JP4125320B2 - 横編機の糸長制御方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、前後の針床を有する横編機で編針を交互に使用して筒状の編製品を編成する際に、編地の編成に使用しない編針に掛け目を設けて編成するドロップループについて糸長を制御するための横編機の糸長制御方法および装置に関する。
従来から、横編機では、歯口で対向する前後の針床の長手方向に沿ってキャリッジを往復移動させ、キャリッジに搭載する編成ロックで、編針を歯口に対して進退させ、キャリッジが連行するヤーンキャリアで編糸を編針に供給しながら編地を編成している。編成で編地に吸収される編糸の長さを実測しながら、編成ロックで編針を引下げる度山の度目位置を補正することによって、編目ループの糸長が予め指定される値となるように、糸長制御が行うことが可能となっている(たとえば、特許第3085638号公報および特開平8−120548号公報参照)。このような糸長制御は、編糸を供給する給糸装置で行うこともできる(たとえば、特開2002−227064号公報参照)。
従来からの糸長制御は、同一の針床で隣接している編針を使用して編成する天竺組織と、対向する針床の編針を交互に使用して編成するリブ組織とに分けて行っている。リブ組織では、針床間の歯口を渡る部分の編糸を含める必要があるからである。編成に使用する編糸は、複数のヤーンキャリアから選択して供給される。ヤーンキャリア毎に、編糸自体が異なったり、編糸が供給される経路が異なったりするので、糸長制御は、ヤーンキャリア毎に異なる補正データに基づいて行われる。また、キャリッジには、少なくとも前後の針床に、長手方向の一方に走行するときに編成を行う度山と、長手方向の他方に走行するときに編成を行う度山とがそれぞれ設けられる。したがって、合計4つの度山の度目位置がそれぞれ補正されて、いずれを使用して編成を行っても同一の編目ループの糸長が得られるように調整される。キャリッジには、針床の長手方向への1回の走行で、複数回の編成動作が可能なように、複数組の編成ロックを搭載する場合もある。そのような場合は、各組の編成ロックについて、4つの度山の度目位置を補正する。
横編機で編成する目的となる編製品は、セータなどの衣料であり、人体を立体的に覆う筒状の形状を有する。前後の針床を備える横編機では、最終的に筒状の編製品を、たとえば前身頃、後身頃など、主要な部分の編地に分けてそれぞれ編成するようにして、各部分を多様な組織や柄で編成する手法が開発されている。ただし、個別に編成した部分的な編地は、縫い合せないと最終的な筒状の編製品が得られない。筒状の編製品を、たとえば前針床で筒状編製品の前側部分の編地、後針床で筒状編製品の後側部分の編地をそれぞれ編成しながら、編幅の両端側で連結して編糸を周回させ、一体的に編成することも可能である。ただし編地組織は表目のみとなる。各部分の編地を単独で編成する場合とほぼ同様な前後の針床を使用する編地組織は、筒状編地の前側部分と後側部分とを、各針床の編針に交互に割当てる手法で編成することができる(たとえば、特公平3−75656号公報参照)。
図8は、前後の針床を備える横編機で、編針を筒状編地の前側部分と後側部分とに交互に割当てる例を示す。各針床には長手方向に沿って、複数の編針が一定のピッチで配列される。各編針を、長手方向の一方の端から順番に番号を付し、そのうちで奇数番目と偶数番目とを分け、大文字で示す一方を前側部分に割当て、小文字で示す他方を後側部分の編地編成に割当てる。このような編針の割当てによって、実線で示す前側編地と破線で示す後側編地とを、それぞれ針抜き編成すれば、たとえばCの位置などの任意の位置で前側部分の編成に後針床の編針を使用することも可能となる。後側部分についても同様に、任意の編針について、前側針床の編針を使用することができる。
このように、前側部分と後側部分とは、AaBbCc…のピッチで編針が配列されている針床を備える横編機で一体的に編成されるけれども、各部分については、ABC…およびabc…のピッチで編針が配列されている針床を備える横編機でそれぞれ編成されることと等価になる。横編機では、編針の配列ピッチを、一般に25.4mm(1インチ)当りの針数であるゲージで表す。したがって、図8のような手法によれば、たとえば5ゲージの横編機を用い、2.5〜3ゲージ相当の横編機で各部分を編成する場合と同様な筒状編地を一体的に編成することができる。
図9は、(a)で編針を1本おきに使用する針抜き編成で編針が引込む編糸を示し、(b)で(a)の針抜き編成によって実現される場合と等価なピッチの編針がすべての編針を使用する総針編成で引込む編糸を示す。すなわち、(a)のような編成では、その針床で総針編成を行うことを前提に想定されているゲージとは異なる異ゲージの針床として編成することになる。ただし、(a)のような1本おきの針抜き編成では、実質的にニットとミスとを交互に行うことになる。ニットの編成動作では、各編針の両側に一点鎖線で示すシンカ間に編糸が引込まれる。(a)で各針床で各編針の両側に配分されるシンカ間の幅は、隣接する編針の存在によって、(b)のような2倍の大きさのピッチの異ゲージの針床で各編針の両側に配分されるシンカ間の幅より小さくなってしまう。たとえばBの編針でニット編成を行う場合、隣接するのはAやCの編針ではなく、aやbの編針であるので、シンカ間の幅が狭くなる。このため、編針に対して同一の引込み量を設定すると、針抜き編成では、編目ループの糸長が短くなってしまう。この編目ループの糸長の違いは、編製品の風合が異なる結果となる。針抜き編成で、等価な異ゲージの編成と同等な編目ループを実現するためには、編成ロックの度山による編針の引込み量を大きくすることが考えられるけれども、編糸の強度やカムの形状などの制約があり、充分に引込むことは困難である。
図10は、1本おきの針抜き編成で、図9(b)に示すように異ゲージ相当の横編機による総針編成で得られる編目ループと同様な糸長とすることができるドロップループの考え方を示す。まず、(a)に示すように、たとえば前針床の編針abc…で編地の後側部分の編目ループを保持している場合は、いったん後針床側に移して編目ループを保持しない状態としておいて、前側部分の編地を編針ABC…で編成するとともに、前針床の編針abc…でも編糸を引込ませる。編針abc…によって引込まれた編糸は、(b)に示すように、もう一度編針abc…に編成動作を起させることによって、編針abc…から払われ、隣接する編針ABC…で形成される編目ループに吸収される。このような、いったん掛け目を作ってから目を払うドロップ編成によれば、ニットとミスとを交互に繰返すよりも、容易に編目ループの糸長を長くすることができる。
図10に示すようなドロップループを使用する編成を行えば、針抜きで筒状編地を編成するような場合に、編成される編地の風合を異ゲージで編成する編地の風合と同等あるいは近似することができる。しかしながら、形成されるドロップループは、単なるニット編成による編目ループの場合よりも、掛け目を払って吸収される編糸分だけ糸長が増加するので、従来からの天竺組織やリブ組織を対象とする糸長制御では充分な精度で均一な糸長となるような編成を行うことができない。しかも、針抜き編成で隣接する編針が前後の針床に別れるとき、掛け目から他方の針床の編針まで歯口をわたる分の編糸が余分に必要となる。この余分な編糸は、掛け目を払うと、ドロップループに吸収されるので、同じ条件で編成すると、わたりが生じるときのドロップループの糸長は、わたりが生じないときに比べて大きくなってしまう。
本発明の目的は、ドロップループを含む筒状編地に対して、わたりの有無にかかわらず、糸長を適切に制御することができる横編機の糸長制御方法および装置を提供することである。
本発明は、歯口で対向する前後の針床を有する横編機で、各針床の長手方向に沿って複数配置される編針を、基本的に前針床で編成する前側編地と基本的に後針床で編成する後側編地とでそれぞれ針抜き編成を行うように交互に割当て、各編針に編成動作を生じさせる編成ロックを搭載するキャリッジを該長手方向に沿って移動させながら、前側編地と後側編地とが編幅方向の両端で連結する筒状の編製品を編成する際に、編目ループを形成する糸長を制御する方法であって、
各編地に割当てられる編針でニット編成を行う際に、該ニット編成を行う編針に、前側編地では前針床で、後側編地では後針床でそれぞれ隣接する編針を、編目ループを保持していない状態として掛け目を行い、該掛け目を払って、ニット編成を行った編針に形成される編目ループをドロップループとして、
ドロップループの編成に使用する糸長を、前側編地と後側編地とに分け、さらに掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで分けて、予め設定される同一の糸長となるようにそれぞれ制御することを特徴とする横編機の糸長制御方法である。
さらに本発明は、歯口で対向する前後の針床を有する横編機で、各針床の長手方向に沿って複数配置される編針を、基本的に前針床で編成する前側編地と基本的に後針床で編成する後側編地とでそれぞれ針抜き編成を行うように交互に割当て、各編針に編成動作を生じさせる編成ロックを搭載するキャリッジを該長手方向に沿って移動させながら、前側編地と後側編地とが編幅方向の両端で連結する筒状の編製品を編成する際に、編目ループを形成する糸長を制御する装置であって、
各編地に割当てられる編針でニット編成を行う際に、該ニット編成を行う編針に、前側編地では前針床で、後側編地では後針床でそれぞれ隣接する編針を、編目ループを保持していない状態として掛け目を行い、該掛け目を払って、ニット編成を行った編針に形成される編目ループをドロップループとして、該ドロップループの糸長を設定する糸長設定手段と、
ドロップループを含む筒状編製品を編成中に、ドロップループの編成に使用する糸長を、前側編地と後側編地とに分け、さらに掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで分けて、糸長設定手段に設定される糸長となるように制御する糸長制御手段とを含むことを特徴とする横編機の糸長制御装置である。
また本発明で、前記糸長制御手段は、前記前側編地と前記後側編地との区別を、掛け目形成または掛け目の払いの編成動作を行う針床に応じて行うことを特徴とする。
また本発明で、前記キャリッジは、前記歯口に複数の経路で編糸を供給可能であり、
各経路毎に、前記前側編地および前記後側編地に対して、前記ドロップループを編成する際に使用する編糸の長さが前記糸長設定手段に設定される糸長となるように調整するループ長ルーチンを実行する糸長調整手段をさらに含むことを特徴とする。
本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
図1は、本発明の実施の一形態でドロップループに対して糸長制御を行う編針の使用状態を示す図である。
図2は、図1の糸長制御を行う横編機1の外観構成を示す斜視図である。
図3は、図2のキャリッジ6に搭載される編成ロックでのカム配置を簡略化して示す図である。
図4は、図1の糸長制御を行う電気的構成を示すブロック図である。
図5は、図1の糸長制御で行うドロップループ用のループ長ルーチンの概略的な手順を示すフローチャートである。
図6は、図4の度山補正データ33の例を示す図表である。
図7は、図1の糸長制御で編成組織に対して使用する度山補正データの対応関係の例を示す図表である。
図8は、従来からの針抜き編成による筒状編地の編成手法を示す図である。
図9は、針抜き編成と総針編成とを同等のピッチで行う場合を比較して示す図である。
図10は、ドロップループの編成手順を示す図である。
以下図面を参考にして本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態である横編機の糸長制御の考え方を示す。
(a)は前針床を使用して筒状編製品の前側編地をドロップループの表目のみで編成する場合を示し、(b)は前針床とともに後針床も使用して、表目と裏目とを含む前側編地を編成する場合を示す。前後の針床は、図8〜図10と同様に、大文字ABC…で示す一方を前側編地、小文字abc…で示す他方を後側編地にそれぞれ割当てておく。実際に編目ループを形成する編針ABC…では、ニット編成を行い、編針ABC…間の編針abc…では掛け目編成を行う。両側の針床の編針には、歯口の長手方向の一方から番号を付し、奇数または偶数の番号で分けて、一方を大文字ABC…とし、他方を小文字abc…とする。
掛け目編成を行う編針abc…は、筒状編製品の後側編地に割当てられており、前針床の編針abc…も、後側編地の裏目の編成に使用されている可能性がある。前針床の編針abc…に後側編地の編目ループが掛っているときには、前側編地の編成に先立って、後針床で対向する編針abc…に編目ループを預けておき、前針床の編針abc…には、編目ループが掛っていないようにしておく。このような編目ループを保持していない編針abc…に編成動作をさせて編糸を供給すると、実線で示すように、編糸は編針abc…によって引込まれて掛け目が形成される。編糸を引込んだ編針abc…をもう一度選針してニット編成の動作を生じさせると、編糸はノックオーバで編針から外れる。編針abc…には他に編目ループは保持されていないので、ノックオーバした編糸は新たな編目ループを形成することができず、掛け目が払われ、掛け目に使用されていた編糸は、破線で示すように、両端の編針ABC…の編目ループに吸収されてしまう。
本実施形態では、(b)に実線で示すように、前側編地に対して後針床の編針でニット編成を行うときの編糸の引込み量は、前針床でのニット編成の編糸の引込み量よりも小さくなるように補正する。これによって、わたりの部分の編糸の長さを裏目の編目ループに吸収させ、破線で示すように表目と裏目とで糸長が異なることなく、設定される糸長と一致するドロップループを編成することができる。
なお、掛け目を形成する編針abc…は、歯口で供給される編糸を引込むことができればよいので、選針状態は、ニットばかりではなく、タックであってもよい。筒状編製品の後側編地を編成する際には、掛け目を後針床の編針ABC…に形成し、ニット編成は前後の針床の編針abc…を使用する点を除き、前側編地と同様に行うことができる。
図2は、本実施形態の編成に使用する横編機1の外観構成を示す。横編機1は、前針床2および後針床3を有する。前針床2および後針床3は、横編機1の正面に長手方向が平行となるように配置され、長手方向に沿って等間隔で針溝が形成され、各針溝内には編針4が摺動変位可能に配置されている。前針床2および後針床3は、中間の歯口5で対向し、歯口5の部分で高くなり、前針床2は前方が低くなり、後針床3は後方が低くなるように、側面視すると山形に傾斜して配置されている。編針4は歯口5に対して先端が進退して編成動作を行う。編針4の編成動作は、前針床2および後針床3の長手方向に往復移動可能なキャリッジ6の移動に従って行われる。キャリッジ6には、カム作用によって編針4を選択的に駆動して編成動作を行わせることが可能な編成ロックが搭載されている。キャリッジ6は、編針4に編成動作を行わせるとともに、歯口5の上方に架設される糸道レール7に沿ってヤーンキャリアなどと呼ばれる給糸部材を選択的に連行し、編針4の先端に編糸10を供給することができる。
編糸10は、コーン11として巻いてある状態から供給される。コーン11から天ばね装置12やサイドテンション装置13を経て張力が調整され、糸長測定装置14で糸長が実測されながら、糸道レール7の給糸部材に導かれる。糸長測定装置14は、ロータリエンコーダなどで、編成に供給される糸長を測定する。コントローラ15は、糸長測定装置14によって実測される糸長が、予め設定される糸長となるように、キャリッジ6に搭載される編成ロックの度山や、編糸10の供給機構での送出し量を制御する。
図3は、糸長制御が可能な編成ロック20の構成を簡略化して示す。図2に示すキャリッジ6には、前針床2用と後針床3用とに分けて、編針4にそれぞれ選択的に編成動作を行わせることができる編成カムや選針機構が設けられている。編針4がニット編成やタック編成で編糸を引込む量を決定するのは、総称して度山21と呼ばれる下げカムである。編成ロック20には、最低限、4つの度山21FR,21FL,21BR,21BLが設けられる。度山21FR,21FLは、キャリッジ6が正面から見て右および左に移動して編成を行う際に、前針床2の編針4をそれぞれ引込む。度山21BR,21BLは、キャリッジ6が正面から見て右および左に移動して編成を行う際に、後針床3の編針4をそれぞれ引込む。このような編成ロック20は、キャリッジ6に複数組搭載される場合もある。度山21の位置は、ステッピングモータなどを利用する機構による変位で、デジタル制御可能である。
図4は、本実施形態で、糸長制御を行う電気的な構成を概略的に示す。図2に示すコントローラ15には、予め設定されるプログラムに従って横編機1の全体的な制御を行うCPU25が含まれる。CPU25は、バス26を介して、対話型入出力装置27、編成データ入力装置28、度山調整モータ29、記憶装置30および糸長測定装置14に接続される。対話型入出力装置27は、横編機1で編地を編成する作業者が、横編機1に対する各種指示を入力するキースイッチやポインティング装置、横編機1が提供する各種情報を表示するディスプレイ装置などを含む。編成データ入力装置28は、編成する編地のデータを、フレキシブルディスク(FD)やコンパクトディスク(CD)、磁気光ディスク(MO)、ミニディスク(MD)などの記録媒体に記録した形態や、有線式や無線式の情報通信の形態で入力する。度山調整モータ29は、図3に示す各度山21FR,21FL,21BR,21BLの位置をそれぞれ調整するための駆動を行う。
記憶装置30は、ハードディスクや不揮発性の半導体メモリなどで実現され、ループ長ルーチン31、度山データ32および度山補正データ33を含むプログラムコードやデータを記憶する。ループ長ルーチン31は、指定された編糸の糸長でドロップループを含む編目ループを編成するための実行用プログラムである。度山データ32は、設定されるループ長に対応する標準的な度山の位置を示す。度山補正データ33は、ループ長ルーチン31や実編成動作に伴って糸長測定装置14での糸長の実測値と、編成データから算出される糸長の予測値との誤差を解消させるための補正データである。ループ長ルーチン31は、編製品の編成に先行して行われる。編成を続ける場合、編製品を予め設定される数だけ編成したら、ループ長ルーチン31を実行するようにしておくこともできる。作業者がマニュアル操作で、ループ長ルーチン31を実行させることもできる。
図5は、本実施形態で実行するドロップループ用のループ長ルーチンの概略的な手順を示す。ステップs0から手順を開始し、ステップs1では、ドロップループ長を入力して、糸長を設定する。ゲージなどに基づいて、デフォルト値を定めておき、入力がない場合は、そのデフォルト値を設定するようにすることもできる。ステップs2では、入力されたドロップループ長に対応する度山の位置を、度山データ32に基づいて設定し、図1(a)に示すようなわたりのないドロップループを編成するループ長ルーチンを実行する。ドロップ長ルーチンでは、キャリッジ6の移動毎に編成に使用された編糸の実測値と理論値とを比較し、実測値が理論値に一致あるいは一定の範囲内に収まるような度山補正データ33を求める。ステップs3で、前針床2に対して求める度山補正データ33はFのデータとし、後針床3に対して求める度山補正データ33はBのデータとして、記憶装置30にそれぞれ設定する。ステップs4では、わたりありのドロップループについてのループ長ルーチンを実行する。ステップs5では、前針床2で掛け目、後針床3で裏目を編成して得られる度山補正データ33をB’のデータとし、前針床2で裏目、後針床3で掛け目を編成して得られる度山補正データ33をF’のデータとして、記憶装置30にそれぞれ記憶する。ステップs6でドロップループに対するループ長ルーチンを終了する。
従来からの単独の編地編成のための糸長制御では、天竺組織とリブ組織とに対して、ループ長ルーチンを実行し、対応して度山補正データを得るようにしている。前針床2および後針床3を使用して筒状の編地を編成する場合も、針抜き編成に対しての天竺組織とリブ組織とに対するループ長ルーチンや度山補正データも用意しておくことが好ましい。針抜きルーチンの天竺組織は、前述のように、ニットとミスとを交互に含む。また、針抜きルーチンのリブ組織は、歯口をわたる部分の編糸の長さを調整する必要がある。
図6は、図4に示すドロップループについての度山補正データ33の例を示す。度山補正データ33は、表目に対して(a)に示すF,Bについてのわたりなしの度山補正テーブルと、裏目に対して(b)に示すF’,B’についてのわたりありの度山補正テーブルとに分けて管理する。各データは、正面から見てキャリッジ6が左に移動する場合のLと、右に移動する場合のRとに分けられる。各、L,Rについて、ヤーンキャリア毎にループ長ルーチンを実行した結果に基づくデータが記憶される。図3に示すような編成ロック20が複数システム、たとえば4システムあれば、S1からS4まで、それぞれ別個にデータが管理される。左側の列で縦に並ぶ1,2,3,4,…の数値は、ヤーンキャリアの番号を示す。度山補正データ33は、各番号のヤーンキャリア毎に設定され、正負の符号は、編糸の引込み量の増減にそれぞれ対応する。裏目の度山補正テーブルF’,B’は、表目の度山補正テーブルF,Bよりも補正値が−15〜−25となって小さくなる。すなわち、ニット編成の編目ループの糸長を短くしておく。
このような度山補正テーブルの更新は、前述のように、ループ長ルーチンの実行で行われるが、編成中においても、たとえばコース毎に糸長の実測値と理論値との比較を行い、コース毎に度山補正テーブルを更新してもよい。図7は、本実施形態で、編成組織に対して使用する度山補正データの対応関係を示す。まず、ドロップ編成指令の有無が調べられ、ドロップ編成指令があれば、ドロップ編成を行うと判断する。次に前針床2か後針床3かいずれの針床が表目か裏目かを判断し、度山補正テーブルを選択する。すなわち、掛け目が前針床2に設けられれば前側編地、後針床3に設けられれば後側編地とそれぞれ自動的に判断することができる。また、前針床2か後針床3かいずれかの針床が表目か裏目かを判断させるために、手動で制御データを設定しておくこともできる。前針床2と後針床3とで、それぞれ前側編地と後側編地とを表目のみの天竺組織で編成して袋編みを行う「天竺フクロ」では、前針床2および後針床3ではそれぞれニットと掛け目とを交互に行い、度山補正テーブルF,Bをそれぞれ使用するだけである。各種ワイドリブ編成などでは、表目に対しては度山補正テーブルF,Bをそれぞれ使用し、裏目に対しては度山補正テーブルB’,F’をそれぞれ使用する。このような度山補正テーブル使い分けによって、同一の糸長でドロップループの編目を編成することができる。
以上のように、本実施形態では、次の(1)式の関係で、1ドロップループの糸長を定義している。
1ドロップループ長=1ニットループ長+1掛け目長 …(1)
これによって、1ドロップループ長>1ニットループ長とすることができる。ドロップループ長を、針抜き編成に等価な総針編成に相当する異ゲージでのニットループ長と同等にするために必要な(1)式の掛け目長は、1ニット長の60〜30%程度であることを確認している。1タック長は1ニット長の約90〜80%程度であり、1ミス長は1ニット長の約10%程度であるので、次の(2)式の関係が成立つ。
1ニット長>1タック長>1掛け目長>1ミス長 …(2)
したがって、掛け目長またはドロップループ長のうちの少なくとも一方は、基本的な編目ループとしてのニット長、タック長およびミス長では代用することができず、独立して設定する必要がある。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
以上のように本発明によれば、筒状の編製品の前側編地と後側編地とに割当てられる編針でそれぞれ針抜きのニット編成を行う際に、前側編地では前針床で、後側編地では後針床で隣接する編針で掛け目を行い、掛け目を払って形成される編目ループをドロップループとして糸長制御を行うので、ドロップループに対しても安定した糸長で編目ループを編成することができる。さらに掛け目が行われる針床が前針床であれば前側編地と、後針床であれば後側編地とをそれぞれ判断し、掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで区別して、予め設定される同一の糸長となるように制御するので、わたりの有無にかかわらず、高精度でドロップループを編成することができる。
さらに本発明によれば、糸長設定手段に設定されるドロップループの糸長と編成されるドロップループの糸長とが一致するように、糸長制御手段によって糸長を制御しながら、ニット編成と掛け目とを組合わせてドロップループを編成することができる。糸長制御手段は、掛け目が行われる編針が属する針床が前針床であるか後針床であるかに基づいて前側編地か後側編地かを分け、掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで分けて、糸長設定手段に設定される糸長となるように制御するので、ドロップループを、わたりの有無によらず、高精度に編成することができる。
また本発明によれば、掛け目形成や掛け目払いが前針床で行われれば、前側編地であることが判り、針床が後針床であれば、わたりを含む補正を行う必要があることを容易に判別することができる。
また本発明によれば、編糸を歯口に供給する複数の経路の各経路毎に、種々の要因を総合して、ドロップループが糸長設定手段に設定されている糸長となるように糸長調整手段によって調整されるので、ドロップループの糸長を設定値に合わせて編成することができる。

Claims (4)

  1. 歯口で対向する前後の針床を有する横編機で、各針床の長手方向に沿って複数配置される編針を、基本的に前針床で編成する前側編地と基本的に後針床で編成する後側編地とでそれぞれ針抜き編成を行うように交互に割当て、各編針に編成動作を生じさせる編成ロックを搭載するキャリッジを該長手方向に沿って移動させながら、前側編地と後側編地とが編幅方向の両端で連結する筒状の編製品を編成する際に、編目ループを形成する糸長を制御する方法であって、
    各編地に割当てられる編針でニット編成を行う際に、該ニット編成を行う編針に、前側編地では前針床で、後側編地では後針床でそれぞれ隣接する編針を、編目ループを保持していない状態として掛け目を行い、該掛け目を払って、ニット編成を行った編針に形成される編目ループをドロップループとして、
    ドロップループの編成に使用する糸長を、前側編地と後側編地とに分け、さらに掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで分けて、予め設定される同一の糸長となるようにそれぞれ制御することを特徴とする横編機の糸長制御方法。
  2. 歯口で対向する前後の針床を有する横編機で、各針床の長手方向に沿って複数配置される編針を、基本的に前針床で編成する前側編地と基本的に後針床で編成する後側編地とでそれぞれ針抜き編成を行うように交互に割当て、各編針に編成動作を生じさせる編成ロックを搭載するキャリッジを該長手方向に沿って移動させながら、前側編地と後側編地とが編幅方向の両端で連結する筒状の編製品を編成する際に、編目ループを形成する糸長を制御する装置であって、
    各編地に割当てられる編針でニット編成を行う際に、該ニット編成を行う編針に、前側編地では前針床で、後側編地では後針床でそれぞれ隣接する編針を、編目ループを保持していない状態として掛け目を行い、該掛け目を払って、ニット編成を行った編針に形成される編目ループをドロップループとして、該ドロップループの糸長を設定する糸長設定手段と、
    ドロップループを含む筒状編製品を編成中に、ドロップループの編成に使用する糸長を、前側編地と後側編地とに分け、さらに掛け目を挟んで隣接するニット編成の編針が同一の針床に属するか異なる針床に属するかで分けて、糸長設定手段に設定される糸長となるように制御する糸長制御手段とを含むことを特徴とする横編機の糸長制御装置。
  3. 前記糸長制御手段は、前記前側編地と前記後側編地との区別を、掛け目形成または掛け目の払いの編成動作を行う針床に応じて行うことを特徴とする請求項2記載の横編機の糸長制御装置。
  4. 前記キャリッジは、前記歯口に複数の経路で編糸を供給可能であり、
    各経路毎に、前記前側編地および前記後側編地に対して、前記ドロップループを編成する際に使用する編糸の長さが前記糸長設定手段に設定される糸長となるように調整するループ長ルーチンを実行する糸長調整手段をさらに含むことを特徴とする請求項2または3記載の横編機の糸長制御装置。
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