JP4121015B2 - フィルム供給装置、ptpシートの製造装置、及びフィルム供給方法 - Google Patents

フィルム供給装置、ptpシートの製造装置、及びフィルム供給方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムを連続供給可能なフィルム供給装置、及び、該フィルム供給装置を備えたPTPシートの製造装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、PTPシート(ブリスターシート)は、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部を備えた包装用フィルムと、ポケット部を塞ぐようにして包装用フィルムに取着されたアルミニウム製のカバーフィルムとを有している。そして、各ポケット部には錠剤等が収容されている。
【0003】
このようなPTPシートは専用の製造装置にて製造されるのであるが、帯状の包装用フィルムに対し、ポケット部の成形、錠剤等の収容、カバーフィルムの貼着、シートの打ち抜き等の各種工程が順次なされていく。したがって、このような製造装置の最上流側では、帯状の包装用フィルムを連続して供給する機構が要求される。
【0004】
製造装置の最上流側では、帯状の包装用フィルムがロール状に巻回されており、その繰出端側は、フィルム供給部を経て、加熱手段とポケット成形手段とからなるポケット部形成装置に案内されるようになっている。
【0005】
具体的に製造装置のこの部分は、図7(a)に示すように、ロールフィルム91,93と、自動フィルム継ぎ装置110と、繰出モータ111と、加熱手段120と、ポケット成形手段130と、段差ローラ140とを備える構成とされている。なおここで、自動フィルム継ぎ装置110、繰出モータ111、及び段差ローラ140が、上述のフィルム供給部に該当する。
【0006】
このような構成のフィルム供給部では、図7(a)に示すように、一方のロールフィルム91から繰出モータ111によってフィルム92を繰り出して、当該フィルム92を加熱手段120及びポケット成形手段130へと案内する。そして、図7(b)に示すように一方のロールフィルム91がなくなると、自動フィルム継ぎ装置110により、一方のロールフィルム91から繰り出されたフィルム92の終端(記号Eで示した部分)と、他方のロールフィルム93から繰り出されたフィルム94の始端(記号Sで示した部分)とを、粘着テープなどを用いて接続する。
【0007】
ただし、自動フィルム継ぎ装置110によるフィルム92,94の接続には、例えば数十秒といった時間を要する。したがって、図7(b)の状態にあっては、繰出モータ111を停止させることにより、記号Pで示すフィルム92の繰出動作を停止させる。このとき、加熱手段120及びポケット成形手段130、その他製造装置の下流側へのフィルム92の供給、すなわち記号Qで示す供給動作を停止させないための機構が、段差ローラ140である。
【0008】
段差ローラ140は、上下方向に離間配置される複数のローラ141,142を備えている。詳しくは、相対的に上方に位置する3つの固定ローラ141と、相対的に下方に位置する2つの移動ローラ142とを具備してなる。固定ローラ141は所定位置に固定的に支持されており、一方、移動ローラ142は、上下方向に移動可能に支持され、下方へ付勢されている。フィルム92は、このような固定ローラ141と移動ローラ142とに交互に掛け渡されて移送される。
【0009】
そして、通常時は、図7(a)に示すように、固定ローラ141と移動ローラ142とが上下方向に離れて配置されるため、この段差ローラ140に、フィルム92とフィルム94とが接続されるまでに要する時間だけ記号Qで示す供給動作が続行可能となるように、フィルム92が蓄えられている。このときは、繰出モータ111によるフィルム繰出量と下流側へのフィルム供給量とが同じになるように、移動ローラ142が上下方向において所定範囲にくるように制御される。具体的には、移動ローラ142がセンサ143,144で規定される上下位置に収まるように、繰出モータ111が制御される。
【0010】
一方、フィルムの接続時には、図7(b)に示すように、センサ143,144に基づく繰出モータ111の制御を止めて、繰出モータ111を停止させる。これにより、フィルム繰出量は「0」となるが、下流側へのフィルム供給量に変化はないため、移動ローラ142は上方へ移動し、段差ローラ140に蓄えられたフィルム92によって下流側への供給が賄われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような段差ローラ140を用いた制御を行うと、当該段差ローラ140の構成上フィルム供給部が大型化してしまい、結果的に、製造装置を大型化させてしまうことになる。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、段差ローラを用いることなくフィルムの連続供給を可能にし、装置の小型化を図ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した目的を達成しうる特徴的手段について以下に説明する。また、各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記載する。
【0014】
手段1.熱可塑性樹脂材料からなる包装用フィルムを部分的に加熱する加熱手段及び当該加熱手段の加熱により柔軟になった包装用フィルムに関し、ポケット部を形成するポケット成形手段を備えるポケット部形成装置と、
前記ポケット部に錠剤を充填する錠剤投入装置と、
加熱ロール及びフィルム受けロールを有し、前記錠剤充填後、前記包装用フィルムに対し、加熱・押圧により、カバーフィルムを貼着しPTPフィルムを形成する貼着手段と、
前記PTPフィルムをPTPシート単位に打抜くシート打抜装置と、
ロール状に巻回されたロールフィルムから、帯状の包装用フィルムを連続して前記ポケット部形成装置の方へ供給するフィルム供給装置とを備えたPTPシートの製造装置であって、
前記フィルム供給装置は、
複数のロールフィルムと、
ロールフィルムからフィルムを繰出す繰出ローラと、
前記ロールフィルムからのフィルム繰出量を制御する制御手段と、
前記ロールフィルムが費消されると、当該ロールフィルムの終端と別のロールフィルムの始端とを接続する接続手段とを備え
前記制御手段は、前記接続手段によるフィルム接続期間に、前記フィルム繰出量を「0」とする接続モードで動作するよう構成されており、
前記フィルム接続期間にも前記フィルムの供給が可能となるように、前記接続手段の下流側に生成されるフィルム弛み部分を収納する収納手段を備え
前記制御手段による前記フィルム繰出量の制御によって、前記収納手段に収納される前記フィルム弛み部分の分量を調節可能に構成され、
前記制御手段は、前記収納手段に収納される前記フィルム弛み部分の分量を維持するように前記フィルム繰出量を制御する通常モードで動作可能に構成され、
前記ロールフィルムの残量を検知する残量検知手段を備え、
前記制御手段は、前記残量検知手段に基づく前記ロールフィルムの残量が所定量となった場合に、前記通常モードから、前記フィルム繰出量を増加させて、前記フィルム接続期間に前記フィルムの供給が可能となる分量の前記フィルム弛み部分を生成する蓄積モードへ移行し、前記フィルムの供給が可能となる分量の前記フィルム弛み部分が生成されると、前記通常モードへ再び移行し、前記フィルム接続期間が終了すると、前記接続モードから前記通常モードへ移行するよう構成されており、
また、前記フィルム弛み部分の鉛直方向に垂れ下がった最下部の位置を検知する位置検知手段を備え、前記制御手段は、前記蓄積モードへ移行する直前の前記通常モードにおいては、前記位置検知手段に基づいて、前記フィルム弛み具合を判断し、当該フィルム弛み部分の弛み具合に基づいて、前記フィルム繰出量を制御するよう構成されており、
さらに、前記繰出ローラの回転数を検知するセンサを備え、前記制御手段は、前記蓄積モードから移行した直後の前記通常モードにおいては、前記センサに基づき繰出ローラの回転数から前記フィルム繰出量を制御するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0015】
手段1では、接続手段によって、ロールフィルムが費消されると、当該ロールフィルムの終端と別のロールフィルムの始端とが接続される。このフィルム接続期間には、制御手段が、フィルム繰出量を「0」とする接続モードで動作する。
【0016】
ここで特に、手段1によれば、収納手段が、フィルム接続期間にもフィルムの供給が可能となるように、フィルム弛み部分を収納するようになっている。
【0017】
つまり、従来のような段差ローラを用いる代わりに、フィルムを弛ませ、弛ませたフィルムを収納手段に収納するようにしたのである。フィルム弛み部分はフィルムの材質によっては幾重にも重なるように収納することもでき、収納手段がコンパクトになるため、フィルム供給装置の小型化が図られる。
【0020】
収納手段から下流側へのフィルムの供給量は、下流側の工程で制御される。したがって、手段に示すように、制御手段によるフィルム繰出量の制御によって、収納手段に収納されるフィルム弛み部分の分量を調節可能に構成することが考えられる。これによって、フィルム接続期間におけるフィルムの適切な供給が可能となる。
【0022】
また、制御手段が、収納手段に収納されるフィルム弛み部分の分量を維持する通常モードで動作可能となっているため、収納手段に適当な分量のフィルム弛み部分を収納した状態で、フィルムを供給することができる。
【0024】
また、制御手段が、所定タイミングを判断すると、フィルム繰出量を増加させて、フィルム弛み部分を生成する蓄積モードへ移行する。ここで生成されるフィルム弛み部分は、フィルムの接続期間にフィルムの供給を可能とする分量となっている。
【0025】
このような構成の前提にあるのは、少なくともロールフィルムが費消される前に、フィルムの供給を可能とする分量のフィルム弛み部分が収納手段に収納されればよく、常にそれだけの分量のフィルム弛み部分を収納手段に収納しておく必要はないという思想である。
【0026】
この点、従来の段差ローラによる構成では、常に、フィルム接続期間におけるフィルムの供給を可能とするように、段差ローラに所定量のフィルムが蓄えられている。言い換えれば、所定量のフィルムを蓄えた状態で常にフィルム繰出量を制御している。そのため、フィルムの蓄積量を適切に把握する必要があり、フィルム繰出量の制御のために複雑な構成が必要になる。
【0027】
これに対し、手段によれば、所定タイミングを判断してはじめて、供給に十分なフィルム弛み部分を生成するため、フィルム繰出量の制御のために複雑な構成が不要になり、フィルム供給装置の小型化を図ることができる。
【0029】
また、残量検知手段がロールフィルムの残量を検知し、制御手段は、残量検知手段に基づいて、上述した所定タイミングを判断するようになっている。したがって、ロールフィルムが費消される前に、フィルムの供給を可能とする分量のフィルム弛み部分を収納手段に確実に収納することができる。
【0031】
残量検知手段は、ロールフィルムの残量自体を常に把握可能な構成としてもよいが、その場合には構成が複雑になるおそれがある。この点、手段によれば、残量検知手段がロールフィルムの残量が所定量となったことを判断するように構成されているため、その構成は比較的簡単になる。例えば、一般的なセンサを用いて構成することもできる。
【0033】
上述したように、収納手段にはフィルムの供給を可能とする分量のフィルム弛み部分が収納されればよく、生成されるフィルム弛み部分が過剰となれば、収納手段の大型化を招来する。この点、手段によれば、フィルムの供給を可能とする分量のフィルム弛み部分が生成されると、通常モードへ移行、すなわち収納手段に収納されるフィルム弛み部分の分量を維持するような制御へ移行するため、フィルム弛み部分が過剰とならず、収納手段をコンパクトに構成することができる。その結果、フィルム供給装置のさらなる小型化が図られる。
【0035】
上述したように、制御手段によって、通常モード→蓄積モード→通常モードという制御を行うことが考えられる。
【0036】
このとき、蓄積モードへ移行する直前の通常モードでは、収納手段に収納されるフィルム弛み部分は、僅かな分量としておけばよい。つまり、瞬間的にフィルム繰出量がフィルム供給量を下回ることがあっても、フィルム供給量に影響を与えないだけのフィルム弛み部分を収納しておけばよいのである。
【0037】
したがって、手段に示すように、蓄積モードへ移行する直前の通常モードでは、フィルム弛み部分の弛み具合に基づいて、フィルム繰出量を制御する構成とすることが考えられる。これによって、収納手段に収納されるフィルム弛み部分の分量を適切に維持することができ、安定したフィルムの供給が可能になる。
【0039】
また、位置検知手段がフィルム弛み部分の最下部の位置を検知し、制御手段は、位置検知手段に基づいて、弛み具合を判断する。これによって、フィルムの弛み具合を適切に判断することができ、安定したフィルムの供給が可能になる。
【0041】
制御手段によって、通常モード→蓄積モード→通常モードという制御を行うことを前提とした場合、蓄積モードから移行した直後の通常モードでは、フィルム接続期間にフィルムの供給を可能とする分量のフィルム弛み部分が収納手段に収納されている。したがって、手段に示すように、制御手段を、繰出ローラの回転数を検知するセンサに基づき繰出ローラの回転数からフィルム繰出量を制御するよう構成することが考えられる。
【0044】
また手段に示すように、フィルム供給装置をPTPシートの製造装置に適用することにより、PTPシートの製造装置の小型化を図ることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すように、シートとしてのPTPシート(ブリスターシート)1は、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたアルミニウム製のカバーフィルム4とを有している。各ポケット部2には錠剤5が1つずつ収容されている。そして、このようなPTPシート1は、専用のPTP包装機10(PTPシートの製造装置)にて製造される。
【0058】
そこで次に、PTPシート1を製造するためのPTP包装機10の概略について、図3に基づき説明する。
【0059】
帯状の包装用フィルム3は、最上流側においてロール状に巻回されている。包装用フィルム3は、上述したようにPP等の比較的硬質で所定の剛性を有する合成樹脂によって構成され(PVC等の他の熱可塑性樹脂材料により構成してもよい)、透明又は半透明を呈している。
【0060】
ロール状に巻回された包装用フィルム3は、間欠的に移送されるようになっており、包装用フィルム3の移送経路に沿って、加熱手段12とポケット成形手段13とが順に並設されている。これら加熱手段12及びポケット成形手段13によって、ポケット部形成装置14が構成されている。そして、加熱手段12によって包装用フィルム3が部分的に加熱されて、該包装用フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット成形手段13によって包装用フィルム3にポケット部2が成形される。なお、このポケット部2の成形は、包装用フィルム3の移送動作間のインターバルの際に行われる。
【0061】
ポケット部2が形成された包装用フィルム3の移送経路に沿って、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する錠剤投入装置16、異物混入の有無等を検査する検査装置17、加熱ロール19による加熱・押圧により、カバーフィルム4を貼着するフィルム受けロール18が配設されている。
【0062】
また、フィルム受けロール18の下流ではPTPフィルム6移送経路に沿って、異物混入の有無等を検査する検査装置21が配設されている。この検査装置21は、上述の検査装置17とは反対側の面からの検査を行うものである。
【0063】
検査装置21の下流ではPTPフィルム6の移送経路に沿って、スリットを形成するスリット成形装置22、ロットナンバー等の識別情報を示す刻印を付す刻印装置23及びPTPフィルム6をPTPシート1単位に打抜くシート打抜装置24が順に配設されている。シート打抜装置24は、固定型31及び可動型32により、PTPシート1の打抜きを行う。シート打抜装置24の下側には、落下するPTPシート1を貯留するための完成品用ホッパ25が設けられている。
【0064】
PTP包装機10の概略は以上のとおりであるが、上述した各種工程が適切に実行されるように、PTP包装機10の最上流側では、帯状の包装用フィルム3を連続して供給する機構が要求される。これが、図3中に破線で示したフィルム供給装置50である。
【0065】
以下においては、フィルム供給装置50について、より具体的に説明する。
【0066】
図4に示すように、フィルム供給装置50は、ロールフィルム71,73と、自動フィルム継ぎ装置51と、繰出ローラ52と、繰出モータ53と、収納ボックス54と、制御装置61とを備えている。
【0067】
ロールフィルム71,73は、上述した帯状の包装用フィルム3がロール状に巻回されたものである。本実施の形態では、2つのロールフィルム71,73を備えている。なお、3つ以上のロールフィルムを備える構成としてもよい。また、説明の便宜上、適宜、一方のロールフィルム71から繰り出される帯状の包装用フィルム3をフィルム72と記述し、他方のロールフィルム73から繰り出される帯状の包装用フィルム3をフィルム74と記述する。
【0068】
自動フィルム継ぎ装置51は、一方のロールフィルム71が費消されると、当該ロールフィルム71のフィルム72の終端と、他方のロールフィルム73から繰り出されたフィルム74の始端とを接続する機能を有している。
【0069】
繰出ローラ52は、繰出モータ53によって駆動される。この繰出ローラ52は、押圧ローラ57とで包装用フィルム3を挟み込むことにより、ロールフィルム71,73のいずれかから包装用フィルム3を繰り出す。
【0070】
繰出ローラ52の下流側にはフィルム弛み部分75が生成されるが、このフィルム弛み部分75を収納するのが、収納ボックス54である。
【0071】
制御装置61は、繰出モータ53を制御することにより、包装用フィルム3のフィルム繰出量を制御する。この制御装置61は、CPU、RAM、ROM62、I/Oなどを備えたいわゆるコンピュータシステムとして構成されており、ROM62に記憶されたプログラムに基づいて動作する。
【0072】
ここで自動フィルム継ぎ装置51の構成・機能を簡単に説明する。
【0073】
自動フィルム継ぎ装置51は、図5に示すように、突き合わせ機構200と、カッタ機構210と、保持機構220と、テープ接着機構230と、費消検出機構240とを備えている。
【0074】
突き合わせ機構200は、包装用フィルム3の移送経路の下側に移送方向に隔てて設けられるガイドレール(不図示)により、フィルム移送方向に往復動可能に支持された一対の可動台201a,201bと、可動台201a,201bにそれぞれ取り付けられた可動プッシャ202a,202bと、各可動台201a,201bよりフィルム移送方向に突出するように延び、フィルム幅方向に対向する一対のラック203a,203bと、ラック203a,203bと噛み合うピニオン204と、ピニオン204を往復回動させる往復回動装置205とを備えている。
【0075】
カッタ機構210は、各可動台201a,201bの対向する内壁に固定され、フィルム幅方向に長いカッタ台211a,211bと、フィルムの幅方向に移動可能に支持された可動フレーム212と、可動フレーム212を移動させるためのシリンダ213と、可動フレーム212に取り付けられたカッタ刃214a,214bとを備えている。カッタ刃214a,214bは、その外側面をカッタ台211a,211bの内側面と接触させた状態で、可動フレーム212と共にフィルム幅方向に移動可能になっている。
【0076】
保持機構220は、固定台221及び固定プッシャ222を備えており、一方のロールフィルム71の使用中に、他方のロールフィルム73から繰り出されたフィルム74を、その始端(記号Sで示した部分)がカッタ台211aよりも下流側に僅かに突出した状態で、固定できるようになっている。
【0077】
テープ接着機構230は、シリンダ231と、シリンダ231のピストンロッドに取り付けられたチャック232と、カッタ233と、粘着テープ234とを備えている。粘着テープ234は、チャック232とフィルム幅方向において対向するように配置されている。そして、チャック232は、シリンダ231の駆動により、フィルム幅方向に移動し、粘着テープ234を引き出せる構成となっている。また、カッタ233は、チャック232により引き出された粘着テープ234を切断可能となっている。
【0078】
費消検出機構240は、終端検知センサ241を備え、最初に使用されるロールフィルム71より繰り出されるフィルム72の終端(記号Eで示した部分)の通過を検知できるようになっている。
【0079】
このように構成された自動フィルム継ぎ装置51では、まず、一方のロールフィルム71から繰り出されたフィルム72を使用中、他方のロールフィルム73からフィルム74を繰り出して、フィルム74の始端がカッタ台211aよりも下流側に僅かに突出した状態で、保持機構220の固定台221及び固定プッシャ222により固定しておく。
【0080】
そして、費消検出機構240の終端検知センサ241によって、使用中のロールフィルム71から繰り出されたフィルム72の終端が検出されると、上述した制御装置61は、繰出モータ53を制御してフィルム72をさらに移送し、フィルム72の終端がカッタ台211bよりも上流側に僅かに突出した状態で、繰出モータ53を停止させる。このときのフィルム72の移送制御は、繰出ローラ52の軸に取り付けられたパルス円板58の回転を検知するセンサ59に基づいてなされる。
【0081】
そして、この状態で、突き合わせ機構200の可動プッシャ202a,202bを可動させ、可動台201a,201bに押しつけて、フィルム72,74を固定する。
【0082】
続いて、カッタ機構210の可動フレーム212がシリンダ213の駆動により、フィルム幅方向に移動させられる。これにより、カッタ刃214a,214bとカッタ台211a,211bとによって、フィルム72の終端及びフィルム74の始端が平行に切断される。
【0083】
フィルム72,74が切断されると、可動フレーム212を元の位置に戻し、フィルム突き合わせ機構200の往復回動装置205を動作させる。これによって、ピニオン204が回転し、ラック203a,203bを介して、可動台201a,201bが互いに近接する方向に移動する。この可動台201a,201bの移動は、カッタ台211a,211bの内側面が当接するまで行われる。その結果、フィルム72の終端とフィルム74の始端とが同一位置に揃えられる。
【0084】
続けて、テープ接着機構230により、フィルム72の終端とフィルム74の始端とが、粘着テープ234によって貼り付けられる。具体的には、シリンダ231を動作させ、チャック232により粘着テープ234を引き出す。そして、図示しない押圧部材により、上方より押圧して両フィルム72、74の切断端縁に粘着テープ234を貼り付け、カッタ233で粘着テープ234を切断する。
【0085】
以上の如く自動フィルム継ぎ装置51によって、ロールフィルム71が費消されると、ロールフィルム71の終端とロールフィルム73の始端とが接続されて包装用フィルム3が連続的に繰り出されることになる。
【0086】
ただし、自動フィルム継ぎ装置51によるフィルム接続期間には、上述したように制御装置61によって繰出モータ53が停止させられる。そこで、このフィルム接続期間に包装用フィルム3の供給を可能にするため、収納ボックス54が繰出ローラ52の下流側でフィルム弛み部分75を収納する構成となっている。
【0087】
そこで次に、フィルム弛み部分75に関する制御について、図4及び図6に基づき説明する。なお、ここでは制御内容を、▲1▼通常供給制御、▲2▼フィルム蓄積制御、▲3▼蓄積供給制御、及び▲4▼フィルム接続制御とに分けて説明する。
【0088】
▲1▼通常供給制御
通常供給制御では、収納ボックス54は、僅かな分量のフィルム弛み部分75を収納する。ここでいう僅かな分量は、瞬間的にフィルム繰出量がフィルム供給量を下回っても、包装用フィルム3の供給に影響を与えない程度の分量を意味する。
【0089】
このとき制御装置61は、図4中に示したセンサ55,56で規定される上下範囲に、フィルム弛み部分75の最下部(記号Lで示した部分)が入るように、繰出モータ53を制御する。例えば、図4中に破線で示すように、フィルム弛み部分75の最下部が、センサ56で規定される上限位置を上回れば、フィルム繰出量を増加させる。逆に、フィルム弛み部分75の最下部が、センサ55で規定される下限位置を下回れば、フィルム繰出量を減少させる。これによって、制御装置61は、収納ボックス54に収納されるフィルム弛み部分75の分量を維持する。
【0090】
▲2▼フィルム蓄積制御
上述した通常供給制御の途中で、ロールフィルム71の残量が所定量となると、フィルム蓄積制御へ移行する。ロールフィルム71の残量が所定量となったか否かは、ロールフィルム71の一方の端部に設けられた光センサ76によって判断される。ロールフィルム71の他方の端部には、光センサ76に対向する位置に図示しない光源が配置されている。これによって、ロールフィルム71の半径距離が一定値まで減少したことを、すなわちロールフィルム71の残量が所定量となったことを、光センサ76が検知する。
【0091】
フィルム蓄積制御へ移行すると、制御装置61は、繰出モータ53を制御することにより、繰出ローラ52を高速回転させる。これによって、フィルム繰出量がフィルム供給量を大きく上回り、フィルム弛み部分75が生成されて収納ボックス54に収納されていく。制御装置61は、センサ59に基づき、予め分かっている数十秒といったフィルム接続期間にフィルムの供給が可能となる分量のフィルム弛み部分75を生成する。この様子を示すのが、図6(a)である。
【0092】
▲3▼蓄積供給制御
上述したフィルム蓄積制御によってフィルムの供給が可能となる分量のフィルム弛み部分75が生成されると、蓄積供給制御に移行する。
【0093】
この蓄積供給制御では、制御装置61は、収納ボックス54に収納されたフィルム弛み部分75の分量を維持するように、繰出モータ53を制御して、フィルム繰出量を制御する。具体的には、図示しない検出機構にて検出されるフィルム供給量に基づいて、繰出モータ53を制御する。このフィルム供給量は、フィルム弛み部分75から、加熱手段12及びポケット成形手段13などを含む下流側へ供給されるフィルムの量である。このとき、制御装置61は、センサ59に基づき、繰出ローラ52の回転数からフィルム繰出量を判断する。
【0094】
▲4▼フィルム接続制御
上述した蓄積供給制御の途中で、図5で説明した費消検出機構240の終端検知センサ241によって、使用中のロールフィルム71から繰り出されたフィルム72の終端が検出されると、フィルム接続制御に移行する。
【0095】
フィルム接続制御では、制御装置61は、繰出モータ53を停止させる。これによって、フィルム繰出量が「0」となる。
【0096】
このとき、図6(b)に示すように、自動フィルム継ぎ装置51では、上述したように、フィルム72の終端(記号Eで示した部分)とフィルム74の始端(記号Sで示した部分)とが接続される。
【0097】
そして、このフィルム接続期間においては、収納ボックス54に収納されたフィルム弛み部分75によって、加熱手段12及びポケット成形手段13を含む下流側へのフィルムの供給が賄われる。
【0098】
以上説明した制御内容によって、フィルム接続期間においても、フィルムの供給が可能になる。
【0099】
なおここで、本実施の形態と、「課題を解決するための手段」の欄との対応関係を説明する。
【0100】
本実施の形態におけるフィルム供給装置50が「フィルム供給装置」に相当し、PTP包装機10が「PTPシートの製造装置」に相当し、また、制御装置61に記憶されたプログラム62が「プログラム」に相当する。
【0101】
そして、ロールフィルム71,73が「ロールフィルム」に相当し、制御装置61が「制御手段」に相当し、自動フィルム継ぎ装置51が「接続手段」に相当し、収納ボックス54が「収納手段」に相当する。また、光センサ76が「残量検知手段」に相当し、センサ56,57が「位置検知手段」に相当する。
【0102】
なお、本実施の形態でいうところの▲1▼通常供給制御及び▲3▼蓄積供給制御が、制御手段による「通常モード」での制御に相当し、▲2▼フィルム蓄積制御が「蓄積モード」での制御に相当し、▲4▼フィルム接続制御が「接続モード」での制御に相当する。詳しくは、▲1▼通常供給制御が「蓄積モードへ移行する直前の通常モード」での制御に対応し、▲3▼蓄積供給制御が「蓄積モードから移行した直後の通常モード」での制御に対応する。
【0103】
また、▲1▼通常供給制御が「通常供給工程」に、▲2▼フィルム蓄積制御が「フィルム蓄積工程」に、▲3▼蓄積供給制御が「蓄積供給工程」に、▲4▼フィルム接続制御が「フィルム接続工程」にそれぞれ対応する。
【0104】
次に、本実施形態のフィルム供給装置50の発揮する効果を説明する。
【0105】
本実施の形態では、フィルム接続期間にも包装用フィルム3の供給が可能となるように、収納ボックス54が、生成されるフィルム弛み部分75を収納するようになっている(図4参照)。このように包装用フィルム3の供給にフィルム弛み部分75を用いれば、これを収納する収納ボックス54もコンパクトになるため、フィルム供給装置50の小型化が図られる。
【0106】
また、本実施の形態では、制御装置61は、ロールフィルム71の残量が所定量になったことを光センサ76に基づいて判断し、繰出ローラ52を高速回転させ、フィルム接続期間に包装用フィルム3の供給が可能となる分量のフィルム弛み部分75を生成するようになっている(図6(a)参照)。つまり、包装用フィルム3の供給を可能にする分量のフィルム弛み部分75を、収納ボックス54に常に収納しているわけではない。したがって、フィルム繰出量の制御のための複雑な構成が不要になり、フィルム供給装置50の小型化を図ることができる。
【0107】
そして、上記▲1▼の通常供給制御においては、センサ55,56に基づく簡便で確実なフィルム繰出量の制御が可能になり、安定したフィルムの供給が可能になる(図4参照)。
【0108】
さらにまた、本実施の形態では、包装用フィルム3の供給を可能とする分量のフィルム弛み部分75が生成されると、上記▲3▼の蓄積供給制御へ移行するようになっている。これによって、フィルム弛み部分75が過剰に生成されることがなく、収納ボックス54をコンパクトに構成することができる。その結果、フィルム供給装置50のさらなる小型化が図られる。
【0109】
なお、上述した実施の形態の記載内容に限定されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0110】
(a)上記実施の形態では、▲1▼の通常供給制御において、制御装置61は、センサ55,56で規定される上下範囲に、フィルム弛み部分75の最下部(図4中に記号Lで示した部分)が入るように、フィルム繰出量を制御している。
【0111】
しかし、フィルム弛み部分75の分量を適切に維持できればよく、例えば▲3▼の蓄積供給制御で説明したように、センサ59に基づく繰出ローラ52の回転数からフィルム繰出量を把握して制御してもよい。
【0112】
ただし、センサ59に基づく繰出ローラ52の回転数から把握されるフィルム繰出量には誤差分が含まれる。したがって、安定した包装用フィルム3の供給を行うためには、上記実施の形態のように、フィルム弛み部分75の弛み具合を直接的に把握する手法が望ましい。
【0113】
(b)一方、上記▲3▼の蓄積供給制御では、フィルム弛み部分75の分量が多くなることから、センサ55,56に基づく制御をしていない。
【0114】
しかし、上記▲3▼の蓄積供給制御は、▲4▼のフィルム接続制御へ移行するまでの短時間の制御であるため、センサ59に基づく誤差分を含む制御であっても問題はない。
【0115】
(c)上記実施の形態では、PTP包装機10に適用したものであったが、帯状のフィルムを連続して供給する他の装置に適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はPTPシートを示す斜視図であり、(b)はPTPフィルムを示す斜視図である。
【図2】PTPシートを示す部分拡大断面図である。
【図3】PTP包装機の概略構成を説明するための模式図である。
【図4】フィルム供給装置を説明するための模式図である。
【図5】自動フィルム継ぎ装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】フィルム供給装置を説明するための模式図である。
【図7】従来のフィルム供給機構を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1…PTPシート、3…包装用フィルム、10…PTPシートの製造装置としてのPTP包装機、12…加熱手段、13…ポケット成形手段、14…ポケット部形成装置、50…フィルム供給装置、51…接続手段としての自動フィルム継ぎ装置、52…繰出ローラ、53…繰出モータ、54…収納手段としての収納ボックス、55,56…位置検知手段としてのセンサ、57…押圧ローラ、59…センサ、61…制御手段としての制御装置、62…ROM、71,73…ロールフィルム、72,74…フィルム、75…フィルム弛み部分、76…残量検知手段としての光センサ、91,93…ロールフィルム、92,94…フィルム、110…自動フィルム継ぎ装置、111…繰出モータ、120…加熱手段、130…ポケット成形手段、140…段差ローラ、141…固定ローラ、142…移動ローラ、143,144…センサ。

Claims (1)

  1. 熱可塑性樹脂材料からなる包装用フィルムを部分的に加熱する加熱手段及び当該加熱手段の加熱により柔軟になった包装用フィルムに関し、ポケット部を形成するポケット成形手段を備えるポケット部形成装置と、
    前記ポケット部に錠剤を充填する錠剤投入装置と、
    加熱ロール及びフィルム受けロールを有し、前記錠剤充填後、前記包装用フィルムに対し、加熱・押圧により、カバーフィルムを貼着しPTPフィルムを形成する貼着手段と、
    前記PTPフィルムをPTPシート単位に打抜くシート打抜装置と、
    ロール状に巻回されたロールフィルムから、帯状の包装用フィルムを連続して前記ポケット部形成装置の方へ供給するフィルム供給装置とを備えたPTPシートの製造装置であって、
    前記フィルム供給装置は、
    複数のロールフィルムと、
    ロールフィルムからフィルムを繰出す繰出ローラと、
    前記ロールフィルムからのフィルム繰出量を制御する制御手段と、
    前記ロールフィルムが費消されると、当該ロールフィルムの終端と別のロールフィルムの始端とを接続する接続手段とを備え、
    前記制御手段は、前記接続手段によるフィルム接続期間に、前記フィルム繰出量を「0」とする接続モードで動作するよう構成されており、
    前記フィルム接続期間にも前記フィルムの供給が可能となるように、前記接続手段の下流側に生成されるフィルム弛み部分を収納する収納手段を備え、
    前記制御手段による前記フィルム繰出量の制御によって、前記収納手段に収納される前記フィルム弛み部分の分量を調節可能に構成され、
    前記制御手段は、前記収納手段に収納される前記フィルム弛み部分の分量を維持するように前記フィルム繰出量を制御する通常モードで動作可能に構成され、
    前記ロールフィルムの残量を検知する残量検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記残量検知手段に基づく前記ロールフィルムの残量が所定量となった場合に、前記通常モードから、前記フィルム繰出量を増加させて、前記フィルム接続期間に前記フィルムの供給が可能となる分量の前記フィルム弛み部分を生成する蓄積モードへ移行し、前記フィルムの供給が可能となる分量の前記フィルム弛み部分が生成されると、前記通常モードへ再び移行し、前記フィルム接続期間が終了すると、前記接続モードから前記通常モードへ移行するよう構成されており、
    また、前記フィルム弛み部分の鉛直方向に垂れ下がった最下部の位置を検知する位置検知手段を備え、前記制御手段は、前記蓄積モードへ移行する直前の前記通常モードにおいては、前記位置検知手段に基づいて、前記フィルム弛み具合を判断し、当該フィルム弛み部分の弛み具合に基づいて、前記フィルム繰出量を制御するよう構成されており、
    さらに、前記繰出ローラの回転数を検知するセンサを備え、前記制御手段は、前記蓄積モードから移行した直後の前記通常モードにおいては、前記センサに基づき繰出ローラの回転数から前記フィルム繰出量を制御するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
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