JP2007216331A - 工作機械におけるミスト捕集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工室内で発生する微細オイルミストを捕集することにより当該ミストに起因する「かすみ現象」を解消することが可能であり、併せて被加工物の清掃・乾燥を行うことができる工作機械におけるミスト捕集装置を提供すること。
【解決手段】工作機械の加工室15に接続される吸入管22に、粗目フィルタ部材36が装着された第1捕集手段30と、電石不織布片56と電石不織布片56との間に網目状の補強板57を介在させて多層構造としたデミスタ部材55をケース46内に装着した第2捕集手段45と、2室型ルーツ式ブロワ65の各吸入口を一つにまとめた共通吸入口66とを順に接続し、そのブロワの一方の室Vの吐出口を加工室に接続すると共に他方の室Pの吐出口をエアブロー手段75のノズル76に接続するように設け、加工室15内で発生する微細オイルミストの捕集と被加工物に対するエアブローを施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、ほぼ密閉された加工室内で金属製被加工物に穴あけ、ネジ切り等の機械加工を施すマシニングセンタ等の工作機械において、加工中に発生する100オングストローム(0.01μm)級の微細オイルミストの捕集を行い、さらに、加工完了後の被加工物の清掃・乾燥を行うことができるミスト捕集装置に関するものである。
マシニングセンタ、CNC旋盤等の工作機械では、ほぼ密閉された加工室内で切削工具によって金属材料からなる被加工物に穴あけ、ネジ切り、研削等の機械加工が行われる。ところで、工作機械においては、鉱物性軽質オイルからなる切削油及びそれに準ずる水溶性オイルからなる切削油が機械加工時に使用されており、被加工物と切削工具との間に発生する熱により100オングストローム(0.01μm)級の微細オイルミストが発生し、そのミストが工作機械室や工場内に拡散していわゆる「かすみ現象」を引き起こして作業環境を悪化させる要因となっている。
ミスト捕集装置については、フィルター方式、デミスター方式、衝突板方式、電気集塵方式等の各種構造のものが知られている。具体的には、特開平11−179122号公報には、オイルミストで汚れた気体を吸引する吸気部と、その吸気部から吸引された気体からオイルミストを多孔体フィルタで捕捉する捕捉部と、その捕捉部によって捕捉されたオイルミストの凝集体を貯留するオイル貯留部と、オイルミストが除去された気体を排出する排気部を備えたオイルミスト捕集装置が開示されている。特開2000−296305号公報には、ミスト発生部の上方に配置されたフードの入り口に透過部材を設け、フードの吸引管に接続された吸引装置の作動によりミストを透過部材に付着させその液化物を吸引して回収するミスト回収装置が開示されている。また、特開平9−47617号公報には、ミストが衝突する側の表面に多孔質材料層を設けた捕集板を捕集室に設け、捕集室に導いたミスト含有空気を捕集板に衝突させてミストを捕集するミスト除去装置が開示されている。
上記工作機械において発生するミストには、水溶性オイルミスト、軽質オイルミストなどがあって上述したような捕集・回収方式が採用されている。ところが、フィルター方式のミスト捕集装置は、フィルターの目詰まりが生じ易いのでフィルターの清掃や点検を短期間内に行なう必要があり、その作業が煩わしいものであった。電気集塵方式のミスト捕集装置については、設備コストが高くつくので導入しづらいという問題がある。
また、工作機械により加工を施される被加工物(ワーク)には切削屑や切削液が付着するので、加工後に加工室から取り出されてから別途設備のエアブロー洗浄乾燥装置に移送され、そこで圧縮空気を利用するエアブローにより切削屑や切削液を除去することが行われる。そのエアブロー作業の際に多量のオイルミストや粉塵が飛散し、それらはエアブロー洗浄乾燥装置に付設した捕集装置によって捕集されるようにされているが、エアブロー作業が密閉された室内で行なわれていないため、オイルミストや粉塵の一部が周囲に飛散することは避けられない。何れにしても、発生したミスト類を効率的に処理しなければ、作業環境の快適化や作業者の健康面での安全を図ることは困難であると言えよう。
特開平11−179122号公報 特開2000−296305号公報 特開平9−47617号公報
本発明の目的は、加工室内で機械加工中に発生する100オングストローム級の微細オイルミストを捕集することにより当該ミストに起因するかすみ現象を解消することが可能であり、併せて被加工物の清掃・乾燥を行うことができる工作機械におけるミスト捕集装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、工作機械のほぼ密閉された加工室内で行われる被加工物の機械加工時に切削液から発生するミストを捕集するように設けられたミスト捕集装置において、
前記加工室内に連通するように設けられた吸入管に、メッシュ20μm〜30μmの不織布により多数の襞が凹凸状に形成されたものを筒型形態に設けた粗目フィルタ部材又はメッシュ20μm〜30μmの粗目デミスタ部材がケース内に装着された第1捕集手段と、電石不織布片と電石不織布片との間に網目状の補強板を介在させて多層構造としたデミスタ部材をケース内に装着すると共に当該デミスタ部材の面方向に沿って濾過する空気を通過させるように設けた第2捕集手段と、2室型ルーツ式ブロワの各吸入口を一つにまとめた共通吸入口とを順に接続し、そのブロワの一方の室の吐出口を前記加工室にリターン管を介して接続すると共にその他方の室の吐出口を被加工物に対してエアブローを施すために設けられるエアブロー手段のノズルにエア供給管を介して接続するように設け、前記ルーツ式ブロワーの運転によって前記加工室内のミストを含む空気を吸引して当該空気中のミストを第1捕集手段及び第2捕集手段によって捕集し、当該ルーツ式ブロワの共通吸入口に導かれて前記一方の室の吐出口から排出される空気を加工室に還流させるように設け、さらに、前記他方の室の吐出口から排出される圧力空気を前記ノズルから噴出させることによって前記エアブローを施すことができるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、工作機械のほぼ密閉された加工室内で行われる被加工物の機械加工時に切削液から発生するミストを捕集するように設けられたミスト捕集装置において、
前記加工室内に連通するように設けられた吸入管に、メッシュ20μm〜30μmの不織布により多数の襞が凹凸状に形成されたものを筒型形態に設けた粗目フィルタ部材又はメッシュ20μm〜30μmの粗目デミスタ部材がケース内に装着された第1捕集手段と、電石不織布片と電石不織布片との間に網目状の補強板を介在させて多層構造としたデミスタ部材をケース内に装着すると共に当該デミスタ部材の面方向に沿って濾過する空気を通過させるように設けた第2捕集手段と、1室型ルーツ式ブロワの吸入口とを順に接続し、そのブロワの吐出口を前記加工室にリターン管を介して接続すると共に被加工物のエアブローを施すために設けられるノズルにエア供給管を介して接続するように設け、前記ルーツ式ブロワーの運転によって前記加工室内のミストを含む空気を吸引して当該空気中のミストを第1捕集手段及び第2捕集手段によって捕集し、当該ルーツ式ブロワの吸入口に導かれて前記吐出口から排出される空気の一部を加工室に還流させるように設け、さらに、前記吐出口から排出される圧力空気を前記ノズルから噴出させることによってエアブローを施すことができるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の工作機械におけるミスト捕集装置において、前記第2捕集手段のデミスタ部材が、長方形の電石不織布片と電石不織布片との間に前記補強板を介在させて多層構造とされ、かつ、それら電石不織布片と補強板とを密着させた状態で前記ケースに装着されていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項1又は2に記載の工作機械におけるミスト捕集装置において、前記第2捕集手段のデミスタ部材が、ジグザグ状に折り曲げて形成された電石不織布片の折曲片と折曲片の間に前記補強板を介在させて多層構造とされ、かつ、それら電石不織布片と補強板とを密着させた状態で前記ケースに装着されていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項5に記載した発明は、請求項1から4の何れかに記載した工作機械におけるミスト捕集装置において、前記第1捕集手段及び第2捕集手段の各ケースに設けられたドレン口を前記加工室に設置された切削液タンクにドレン管を介して接続し、捕集されるミストを該切削液タンクに戻すように構成したことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この工作機械におけるミスト捕集装置は、加工室内で機械加工中に発生するミスト、特に100オングストローム級の微細オイルミストを高効率で捕集することができると共に当該ミストに起因する「かすみ現象」を解消することが可能である。よって、作業者及び工場内の環境の保護に大いに寄与する。加えて、2室型ルーツ式ブロワから排出される圧力空気を利用して被加工物の清掃・乾燥を行うことができ、エアブロー洗浄乾燥装置を別途に設備する必要がなく大変経済的である。
(請求項2の発明)
この工作機械におけるミスト捕集装置は、軽質切削オイル又は水溶性切削オイルの使用量が毎分10リットル以下の少量の場合に適する構造とされており、加工室内で機械加工中に発生するミストに起因する「かすみ現象」を解消することが可能である。加えて、ルーツ式ブロワから排出される圧力空気を利用して被加工物の清掃・乾燥を行うことができ、エアブロー洗浄乾燥装置を別途に設備する必要がなく大変経済的である。
(請求項3及び請求項4の発明)
この工作機械におけるミスト捕集装置は、超極細繊維の電石不織布片の間に補強板を介在させて多層構造としたデミスタ部材を密な状態でケースに装着すると共に電石不織布片の広い面方向にミストを含む空気を通過させる構成としているので、100オングストローム級のミストを高効率で捕集することが可能である。
因みに、電石不織布片とは、特殊な超極細繊維不織布を所定の方法で電石(エレクトレット)化したものであり、外部電界の存在しない状態でも電気分極を維持して周囲に対して高い電界を与える性質を有する。市販品としては、例えば、東レ株式会社製のトレミクロン(登録商標)がある。
(請求項5の発明)
この工作機械におけるミスト捕集装置は、第1捕集手段及び第2捕集手段により捕集されるミストを切削液タンクに戻して再利用するようにしているので、経済的である。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用した横型マシニングセンタの概要図、図2は本発明の主要部の構成を模式的に示した説明図、図3は第2捕集手段の説明図、図4はデミスタ部材の説明図、図5は他の形態のデミスタ部材の説明図である。
図1において、MCは本発明に係る「工作機械におけるミスト捕集装置」を適用した横型マシニングセンタを示す。このマシニングセンタMCについては、ベッド1に前後方向に移動自在に設けられたコラム2の中心部に、上下及び左右方向に自動的に位置制御されるスピンドルヘッド3を設け、そのスピンドルヘッド3により回転自由に支持される主軸4にドリル等の切削工具10が自動的に装着及び交換可能に設けられている。5はスピンドルヘッド3の前面で主軸4の周囲に配設された切削液用ノズルである。ベッド1の一端側に配置されたガイドレール6には、被加工物wを固定保持するためのイケール8を設けたキャリッジ7が載せられていて、図示しない駆動手段によって該キャリッジ7を進退自在に設けている。
11はベッド1に設けられた切削液タンク9に貯留される切削液を吸い込み管12を介して吸込むと共に吸い込んだ切削液を供給管13を介して前記切削液用ノズル5に圧送するためのポンプである。15は昇降自在な開閉扉15aを備えた加工室である。この加工室15は、上記ベッド1、コラム2及び被加工物wを加工する際に所定位置にセットされるキャリッジ7等を収容する内部空間をほぼ密閉状に設けられている。なお、この実施例における加工室15の容積は、4.3mとされている。
本発明に係るミスト捕集装置21は、第1捕集手段30、第2捕集手段45、2室型ルーツ式ブロワ65、エアブロー手段75により構成されている。
第1捕集手段30は、縦型ケース31の流入口32に接続された吸入管22により前記加工室15の内部に連通するように設けられている。23は吸入管22に介装されたチェック弁、24は加工室15の内部に突出する吸入管22の先端部に設けられたフードである。そのケース31内には、排気管33の一端部33aを中央に配設すると共に竜巻状の空気流が底部31a近くで発生することを防止するための干渉部材34を設けている。37はケース31の底部31aに設けられたドレン口35に接続されたドレンタンクである。ドレンタンク37の排出口37aは、ドレン管38を介して前記切削液タンク9に接続されている。
36は排気管33の一端部33aに取付けられた粗目フィルタ部材である。この粗目フィルタ部材36は、メッシュ20μm〜30μmの不織布により多数の襞が凹凸状に形成されたものを円筒型形態に設けている。
上記第1捕集手段30においては粗目フィルタ部材36を採用しているが、これに代えてメッシュ20μm〜30μmの粗目デミスタ部材を採用することもできる。
第2捕集手段45は、縦型ケース46の流入口47を第1捕集手段30の排気管33の他端部33bに接続している。そのケース46は、連通孔48aを備えた区画板48により内部を上室49aと下室49bとに区画され、竜巻状の空気流が底部46a近くで発生することを防止するための干渉部材50を下室49bに設けている。52は下室49bに流入する空気を外部に排出する排出管である。53はケース46の底部46aに設けられたドレン口51に接続されたドレンタンクである。ドレンタンク53の排出口53aに接続されたドレン管54の出口側は、前記ドレン管38に接続されている。
上室49aには、本発明の目的とする100オングストローム級の微細なオイルミストの捕集を行なうことが可能な素材からなるデミスタ部材55が装着されている。図4に示すように、デミスタ部材55は、長方形状の電石不織布片56と電石不織布片56との間に網目状のプラスチック製補強板57を夫々介在させて密着させた状態とし、それら電石不織布片56と補強板57の両側縁に接着剤58を塗布することにより一体化した多層構造とされている。その電石不織布片56は、厚さ0.5mmの素材片を数枚重ねることにより厚さ約3mmに加工したものである。このデミスタ部材55は、濾過する空気を面方向vに沿って通過させるようにケース46に縦向きに収められてから、面に対して直交する方向に5〜10kgの圧力を加えられた状態に保持されている。この実施例におけるデミスタ部材55の大きさは、縦200mm、横100mm、厚さ50mmである。
なお、電石不織布片については、特殊な超極細繊維不織布を所定の方法で電石化したものであり、発明の効果の項において説明したものと同じ素材である。
また、デミスタ部材については、上述した形態のデミスタ部材55の他に、図5に示す形態のデミスタ部材60採用することができる。このデミスタ部材60は、ジグザグ状に折り曲げて形成された電石不織布片61の折曲片61aと折曲片61aの間に網目状のプラスチック製補強板62を介在させて密着させた状態とし、それら折曲片61aと補強板62の両側縁に接着剤63を塗布することにより一体化した多層構造とされている。
2室型ルーツ式ブロワ65は、一方の室Vと他方の室Pの容積比を約3対2とし、各吸入口を一つにまとめた共通吸入口66を前記第2捕集手段45の排出管52に接続している。一方の室Vの吐出口67aは、リターン管68を介して前記加工室15に接続されている。69は外部へ吐出空気の一部を放出するためにリターン管68から分岐された放出管である。70はリターン管68に介装された開閉バルブ、71は放出管69に介装された開閉バルブである。また、他方の室Pの吐出口67bは、後述するエアブロー手段75のノズル76にエア供給管72を介して接続されている。73はエア供給管72に介装されたチェック弁、74は開閉バルブである。
なお、この実施例においては、一方の室Vと他方の室Pの容積比を約3対2としているが、加工室の容積やオイルミスト量により適宜設計変更可能である。
この実施例における2室型ルーツ式ブロワの諸元を以下に示す。
出力:3.7kw 回転速度:2250rpm
真空用空気量: 2.3m/分、真空圧力:−5kPa
エアブロー用空気量:1.5m/分、吐出圧力:20kPa
なお、真空用空気量については、約1.8m/分の空気を加工室に還流させ、約0.5m/分の空気を大気へ放出した。
エアブロー手段75は、被加工物に付着する切削屑や切削油を圧力空気により吹き飛ばして当該被加工物を清掃する装置である。76はスピンドルヘッド3に締付け用バンド77によって取付けられたノズルである。このノズル76には、前記エア供給管72を介して2室型ルーツ式ブロワ65の吐出口67bに接続されている。
以上により、2室型ルーツ式ブロワ65の運転によって加工室15内のミストを含む空気を吸引して当該空気中のミストを第1捕集手段30及び第2捕集手段45によって捕集し、当該ブロワ65の共通吸入口66に導かれて一方の室Vの吐出口67aから排出される空気を加工室15に還流させるように設け、さらに、他方の室Pの吐出口67bから排出される圧力空気をノズル76から噴出させることによってエアブローを施すことができる本発明に係る工作機械におけるミスト捕集装置21が構成される。
つぎに、本発明に係る工作機械におけるミスト捕集装置の作用について説明する。
(1)マシニングセンタMCの加工室15において被加工物wに穴あけ等の機械加工が施される際に、切削工具10及びその周辺部に切削液用ノズル5から切削液が吹き付けられる。そして、被加工物wと切削工具10との間に発生する熱により100オングストローム級の微細オイルミストや微細粉塵が発生する。
(2)(1)で発生した微細オイルミストや微細粉塵は、ミスト捕集装置21の2室型ルーツ式ブロワ65の運転による負圧作用によってフード24から周囲の空気と一緒に第1捕集手段30のケース31内に吸い込まれる。
(3)上記ケース31内に吸引された空気中のミスト類は粗目フィルタ部材36により除去され、そのフィルタ部材36を通過した空気は、第2捕集手段45のケース46内に吸い込まれる。第1捕集手段30により捕集されたミスト類はドレンタンク37に溜まり、ドレン管38を通って切削液タンク9へ排出される。
(4)上記ケース46内に吸入された空気中の100オングストローム級の微細オイルミストは、デミスタ部材55により除去され、そのデミスタ部材55を通過して清浄化された空気は2室型ルーツ式ブロワ65の共通吸入口66に導かれる。第2捕集手段45により捕集された微細オイルミストはドレンタンク53に溜まり、ドレン管54及びドレン管38を通って切削液タンク9へ排出される。
(5)2室型ルーツ式ブロワ65の共通吸入口66から吸い込まれて一方の室Vの吐出口67aから排出される圧力空気の約80%量の空気は、リターン管68を通って加工室15に還流される。また、残りの約20%量の空気は、放出管69から大気へ放出される。
(6)さらに、他方の室Pの吐出口67bから排出される圧力空気は、エア供給管72を通ってエアブロー手段75のノズル76に供給される。そして、被加工物wに付着する切削屑や切削液は、ノズル76から噴出する圧力空気によって吹き飛ばされて除去されると共に被加工物wの表面の乾燥が自動的に施される。
上述した工作機械におけるミスト捕集装置21は、軽質切削オイル又は水溶性切削オイルの使用量が毎分50〜150リットルの場合に適する構造とされている(請求項1の発明)。このミスト捕集装置によるミストの捕集率は、約95%である。
軽質切削オイル又は水溶性切削オイルの使用量が毎分10リットル以下の少量の場合には、ミスト捕集装置21の2室型ルーツ式ブロワ65を1室型ルーツ式ブロワとし、1室型ルーツ式ブロワの吐出口を前記加工室にリターン管を介して接続すると共にエアブロ手段のノズルにエア供給管を介して夫々接続するようにしたミスト捕集装置(図示せず)が好適である(請求項2の発明)。このミスト捕集装置によるミストの捕集率は、約95%である。
(実験)
図6に示す(1)〜(3)の3種類の捕集手段について、100オングストローム級の微細オイルミストの捕集性能及び圧力損失の実験を下記条件にて行なった。その結果を図7、図8のグラフに示す。
下記捕集手段に1室型ルーツ式ブロワーを接続したものを実験装置とし、ミスト濃度はルーツ式ブロワーの吐出側において測定した。
捕集手段
A型:多数の襞を凹凸状に形成した電石不織布片を円筒形態としたものをケースに収容
B型:電石不織布片を巻き重ねたものを円筒形ケースに収容
C型:本発明の第2捕集手段45に準じた構造のもの
1室型ルーツ式ブロワー
口径65mm、吐出空気量3.5m/分
モータの出力3.7kw、回転速度3000rpm
オイルミスト発生装置:ロータリー式真空ポンプの吸込口に軽質オイルを滴下した
真空度−25kPa、吸込み量150リットル/分
オイルミスト発生量:25〜40mg/m
ミスト濃度測定計器 :柴田科学器械工業(株) P−5L
実験の結果、オイルミストの捕集性能については、A型及びC型が700時間経過後においても約0.10mg/mの濃度を示して良好であった。また、圧力損失については、A型が約−7kPa程度で最も少ない数値となり、ついでC型(約−12kPa)、B型(約−14kPa)の順に大きい数値を示した。
以上に述べた通り、この工作機械におけるミスト捕集装置は、加工室内で発生するミスト、特に100オングストローム級の微細オイルミストを高効率で捕集することができる。さらに、ルーツ式ブロワから排出される圧力空気を利用して被加工物の清掃・乾燥を行うことができる利点がある。
本発明を適用した横型マシニングセンタの概要図 本発明の主要部の構成を模式的に示した説明図 第2捕集手段の説明図 デミスタ部材の説明図 他の形態のデミスタ部材の説明図 実験に用いた捕集手段(1)〜(3)の説明図 図6に示す捕集手段におけるオイルミスト捕集性能の実験結果を表すグラフ 図6に示す捕集手段における圧力損失の実験結果を表すグラフ
符号の説明
MC・・・マシニングセンタ(工作機械)
w・・・被加工物
15・・・加工室
21・・・本発明に係るミスト捕集装置
22・・・吸入管
30・・・第1捕集手段
36・・・粗目フィルタ部材
45・・・第2捕集手段
55,60・・・デミスタ部材
56,61・・・電石不織布片
57,62・・・補強板
65・・・2室型ルーツ式ブロワ
66・・・共通吸入口
V・・・一方の室
P・・・他方の室
67a,67b・・・吐出口
72・・・エア供給管
75・・・エアブロー手段
76・・・ノズル

Claims (5)

  1. 工作機械のほぼ密閉された加工室内で行われる被加工物の機械加工時に切削液から発生するミストを捕集するように設けられたミスト捕集装置において、
    前記加工室内に連通するように設けられた吸入管に、メッシュ20μm〜30μmの不織布により多数の襞が凹凸状に形成されたものを筒型形態に設けた粗目フィルタ部材又はメッシュ20μm〜30μmの粗目デミスタ部材がケース内に装着された第1捕集手段と、電石不織布片と電石不織布片との間に網目状の補強板を介在させて多層構造としたデミスタ部材をケース内に装着すると共に当該デミスタ部材の面方向に沿って濾過する空気を通過させるように設けた第2捕集手段と、2室型ルーツ式ブロワの各吸入口を一つにまとめた共通吸入口とを順に接続し、そのブロワの一方の室の吐出口を前記加工室にリターン管を介して接続すると共にその他方の室の吐出口を被加工物に対してエアブローを施すために設けられるエアブロー手段のノズルにエア供給管を介して接続するように設け、前記ルーツ式ブロワーの運転によって前記加工室内のミストを含む空気を吸引して当該空気中のミストを第1捕集手段及び第2捕集手段によって捕集し、当該ルーツ式ブロワの共通吸入口に導かれて前記一方の室の吐出口から排出される空気を加工室に還流させるように設け、さらに、前記他方の室の吐出口から排出される圧力空気を前記ノズルから噴出させることによって前記エアブローを施すことができるように構成したことを特徴とする工作機械におけるミスト捕集装置。
  2. 工作機械のほぼ密閉された加工室内で行われる被加工物の機械加工時に切削液から発生するミストを捕集するように設けられたミスト捕集装置において、
    前記加工室内に連通するように設けられた吸入管に、メッシュ20μm〜30μmの不織布により多数の襞が凹凸状に形成されたものを筒型形態に設けた粗目フィルタ部材又はメッシュ20μm〜30μmの粗目デミスタ部材がケース内に装着された第1捕集手段と、電石不織布片と電石不織布片との間に網目状の補強板を介在させて多層構造としたデミスタ部材をケース内に装着すると共に当該デミスタ部材の面方向に沿って濾過する空気を通過させるように設けた第2捕集手段と、1室型ルーツ式ブロワの吸入口とを順に接続し、そのブロワの吐出口を前記加工室にリターン管を介して接続すると共に被加工物のエアブローを施すために設けられるノズルにエア供給管を介して接続するように設け、前記ルーツ式ブロワーの運転によって前記加工室内のミストを含む空気を吸引して当該空気中のミストを第1捕集手段及び第2捕集手段によって捕集し、当該ルーツ式ブロワの吸入口に導かれて前記吐出口から排出される空気の一部を加工室に還流させるように設け、さらに、前記吐出口から排出される圧力空気を前記ノズルから噴出させることによってエアブローを施すことができるように構成したことを特徴とする工作機械におけるミスト捕集装置。
  3. 前記第2捕集手段のデミスタ部材が、長方形の電石不織布片と電石不織布片との間に前記補強板を介在させて多層構造とされ、かつ、それら電石不織布片と補強板とを密着させた状態で前記ケースに装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械におけるミスト捕集装置。
  4. 前記第2捕集手段のデミスタ部材が、ジグザグ状に折り曲げて形成された電石不織布片の折曲片と折曲片の間に前記補強板を介在させて多層構造とされ、かつ、それら電石不織布片と補強板とを密着させた状態で前記ケースに装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械におけるミスト捕集装置。
  5. 前記第1捕集手段及び第2捕集手段の各ケースに設けられたドレン口を前記加工室に設置された切削液タンクにドレン管を介して接続し、捕集されるミストを該切削液タンクに戻すように構成したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載した工作機械におけるミスト捕集装置。
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