JP4122965B2 - 変速機用入力軸及び変速機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフォークリフトの手動変速機に用いられる変速機用入力軸、及び、同変速機用入力軸を備えた変速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、手動式変速機には、クラッチディスクに連結されるインプットシャフト(副入力軸)を、複数のスピードギヤが設けられた筒状シャフト(入力軸)で一体回転可能かつ引込可能に支持するものがある(例えば、特許文献1参照。)。これは、クラッチディスク及びクラッチカバーの交換を、原動機から変速機を取り外すことなく行うことができるようにするためである。
【0003】
クラッチディスクを交換するときには、クラッチハウジングに設けられたカバーを開き、インプットシャフトを筒状シャフトの内部に押し込むことでクラッチディスクとの連結を解除する。そして、インプットシャフトから外れたクラッチディスク及びクラッチカバーを交換した後、インプットシャフトを筒状シャフトから引き出して新しいクラッチディスクに連結させる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−65166号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記筒状シャフトは、複数のスピードギヤが一体に設けられるとともに、2つのギヤ部を有するリバース用アイドルギヤを支持しているため、外径に対する中心軸線の長さの比が大きくなっている。このような筒状シャフトは、スプライン軸であるインプットシャフトを支持するスプライン孔を機械加工によって貫通させる必要がある。これは、外径に対する長さの比がある程度以上大きくなると、鍛造による加工が困難となるためである。このため、素材から無駄に切り落とす部分が多くなり、使用する素材の量が多くなるため、材料費が高くなる。
【0006】
また、スプライン孔が筒状シャフトを貫通しているため、インプットシャフトがスプライン孔に必要以上に引き込まれ、容易に引き出せなくなることがある。これを防ぐために、スプライン孔を塞ぐプラグとインプットシャフトとの間に、インプットシャフトの引き込みを制限するスペーサを設けるものがある(特許文献1の図1参照。)。また、インプットシャフトの端部に、プラグ側に延びるストッパ部を設けたものがある(特許文献1の図2参照。)。このため、部品点数及び組立工数が多くなり、また、副入力軸の慣性モーメントが大きくなって変速機の性能や耐久性の低下を招く虞がある。
【0007】
さらに、変速機のオイルが、インプットシャフトとの隙間からスプライン孔を通って外部に漏れないようにするためにも、プラグを必要としている。このため、その分だけ部品点数及び組立工数が多くなる。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その第1の目的は、クラッチに連結される副入力軸を一体回転可能かつ引込可能に支持する変速機用入力軸であって、製造時に素材から無駄に切り落とす量をより少なくすることができる変速機用入力軸を提供することにある。
【0009】
また、第2の目的は、上記第1の目的に加えて、別部品を用いることなく、また、入力軸全体の慣性モーメントを増大させることなく、副入力軸の引き込みを制限することができる変速機用入力軸を提供することにある。
【0010】
また、第3の目的は、上記第1の目的に加えて、別部品を用いることなく、変速機内からのオイルの漏れを防ぐことができる変速機用入力軸を提供することにある。
【0011】
また、第4の目的は、上記第1の目的から第3の目的を達成することができる変速機用入力軸を備えた変速機を提供することにある
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記第1〜3の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数のスピードギヤ部が一体に形成されるとともに、クラッチに連結される副入力軸を一体回転可能に支持し、その内部に設けられた引込部に前記副入力軸を引込可能な変速機用入力軸であって、入力軸がその中心軸線方向に分割された複数の軸形成部材からなり、複数の前記軸形成部材は、複数の前記スピードギヤ部をそれぞれ1つずつ含むように分割され、前記引込部は、一方の端部に開口する穴状に形成され、該引込部の底部が、複数の前記軸形成部材のうち前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する軸形成部材の前記スピードギヤ部と、該端部に位置する軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する軸形成部材の前記スピードギヤ部との間に位置するよう形成され、前記副入力軸の引き込み側端部が前記引込部の底部に当接することにより該副入力軸における前記クラッチと連結される側の端部分の一部が前記入力軸の外側に出たままの状態で該副入力軸のそれ以上の引き込みを規制するよう構成されている。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、外径に対する長さの比が入力軸よりも小さい軸形成部材をそれぞれ鍛造によって形成することができるので、複数のスピードギヤ部が一体に形成されるとともに副入力軸を引き込む引込部を備えた一体型の入力軸では困難な鍛造による製造が可能となる。このため、素材から無駄に切り落とす部分が少なくなり、より少ない素材から製造することができる。
【0015】
また、複数のスピードギヤ部を含む軸形成部材を鍛造する場合と異なり、1つのスピードギヤ部のみを基準にして鍛造することができるので、入力軸の中心軸線の曲がりや、スピードギヤ部と軸部との中心ずれ等が抑制され、加工精度が向上する。
【0017】
また、引込部に一体に設けられた規制部が、引込部内への副入力軸の引き込みを所定位置で規制する。このため、中心軸線方向に貫通孔を設けた筒状の入力軸と異なり、副入力軸の引き込み過ぎを防止するための別部材を設ける必要がないので、部品点数及び組立工数を削減することができる。また、副入力軸の引き込み過ぎを防止するために、副入力軸に延長部を設ける必要がなく、入力軸全体の慣性モーメントが減少するので、変速機の変速性能及び耐久性が向上する。
【0019】
また、中心軸線方向の貫通孔を設けた筒状の入力軸と異なり、変速機の作動油が貫通孔から外部に漏れないので、貫通孔を塞ぐための部材を設ける必要がない。従って、部品点数及び組立工数が減少する。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力軸は、前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する第1軸形成部材と、該第1軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する第2軸形成部材とからなり、前記引込部は、前記第2軸形成部材の内部にその軸方向に沿って設けられ該第2軸形成部材における前記第1軸形成部材側の端部に貫通する貫通孔と、前記第1軸形成部材における前記第2軸形成部材側に開口する凹部とが連なって穴状に形成され、前記引込部の底部が該凹部の底面である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力軸は、前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する第1軸形成部材と、該第1軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する第2軸形成部材とからなり、前記引込部は、前記第2軸形成部材の内部に前記第1軸形成部材側に貫通しない穴状に形成されている。
上記第4の目的を達成するため、請求項に記載の発明は、複数のスピードギヤ部を有する入力軸と、この入力軸に一体回転可能かつ引込可能に支持され、クラッチに連結される副入力軸とを備えた変速機である。前記入力軸は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の変速機用入力軸である。
【0021】
請求項に記載の発明によれば、入力軸が、請求項1〜請求項のいずれかに記載の作用をなす
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、フォークリフト用の手動変速機に具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0029】
図3に示すように、本実施形態の変速機10は、フォークリフト用の手動式変速機であって、クラッチ11を収容するクラッチハウジング12と連結されるギヤハウジング13を備えている。
【0030】
クラッチ11は、フライホイール14、クラッチディスク15、プレッシャープレート16、ダイアフラムスプリング17、クラッチカバー18、レリーズベアリング19等からなる公知の構成である。
【0031】
クラッチハウジング12には、外部からクラッチ11を保守点検するための蓋12aが設けられている。これにより、変速機10及びクラッチ11をエンジンから分離することなく、クラッチディスク15及びクラッチカバー18等の交換を行うことができるようになっている。
【0032】
変速機10は2段変速型であって、平行に、かつ、互いに異なる位置に配置された入力軸20、カウンタ軸21及び出力軸22を備えている。なお、図3において、入力軸20、カウンタ軸21及び出力軸22は、同一平面上に配置されたように描かれているが、実際には、各軸の回転軸線方向視で、各軸は、三角形の各頂点に位置するように配置されている。
【0033】
入力軸20には、第1スピードギヤ部23及び第2スピードギヤ部24が一体に設けられている。第1スピードギヤ部23はローギヤであり、第2スピードギヤ部24はハイギヤである。
【0034】
また、入力軸20には、一体回転する副入力軸25と、相対回転するリバース用アイドルギヤ26とが支持されている。
副入力軸25は、図2に示すように、その軸線方向の大部分を占めるスプライン軸部25aと、残りの部分を占める支持部25bとからなる。
【0035】
スプライン軸部25aは、入力軸20に対して一体回転可能かつ軸線方向に相対移動可能に支持されるために設けられるとともに、支持部25b側の端部がクラッチディスク15の中心孔にスプライン嵌合する。
【0036】
支持部25bは、プレッシャープレート16に対し相対回転可能に支持される。
クラッチディスク15にスプライン嵌合した副入力軸25は、図示しないスナップリングによってその位置に保持される。
【0037】
リバース用アイドルギヤ26は、図2に示すように、第1ギヤ部26a及び第2ギヤ部26bを備え、入力軸20に対して相対回転可能に支持されている。
図3に示すように、カウンタ軸21には、ローギヤ27、ハイギヤ28、フォワードギヤ29及びリバースギヤ30がそれぞれ相対回転可能に支持されている。
【0038】
ローギヤ27は第1スピードギヤ部23と噛み合わされ、ハイギヤ28は第2スピードギヤ部24と噛み合わされている。
リバースギヤ30は、リバース用アイドルギヤ26の第1ギヤ部26aに噛み合わされている。
【0039】
また、カウンタ軸21には、第1シンクロ機構31及び第2シンクロ機構32が支持されている。
第1シンクロ機構31は、ローギヤ27とハイギヤ28との間に設けられ、ローギヤ27又はハイギヤ28をカウンタ軸21に連結又は連結解除する。
【0040】
第2シンクロ機構32は、フォワードギヤ29とリバースギヤ30との間に設けられ、フォワードギヤ29又はリバースギヤ30をカウンタ軸21に連結又は連結解除する。
【0041】
出力軸22には、ドリブンギヤ33が一体回転可能に支持されている。
ドリブンギヤ33には、フォワードギヤ29と、リバース用アイドルギヤ26の第2ギヤ部26bとが共に噛み合わされている。
【0042】
このように構成された変速機10において1速を設定するには、第1シンクロ機構31によってローギヤ27をカウンタ軸21に連結し、第2シンクロ機構32によってフォワードギヤ29をカウンタ軸21に連結する。すると、入力軸20から、第1スピードギヤ部23、ローギヤ27、カウンタ軸21、フォワードギヤ29及びドリブンギヤ33を経て出力軸22に至る伝達経路が形成される。そして、この伝達経路を通じて入力軸20の回転が低い回転比で出力軸22から出力される。
【0043】
また、2速を設定するには、第1シンクロ機構31によってハイギヤ28をカウンタ軸21に連結し、第2シンクロ機構32によってフォワードギヤ29をカウンタ軸21に連結する。すると、入力軸20から、第2スピードギヤ部24、ハイギヤ28、カウンタ軸21、フォワードギヤ29及びドリブンギヤ33を経て出力軸22に至る伝達経路が形成される。そして、この伝達経路を通じて入力軸20の回転が高い回転比で出力軸22から出力される。
【0044】
また、後退を設定するには、第1シンクロ機構31によってローギヤ27をカウンタ軸21に連結し、第2シンクロ機構32によってリバースギヤ30をカウンタ軸21に連結する。すると、入力軸20から、第1スピードギヤ部23、ローギヤ27、カウンタ軸21、リバースギヤ30、リバース用アイドルギヤ26及びドリブンギヤ33を経て出力軸22に至る伝達経路が形成される。そして、この伝達経路を通じて入力軸20の回転が反転して出力軸22から出力される。
【0045】
次に、入力軸20について詳述する。
図1及び図2に示すように、入力軸20は、その中心軸線方向に分割された第1軸形成部材40と第2軸形成部材41とからなる。第1軸形成部材40は第1スピードギヤ部23を含み、第2軸形成部材41は第2スピードギヤ部24を含むように分割されている。また、第1軸形成部材40は、第1シンクロ機構31を支持する軸部位の大部分を形成し、第2軸形成部材41は、リバース用アイドルギヤ26を支持する軸部位を形成する。
【0046】
入力軸20は、副入力軸25を一体回転可能かつ相対移動可能に支持する連結孔部42と、この連結孔部42に支持された副入力軸25をその内部に引き込むための引込部43とを備えている。
【0047】
連結孔部42はスプライン孔であって、副入力軸25の4分の1程度の長さを有し、入力軸20の一端側に設けられている。この連結孔部42は、第2軸形成部材41に形成されている。そして、連結孔部42は、副入力軸25のスプライン軸部25aとスプライン結合する。
【0048】
引込部43は、連結孔部42の最大径よりも大径の穴であって、副入力軸25の2分の1程度の長さを有し、連結孔部42の奥側端部から、第1スピードギヤ部23と第2スピードギヤ部24との中間までの範囲に設けられている。引込部43は、連結孔部42に連続するように第2軸形成部材41に形成された貫通孔部41aと、第1軸形成部材40に形成された凹部40aとによって形成される。そして、引込部43は、連結孔部42に支持された副入力軸25を入力軸20の内部に引き込み可能となっている。このとき、引込部43は、図2に示すように、副入力軸25の端部を、その底部43a(規制部)の底面に当接させることでそれ以上の引き込みを規制し、スプライン軸部25aの一部と、支持部25bとが入力軸20の外側に出たままとなるようにする。
【0049】
また、入力軸20には、連結孔部42と反対側に開口する肉抜部44が設けられている。肉抜部44は、引込部43の底部43aの底面に近い位置までの深さに形成されている。この肉抜部44は、第2軸形成部材41に形成されている。
【0050】
次に、入力軸の製造方法について述べる。
先ず、図4に示す第1軸形成部材40及び第2軸形成部材41の素材である円柱素材45,46をそれぞれ鍛造して、図5に示す半製品47,48を製造する。なお、円柱素材45,46は、第1スピードギヤ部23又は第2スピードギヤ部24を形成するための環状の凸条部45a,46aを有する。
【0051】
この工程では、半製品47に、第1軸形成部材40における凹部40aと肉抜部44とを鍛造によって形成する。一方、半製品48には、第2軸形成部材41における貫通孔部41aと、連結孔部42を形成するための小径孔部49とを鍛造によって形成する。
【0052】
また、この工程では、各凸条部45a,46aを鍛造して、第1スピードギヤ部23及び第2スピードギヤ部24に近い形状の凸条部47a,48aを形成する。
【0053】
次に、図6に示すように、両半製品47,48を、その中心軸線方向に溶接して一体化する。両半製品47,48の溶接は、摩擦圧接又は電子ビーム溶接によって行う。
【0054】
最後に、溶接された半製品47の凸条部47aに歯切りして第1スピードギヤ部23を形成する。また、半製品48の凸条部48aに歯切りして第2スピードギヤ部24を形成し、小径孔部49にスプライン加工して連結孔部42を形成する。
【0055】
以上の工程によって、入力軸20を製造する。
次に、以上のように構成された本実施形態の作用について説明する。
クラッチ11の保守・点検や、クラッチディスク15、クラッチカバー18等の交換を行うときには、クラッチ11及び変速機10をエンジンから取り外さず、そのままで行う。
【0056】
先ず、クラッチハウジング12の蓋12aを開けてクラッチ11を露出させ、スナップリングを取り外した副入力軸25を入力軸20の引込部43に押し込んで、クラッチ11との連結を解除する。この状態で、クラッチディスク15及びクラッチカバー18をフライホイール14から取り外すことができる。
【0057】
ここで、入力軸20の引込部43に押し込まれた副入力軸25は、その端部が引込部43の底部43a(底面)に当接してそれ以上の引き込みが規制され、図2に示すように、スプライン軸部25aの一部と、支持部25bとが入力軸20の外側に出たままとなる。従って、クラッチディスク15及びクラッチカバー18等の交換後、クラッチ11側から副入力軸25を掴んで入力軸20の引込部43から引き出し、再びクラッチ11に連結することができる。
【0058】
また、入力軸20は、肉抜部44と引込部43とが隔絶されていることから、変速機10内の作動油が引込部43を通ってクラッチ11側に流出することはない。
【0059】
次に、以上詳述した本実施形態が有する効果を列記する。
(1) クラッチ11に連結される副入力軸25を一体回転可能かつ引込可能に支持する入力軸20を、その中心軸線方向に分割された第1軸形成部材40及び第2軸形成部材41とから構成した。
【0060】
このため、副入力軸25を引き込む引込部43を、第2軸形成部材41に鍛造で形成した貫通孔部41aと、第1軸形成部材40に鍛造で形成した凹部40aとによって形成することができる。
【0061】
従って、特許文献1に記載された筒状シャフトと異なり、引込部を機械加工によって形成する必要がないので、素材から切り落とす部分が少なくなる。その結果、より少ない量の素材から形成することができ、材料費を低減することができる。
【0062】
(2) 入力軸20を、第1スピードギヤ部23を含む第1軸形成部材40と、第2スピードギヤ部24を含む第2軸形成部材41とから構成した。このため、第1スピードギヤ部23及び第2スピードギヤ部24を共に含む軸形成部材と、ギヤ部のない軸形成部材とに分割した場合と異なり、第1スピードギヤ部23又は第2スピードギヤ部24のみを基準として各軸形成部材40,41の鍛造を行うことができる。
【0063】
従って、入力軸20の中心軸線の曲がりや、各スピードギヤ部23,24と軸部との中心ずれが抑制され、加工精度が向上する。
(3) 副入力軸25を引き込むために設けられた穴状の引込部43が、副入力軸25の端部をその底部43a(底面)に当接させてそれ以上の引き込みを規制する。
【0064】
このため、特許文献1の図1及び図2に記載されるような貫通孔を設けた筒状シャフトと異なり、副入力軸25の引き込み過ぎを防止するための別部材(スペーサ、プラグ)を設ける必要がないので、部品点数及び組立工数を削減することができる。また、副入力軸25の引き込み過ぎを防止するために、副入力軸25に延長部を設ける必要がなく、入力軸20及び副入力軸25全体の慣性モーメントが減少するので、変速機10の変速性能及び耐久性が向上する。
【0065】
(4) 穴状に形成された引込部43が、変速機10からの油漏れを防止する。このため、特許文献1の図1及び図2に記載されたような貫通孔を設けた筒状シャフトと異なり、油漏れを防止するためのプラグを設ける必要がないので、その分だけ部品点数及び組立工数が減少する。
【0066】
(5) 入力軸20の中心軸線方向に分割された第1軸形成部材40と第2軸形成部材41とを、副入力軸25を引き込む引込部43が形成されるようにそれぞれ鍛造で形成する。そして、この両軸形成部材40,41を接合して入力軸20を製造する。
【0067】
このため、入力軸20全体における軸径に対する長さの比に対し、第2軸形成部材41の同比が小さくなるので、その中心軸線方向に貫通する穴を鍛造によって形成することができる。そして、第1軸形成部材40に形成した凹部40aと、第2軸形成部材41に形成した貫通孔部41aとによって、深い穴からなる引込部43を入力軸20に形成することができる。従って、素材から切り落とす部分が減少し、材料費が減少する。
【0068】
(6) 入力軸20を、第1スピードギヤ部23を含む第1軸形成部材40と、第2スピードギヤ部24を含む第2軸形成部材41とに分割して製造する。
このため、各軸形成部材40,41を、スピードギヤ部23,24を形成するためにその外周面に設けた凸条部を治具等に固定して鍛造することができる。従って、入力軸20の中心軸線の曲がりや、各スピードギヤ部23,24と軸部との中心ずれが抑制され、加工精度が向上する。
【0069】
(7) 第1軸形成部材40と第2軸形成部材41とを、摩擦圧接又は電子ビム溶接によって接合して入力軸20とした。このため、両軸形成部材40,41の接合部分に、嵌合、圧入等の機械的な接合を行うための接合部を設ける必要がない。従って、接合部分の外径が大きくならないので、変速機10内部の他の部位との干渉が発生し難い。
【0070】
次に、上記一実施形態以外の実施形態を列記する。
○ 前記一実施形態で、次のように入力軸20を製造してもよい。図7に示すように、鍛造した半製品47の凸条部47aに歯切りして第1スピードギヤ部23を形成し、第1軸形成部材40を完成する。同様に、半製品48の凸条部48aに歯切りしてスピードギヤ部24を形成するとともに、小径孔部49にスプライン加工して連結孔部42を形成し、第2軸形成部材41を完成する。次に、この両軸形成部材40,41を摩擦圧接又は電子ビーム溶接によって接合し、入力軸20とする。このような構成によっても、前記一実施形態の(1)〜(6)に記載の各効果がある。
【0071】
○ 前記一実施形態で、図8に示すように、第1軸形成部材40の端部に形成した接合用のスプライン軸部50と、第2軸形成部材41の端部に形成した接合用のスプライン孔部51をスプライン嵌合させることで、第1軸形成部材40と第2軸形成部材41とを接合してもよい。このような構成の場合には、前記一実施形態の(1)〜(4)に記載の各効果がある。
【0072】
○ 前記一実施形態で、図9に示すように、第1軸形成部材40の端部に接合用の嵌合軸部52を設け、第2軸形成部材41の端部に接合用の嵌合筒部53を設ける。そして、嵌合軸部52と嵌合筒部53とを、圧入、圧入接着、焼き嵌め、焼き嵌め接着、冷やし嵌め、又は、冷やし嵌め接着することで第1軸形成部材40と第2軸形成部材41とを接合してもよい。このような構成の場合には、前記一実施形態の(1)〜(4)に記載の各効果がある。
【0073】
○ 前記一実施形態で、図10に示すように、規制部として第1軸形成部材40に形成する凹部40aの中心部に貫通孔を形成する。この凹部40aは、貫通穴の周縁に副入力軸25の端部を当接させてその引き込みを規制する。変速機10からの作動油の漏れは、肉抜部44を塞ぐプラグ54によって防止する。このような構成の場合には、前記一実施形態の(1)〜(3),(5),(6)に記載の各効果がある。
【0074】
○ 前記一実施形態で、引込部を、穴状の引込部43に代えて、図11に示すように、入力軸20をその中心軸線方向に貫通する引込孔55とする。そして、特許文献1の図1に記載のスペーサ及びプラグ、又は、特許文献1の図2に記載の延長部及びプラグ56を設けた構成とする。このような構成の場合には、前記一実施形態の(1),(2),(5),(6)に記載の各効果がある。
【0075】
○ 前記一実施形態で、入力軸20を、図12に示すように、第1スピードギヤ部23及び第2スピードギヤ部24を含む第1軸形成部材57と、ギヤ部を含まない第2軸形成部材58とに分割する。このような構成の場合には、前記一実施形態の(1),(5)に記載の各効果がある。
【0076】
○ 前記一実施形態で、第1軸形成部材40に肉抜部44のみを形成して凹部40aを形成せず、第2軸形成部材41に、第1軸形成部材40側に貫通しない穴状の引込部を形成する。すなわち、第2軸形成部材41のみで引込部43を形成してもよい。
【0077】
○ 前記一実施形態で、入力軸は、3つ以上のスピードギヤ部を備えたものであってもよい。この場合、入力軸を、例えば、それぞれ1つずつのスピードギヤ部を含む3つの軸形成部材に分割してもよい。また、1つのスピードギヤ部を含む軸形成部材と、2つのスピードギヤ部を含む軸形成部材との2つに分割してもよい。
【0078】
○ 入力軸20を、その中心軸線方向に分割せず、例えば鍛造によって一体のままで製造する。このとき、副入力軸25を引き込む引込部を穴状に形成し、その底部(規制部)によって副入力軸25の引き込みを規制するとともに、作動油の流入を防止する。このような構成によれば、特許文献1に記載された入力軸と異なり、スペーサやストッパ部を設ける必要がないので、部品点数及び組立工数が少なくなる。また、副入力軸の慣性モーメントが大きくならず、変速機の性能や耐久性の低下を招かない。さらに、プラグを設ける必要がないので、その分の部品点数及び組立工数が少なくなる。…(技術的思想の(4))
○ 本発明を実施する変速機は、入力軸と出力軸とが同一軸線に配置された手動変速機でもよい。
【0079】
○ 本発明を実施する変速機は、2軸又は3軸平行軸式に限らず、遊星ギヤ式であってもよい。
○ 本発明を実施する変速機は、フォークリフト用に限らず、その他、ショベルローダ、トーイングトラクタ等の産業車両用であってもよい。
【0080】
○ 本発明を実施する変速機は、産業車両用に限らず、乗用車両用であってもよい。
以下、前記各実施形態から把握される技術的思想を列記する。
【0081】
(1) 前記変速機用入力軸は、産業車両用手動変速機に用いられる。
(2) 上記技術思想(1)に記載の変速機用入力軸において、前記産業車両はフォークリフトである変速機用入力軸。
【0082】
(3) 前記変速機を備えた産業車両。
(4) 複数のスピードギヤ部が一体に形成されるとともに、クラッチに連結される副入力軸を一体回転可能に支持し、その内部に設けられた引込部に前記副入力軸を引込可能な変速機用入力軸であって、前記引込部内には、前記副入力軸の引き込みを規制する規制部(引込部の底部)が一体に形成されている変速機用入力軸。このような構成によれば、副入力軸の引き込みを規制する部品が不要となり、部品点数及び組立工数が少なくなる。
【0083】
(5) 上記技術的思想の(4)に記載の変速機用入力軸において、複数の前記スピードギヤ部をそれぞれ1つずつ含むように入力軸の中心軸線方向に分割された複数の軸形成部材からなる変速機用入力軸。このような構成によれば、各軸形成部材を鍛造によって加工精度良く製造することができる。
【0084】
(6) 上記技術的思想の(5)に記載の変速機用入力軸において、複数の前記軸形成部材は、前記規制部が設けられた第1軸形成部材と、前記副入力軸を挿通させる貫通孔部を備えた第2軸形成部材とからなる変速機用入力軸。
【0085】
(7) 上記技術的思想の(5)に記載の変速機用入力軸において、複数の前記軸形成部材は、第1軸形成部材と第2軸形成部材とからなり、前記規制部は、第1軸形成部材と第2軸形成部材とによって形成される変速機用入力軸。
【0086】
(8) 上記技術的思想の(4)〜(7)のいずれか一項に記載の変速機用入力軸において、前記引込部は、一方の端部に開口する穴状に形成され、前記規制部は、前記引込部の底部である変速機用入力軸。このような構成によれば、変速機内の作動油が引込部内に流入しないので、特許文献1の図1又は図2に記載の入力軸における堤部(プラグ)が不要となり、部品点数及び組立工数が少なくなる。
【0087】
【発明の効果】
請求項に記載の発明によれば、入力軸がその中心軸線方向に分割された複数の軸形成部材から構成されるので、製造時に素材から切り落とす量をより少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の変速機用入力軸を示す縦断面図。
【図2】 同じく副入力軸を支持した入力軸を示す縦断面図。
【図3】 変速機及びクラッチを示す概略縦断面図。
【図4】 第1軸形成部材及び第2軸形成部材の素材を示す縦断面図。
【図5】 第1軸形成部材及び第2軸形成部材の半製品を示す縦断面図。
【図6】 接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【図7】 他の実施形態における第1及び第2軸形成部材の半製品を示す縦断面図。
【図8】 同じく接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【図9】 同じく接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【図10】 同じく接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【図11】 同じく接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【図12】 同じく接合された第1軸形成部材及び第2軸形成部材を示す縦断面図。
【符号の説明】
10…変速機、11…クラッチ、20…入力軸、23…第1スピードギヤ部、24…第2スピードギヤ部、25…副入力軸、40…第1軸形成部材、40a…凹部、41…第2軸形成部材、41a…貫通孔部、43…引込部、43a…規制部としての底部。

Claims (4)

  1. 複数のスピードギヤ部が一体に形成されるとともに、クラッチに連結される副入力軸を一体回転可能に支持し、その内部に設けられた引込部に前記副入力軸を引込可能な変速機用入力軸であって、
    入力軸がその中心軸線方向に分割された複数の軸形成部材からなり、複数の前記軸形成部材は、複数の前記スピードギヤ部をそれぞれ1つずつ含むように分割され、前記引込部は、一方の端部に開口する穴状に形成され、該引込部の底部が、複数の前記軸形成部材のうち前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する軸形成部材の前記スピードギヤ部と、該端部に位置する軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する軸形成部材の前記スピードギヤ部との間に位置するよう形成され、前記副入力軸の引き込み側端部が前記引込部の底部に当接することにより該副入力軸における前記クラッチと連結される側の端部分の一部が前記入力軸の外側に出たままの状態で該副入力軸のそれ以上の引き込みを規制するよう構成されている変速機用入力軸。
  2. 前記入力軸は、前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する第1軸形成部材と、該第1軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する第2軸形成部材とからなり、前記引込部は、前記第2軸形成部材の内部にその軸方向に沿って設けられ該第2軸形成部材における前記第1軸形成部材側の端部に貫通する貫通孔と、前記第1軸形成部材における前記第2軸形成部材側に開口する凹部とが連なって穴状に形成され、前記引込部の底部が該凹部の底面である請求項1に記載の変速機用入力軸。
  3. 前記入力軸は、前記クラッチ側とは反対側の端部に位置する第1軸形成部材と、該第1軸形成部材の前記クラッチ側に隣接する第2軸形成部材とからなり、前記引込部は、前記第2軸形成部材の内部に前記第1軸形成部材側に貫通しない穴状に形成されている請求項1に記載の変速機用入力軸。
  4. 複数のスピードギヤ部を有する入力軸と、
    この入力軸に一体回転可能かつ引込可能に支持され、クラッチに連結される副入力軸とを備えた変速機において、
    前記入力軸は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の変速機用入力軸である変速機。
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