JP4127353B2 - 錠前 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はトランク等のかばん類に使用する錠前に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
従来の錠前は鍵孔にキーを差し込んで回動させるようになっているが、手首をひねることは困難な場合もあり、タンブラーまわりの部分の構造も複雑になるなどの欠点を免れなかった。また従来の回転鍵だと構造が知られているので、ピッキングなどの盗難に会うおそれもあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記の欠点を解消するために、錠前のベースと係合する係止部が設けられているキースライドを有する錠前において、キーをキースライドの鍵孔から挿入して横方向に移動させることによって、キースライド内のタンブラーをスライダーに枢着されているインナープレートとの係合を外すことにより、キースライドを移動させて、キースライドの係止部と錠前のベースとの係合を外すことができるように構成されていることを特徴とする錠前を得たものである。
【0004】
【実施例】
図1はこの発明の錠前を装着したトランクなどのかばん類30の正面図であって、31は蓋、32は下方の収納部、33はハンドル、50は錠前であって、ハンドル33の左右で収納部32の前方側壁に取り付けられている。正面からみて右側の錠前を50R、左側の錠前を50Lで表している。
【0005】
図2は錠前の取付状態を正面からみた説明図であって、図1の右側の錠前50Rについて示している。図3は錠前を嵌めこんだ状態を側方からみた側面図を表している。収納部32の前方側壁34に必要寸法の長方形の孔35ならびにネジ孔36、37をあけ、図3に示すように錠前50Rを孔35に嵌めこみ、錠前のネジ孔56、57をそれぞれ収納部32のネジ孔36、37とかさね、ネジ止めする。点線38で示したのは必要な他の部品である。
【0006】
図4はこの発明の錠前を部品別に分解して示した斜視図で、1はキー、2はスライダー、3はキースライド、4はキースライドカバー、5はラッチ、6はベース、7はカバー、8はインナープレート、9はクリックプレート、10、11はすべりダンブラー、12A、12Bはリベット、13はクリックスプリング、14はラッチスプリング、15はシール、16はリンク、17はスライダースプリング、18はリベット、19はサイドロックシャフト、20はタンブラースプリング、21はかばん本体に取り付けられているロックフックをそれぞれ示している。各部品の構造、作用等についての説明は順次後述する。
【0007】
図5は錠前50の正面図、図6は図5のA−A断面図をそれぞれ示している。なお図5以下に示す錠前は図1の右側の錠前50Rについての図であるが、50Rも50Lも向きが異なるだけで構造は同一であるから、以後特に断らない限り、50Rの方について記載する。
【0008】
図7、図8は図6をD方向からみたタンブラーまわりの構成を示す図、図9はこの発明の錠前のロック状態を示す断面図である。
【0009】
図4ないし図9によって、この発明の錠前50の構成について説明すると、カバー7にキースライダーカバー4、クリックプレート9、シール15、キースライド3が取り付けられている。さらにカバー7にインナープレート8がラッチ5とともにリベット18で取り付けられる。そしてこれらのカバー7にインナープレート8などが取り付けられているカバー組立体70はリベット12Bによってベース6内にあるスライダー2に枢支されている。さらにリンク16がサイドロックシャフト19によって一端はベース6に枢支され、他端はリベット12Aによってインナープレート8に枢支されている。
【0010】
ラッチ5はラッチスプリング14によって付勢されていて、図9に示すロック時にはラッチの係止部43と、ベース6に形成されている係止部44とが係合している。同時にキースライド3の係止部41がベース6に形成されている係止部42と係合している。
【0011】
さらにロック時にはスライダー2が図9に示すようにベース6の左端にあり、ベース6のキーフックの通過孔65とスライダー2のキーフック係止孔25とがくいちがっている。キーフック21はかばん類の側壁に取り付けられ、その先端の係止部45はベース6のキーフック通過孔65から錠前の内部に入り、スライダー2のキーフック係止孔25と係合している。
【0012】
図6、図7に示すように、ロック時には、すべりタンブラー10、11はタンブラースプリング20に押されてインナープレート8の孔に入りこんでいて、タンブラーを内蔵しているキースライド3は動けないので錠前全体が図9に示すロック状態にある。
【0013】
かばん類をあける時は、キースライド3の上方のキースライドカバー4にある鍵孔51からキーを差し込みタンブラースプリング20に抗してタンブラー10、11を動かし、タンブラーをインナープレート8の孔から外すと図8の状態になり、キースライド3が移動可能になるので、そのままキースライド3を図9の左方に動かすと、図10の状態となり、キースライド3の係止部41とベース6の係止部42との係合が外れ、図10に示すキー開放状態になる。
【0014】
そしてラッチスプリング14に抗してラッチ5を反時計方向(図11のP方向)にまわしラッチの係止部43とベース6の係止部44との係合を外し、さらにカバー7を少し上方にもち上げてリベット12Aの位置がサイドロックシャフト19の位置より少し上方にくるようにする。スライダー2はスライダースプリング17によって図の右方に付勢されているので、係止部41、43が外れ、さらにリベット12Aがサイドロックシャフト19より少し上に来たことにより、スライダー2は図12に示すようにカバー組立体70を上方に跳ね上げながら右方に動く。
【0015】
するとキーフック係止孔25も右方に動きキーフック21の係止部45との係合が外れ図12に示すオープン時の状態になり、かばん類の蓋を開けることができる。
【0016】
図示の例ではロックフック21はかばん類の蓋31に固定され、錠前50(R、L)は収納部32の正面側壁34に取り付けられている。またクリックプレート9はキースライド3の移動の両端でクリック音を出して手応えを感じさせるとともに、キースライド3の移動の途中でキー1が抜けないという作用を有している。
【0017】
かばん類を閉めるときは、図12のオープン時の状態からカバー組立体70を時計方向にまわして図10のキー開放時の状態にする。(ラッチ5はラッチスプリング14によって自動的に係合状態になる。)キー1を鍵孔51に差し込み、図8に示すようにタンブラー10、11をインナープレート8から外し、キースライド3を右方に動かせば図9のロック状態になる。
【0018】
【発明の効果】
この発明の錠前は前記の如き構成であって、キーを回転でなく横方向に動かすことによって操作するので、操作や、タンブラーまわりの構成が容易になり、ピッキングなどの盗難対策にも有利な錠前を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の錠前を装着したかばんの正面図
【図2】錠前の取付のやり方の説明図
【図3】取り付けた状態の図2のD方向からみた側面図
【図4】この発明の錠前を分解して示した斜視図
【図5】錠前を正面からみた図
【図6】図5のA−A断面図
【図7】図6をD方向からみたタンブラーまわりの構成を示す図
【図8】同じくタンブラーをインナープレートから外した状態を示す図
【図9】ロック状態を示す錠前の断面図
【図10】キー開放時の状態を示す断面図
【図11】ラッチを開放した状態を示す断面図
【図12】オープン時の状態を示す断面図
【符号の説明】
1 キー
2 スライダー
3 キースライド
4 キースライドカバー
5 ラッチ
6 ベース
7 カバー
8 インナープレート
9 クリックプレート
10 すべりタンブラー
11 すべりタンブラー
12A リベット
12B リベット
13 クリックスプリング
14 クラッチスプリング
15 シール
16 リンク
17 スライダースプリング
18 リベット
19 サイドロックシャフト
20 タンブラースプリング
21 ロックフック
25 スライダーのキーフック係止孔
30 かばん
31 蓋
32 収納部
33 ハンドル
34 収納部側壁
35 錠前取付孔
36 ネジ孔
37 ネジ孔
38 他部品
41 キースライドの係止部
42 ベースの係止部
43 ラッチの係止部
44 ベースの係止部
45 キーフックの係止部
50 錠前
51 鍵孔
56 ネジ孔
57 ネジ孔
65 ベースのキーフック通過孔
70 カバー組立体

Claims (1)

  1. かばん本体に固定されているベース部と、中間部がリンクを介して前記ベース部に連結されているインナープレートと、前記インナープレートの両端が取り付けられているカバーと、前記インナープレートの一端に枢着されていて前記ベース部にスライド可能に保持されて、前記カバーの閉じ方向動作に応じて施錠方向に動いてかばん蓋部の鈎と係合し、前記カバーの開き方向動作に応じて開錠方向に動いてかばん蓋部の鈎から外れるスライダーと、前記ベース部と係合する係止部を有するキースライド部とを具備する錠前において、前記キースライド部は、施錠状態では前記インナープレートと係合し開錠状態では前記インナープレートとの係合から外れるタンブラーと、前記タンブラーを前記インナープレートとの係合から外す棒状のキーを挿入するための鍵孔と、前記タンブラーが前記インナープレートとの係合から外れた状態で前記キースライド部を前記キーの軸に垂直な横方向に移動して前記係止部が前記ベース部から外れるように案内する案内手段とを備えることを特徴とする錠前。
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