JP4127286B2 - 変速機のパーキングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の動力伝達装置に介在された変速機に装着され、駐車時などに車両を確実に停止状態に保つパーキングロック装置に関するものである。
車両用動力伝達装置には、車両の運転の容易化あるいは運転者の疲労軽減のために、エンジンの動力を車輪に伝達するクラッチあるいは変速機の操作を自動化し、イージードライブとした各種の動力伝達装置がある。流体伝動装置であるトルクコンバータと遊星歯車機構からなる自動変速機が代表的なものであり、いわゆるオートマ車(AT車)の動力伝達装置として広く普及している。
イージードライブを目的とする車両用動力伝達装置の中には、いわゆるマニュアル車(MT車)と同様な平行軸歯車機構式変速機を採用して、これと自動クラッチ等とを組み合わせ、運転者が変速レバーで変速段を切り換える際のクラッチ操作を省略した動力伝達装置がある。運転者が変速レバーを操作する代わりに、電子制御装置と変速機を操作するアクチュエータとを用い、車両の走行状態に応じて自動的に変速段を切り換える動力伝達装置も存在する。最近では、エンジンと平行軸歯車機構式変速機との間に、トルクコンバータよりも簡便な流体伝動装置である流体継手を介在させた動力伝達装置も実用化されている。流体継手を介在させると、車両の発進時に、流体継手のポンプとタービンとの間の滑りを利用したスムースな発進ができるとともに、アイドル時などにおけるエンジンのトルク変動が吸収され、振動、騒音が軽減される。
ところで、AT車には、通常、パーキングロック装置が装着されており、車両停止時に運転者が変速レバーをパーキング位置に操作すると、車両の駆動輪をロックして確実に車両の停止状態を保つようにする。パーキングロック装置は、自動変速機の後部等に配備され、駆動輪に連なる自動変速機の出力軸又はこれと連動する回転軸にパーキングギヤを固定し、自動変速機のハウジングに取り付けたパーキングポールをパーキングギヤと噛み合わせることにより、自動変速機の出力軸及び駆動輪をロックするよう構成されている。こうしたパーキングロック装置は、一例として特開2001−341619号公報に開示されている。
この公報に示されるパーキングロック装置及びパーキングポールを噛み合わせるための作動機構について、図9により説明する。図9では、全体構成の斜視図を左図に、パーキングポールを移動させるウエッジ等の構成を右上図に、また、ウエッジの断面を示す組み合わせ図を右下図に示す。
変速機の出力軸101には、角型形状の連続した凹凸を有するパーキングギヤ102が固着されている。一方、変速機のハウジングに軸支されるパーキングポール軸103Bには、爪部103Aを有するパーキングポール103が固着され、これは、図示しないスプリング(ねじりコイルばね)によって下方方向に押し下げられる。パーキングポール103の下方に、これと直交する方向に延びるウエッジ軸104が配置されており、右上図に示すとおり、スプリングにより押し下げられたパーキングポール103は、ウエッジ軸104に当接している。
ウエッジ軸104は、右下図に示されるとおり、大径部104Aと小径部104Bとからなり、大径部104Aの端部にはピンで連結されるヨーク105が嵌め込まれるとともに、小径部104Bには、コイルスプリング106で押圧されて大径部104Aの端面と当接するウエッジ107が嵌め込まれる。ウエッジ軸104は、変速機のハウジングに設けられた孔108内に挿入され、また、ウエッジ107の前方には傾斜面を有するサポータ109が配置されている。ヨーク105に形成された足部は、パーキングレバー110の先端に嵌合し、パーキングレバー110はレバー軸110Aに固着されて回動可能となっている。
運転者が操作する変速レバーは、ケーブル等によってパーキング操作軸111の先端に固着されたセレクタレバー111Aに連結される。パーキング操作軸111にはプレート111Bが固着されており、運転者が変速レバーをA方向にパーキング位置まで操作すると、プレート111B、ピン111C及び補助レバー110Bを介して、パーキングレバー110が回動することにより、ウエッジ軸104が左図のB方向(右上図では左方向)に移動する。ウエッジ軸104に嵌め込まれたウエッジ107もコイルスプリング106(圧縮コイルばね)で押圧されてウエッジ軸104と一体となって移動し、その下面がサポータ109上を摺動しながら、上面はパーキングポール103をC方向に押し上げる。つまり、ウエッジ107はパーキングポール103を押し上げ移動させるカムとして作用し、パーキングポールの爪部103Aをパーキングギヤ102の凹部に噛み合わせて、変速機の出力軸101の回転を阻止する。
このように、変速レバーをパーキング位置に操作するとパーキングポール103が押し上げられるが、このとき、パーキングポールの爪部103Aがパーキングギヤ102の凹部と一致する位置にあるとは限らず、爪部103Aがその凸部に当る場合が生じる。爪部103Aが凸部に当接するとウエッジ107の動きが途中で阻止される結果、ウエッジ軸104のみがB方向に移動することとなる。しかし、ウエッジ104はコイルスプリング106で押圧されているから、出力軸101に固定されたパーキングギヤ102が僅かに回転して爪部103Aが凹部と一致すると、直ちにウエッジ107は左方に移動し、パーキングポールの爪部103Aをパーキングギヤの凹部に噛み合わせることができる。
特開2001−341619号公報
パーキングロック装置は、変速機の最後部に装着される機構であって、これを装着することに伴い変速機の全長が大きくなる。車両においては、動力伝達装置を配備するスペースが限られていることから、パーキングロック装置はなるべくコンパクトに構成される必要があり、殊に変速機の軸方向の寸法が短縮されたものであることが望ましい。
また、パーキングロック装置は、トルクコンバータを備えた自動変速機を搭載するAT車には装着されているが、変速機が摩擦クラッチを介してエンジンと連結され、いわゆるギヤイン駐車が可能なMT車には、通常、装着されていない。しかし、車両には多種のものがあってその用途も多岐に亘り、例えば、貨物の積み降ろしのためにクレーンを備えたトラックで、クレーンを作動させる駆動力をPTO軸と呼ばれる動力取り出し軸によって車両搭載のエンジンから取り出すものがある。このようなPTO軸を備えた作業用車両においては、車両を駐車して作業を行うときは変速機をニュートラルとしエンジンを回転させるから、ギヤイン駐車は不可能である。一方、作業中に万一車両が動き出すようなことがあると、作業に重大な支障をきたすとともに周囲に不測の損害を与える虞れも生じる。車両には一般的にパーキングブレーキが装備されているとしても、PTO軸を備えた車両では、作業中確実に停止状態を保つため別系統のブレーキが要請される場合がある。
車両の不測の発進等を確実に防止するよう、平行軸歯車機構式変速機を搭載するMT車にパーキングロック装置を追加して装着するときは、なるべく既存の変速機の形状、寸法等を変更することなく装着することが望ましい。さらに、変速機の基本的な形状、寸法等の変更を不要とすると、多種の車両を生産する際に、パーキングロック装置の有無にかかわらずベースとなる変速機を共通のものとすることができるから、製造あるいは組立てに要するコストが低減することとなる。
本発明の課題は、変速機に装着されるパーキングロック装置を、ベースとなる変速機の構成を極力変えることなく装着可能とし、しかも、パーキングロック装置をコンパクト化して変速機の軸方向長さの短いものとすることにある。
上記の課題に鑑み、本発明は、変速機の出力軸の後端部に第1連結部材を嵌め込み、これに、変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部を備える第2連結部材を一体的に結合するとともに、第1連結部材と前記第2連結部材との中の一方の外周部には連続した凹凸部を形成して、両者の中の一方をパーキングギヤとしたものである。すなわち、本発明は、
「車両の変速機に装着されるパーキングロック装置であって、
前記変速機のハウジングには、爪部を有するパーキングポールが取り付けられ、
前記変速機の出力軸の後端部には、第1連結部材が一体的に結合されるとともに、前記第1連結部材には、前記変速機のハウジングに軸受けされる第2連結部材が一体的に結合され、
前記第2連結部材は、前記変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部を備え、前記延長軸部には前記車両の推進軸に連なる連結継手が一体的に結合され、さらに、
前記第1連結部材と前記第2連結部材との中の一方の外周部には、連続した凹凸部が形成されており、前記車両をパーキングロック状態とするときは、前記パーキングポールの爪部を前記連続した凹凸部の凹部に噛み合わせる」
ことを特徴とするパーキングロック装置となっている。
請求項2に記載のように、前記第1連結部材として、中心に貫通孔を有するとともにフランジ部を有する部材を用い、前記貫通孔を前記変速機の出力軸の後端部にスプライン嵌合して結合し、かつ、前記第2連結部材を前記フランジ部の端面に締結具によって締結するようにし、前記連続した凹凸部を前記第1連結部材の前記フランジ部の外周部に形成して、第1連結部材をパーキングギヤとすることができる。この場合には、請求項3に記載のように、前記第2連結部材が前記第1連結部材の前記フランジ部に締結される部分には、相互に密着する円筒面を、前記第2連結部材と前記第1連結部材の各々に形成することが好ましい。
また、請求項4に記載のように、前記第1連結部材として、中心に貫通孔を有する環状の部材であって外周部と前記貫通孔にはスプラインが形成された部材を用い、前記貫通孔を前記変速機の出力軸の後端部にスプライン嵌合して結合し、かつ、前記第2連結部材として、スプラインが形成された中心凹部を有し前記第1連結部材の外周部にスプライン嵌合されて結合される部材を用い、前記連続した凹凸部が前記第2連結部材の外周部に形成して、第2連結部材をパーキングギヤとすることができる。この場合には、請求項5に記載のように、前記第2連結部材を、前記第1連結部材とスプライン嵌合された部分において前記変速機のハウジングに軸受けするように構成することが好ましい。
請求項6に記載のように、前記パーキングポールを作動させる作動機構は、前記パーキングポールを移動させるウエッジカムに連結されたフォローレバーと、変速機のハウジングに軸支されるパーキング操作軸に固着されたメインレバーとを備えており、さらに、前記フォローレバーは、前記パーキング操作軸に遊嵌されるとともに、前記メインレバーが、パーキング操作軸に嵌め込まれたねじりコイルばねを介して、前記フォローレバーを押圧するよう構成することが好ましい。
請求項7に記載のように、本発明のパーキングロック装置は、動力伝達装置に作業用機器を駆動するPTO軸が接続されている車両に好適なものである。
請求項8に記載のように、本発明のパーキングロック装置は、動力伝達装置に流体伝動装置が介在されている車両に対して適用したときも大きな効果を発揮するものである。
本発明では、パーキングロック装置を構成するにあたり、変速機の出力軸の後端部に第1連結部材を一体的に結合し、これに、変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部を備える第2連結部材を結合するとともに、第1連結部材と前記第2連結部材との中の一方の外周部には連続した凹凸部を形成して、両者の一方をパーキングギヤとしている。このように、パーキングロック装置は、変速機の出力軸の後端部よりも後方に付加されるので、変速機の基本的な構造部分である、例えば平行軸歯車による変速機構、あるいは変速機の出力軸の形状等には影響を与えることなくパーキングロック装置を設置することが可能である。パーキングロック装置を付加するときに変更を要するのは、変速機のハウジングの後端部のみであって、これについては、例えば補助的なハウジングを接続することによって対処することができる。したがって、車両を改造して新たにパーキングロック装置を付加する場合、又はパーキングロック装置を装備する車両と装備しない車両とを同時に生産する場合、それに要する工程及びコスト等が削減される
さらに、第2連結部材は、変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部を備え、ここに車両の推進軸に連なる連結継手が一体的に結合される。延長軸部は、変速機の出力軸の後端部と同形であるから、パーキングロック装置の装備がない車両にこれを追加するときに、もともと変速機の出力軸の後端部に固定されていた既存の連結継手をそのまま用いて、車両の推進軸に連結することが可能である。換言すると、パーキングロック装置の有無にかかわらず連結継手を共通化できるため、多種の車両を生産する場合には、この面からも製造あるいは組立てに要するコストが低減することとなる。
請求項2の発明のように、第1連結部材として、中心に貫通孔を有するとともにフランジ部を有する部材を用い、フランジ部に連続した凹凸部を形成して第1連結部材をパーキングギヤとしたときは、パーキングギヤの機能を第1連結部材に、また、連結継手を固定する機能を第2連結部材に別々に分担させることができる。そして、請求項3の発明のように、第2連結部材と第1連結部材とを締結する部分に相互に密着する円筒面を形成した場合には、各々の部材を締結する際の軸心合わせが容易となるとともに、第2連結部材の前端を変速機の出力軸によって支持することが可能となる。
請求項4の発明のように、第1連結部材として、中心に貫通孔を有し外周部と貫通孔にスプラインを形成した環状の部材を用いたときは、第1連結部材の構造が簡易なものとなり、第2連結部材との結合も簡単なものとなって、組立て作業が容易化される。そして、請求項5の発明のように、第2連結部材を、第1連結部材とスプライン嵌合された部分において変速機のハウジングに軸受けすることが容易となり、車輪を駆動する伝動軸をより安定して支持することができる。
パーキングポールを作動させる作動機構としては、請求項6の発明のように、運転者が操作する変速レバーに応じて回動するパーキング操作軸にメインレバーを固着するとともに、フォローレバーを遊嵌してこれにウエッジカムを連結し、パーキング操作軸に嵌め込まれたねじりコイルばねにより両方のレバーを連結する機構を用いることが好ましい。この作動機構を採用すると、パーキングポールの爪部がパーキングギヤの凸部に当接してパーキングギヤが僅かに回転するまでの「待ち」の状態となったとき、パーキング操作軸に嵌め込まれたねじりコイルばねによってウエッジカムをパーキングポールの方向に押圧することとなるから、従来のような軸方向に長いウエッジ軸やコイルスプリングが不要となり、パーキングロック装置の軸方向長さを短くし装置全体を小型なものとすることができる。このように装置がコンパクト化されることから、パーキングロック装置を収容するための補助的なハウジングも、小型で重量の軽減されたものとなる。
請求項7の発明のように、動力伝達装置に作業用機器を駆動するPTO軸が接続されている車両に本発明のパーキングロック装置を適用したときは、車両を停車しエンジンを回転させて作業用機器を駆動するときに、車両の停止状態を確実に保ち、万一何らかの原因でエンジン動力が車輪に伝動されたとしても、車両の不測の発進等が防止される。動力伝達装置に流体伝動装置が介在されている車両では、流体伝動装置に滑りがあるためギヤイン駐車が不能であるが、請求項8の発明のように、本発明のパーキングロック装置を適用することにより、やはり車両の不測の発進等を防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明のパーキングロック装置を装着した、車両用動力伝達装置における変速機について説明する。ここで例示する変速機は、MT車に主に使用される平行軸歯車機構式変速機であって、良く知られているように、出力軸と一体となった主軸とこれに平行に配置されたカウンタ軸とを備え、主軸及びカウンタ軸に遊嵌又は固定された変速用ギヤとカウンタギヤとが常時噛み合って回転し、シフトロッドで変速スリーブを操作して所望の変速ギヤと主軸とを連結することにより変速を行うように構成されたものである。
本発明の第1実施例のパーキングロック装置の全体的な構成を図1に、パーキングギヤとして働く部品である第1連結部材の詳細図を図2に示す。変速機の出力軸1には、その外周にスプライン2が形成されており、スプライン2には最後部の変速ギヤ3が嵌め込まれている。変速機の出力軸1の後端部には第1連結部材11が嵌め込まれ、これは、出力軸1の最後端に配置される固定ナット5によって、変速ギヤ3とともに出力軸1に一体的に結合される。第1連結部材11は、図2に示されるとおり、その中心に出力軸1が挿入される貫通孔11Aを有し、貫通孔11Aには出力軸1と嵌合するスプラインが加工されている。また、後端には大径のフランジ部11Bを有しており、フランジ部11Bの外周にはパーキングギヤとするための連続した凹凸部11Cが形成され、その下方に爪部31Aを備えたパーキングポール31が配置される(図1では、理解を容易にするためパーキングポール31の作動機構は省略され、これについては後述する)。
なお、符号6は変速機の主軸、7はカウンタ軸、8は変速スリーブ、そして9はシフトロッドであって、これらの部品の構成等は従来の変速機と変わりはない。
第1連結部材11のフランジ部11Bの後面には、中心にボス部を有する環状凹部11Dが設けられている。環状凹部11Dには第2連結部材12が嵌め込まれており、図1に示されるように、第2連結部材12の前部に設けられる中心凹部12Aの中に固定ナット5が収容される。第2連結部材12の前部はフランジ状をなし、その外周の円筒面12Bは、第1連結部材11の環状凹部11Dにおける外周の円筒面11Eと相互に密着している。つまり、第2連結部材12と第1連結部材11とは、ボルト等の締結具によって、いわゆる「いんろう」結合されている。第2連結部材12の中心凹部12Aの周面を、第1連結部材11の環状凹部11Dにおける内周の円筒面(ボス部の外周面)に密着させて「いんろう」部分を形成することもできる。
第2連結部材12は、変速機のハウジングにニードルベアリング17で支持される延長軸部12Cを有する。延長軸部12Cの後端部は、変速機の出力軸1の後端部と同形に形成されており、出力軸1の後端部のスプライン2と同一寸法のスプラインが形成されるとともに、固定ナット5と同一の固定ナット10が締結可能となっている。延長軸部12Cの後端部には、車両の推進軸(プロペラシャフト)に連なる連結継手13が嵌め込まれ、スプライン嵌合によって一体的に固着される。
第1実施例のパーキングロック装置では、第1連結部材11及び第2連結部材12を収容するため、補助的なハウジング14が変速機のハウジングの後方に接続されている。第2連結部材12は、前端が「いんろう」結合により変速機の出力軸1に支持され、ニードルベアリング17によりその延長軸部12Cがハウジング14に軸受け支持される。これにより第2連結部材12は2点で支持されることとなって軸の振動等が防止され、エンジン動力を安定して駆動輪に伝動することができる。
このパーキングロック装置は、変速機の出力軸1の後端部に固定した第1連結部材11にパーキングギヤとなる凹凸部を形成し、この第1連結部材11に連結継手13が固定された第2連結部材12を嵌め込んで一体的に結合している。このため、補助的なハウジング14を取り付けるだけで、変速機の基本的な構成を変更することなくパーキングロック装置の設置が可能である。また、延長軸部12Cの後端部は、変速機の出力軸1の後端部と同形に形成されており、連結継手13を出力軸1の後端部にも結合することができるから、連結継手13を変更することなく、パーキングロック装置を省略した変速機を製造することができる。
ここで、第1実施例において用いられるパーキングロック装置の作動機構について、図3〜図6により説明する。図3は、作動機構を備えたハウジング14の正面図であり、図4はその斜視図である。理解を容易とするため、これらの図からはパーキングギヤとなる第1連結部材11が省かれている。図5には作動機構を構成する各部品の斜視図を、図6にはその主要部の断面図及び作動図を示す。
前述したように、第1連結部材11の外周に形成された凹凸部11Cの下方には、パーキングポール31が配置されている(図1)。図3〜5に示されるとおり、パーキングポール31はハウジング14に回動可能に取り付けられ、ねじりコイルばね32によって下方に押し下げられている。パーキングポール31の上部には、パーキングロック時に第1連結部材11の凹凸部11Cに噛み合う爪部31Aが設けられるとともに、その先端の下方には、パーキングロック時にウエッジカム33と係合する傾斜面31Bが形成されている。パーキングロック状態とするには、ウエッジカム33によりパーキングポール31を押し上げ、パーキングギヤとなる第1連結部材11の凹凸部11Cに爪部31Aを噛み合わせる点は、特許文献1に記載のパーキングロック装置と同様である。
ウエッジカム33は、図5,6に示すとおり、先端に傾斜面を有するウエッジ部33Aが形成され、上部に円筒部33Bが立設される。円筒部33Bに形成された溝は、フォローレバー34の先端のピンに嵌合し、フォローレバー34がパーキング操作軸35の回りに回動することにより、ウエッジカム33は変速機の出力軸の軸方向に摺動する。フォローレバー34の2枚のレバー板は、ハウジング14に軸受けされたパーキング操作軸35に遊嵌、つまり回動可能に嵌め込まれている。パーキング操作軸35にはメインレバー35Aが固着され、また、ねじりコイルばね36が嵌め込まれており、フォローレバー34は、ねじりコイルばね36でメインレバー35Aに押圧される。その結果、フォローレバー34は、通常、メインレバー35Aと一体化され同一の動きを行う。パーキング操作軸35の先端には、運転者が操作する変速レバーと連結されるパーキング操作軸レバー35Bが固着されている。
運転者が変速レバーをパーキング位置の手前まで操作すると、パーキング操作軸35及びメインレバー35Aが回動し、ねじりコイルばね36により一体化されたフォローレバー34を介して、ウエッジカム33を軸方向に移動しパーキングポール31の傾斜面と接触させる(図6の作動図の左図)。そして、運転者が変速レバーをパーキング位置まで操作すると、ウエッジカム33がさらにパーキングポール31側に移動して、これを押し上げる。このとき、爪部31Aが凹凸部11Cの凹部に一致していれば、パーキングポール31はそのまま上昇して爪部31Aが凹部と噛み合い、車両をパーキングロック状態とする。
しかし、爪部31Aが凹部と一致せず凸部と当接した場合は、パーキングポール31の上昇が阻止される。このときは、作動図の中央図に示されるように、ウエッジカム33とフォローレバー34とは途中で動きが止められ、メインレバー35Aのみが離れてパーキングポール31の方向に移動し、ウエッジカム33は、ねじりコイルばね36によってパーキングポール31の方向に押されることとなる。したがって、変速機の出力軸1と一体となった第2連結部材が僅かに回転して、爪部31Aが凹部に一致すると、パーキングポール31はウエッジカム33で押し上げられ(作動図の右図)、爪部31Aが凹部と嵌合する。
このように、本発明のパーキングロック装置における作動機構では、パーキング操作軸35に固着されたメインレバー35A、その軸に遊嵌されるフォローレバー34及びねじりコイルばね36により、パーキングロック状態とするためのいわば「待ち」の機構が構成される。前述したとおり、特許文献1の従来のパーキングロック装置では、爪部103Aがパーキングギヤの凸部と当接したときの「待ち」の機構は、変速機の軸方向に延びるウエッジ軸104、これに嵌め込まれるウエッジ107及びコイルスプリング106(圧縮コイルばね)で構成されており、本発明のパーキングロック装置は、従来のものと対比すると非常にコンパクトな構造を有し、特に軸方向の長さが短縮されたものとなる。パーキングロック装置を収容するハウジング14も小型化され重量が軽減される。
次いで、本発明の第2実施例のパーキングロック装置について、全体的な構成を示す図7及びパーキングギヤとして働く第2連結部材の詳細図である図8に基づいて説明する。なお、変速機の基本的な部分の構成等、第1実施例の図1と同一の部分については説明を省略する。
第2実施例のパーキングロック装置では、変速機の出力軸1のスプライン2には、変速ギヤ3とともに車速検出用のスピードギヤ4が嵌め込まれている。変速機の出力軸1の後端部には第1連結部材21が嵌め込まれ、これは、固定ナット5によって変速ギヤ3及び車速検出用のスピードギヤ4とともに出力軸1に一体的に結合される。第1連結部材21は、図7から明らかなように、貫通孔を有する環状の部品であって、その貫通孔及び外周部にはスプラインが加工形成され、貫通孔のスプラインが出力軸のスプライン2と嵌合している。
第1連結部材21の外周部には、図8に示される第2連結部材22が嵌め込まれ、第2連結部材22の前部に設けられる中心凹部22Aの中に固定ナット5が収容され、かつ、中心凹部22Aの内面に加工されたスプライン22Bが第1連結部材21の外周部のスプラインと嵌合する。第2連結部材22の中間部にはフランジ状の大径部22Cが設けてあり、その外周には、下方に配置されたパーキングポール31の爪部31Aを噛み合わせる連続した凹凸部22Dが形成される。さらに、第2連結部材22は、第1実施例の装置と同様に、変速機のハウジングに軸受け支持される延長軸部22Eを有しており、延長軸部22Eの後端部は、変速機の出力軸1の後端部と同形に形成されている。したがって、固定ナット5と同一の固定ナット10が締結可能であり、車両の推進軸に連なる連結継手13は、延長軸部22Eの後端部とともに変速機の出力軸1の後端部にも、スプライン嵌合によって一体的に固着することができる。
第2実施例のパーキングロック装置では、第1連結部材21及び第2連結部材22を収容するため、2分割された補助的なハウジング24、25が変速機のハウジングの後方に接続されている。第2連結部材22は、ボールベアリング26によりその前部がハウジング24に軸受け支持され、ニードルベアリング17によりその延長軸部21Dがハウジング25に軸受け支持される。これにより第2連結部材22は2点で支持されることとなって軸の振動等が防止される結果、安定した状態でエンジン動力を駆動輪に伝動することができる。なお、この実施例では、補助的なハウジングは2分割されているが、第1実施例のものと同じく、1個の補助的なハウジングを用いることもできる。
以上詳述したように、本発明は、パーキングロック装置を構成するに際し、変速機の出力軸の後端部に第1連結部材を嵌め込み、これに、変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部を備える第2連結部材を一体的に結合し、第1連結部材と前記第2連結部材との中の一方の外周部には連続した凹凸部を形成して、両者の中の一方をパーキングギヤとしたものである。上記の実施例では、パーキングロック装置を収容するハウジングを別体の補助的ハウジングとしているが、場合によっては、歯車機構等を収めた変速機のハウジングの後部を変更してこれらを収容するようにしてもよい。また、パーキングロック装置の作動機構として従来のものと同様な機構を採用すること、その作動機構を操作する操作レバーを、変速レバーとは独立して設置することなど、上記の実施例のものに限らず種々の変形が可能であること、さらには、本発明のパーキングロック装置が自動変速機にも適用可能であることは明らかである。
本発明のパーキングロック装置の第1実施例を示す全体図である。 第1実施例における第1連結部材の詳細図である。 本発明のパーキングロック装置の作動装置を示す正面図である。 本発明のパーキングロック装置の作動装置を示す斜視図である。 作動装置の主要部品の斜視図である。 作動装置の断面図及び作動図である。 本発明のパーキングロック装置の第2実施例を示す全体図である。 第2実施例における第2連結部材の詳細図である。 従来のパーキングロック装置を示す図である。
符号の説明
1 変速機の出力軸
2 スプライン
5、10 固定ナット
11、21 第1連結部材
12、22 第2連結部材
11C、22D 凹凸部
12C、22E 延長軸部
13 連結継手
14,24、25 補助的なハウジング
31 パーキングポール
33 ウエッジカム
34 フォローレバー
35 パーキング操作軸
35A メインレバー
36 ねじりコイルばね

Claims (8)

  1. 車両の変速機に装着されるパーキングロック装置であって、
    前記変速機のハウジングには、爪部(31A)を有するパーキングポール(31)が取り付けられ、
    前記変速機の出力軸(1)の後端部には、第1連結部材(11,21)が一体的に結合されるとともに、前記第1連結部材(11,21)には、前記変速機のハウジングに軸受けされる第2連結部材(12,22)が一体的に結合され、
    前記第2連結部材(12,22)は、前記変速機の出力軸の後端部と同形に形成された延長軸部(12C、22E)を備え、前記延長軸部(12C、22E)には前記車両の推進軸に連なる連結継手(13)が一体的に結合され、さらに、
    前記第1連結部材(11,21)と前記第2連結部材(12,22)との中の一方の外周部には、連続した凹凸部(11C、22D)が形成されており、前記車両をパーキングロック状態とするときは、前記パーキングポール(31)の爪部(31A)を前記連続した凹凸部(11C、22D)の凹部に噛み合わせることを特徴とするパーキングロック装置。
  2. 前記第1連結部材(11)は、中心に貫通孔(11A)を有するとともにフランジ部(11B)を有する部材であって前記貫通孔(11A)が前記変速機の出力軸(1)の後端部にスプライン嵌合されて結合され、かつ、前記第2連結部材(12)は、前記フランジ部(11B)の端面に締結具によって締結され、前記連続した凹凸部(11C)が前記第1連結部材(11)の前記フランジ部(11B)の外周部に形成されている請求項1に記載のパーキングロック装置。
  3. 前記第2連結部材(12)が前記第1連結部材(11)の前記フランジ部(11B)に締結される部分には、相互に密着する円筒面(11E、12B)が、前記第1連結部材(11)と前記第2連結部材(12)の各々に形成されている請求項2に記載のパーキングロック装置。
  4. 前記第1連結部材(21)は、中心に貫通孔を有する環状の部材であって外周部と前記貫通孔にはスプラインが形成されており、前記貫通孔が前記変速機の出力軸の後端部にスプライン嵌合されて結合され、かつ、前記第2連結部材(22)は、スプラインが形成された中心凹部(22A)を有し前記第1連結部材(21)の外周部にスプライン嵌合されて結合されており、前記連続した凹凸部(22D)が前記第2連結部材(22)の外周部に形成されている請求項1に記載のパーキングロック装置。
  5. 前記第2連結部材(12)は、前記第1連結部材(11)とスプライン嵌合された部分において前記変速機のハウジングに軸受け(26)される請求項4に記載のパーキングロック装置。
  6. 前記パーキングポール(31)を作動させる作動機構は、前記パーキングポール(31)を移動させるウエッジカム(33)に連結されたフォローレバー(34)と、変速機のハウジングに軸支されるパーキング操作軸(35)に固着されたメインレバー(35A)とを備えており、
    前記フォローレバー(34)が、前記パーキング操作軸(35)に遊嵌されるとともに、前記メインレバー(35A)が、パーキング操作軸(35)に嵌め込まれたねじりコイルばね(36)を介して、前記フォローレバー(34)を押圧する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパーキングロック装置。
  7. 前記車両の動力伝達装置には、作業用機器を駆動するPTO軸が接続されている請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のパーキングロック装置。
  8. 前記車両の動力伝達装置には、流体伝動装置が介在されている請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のパーキングロック装置。
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