JP4125520B2 - 変換符号化されたデータの復号方法及び変換符号化されたデータの復号装置 - Google Patents

変換符号化されたデータの復号方法及び変換符号化されたデータの復号装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は音楽やオーディオ等のディジタル信号を変換符号化したデータの復号方法及び変換符号化したデータの復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽等のオーディオ信号を高能率に符号化する一方法として変換符号化方法がある。この方法の概説としてはProceedings on ICASSP, pp. 1093-1096, Apr. 1990に詳しい。以下に、図7と図8を用いてこの方式を簡単に説明する。
【0003】
図7に示す符号化側では、入力端子100からディジタル化された入力信号を入力し、改良直交変換部101と補助情報作成部102に供給する。改良直交変換部101では整数N点のブロック毎に前記入力信号を改良直交変換する。この改良直交変換としては、ブロック境界の歪みを低減するため、例えば改良離散コサイン変換(MDCT:Modified Discrete Cosine Transform)等が用いられることが多い。MDCTを用いた場合、改良直交変換部101は窓掛け部103と直交変換部104とから構成される。
【0004】
窓掛け部103では、近接する過去ブロックのN点の前記入力信号と現ブロックのN点の前記入力信号とからなる2N点の時間信号に対して、2N点の順変換用窓関数を用いて窓掛けし2N点の窓掛け時間信号を作成する。直交変換部104では、前記窓掛け時間信号に対して直交変換を施すことによりN点の直交変換係数を算出する。直交変換係数符号化部105では、後述するビット割当に従い前記直交変換係数を量子化及び符号化する。
【0005】
補助情報作成部102では、前記入力信号の特性に応じて前記ブロック長と前記ビット割当を適応的に設定する。前記ブロック長は前記入力信号の振幅変動に応じて設定され、前記入力信号が急激に変化する際にはプリエコーと呼ばれる符号化歪みを低減するため短いブロック長NSが選択され、それ以外の場合は符号化効率を向上させるため長いブロック長NLが選択される。ここで、NS<NLである。また、何れのブロック長が選択されたかは補助情報として改良直交変換部101と直交係数符号化部105と送信部106とに供給される。一方、前記ビット割当は前記入力信号の周波数特性に応じて適応的に設定される。前記ビット割当の設定においては心理聴覚の知見を用いて同時マスキング効果を考慮することにより、聞こえにくい周波数成分に対しては割当ビット数を少なくし、逆に聴覚上重要な周波数成分に対しては割当ビット数を大きくする。前記ビット割当に関する情報も補助情報として直交係数符号化部105と送信部106とに供給される。送信部106では、符号化された前記直交変換係数を主情報として、前記補助情報と多重化して送信端子107から送信する。
【0006】
図8に示す復号側の受信部201では、受信端子200から受信した信号から前記主情報と前記補助情報を分離し、前記主情報を直交変換係数復号部202に供給し、前記補助情報を直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部203とに供給する。さらに、受信部201は受信した信号が正しく受信されたかを判定し、受信情報を切替部207に供給する。
【0007】
ここで、前記受信情報は少なくとも受信正常または受信エラーの2状態を指示し、受信正常は受信した信号が正しく受信された状態を、受信エラーは受信した信号が正しく受信されなかった状態を意味する。受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つである前記ビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号される。符号化側と同様に改良直交逆変換部203は直交逆変換部205と窓掛けオーバーラップ加算部206とから構成される。
【0008】
直交逆変換部205は復号された前記直交変換係数を直交逆変換することにより2N点の時間信号を算出する。前記時間信号は切替部207と時間信号補間部204とに供給される。一方、受信エラーの場合には、時間信号補間部204は、過去の受信正常時に直交逆変換部205から供給された2N点の過去の時間信号を蓄えておき、これを切替部207に出力する。切替部207では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には直交逆変換部205から供給された前記時間信号を、受信エラーの場合には時間信号補間部204から供給された前記過去の時間信号を、窓掛けオーバーラップ加算部206に出力する。窓掛けオーバーラップ加算部206では、2N点の逆変換用窓関数を用いて入力した2N点の時間信号を窓掛けした後、近接する過去のブロックに対応する2N点の窓掛け時間信号と、現ブロックの2N点の窓掛け時間信号とをN点オーバーラップさせて加算することによりN点の出力信号を算出する。改良直交逆変換部203の出力である前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の復号方法では、受信エラーが連続して発生した場合、同じ時間信号が繰返して再生されるため異音が発生する可能性がある。また、ブロック長が切替わった際に受信エラーが発生した場合、信号特性が急激に変化しているにも関わらず、当該ブロックとは全く特性が異なる過去の時間信号を再生し、異音が発生する可能性がある。
【0010】
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去し、受信エラーが連続した場合の聴感上の影響を軽減するとともに、入力信号の特性変化を考慮し、時間信号の補間方法を入力信号の特性変化に追従させることにより再生信号の品質を向上させる変換符号化データの復号方法及び変換符号化データの復号装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、符号化された直交変換係数を少なくとも含む主情報と量子化制御情報を少なくとも含む補助情報とを受信し、補助情報に従い主情報から直交変換係数を復号し、直交逆変換により直交変換係数から再生信号を生成する変換復号方法において、受信した主情報及び補助情報あるいはそのどちらか一方に受信エラーが連続して発生した場合に、受信エラーが連続した回数を考慮して過去の時間信号を修正し再生することを特徴とする。また、入力信号の信号特性が変化したブロックにおいて受信エラーが発生した場合、補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、判定結果に応じて過去の時間信号を修正して再生することを特徴とする。
【0012】
本発明は、受信エラーが連続した回数を考慮して過去の時間信号を修正することにより、同一な時間信号が繰返し再生されることを防ぐことができ異音が生じにくくなる。さらに、補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、判定結果に応じて過去の時間信号を修正することにより、時間信号の補間方法を入力信号の信号特性変化に追従させることができ再生信号の品質が向上するという作用を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明は変換符号化されたデータの復号方法及び変換符号化されたデータの復号装置に関するものであり、変換符号化については従来と同一であるので説明を省略する。
図1は本発明の第1の発明の一実施の形態を示す図である。図1を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。なお、従来例と比べて第1の発明は時間信号補間部209 の動作が異なる。
【0014】
受信部201は、従来例と同様に受信した信号から主情報と補助情報を分離するとともに、これらの情報が正しく受信されたかを判定し、当該受信情報を生成する。前記主情報は直交変換係数復号部202に供給され、前記補助情報は直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部203とに供給され、前記受信情報は時間信号補間部209と切替部207とに供給される。
【0015】
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号される。従来例と同様に改良直交逆変換部203は直交逆変換部205と窓掛けオーバーラップ加算部206とから構成される。直交逆変換部205は復号された前記直交変換係数を直交逆変換することにより2N点の時間信号を算出する。前記時間信号は切替部207と時間信号補間部209とに供給される。
【0016】
一方、受信エラーの場合には、時間信号補間部209は、過去の受信正常時に直交逆変換部205から供給された2N点の過去の時間信号を蓄えておき、受信エラーが連続した回数を考慮して前記過去の時間信号を修正し、2N点の修正時間信号を作成して切替部207に出力する。
【0017】
前記修正時間信号を作成する手法としては、前記過去の時間信号を受信エラーが連続した回数に応じて徐々に減衰させる手法がある。さらに、受信エラーが連続した回数が予め設定した値に達した場合には全サンプル値が0である信号を切替部207に出力する手法も用いることができる。
【0018】
切替部207では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には直交逆変換部205から供給された前記時間信号を、受信エラーの場合には時間信号補間部209から供給された前記修正時間信号を、窓掛けオーバーラップ加算部206に出力する。
窓掛けオーバーラップ加算部206では、入力した2N点の時間信号を2N点の逆変換用窓関数を用いて窓掛けした後、近接する過去のブロックに対応する2N点の窓掛け時間信号と、現ブロックの2N点の窓掛け時間信号とをN点オーバーラップさせて加算することによりN点の出力信号を算出する。改良直交逆変換部203の出力である前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0019】
図2は本発明の第2の発明の一実施の形態を示す図である。図2を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。なお、第1の発明と比べて第2の発明は時間信号補間部210 の動作が異なる。
【0020】
受信部201は、第1の発明と同様に受信した信号から主情報と補助情報を分離するとともに、これらの情報が正しく受信されたかを判定し、当該受信情報を生成する。前記主情報は直交変換係数復号部202に供給され、前記補助情報は時間信号補間部210と直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部203とに供給され、前記受信情報は切替部207に供給される。
【0021】
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号され、前記直交変換係数は改良直交逆変換部203を構成する直交逆変換部205において2N点の時間信号に直交逆変換され、前記時間信号は切替部207と時間信号補間部210とに供給される。
【0022】
一方、受信エラーの場合には、時間信号補間部210は、過去の受信正常時に直交逆変換部205から供給された2N点の過去の時間信号を蓄えておき、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果に応じて前記過去の時間信号を修正し、2N点の修正時間信号を作成して切替部207に出力する。
以下、時間信号補間部210の動作をより詳細にするため、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法、当該判定結果に応じて修正時間信号を作成する手法の順に説明する。
【0023】
前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法の説明にあたり、受信エラーが起きた時に現ブロックの補助情報が正しく受信できなかった場合と、補助情報だけは正しく受信できた場合との2通りがあることを考慮し、それぞれの場合に分けて説明する。まず、受信エラーが起きた際に現ブロックの補助情報が正しく受信できなかった時には、過去の受信正常時に供給された補助情報を用いる。過去の補助情報の一つであるブロック長が短いブロック長NSである場合は過去の受信正常ブロックにおいて入力信号が急激に変化したことを意味するため、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性とは異なると判定し、ブロック長が長いブロック長NLである場合は過去の受信正常ブロックにおいて入力信号が急激に変化していなかったことを意味するため、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性と同じであると判定する。一方、受信エラーが起きた際に現ブロックの補助情報が正しく受信できた時には、過去の受信正常時に供給された補助情報と現ブロックに供給された補助情報とを用いる。過去の受信正常時に供給された補助情報の一つであるブロック長と現ブロックに供給された補助情報の一つであるブロック長とが同一である場合のみ、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性と同じであると判定し、その他の場合は、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性とは異なると判定する。
【0024】
続いて、当該判定結果に応じて修正時間信号を作成する手法を説明する。前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性とは異なると判定された場合は全サンプル値が0である修正時間信号を作成し、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性と同じであると判定された場合は前記過去の時間信号を修正時間信号とする。
以上で、時間信号補間部210の動作説明を終える。
【0025】
切替部207では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には前記時間信号を、受信エラーの場合には前記修正時間信号を、窓掛けオーバーラップ加算部206に出力する。窓掛けオーバーラップ加算部206では、入力した2N点の時間信号を窓掛けオーバーラップ加算することにより、N点の出力信号を算出する。改良直交逆変換部203の出力である前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0026】
図3は本発明の第3の発明の一実施の形態を示す図である。図3を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。なお、第1の発明と比べて第3の発明は時間信号補間部211 の動作のみが異なる。
【0027】
受信部201は、第1の発明と同様に受信した信号から主情報と補助情報を分離するとともに、これらの情報が正しく受信されたかを判定し、当該受信情報を生成する。前記主情報は直交変換係数復号部202に供給され、前記補助情報は時間信号補間部211と直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部203とに供給され、前記受信情報は時間信号補間部211と切替部207とに供給される。
【0028】
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号され、前記直交変換係数は改良直交逆変換部203を構成する直交逆変換部205において2N点の時間信号に直交逆変換され、前記時間信号は切替部207と時間信号補間部211とに供給される。
【0029】
一方、受信エラーの場合には、時間信号補間部211は、過去の受信正常時に直交逆変換部205から供給された2N点の過去の時間信号を蓄えておき、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果と受信エラーが連続した回数と考慮して前記過去の時間信号を修正し、2N点の修正時間信号を作成して切替部207に出力する。
【0030】
以下、時間信号補間部211の動作をより詳細にするため、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法、当該判定結果と受信エラーが連続した回数とを考慮して修正時間信号を作成する手法の順に説明する。
【0031】
前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法は、第2の発明における時間信号補間部210の当該手法と同じものを用いることができるため説明を省略する。
【0032】
続いて、前記判定結果と受信エラーが連続した回数とを考慮して修正時間信号を作成する手法を説明する。前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性とは異なると判定された場合は全サンプル値が0である修正時間信号を作成し、前記過去の時間信号は現ブロックの信号特性と同じであると判定された場合、前記過去の時間信号を受信エラーが連続した回数に応じて徐々に減衰させた信号を修正時間信号とし、さらに、受信エラーが連続した回数が予め設定した値に達した場合には全サンプル値が0である信号を修正時間信号とする。
以上で、時間信号補間部211の動作説明を終える。
【0033】
切替部207では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には前記時間信号を、受信エラーの場合には前記修正時間信号を、窓掛けオーバーラップ加算部206に出力する。窓掛けオーバーラップ加算部206では、入力した2N点の時間信号を窓掛けオーバーラップ加算することにより、N点の出力信号を算出する。改良直交逆変換部203の出力である前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0034】
図4は本発明の第4の発明の一実施の形態を示す図である。図4を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。
【0035】
受信部201では、受信端子200から受信した信号から主情報と補助情報を分離し、前記主情報を直交変換係数復号部202に供給し、前記補助情報を直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部222とに供給する。さらに、受信部201は受信した信号が正しく受信されたかを判定し、受信情報を直交変換係数補間部220と切替部221とに供給する。ここで、前記受信情報は従来例と同じである。
【0036】
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号され、前記直交変換係数は切替部221と直交変換係数補間部220とに供給される。
【0037】
一方、受信エラーの場合には、直交変換係数補間部220は、過去の受信正常時に直交変換係数復号部202から供給されたN点の過去の直交変換係数を蓄えておき、受信エラーが連続した回数を考慮して前記過去の直交変換係数を修正し、N点の修正直交変換係数を作成して切替部221に出力する。
【0038】
前記修正直交変換係数を作成する手法としては、前記過去の直交変換係数を受信エラーが連続した回数に応じて徐々に減衰させる手法がある。ここで、減衰方法は直交変換係数毎に変えても良い、例えば、高域の直交変換係数は低域の直交変換係数に比べて減衰量を高くすることができる。さらに、受信エラーが連続した回数が予め設定した値に達した場合には全係数が0である直交変換係数を切替部221に出力する手法も用いることができる。
【0039】
切替部221では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には直交変換係数復号部202から供給された前記直交変換係数を、受信エラーの場合には直交変換係数補間部220から供給された前記修正直交変換係数を、改良直交逆変換部222に出力する。改良直交逆変換部222は直交逆変換部223と窓掛けオーバーラップ加算部224とから構成され、直交逆変換部223は入力したN点の直交変換係数を直交逆変換することにより2N点の時間信号を算出し、窓掛けオーバーラップ加算部224は、2N点の逆変換用窓関数を用いて前記時間信号を窓掛けした後、近接する過去のブロックに対応する2N点の窓掛け時間信号と、現ブロックの2N点の窓掛け時間信号とをN点オーバーラップさせて加算することによりN点の出力信号を算出する。改良直交逆変換部222の出力である前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0040】
図5は本発明の第5の発明の一実施の形態を示す図である。図5を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。なお、第4の発明と比べて第5の発明は直交変換係数補間部225 の動作のみが異なる。
【0041】
受信部201は、第4の発明と同様に受信した信号から主情報と補助情報を分離するとともに、これらの情報が正しく受信されたかを判定し、当該受信情報を生成する。前記主情報は直交変換係数復号部202に供給され、前記補助情報は直交変換係数補間部225と直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部222とに供給され、前記受信情報は切替部221に供給される。
【0042】
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号され、前記直交変換係数は切替部221と直交変換係数補間部225とに供給される。
一方、受信エラーの場合には、直交変換係数補間部225は、過去の受信正常時に直交変換係数復号部202から供給されたN点の過去の直交変換係数を蓄えておき、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果に応じて前記過去の直交変換係数を修正し、N点の修正直交変換係数を作成して切替部221に出力する。
【0043】
以下、直交変換係数補間部225の動作をより詳細にするため、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法、当該判定結果に応じて修正直交変換係数を作成する手法の順に説明する。
【0044】
前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法の説明にあたり、受信エラーが起きた時に現ブロックの補助情報が正しく受信できなかった場合と、補助情報だけは正しく受信できた場合との2通りがあることを考慮し、それぞれの場合に分けて説明する。まず、受信エラーが起きた際に現ブロックの補助情報が正しく受信できなかった時には、過去の受信正常時に供給された補助情報を用いる。過去の補助情報の一つであるブロック長が短いブロック長NSである場合は過去の受信正常ブロックにおいて入力信号が急激に変化したことを意味するため、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性とは異なると判定し、ブロック長が長いブロック長NLである場合は過去の受信正常ブロックにおいて入力信号が急激に変化していなかったことを意味するため、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性と同じであると判定する。一方、受信エラーが起きた際に現ブロックの補助情報が正しく受信できた時には、過去の受信正常時に供給された補助情報と現ブロックに供給された補助情報とを用いる。過去の受信正常時に供給された補助情報の一つであるブロック長と現ブロックに供給された補助情報の一つであるブロック長とが同一である場合のみ、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性と同じであると判定し、その他の場合は、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性とは異なると判定する。
【0045】
続いて、当該判定結果に応じて修正直交変換係数を作成する手法を説明する。前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性とは異なると判定された場合は全係数が0である修正直交変換係数を作成し、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性と同じであると判定された場合は前記過去の直交変換係数を修正直交変換係数とする。
以上で、直交変換係数補間部225の動作説明を終える。
【0046】
切替部221では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には前記直交変換係数を、受信エラーの場合には前記修正直交変換係数を、改良直交逆変換部222に出力する。改良直交逆変換部222は入力したN点の直交変換係数を改良直交逆変換することによりN点の出力信号を算出する。前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0047】
図6は本発明の第6の発明の一実施の形態を示す図である。図6を参照して、本発明に基づいた変換復号方法を説明する。なお、第4の発明と比べて第6の発明は直交変換係数補間部226 の動作のみが異なる。
【0048】
受信部201は、第4の発明と同様に受信した信号から主情報と補助情報を分離するとともに、これらの情報が正しく受信されたかを判定し、当該受信情報を生成する。前記主情報は直交変換係数復号部202に供給され、前記補助情報は直交変換係数補間部226と直交変換係数復号部202と改良直交逆変換部222とに供給され、前記受信情報は直交変換係数補間部226と切替部221とに供給される。
受信正常の場合には、前記主情報は直交変換係数復号部202において前記補助情報の一つであるビット割当に基づいてN点の直交変換係数に復号され、前記直交変換係数は切替部221と直交変換係数補間部226とに供給される。
【0049】
一方、受信エラーの場合には、直交変換係数補間部226は、過去の受信正常時に直交変換係数復号部202から供給されたN点の過去の直交変換係数を蓄えておき、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果と受信エラーが連続した回数と考慮して前記過去の直交変換係数を修正し、N点の修正直交変換係数を作成して切替部221に出力する。
【0050】
以下、直交変換係数補間部226の動作をより詳細にするため、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法、当該判定結果に応じて修正直交変換係数を作成する手法の順に説明する。
【0051】
前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定する手法は、第5の発明における時間信号補間部225の当該手法と同じものを用いることができるため説明を省略する。
【0052】
続いて、前記判定結果と受信エラーが連続した回数とを考慮して修正直交変換係数を作成する手法を説明する。前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性とは異なると判定された場合は全係数が0である修正直交変換係数を作成し、前記過去の直交変換係数は現ブロックの信号特性と同じであると判定された場合、前記過去の直交変換係数を受信エラーが連続した回数に応じて徐々に減衰させることにより修正直交変換係数を作成する。ここで、減衰方法は直交変換係数毎に変えても良い、例えば、高域の直交変換係数は低域の直交変換係数に比べて減衰量を高くすることができる。さらに、受信エラーが連続した回数が予め設定した値に達した場合には全係数が0である修正直交変換係数を作成する。
以上で、直交変換係数補間部226の動作説明を終える。
【0053】
切替部221では、前記受信情報に基づき、受信正常の場合には前記直交変換係数を、受信エラーの場合には前記修正直交変換係数を、改良直交逆変換部222に出力する。改良直交逆変換部222は入力したN点の直交変換係数を改良直交逆変換することによりN点の出力信号を算出する。前記出力信号は出力端子208から出力される。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に述べたように、本発明によれば受信した情報に受信エラーが連続して発生した場合に、受信エラーが連続した回数を考慮して過去の時間信号を修正し再生することにより、同一な時間信号が繰返し再生されることを防ぐことができ異音が生じにくくなる。さらに、入力信号の信号特性が変化したブロックにおいて受信エラーが発生した場合、補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、判定結果に応じて過去の時間信号を修正して再生することにより、時間信号の補間方法を入力信号の信号特性変化に追従させることができ再生信号の品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の発明における一実施の形態を示すブロック図である。
【図7】従来例による変換符号化方法の一例を示すブロック図である。
【図8】従来例による変換復号方法の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 入力端子
101 改良直交変換部
102 補助情報作成部
103 窓掛け部
104 直交変換部
105 直交変換係数符号化部
106 送信部
107 送信端子
200 受信端子
201 受信部
202 直交変換係数復号部
203 改良直交逆変換部
204 時間信号補間部
205 直交逆変換部
206 窓掛けオーバーラップ加算部
207 切替部
208 出力端子
209 時間信号補間部
210 時間信号補間部
211 時間信号補間部
220 直交変換係数補間部
221 切替部
222 改良直交逆変換部
223 直交逆変換部
224 窓掛けオーバーラップ加算部

Claims (4)

  1. 量子化された直交変換係数を少なくとも含む主情報と量子化制御情報を少なくとも含む補助情報とを受信し、前記補助情報に従い前記主情報から直交変換係数を復号し、直交逆変換により前記直交変換係数から再生信号を生成する変換符号化されたデータの復号方法において、
    受信エラーが発生した場合に、過去の受信正常時に復号した直交変換係数を、直交変換係数毎に異なると共に受信エラーが連続した回数に応じて徐々に高くなる減衰係数を用いて修正し、前記再生信号を生成し、
    前記直交変換係数毎に異なる減衰係数が、高域の直交変換係数が低域の直交変換係数に比べて高いものであることを特徴とするデータの復号方法。
  2. 量子化された直交変換係数を少なくとも含む主情報と量子化制御情報を少なくとも含む補助情報とを受信し、前記補助情報に従い前記主情報から直交変換係数を復号し、直交逆変換により前記直交変換係数から再生信号を生成する変換符号化されたデータの復号方法において、
    受信エラーが発生した場合に、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果に応じて、過去の受信正常時に復号した直交変換係数を、直交変換係数毎に異なると共に受信エラーが連続した回数に応じて徐々に高くなる減衰係数を用いて修正し、前記再生信号を生成し、
    前記直交変換係数毎に異なる減衰係数が、高域の直交変換係数が低域の直交変換係数に比べて高いものであることを特徴とするデータの復号方法。
  3. 量子化された直交変換係数を少なくとも含む主情報と量子化制御情報を少なくとも含む補助情報とを受信し、前記補助情報に従い前記主情報から直交変換係数を復号し、直交逆変換により前記直交変換係数から再生信号を生成する手段を少なくとも有して構成される変換符号化されたデータの復号装置において、
    受信エラーが発生した場合に、過去の受信正常時に復号した直交変換係数を、直交変換係数毎に異なると共に受信エラーが連続した回数に応じて徐々に高くなる減衰係数を用いて修正し、前記再生信号を生成する手段を少なくとも有して構成され、
    前記直交変換係数毎に異なる減衰係数が、高域の直交変換係数が低域の直交変換係数に比べて高いものであることを特徴とする変換符号化されたデータの復号装置。
  4. 量子化された直交変換係数を少なくとも含む主情報と量子化制御情報を少なくとも含む補助情報とを受信し、前記補助情報に従い前記主情報から直交変換係数を復号し、直交逆変換により前記直交変換係数から再生信号を生成する手段を少なくとも有して構成される変換符号化されたデータの復号装置において、
    受信エラーが発生した場合に、前記補助情報に基づいて入力信号の信号特性変化を判定し、当該判定結果に応じて、過去の受信正常時に復号した直交変換係数を、直交変換係数毎に異なると共に受信エラーが連続した回数に応じて徐々に高くなる減衰係数を用いて修正し、前記再生信号を生成する手段を少なくとも有して構成され、
    前記直交変換係数毎に異なる減衰係数が、高域の直交変換係数が低域の直交変換係数に比べて高いものであることを特徴とする変換符号化されたデータの復号装置。
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