JP4124754B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に係り、特に画像読取ユニットを備えた画像形成装置本体上へ開閉手段を用いて上下回動可能に搭載された原稿搬送ユニットを備えた画像読取装置及び画像形成装置に関する。
図1は、シートスルー方式の自動原稿送り装置を用いた画像形成装置の一例を示す図である。図中50はコピー、プリンタ等の画像形成装置を示している。この画像形成装置50は、その画像形成装置本体51の上部に画像読取装置52が設けられている。画像読取装置は、原稿搬送ユニット60及び画像読取ユニット70からなり、原稿搬送ユニット60は、画像読取ユニットに対してヒンジ等の開閉手段を軸とし開閉可能に構成されている。
即ち、このような画像形成装置では、画像読取ユニット70のコンタクトガラス上に1枚の原稿や厚みのある原稿が読み取れるよう開閉可能に構成されるのである。また、本などの厚みのある原稿を置いて読取ろうとするとき、厚い原稿を押さえることができるように、自動原稿送りユニットが通常より上方へ移動してコンタクトガラス54と平行に近い状態になることを可能とした構成のものもある。
近年、カラースキャナーの採用に伴い、スキャナーから発生する電気ノイズが増加する場合がある。この対策として、原稿搬送ユニットと画像読取ユニットを電気的に接続するものが提案されている。
特許文献1のものは、原稿搬送装置を備えた原稿カバーをヒンジにより開閉自在に複写機本体に設け、ヒンジの装着部にヒンジ側電極を設け、複写機本体に設けられた装着部が挿入される凹部を有した装着体に、装着部が装着されたときに当該装着部のヒンジ側電極と当接し接続される本体側電極を設けてなるものである。
また、特許文献2のものは、アース部分を設けたフレキシブル配線基板で原稿読取部とを装置本体とを接続し、電波ノイズをフレキシブル配線基板のアース部分から装置本体などへ逃がす構成を備えるものである。
特開2001−154289号公報 特開2002−209061号公報
しかし、特許文献1に記載のものは、電気的な接続を摺動個所で行っているため、良好な接続が得られ得ない場合や、経年変化による抵抗が生じる場合があった。また、アース板を原稿搬送ユニットに接触させる方法がとられているため、画像読取ユニットに原稿搬送ユニットを取り付けた場合、特に大型機では、原稿搬送ユニットのヒンジの力が大きいため画像読取ユニットにゆがみが生じる場合があり、読取性能へ影響を及ぼすことがある。
また、特許文献2に記載のものは、フレキシブル配線基盤が長年にわたる使用により折り曲げられ断線するおそれがあるという問題がある。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、長年の使用に耐え、確実に原稿搬送ユニットと、画像読取ユニットとを電気的に接続でき、電気ノイズの除去を行うことができる原稿読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、画像読取ユニットを備えた画像形成装置本体上へ開閉手段を用いて上下回動可能に搭載された原稿搬送ユニットを備えた画像読取装置において、原稿搬送ユニット及び読取りユニットに、原稿搬送ユニットが閉じられたときに前記原稿搬送ユニット及び読取りユニットを電気的に接続する導電性部材を設け、原稿搬送ユニットと画像読取ユニットの少なくとも一方の導電性部材を導電性弾性部材で構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の画像読取装置において、前記導電性弾性部材は、開閉手段で閉じられた際、導電性部材に挟み込まれた原稿に跡、傷を付けない材質及び形状としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の画像読取装置において、前記弾性部材は原稿搬送ユニットの重心よりも開閉支点に近い位置に配置したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの画像読取装置において、前記弾性部材が取り付けられる取付面と、この取付面に隣接する面とに段差が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記弾性部材は、請求項1ないし4のいずれかの画像読取装置において、金属薄板で形成されていることを特徴とするのであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5記載のいずれかの画像読取装置において、前記弾性部材は、導電性樹脂で形成されていることを特徴とするのであることを特徴とする。
本発明によれば、原稿搬送ユニットを閉状態としたとき確実に原稿搬送ユニットと、画像読取ユニットとを電気的に接続でき、電気ノイズの除去を行うことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
なお、以下では従来と共通する部分には共通する符号を付して説明する。図1は本発明が適用されるシートスルー方式の自動原稿送り装置を用いた画像形成装置の一例を示す斜視図、図2は実施例に係る画像形成装置の画像読取り装置を示す断面図、図3は実施例に係る画像形成装置の原稿搬送ユニットを開けたときの状態を示す拡大斜視図、図4は実施例に係る画像形成装置の原稿搬送ユニットを閉じたときの状態を示す正面図、図5は実施例に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
本実施例に係る画像形成装置は、被読取り原稿を固定の読取り装置部に搬送し所定の速度で搬送しながら画像読取りを行う。本例に係る画像形成装置は、図1に示すように、被読取り両面原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた両面原稿束から1枚毎原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿の表面を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の画像を、コンタクトガラスの下方より読取りを行わせる読取り読取搬送部E、読取り後の原稿の表裏を反転するためのスイッチバック部F、スイッチバック部Fでスイッチバックした原稿を再びレジスト部Cに戻すための中間搬送部G、再びターン部Dから読取り読取搬送部Eにより原稿の裏面を読取り後一時原稿を待機させるスイッチバック部H、スイッチバック部Hより原稿を反転し機外に排出する反転排紙部I、読取り完了後の原稿を積載保持する排紙部J、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜105、更に、一連の動作を制御するコントローラ部100、とから構成されている。
読取りを行う原稿束1は可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上に原稿面を上向きの状態でセットされる。更に原稿束1の幅方向を図示しないサイドガイドによって搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。原稿のセットはセットフィラー4、セットセンサ5により検知されI/F107により本体制御部111に送信される。
更に原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ30または31(反射型センサまたは、原稿1枚でも検知可能なアクチュエーター・タイプのセンサが用いられる)により原稿の搬送方向長さの概略が判定される。(少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要)。可動原稿テーブル3は底板上昇モータ105により図に示すa、b方向に上下動可能な構成になっており、原稿がセットされたことを前記セットフィラー4及びセットセンサ5により検知すると底板上昇モータを正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方向に動作すると共に、可動原稿テーブル3が上昇し可動原稿テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上がり、テーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっている。本体操作部108よりプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F107を介してコントローラ部100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。このコロの回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
給紙ベルト9は102の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10は102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。
リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9との直接接しているとき、または原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト9の回転につられて反時計方向につれ回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10の間に侵入したときはつれ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によって更に送られ、突き当てセンサ11によって先端が検知され更に進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる、その後前出の突き当てセンサ11の検知から所定量定められた距離送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより給紙ベルト9の駆動が停止する。
このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラを原稿上面から退避させ原稿を給紙ベルトの搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。プルアウトローラ12は、前記スキュー補正機能を有すると共に、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラで、給紙モータ102の逆転により駆動される。またこのとき(給紙モータ102逆転時)、プルアウトローラ12と中間ローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されていない。
原稿幅センサ13は奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは原稿の先端後端を突き当てセンサ11で読取ることによりモータパルスから原稿の長さを検知する。プルアウトローラ12及び中間ローラ14の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を読取り読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿を読取り部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。
原稿の先端が読取り入口センサ15により検出されると、入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入前に原稿搬送速度を読取り搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取りモータ103を正転駆動して入口ローラ16、第二入口ローラ34,35、搬送ベルト駆動ローラ36、読取り出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17で検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取り位置センサ20の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は読取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。
読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。片面原稿読取りの場合には、読取り読取搬送部Eを通過した原稿は反転排紙部Iを経て排紙部Jへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
両面原稿読取りの場合には、排紙センサ22で原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより切り替え爪37を図示しないソレノイドにより下降させ(矢印j)排紙ローラ28から排出された原稿をすくい、上反転ローラ32を図示しない上反転モータによって反時計回りに回転させる。原稿後端が排紙センサ22を抜けてから所定のパルスカウントにより排紙ローラ28を抜けるタイミングで、切り替え爪30を上昇し(矢印i)、上反転ローラ32を時計回りに回転させ、中間搬送部Gに搬送する。中間搬送ローラ33は給紙モータの逆転で時計回りに駆動する。
原稿先端がプルアウトローラ12に達しても突き当て補正は行わず、プルアウトローラ12、中間ローラ14の駆動で入口ローラ16まで搬送を行う。この際には処理時間の短縮のため、表面と同様に搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して送り込んでいる。裏面の場合、先端の整合(スキュー補正)は、入口ローラニップで行うため、原稿先端が読取り入口センサ15により検出されると、原稿搬送速度を落とし、原稿先端がニップに到達後所定のパルスカウント数搬送し、先端の整合(スキュー補正)を行う。先端の整合(スキュー補正)を行った後、読取りモータ103を正転駆動して入口ローラ16、第二入口ローラ34,35、搬送ベルト駆動ローラ36、搬送ベルト37、読取り出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17で検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取り位置20の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は読取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。
読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。
読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面原稿読取りの場合には、読取り搬送部Eを通過した原稿は反転排紙部Iを経て排紙部Jへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない様に制御される。
両面原稿読取りの場合には、排紙センサ22で原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより切り替え爪38を図示しないソレノイドにより下降させ(矢印j)排紙ローラ28から排出された原稿をすくい、上反転ローラ32を図示しない上反転モータによって反時計回りに回転させる。原稿後端が排紙センサ22を抜けてから所定のパルスカウントにより排紙ローラ28を抜けるタイミングで、切り替え爪38を上昇し(矢印i)、上反転ローラ32を時計回りに回転させ、中間搬送部Gに搬送する。中間搬送ローラ33は給紙モータの逆転で時計回りに駆動する。原稿先端がプルアウトローラ12に達しても突き当て補正は行わず、プルアウトローラ12、中間ローラ14の駆動で入口ローラ16まで搬送を行う。
この際には処理時間の短縮のため、表面と同様に搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して送り込んでいる。裏面の場合、先端の整合(スキュー補正)は、入口ローラ16ニップで行うため、原稿先端が読取り入口センサ15により検出されると、原稿搬送速度を落とし、原稿先端がニップに到達後所定のパルスカウント数搬送し、先端の整合(スキュー補正)を行う。先端の整合(スキュー補正)を行った後、読取りモータ103を正転駆動して入口ローラ16、第二入口ローラ34,35、搬送ベルト駆動ローラ36、読取り出口ローラ21を駆動する。
原稿の先端をレジストセンサ17で検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取り位置20の手前で一時停止すると共に本体制御部111にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿は読取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立上がるように増速されて搬送される。
読取りモータのパルスカウントにより検出された原稿先端が読取り部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取り部を原稿後端が抜けるまで送信される。両面原稿読取りの場合には、原稿先端がレジストセンサ17を通過して所定のパルスカウント経過後に、下反転切り替え爪23、24を切り替え(矢印f、g)、図示しない下反転ローラを下反転モータにより反時計回りに回転し、読取り読取搬送部Eを通過した原稿をスイッチバック部Hへ搬送開始する。
この原稿の後端を排紙センサ22が検知してから所定のパルスカウント経過後に下反転切り替え爪23、24を図示しないソレノイドにより切り替え(矢印e、h)、次原稿(表面読取原稿)を反転排紙部Iに搬送する。排紙センサ22で次原稿先端を検知してから読取りモータのパルスカウントにより切り替え爪30を図示しないソレノイドにより下降させ(矢印j)排紙ローラ28から排出された原稿をすくい、上反転ローラ32を図示しない上反転モータによって反時計回りに回転させスイッチバック部Fに搬送する。この際、表面画像を読取り終えた次原稿後端が排紙センサ22を抜けてから所定のパルスカウント経過後、排紙ローラ28を抜けるタイミングで、切り替え爪30を上昇させるが同じタイミングで下反転ローラ25を時計回りに駆動し、排紙部Jへの排出を行う。
本例では、画像形成装置50は、図3及び図4に示すように、原稿搬送ユニット60及び画像読取ユニット70がヒンジ206で開閉動可能に形成されている。また、画像形成装置50の上面であってコンタクトガラス54の外側には、導電性部材である電極202が設けられている他、原稿搬送ユニット60の下面であって原稿搬送ユニット60を閉状態としたとき前記電極202に接触する個所に、導電性部材である導電性弾性部材201が設けられている。これらの電極202と導電性弾性部材201とを接触させることにより、原稿搬送ユニット60と画像読取ユニット70とが電気的に接続され、雑音の発生を防止することができる。
この導電性弾性部材201は金属板材を弾性的に変形可能に形成したボックス状部材であり、ガイド凹部203に案内され、弾性的に変形する。また、ガイド凹部203はその底面204と、その周囲面205との間に段差を設けている。この段差は金属の絞り加工や別部材を取り付けることでも形成することができる。本例では、ガイド凹部203を備えることにより、原稿搬送ユニット60閉時における導電性弾性部材201への機械的な衝撃を緩和することができ、導電性弾性部材201の損傷、落下を防止することができる。
また、本例では原稿搬送ユニットを閉状態としたとき、大判原稿等が挟み込むこともあるため、原稿が傷付かないように導電性弾性部材201の電極202との接触部は、突起やざらつきのない平面形状となっている。
更に本例では、導電性弾性部材201は原稿搬送ユニット60の重心gよりもヒンジ206に近い位置に配置されている。このため、原稿搬送ユニット60の閉時において、導電性弾性部材201の弾力に基づく押圧力で原稿搬送ユニット60が持ち上がるのを防止することができる。
なお、上記例では、導電性弾性部材を金属板状部材で形成したボックス部材として説明したが、その形状はボックス状に限られない。また、材質も金属の他、導電性合成樹脂、導電性ゴムの他導電性複合部材等、導電性及び弾力性を備える材質であればどのようなものであってもよい。
本発明が適用されるシートスルー方式の自動原稿送り装置を用いた画像形成装置の一例を示す斜視図である。 実施例に係る画像形成装置の画像読取り装置を示す断面図である。 実施例に係る画像形成装置の原稿搬送ユニットを開けたときの状態を示す拡大斜視図である。 実施例に係る画像形成装置の原稿搬送ユニットを閉じたときの状態を示す正面図である。 実施例に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
1 原稿束
2 原稿テーブル
3 可動原稿テーブル
4 セットフィラー
5 セットセンサ
7 ピックアップローラ
8 テーブル上昇検知センサ
9 給紙ベルト
10 リバースローラ
11 当てセンサ
12 プルアウトローラ
13 原稿幅センサ
14 中間ローラ
15 入口センサ
16 入口ローラ
17 レジストセンサ
20 読取位置センサ
21 出口ローラ
22 排紙センサ
23、24 切り替え爪
24 排紙センサ
25 下反転ローラ
28 排紙ローラ
29 排紙トレイ
30 原稿長さ検知センサ
31 原稿長さ検知センサ
32 上反転ローラ
33 中間搬送ローラ
34 入口ローラ
35 入口ローラ
36 搬送ベルト駆動ローラ
37 搬送ベルト
38 切り替え爪
50 画像形成装置
51 画像形成装置本体
52 画像読取装置
54 コンタクトガラス
60 原稿搬送ユニット
70 画像読取ユニット
100 コントローラ部
101〜105 駆動部
101 ピックアップモータ
102 給紙モータ
103 モータ
104 排紙モータ
105 底板上昇モータ
107 I/F
108 本体操作部
111 本体制御部
201 弾性電極
202 電極
203 ガイド凹部
204 底面
205 周囲面
206 ヒンジ
A 原稿セット部
B 分離給送部
C レジスト部
D ターン部
E 読取搬送部
F スイッチバック部
G 中間搬送部
H スイッチバック部
I 反転排紙部
J 排紙部
g 重心

Claims (6)

  1. 画像読取ユニットを備えた画像形成装置本体上へ開閉手段を用いて上下回動可能に搭載された原稿搬送ユニットを備えた画像読取装置において、
    原稿搬送ユニット及び読取りユニットに、原稿搬送ユニットが閉じられたときに前記原稿搬送ユニット及び読取りユニットを電気的に接続する導電性部材を設け、
    原稿搬送ユニットと画像読取ユニットの少なくとも一方の導電性部材を導電性弾性部材で構成し、該弾性部材を前記原稿搬送ユニットの重心よりも開閉支点に近い位置に配置したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記弾性部材が取り付けられる取付面と、この取付面に隣接する面とに段差が設けられていることを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  3. 前記弾性部材は、金属薄板で形成されていることを特徴とする請求項1または2の画像読取装置。
  4. 前記弾性部材は、導電性合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1または2の画像読取装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかの画像読取装置を用いてなることを特徴とする画像形成装置。
  6. 原稿束を1枚毎に分離する分離部と、分離された原稿を読取部へ搬送する搬送手段と、搬送された原稿を固定されたCCD等で読取る読取手段と、読取部上に配置されたガイド手段と、搬送手段を駆動する駆動手段と、原稿搬送ユニット部の読取りユニットに対する開閉手段を備えた画像形成装置本体と、
    前記画像読取手段上へ前記原稿を搬送する読取搬送手段と、前記画像読取手段で読取られた前記原稿をスタックするスタック手段を備えて前記画像形成装置本体上に搭載する自動原稿送り装置とからなる画像形成装置において、
    原稿搬送ユニット及び読取りユニットに、原稿搬送ユニットが閉じられたときに前記原稿搬送ユニット及び読取りユニットを電気的に接続する導電性部材を設け、
    原稿搬送ユニットと画像読取ユニットの少なくとも一方の導電性部材を導電性弾性部材で構成し、該弾性部材を前記原稿搬送ユニットの重心よりも開閉支点に近い位置に配置したことを特徴とする画像読取装置。
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