JP4124114B2 - スタビライザバーの弾性支持装置の組付方法 - Google Patents

スタビライザバーの弾性支持装置の組付方法 Download PDF

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Description

この発明は車両のスタビライザバーをスタビライザバーブッシュの挿通孔に挿通させて弾性支持するスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法に関する。
スタビライザバーは車体の傾きを減らすために取り付けられている捩り剛ばね(トーションバー)で、その両端を左右のサスペンションに取り付け、左右の車輪が異なる動きをするときこれを抑制するように作用する。
例えばコーナを曲がるときサスペンションは遠心力によって外輪側が縮み、内輪側が伸びようとし、結果として車体が遠心力で外側に傾こうとする。
スタビライザバーはこのように左右輪が上下逆相で動くとき(ローリングするとき)捩れを発生させて、その捩れ剛性による抵抗によって左右輪の逆相の動きを抑制し、また捩れにより貯えられた弾性復元力で逆相に動いた左右輪を速やかに元に戻すように働く。
このようにスタビライザバーはロール角を抑える働きを有しており、これにより車両の走行安定性が高められる。
このスタビライザバーを車体側部材に取り付けるに当っては、振動絶縁部材としてのスタビライザバーブッシュを車体側部材とスタビライザバーとの間に介在させ、スタビライザバーを弾性支持するようにしている。
図13はこのスタビライザバーブッシュを含む従来の弾性支持装置の一例を示している。
同図において200は弾性支持装置201の主要素をなすスタビライザバーブッシュで、略全体がゴムにて構成されている。
このスタビライザバーブッシュは挿通孔202を有し、そこにスタビライザバー204を挿通させてこれを弾性支持している。
206はこのスタビライザバーブッシュ200を車体側部材212に取り付けるための取付ブラケットであって、U字形状をなす保持部208と、一対の固定部210とを有しており、それら固定部210において車体側部材212に固定されるようになっている。
保持部208は、各固定部210より車体側部材212から離れる向きに起立する一対の起立壁214と、それらの各端を連結する半円形状の連結部215とを有しており、内側においてスタビライザバーブッシュ200を嵌合状態に保持している。
尚この例の場合、スタビライザバー204は車体側部材212よりも上側に位置しており、従って起立壁214はそれぞれ車体側部材212から上向きに立ち上がっている。
スタビライザバー204が車体側部材212の下側に配置される場合には、これら起立壁214は車体側部材212から下向きに起立する形態となる。
スタビライザバーブッシュ200は、取付ブラケット206における保持部208に対応して断面形状がU字形状をなしており、図14に示しているようにその外周面に沿って係合突条(係合凸部)216がU字形状に設けられており、この係合突条216が、取付ブラケット206の保持部208の内面にU字形状に形成された係合凹溝218に係合している。
尚スタビライザバーブッシュ200は、その外周面から挿通孔202に到る切割222が設けられており、その切割222においてスタビライザバーブッシュ200が、スタビライザバー204に対し挿通孔202の軸心と直角方向に弾性的に嵌められるようになっている。
また断面U字形状をなすスタビライザバーブッシュ200は、取付ブラケット206に対し、固定部210側の開口部220から保持部208内部に挿入されて保持部208により保持される。
ところで、近年スタビライザバー204の車体側部材212からの離隔距離Lが大きく設定されることがあり、この場合スタビライザバーブッシュ200におけるスタビライザバー204と車体側部材212との間の部分を全体的にゴムで構成すると、その部分のゴム肉厚が厚くなり過ぎて、スタビライザバーブッシュ200の支持剛性(ばね剛性)が過小となり、これによってスタビライザバー204の本来の機能が低下してしまう問題を生ずる。
そこでこれを防止するため、図13に示しているようにスタビライザバー204と車体側部材212との間の部分に、詳しくは挿通孔202と車体側部材212への着座面228との間に、硬質且つ剛性の樹脂ブロック224を埋め込むといったことが行われている。
即ちスタビライザバーブッシュ200を、ゴム製のブッシュ本体226と、その全体がブッシュ本体226内部に埋め込まれた樹脂ブロック224とで構成することが行われている。
この場合、樹脂ブロック224の図13中上下寸法を適当に選定することによって、ブッシュ本体226における挿通孔202と着座面228との間のゴム肉厚を適当な厚みに保持することができる。
図13に示すスタビライザバーブッシュ200は、樹脂ブロック224を予め成形しておいて、これをブッシュ本体226の成形型のキャビティ内にセットし、その状態でゴム材料を注入してブッシュ本体226を加硫成形すると同時に樹脂ブロック224を埋込状態に一体化して製造するが、その場合成形の都度、樹脂ブロック224を成形型にセット作業しなければならず、同作業に多大な面倒を伴う問題がある。
またブッシュ本体226の成形に際して、樹脂ブロック224を所定位置に保持拘束しておく必要があることから、成形型の型構造が必然的に複雑となり、また1つの成形型当りの製品取り個数が必然的に少なくなり、このためスタビライザバーブッシュ200の製造コストが高くなってしまう問題が生ずる。
下記特許文献1には、この問題を改善した弾性支持装置が開示されている。
図15はその弾性支持装置におけるスタビライザバーブッシュの具体例を示している。
この例は、樹脂ブロック224に車体側部材212に着座する着座面228を設け、その着座面228が外部に露出する状態で、樹脂ブロック224と挿通孔202を有するブッシュ本体226とを一体化したものである。
この例の場合、樹脂ブロック224を成形型のキャビティ内にセットした状態で、ブッシュ本体226を加硫成形すると同時に樹脂ブロック224を一体化する点で図13及び図14に示すものと同様であるが、ここでは樹脂ブロック224をブッシュ本体226の内部に完全に埋め込んでおらず、樹脂ブロック224の一部を外部に露出させていることから、樹脂ブロック224に連結用凹部232,234を設け、ブッシュ本体226の成形時にブッシュ本体226の側に連結用凸部236,238を同時成形してそれらを連結用凹部232,234に埋め込むようにし、以ってそれら樹脂ブロック224とブッシュ本体226とを連結一体化するようにしている。
この図15に示すスタビライザバーブッシュ240の場合、成形型のキャビティ内において樹脂ブロック224の位置決保持が比較的容易であり、この点で図13及び図14に示すスタビライザバーブッシュ200に比べて改善されているものの、依然としてスタビライザバーブッシュ240の成形の際、具体的にはブッシュ本体226の成形の際、予め成形した樹脂ブロック224をキャビティにセット作業することが必要であり、また樹脂ブロック224の位置決保持のための型構造或いは成形後における製品取出しのための型分解構造が未だ複雑である問題を内在している。
特開平8−244431号公報
本発明のスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、筒形且つゴム製のブッシュ本体と樹脂ブロックとを有するスタビライザバーブッシュを、該樹脂ブロックが該ブッシュ本体と車体側部材との間に位置し且つ該車体側部材に着座する状態に、外側から取付ブラケットにより該車体側部材に取付固定し、該ブッシュ本体の挿通孔に挿通させたスタビライザバーを弾性支持するようになしたスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法であって、前記取付ブラケットは(イ)前記車体側部材に固定される一対の固定部と、(ロ)各固定部より該車体側部材から離れる向きに互いに対向状態で起立する一対の起立壁及びそれら起立壁の端部を連結する湾曲形状の連結部を備えた保持部とを有するものとなして、該保持部における前記固定部側の開口部より、前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとを該保持部内に且つ前記挿通孔の軸心と略直角方向に挿入して該保持部により保持されるようになし、該保持部には挿入方向に延びる形態で係合凹部を設けておくとともに、前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとのそれぞれの外面に、前記取付ブラケット用の係合凸部を前記軸心方向の同一位置に且つ前記挿入方向に延びる形態で設けおき、前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとは、それぞれ別々の別体成形品として構成した上、それらブッシュ本体と樹脂ブロックとの一方に掛止凸部を、他方に掛止凹部をそれぞれ設けておいて、それら掛止凸部と掛止凹部との弾性係合によりそれらブッシュ本体と樹脂ブロックとを組み付けるようになすとともに、前記樹脂ブロックとブッシュ本体とを、前記掛止凸部と掛止凹部との前記弾性係合で予め組み付けておいて、その組付体を前記開口部より前記保持部内に挿入すると同時に、該樹脂ブロックとブッシュ本体の前記係合凸部のそれぞれを前記係合凹部に係合させ、該樹脂ブロックとブッシュ本体とを該取付ブラケットに直接前記軸心方向に位置決状態に固定し、組み付けることを特徴とする。
請求項のものは、請求項1において、前記ブッシュ本体における前記樹脂ブロック側の面であって、少なくとも前記挿通孔の軸心と直角方向の一端部と他端部との間の部分を該樹脂ブロックの側に且つ該挿通孔の周縁に沿って湾曲した凸曲面となす一方、該樹脂ブロックにおける対応する面を該凸曲面に対応した凹曲面となし、それら凸曲面と凹曲面とを嵌合させるように成してあることを特徴とする。
発明の作用・効果
上記のように従来にあっては、樹脂ブロックを予め成形しておいてこれをゴム製のブッシュ本体の成形型にセットし、その状態でブッシュ本体を成形すると同時に樹脂ブロックと一体化していたのに対し、本発明ではスタビライザバーブッシュを樹脂ブロックとゴム製のブッシュ本体とに分けて、それぞれを別々に成形し、それらを外側から取付ブラケットにより車体側部材に取付固定するようになしたものである。
従って本発明によれば、ゴム製のブッシュ本体を加硫成形するに際して、その成形型に樹脂ブロックを位置決状態にセットしておく必要はなく、従ってブッシュ本体の加硫成形に際して樹脂ブロックの面倒なセット作業を不要化でき、また成形型の型構造も単純化することができる。
加えて成形型によるブッシュ本体の成形に際しての取り個数も多くすることができ、これによりスタビライザバーブッシュの製造コストを低減することができる。
ところでこのように樹脂ブロックとブッシュ本体とを別々に成形して、取付ブラケットを介し車体側部材に組み付けるようにすると、車両走行中にスタビライザバーから樹脂ブロックに力が作用したとき、樹脂ブロックが取付ブラケットから外れてしまう恐れが生ずる。
ここにおいて本発明では樹脂ブロックに取付ブラケット用係合凸部を設け、その係合凸部を取付ブラケットに設けてある係合凹部に係合させて、かかる樹脂ブロックを取付ブラケットに直接、位置決状態に組み付けるようになしたもので、本発明によれば、樹脂ブロックとブッシュ本体とを別体成形品として構成したにも拘わらず、その樹脂ブロックが取付ブラケットにより直接に拘束保持されることから、車両走行中にスタビライザバーから樹脂ブロックに力が加わった場合にも、樹脂ブロックが取付ブラケットから外れるのを防止することができる。
また本発明では、取付ブラケットの係合凹部を、ブッシュ本体における挿通孔の軸心と略直角方向に延設し、そして別体となした樹脂ブロックを、その係合凸部と取付ブラケットの係合凹部との係合により取付ブラケットに対し、挿通孔の軸心方向に固定するようになしたもので、このようにすることで、樹脂ブロックが取付ブラケットから挿通孔の軸心方向に外れてしまうのを効果的に防止することができる。
ここで樹脂ブロックの係合凸部は、これを突起状に複数設けてその配列方向を取付ブラケットの係合凹部の延設方向となしておくこともできるが、樹脂ブロックの係合凸部を係合凹部と同方向に延びる形態で設けておくことが望ましい。
このようにすることで、挿通孔の軸心方向における樹脂ブロックと取付ブラケットとの係合力をより強固となすことができる。
更に本発明では、車体側部材から離れる向きに互いに対向状態で起立する一対の起立壁、及びそれらの端部を連結する湾曲形状の連結部を備えた取付ブラケットの保持部に対し、ブッシュ本体と樹脂ブロックとを、連結部とは反対側の開口部を通じて保持部に挿入するようになし、且つ上記係合凹部と係合凸部とを、その挿入方向に延びる形態で設けたもので、このようになしておけば、樹脂ブロックを取付ブラケットの保持部に挿入すると同時にそれら係合凹部と係合凸部とを互いに挿通孔の軸心方向に係合状態となすことができ、取付ブラケットと樹脂ブロックとの組付けを簡単に行うことができる。
本発明では、ブッシュ本体の外面にも係合凸部を上記挿入方向に延びる形態で設けたもので、本発明によれば、ブッシュ本体もまた、取付ブラケットの保持部に挿入すると同時に係合凸部と係合凹部との係合により取付ブラケットに対し挿入方向と直角方向、即ち挿通孔の軸心方向に係合状態とすることができる。
これによりブッシュ本体が取付ブラケットから同方向(挿通孔の軸心方向)に外れるのを良好に防止することができる。
本発明では、それぞれ別体成形品として構成したブッシュ本体と樹脂ブロックとを、それぞれに設けた掛止凸部と掛止凹部とで弾性係合させるようになしており、このようにすることで、ブッシュ本体と樹脂ブロックとを取付ブラケットに挿入して保持させるに際し、予めそれらを互いに組付状態となしておくことができ、従ってブッシュ本体及び樹脂ブロックと取付ブラケットとの組付性を更に良好となすことができる。
ところでブッシュ本体の樹脂ブロック側の面及び対応する樹脂ブロックのブッシュ本体側の面の全体を、挿通孔の軸心と直角方向に直線状に延びる平坦面となしておくと、スタビライザバーが車体側部材に接近する方向に変位したとき、スタビライザバーを挿通させているゴム製のブッシュ本体の挿通孔の直下の部分(スタビライザバーが車体側部材の上側に配置される場合)又は挿通孔の直上の部分(スタビライザバーが車体側部材の下側に配置される場合)が、スタビライザバーと樹脂ブロックとによって強く挟まれた状態となる。
しかもこのスタビライザバーの直下又は直上の部分は、他部よりもゴム肉厚が薄いために、スタビライザバーと樹脂ブロックとの挟圧により同部分が強く圧迫されて、そこに大きな圧縮歪,応力が発生する。
その結果として同部分に亀裂が発生し易く、耐久性が低下する恐れがある。
ここにおいて請求項のものは、ブッシュ本体における樹脂ブロック側の面、即ちブッシュ本体の樹脂ブロック側の下面又は上面を、少なくとも部分的に挿通孔の周縁に沿って湾曲した凸曲面となす一方、樹脂ブロック側の対応する面を、その凸曲面に対応した凹曲面となして、それら凸曲面と凹曲面とを嵌合させるようになしたもので、このようにすれば、スタビライザバーの変位に伴う歪,応力が、スタビライザバーの直下又は直上の部分に集中的に作用しないで挿通孔周りに分散され、挿通孔直下又は真上の部分に大きな局部歪,応力が発生するのを回避することができる。
これにより、その局部的な大きな歪,応力による亀裂発生の問題を解決でき、ブッシュ本体の耐久寿命を効果的に延長せしめることができる。
ここで凸曲面及び凹曲面は、それぞれ挿通孔の軸心を中心とした円弧面と成しておくことができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はフロントサスペンションに取り付けられるスタビライザバーで、両端側の屈曲部12の各端が前輪のサスペンションにそれぞれ固定され、また中央部14が一対の弾性支持装置16により車体側部材(メンバ)18に固定され、その中央部14がそれら一対の弾性支持装置16を介して弾性支持されるようになっている。
尚ここでは屈曲部12の各端は具体的にはロッド20,ストラット22を介して前輪のホイールに固定される。
図1に示すように、この例ではスタビライザバー10が車体側部材18の上側に配置されている。
弾性支持装置16は、図2及び図3に示しているようにそれぞれ別体成形品として構成されたゴム製のブッシュ本体24と、樹脂ブロック26とから成るスタビライザバーブッシュ28及び金属製の取付ブラケット30とを有している。
図3はそれら取付ブラケット30,ブッシュ本体24及び樹脂ブロック26を分解して示している。
図3及び図8に示しているように取付ブラケット30は、U字形状をなす保持部32と、一対の固定部34とを有しており、それら固定部34において車体側部材18にボルト締めされて固定されるようになっている。
保持部32は、一対の固定部34のそれぞれから上向きに、即ち車体側部材18から離れる向きに起立する一対の起立壁36と、それらの上端部を連結する半円形状の連結部38とを有している。
またこの保持部32は図3中左右方向、即ち保持部32の幅方向の中央部の位置に、保持部32の内面に沿って延びるU字形状の係合凹溝40が形成されている。
ゴム製のブッシュ本体24は図2,図4〜図6にも示しているように全体として筒形をなしており、略真中位置に図3中左右方向に貫通する円形の挿通孔42が形成されていて、その挿通孔42にスタビライザバー10、詳しくはその中央部14が挿通されるようになっている。
このブッシュ本体24は図3の左右端、即ち挿通孔42の軸心方向の各端に鍔状部44を有していてそれらの間に嵌合溝46が形成され、その嵌合溝46において、取付ブラケット30の保持部32の内面に嵌合するようになっている(図4,図5参照)。
この嵌合溝46には、図3中左右方向の中央位置即ち挿通孔42の軸心方向の中央位置に、嵌合溝46の溝底面から突出する係合突条45が溝底面に沿ってU字形状に形成されており、この係合突条45が、取付ブラケット30における保持部32の上記U字形状の係合凹溝40に係合するようになっている。
ブッシュ本体24は、この係合突条45と保持部32の係合凹溝40との係合により、更には嵌合溝46の保持部32への嵌合によって、取付ブラケット30に対し図3中左右方向即ち挿通孔42の軸心方向に位置決状態に固定される。
尚、ブッシュ本体24には外周面から挿通孔42に到る切割48が設けられており、この切割48を通じてスタビライザバー10に対し挿通孔42の軸心と直角方向に弾性的に嵌められるようになっている。
ブッシュ本体24は、その下面が平坦面50とされていて、その平坦面50に一対の鉤状をなす掛止爪(掛止凸部)52が挿通孔42の軸心方向に距離を隔てて互いに対向状態で設けられている。
これら掛止爪52は、先端の爪部54を後述する樹脂ブロック26の掛止凹部60に掛止させて、ブッシュ本体24と樹脂ブロック26とを互いに組付状態とするためのものである。
一方樹脂ブロック26は、硬質樹脂(ここではポリアミド66樹脂にガラス繊維を30%含有させたもの)にて、ゴム製のブッシュ本体24とは別体成形品として構成されている。
その形状は、図7にも示しているように平面,側面,正面形状ともに略四角形状をなしている。
但し図3中正面と背面とに凹所56が形成されている。
その底面は平坦な着座面58とされていて、この着座面58において、車体側部材18の上面に着座させられるようになっている。
この樹脂ブロック26には、その上部且つ図3中正面と背面とにおいて掛止凹部60が設けられており、そこに上記ブッシュ本体24における掛止爪52の爪部54が掛止するようになっている。
樹脂ブロック26は、それら掛止凹部60と掛止爪52との弾性的な掛止に基づいてブッシュ本体24に組み付けられる。
樹脂ブロック26には、図3において左右の側面に係合凸部62が図3中上下方向に延びる形態で、即ちブッシュ本体24における挿通孔42の軸心と直角方向に延びる形態で設けられている。
樹脂ブロック26は、その係合凸部62を取付ブラケット30のU字形状の係合凹溝40に係合させることによって、取付ブラケット30に組み付けられる。
詳しくはその係合凸部62と係合凹溝40との係合に基づいて、樹脂ブロック26が取付ブラケット30に対し図3中左右方向即ち挿通孔42の軸心方向に位置決めされ固定される。
ここで係合凸部62は、挿通孔42の軸心方向においてブッシュ本体24の係合突条45と同一位置に設けられている。
図9は本実施形態の弾性支持装置16の組付手順を示している。
図示のようにこの実施形態の弾性支持装置16は、(I)に示しているようにそれぞれ別体に成形したブッシュ本体24と樹脂ブロック26とを、(II)に示しているように掛止爪52と掛止凹部60との掛止に基づいて予め組み付けておき、その状態で取付ブラケット30における保持部32の開口部64から、それら組付体を図9(II)中上向きに押込挿入し、その後取付ブラケット30を一対の固定部34において車体側部材18に固定することで、弾性支持装置16の組付け及び車体側部材18への固定を行う。
このように本実施形態の弾性支持装置16は、スタビライザバーブッシュ28を樹脂ブロック26とゴム製のブッシュ本体24とに分けて、それぞれを別体成形品として別々に構成し、そしてそれらを外側から取付ブラケット30により車体側部材18に固定するようになしたものである。
従って本実施形態によれば、ゴム製のブッシュ本体24を加硫成形するに際して、その成形型に樹脂ブロック26を位置決状態にセットしておく必要はなく、それ故ブッシュ本体24の加硫成形に際しての樹脂ブロック26の面倒なセット作業を不要化でき、また成形型の型構造も単純化することができる。
加えて成形型によるブッシュ本体24の成形に際しての取り個数も多くすることができ、以ってスタビライザバーブッシュ28の製造コストを低減することができる。
また本実施形態では、樹脂ブロック26に係合凸部62を設けてこれを取付ブラケット30の係合凹溝40に係合させ、かかる樹脂ブロック26を直接取付ブラケット30に組み付けるようになしていることから、車両走行中においてスタビライザバー10から樹脂ブロック26に力が加わった場合にも、樹脂ブロック26が取付ブラケット30から外れるのを防止することができる。
また本実施形態では、樹脂ブロック26の係合凸部62と取付ブラケット30の係合凹溝40とを、ブッシュ本体24における挿通孔42の軸心と直角方向に延設して、それらを挿通孔42の軸心方向、つまり樹脂ブロック26が取付ブラケット30から外れ易いスタビライザバー10の延びる方向に係合させていることから、樹脂ブロック26がスタビライザバー10からの力を受けたとしても取付ブラケット30からその軸心方向に外れる或いは抜けるのを良好に防止することができる。
また樹脂ブロック26の係合凸部62は、取付ブラケット30の係合凹溝40の延設方向に一定長さで連続的に形成してあるため、係合凹溝40に対する係合力を強固となすことができる。
本実施形態では、ブッシュ本体24にも取付ブラケット30における係合凹溝40に対応したU字形状の係合突条45が設けてあり、従ってその係合突条45と係合凹溝40との係合により、ブッシュ本体24もまた取付ブラケット30に対し図3中左右方向、即ちスタビライザバー10の軸心方向に強固に固定状態となすことができる。
加えて本実施形態ではブッシュ本体24と樹脂ブロック26とに掛止爪52と掛止凹部60とが設けてあって、それらが互いに組付可能となしてあり、その組付状態で取付ブラケット30にそれらブッシュ本体24及び樹脂ブロック26を組み付けられることから、更に開口部64を通じてそれらブッシュ本体24と樹脂ブロック26との組付体を、保持部32に挿入するだけで組み付けることができることから、組付けに際しての作業性も良好である。
図10は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態は、樹脂ブロック26の凹所56内に柱状部68を設けたもので、このようにしておけば、樹脂ブロック26における支持剛性をより高めることができ、ひいては樹脂ブロック26における上下方向即ち支持方向のへたりによる寸法変化を効果的に抑制することができる。
図11は本発明の更に他の実施形態を示している。
この実施形態は、ブッシュ本体24の下面を左右の端部、つまり挿通孔42の軸心と直角方向の一端部と他端部とを除いてほぼ全体的に挿通孔42の周縁に沿って樹脂ブロック26側に湾曲する凸曲面70となす一方、樹脂ブロック26の対応する面をその凸曲面70に対応した凹曲面72となし、それら凸曲面70と凹曲面72とを互いに嵌合させる状態にブッシュ本体24と樹脂ブロック26とを組み合わせるようになした例である。
ここで凸曲面70及び凹曲面72は、それぞれ挿通孔42の軸心を中心とし且つ挿通孔42の円周と同心円の一部をなす円弧面となしてある。
これにより、スタビライザバー10の変位に伴う歪,応力がスタビライザバー10の直下の部分(図12(B)のCの部分)に集中的に作用しないで、挿通孔42周り(図12(A)のBの部分)に分散され、挿通孔42の直下の部分に大きな局部歪,応力が発生するのを回避することができる。
尚図12(B)に示すものにおいて、ブッシュ本体24の下面を単に樹脂ブロック26側に突出させて、その突出部分の面を凸曲面70となしただけであると、上下方向のばね定数が低くなってしまう。
そこで図12(A)に示すもの即ち図11の実施形態では、ブッシュ本体24の図中左右方向の両端部の位置を図中上方に変更して、所要の上下方向のばね剛性を確保するようにしている。
即ちブッシュ本体24の下面を下向きの凸曲面70とすることによって、上下方向の所要のばね剛性を確保しつつ耐久性を向上させることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明はスタビライザバー10が車体側部材18の下側に配置される場合においても適用可能なものであるし、また本発明はスタビライザバーブッシュ28におけるブッシュ本体24及び樹脂ブロック26を上例以外の他の様々な形態で構成することが可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である弾性支持装置を周辺部材とともに示す図である。 図1における弾性支持装置を組付状態で示す図である。 同実施形態の弾性支持装置を各部材に分解して示す図である。 (A):同実施形態の弾性支持装置を組付状態で示す一部切欠正面図である。(B):(A)におけるB−B断面図である。(C):(A)におけるC−C断面図である。 同実施形態の弾性支持装置を組付状態でスタビライザバーとともに示す断面図である。 同実施形態におけるブッシュ本体単体の図である。 同実施形態における樹脂ブロック単体の図である。 同実施形態における取付ブラケット単体の図である。 同実施形態の弾性支持装置の組付手順の説明図である。 本発明の他の実施形態の要部を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 図11に示す実施形態の利点を比較例との比較で示す説明図である。 従来の弾性支持装置の一例を示す断面図である。 図13におけるスタビライザバーブッシュを取付ブラケットと分解して示す図である。 従来の弾性支持装置におけるスタビライザバーブッシュの図13及び図14とは異なる例を示す図である。
符号の説明
10 スタビライザバー
16 弾性支持装置
18 車体側部材
24 ブッシュ本体
26 樹脂ブロック
28 スタビライザバーブッシュ
30 取付ブラケット
32 保持部
34 固定部
36 起立壁
38 連結部
40 係合凹溝
42 挿通孔
45 係合突条
52 掛止爪(掛止凸部)
60 掛止凹部
62 係合凸部
64 開口部
70 凹曲面
72 凸曲面

Claims (2)

  1. 筒形且つゴム製のブッシュ本体と樹脂ブロックとを有するスタビライザバーブッシュを、該樹脂ブロックが該ブッシュ本体と車体側部材との間に位置し且つ該車体側部材に着座する状態に、外側から取付ブラケットにより該車体側部材に取付固定し、該ブッシュ本体の挿通孔に挿通させたスタビライザバーを弾性支持するようになしたスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法であって、
    前記取付ブラケットは(イ)前記車体側部材に固定される一対の固定部と、(ロ)各固定部より該車体側部材から離れる向きに互いに対向状態で起立する一対の起立壁及びそれら起立壁の端部を連結する湾曲形状の連結部を備えた保持部とを有するものとなして、該保持部における前記固定部側の開口部より、前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとを該保持部内に且つ前記挿通孔の軸心と略直角方向に挿入して該保持部により保持されるようになし、
    該保持部には挿入方向に延びる形態で係合凹部を設けておくとともに、
    前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとのそれぞれの外面に、前記取付ブラケット用の係合凸部を前記軸心方向の同一位置に且つ前記挿入方向に延びる形態で設けおき、
    前記ブッシュ本体と樹脂ブロックとは、それぞれ別々の別体成形品として構成した上、それらブッシュ本体と樹脂ブロックとの一方に掛止凸部を、他方に掛止凹部をそれぞれ設けておいて、それら掛止凸部と掛止凹部との弾性係合によりそれらブッシュ本体と樹脂ブロックとを組み付けるようになすとともに、
    前記樹脂ブロックとブッシュ本体とを、前記掛止凸部と掛止凹部との前記弾性係合で予め組み付けておいて、その組付体を前記開口部より前記保持部内に挿入すると同時に、該樹脂ブロックとブッシュ本体の前記係合凸部のそれぞれを前記係合凹部に係合させ、該樹脂ブロックとブッシュ本体とを該取付ブラケットに直接前記軸心方向に位置決状態に固定し、組み付けることを特徴とするスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法。
  2. 請求項1において、前記ブッシュ本体における前記樹脂ブロック側の面であって、少なくとも前記挿通孔の軸心と直角方向の一端部と他端部との間の部分を該樹脂ブロックの側に且つ該挿通孔の周縁に沿って湾曲した凸曲面となす一方、該樹脂ブロックにおける対応する面を該凸曲面に対応した凹曲面となし、それら凸曲面と凹曲面とを嵌合させるように成してあることを特徴とするスタビライザバーの弾性支持装置の組付方法
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