JP4125766B2 - ミスト及び粉塵の捕集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アーク溶接作業時に発生するヒューム、切削加工機・研磨加工機等から発生する微粉塵ミスト、道路清掃車による路面の清掃時に発生するカーボン・油分・砂塵等の捕集に適するミスト及び粉塵の捕集装置に関する。
防錆用油・塗料が塗られた溶接鉄材のアーク溶接時には、100オングストローム級の微細なヒュームや粘性を帯びた0.01μm〜1μmという微細なヒューム(fume)が発生する。一般的なフィルター式集塵装置では、メッシュ0.1μm〜0.5μmのフィルターを用いているが、目詰まりを生じやすい。このため、ターボブロワ(turbo blower)やエアーエゼクター(air
ejector)により発生させた圧力エアーに石灰粉等を混入させた状態のものをフィルターの捕集面に噴射させることにより、捕集面に付着したヒュームの油分を吸着させてフィルターの洗浄を施すようにしたヒューム回収方法が開発されている。また、振動体によりフィルターに振動を付与してヒュームを捕集面から剥離させる方式も採用されているが、目詰まりを十分に解消することは難しい。
特許第3316476号公報には、「ヒューム回収機におけるフィルター洗浄装置」が記載されている。この装置は、本件出願人にかかるものであり、ルーツ式ブロワによる逆回転運転による発生する空気作用によってフィルターの内方に配置された回転ノズルを回転させつつ同フィルターの捕集面の裏側に圧力エアーを噴出させることにより、フィルターを洗浄する構成としている。
ところが、従来のフィルター式集塵装置においては、油分を含むヒューム、粘性を帯びたヒュームによる目詰まりを十分に解消するには至らず、捕集性能を良好な状態で維持するのが難しかった。
つぎに、従来のミスト類の捕集装置については、フィルター方式、デミスター方式、ラッパ形部材方式、衝突板方式、電気集塵方式等の各種構造のものが知られている。例えば、特開平11−179122号公報には、オイルミストで汚れた気体を吸引する吸気部と、吸気部から吸引された気体からオイルミストを多孔体フィルターで捕捉する捕捉部と、捕捉部によって捕捉されたオイルミストの凝集体を貯留するオイル貯留部と、オイルミストが除去された気体を排出する排気部とを備えたオイルミスト捕集装置が開示されている。
特開2000−296305号公報には、ミスト発生部の上方に配置されたフードの入り口に透過部材を設け、フードの吸引管に接続された吸引装置の作動によりミストを透過部材に付着させその液化物を吸引して回収するミスト回収装置が開示されている。
特開平9−47617号公報には、ミストが衝突する側の表面に多孔質材料層を設けた捕集板を捕集室に設け、捕集室に導いたミスト含有空気を捕集板に衝突させてミストを捕集するミスト除去装置が開示されている。
また、特許第28881684号公報には、高温の排気ガスを外気に排出する経路において、密閉したチャンバー内で排気ガスを循環する水に接触させ、その気化熱により排気ガスの温度が下がることにより排気ガス中のカーボン粉末等の固形粒子及び一酸化炭素等の有害成分を分解し水に吸着させる燃焼排気ガスの冷却及び浄化方法が開示されている。
前記特許公報にも記載されているように、ミストには、ウォーターミスト、オイルミストなど様々な性状のものがあり、また、粗大なミスト(粒径:約20μm以上)や微細なミスト(粒径:約1〜0.01μm以下)がある。このため、ミストの種類に対応して上述したような捕集方式が採用されている。何れにしても、発生したミストを効率的に処理しなければ、作業環境の快適化や作業者の健康面での安全、ミストを発生する加工機械・設備の正常な稼動、周囲の建物の汚染を防止すること等を図ることが困難であると言えよう。
特許第3316476号公報 特開平11−179122号公報 特開2000−296305号公報 特開平11−19775号公報 特開平9−47617号公報 特許第28881684号公報
本発明の目的は、アーク溶接作業時に発生するヒューム、切削加工機・研磨加工機等から発生する微粉塵ミスト等の捕集に適するミスト及び粉塵の捕集装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、ルーツ式ブロワの運転により捕集ユニットのケースと吸入管の内部を負圧に保持し、その負圧作用によって吸入管から周囲の空気と一緒に吸引されるミスト若しくは粉塵又はミスト及び粉塵を該ケース内に設けたフィルターによって除去し、そのフィルターを通過した空気を外部へ排出するように構成したミスト及び粉塵の捕集装置において、
前記捕集ユニットのケースは、ケース本体の一方の開口端に、逆止弁を備えた流出口を設けたエンドカバーを取付け、そのケース本体の他方の開口端に、モータ装置を取り付けたハウジングを取り付けてなり、そのハウジングに回転自由に設けられて該ケース内に臨むように配置した回転軸の先端部に、前記フィルターとしての回転式フィルターを取り付け、その回転式フィルターはメッシュ0.3μm〜1μmの不織布により多数の襞がジグザグ状に連続して形成されたフィルター材を多孔質円筒形心材の外周に装着してなり、前記捕集ユニットの流出口に吸引管を介して正転と逆転運転を切り替え可能なルーツ式ブロワの吸込み側を接続し、前記回転式フィルターの外周面に向けて配置したエアブローノズルの空気導入口に逆止弁を介装した供給管を接続すると共に同供給管を該吸引管に接続するように設け、前記ルーツ式ブロワの逆転運転により発生する圧力エアーをエアブローノズルから回転式フィルターに吹き付けて同フィルターから粉塵を除去するように設け、前記ケース本体に設けた排出管に回転式フィルターから除去される粉塵を収容する回収タンクを設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のミスト及び粉塵の捕集装置において、前記排出管から分岐された分岐管の出口に回収バッグを着脱可能に設けたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
このミスト及び粉塵の捕集装置は、回転式フィルターを用いた捕集ユニットと正転と逆転運転を切り替え可能なルーツ式ブロワとをコンパクトに組み合わせた構成により、アーク溶接作業時に溶接鉄材に塗られた防錆用油塗料から発生する粘性を有するヒューム、切削加工機・研磨加工機等から発生する微粉塵ミスト等の捕集を効率よく行なうことができる。さらに、エアブローノズルから圧力エアーを回転式フィルターに吹き付けることにより当該フィルターに付着した粉塵類を除去することができるので、フィルターを良好な状態に維持することができる。
(請求項2の発明)
このミスト及び粉塵の捕集装置は、粉塵を収容する回収バッグを捕集ユニットに着脱可能に設けているので、粉塵の後処理が行い易い。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明のミスト及び粉塵の捕集装置の説明図、図2は捕集ユニットの縦断側面図、図3は回転式フィルターの縦断正面図、図4は回転式フィルターの凸状部の説明図、図5は本発明のミスト及び粉塵の捕集装置を研磨加工機に適用した状態を示す説明図、図6は本発明のミスト及び粉塵の捕集装置を道路清掃車による路面の清掃に適用した状態を示す説明図、図7は分離タンクの説明図である。
図1に示すように、本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aは、溶接により生ずる粘性を有するヒューム、研磨加工機等から発生するミスト及び粉塵を周囲の空気と一緒に吸入管5の先端に設けられた吸込みフード6から吸引して当該ミスト及び粉塵を捕集する捕集ユニット10と、その捕集ユニット10のケース11内を負圧にすると共に当該ユニットを通過した空気を外部へ排出させるルーツ式ブロワ55とからなり、それらがキャスター2を備えたフレーム1に設置されている。7は吸入管5に介装された逆止弁である。
捕集ユニット10のケース11は、円筒形ケース本体12と、エンドカバー16及びハウジング19とから構成されている。エンドカバー16は、逆止弁18を備えた流出口17aを設けており、ケース本体12の一方の開口端12aに取り付けられている。ハウジング19は、ケース本体12の他方の開口端12bに取付けられている。また、ケース本体12の胴部には、前記吸入管5を接続するための流入口13と粉塵の排出管14とが開設されている。
上記ハウジング19の中心穴には、ケース本体12側の内奥に環状シール20とボールベアリング21を順に装着し、これら環状シール20とボールベアリング21に後記モータ装置23の回転軸26の中間部分が挿入されている。
モータ装置23のケーシング24は、ハウジング19の小径フランジ19bに取付けられている。このモータ装置23の回転軸26は、ケーシング24に内蔵されたボールベアリング25と前記ボールベアリング21とにより回転自由に支持されており、その先端部26aをケース11内に臨むように配置されている。
31は上記回転軸26の先端部26aに着脱可能に設けられた回転式フィルターである。図3に示すように、このフィルター31は、パンチングメタル等の多孔質円筒形心材32の外周に荒目軟質の耐油性ポリプロピレン材33を被着し、さらに、その上に円筒形状のフィルター材34を装着し、それら円筒形心材32、耐油性ポリプロピレン材33及びフィルター材34の両端を面板38,40により挟持して回転軸26に固定するように設けられている。
上記フィルター材34は、100オングストローム級の微細なヒューム粉塵の捕集を行なうことが可能な素材であり、メッシュ0.3μm〜1μmの不織布により多数の襞35がジグザグ状に連続して形成されている(図3、図4)。フィルター材34の大きさは、外径200〜500mm、長さ200〜500mm程度である。
一方の面板38は、中心部に形成された穴を回転軸26に遊嵌してブッシュ27を嵌めた状態で回転軸26に螺合したナット28を締め付けることにより当該回転軸26に固定されている。面板38の外周には内向きフランジ38aを形成し、その内向きフランジ38aにより上記フィルター材34の凸状部35aを緩く嵌合させるように設けている。
他方の面板40は、中心部の裏側に形成された軸筒41を回転軸26に挿入してボルト44を締め付けることにより当該回転軸26に固定されている。その軸筒41の周囲には、図3に示すように、4個の穴42が設けられている。面板40には内向きフランジ40aを形成し、その内向きフランジ40aによりフィルター材34の凸状部35aを緩く嵌合させるように設けられている。また、面板40の中心部の表側に形成された円筒部43は、前記エンドカバー16の大径孔17bにほぼ接触状に挿入されている。その大径孔17bには複数個の環状溝17cが形成されており、この環状溝17cと円筒部43の外周面とによりラビリンスシールが形成される。
上記回転式フィルター31は、モータ装置23により毎分500〜1000回転で駆動回転されるように設けられている。
上記ヒューム排出管14から分岐された分岐管14aの出口14bには、回転式フィルター31から除去される粉塵類の一部を回収するための回収バッグ45を着脱可能に設ける。15は分岐管14aに介装された逆止弁である。46はヒューム排出管14に装着可能に設けた箱型の回収タンクである。上記捕集ユニット10の流出口17aには、吸引管50を介してルーツ式ブロワ55の吸込み側を接続する。
51は回転式フィルター31を洗浄するためにエアブローノズルである。エアブローノズル51は数個の吹出し口を回転式フィルター31の外周面に向けて配置されている。エアブローノズル51の空気導入口51aは、供給管52を介して前記吸引管50に接続されている。53は供給管52に介装された逆止弁である。
ルーツ式ブロワ55は、正転と逆転運転を切替えることができる3葉形式を用いる。56はルーツ式ブロワ55の排気側に連結された排気タンクである。57は排気タンク56の排気口である。
以上により、本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aが構成される。
つぎに、本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aをアーク溶接作業時に発生するヒュームの捕集に使用する場合における作用について述べる。
(1)架台aに載置された防錆用油・塗料が塗られた溶接鉄材bにアーク溶接を行なうと、100オングストローム級のヒューム粉塵と共に粘性を有するヒュームが発生する。
(2)ミスト及び粉塵の捕集装置Aでは、ルーツ式ブロワ55の正転運転により捕集ユニット10と吸入管5内が負圧に保持され、その負圧作用によって(1)で発生したヒュームは吸込みフード6から周囲の空気と一緒に吸入管5を通って捕集ユニット10に流入する。
(3)捕集ユニット10では、モータ装置23により回転式フィルター31が毎分500〜1000回転の範囲内で回転制御される。しかして、ケース11内に吸引された空気に含まれる粘性を有するヒュームは、回転式フィルター31の遠心力作用により跳ね飛ばされて分離除去される。
(4)回転式フィルター31により分離除去されたヒュームは、ケース11の下方に落下して回収タンク46に溜まる。
(5)捕集ユニット10によりドライ化された空気は、吸引管50、ルーツ式ブロワ55を通って排気タンク56の排気口57から外部へ排出される。
また、ルーツ式ブロワ55の運転を正転から逆転に切り替えることにより、同ブロワ55の排気側からエアーが吸引され、エアーは圧力が高められて供給管52を通ってエアブローノズル51に導入される。そして、エアブローノズル51の吹出し口から噴出する圧力エアーによって回転式フィルター31が洗浄され、そのフィルター31により除去されたヒュームは下方の排出管14に落下して回収バッグ45及び回収タンク46に貯留される。なお、回転式フィルター31の洗浄時には、同フィルター31の回転数を毎分100回程度とするのが好ましい。
本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aは、図5に示すように、研磨加工機dから発生する微粉塵ミストの捕集に適用することもできる。図中、eは研磨加工機dの回転自在に設けられた円盤形の砥石、fは被加工物である。
本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aは、図6に示すように、道路清掃車による路面の清掃時に発生するカーボン・油分・砂塵等の捕集に適用することもできる。図中、hは道路清掃車(図示せず)に設けられる回転ブラシである。
前記路面の清掃時に多量の砂塵等が混入する虞がある場合には、それらが前記捕集ユニット10内に吸い込まれて回転式フィルター31の目詰まりを生じるため、ミスト及び粉塵の捕集装置Aの吸入管5と捕集ユニット10との間に、図7に示す分離タンク60を介装するのが好ましい。
分離タンク60は、タンク本体61の上方の開口部61aに蓋62を着脱可能に設け、蓋62をタンク本体61にボルト63により固定するように設けられている。蓋62の中央部には、タンク本体61の底部に向かって広がるように形成されたラッパ形部材65と前記吸入管5に接続される入口管67を設けている。ラッパ形部材65の出口管66は、捕集ユニット10の流入口13に接続される。
(実験)
本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aについて、防錆用油が塗られた溶接鉄材の溶接作業時に発生する粘性を有するヒューム(ウエットヒューム)の捕集性能と、吸込みフードからルーツ式ブロワの吸込み口の間における圧力損失(圧損)について、下記条件下で比較例1〜3も含めて実験を行なった。その結果を図8、図9のグラフに示す。
(本発明)
捕集ユニット
フィルター :フィルター素材は合成不織布を使用 メッシュ0.3μm
直径200mm×長さ200mm
フィルターの回転速度:1000rpm
モータ装置の出力 :0.4kw
ルーツ式ブロワ :口径50mm×出力1.5kw、回転速度2500rpm
吐出空気量1.5m/分
ウエットヒューム発生量:約20mg/m
ただし、本発明のミスト及び粉塵の捕集装置Aについては、ウエットヒュームでエアブローノズルにより洗浄作業を繰り返し行った。
本発明の実験の結果を図8に示す。200分運転後におけるフィルター圧損については、−17kPaであり、2800分運転中に大きな圧力変動がなかった。ルーツ式ブロワの排気側で測定したヒューム濃度については、ほぼ0.02mg/m 以下で推移し、良好な捕集効果を得られることが確認された。
比較例1については、防錆用油が塗られていない溶接鉄材の溶接作業時に発生するドライヒュームについて実験した。フィルターの洗浄は、フィルターの内部からエアーブローを行なった。
比較例1の実験の結果を図9に示す。160分運転後におけるフィルター圧損については、−8.5kPaであり、ヒューム濃度については、0.025mg/mであった。
比較例2については、ウエットヒュームについて実験した。フィルターの洗浄は、フィルターの内部からエアーブローを行なった。
ウエットヒューム発生量:約10mg/m
比較例2の実験の結果を図9に示す。240分運転後におけるフィルター圧損については、−10.5kPaであった。
比較例3については、ウエットヒュームについて実験した。フィルターの洗浄は、フィルターの外部からエアーブローを行なった。また、フィルター材については、本発明で用いるフィルター材34の襞35の凸状部35aに長さ30mmのスリットを20mmの間隔をおいて形成したものを使用した。
比較例3の実験の結果を図9に示す。470分運転後におけるフィルター圧損については、−11kPaであった。上記フィルター材のスリットにより襞35の微振動が生じることにより、フィルター材の目詰まりが少なくなると考えられる。
本発明のミスト及び粉塵の捕集装置の説明図 捕集ユニットの縦断側面図 回転式フィルターの縦断正面図 回転式フィルターの凸状部の説明図 本発明のミスト及び粉塵の捕集装置を研磨加工機に適用した状態を示す説明図 本発明のミスト及び粉塵の捕集装置を道路清掃車による路面の清掃に適用した状態を示す説明図 分離タンクの説明図 本発明の捕集装置における捕集性能と圧力損失の実験結果を示すグラフ 比較例1〜3の捕集装置における捕集性能と圧力損失の実験結果を示すグラフ
符号の説明
A・・・本発明のミスト及び粉塵の捕集装置
5・・・吸入管
10・・・捕集ユニット
11・・・ケース
12・・・ケース本体
16・・・エンドカバー
19・・・ハウジング
23・・モータ装置
26・・・回転軸
31・・・回転式フィルター
34・・・フィルター材
45・・・回収バッグ
46・・・回収タンク
51・・・エアブローノズル
55・・・ルーツ式ブロワ

Claims (2)

  1. ルーツ式ブロワの運転により捕集ユニットのケースと吸入管の内部を負圧に保持し、その負圧作用によって吸入管から周囲の空気と一緒に吸引されるミスト若しくは粉塵又はミスト及び粉塵を該ケース内に設けたフィルターによって除去し、そのフィルターを通過した空気を外部へ排出するように構成したミスト及び粉塵の捕集装置において、
    前記捕集ユニットのケースは、ケース本体の一方の開口端に、逆止弁を備えた流出口を設けたエンドカバーを取付け、そのケース本体の他方の開口端に、モータ装置を取り付けたハウジングを取り付けてなり、そのハウジングに回転自由に設けられて該ケース内に臨むように配置した回転軸の先端部に、前記フィルターとしての回転式フィルターを取り付け、その回転式フィルターはメッシュ0.3μm〜1μmの不織布により多数の襞がジグザグ状に連続して形成されたフィルター材を多孔質円筒形心材の外周に装着してなり、前記捕集ユニットの流出口に吸引管を介して正転と逆転運転を切り替え可能なルーツ式ブロワの吸込み側を接続し、前記回転式フィルターの外周面に向けて配置したエアブローノズルの空気導入口に逆止弁を介装した供給管を接続すると共に同供給管を該吸引管に接続するように設け、前記ルーツ式ブロワの逆転運転により発生する圧力エアーをエアブローノズルから回転式フィルターに吹き付けて同フィルターから粉塵を除去するように設け、前記ケース本体に設けた排出管に回転式フィルターから除去される粉塵を収容する回収タンクを設けたことを特徴とするミスト及び粉塵の捕集装置。
  2. 前記排出管から分岐された分岐管の出口に回収バッグを着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のミスト及び粉塵の捕集装置。
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