JP4124349B2 - レール緊張器及びレールの接合工法 - Google Patents

レール緊張器及びレールの接合工法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロングレール区間の一部のレールを切断して新しいレールに交換するときに、ロングレールの切断個所に新しいレールを接合するレール緊張器及びレールの接合工法、特に装置の運搬と組立て及び撤去の容易化と接合時のレールクランプ部の滑りの防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特公平2−36355号公報
ロングレールは、両端の一定区間には伸縮する可動区間が設けられ、中間部には強固な道床で温度変化の軸力に対抗してレールが伸縮できないように固定された不動区間が設けられている。この不動区間では夏季の高温時には伸びようとする軸力が発生し、冬季の低温時には縮もうとする軸力が発生する。
【0003】
冬季にロングレールの不動区間の一部を交換するために切断すると、レールの軸力は零になり切断個所が開く。このため新しいレールを接合するとき、強制的にレールを引き寄せて緊張力を与えて切断前の軸力と同じにして接合する必要がある。このレールに緊張力を与えるため特許文献1に示す緊張器が使用されている。この緊張器は、図13の平面図と図14の断面図に示すように、第1の固定具51と第2の固定具52が平行な2本のロッド53の両端に連結されている。第1の固定具51と第2の固定具52はそれぞれ1対のアーム54と、アーム54を連結する連結板55とクランプ部材56を有する。アーム54は一方の端部に側方に突出した連結部57を有し、各連結部57は連結板55に回動自在に取り付けられている。第1の固定具51の1対のアーム54の他方の端部は、ピストンロッドがロッド53の一方の端部に連結された油圧シリンダ58のクレビスに回動自在の取り付けられ、第2の固定具52の1対のアーム54はロッド53の他方の端部にクレビス59を介して回動自在に取り付けられている。クランプ部材56は、半円形状に形成され、直径の部分に歯形の溝が設けられ、半円形の部分が、アーム54の連結部57側の先端部に回動自在に取り付けられている。
【0004】
この緊張器を使用してレール12に緊張力を与えるときは、第1の固定具51の1対のアーム54で一方のレール12aの腹部を挟み込み、第2の固定具52の1対のアーム54で他方のレール12bの腹部を挟み込む。そして第1の固定具51のアーム54と第2の固定具52のアーム54をそれぞれピストンロッドを前進させた状態の油圧シリンダ58とロッド53で連結して緊張器をセットする。その後、油圧シリンダ58のピストンロッドを後退させると、各アーム54の連結板55との連結軸を支点としてアーム54が回動し、クランプ部材56がそれぞれレール12a,12bの腹部に押圧され、第1の固定具51で一方のレール12aをクランプし、第2の固定具52で他方のレール12bをクランプする。この状態でさらに油圧シリンダ58のピストンロッドを徐々に後退させると第1の固定具51と第2の固定具52の間隔が徐々に短くなり、クランプしているレール12a,12bに緊張力を与える。このレール12a,12bに緊張力を与えるとき、作業者が油圧シリンダ58に供給する油圧を圧力計で監視しながら手動で圧力を調整している。そして各レール12a,12bの端部の接合部が所定の間隔になった状態で接合部をガス圧接装置60のガス炎により加熱して圧接する。レール12a,12bを接合した後、油圧シリンダ58のピストンロッドを前進させて、第1の固定具51と第2の固定具52によるレール12a,12bのクランプを解除し、緊張器を分解して撤去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記緊張器は、第1の固定具51と第2の固定具52と2組の油圧シリンダ58と2本のロッド53とクレビス59等の連結部材の多数の構成部材に分割されているため、接合するレールの部分に運搬するときの管理が容易でなかった。また、接合するレールにセットするために各構成部材を連結して組み立てる必要があるとともに、レールを接合した後、連結された各構成部材を個々に分解して撤去する必要があり、緊張器の組立てと撤去に多くの時間がかかり作業能率が悪いという短所があった。
【0006】
また、第1の固定具51と第2の固定具52は1対のアーム54の回動を利用した梃子式の固定具であるため、レールを把持して緊張力を付与しているときに、クランプ部材56とレールの間に滑りが生じて所定の緊張力を付与できなくなり、緊張作業が遅れる場合も生じた。
【0007】
さらに、レールに緊張力を与えるときやレールに圧接するときに、作業者が油圧シリンダに供給する作動油の圧力を圧力計で監視しながら手動で圧力を調整して緊張力や圧接力を調節しているため、作業者の経験によるところが多く、所定の緊張力や圧接力が得られない場合もあり、圧接後のレールの軸力にバラツキが生じたり接合不良が発生する危険性もあった。
【0008】
また、レールの接合には、レールの接合端面に開先角をとらずに一定間隙を置いて対向させ、接合部のレールの底部及び側面に沿って銅製ブロックを当て、その間隙を底側から連続的に溶接するエンクローズ溶接が使用されている。このエンクローズ溶接でレールを接合するとき、前記緊張器のように、作業者が油圧シリンダに供給する作動油の圧力を圧力計で監視しながら手動で圧力を調整してレールに与える緊張力を調節していると、接合端面の間隙を一定に保持することは困難であり、接合品質に重大な欠陥が生じる危険性があった。
【0009】
この発明はかかる短所を改善し、運搬と組立て及び撤去が容易であるとともに接合するレールを確実にクランプして所定の緊張力や圧接力を安定して加え、良質な接合を行うことができるレール緊張器及びレールの接合工法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のレール緊張器は、ベースフレームと固定側クランプヘッド及び可動側クランプヘッドを有し、ベースフレームは、緊張シリンダヘッドと2本のロッド及び固定ブロックを有し、緊張シリンダヘッドは、緊張シリンダとシリンダ保持ブロックと可動ブロック及び変位センサを有し、シリンダ保持ブロックは中央下部にレールを挿入する溝部が設けられ、両側端にロッドを嵌め込んで保持する管状のロッドホルダを有し、緊張シリンダが固定され、可動ブロックは、可動側圧力伝達板と可動クランプヘッドホルダとを有し、可動側圧力伝達板は中央下部にレールを挿入する溝部を有し、緊張シリンダのピストンロッドに連結され、可動クランプヘッドホルダはロッドに対して摺動自在な管状に形成され、可動側圧力伝達板の両端部に固定され、変位センサは、検出端が可動側圧力伝達板に取り付けられて可動ブロックの変位量を検出し、2本のロッドは、一方の端部が可動ブロックの可動クランプヘッドホルダとシリンダ保持ブロックのロッドホルダを貫通してシリンダ保持ブロックに固定され、固定ブロックは、固定側圧力伝達板と固定クランプヘッドホルダとを有し、固定側圧力伝達板は中央下部にレールを挿入する溝部を有し、両端部に固定クランプヘッドホルダが固定され、固定クランプヘッドホルダは管状に形成され、2本のロッドの他方の端部を挿入して固定し、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドは、中央部に設けられたレール保持空間と両端部に設けられた保持部及びレール保持空間の両側に対向して設けられたクランプシリンダ部を有し、固定側クランプヘッドの保持部は固定ブロックの固定クランプヘッドホルダと嵌合する半円筒部を有し、可動側クランプヘッドの保持部は可動ブロックの可動クランプヘッドホルダと嵌合する半円筒部を有し、クランプシリンダ部は、レールの腹部と対向する位置に、レールに沿って複数組のクランプシリンダと、複数組のクランプシリンダのピストン先端部に固定されたクランプジョーを有することを特徴とする。
【0011】
この発明のレールの接合工法は、前記レール緊張器を使用したレールの接合工法であって、接合部を挟んだレールの上にベースフレームを装着し、固定クランプヘッドの保持部を固定ブロックの固定クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、可動クランプヘッドの保持部を可動ブロックの可動クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドのクランプシリンダを駆動してピストンの先端部に設けたクランプジョーにより接合するレールの腹部をそれぞれ挟み込んでクランプし、緊張シリンダを作動させて可動側圧力伝達板により可動クランプヘッドを接合部側に移動し、接合するレールに緊張力を与えながらレールの接合端面を所定の加圧力で密着させ、密着させた接合部を加熱しながら緊張シリンダに供給する油圧を制御して圧接を行うことを特徴とする。
【0012】
この発明の他のレールの接合工法は、前記レール緊張器を使用したレールの接合工法であって、接合部を挟んだレールの上にベースフレームを装着し、固定クランプヘッドの保持部を固定ブロックの固定クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、可動クランプヘッドの保持部を可動ブロックの可動クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドのクランプシリンダを駆動してピストンの先端部に設けたクランプジョーにより接合するレールの腹部をそれぞれ挟み込んでクランプし、緊張シリンダを作動させて可動側圧力伝達板により可動クランプヘッドを接合部側に移動し、接合するレールに緊張力を与えた状態で、レールの接合端面を一定間隙をおいて対向させて保持し、レールの接合端面の間隙を溶接接合することを特徴とする。
【0013】
前記接合するレールに緊張力を与えるとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された初期加圧力によりインバータ制御するとともに緊張シリンダに供給する作動油の圧力を初期加圧力にフィードバックして、レールに与える緊張力や接合端面の圧接力を均一にする。
【0014】
また、接合するレールの接合端面を圧接するとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された圧接時間に対する圧接量指令値によりインバータ制御するとともに緊張シリンダのピストンの変位量を圧接時間に対する圧接量指令値にフィードバックして接合端面の圧接精度を高める。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の緊張器の構成図である。図に示すように、緊張器1はベースフレーム2と固定側クランプヘッド3及び可動側クランプヘッド4を有する。ベースフレーム2は、図2の平面図に示すように、緊張シリンダヘッド5と2本のロッド6及び固定ブロック7を有する。緊張シリンダヘッド5は図3の平面図と図4の側面図に示すように、2本の緊張シリンダ8とシリンダ保持ブロック9と可動ブロック10及び変位センサ11を有する。シリンダ保持ブロック9は中央下部にレール12を挿入する溝部13を有し、両側端にロッド6を嵌め込んで保持する管状のロッドホルダ14を有し、溝部13とロッドホルダ14の間に2本の緊張シリンダ8のロッドカバー側が固定されている。可動ブロック10はシリンダ保持ブロック9に対して緊張シリンダ8と反対側に設けられ、シリンダ保持ブロック9と同様にレール12を挿入する溝部13を中央下部に有し、2本の緊張シリンダ8のピストンロッド15に連結された可動側圧力伝達板16と、可動側圧力伝達板16の両端部のシリンダ保持ブロック9と反対側の面に、ロッドホルダ14と同軸心で設けられ、ロッド6に対して摺動自在な管状の可動クランプヘッドホルダ17を有する。変位センサ11は、センサ部11aがシリンダ保持ブロック9に取り付けられ、アクチュエータ11bが可動側圧力伝達板16に取り付けられて可動ブロック10の変位量を検出する。2本のロッド6は、一方の端部が可動ブロック10の可動クランプヘッドホルダ17とシリンダ保持ブロック9のロッドホルダ14を貫通し、シリンダ保持ブロック9に固定されている。固定ブロック7は、図5(a)の平面図と(b)の側面図に示すように、中央下部にレール12を挿入する溝部13を有する固定側圧力伝達板18と、固定側圧力伝達板18の両端に設けられた管状の固定クランプヘッドホルダ19を有し、固定クランプヘッドホルダ19に、シリンダ保持ブロック9で保持された2本のロッド6の他方の端部を挿入して固定されている。
【0016】
固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4は図6の平面図と図7の側面図に示すように、中央部に設けられたレール保持空間20とレール保持空間20の両側に対向して設けられたクランプシリンダ部21と両端部に設けられた保持部22と中央上部に設けられたクランプ用ポンプ23を有する。レール保持空間20には、レール12の上下方向を位置決めする下位置決め部材24と上位置決め部材25及びクランプシリンダ部21で形成されている。クランプシリンダ部21は、下位置決め部材24と上位置決め部材25で位置決めされたレール12の腹部と対向する位置に、レール12に沿って複数組例えば2組のクランプシリンダ26と、2組のクランプシリンダ21のピストン27の先端部に固定されたクランプジョー28を有する。クランプジョー28は、図8の断面図に示すように、先端の中央部の一定の範囲に歯形29を有し、ピストン27を前進させることによりレール12の腹部を把持する。固定側クランプヘッド3の保持部22は固定ブロック7の固定クランプヘッドホルダ19と嵌合する半円筒部を有し、可動側クランプヘッド4の保持部22は可動ブロック10の可動クランプヘッドホルダ17と嵌合する半円筒部を有する。クランプ用ポンプ23は各クランプシリンダ部21に作動油を供給してクランプシリンダ21を駆動する。
【0017】
この緊張器1を使用し、冬季にロングレール12の不動区間の一部を切断して新しいレールを接合するために緊張力を与えて接合するときの動作を図9の工程図と図10の配置図を参照して説明する。
【0018】
冬季にロングレール12の不動区間の一部を切断して一方の端部に新しいレールを接合した後、他方の端部の切断個所を接合するとき、まず、図9(a)に示すように、接合部30を挟んだレール12a,12bの上にベースフレーム2を吊り上げて装着する。このベースフレーム2を装着するとき、固定ブロック7が接合部30を挟んだ一方のレール12aの上で可動ブロック10が他方のレール12bの上になり、且つ固定ブロック7の固定側圧力伝達板18が接合部30から一定の位置になるように装着する。そして固定ブロック7とシリンダ保持ブロック9及び可動ブロック10のレール12a,12bを挿入した溝部13の溝底とレール12a,12bの間に例えば位置決めプレートを挿入して、レール12a,12bのレール頭頂面が一致するように位置決めする。その後、図9(b)に示すように、固定クランプヘッド3を吊り上げて、保持部22が固定ブロック7の固定クランプホルダ19に嵌合させて固定クランプヘッド3をベースフレーム2に装着する。次に、可動クランプヘッド4を吊り上げて、保持部22が可動ブロック10の可動クランプホルダ17に嵌合させて可動クランプヘッド4をベースフレーム2に装着する。その後、図10に示すように、緊張器1の動作を制御する制御装置31と緊張シリンダ8を駆動する油圧装置32を配置し、制御装置31に固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4のクランプポンプ23及び変位センサ11を接続し、油圧装置32に緊張シリンダ8を接続する。
【0019】
この状態で制御装置31により固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4のクランプポンプ23を駆動して、固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4のクランプシリンダ21を駆動しピストン27を前進させてピストン27の先端部に設けたクランプジョー28でレール12a,12bの腹部を挟み込んで把持し、固定側クランプヘッド3でレール12aをクランプし、可動側クランプヘッド4でレール12bをクランプする。このようにレール12a,12bを油圧を利用したクランプすることにより、確実にクランプ力を得ることができる。また、クランプジョー28のクランプ面に歯形29を形成しているから、クランプジョー28とレール12a,12bの間に滑りが生じることを防いで、所定のクランプ力を確実に保持することができる。
【0020】
レール12a,12bを固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4でクランプした後、制御装置31により油圧装置32を駆動し、緊張シリンダ8を作動させてレール12a,12bに緊張力を付加する。緊張シリンダ8を作動させると、緊張シリンダ8のピストンロッド15に連結された可動側圧力伝達板16により可動クランプヘッド4を接合部30側に移動してクランプしているレール12bに緊張力を付加し、接合端面を固定クランプヘッド3でクランプしているレール12aの接合端面に所定の初期加圧力で密着させる。レール12a,12bの接合端面を密着させた状態で、図10に示すように、接合部30にガス溶接装置33をセットしてバーナーに点火して接合部30を加熱しながら緊張シリンダ8に供給する油圧を制御して圧接を開始する。
【0021】
このレール12a,12bに緊張力を付加する油圧装置32を駆動制御する制御装置31には、初期加圧力と、図11に示す圧接時間に対する圧接量指令値があらかじめ設定されている。そして図12のブロック図に示すように、設定された初期加圧力をD/A変換器34を介してインバータ駆動部35に送り、インバータ駆動部35で油圧装置32の油圧モータ40の回転速度をインバータ制御して緊張シリンダ8に供給する油圧を制御して、レール12a,12bの接合端面に加えられる密着力を設定された初期加圧力に設定する。この油圧モータ40の回転速度を制御するときに、油圧装置32の油圧モータ40により回転する油圧ポンプ41から切換弁42を介して緊張シリンダ8に供給する作動油の圧力を圧力センサ43で検出してA/D変換器38でデジタル信号に変換して初期加圧力にフィードバックする。
【0022】
レール12a,12bの接合端面を密着させた後、圧接動作を開始すると、設定された圧接時間に対する圧接量指令値をPI演算部36で比例積分演算し、D/A変換器37を介してインバータ駆動部35に送り、インバータ駆動部35で油圧装置32の油圧モータ40の回転速度をインバータ制御する。このとき緊張シリンダホルダ5に設けた変位センサ11で検出している可動側クランプヘッド4の移動量すなわちレール12aの変位量をA/D変換器38でデジタル信号に変換して圧接時間に対する圧接量指令値にフィードバックする。
【0023】
このようにレール12a,12bに緊張力を付与して接合端面を密着させるとき、あらかじめ定めた初期加圧力により油圧モータ40の回転速度を制御して接合端面を密着することにより、レール12a,12bの接合端面を一定の圧力で密着させることができる。また、圧接動作を開始したとき、あらかじめ定めた圧接時間に対する圧接量指令値により油圧モータ40の回転速度を制御することにより、圧接量を精度良く維持することができる。
【0024】
所定の圧接量まで圧接して圧接作業が終了し、接合部30の温度が所定の温度まで冷却したら、ガス溶接装置33を撤去し、固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4によりレール12a,12bのクランプを解除し、制御装置31との接続を取り外して固定側クランプヘッド3と可動側クランプヘッド4をベースフレーム2から取り外す。その後、緊張シリンダ8のピストンロッド15を後退させ、制御装置31と油圧装置32との接続を解除してベースフレーム2をレール12a,12bから接合作業を終了する。
【0025】
前記説明では緊張器1で接合するレール12a,12bに緊張力を与えた状態でガス圧接する場合について説明したが、接合するレール12a,12bに緊張器1で緊張力を与えながらレール12a,12bの接合端面を、一定間隙をおいて対向させて保持し、この一定間隙をエンクローズ溶接等により接合しても良い。この場合、レール12a,12bに緊張力を付与しながら接合端面を一定間隙で保持するとき、あらかじめ定めた初期加圧力により油圧モータ40の回転速度を制御するとともに緊張シリンダ8に供給する作動油の圧力を初期加圧力にフィードバックすることにより、レール12a,12bの接合端面の間隙を精度良く一定に保持することができ、良質な接合を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、レール緊張器をベースフレームと固定側クランプヘッド及び可動側クランプヘッドの3個のユニットで構成したから、レール緊張器の管理や搬送を容易に行うことができる。
【0027】
また、ベースフレームをレールの上に装着して、このベースフレームの所定の位置に固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドを装着するだけでレール緊張器を組み立てることができるから、レール緊張器の組立作業や撤去作業を短時間で容易に行うことができ、レールの接合能率を大幅に向上することができる。
【0028】
さらに、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドのクランプシリンダを作動させて、接合するレールの腹部を挟み込んでクランプすることにより、確実にクランプ力を得ることができ、レールに緊張力を付与するときや圧接中にクランプジョーとレール間に滑りが生じることを防ぎ、所定のクランプ力を確実に保持することができる。
【0029】
また、接合するレールの接合端面を密着させるとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された初期加圧力によりインバータ制御するとともに緊張シリンダに供給する作動油の圧力を初期加圧力にフィードバックすることにより、接合端面の密着力を精度良く維持することができる。
【0030】
また、接合するレールの接合端面を圧接するとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された圧接時間に対する圧接量指令値によりインバータ制御するとともに緊張シリンダのピストンの変位量を圧接時間に対する圧接量指令値にフィードバックすることにより圧接精度を高め、良質な接合を安定して行うことができる。
【0031】
さらに、接合するレールに緊張力を与えた状態で、レールの接合端面を一定間隙をおいて対向させて保持するとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された初期加圧力によりインバータ制御するとともに緊張シリンダに供給する作動油の圧力を初期加圧力にフィードバックすることにより、レールの接合端面の間隙を高精度に保持することができ、良質な接合を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の緊張器の構成を示す平面図である。
【図2】ベースフレームの構成を示す平面図である。
【図3】緊張シリンダヘッドの構成を示す平面図である。
【図4】緊張シリンダヘッドの構成を示す側面図である。
【図5】固定ブロックの構成図である。
【図6】固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドの構成を示す平面断面図である。
【図7】固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドの側面断面図である。
【図8】クランプジョーの構成を示す断面図である。
【図9】緊張器をセットするときの工程図である。
【図10】緊張器とガス溶接装置の配置を示す平面図である。
【図11】圧接時間に対する圧接量指令値の変化特性図である。
【図12】制御装置と油圧装置の構成を示すブロック図である。
【図13】従来例の構成を示す平面図である。
【図14】従来例の構成を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1;緊張器、2;ベースフレーム、3;固定側クランプヘッド、
4;可動側クランプヘッド、5;緊張シリンダヘッド、6;ロッド、
7;固定ブロック、8;緊張シリンダ、9;シリンダ保持ブロック、
10;可動ブロック,11;変位センサ、12;レール、
13;溝部、14;ロッドホルダ、15;ピストンロッド、
16;可動側圧力伝達板、17;可動クランプヘッドホルダ、
18;固定側圧力伝達板、19;固定クランプヘッドホルダ、
20;レール保持空間、21;クランプシリンダ部、22;保持部、
23;クランプ用ポンプ、26;クランプシリンダ、27;ピストン、
28;クランプジョー、29;歯形、30;接合部、31;制御装置、
32;油圧装置、35;インバータ駆動部、40;油圧モータ、
41;油圧ポンプ、43;圧力センサ。

Claims (5)

  1. ベースフレームと固定側クランプヘッド及び可動側クランプヘッドを有し、
    ベースフレームは、緊張シリンダヘッドと2本のロッド及び固定ブロックを有し、緊張シリンダヘッドは、緊張シリンダとシリンダ保持ブロックと可動ブロック及び変位センサを有し、シリンダ保持ブロックは中央下部にレールを挿入する溝部が設けられ、両側端にロッドを嵌め込んで保持する管状のロッドホルダを有し、緊張シリンダが固定され、可動ブロックは、可動側圧力伝達板と可動クランプヘッドホルダとを有し、可動側圧力伝達板は中央下部にレールを挿入する溝部を有し、緊張シリンダのピストンロッドに連結され、可動クランプヘッドホルダはロッドに対して摺動自在な管状に形成され、可動側圧力伝達板の両端部に固定され、変位センサは、検出端が可動側圧力伝達板に取り付けられて可動ブロックの変位量を検出し、2本のロッドは、一方の端部が可動ブロックの可動クランプヘッドホルダとシリンダ保持ブロックのロッドホルダを貫通してシリンダ保持ブロックに固定され、固定ブロックは、固定側圧力伝達板と固定クランプヘッドホルダとを有し、固定側圧力伝達板は中央下部にレールを挿入する溝部を有し、両端部に固定クランプヘッドホルダが固定され、固定クランプヘッドホルダは管状に形成され、2本のロッドの他方の端部を挿入して固定し、
    固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドは、中央部に設けられたレール保持空間と両端部に設けられた保持部及びレール保持空間の両側に対向して設けられたクランプシリンダ部を有し、固定側クランプヘッドの保持部は固定ブロックの固定クランプヘッドホルダと嵌合する半円筒部を有し、可動側クランプヘッドの保持部は可動ブロックの可動クランプヘッドホルダと嵌合する半円筒部を有し、クランプシリンダ部は、レールの腹部と対向する位置に、レールに沿って複数組のクランプシリンダと、複数組のクランプシリンダのピストン先端部に固定されたクランプジョーを有することを特徴とするレール緊張器。
  2. 請求項1記載のレール緊張器を使用したレールの接合工法であって、
    接合部を挟んだレールの上にベースフレームを装着し、固定クランプヘッドの保持部を固定ブロックの固定クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、可動クランプヘッドの保持部を可動ブロックの可動クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドのクランプシリンダを駆動してピストンの先端部に設けたクランプジョーにより接合するレールの腹部をそれぞれ挟み込んでクランプし、緊張シリンダを作動させて可動側圧力伝達板により可動クランプヘッドを接合部側に移動し、接合するレールに緊張力を与えながらレールの接合端面を所定の加圧力で密着させ、密着させた接合部を加熱しながら緊張シリンダに供給する油圧を制御して圧接を行うことを特徴とするレールの接合工法。
  3. 請求項1記載のレール緊張器を使用したレールの接合工法であって、
    接合部を挟んだレールの上にベースフレームを装着し、固定クランプヘッドの保持部を固定ブロックの固定クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、可動クランプヘッドの保持部を可動ブロックの可動クランプホルダに嵌合させてベースフレームに装着し、固定側クランプヘッドと可動側クランプヘッドのクランプシリンダを駆動してピストンの先端部に設けたクランプジョーにより接合するレールの腹部をそれぞれ挟み込んでクランプし、緊張シリンダを作動させて可動側圧力伝達板により可動クランプヘッドを接合部側に移動し、接合するレールに緊張力を与えた状態で、レールの接合端面を一定間隙をおいて対向させて保持し、レールの接合端面の間隙を連続的に溶接することを特徴とするレールの接合工法。
  4. 請求項2又は3記載のレールの接合工法において、接合するレールに緊張力を与えるとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された初期加圧力によりインバータ制御するとともに緊張シリンダに供給する作動油の圧力を初期加圧力にフィードバックすることを特徴とするレールの接合工法。
  5. 請求項2記載のレールの接合工法において、接合するレールの接合端面を圧接するとき、緊張シリンダに油圧を供給して作動させる油圧装置の油圧モータの回転速度を、あらかじめ設定された圧接時間に対する圧接量指令値によりインバータ制御するとともに緊張シリンダのピストンの変位量を圧接時間に対する圧接量指令値にフィードバックすることを特徴とするレールの接合工法。
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