破線で示す素子)を接続する。また、出力側通信回路29内の第2の切換えSW29aや第3の切換えSW29bやコンデンサ29fへの過電圧防止のため、例えば負荷抵抗29dと負荷抵抗29eの間に、アース接地されているツェナーダイオード29t(図2中の破線で示す素子)を接続する。これにより、第1制御回路12内や出力側通信回路29内に使用される第2の切換えSW29aなどのスイッチング素子やコンデンサ29fの誘電素子などの電子素子が比較的耐圧の低い安価な素子を用いることができる。
以上説明した本実施形態では、雨滴検出装置20を単方向信号の送信側の装置、ワイパ駆動装置10を単方向信号の受信側の装置として説明したが、雨滴検出装置20を単方向信号の受信側の装置、ワイパ駆動装置10を単方向信号の送信側の装置とする構成であってもよい。
本発明の実施形態の装置間の通信装置を、ワイパ制御装置に適用した一実施例を示す構成図である。 図1中のワイパ駆動装置と雨滴検出装置間の通信装置に係わる電気的構成を示す模式的回路図である。 図1中の雨滴検出装置で行なう雨滴検出する制御処理を示すフローチャートである。 図1中のワイパ駆動装置で行なうワイパの払拭モードを決定する制御処理を示すフローチャートである。 図2中のワイパ駆動装置と雨滴検出装置間の通信装置の単方向通信の一実施例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 ワイパ制御装置
4 ワイパモータ
5a、5b ワイパ
6a、6b 払拭範囲
7 ウインドシールド(ウインドガラス)
7r 検出対象部
10 ワイパ駆動装置
12 第1制御回路(制御回路)
12o ポート
13 駆動回路
19 入力側通信回路(入力回路、通信手段)
19a 第1の切換えSW(第1のスイッチング素子)
19d コンデンサ(誘電素子)
20 雨滴検出装置
21 LED(発光素子)
22 PD(受光素子)
25 第2制御回路(制御回路)
25i ポート
29 出力側通信回路(出力回路、通信手段)
29a 第2の切換えSW(第2のスイッチング素子)
29b 第3の切換えSW(第3のスイッチング素子)
29d 負荷抵抗
29f コンデンサ(誘電素子)
91 切換え信号
94 S/M信号(駆動位置信号)
L 伝送線

Claims (7)

  1. 雨滴検出装置と、ワイパの払拭操作するワイパ駆動装置とを備え、前記ワイパ駆動装置によりウインドガラス上に付着した雨滴を払拭する払拭操作を、前記雨滴検出装置で検出した雨滴量に応じて制御するワイパ制御装置に用いられ、前記雨滴検出装置と前記ワイパ駆動装置の間を送受信する装置間の通信装置において、
    前記雨滴検出装置と前記ワイパ駆動装置のうち、一方の装置への単方向に信号を送信する一つの伝送線を有する通信手段と、
    前記一方の装置側に配置され、前記伝送線を通じて単方向へ送信される前記信号の電位を短絡させる送信手段と、
    他方の装置側に配置され、短絡された前記信号に基づいて、前記一方の装置から前記他方の装置への伝達情報を認識する認識手段とを備えていることを特徴とする装置間の通信装置。
  2. 送信手段は、
    前記伝達情報に係わる外部信号の入力に基づいて閉動作する第1のスイッチング素子と、一端が前記第1のスイッチング素子に接続され、他端が接地される誘電素子とを備え、
    前記第1スイッチング素子と前記誘電素子との間に前記伝送線が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の装置間の通信装置。
  3. 前記他方の装置には、前記信号を前記伝送線に出力するための第2のスイッチング素子を有しており、
    前記認識手段は、
    前記第2のスイッチング素子とともに前記伝送線に接続され、前記第2のスイッチング素子の開閉動作に応じて開閉動作可能な第3のスイッチング素子と、
    前記第3のスイッチング素子の開閉状態を検出する受信手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置間の通信装置。
  4. 前記一方の装置は前記ワイパ駆動装置であって、
    前記ワイパ駆動装置は、
    前記ワイパの払拭操作の払拭周期ごとに、前記ワイパと前記雨滴検出装置との位置に基づいて、雨滴検出に適した検出期間を判定する判定手段とを有しており、
    前記送信手段は、前記検出期間の終期から所定期間、前記信号の電位を短絡することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の装置間の通信装置。
  5. 前記雨滴検出装置は、前記ウインドグラスのうち、前記ワイパの払拭範囲内に配置されており、
    前記所定期間内に、払拭操作する前記ワイパが前記ウインドグラスに沿って前記雨滴検出装置を通過することを特徴とする請求項4に記載の装置間の通信装置。
  6. 前記他方の装置は前記雨滴検出装置であって、
    前記雨滴検出装置は、
    前記雨滴量に応じた信号を出力する雨滴量信号出力手段とを有しており、
    前記雨滴量信号出力手段は、前記信号としてデューティ信号を出力することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の装置間の通信装置。
  7. 前記信号の電位を、雨滴検出に適した検出期間の始期の直前に、所定の電位に出力較正する較正手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の装置間の通信装置。
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